JPH0416408A - 移動棚設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば倉庫内や工場内に設置され、複数台
の移動棚を有する移動棚設備に間するものである。

従来の技術 従来、この種の移動棚としては、たとえば実公昭６３−
４１９５２号公報に見られる構造が提供されている。こ
の従来形式では両件側ならびに中間のサドルにそれぞれ
複数個の車輪を取付け、これら車輪の支持案内を行うレ
ールを、床に形成した溝内に敷設している。

この従来形式によると、移動棚群を移動させて目的とす
る移動棚の前方に作業空間を形成し、この作業空間にフ
ォークリフトを移入させて荷の出し入れを行っている。

発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、溝の形成ならびにレールの敷
設に多大な労力を必要とし、そしてフォークリフトがレ
ール部分を横切る際に、溝を形成する角部の破損やタイ
ヤの損傷を招くことになる。

本発明の目的とするところは、溝の形成ならびにレール
の敷設を不要にし得る移動棚設備を提供する点にある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成すべく本発明の移動棚設備は、移動棚の
下部に移動装置を設け、この移動装置を、移動方向に回
動自在に張設されかつ上位経路部と下位経路部とを形成
する無端体と、この無端体の外面側に取付けられかつ床
面に当接自在な多数の当接部材と、下位経路部の無端体
に対して内面側を支持案内するガイド体と、前記無端体
に連動する駆動部とから構成している。

作用 かかる本発明の構成によると、移動棚側め荷重は、ガイ
ド体と、下位経路部に位１した無端体、ならびに当接部
材を介して床面側に受は止められる。そして駆動部によ
り無端体を強制回転させることで移動棚を往復移動させ
得る。その際に当接部材は左右に傾斜することなく床面
上に当接（着地）することになり、これにより移動棚に
直進性を発生させることになる。

実施例 以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明する。

第４図〜第６図において１は前後一対の固定棚で、これ
ら固定棚１間に、固定棚間方向に往復移動自在な複数の
移動棚２を配設している。各欄１゜２は、上下方向なら
びに左右方向に複数の区画収納空間３を有する。各可動
棚２は、左右両端の側下部フレーム４、ならびに内側に
位置する左右−対の中間下部フレーム５の下部に、それ
ぞれ移動装置１０が設けられる。すなわち第１図〜第４
図において移動波！１０は、門型林状の前記下部フレー
ム４．５内に設けられるものであって、その長さ方向の
両端部には、左右方向の駆動軸１１と従動軸１２とがそ
れぞれ軸受１３を介して回転自在に設けられ、そして駆
動軸１１には駆！ｌｌＪ′ＩＩｉ輪１４が、従動軸１２
には従動鎖輪１５がキーなどを介して固定される。

無端体の一例であるローラチェン１６は、多数のリンク
１７ならびに連結ピン１８と、この連結ピン１８に外嵌
したローラ１９とからなり、両鎖輪１４，１５間に掛張
させることで上位経路部２０と下位経路部２１とを形成
する。そして両経路部２０．２１間で長さ方向の中間部
の複数箇所には、ローラチェン１６をガイドするガイド
ローラ２２が配設され、これらガイドローラ２２は前記
下部フレーム４．５側に取付けられる。さらに両経路部
２０．２１間には、下位経路部２１のローラチェン１６
に対して内面側を支持案内、すなわちローラ１９群の上
部を支持案内するガイド体２３が設けられ、このガイド
体２３は下部フレーム４．５側に連結部材２４を介して
固定される６前記ローラチエン１６におけるリンク１７
の一部は外側へ折曲して取付は部１７ａを形成し、左右
で対向した取付は部１７ａの外面間に亘って、当接部材
２５が固定Ｘ（ボルト・ナツト）２６を介して固定され
る。

この当接部材２５をウレタンゴムなどにより四角棒状に
形成され、その表面側に長形状の当接面２５ａを形成す
る。この当接面２５ａは床面６上に当接自在であって、
その際に長形状の長さ方向が移動方向とは直交状となる
ように配設される。前記ローラチェン１６に連動する駆
動部２７はモータなどからなり、下部フレーム４．５側
にブラケット２８を介して取付けられる。そして出力軸
２９と前記駆動軸１１とを巻掛伝動装置３０を介して連
動連結している。

上記実施例においては、区画収納室間３に格納した物品
など移動棚２ｒｓの荷重は、各下部フレーム４，５、ガ
イド体２３、下位経路部２１に位置している当接部材２
５などを介して床面６ｆＦＩに受は止められている。こ
の状１で、駆動部２７の作動により巻掛伝動装ｙ１３０
などを介して駆動軸１１を駆動することで、ローラチェ
ン１６を強制回転させて移動棚２を一定経路７上で往復
移動させ得る。その際に無端履体状に床面６に当接する
当接部材２５は、その長形状の当接面２５ａが移動方向
に対して直交状であることから、左右に傾斜することな
く当接（着地）することになり、したがって移動棚２に
直進性が発生することになる。

発明の効果 上記構成の本発明によると、停止時、または移動装置の
作動による移動時のいずれにおいても、移動棚側の荷重
は、ガイド体と、下位経路部に位！した無端体、当接部
材とを介して床面側で受は正めることができる。そして
当接部材は、左右に傾斜することなく床面上に当接（着
地）することから移動棚に直進性を発生させることがで
き、床レールなどガイド部材を用いることなく常に一定
経路上を移動させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は移動棚の要部
の一部切り欠き側面図、第２図は同要部の拡大側面図、
第３図は同一部切り欠き正面図、第４図は下部フレーム
体の平面図、第５図は全体の概略側面図、第６図は同概
略平面図である。 ２・・・移動棚、４・・・側下部フレーム、５・・・中
間下部フレーム、６・・・床面、１０・・・移動装置、
１１・・・駆動軸、１４・・・駆動鎖輪、１５・・・従
動鎖輪、１６・・・ローラチェン（無端体）、１７・・
・リンク、１７ａ・・・取付は部、２０・・・上位経路
部、２１・・・下位経路部、２３・・・ガイド体、２４
・・・連結部材、２５・・・当接部材、２５ａ・・・当
接面、２７・・・駆動部。 代理人　　　森　　本　　義　　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、移動棚の下部に移動装置を設け、この移動装置を、
   移動方向に回動自在に張設されかつ上位経路部と下位経
   路部とを形成する無端体と、この無端体の外面側に取付
   けられかつ床面に当接自在な多数の当接部材と、下位経
   路部の無端体に対して内面側を支持案内するガイド体と
   、前記無端体に連動する駆動部とから構成したことを特
   徴とする移動棚設備。