JP2001513729A - スーツケースやショッピングカートのごとき物品運搬具 - Google Patents

スーツケースやショッピングカートのごとき物品運搬具

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JP2001513729A JP53806498A JP53806498A JP2001513729A JP 2001513729 A JP2001513729 A JP 2001513729A JP 53806498 A JP53806498 A JP 53806498A JP 53806498 A JP53806498 A JP 53806498A JP 2001513729 A JP2001513729 A JP 2001513729A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は互いに離隔して並列配置された好ましくは2つのカタピラー(2)を有する無限軌道機構を含む、スーツケース(1)やショッピングカートのごとき物品運搬具に関する。その無限軌道機構はスーツケース(1)、ショッピングカートまたは類似の手で引いて行く携行運搬具が階段を昇降するのを可能にし、階段昇降の際、カタピラー(2)が階段のエッジ上を走行して行く。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称: スーツケースやショッピングカートのごとき物品運搬具 発明の分野: 本発明は手で携行されるスーツケース、ショッピングカートまたはそれらに類 似する物品運搬具に関する。 従来技術の説明: スーツケースの場合、スーツケース本体の1つのコーナー領域に自由回転ロー ラを取付け、人がスーツケースを携行する時、ハンドルをもってスーツケースを 傾けてローラを転がしながらスーツケースを運ぶことは公知である。さらに本体 の底の両コーナーにキャスターを有しており、使用者がスーツケースを傾けるこ となくローラを転がして移動させたり、保持したりできるスーツケースも公知で ある。 このような自由回転ローラを使用すると、特にスーツケースかかなり重い場合 および長い距離携行しなければならない場合、スーツケースの携行が非常に楽に なる。しかしながら、スーツケースを転がして行けるのは、堅固で平滑な表面を 有している平坦な面に限られる。でこぼこな路面上および軟弱な地面上ではロー ラを転がしてスーツケースを引いていくことはほとんど不可能である。 階段では自由回転ローラは役に立たない。したがって、従来公知のスーツケー スでは階段ではスーツケースを持ち上げたり下ろしたりして運ばなければならな い。階段に搬送ベルトが具備されている場合は別であるが、そのような場合は例 外的である。 同じような問題はショッピングカートや類似の手で携行する小型の物品運搬具 の場合にも生じる。ショッピングカート等は特に年寄りや身体の不自由な人達が 買った品物を最小限の労力で家まで運ぶのを助ける。ショッピングカート等はほ とんどの場合、荷物を入れるフレームまたは容器の下に取り付けられた2つの自 由回転車輪を備えている。このようなショッピングカートは多くの場合使用者が 自分でハンドルを持って引いて行く。 この場合も階段が大きな運搬の障害になる。特にショッピングカートの場合で は運搬すべき荷物の重さがかなり大きくなる。したがって、従来のショッピング カートの場合、階段の昇降の問題はショッピングカートから荷物を取り出しそし てたとえばバッグを使用して荷物をかついで階段を昇降することによって解決さ れている。もちろん、ショッピングカートをその車輪で階段を一段ずつ移動させ ることも可能である。しかしこれにはかなりの熟練と力が必要となる。 発明の開示: したがって、本発明の目的は使用者によって極めて容易に携行されうる上記し た種類の運搬具を提供することである。 本発明はスーツケース、ショッピングカートあるいは類似の手で携行する運搬 具に、少なくとも1つ、好ましくは2つの並列配置されたカタピラーを有しそし て電気的に駆動される無限軌道機構を備えることを提案するものである。 2つ(または1つ)のカタピラーは多数のローラ上を回動でき、これはカタピ ラーが階段のエッジの上を走行する際に特に良好にエッジをつかむという利点を 持つ。 しかし、カタピラーを各2つの転向ローラとそれらの間の支持レールの上を運 動するよう構成することもできる。支持レールは摩擦を減らすために、たとえば テフロンで被覆することができる。この構成はカタピラーがほとんど騒音を発生 することなく階段のエッジ上を走行できるという利点がある。この場合、走路つ かみ性すなわち階段エッジとの接触性はカタピラーの外側面に凸凹パターンまた は節パターンを設けることによって向上させることができる。 電動モータの駆動力は好ましく一方のカタピラーの2つの転向ローラのうちの 1つに伝達するのが有利である。回転モーメントはそこから連結シャフトによっ て他方のカタピラーの対向している転向ローラに伝達される。 電動モータを作動するためには、運搬具の取手の領域に押しボタンまたは回転 ボタンまたはセンサーを設けるのが好都合である。この場合、押しボタンまたは センサーが作動させられている間だけ電動モータが駆動されるようにするのが好 ましい。このようにすれば運搬具が無限軌道機構によって意図せずに先に移動さ れてしまうのが防止される。カタピラーの走行方向と走行速度は調節可能とする ことができる。 本運搬具がスーツケースである場合には、カタピラーはスーツケースの底に取 付けられる。このカタピラーは階段においては常に少なくとも2つの段の前縁部 の上にカタピラーが接触して乗るような長さを有するのが好ましい。そして、取 手に設けたスイッチボタンまたはセンサーが作動されている間はスーツケースが 階段を自動的に昇降移動し、使用者はスーツケースが進行方向からはずれないよ うにあるいは他の人などに衝突しないよう注意するだけですむようする。 スーツケースの携行は水平面または傾斜面上でも容易になる。特に、走行表面 に小さなまたは大きなでこぼこがある場合でも、その面上をカタピラーは自由回 転ローラよりもはるかに軽やかに転がって行くことができる。さらに、−従来の スーツケースとは異なり−引っ張る必要はない。 スーツケースの場合、カタピラーをスーツケースの底面に取りつけるのが特に好 ましいけれども、基本的にはカタピラーは階段を運ぶ時に下側となるスーツケー スの面に取付けることができる。その場合のカタピラー取り付け面としては原則 的にはスーツケースの2つの側面のいずれか一方が考慮される。そこには従来の 自由回転ローラが設けられ、適当な携行路面では使用者はそのローラを転がして スーツケースを引いて行けばよい。 本発明による装置のカタピラーは好ましくはゴムで構成されそして歯付きベル トとして形成される。このベルトが相応的に形成された2つの転向ローラ上また は密に配置された多数のローラ上を回動する。前記したように、路面つかみ性、 特に階段縁部との接触性を向上させるためには、カタピラーの外側面に突起また は節を設けるのが特に有利である。 電動モータは、スーツケースの場合、ハンドルから遠い方のカタピラーの端部 域に配置するのが好ましい。この配置は階段の昇降の際にカタピラーの下側にな っている部分がモータによってびんと緊張されるという利点を持つ。電動モータ の回転モーメントは遊星歯車を介して駆動ローラに伝達することができる。 スーツケースがヒンジ開閉式の2つの半部分から構成されている場合、それぞ れの半部分にカタピラーを設け、一方のカタピラーと他方のカタピラーの間の連 結シャフトが2つの部分からなり、スーツケースが閉じられた時にその連結シャ フトの2つの部分が自動的に強制はめ合い式に係合するよう構成する。 電動モータを作動させるためにON/OFFスイッチを設けることができる。 ただし、使用者が従属するスイッチ、好ましくは傾倒スイッチまたは回しスイッ チを作動している間だけ電動モータが駆動し続けるようにするのか好ましい。使 用者が作動スイッチを開放すると即座にモータが停止される。同じ働きは、たと えば、センサーボタンを使用しても達成することができる。 本発明のさらにいま1つの提案によれば、スーツケースの底はリブで補強され る。補強された底はその大きな断面寸法の故にエンドレスベルトがその上を回動 するローラの軸のための軸受け場所を形成するために適当である。支持レールを 設けず、カラピラーのためのローラのみを設ける場合、たとえば約8乃至10個 のローラで1つのカタピラーを案内することができ、したがって、スーツケース の底にはそれに対応する数の補強リブを設けるべきである。底を別個の合成材料 からつくり、その底をスーツケースの他の部分と結び合わせることもできる。 本発明による装置がショッピングカートである場合、使用者はほとんどの場合 に2つの車輪の上で本体を傾けた状態でハンドルを持ってカートを引いて行くこ とになる。この場合にも、好ましくは2つのカタピラーが互いに離隔された関係 で通常の傾斜携行姿勢で下向きになる側に並列配置される。換言すれば、ショピ ングカートが階段を一段ずつ引き上げられていく時に階段のエッジと対面する側 にカタピラーが並列配置されるのである。 この側に、本発明によるショッピングカートは、好ましくは1つのフレーム、 板または壁などの構造要素を有し、その適当な構造要素に本発明による無限軌道 機構、それに関連する歯車付き電動モータおよび蓄電池が取り付けられる。もち ろん、電動モータや蓄電池はカバーの後ろに隠れるものであり、カタピラーだけ がカバーの上に突出する。 階段を昇降させるためには、本ショッピングカートまたは類似の手で携行する 小型運搬具を、カタピラーが少なくとも1つの階段エッジと接触するような傾斜 姿勢にする。カタピラーが常に2つの階段と接触するような長さを有する必要は 必ずしもない。なぜならば、階段昇降の際には使用者がハンドルをもってショッ ピングカートを案内するからである。ショッピングカートの傾斜姿勢は若干変化 可能である。 階段昇降の際には、使用者が平坦面を楽に引いて行く時とは違った傾斜姿勢を ショッピングカートに取らせるのが目的上適当である。ハンドルの角度を調整可 能にするのが好ましい。このためにはU字形のハンドルをフレーム等に駆動回転 可能に取り付けそしてフレームに対してハンドルをいくつかの係合位置に設定で きる掛け止め金具を設けるとよい。 ショッピングカートの場合には、カタピラーの進行方向を反転可能としそして 速度も調整可能とすることが考慮される。 本発明によるショッピングカートを使用すれば、実際上体力を消耗せずかなり 大きな荷重でも楽に階段を上らせることができる。もちろん、逆の下り方向にお いてもこれは言える。階段でもショッピングカートはハンドルによって都合よく 案内されるから、カタピラーは比較的短くてすむ。すなわち、カタピラーの長さ は2つの階段のエッジ間の空間のみを架橋する長さであればよい。 発明の詳細な説明: 図1にはカタピラーを設けたスーツケース1が示されている。すなわち、スー ツケースはその底の領域に底の下面輪郭に沿って2つのカタピラー2が配置され ている。各カタピラーは底の右側のコーナー域に設けられた駆動ローラ3と多数 の等間隔で配置された小型案内ローラ4のまわりを回動する。押圧ローラ5はゴ ム製のカタピラー2をすべての案内ローラ4に接触させる役目を果たす。 図1では駆動ローラ3は案内ローラ4よりも大きい直径を有しているが、すべ てのローラが同じ直径であるのが好ましい。さらに、本無限軌道機構は、カタピ ラーの両端域に転向ローラとしてただ2つのローラを有しそいて2つの転向ロー ラの間の領域での案内のためには、カタピラーがその上をスライド移動する支持 一またはスライドレールを有することもできる。 図1で見てスーツケースの左側コーナー領域には互いに離隔して並置された自 由回転ローラが設けられており、使用者はこれら自由回転ローラを転がしてスー ーツケースを引いて行くことができる。この手段を使用する時にはスーツケース の右側端面7に取りつけられている取手8を上方に旋回させる。もちろん、自由 回転ローラ6は必ずしも必要なものではない。 図3に示されているように、駆動ローラ2は遊星歯車9を介して電動モータ1 0と駆動連結されている。なお、図面には遊星歯車と駆動モータは単に図式的に 示されている。遊星歯車9と電動モータはハウジング11の内部に配置されてい る。 再び図1を参照して説明すると、ローラ3の駆動装置はスーツケースの取手の 存在する側ではなく、取手とは反対側に設けるのが好ましい。そうすれば、階段 を上る時にカタピラー2の階段エッジにかかる部分がぴんと緊張される。 電動モータ10は蓄電池から電力を供給される。蓄電池はスーツケースの底部 の図1に図式的に示したチャンバー12の中に収容されている。チャンバーはス ーツケースの内側から開かなければならない。 モータを作動するためには、スーツケース1の上側の通常の把手13の領域に 押しボタンスイッチ14が設けられている。このボタンを押すことによってモー ターは始動し、使用者がスイッチを開放するまで、モーターはローラ3を、した がってカタピラーを駆動する。図1に示したスーツケースは、たとえば、70c m×50cm×20cmの寸法でありうる。この長さであれば、階段が普通の寸 法である限り、スーツケースは自動的に階段を昇降することができる。 図2から理解されるように、電動モータ10によって駆動されているカタピラ ーの回転モーメントはシャフト15を介して他方のカタピラーに伝達される。シ ャフト15は2つの並列カタピラーの2つの対向する案内ローラ16を一緒に回 転するよう相互にしっかりと連結している。 2つのゴム製カタピラー2は、図2に示唆されているように、歯付きベルトと してつくられている。ローラ3、4および16はその円周上に対応する歯を有す る。 図4および5に単に概略的に示したスーツケースは横リブで補強された合成材 料17からなり、案内ローラ4の軸8はそれそれ補強リブで保持されている。図 4に示した実施例の場合には、スーツケースの蓋19はスーツケース底部のエッ ジウエブの下側にヒンジ21で取り付けられている。この結果、案内ローラ4お よび駆動ローラ3は内側へ位置がずらされている。 このずれば図5の実施例では回避されている。すなわち、この実施例の場合に は、スーツケースの蓋22はスーツケース底部の垂直エッジウエブ23のヒンジ 24で取りつけられている。したがって、この実施例では、ローラ4はスーツケ ースの横方向縁部に配置されている。 図6と図7はスーツケースが2つの互いに対してヒンジ開閉される2つの半部 分25、26からなり、カタピラー駆動部がただ1本の2つの部分27、28か らなる連結シャフトであるスーツケースの底の領域を示している。互いに対して 開いた状態では、横方向に突出するピン29を有す一方のシャフト部分27のヘ ッドは他方のシャフト部分28にスライド可能に、しかし回転しないように座着 されているスリーブ30から脱出している。シャフト部分28から横向きに突出 しているピン28がスリーブ20の細長いスロット33の中に係合している。こ の細長いスロット33によってシャフト部分28に対するスリーブ30の移動範 囲は限定される。 スリーブ30はコイルばね31によって図6と図7とで見て右方向に偏倚され ている。コイルばね31は一方でスリーブ30の端面に接してそして他方ではシ ャフト部分28から横方向に突出しているピン34によって支持されている。 スリーブ30は図で見て右側のヘッド端部にシャフト部分27のヘッド端部を 受け入れる差込み開口ならびにシャフト部分27の横方向に突出するピン29が その中に入って契合する2つの縁部切欠き35を有している。これらによる2つ のシャフト部分27、28の回転阻止された結合状態が図7に示されている。 次に図8から図12までを参照して説明する。 図示したショッピングカート36は折り曲げられたフレーム37を有し、この フレームの、図8に示した休止状態において水平となる載置面に、たとえば、箱 形の容器38が、フレーム37の垂直部分とも接触するように固定される。容器 38は運ぶべき荷物を収容するために使用される。 フレーム37の下側には軸39に取りつけられた2つの車輪40が設けられて いる。使用者はこの車輪を転がしてショッピングカートを引いて行くことができ る。 フレーム37の上端域にはU字形のハンドル41が連結されている。このハン ドルには2つのトラフ状くぼみ43、44を有する掛け止め部材42がある。そ のくぼみにより部材42をフレーム37の横棒45に引掛けることができる。こ れによって図8に示したようにハンドル41をフレーム37の垂直部分と平行な 位置に設定することができる。このハンドル位置はカタピラーを使用しないで平 坦面をショッピングカートを引いて行く時の位置である。カラピラーを使用して 階段走行させる時には、掛け止め部材の下側のくぼみ44を横棒45に引っかけ た図9に示すハンドル位置を取る。 フレーム37の図8で見て垂直な部分には横断面U字形のハウジング46が固 定されている。このハウジングには転向ローラ47、48上を回る2つのカタピ ラー49、50およびそれらのカラピラーのための駆動手段が収容されている。 カラピラー49、50は転向ローラ47、48の間においてはテフロンで被覆さ れた支持レール51の上を案内される。支持レール51は転向ローラ47、48 の円周よりやや外側に存在しそして端部領域では軽く湾曲されている。ハウジン グ46の幅広い領域にはモータ制御装置52と蓄電池53がそれぞれ個別のケー シング(図示なし)に入れられて取り付けられている。 さらにハウジング−その蓋は図8ではカタピラーの駆動装置の主要構成部品が 見えるようにするため取りはずされている−の内部には従属する歯車を有する電 動モータ54が配置されている。電動モータの歯車は図8で見て下側右の転向ロ ーラ47を駆動する。その回転モーメントはシャフト55から対向する左側の転 向ローラ47に伝達される。 U字形ハンドル41の中央には回しスイッチ56が設けられている。このスイ ッチの回す方向によって電動モータ54を作動させることができる。 図10乃至12はハウジング46ならびにローラと駆動装置の配置と形状をさ らに詳細に示す。ここで、ローラ47、48は外側からハウジング46の部分5 6によってカバーされているものであることを理解されたい。したがって、実質 的にはカタピラー49、50の支持−またはスライドレール51上を滑動する部 分のみが露出しているのである。 本発明の範囲内で、支持−またはスライドレール51の代わりに多くのローラ を並べて配置することもできる。 図面の簡単な説明: 図1はスーツケースの側面図; 図2は図1のスーツケースの底の水平断面図; 図3は駆動ローラの領域を示す図1のスーツケース底部の垂直断面図; 図4は案内ローラの領域を示すスーツケース底部の垂直断面図; 図5はスーツケースの別の実施例の図4と同様な垂直断面図; 図6はスーツケースを開いた状態でさらに別の実施例を示す図4と同様な垂直 断面図; 図7は、スーツケースが閉じた状態にある、図6と同様な垂直断面図; 図8はショッピングカートの斜視図; 図9は図8のショッピングカートの階段走行時のハンドル位置を示す; 図10(a)・(b)は図8のショッピングカートのカタピラーの詳細を示す 平面図と側面図; 図11は図10(7)A−A線に沿って取った断面図; 図12は図10(7)B−B線に沿って取った断面図である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月3日(1999.3.3) 【補正内容】 補正後の請求の範囲 1. ハンドルを有するフレームおよび少なくとも1つのカタピラー(2;49 、50)を含む電気駆動される無限軌道機構を有するショッピングカートにおい て、ハンドル(41)がフレームに対する角度位置が変更できるよう関節結合さ れていることを特徴とするショッピングカート。 2. 2つのカタピラー(2;49、50)が並列配置されていることを特徴と する請求項1記載のショッピングカート。 3. 1つまたは2つのカタピラー(2;49、50)が複数のローラ(3、4 ;16、47、48)上を回動することを特徴とする請求項1または2記載のシ ョッピングカート。 4. 1つまたは2つのカタピラー(2;49、50)がそれぞれ2つのローラ (47、48)と1つの支持レール(31)上を回動することを特徴とする請求 項1または2記載のショッピングカート。 5. 電動モータ(10;54)の駆動力が好ましくは1つのカタピラーの1つ の駆動ローラ(3;47)に伝達されることを特徴とする請求項1乃至4のいず れかに記載のショッピングカート。 6. 該駆動ローラの回転モーメントが連結シャフト(15;27、28、55 )を介して他方のカタピラーの対向しているローラに伝達されることを特徴とす る請求項5記載のショッピングカート。 7. 電動モータ(10;54)が作動ボタンまたはセンサーが作動されている 間は回転することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のショッピング カート。 8. 押しボタン(14;56)またはセンサーがそのショッピングカートの把 手(13)の領域に設けられていることを特徴とする請求項7記載のショッピン グカート。 9. 1つまたは2つのカタピラー(2;49、50)の速度と回転方向が調節 可能である請求項1乃至8のいおずれかに記載のショッピングカート。 10. 少なくとも1つのカタピラー(49、50)がハンドル(41)が存在 する側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のシ ョッピングカート。 11. ハンドル(41)がカタピラー(49、50)の平面と実質的に平行な 位置から、階段走行のための、該初期位置に対してある角度をなした位置へ調節 可能である請求項10記載のショッピングカート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),AM,AT,AU,B B,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE ,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,L T,LU,LV,MD,MG,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US,U Z,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 手で携行されるスーツケース、ショッピングカートなどの物品運搬具にお いて、少なくとも1つのカタプラー(2;49、50)を含む電気駆動される無 限軌道機構を有することを特徴とする物品運搬具。 2. 2つのカタピラー(2;49、50)が並列配置されていることを特徴と する請求項1記載の物品運搬具。 3. 1つまたは2つのカタピラー(2;49、50)が複数のローラ(3、4 ;16、47、48)上を回動することを特徴とする請求項1または2記載の物 品運搬具。 4. 1つまたは2つのカタピラー(2;49、50)がそれぞれ2つのローラ (47、48)と1つの支持レール(31)上を回動することを特徴とする請求 項1または2記載の物品運搬具。 5. 電動モータ(10;54)の駆動力が好ましくは1つのカタピラーの1つ の駆動ローラ(3;47)に伝達されることを特徴とする請求項1乃至4のいず れかに記載の物品運搬具。 6. 該駆動ローラの回転モーメントが連結シャフト(15;27、28、55 )を介して他方のカタピラーの対向しているローラに伝達されることを特徴とす る請求項5記載の物品運搬具。 7. 電動モータ(10;54)が作動ボタンまたはセンサーが作動されている 間回転することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の物品運搬具。 8. 押しボタン(14;56)またはセンサーがその物品運搬具の把手(13 )の領域に設けられていることを特徴とする請求項7記載の物品運搬具。 9. 1つまたは2つのカタピラー(2;49、50)の速度と回転方向が調節 可能である請求項1乃至8のいずれかに記載の物品の運搬具。 10. 物品運搬具がスーツケースである請求項1乃至9のいずれかに記載の物 品運搬具において、少なくとも1つのカタピラーがスーツケース(1)の底に配 置されている物品運搬具。 11. 底の1つのコーナー領域に、その上をカタピラーが走行しない2つの互 いに横方向に離隔された自由回転ローラ(6)が設けられていることを特徴とす る請求項10または11記載の物品運搬具。 12. 底がローラの軸の軸受箇所を含むリブによって補強されていることを特 徴とする請求項10または11記載の物品運搬具。 13. 底が別個の合成材料部分として製造されていることを特徴とする請求項 12記載の物品運搬具。 14. スーツケースが2つの互いに対してヒンジ開閉される半部分から構成さ れていることおよび連結シャフトが2つの部分(27、26)からなり、その2 つのシャフト部分はスーツケースが閉じられた時に互いに強制はめ合い式に係合 することを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の物品運搬具。 15. 物品運搬具がショッピングカートである請求項1乃至9のいずれかに記 載の物品運搬具において、少なくとも1つのカタピラー(49、50)がそのシ ョッピングカートを引いて行くための手段(41)の存在する側に設けられてい ることを特徴とする物品運搬具。 16. 該ショッピングカートを引いて行くための手段がハンドル(41)であ り、そのハンドルはカタピラー(49、50)の平面と実質的に平行な位置から 、階段走行のための、該初期位置に対してある角度をなした位置へ調整可能であ る請求項15記載の物品運搬具。
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