JP2003063620A - 移動棚 - Google Patents
移動棚Info
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- JP2003063620A JP2003063620A JP2001257433A JP2001257433A JP2003063620A JP 2003063620 A JP2003063620 A JP 2003063620A JP 2001257433 A JP2001257433 A JP 2001257433A JP 2001257433 A JP2001257433 A JP 2001257433A JP 2003063620 A JP2003063620 A JP 2003063620A
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Abstract
を描いて移動させることができ、低コストで設置が簡単
な移動棚を得る。 【解決手段】 正逆回転可能な駆動源と、駆動源によっ
て正逆回転駆動される駆動輪2と、駆動輪2と移動方向
に並ぶ従動輪3とを有し、駆動輪2が正逆回転駆動され
ることにより往復移動する移動棚1であって、駆動輪2
と従動輪3は無限軌道部材4によって連結され、移動棚
1が設置されるべき床面に無限軌道部材4が接し、駆動
輪2によって無限軌道部材4が駆動されることにより床
面上を移動できるように構成した。
Description
で、特に、移動棚の移動をガイドするレールが不要な移
動棚に関する。
によって移動する移動棚は、通常、複数台を1単位とし
て配置し、物品を出し入れしようとする移動棚の前面に
のみ作業通路を形成し、他の移動棚は集束させておくこ
とにより、限られた空間を効率よく利用することができ
るものである。しかし、走行車輪を直接床の上に載せた
だけでは、移動棚を直進させることができず、あるいは
一定の往復移動奇蹟を描くことができず、実用にならな
い。そこで従来は、移動棚の走行車輪を、床に敷設され
たレールの上に載せ、移動棚をレールに沿って移動させ
るようにしていた。
をレールの上に載せなくても直線移動させ、あるいは一
定の軌跡を描いて移動させることができるとすれば、レ
ールを敷設する必要がないから、移動棚の設置が容易に
なり、コスト低減に大きく寄与することができる。ま
た、移動棚を設置しようとする床の工事を行う必要もな
いため、これまで床の工事ができなくて移動棚の設置を
あきらめていた既存のビルなどにも移動棚を設置するこ
とができるようになり、必要であれば、一般の住宅にも
移動棚を設置することが可能になる。そのためには、移
動棚の構造を工夫する必要がある。
車輪の構造を工夫することにより、レールがなくても、
移動棚を直線移動させ、あるいは一定の軌跡を描いて移
動させることを可能にし、低コストで設置が簡単な移動
棚を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、
任意の移動軌跡を描いて移動可能な電動式の移動棚を提
供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、正逆回転可能な駆動源
と、この駆動源によって正逆回転駆動される駆動輪と、
この駆動輪と移動方向に並ぶ従動輪とを有し、駆動輪が
正逆回転駆動されることにより往復移動する移動棚であ
って、上記駆動輪と従動輪は無限軌道部材によって連結
され、移動棚が設置されるべき床面に上記無限軌道部材
が接し、駆動輪によって無限軌道部材が駆動されること
により上記床面上を移動できるように構成したものであ
る。レールをなくして床の上に直接移動棚を置いても、
移動棚は無限軌道部材の方向に移動し、一定の移動軌跡
を描く。
明において、移動棚は移動方向に対し直交する面が物品
出し入れ面となっていて、駆動輪と従動輪は移動方向に
対し直交する方向に複数配置され、複数の駆動輪は駆動
軸によって連結され、これらの駆動輪とそれに対応する
従動輪とがそれぞれ無限軌道部材によって連結されてい
ることを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項2
記載の発明において、移動方向に対し直交する方向に配
置されている複数の従動輪のうち少なくとも隣り合う二
つの従動輪が従動軸によって連結されていることを特徴
とする。
明において、無限軌道部材は、棚の荷重を支え、床面と
の摩擦力により駆動力を床面に伝え、移動棚を床面上で
無限軌道部材の方向に移動させることを特徴とする。請
求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、無
限軌道部材で連結された駆動輪と従動輪との間には、駆
動輪と従動輪にかかる移動棚の荷重を分散させる補助輪
が配置されていることを特徴とする。
明において、移動棚は電動式の移動棚であって、移動方
向に対し直交する面が物品出し入れ面となっており、物
品の出し入れ面側から見て左右両側に駆動源としてのモ
ータが配置され、各モータによって個別に駆動輪が回転
駆動されるようになっていて、上記各モータの回転速度
を個別に制御することにより移動棚の移動軌跡を任意に
制御することができる制御手段を有していることを特徴
とする。
明において、移動棚は手動による回転操作ハンドルの回
転力を駆動輪に伝達することによって駆動される回転操
作ハンドル式移動棚であって、無限軌道部材が巻き掛け
られた駆動輪は駆動軸によって一体に連結されているこ
とを特徴としている。
したり引いたりすることによって移動する手動式の移動
棚であって、移動方向前側と後側に車輪を有し、これら
の車輪は、これら車輪の外周面に巻き掛けられた帯状の
無限軌道部材によって連結され、移動棚が設置されるべ
き床面に上記無限軌道部材が接し、無限軌道部材が上記
床面上を移動できるように構成したことを特徴とする。
移動棚が手動によって直接押されたり引かれたりする
と、移動棚は無限軌道方向に移動する。
動源と、この駆動源によって正逆回転駆動される駆動輪
と、この駆動輪と移動方向に並ぶ従動輪とを有し、駆動
輪が正逆回転駆動されることにより往復移動する移動棚
であって、移動棚が設置されるべき床面に駆動輪と従動
輪が接し、駆動輪と従動輪は床面との接触位置の周速が
同じになるように同期部材によって連結され、駆動輪が
駆動され、同期部材を介して従動輪が駆動されることに
より床面上を移動できるように構成したことを特徴とす
る。従動輪も駆動輪から同期部材を介し駆動力が伝達さ
れて駆動され、実質的には駆動輪として動作するため、
移動方向前後の車輪が駆動輪として動作する。そして、
前後の車輪は同じ周速で回転駆動されるため、移動棚を
床面に直接設置し、レールを省略しても、移動棚を支障
なく直線移動させることができる。
発明において、移動棚は移動方向に対し直交する面が物
品出し入れ面となっていて、駆動輪と従動輪は移動方向
に対し直交する方向に複数配置され、複数の駆動輪は駆
動軸によって連結され、これらの駆動輪とそれに対応す
る従動輪とがそれぞれ同期部材によって連結されている
ことを特徴とする。
駆動源と、この駆動源によって正逆回転駆動される駆動
輪と、この駆動輪と移動方向に並ぶ従動輪とを有し、駆
動輪が正逆回転駆動されることにより往復移動する移動
棚であって、駆動輪と従動輪は、床面との接触位置の周
速が同じになるように同期部材によって連結されるとと
もに、無限軌道部材によって連結され、移動棚が設置さ
れるべき床面に無限軌道部材が接し、駆動輪と従動輪に
よって無限軌道部材が駆動され床面上を無限軌道部材方
向に移動できるように構成したことを特徴とする。レー
ルをなくして床の上に直接移動棚を置いても、移動棚は
無限軌道部材の方向に直線的に移動し、往復移動を繰り
返しても移動がずれることはない。
施形態について、図面を参照しながら説明する。図1に
おいて、移動棚1は、底部に装着された走行車輪2、3
と、これら走行車輪2、3の外周面に巻き掛けられた帯
状の無限軌道部材4とを有してなり、移動棚1が設置さ
れるべき床5の面に上記無限軌道部材4が接している。
一方の車輪2は駆動輪で、図示されない正逆回転可能な
駆動源、例えばモータによって正逆回転駆動される。他
方の車輪3は従動輪で、上記駆動輪2と移動棚1の移動
方向に並んで配置されている。図1は、移動棚1の側面
を示している。図1において左右両側が物品の出し入れ
面となっており、物品の出し入れ面に直交する方向に移
動棚1が移動するようになっている。
面に無限軌道部材4が巻き掛けられることにより、駆動
輪2と従動輪3は無限軌道部材4で連結され、駆動輪2
が駆動源によって正逆方向に回転駆動されることによ
り、従動輪3も正逆方向に回転駆動されるようになって
いる。このようにして、駆動輪2、従動輪3、無限軌道
部材4によってキャタピラータイプの走行機構が構成さ
れ、駆動源によってこの走行機構が正逆方向に駆動され
ることによって移動棚1が床5の上を走行する。
少なくとも2対配置されるので、少なくとも2対の駆動
輪2と従動輪3の外周にそれぞれ無限軌道部材4を巻き
掛ける。また、複数の駆動輪2は駆動軸によって一体に
連結する。駆動輪2の回転駆動によって無限軌道部材4
が駆動されると、移動棚は無限軌道部材4の方向に直線
移動する。そこで、上記駆動軸方向に対して無限軌道部
材4の方向が直角をなすように調整しておけば、移動棚
をその間口面に対し直交する方向に直線移動させること
ができる。したがって、移動棚は床面に直接配置すれば
よく、ガイドレールを敷設する必要はない。
かりな敷設工事が必要なレールが不要になるため、移動
棚を設置するためのコストを低減することができる。ま
た、従来の移動棚は、レールを敷設することができない
ビル、その他の建物の場合、設置をあきらめざるを得な
い場合もあったが、上記実施の形態によれば、レールを
敷設することができない建物にも移動棚を設置すること
が可能になる。
タを有する電動式移動棚を想定していたが、手動力によ
る駆動方式でもよい。例えば、移動棚1の側面、すなわ
ち、図1に示す面に手動によって回転操作可能なハンド
ルを取り付け、このハンドルの回転力を駆動輪2の軸に
伝達する動力伝達機構を設け、上記ハンドルの回転駆動
によって移動棚を移動させるようにした手動式の移動棚
であってもよい。また、手動により直接押したり引いた
りすることによって移動する手動式の移動棚にも本発明
を適用することができる。すなわち、この種の移動棚は
移動方向前側と後側に車輪を有しているので、これら前
後の車輪の外周面に帯状の無限軌道部材を巻き掛けて前
後の車輪を連結する。移動棚を設置すべき床面に上記無
限軌道部材を接触させて移動棚を設置し、無限軌道部材
が上記床面上を移動できるようにする。このように構成
すると、移動棚に加えられた手動力で移動棚は無限軌道
部材方向に移動し、一定の移動軌跡を描いて往復移動す
る。
部構成例について図2乃至図7を参照しながら説明す
る。図2乃至図4は底面図、図5乃至図7は側面断面図
であり、図2、図5は物品出し入れ面側から見て左側部
を、図3、図6は中央部を、図4、図7は右側部をそれ
ぞれ示している。
台枠6を有している。台枠6は、移動棚1の基部をなす
もので、鉄などからなる金属板を断面U字型、断面L字
型などに折り曲げた素材を枠状に組み立てたものであ
る。この台枠6内に走行車輪軸、その回転駆動機構など
が組み込まれる。台枠6は、奥行き寸法に対して左右方
向寸法が相当長くなっていて、左右方向の適宜の間隔ご
とに、断面が逆「Ω」型のサドル7が台枠6の奥行き方
向に渡されて固定されている。サドル7にはその長さ方
向両端近くにおいて、ピローブロックと称する軸受8が
取り付けられている。奥行き方向一方側に配置された軸
受8によって駆動軸15が回転自在に支持され、奥行き
方向他方側に配置された軸受8によって従動軸18が回
転自在に支持されている。駆動軸15および従動軸18
は長さ方向に適宜数に分割され、駆動軸15はカップリ
ング16で、従動軸18はカップリング19で連結され
ている。
はモータベース9が固定され、モータベース9には駆動
源としての正逆回転可能なモータ10が固定されてい
る。図示の例では、一つの移動棚の台枠6に2個のモー
タ10が左右に振り分けられて配置されている。なお、
図3、図4に示すモータ10は台枠6の右側に配置され
ているモータが重複して描いてある。モータ10は、例
えば減速歯車列を内蔵したギヤードモータを用いること
ができるが、これに限られるものではない。モータ10
の出力軸にはピニオン11が取り付けられており、ピニ
オン11は、駆動軸15に一体に取り付けられた歯車1
2と噛み合っている。
において、駆動軸15には駆動輪2が、従動軸3には従
動輪3が一体に取り付けられている。これら駆動輪2お
よび従動輪3の直近両側において駆動軸15を支持する
ように、また、従動軸18を支持するように軸受8が配
置されている。一つの駆動輪2と一つの従動輪3が対を
なし、3対の駆動輪2と従動輪3が上記のように左右両
端寄りの位置および中央部に配置されている。そして、
対をなす駆動輪2と従動輪3の外周面に無限軌道部材4
が巻き掛けられている。この例では、無限軌道部材4と
して平ベルトが用いられている。この無限軌道部材4が
床5の上面に接し、移動棚1の荷重を受けている。
位置にスプロケット17が取り付けられている。一方、
従動軸18にも、上記スプロケット17と対をなし、か
つ、スプロケット17と同径のスプロケット20が取り
付けられている。対をなすスプロケット17とスプロケ
ット20との間には図示されない同期部材としてのチェ
ーンが掛け渡されている。この同期部材としてのチェー
ンを有することにより、駆動輪2と従動輪3の周速が同
じになるように構成されている。したがって、駆動輪2
と従動輪3の径は同じである。
ない制御回路によって二つのモータ10が正方向または
逆方向に回転駆動されたとすると、この回転力はピニオ
ン11、歯車12を介して駆動軸15に伝達され、駆動
軸15と一体の駆動輪2が回転駆動される。これと同時
に駆動軸15の回転力がスプロケット17、図示されな
いチェーンなどの同期部材、スプロケット20を介して
従動軸18に伝達され、従動軸18と一体の従動輪3も
駆動輪2と同じ周速で回転駆動される。駆動輪2と従動
輪3の回転により無限軌道部材4が駆動され、この駆動
方向に移動棚1が床5の上を移動する。
ルがなくても無限軌道部材4を直接床5の上に載せるだ
けでよく、大掛かりな敷設工事が必要なレールを敷設す
る必要がないから、移動棚を設置するためのコストを低
減することができる。また、従来の移動棚は、レールを
敷設することができないビル、その他の建物の場合、設
置をあきらめざるを得ない場合もあったが、上記実施の
形態によれば、レールを敷設することができない建物に
も移動棚を設置することが可能になる。これに加えて、
従動輪3を駆動輪2に同期させて回転駆動する同期部材
を設けたため、従動輪3も駆動輪2と同期して同じ周速
で回転駆動され、無限軌道部材4を軽快に、かつ、確実
に駆動することが可能となり、移動棚をより一層軽快に
移動させることができる利点がある。
例、変形例などについて説明する。図8、図9は、本発
明にかかる移動棚の基本構成を確認的に、かつ、モデル
的に示したもので、符号15は駆動軸、18は従動軸、
4は駆動輪と従動輪との間に巻き掛けられた無限軌道部
材をそれぞれ示している。駆動輪と従動輪および無限軌
道部材4の組は2組あり、左右対称の位置に配置されて
いる。さらに、駆動軸15と従動軸18は平行で、駆動
軸15方向および従動軸18方向に対し無限軌道部材4
の駆動方向は90度をなす方向になっている。そのた
め、無限軌道部材4が左右で同時に同じ速度で駆動され
ることにより、移動棚の左右が同じ速度で、したがっ
て、斜行することなく平行に移動する。
輪3の外周に巻き掛けられたベルトなどからなる帯状の
無限軌道部材4は、その下側の面が床面上に載せられ
る。無限軌道部材4は移動棚の荷重を支え、無限軌道部
材4が駆動されると、無限軌道部材4と床面との摩擦力
により駆動力を床面に伝え、移動棚を床面上で移動させ
る。
いし、断面V字型のベルトであってもよく、歯付きベル
トであってもよい。また、ベルトに限らず、ベルトと同
じ機能を持つ別の部材、例えばチェーン、並置された複
数本のロープなどを用いてもよい。歯付きベルトやチェ
ーンなどを用いる場合は、駆動輪2と従動輪3とを同期
して回転駆動させることができるので、同期部材を兼ね
ることができ、前記実施形態におけるスプロケット1
7、20およびこれらのスプロケット間に掛けられるチ
ェーンからなる同期部材を省略することができる。
体的構成例を示す。平ベルト状の無限軌道部材4を単純
な円筒面に近い従動輪3の外周に巻き掛けただけである
とすれば、無限軌道部材4が従動輪3から外れるおそれ
がある。そこで図10に示すように、従動輪3の両側面
にリング状のずれ防止材22を固着するとよい。ずれ防
止材22の外周は従動輪3の外周面から無限軌道部材4
の両側に突出し、無限軌道部材4が軸方向にずれるのを
防止している。無限軌道部材4は、ずれ防止材22の外
周面よりもさらに外側に突出していて、無限軌道部材4
が床面に接するのに支障を来たさないようになってい
る。上記のように従動輪3の両側にずれ防止材22を固
着する代わりに、両側にフランジが形成された形の車輪
を用い、無限軌道部材4を両側にフランジで挟むように
してもよい。図10は、従動輪3側の構成として説明し
たが、駆動輪2側も同様に構成するとよい。
限軌道部材が床面に面接触するとはいえ、無限軌道部材
と床面との接触面全体に均等に荷重を分散させることは
できない。そこで、できるだけ荷重を分散するように、
図11に示す構成をとることを推奨する。これは、無限
軌道部材4で連結された駆動輪2と従動輪3との間に補
助輪23、24を配置し、補助輪23、24も荷重を分
担するようにしたものである。こうすれば、移動棚の荷
重を分散させることができるため、移動棚を軽快に移動
させることができる。補助輪の数を増やせば、それに応
じて荷重をさらに分散させることができる。
ことにより、単位面積あたりの床面との抵抗値が変わ
る。駆動軸と従動軸との間隔が一定であれば、無限軌道
部材の幅寸法によって床面との抵抗値が変わる。図12
に示すように、幅が狭い無限軌道部材25、幅が広い無
限軌道部材27、これらの中間幅の無限軌道部材26を
想定すると、無限軌道部材の幅が広くなるにしたがって
床面との抵抗値が大きくなる。抵抗値が大きくなれば移
動棚を移動させるのに必要な力量が大きくなる。そこ
で、重量タイプの移動棚の場合、これをできるだけ軽快
に移動させるには、無限軌道部材の幅を狭くするとよ
い。軽量タイプの移動棚の場合は、無限軌道部材の幅は
広くてもよい。
てもよいことは先に述べた。この歯付きベルトを巻き掛
ける駆動輪および従動輪の外周面には上記ベルトの歯が
噛み合う凹部を形成しておけば、歯付きベルトは駆動輪
および従動輪に対してスリップすることなく駆動され、
かつ、従動輪にも駆動輪の回転に同期して動力が伝達さ
れ、従動輪も駆動輪として機能する。これを例えていえ
ば、全輪駆動の自動車と同じことである。したがって、
床面の無限軌道部材の通り道に異物が落ちていても、そ
の異物がある程度以上の大きさでない限り、無限軌道部
材は異物を容易に乗り越えていき、移動に支障を来たす
ことはない。
に載せることにより、無限軌道部材が床面に対してスリ
ップすることもなくなるので、スリップによって床面を
摩耗させたり、床面に傷をつけたりすることを防止する
ことができる。さらに、床面に駆動輪および従動輪が直
接床面に接するのではなく、床面と駆動輪および従動輪
との間に無限軌道部材が介在し、無限軌道部材がクッシ
ョンの役目を果たすので、この点からも床面の摩耗や傷
を効果的防止することができる。図13はこのことを示
しており、ベルトなどからなる無限軌道部材4の、従動
輪3と床5の面との間に介在する部分28がクッション
の役目をする。
従動輪が一つの従動軸で一体に連結されていた。こうす
れば、一つの従動軸が台枠の剛性を高める効果をもたら
し、また、全ての従動輪を同期させて回転させることが
できる。しかし、これらの作用効果を期待しない場合は
必ずしも従動輪同士を軸で連結する必要はない。さら
に、従動輪同士を軸で連結する場合、全ての従動輪を軸
で一体に連結する必要はなく、少なくとも隣り合う二つ
の従動輪が従動軸で連結されていればよい。
してのモータの回転、停止は、コンピュータ、あるいは
論理回路などからなる制御手段によって制御される。移
動方向に対し直交する面が物品出し入れ面となっている
電動式移動棚の場合、物品の出し入れ面側から見て左右
両側に駆動源としてのモータを配置し、各モータによっ
て個別に駆動輪を回転駆動するようにし、上記各モータ
の回転、停止、回転速度を個別に上記制御手段で制御す
るようにしてもよい。各モータの回転速度を同じにすれ
ば移動棚は直線移動する。各モータの回転速度に差を持
たせておけば移動棚は円弧を描きながら移動する。
の位置まで移動したとき、片方のモータを停止させ、他
方のモータの回転駆動を続ければ、停止している無限軌
道部材の位置を中心として移動棚を回転させることがで
き、所定角度、例えば90度回転したあと、停止してい
たモータの回転を再開させれば再び直線移動させること
ができる。このような制御は、制御手段によるシーケン
ス制御あるいはプログラム制御によって行うことがで
き、このような制御を可能にするために、床面その他の
不動部分に、要所ごとに目印をつけておき、この目印を
センサで検出することによって所定の制御を実行するよ
うにするとよい。
る回転操作ハンドル式移動棚にも適用可能である。この
形式の移動棚の場合、駆動源としての回転操作ハンドル
は一つだけであり、この一つのハンドルの回転駆動力を
全ての駆動輪に伝達する必要があるため、全ての駆動輪
は1本の駆動軸によって一体に連結される。この1本の
駆動軸の一端側に回転駆動力を伝達すると、駆動軸に連
結されている駆動輪には移動棚の荷重がかかっているた
め、駆動軸がねじれ、駆動軸の一端側に位置する駆動輪
と他端側に位置する駆動輪との間に回転差が生じ、移動
棚の斜行の原因になる。そこで、駆動軸の長さ方向中央
に上記ハンドルの回転力を伝達するようにするとよい。
こうすれば、駆動軸の長さ方向一端側と他端側の駆動輪
相互間の回転差がなくなり、移動棚の斜行を防止するこ
とができる。もちろん、これらの駆動輪と、これらの駆
動輪と対をなす従動輪との間には無限軌道部材が巻き掛
けられる。
ば、車輪と床面との間の駆動力伝達性が格段に向上する
ので、移動棚が設置される床面の条件によっては、駆動
輪と従動輪との間に同期部材が介在していれば、必ずし
も無限軌道部材を必要としない場合もありえる。図14
はその例を示すもので、移動棚が設置されるべき床面に
駆動輪2と従動輪3が直接接し、上記駆動輪2と従動輪
3は上記床面との接触位置の周速が同じになるように同
期部材30によって連結されている。より正確には、駆
動輪2と一体の駆動軸15には動力伝達輪としての前記
スプロケット17が一体に取り付けられ、従動輪3と一
体の従動軸18には動力伝達輪としての前記スプロケッ
ト20が一体に取り付けられ、スプロケット17、20
間には同期部材としての前記チェーン30が巻き掛けら
れている。上記チェーン30に代えて歯付きベルトと
し、スプロケット17、20に代えて上記ベルトの歯が
嵌まる凹部付きのプーリを用いてもよい。
輪3とが同期して同じ周速で回転駆動されるため、直進
性がよく、ガイドレールを用いなくても、駆動輪2と従
動輪3とが直接床面に接した状態で、移動棚を、一定の
奇蹟を描いて往復移動させることができる。
を、移動方向前後の車輪軸に伝達するようにした両輪駆
動式の移動棚がある。この形式の移動棚においても、駆
動される両輪間に無限軌道部材を巻き掛け、この無限軌
道部材が床面に接するようにすれば、これまで説明して
きた実施形態と同様の効果を得ることができる。
駆動輪と従動輪を無限軌道部材によって連結し、移動棚
が設置されるべき床面に上記無限軌道部材を接触させ、
駆動輪によって無限軌道部材が駆動されることにより移
動棚が床面上を移動できるように構成したため、大掛か
りな敷設工事が必要なレールが不要になり、移動棚を設
置するためのコストを低減することができる。また、従
来の移動棚は、レールを敷設することができないビル、
その他の建物の場合、設置をあきらめざるを得ない場合
もあったが、本発明によれば、レールを敷設することが
できない建物にも移動棚を設置することが可能になる。
棚において、駆動源としての各モータを個別に制御する
ことにより、移動棚の移動軌跡を任意に制御することが
できる。
回転操作ハンドル式移動棚においても、大掛かりな敷設
工事が必要なレールが不要になり、移動棚を設置するた
めのコストを低減することができる。また、レールを敷
設することができない建物にも移動棚を設置することが
可能になる。
直接押したり引いたりすることによって移動する移動棚
においても、大掛かりな敷設工事が必要なレールが不要
になり、移動棚を設置するためのコストを低減すること
ができる。また、レールを敷設することができない建物
にも移動棚を設置することが可能になる。
駆動輪と従動輪が同期部材によって同期して回転駆動さ
れるため、無限軌道部材がなくても、駆動輪と従動輪と
を直接床面上に載せて移動棚を移動させることができ、
レールを省略することができる。
部材および同期部材を有することにより、レールがなく
ても、より一層軽快に移動棚を移動させることができ
る。
側面図である。
す要部底面図である。
る。
る。
る。
る。
る。
す底面図である。
との関係を示す側面図である。
(a)は側面図、(b)は一部断面正面図である。
面図である。
抵抗値との関係を説明するための概念図である。
分の側面図である。
面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 正逆回転可能な駆動源と、この駆動源に
よって正逆回転駆動される駆動輪と、この駆動輪と移動
方向に並ぶ従動輪とを有し、駆動輪が正逆回転駆動され
ることにより往復移動する移動棚であって、 上記駆動輪と従動輪はこれら駆動輪と従動輪の外周面に
巻き掛けられた帯状の無限軌道部材によって連結され、 移動棚が設置されるべき床面に上記無限軌道部材が接
し、駆動輪によって無限軌道部材が駆動されることによ
り上記床面上を移動できるように構成した移動棚。 - 【請求項2】 移動棚は移動方向に対し直交する面が物
品出し入れ面となっていて、駆動輪と従動輪は移動方向
に対し直交する方向に複数配置され、複数の駆動輪は駆
動軸によって連結され、これらの駆動輪とそれに対応す
る従動輪とがそれぞれ無限軌道部材によって連結されて
いる請求項1記載の移動棚。 - 【請求項3】 移動方向に対し直交する方向に配置され
ている複数の従動輪のうち少なくとも隣り合う二つの従
動輪が従動軸によって連結されている請求項2記載の移
動棚。 - 【請求項4】 無限軌道部材は、棚の荷重を支え、床面
との摩擦力により駆動力を床面に伝え、移動棚を床面上
で無限軌道部材の方向に移動させる請求項1記載の移動
棚。 - 【請求項5】 無限軌道部材で連結された駆動輪と従動
輪との間には、駆動輪と従動輪にかかる移動棚の荷重を
分散させる補助輪が配置されていることを特徴とする請
求項1記載の移動棚。 - 【請求項6】 移動棚は電動式の移動棚であって、移動
方向に対し直交する面が物品出し入れ面となっており、
物品の出し入れ面側から見て左右両側に駆動源としての
モータが配置され、各モータによって個別に駆動輪が回
転駆動されるようになっていて、上記各モータの回転速
度を個別に制御することにより移動棚の移動軌跡を任意
に制御することができる制御手段を有してなる請求項1
記載の移動棚。 - 【請求項7】 移動棚は手動による回転操作ハンドルの
回転力を駆動輪に伝達することによって駆動される回転
操作ハンドル式移動棚であって、無限軌道部材が巻き掛
けられた駆動輪は駆動軸によって一体に連結されている
請求項1記載の移動棚。 - 【請求項8】 手動により直接押したり引いたりするこ
とによって移動する手動式の移動棚であって、 移動方向前側と後側に車輪を有し、 これらの車輪は、これら車輪の外周面に巻き掛けられた
帯状の無限軌道部材によって連結され、 移動棚が設置されるべき床面に上記無限軌道部材が接
し、無限軌道部材が上記床面上を移動できるように構成
した移動棚。 - 【請求項9】 正逆回転可能な駆動源と、この駆動源に
よって正逆回転駆動される駆動輪と、この駆動輪と移動
方向に並ぶ従動輪とを有し、駆動輪が正逆回転駆動され
ることにより往復移動する移動棚であって、 移動棚が設置されるべき床面に上記駆動輪と従動輪が接
し、 上記駆動輪と従動輪は上記床面との接触位置の周速が同
じになるように同期部材によって連結され、 上記駆動輪が駆動され、上記同期部材を介して上記従動
輪が駆動されることにより上記床面上を移動できるよう
に構成した移動棚。 - 【請求項10】 移動棚は移動方向に対し直交する面が
物品出し入れ面となっていて、駆動輪と従動輪は移動方
向に対し直交する方向に複数配置され、複数の駆動輪は
駆動軸によって連結され、これらの駆動輪とそれに対応
する従動輪とがそれぞれ同期部材によって連結されてい
る請求項9記載の移動棚。 - 【請求項11】 正逆回転可能な駆動源と、この駆動源
によって正逆回転駆動される駆動輪と、この駆動輪と移
動方向に並ぶ従動輪とを有し、駆動輪が正逆回転駆動さ
れることにより往復移動する移動棚であって、 上記駆動輪と従動輪は、上記床面との接触位置の周速が
同じになるように同期部材によって連結されるととも
に、無限軌道部材によって連結され、 移動棚が設置されるべき床面に上記無限軌道部材が接
し、駆動輪によって無限軌道部材が駆動され上記床面上
を無限軌道部材方向に移動できるように構成した移動
棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001257433A JP2003063620A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 移動棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001257433A JP2003063620A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 移動棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003063620A true JP2003063620A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19085095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001257433A Pending JP2003063620A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 移動棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003063620A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2396798A (en) * | 2002-12-31 | 2004-07-07 | Faram Spa | Mobile filing case equipped with endless track |
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- 2001-08-28 JP JP2001257433A patent/JP2003063620A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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