JP4292828B2 - 家具ユニットのカバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は家具ユニットのカバーに係り、更に詳しくは、書架システムやデスクシステム等に用いられる家具ユニットの外周側に装着されるカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、書架システムやデスクシステム等に適用できる支持体を構成する家具ユニットは、左右一対の支柱と、これら支柱の上下を相互に連結する連結フレームと、上下の連結フレーム間で支柱間に配置された複数の横架材と、当該横架材に支持されたパネルとを備えたものが知られている。この家具ユニットは、支柱の前面に形成されたスロット穴を利用してブラケットを係り合わせ、当該ブラケットに棚板を支持させて書架を構成したり、或いは、所定の高さ位置に天板を配置して上方に棚板を備えたデスクを構成する。
【0003】
前述した家具ユニットにあっては、載置物の荷重に十分耐えられるようにする必要があり、従来では、支柱及び連結フレームの断面積や板厚などを大きくする構造としたり、横架材の使用本数を増加させる等の構造を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造にあっては、家具ユニット全体の重量や部品点数が増加するという不都合を招来する。しかも、部品点数が増加すれば、組み立て作業も不可避的に繁雑なものとなる。
【0005】
ところで、前述した家具ユニットにおいては、その外周側にカバーを設けて製品価値を高めることができる。このようなカバーは、支柱や、上部連結フレームを強度的に補完する作用も奏するものとなるが、これを支柱や上部連結フレームに取り付けるには、カバーの外側から支柱や上部連結フレームにボルト止めすることが一般的となり、特に、上部連結フレーム側のカバーの着脱に際しては、高い位置で行わなければならず、作業性が悪くなるという不都合を招来する。しかも、外側からのボルト止め作業では、当該ボルトが外面に表出することとなり、化粧効果を減退させる要因ともなる。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、家具ユニットを構成する支柱や当該支柱を連結するフレームの強度を補完することができるとともに、取付作業を容易に行うことができ、且つ、外観上にボルト等が表出することのない家具ユニットのカバーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、左右一対の支柱と、これら支柱間に配置された連結フレームとを備えてなる家具ユニットの外周側に装着される家具ユニットのカバーであって、
前記カバーは前記支柱の外側面側に位置するサイドカバーを含み、当該サイドカバーは、内面側に上下方向に沿って延びる溝が形成されるとともに、当該溝の内面にねじ溝状部が形成され、前記支柱の内方から外方に貫通するボルトをねじ溝状部にねじ込むことで支柱に引き寄せられた状態で固定される、という構成を採っている。このような構成によると、カバー自体が支柱を補完するように作用することとなる。また、支柱の内側面からボルトを用いることで作業を行うことが可能となる。しかも、作業位置に無理がないようにすることで、ボルトを用いた固定の際に、その締結力を十分に作用せしめることができる。また、家具ユニットを用いた書架やデスクとして利用している場合において、支柱が壁面に非常に近接している状態であっても、サイドカバーの着脱を行うことができる。更に、サイドカバーの外面側にボルト挿入穴が表出することがないとともに、サイドカバーと支柱との相対取付位置が厳格でなくてもボルトをねじ込むことが可能となり、作業を簡易且つ迅速に行うことができる。
【0008】
また、本発明は、左右一対の支柱と、これら支柱間に配置された連結フレームとを備えてなる一対の家具ユニットを対向配置させた状態で、これら家具ユニットを相互に連結する機能を備えた家具ユニットのカバーであって、
前記カバーは各家具ユニットの外周側を前後に跨いだ状態で位置する大きさを備えて前記支柱の外側面側に位置するサイドカバーを含み、当該サイドカバーは、内面側に上下方向に沿って延びる溝が形成されるとともに、当該溝の内面にねじ溝状部が形成され、前記支柱の内方から外方に貫通するボルトをねじ溝状部にねじ込むことで支柱に引き寄せられた状態で固定される、という構成を採ることができる。これによれば、サイドカバーによって複数の家具ユニットを連結した一体化を図ることができるようになり、地震等の振動による転倒のおそれも効果的に回避することができる。
【0015】
更に、複数の家具ユニットを連結する機能を備えたサイドカバーは、前後方向略中心に対して前後対称形状をなすように二分割された二つのカバー形成部材の組み合わせにより構成され、当該カバー形成部材は、前記各家具ユニットを分離したとき及び相互に連結したときの何れにおいても利用可能に設けられる、という構成を採ることが好ましい。このような構成では、一つの家具ユニットにカバーを用いる場合と、複数の家具ユニットを相互に連結するようにカバーを用いる場合の何れにあっても前記カバー形成部材を共通部品として用いることができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0017】
[第1実施例]
図1には、第1実施例に係るデスクの概略斜視図が示され、図2には、その正面図が示されている。また、図3には、カバーを省略した図2の左側面図が示され、図4には家具ユニットの分解斜視図が示されている。これらの図において、デスク10は、家具ユニットUと、この家具ユニットの外周領域に設けられたトップカバーC1及びサイドカバーC2と、家具ユニットUの上部に配置された上下二段の棚板Tと、この棚板Tの下方位置で所定の高さ位置に配置された天板Pとにより構成されている。
【0018】
家具ユニットUは、左右一対の支柱11,11と、これら支柱11,11の上端部間及び下端部よりやや上方位置間を相互に連結する上部連結フレーム12及び下部連結フレーム13と、これら連結フレーム12,13間において、支柱11,11間に配置された複数の横架材14と、当該横架材14に支持されたパネル15とからなる。
【0019】
前記支柱11は、例えば、押出成形法により得られた略中空の角柱パイプ状をなし、その前後各面に、上下方向に沿って延びるスロット穴11Aが形成され、このスロット穴11Aを利用して前記天板Pの後部と棚板Tがそれぞれ支持されるようになっている。また、支柱11の下端部には、床面に沿う水平脚20,20が設けられ、これにより、前記上下の各連結フレーム12,13で各支柱11を連結したときに自立可能となる。ここで、各支柱11の下端部領域の内部には補強部材22,22がそれぞれ配置されている。補強部材22は、図4に示されるように、横断面が略コ字状となる形状に設けられているとともに、その上下方向長さは、前記下部連結フレーム13を支柱11間に配置したときに、当該連結フレーム13を天板14の手前に着座した者の膝領域に位置させることができる長さに設定されている。
【0020】
前記補強部材22の図4中上端部領域において、その内側面の上下二箇所にナット部材24,24が溶接により固定されている。そして、これらのナット部材24の中心ねじ穴と同軸線上に位置する貫通穴25,25が補強部材22の面内に形成されている。この一方、支柱11の左右側面、すなわち、外側面11B、内側面11Cには、前記補強部材22を支柱11の下端から挿入して当該補強部材22の下端位置と支柱11の下端位置とを一致させたときに前記ナット部材24及び貫通穴25と同軸上に位置する部分に連結用穴26,26が形成されている。また、これらの連結用穴26の上下各隣接位置と、支柱11の下端近傍位置には溶接用穴27が支柱11の上下方向三箇所に形成されている。従って、補強部材22を支柱11の下端から挿入し、前記溶接用穴27を通じて補強部材22,22を支柱11の各内側面に対して三箇所で溶接固定することができる。
【0021】
前記上部連結フレーム12は、図4ないし図6に示されるように、上部を開放形状とした略Cチャンネル状の内部空間を備えたフレーム本体28と、このフレーム本体28の長手方向両端に設けられたフック部材29とにより構成されている。フレーム本体28は、平面視略長方形状をなす底面30と、この底面30の短寸幅方向両端から上方に向けられた前後一対の起立面31,31と、これら起立面31,31の上端から内方に屈曲された前後一対の頂面32,32とからなり、底面30の長手方向両側には、長孔30A,30Aが形成されている。この一方、フック部材29は、前記底面30の長手方向両端部にそれぞれ位置するベース33と、このベース33に連なって本体フレーム28の長手方向端部を閉塞するように起立するとともに、略中央部に穴34Aが形成された端面形成部34と、この端面形成部34の上端中央部から外側下向きに折り曲げられたフック面部36とにより構成されている。フック部材29は、フレーム本体28の長手方向両端に位置させた状態で、溶接固定される。
【0022】
前記フレーム本体28内において、長孔30A,30Aが形成されている位置には、前記トップカバーC1を固定するための固定用治具38,38がそれぞれ配置される。これらの固定用治具38は、本体フレーム28内に収まる前後幅となるU字状部材39と、このU字状部材39の上端から外側に向けられて前記フレーム本体28の頂面32との間にトップカバーC1の下面側部分を挟み込む片部材40とからなる。ここで、U字状部材39の下端平面39Aの面内には、前記本体フレーム28の底面30に形成された長孔30Aの領域内に収まるナット41が固定されている。
【0023】
また、フレーム本体28の下部すなわち前記底面30の下面側には、隠蔽部材42が取り付けられるようになっている。この隠蔽部材42は、底面30の下面に沿って長手方向に延びる取付面部44と、この取付面部44の短寸幅方向前端から垂下する隠蔽部として作用する前垂下面部45と、取付面部44の後端から垂下して前垂下面部45と略平行となる後垂下面部46とからなる。取付面部44の長手方向両端側には、前記長孔30Aの領域内に位置する穴44A,44Aが形成されており、各穴44Aに対して下方から締結具を構成するボルト47を挿入して前記固定用治具38のナット41に締め付けることで、フレーム本体30に対して固定用治具38及び隠蔽部材42が一体化される。
【0024】
前記下部連結フレーム13は、図4に示されるように、左右方向に延びる中空状をなす角柱パイプ50と、この角柱パイプ50の長手方向両端に溶接固定される連結片51とにより構成されている。連結片51は、角柱パイプ50の長手方向に沿う端部を閉塞するとともに、当該角柱パイプ50の上下方向幅よりも大きな長さに設けられて支柱11の内側面に面接触する接触面部52と、この接触面部52の前後各縁に連なって角柱パイプ50の前後各面側に折り曲げられた補強屈曲面部53とにより構成されている。接触面部52の上下各中央部には、ボルト挿入穴52A,52Aがそれぞれ形成されており、これらのボルト挿入穴52Aと支柱11の連結用穴26とを一致させてボルト54をねじ込むことにより、当該ボルト54が支柱11内に位置するナット部材24に締め付けでき、これにより、下部連結フレーム13を所定の高さ位置で支柱11間に配置することができる。
【0025】
横架材14は、図3に示されるように、上下方向における四箇所で支柱11,11間に配置されている。この横架材11は、当該横架材11を後方側から見た図7に示されるように、支柱11間に延びるとともに縦断面形状が略コ字状をなす本体60と、この本体60の長手方向両端側に設けられた上向きの前部フック61及び下向きの後部フック62とからなる。本体60は、略鉛直面内に位置する前面部64と、この前面部64の上端及び下端から後方に向けられた上平面部65及び下平面部66と、これら上平面部65及び下平面部66の後端から垂下した上部後面部68と下部後面部69とにより構成されている。上部後面部68及び下部後面部69は、その長手方向長さが上平面部65及び下平面部66の長手方向長さよりも長く設けられており、それらの端部に前記後部フック62,62が前向きに設けられ、これにより、各後部フック62,62が、支柱11の後面に形成されたスロット穴11Aに着脱自在となっている。また、前記本体60において、前面部64の長手方向両端側に前部フック61が前向きに設けられ、このフック61を利用してパネル15を引っ掛けるようにして当該パネル15を支持するようになっている。
【0026】
前記パネル15は、図8及び図9に示されるように、略鉛直面内に位置する前面71と、この前面71の外周縁から後方に向けられた上下及び左右の周壁面72と、これら周壁面72の後端縁から内側に向けられた折り曲げ面73とにより構成されている。周壁面72の前後幅は、前記横架材14にパネルを支持させたときに、前面71が支柱11の前面よりも後方に退避した位置となる寸法に設定されている。また、パネル15の左右両側に位置する折り曲げ面73には、その上下二箇所にスロット75が形成されている。従って、パネル15を上下動させることで、スロット75に横架材14の前部フック61を受容して当該フック61に係り合わせることができ、これにより、パネル15を横架材14に支持させることができる。本実施例では、図3に示されるように、上部二つの横架材14,14に上部パネル15が支持され、これより下方の二つの横架材14,14に上下方向寸法が相対的に大きく設けられた下部パネル15が支持される。これらパネル15を横架材14に支持させた状態では、図9に示されるように、前述した隠蔽部材42における前垂下面部45の下端位置よりも上部のパネル15の上端が上方に位置するようになっており、従って、正面からデスク10を見たときに、上部連結フレーム12とパネル15の上端との間に隙間を表出させることがない。
【0027】
前記トップカバーC1はスチール等の金属材料を用いた押出成形による一体成形品として形成されている。このトップカバーC1は、図4及び図5に示されるように、上部連結フレーム12と略同一の長さを有するとともに、当該上部連結フレーム12の前後幅よりも大きな幅を備えた細長い長方形状をなすトップ面80と、このトップ面80の前後各端部にそれぞれ連なる下向き湾曲面81,81と、これら下向き湾曲面81,81の下端から上向きに設けられてトップ面80の下面側に連なって略鉛直面内に位置する連結面83,83と、これら連結面83,83よりも内側位置において、リブ状のスペーサ部84,84を介して設けられた水平面85,85とを備え、前後方向略中心に対して前後対称形状に設けられている。ここで、前記湾曲面81,連結面83,スペーサ部84及び水平面85は、図5中紙面直交方向に沿って延び、前記トップ面80と略同様の長さに設けられている。このトップカバーC1は、前記トップ面80と下面側の水平面85との間の溝状をなす隙間に固定用治具38の片部材40を受容できるようになっている。従って、この隙間内に、固定用治具38の片部材40が位置するようにトップカバーC1の長手方向端部から固定用治具38を差し込み、当該固定用治具38を上部連結フレーム12内に落とし込んだ状態で、固定用治具38のナット41に対して家具ユニットUの内方、すなわち、上部連結フレーム12の下面側からボルト47の締め付けを行うことにより、片部材40と上部連結フレーム12の頂面32との間に水平面85を挟み込んでトップカバーCを固定することができ、前記ボルト47の締め付けによって、トップカバーC1を上部連結フレーム12に強く引きつけて相互の連結が行えるようになっている。
【0028】
前記サイドカバーC2はスチール等の金属材料を用いた押出成形による一体成形品として形成されている。このサイドカバーC2は、図2、図10ないし図12に示されるように、支柱11と略同一の長さを有するとともに、当該支柱11の前後幅よりも大きな幅を備えて構成されている。これを更に詳述すると、サイドカバーC2は、横断面形状が略円弧状に設けられるとともに支柱11に沿って延びるサイド面部90と、このサイド面部90の前後(図10中上下)各端部から支柱11の前面及び後面に向かって延びる前後一対の内側面部91,91とからなる。サイド面部90の内面側には、支柱11の外側面11Bに向かう前後一対の起立壁92,92によって形成される溝93がサイド面部90の長手方向(図10中紙面直交方向)に沿って形成されており、これらの起立壁92,92の相対面には、支柱11の上部空間内で、外側面11Bを貫通するボルト94と、支柱11の内側面11Cから外側面11Bに向かって支柱11を貫通する締結具を構成するボルト95(図11参照)のねじ込みを許容するねじ溝状部としてのギザ歯92Aが形成されている。なお、起立壁92,92の先端には、当該起立壁92と直交する外側に向けられた片状の突き当て部96,96が形成され、この突き当て部96,96が支柱11の外側面11Bに突き当てられた状態で、前記内側面部91,91が支柱11のスロット11A,11Aを完全に閉塞することを防止し、後述するブラケットの着脱を許容するようになっている。
【0029】
前記棚板Tは、支柱11のスロット穴11Aに引っ掛けて支持された各一対をなす公知のブラケット100,100を介してそれぞれ支持されている。各棚板Tは、平面視略方形状をなし、それらの後端左右両側が支柱11の前面に略突き当たる状態でブラケット100,100にそれぞれ支持されている。また、天板Pは平面視略方形状をなし、前部下面側において、左右二箇所位置が脚柱101,101によって支持されている一方、後部下面側の左右二箇所がブラケット103,103によって支持されている。この天板Pは、その後端左右両側が支柱11の前面に略突き当たる状態でブラケット103,103上に支持されている。なお、ブラケット103も、後端部に設けられた図示しないフックを支柱11のスロット穴11Aに引っ掛けて当該支柱11に支持される構造となっている。
【0030】
次に、本実施例におけるデスク10の組み立て方法について説明する。
【0031】
まず、家具ユニットUの支柱11を形成する際には、当該支柱11の下端に水平脚20を固定する前に、当該支柱11の下端から補強部材22を挿入する。そして、補強部材22の下端と支柱11の下端とが略一致する状態で、溶接用穴27を利用してこれらを相互に溶接する。これにより、ナット部材24,24は、支柱11の下端より内方すなわち上方に所定距離離れて位置し、ナット部材24の中心ねじ穴が支柱11の連結用穴26にそれぞれ一致し、内外に開通した状態となる。そして、各支柱11の下端に水平脚20を固定する。
【0032】
このようにして支柱11を完成させた後、各支柱11,11の内側面11Cを対向配置させておき、当該支柱11を上部連結フレーム12及び下部連結フレーム13で相互に連結する。上部連結フレーム12を支柱11間に配置するに先立ち、フレーム本体28の長手方向両端部にフック部材28,28を予め溶接固定しておく。そして、これらのフック部材28,28を支柱11,11の上端部に引っ掛け、フック部材28の端部形成部34に形成された穴34Aにボルト105を挿入し、当該ボルト105を支柱11の上端部内面側に配置されたナット部材18にねじ込む。これにより、支柱11の上端部間が上部連結フレーム12によって連結されることとなる。
【0033】
この一方、下部連結フレーム13を支柱11間に連結する場合には、角柱パイプ50の長手方向両端に予め溶接固定された連結片51を支柱11の内側面11Cに当てがい、連結片51のボルト挿入穴52Aを前記連結用穴26に一致させてボルト54をねじ込めば当該ボルト54を支柱11内に位置するナット部材24に締結させることができる。
【0034】
次いで、上部連結フレーム12の上部にトップカバーC1と、支柱11の外側面11B側にサイドカバーC2をそれぞれ装着する。トップカバーC1の装着に際しては、当該トップカバーC1の下面側に設けられた水平面85に固定用治具38を引っ掛けておき、トップカバーC1を固定用治具38と共に上方から降ろしてフレーム本体28内に受容させる。そして、フレーム本体28の下面側に、隠蔽部材42を位置させておき、ボルト47を下方から挿入して前記固定用治具38のナット41に締め付け、これにより、トップカバーC1の上部連結フレーム12への固定が完了する。ここで、ボルト47の締め付け量を増加させるに従い、トップカバーC1は上部連結フレーム12に強く引きつけられるようになり、それらの一体化程度を強固なものとして上部連結フレーム12の強度を効果的に補完するように作用する。
【0035】
一方、サイドカバーC2は、その上端部を支柱11の上部空間内でボルト94をギザ歯92Aにねじ込み、他の部位は、支柱11の内側面11Cから外側面11Bを貫通するようにボルト95を挿入し、前記ギザ歯92Aにねじ込めばよい。この際、ギザ歯92Aは、サイドカバーC2の長手方向に沿って略全域に設けられているため、ボルト95のねじ込み位置に制限がなく、従って、サイドカバーC2と支柱11との相対位置や、部品精度のバラツキがあっても支障なく連結を行うことができる。
【0036】
パネル18を装着する際には、横架材14を支柱11の後面側に設けられたスロット穴11Aに後部フック62を引っ掛ければよい。この作業は、後方に回って行うことができるが、前方位置にて行うことができる。すなわち、横架材14を水平姿勢から傾けた状態として全体を支柱11,11の後方に位置させればよい。そして、横架材14を水平姿勢に戻し、手前側に引くようにして後部フック62をスロット穴11Aに差し込み、若干降下させることで横架材14を支柱11,11間に掛け渡すことができる。各横架材14を所定間隔を隔てた位置に配置した後、下段側のパネル15を最下段の横架材14と、これの上方に位置する横架材14を利用してそれらの前部フック64位置に合わせ、パネル15を略鉛直姿勢として上方から下方に降ろすようにして引っ掛ける。そして、上段側のパネル15を上二本の横架材14,14に同様の作業にて引っ掛ける。この際、図9に示されるように、上段側のパネル15は、隠蔽部材42の取付面部44に接近した位置まで持ち上げられ、前部フック61がスロット75に入り込んで下降したときに図9中二点鎖線位置から実線位置に移動することとなる。従って、その移動代に対応した隙間が前方から見たときにパネル15の上方に生じることになるが、本実施例では、前垂下面部45が隠蔽部として作用するため、前記隙間は前方からは見えないこととなる。
【0037】
このようにしてパネル15の装着を完了した後に、支柱11の所定高さ位置にブラケット100,103を装着した後、棚板T及び天板Pをパネル15の前方に組み立てることで家具ユニットUを用いたデスク10を完成させることができる。
【0038】
従って、このような実施例によれば、トップカバーC1及びサイドカバーC2が金属材料を用いた押出成形品によって構成されているとともに、これら各カバーC1,C2を上部連結フレーム12、支柱11にそれぞれ固定する構成としたから、この種の家具ユニットUにおいて、強度を高める場合に最も有効な部位をトップカバーC1及びサイドカバーC2によって補強することができるという効果を得る。
【0039】
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について、図13ないし図18を参照しながら説明する。この第2実施例は、前記第1実施例の家具ユニットUを用いたデスク10を一対設け、これらを後部対向配置とした状態で、トップカバーC1及びC2を外周側に固定したものである。従って、以下の説明において、第1実施例と同一若しくは同等部分については、必要に応じて同一符号を用いるものとし、説明を省略若しくは簡略にする。
【0040】
図13ないし図15に示されるように、デスク10は、家具ユニットUの後部間に一定の隙間を形成するように相互に対向して、つまり、背中合わせした相対位置で前後一対の状態に配置され、前後の家具ユニットUの外周側を前後方向に跨いだ状態でトップカバーC1及びサイドカバーC2がそれぞれ固定されている。
【0041】
トップカバーC1は、図16に示されるように、第1実施例で示したトップ面80が、前後方向、すなわち幅方向に長く形成された大きさを備え、前後方向略中心Cに対して対称形状を備えた形状に設けられている。このトップカバーC1は、トップ面80の下面側において、固定用治具38の装着部位となる各一対の水平面85,85が前後両側領域に設けられている。その他の構成は、実質的に第1実施例と略同一である。
【0042】
前記サイドカバーC2は、図17及び図18に示されるように、前後幅が第1実施例におけるサイドカバーC2の幅よりも大きく設けられ、前後方向略中心Cに対して前後対称形状に設けられている。サイドカバーC2のサイド面90の内側面の前後両側領域において、各一対の起立壁92,92が設けられて前後二箇所に溝93,93がそれぞれ形成されている。
【0043】
前記トップカバーC1及びサイドカバーC2の固定作業は、第1実施例と同様に前後の家具ユニットUに対してそれぞれ行えばよい。
【0044】
従って、このような第2実施例によれば、既述の効果を得ることができる他、前後対向配置したデスク10を構成する各家具ユニットUが、単一の押出成形品からなるトップカバーC1及びサイドカバーC2によって同時にカバーされるようになり、且つ、各デスク10を一体的に連結することができる、という効果を付加することができる。
【0045】
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施の形態に対し、形状、位置、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、位置、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状等などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0046】
例えば、前記実施例では、トップカバーC1及びサイドカバーC2が、それらの前後方向略中心Cに対して対称形状となる一体成形品を用いた場合を図示、説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、図19に示されるように、トップ面80の前後方向略中間部にて前後分割型としたカバー形成部材C1a,C1aを設けるとともに、相互に重ね合わせ可能な接合面110,110を内方端から垂下させ、これら接合面110,110をボルト112,ナット113により連結できるようにしてもよい。これによれば、各カバー形成部材C1aを第1実施例で示した家具ユニットUのトップカバーとして利用することができる一方、第2実施例のトップカバーとしても利用することができる。なお、第1実施例のように単独のデスク10における家具ユニットUにカバー形成体C1aをトップカバーとして利用する場合には、前記接合面110が後部に位置するように設ければよい。
【0047】
また、サイドカバーC2も同様に、サイド面90の前後方向略中間部にて前後分割型としたカバー形成部材C2a,C2aとし、相互に重ね合わせ可能な接合面120,120をサイド面90の内面側に設け、これら接合面120,120をボルト121,ナット122により連結できるようにしてもよい。これによれば、各カバー形成部材C2aを第1実施例で示した家具ユニットUのサイドカバーとして利用することができる一方、第2実施例のサイドカバーとしても利用することができる。なお、第1実施例のように単独の家具ユニットUにカバー形成体C2aをサイドカバーとして利用する場合には、前記接合面120が後部に位置するように設ければよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カバーを、支柱や上部連結フレームの強度を補完する部材として利用することが可能となる。また、カバーは支柱の内側面や、上部連結フレームの下面側から締結具を用いて固定されるため、周辺環境に影響されることなく無理のない位置で固定作業を行うことができ、ボルト等の締結具を用いた固定の際に、締結力を十分に作用せしめることができる。
【0049】
また、一対の家具ユニットを対向配置させた状態で、これら家具ユニットを相互に連結する機能を備えた家具ユニットのカバーとした場合には、カバーによって複数の家具ユニットを連結した一体化を図ることができ、且つ、振動等に対する安定性も確保することができる。
【0050】
更に、トップカバーやサイドカバーは締結具を介して上部連結フレームや支柱に引き寄せられる状態で固定されるため、各カバーと上部連結フレーム及び支柱との一体化の程度を強く図ることができ、これらの強度を効果的に補完し、家具ユニット全体としての強度を高めることができる。
【0051】
また、前記上部連結フレームの内部に配置される固定用治具を介してトップカバーを固定する構造とした場合には、トップカバーの外側にボルト用の穴等を表出させてしまうような不都合も解消することができる。
【0052】
また、前記サイドカバーの内面側に、ねじ溝状部を備えた溝を設けた構成では、サイドカバーの外面側にボルト挿入穴が表出することがないとともに、サイドカバーと支柱との相対取付位置が厳格でなくてもボルトをねじ込むことが可能となり、作業を簡易且つ迅速に行うことができる。
【0053】
また、前記トップカバー及びサイドカバーを前後対称形状に設けた場合には、これらの取付向きについての制限をなくすことができ、更に、トップカバー及びサイドカバーを、前後対称形状をなすように二分割した二つのカバー形成部材の組み合わせにより構成した構成では、部材共通化を通じて部品点数を削減でき、製造コストを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1実施例に係るデスクの概略斜視図。
【図2】前記デスクの正面図。
【図3】サイドカバーを外した図1の左側面図。
【図4】家具ユニットの概略分解斜視図。
【図5】図1のA−A線に沿う矢視拡大断面図。
【図6】前記家具ユニットの上部構造を示す要部分解斜視図。
【図7】横架材、支柱及びパネルを一部後方から見た概略斜視図。
【図8】パネルの背面図。
【図9】横架材にパネルを支持させた状態を示す概略縦断面図。
【図10】図1のB−B線に沿う矢視拡大断面図。
【図11】図1のC−C線に沿う矢視拡大断面図。
【図12】図1のD−D線に沿う矢視拡大断面図。
【図13】デスクを後部対向配置した第2実施例を示す概略斜視図。
【図14】図13のトップカバー及びサイドカバーを外した状態を概略斜視図。
【図15】カバーを外した状態を示す図13の左側面図。
【図16】図13のE−E線に沿う矢視拡大断面図。
【図17】図13のF−F線に沿う矢視拡大断面図。
【図18】図13のG−G線に沿う矢視拡大断面図。
【図19】トップカバーの変形例を示す図16と同様の断面図。
【図20】サイドカバーの変形例を示す図18と同様の断面図。
【符号の説明】
10 デスク
11 支柱
12 上部連結フレーム
38 固定用治具
40 片部材
80 トップ面
83 連結面(垂下面)
85 水平面
90 サイド面部
91 内側面部
92 溝を構成する起立壁
92A ギザ歯
C1 トップカバー
C1a カバー形成部材
C2 サイドカバー
C2a カバー形成部材
U 家具ユニット

Claims (3)

  1. 左右一対の支柱と、これら支柱間に配置された連結フレームとを備えてなる家具ユニットの外周側に装着される家具ユニットのカバーであって、
    前記カバーは前記支柱の外側面側に位置するサイドカバーを含み、当該サイドカバーは、内面側に上下方向に沿って延びる溝が形成されるとともに、当該溝の内面にねじ溝状部が形成され、前記支柱の内方から外方に貫通するボルトをねじ溝状部にねじ込むことで支柱に引き寄せられた状態で固定されることを特徴とする家具ユニットのカバー。
  2. 左右一対の支柱と、これら支柱間に配置された連結フレームとを備えてなる一対の家具ユニットを対向配置させた状態で、これら家具ユニットを相互に連結する機能を備えた家具ユニットのカバーであって、
    前記カバーは各家具ユニットの外周側を前後に跨いだ状態で位置する大きさを備えて前記支柱の外側面側に位置するサイドカバーを含み、当該サイドカバーは、内面側に上下方向に沿って延びる溝が形成されるとともに、当該溝の内面にねじ溝状部が形成され、前記支柱の内方から外方に貫通するボルトをねじ溝状部にねじ込むことで支柱に引き寄せられた状態で固定されることを特徴とする家具ユニットのカバー。
  3. 前記サイドカバーは、前後方向略中心に対して前後対称形状をなすように二分割された二つのカバー形成部材の組み合わせにより構成され、当該カバー形成部材は、前記各家具ユニットを分離したとき及び相互に連結したときの何れにおいても利用可能に設けられていることを特徴とする請求項2記載の家具ユニットのカバー。
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