JP2738215B2 - 回転棚設備 - Google Patents

回転棚設備

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JP2738215B2
JP2738215B2 JP10147492A JP10147492A JP2738215B2 JP 2738215 B2 JP2738215 B2 JP 2738215B2 JP 10147492 A JP10147492 A JP 10147492A JP 10147492 A JP10147492 A JP 10147492A JP 2738215 B2 JP2738215 B2 JP 2738215B2
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淑照 池畑
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば多数種の物品
が種類ごとに収納されたバケットを上下方向の無端経路
上で正逆移動させて、物品に対するオーダピッキングを
行うときなどに採用される回転棚設備に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転棚設備としては、た
とえば実開平2年52646 号公報に開示された構造が提供
されている。すなわち囲壁体内に、それぞれ左右一対の
従動輪体と駆動輪体とを上下方向に所定間隔を置いて配
設し、これら輪体間に無端回動体を巻張している。そし
て左右の無端回動体間に多数のバケットを取り付け、こ
れらバケットを、無端回動体の外側に形成した無端経路
上で移動自在に構成するとともに、バケット群を移動案
内する無端状のガイドレールを支持枠に配設している。
【0003】この従来形式によると、通常においては、
無端回動体を介してバケット群を正逆移動させ、目的と
するバケットを搬入出口に対向して停止させることで、
搬入出口を通してバケットに対する物品の搬入(入庫)
または搬出(オーダピッキング)を行える。その際にバ
ケット群は、レバーを介して設けたローラがガイドレー
ルに案内されることで、無端経路上を不測に揺れること
なく移動する。また無端回動体はチェーンからなり、そ
の直線移動部は平板状の支持枠側に設けたガイド体に案
内される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式による
と、ガイド体や支持枠は全て鋼板製で、これらを溶接に
より一体化したのち塗装することで構成しており、溶接
箇所が多くかつ塗装面が広くて全体として高価になる。
またガイド体などを固定した支持枠は、棚設備の規模や
バケットの形状、数などに応じて、受注後に設計し製作
するものであり、あらかじめ製作してストックできない
ことから、製作(受注)に迅速に対処できない。
【0005】本発明の目的とするところは、溶接を不要
にし得るとともに塗装面積を減少し得、さらに一部を共
通化した部品としてストックし得る回転棚設備を提供す
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の回転棚設備は、枠組み体の上部に設けた従動輪体
と下部に設けた駆動輪体との間に無端回動体を巻張し、
この無端回動体に多数のバケットを取り付け、これらバ
ケットを無端回動体の外側に形成した無端経路上で移動
案内するガイドレールを設けた回転棚設備において、前
記従動輪体を上位フレームに取り付けるとともに、この
上位フレームを枠組み体に上下位置変更自在に連結し、
前記前記駆動輪体を下位フレームに取り付けるととも
に、この下位フレームを高さ変更自在なベース枠に連結
し、前記上位フレームと下位フレームとの相対向した端
部間に、前記枠組み体に着脱自在な中間フレームを配設
し、この中間フレームは、前記無端回動体のガイド部を
一体に形成している。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、上位フレームや
下位フレームは、あらかじめ製作し、かつ塗装してスト
ックし得、また中間フレームは、たとえばアルミニュウ
ムの引き抜き成形により長尺に製作されストックし得
る。そして注文がきたとき、その規模などに基づいて、
枠組み体と中間フレームの製作が行われる。ここで中間
フレームの製作は、所定寸法の切断とボルト孔の形成で
よく、その際に中間フレームは、たとえばアルミニュウ
ムの引き抜き成形品であることから、ガイド部を一体と
して容易に得られるとともに塗装を不要にし得る。
【0008】回転棚装置の組み立てを行うに、上位フレ
ームの組み立ては、この上位フレーム枠を組み体に当接
させ、そして上下位置を調整して連結することにより行
える。また中間フレームの組み立ては、この中間フレー
ムを枠組み体に当接させて連結することにより行える。
そして下位フレームの組み立ては、この下位フレームを
ベース枠に連結したのち、枠組み体内の下部に配置して
脚体を床上に着地させることで行える。このようにして
各フレームの組み立てを行うとともに、その前後にガイ
ドレールの組み立てを行い、そして両輪体間に巻張した
無端回動体を介してバケット群を配設したのち、ベース
枠を床面に対して昇降させることで、無端回動体の張り
調整が行われる。
【0009】運転時においてバケットは、ガイドレール
に案内されて姿勢制御が行われることから、無端経路で
は前後や左右に振れることなく移動することになる。そ
して両輪体間に巻張した無端回動体は、その上下方向に
おける中間の平行部が中間フレームのガイド部に案内さ
れることから、前後や左右に振れることなく移動するこ
とになり、バケットの振れを防止し得る。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1、図2、図10において1は囲壁体で、枠組み
体2と、この枠組み体2の外面に配設した壁体(カバー
体)3とからなる。前記枠組み体2は、四隅にそれぞれ
立設した支柱2Aと、前後の支柱2A間を連結する上下
複数の前後材2Bと、左右の支柱2A間を連結する上下
複数の左右材2Cとからなる。ここで支柱2Aは、たと
えばフォーミング加工により内部を空洞化した型材状に
形成されており、したがって前後材2Bや左右材2Cと
の連結は、ボルトナットなどにより枠組み棚を構成する
形式で行える。
【0011】上記のように構成された枠組み体2の外面
に配設される壁体3は、前壁板3Aと、後壁板3Bと、
左右の側壁板3Cと、天壁板3Dとからなる。ここで前
壁板3Aや後壁板3Bは上下に複数枚であり、左右の支
柱2A間に嵌め込まれて配設され、また左右の側壁板3
Cは前後材2Bに固定される。そして前後の支柱2Aに
は外部支柱カバー4が取り付けられている。
【0012】前記囲壁体1内の上部には、左右一対の上
位フレーム10が枠組み体2に対して上下位置変更自在に
配設されている。すなわち上位フレーム10は板枠状であ
って、その上部にはボルト孔11が形成され、このボルト
孔11を、最上位の左右材2Cに形成した上下方向で複数
箇所のボルト孔5のうち、目的とするボルト孔5に合致
させたのちボルトナットなどの連結具12を介して連結し
ている。そして両上位フレーム10はそれぞれ、左右方向
の従動軸13や軸受け14などを介して従動輪体15を回転自
在に支持している。
【0013】前記囲壁体1内の下部に左右一対の下位フ
レーム20を、高さ変更自在なベース枠21を介して配設し
ている。すなわちベース枠21は枠組み体2内に位置さ
れ、複数の脚体22を介して床上に配置される。これら脚
体22は、螺軸構造によって上下高さを調整自在としてい
る。そしてベース枠21の上面から前記下位フレーム20を
立設している。ここで下位フレーム20は板枠状であっ
て、両下位フレーム20に亘る左右方向に1本ものの駆動
軸23や軸受け24などを介して、左右一対の駆動輪体25を
回転自在に支持している。
【0014】前記上位フレーム10の下端と下位フレーム
20の上端との間に、前記枠組み体2に着脱自在な中間フ
レーム30を配設している。すなわち中間フレーム30は、
図1〜図4に示すように、アルミニュウムの引き抜き成
形品からなる型レール30aを前後で対称状に配置するこ
とで構成され、その際に内面側には無端回動体(後述す
る。)のガイド部31を一体に形成している。さらに内外
の面には蟻溝部32が一体に形成され、外側の蟻溝部32に
挿入したタッププレートやボルトなどの連結具33を介し
て、前記枠組み体2の前後材2Bに着脱自在に連結さ
れ、また内側の蟻溝部32を利用した連結具33によりロー
ラガイドカバー34が取り付けられる。
【0015】上下方向で対向する両輪体15,25間には無
端回動体の一例であるローラチェーン形式のチェーン40
が巻張される。これらチェーン40は前記中間フレーム30
の部分で前記ガイド部31に案内され、不測に振れること
なく移動する。また前記駆動輪体25を取り付けた駆動軸
23は、前記ベース枠21に配設した正逆駆動自在な駆動装
置41に連動連結している。この駆動装置41は、ベース枠
21上に配置した電磁ブレーキ付きのモータからなり、そ
の出力軸42と前記駆動軸23とを巻掛伝動装置43により連
動連結している。
【0016】左右一対のチェーン40間には多数のバケッ
ト45がリンクプレート46を介して取り付けてある。すな
わちリンクプレート46は2本1組で、その遊端間を相対
回動自在に連結するピン47にバケット45を支持させて揺
動自在としている。そしてピン47側からのレバー48の遊
端に取り付けたローラ49を案内するガイドレール50が、
前記チェーン40の外側に上下に長い無端状として配設し
てある。ここでガイドレール50は、逆U字状の上位反転
レール部50Aと、一対の平行した垂直状レール部50B
と、U字状の下位反転レール部50Cとに、上下方向で三
分割してある。
【0017】すなわち上位反転レール部50Aはたとえば
鋳物製品からなり、その際に内面側には前記ローラ49を
案内するガイド溝50aを一体に形成している。そして適
所に形成したボルト孔を利用して、前記上位フレーム10
にボルトナットなどの連結具51を介して着脱自在に取り
付けてある。また下位反転レール部50Cもたとえば鋳物
製品からなり、ガイド溝50cを一体に形成するととも
に、前記下位フレーム20にボルトナットなどの連結具52
を介して着脱自在に取り付けてある。そして垂直状レー
ル部50Bは、アルミニュウムの引き抜き成形品からな
り、その際に内面側には前記ローラ49を案内するガイド
溝50bを一体に形成している。さらに外面には蟻溝部53
が一体に形成され、この蟻溝部53に挿入したタッププレ
ートやボルトなどからなる連結具54を介して、前記枠組
み体2の前後材2Bに着脱自在に連結される。
【0018】前記上位反転レール部50Aと垂直状レール
部50Bとの相対向した一対の端部間、ならびに前記下位
反転レール部50Cと垂直状レール部50Bとの相対向した
一方の端部間を、それぞれ中継レール材56を介して連結
している。これら中継レール材56は、図1、図5〜図7
に示すように、両反転レール部50A,50Cの遊端部を差
し込み自在な嵌合溝57が内側に形成され、そして外側に
蟻溝部58が形成されている。また嵌合溝57の底面で幅方
向の中央部から一側寄りの位置には、位置決め用の突条
59が形成されている。なお両反転レール部50A,50Cの
遊端で底板部には、前記突条59に摺動自在に嵌合する凹
状のスリット55が形成されている。
【0019】上記中継レール材56は、垂直状レール部50
Bの端面に隙間なく当て付けられ、そして継ぎ材60を介
して固定される。すなわち継ぎ材60はチャンネル状のレ
ール材で、中継レール材56に対して外側から外嵌された
のち、前記蟻溝部58を利用した連結具(ボルトナットな
ど)61を介して中継レール材56に固定され、さらに同様
にして垂直状レール部50Bに固定される。また継ぎ材60
の両側板部に螺合させた複数のボルト62を中継レール材
56や垂直状レール部50Bに側面に当接させることで、両
者56,50Bの幅方向の位置決めと固定とを行っている。
なお継ぎ材60は枠組み体2側に適宜に固定されている。
【0020】なお下位反転レール部50Cと垂直状レール
部50Bとの相対向した他方の端部間における中継レール
材56は、図8、図9に示すように嵌合溝57を一体に形成
しておらず、また継ぎ材60を当て板60Aと左右一対の側
板60Bとにより構成するとともに、側板60Bにローラガ
イド63を連結し、そして垂直状レール部50Bと継ぎ材60
との間に隙間を生じめて、ここに蓋体64を着脱自在に配
設している。これにより蓋体64の離脱でローラ49の取り
出しを可能としている。
【0021】上記構成のガイドレール50によりローラ49
を案内することで、バケット45群は、前記チェーン40の
外側に形成した上下に長い無端経路8上で振れることな
く移動自在となる。
【0022】図1、図10に示すように、前記バケット45
の移動経路の一側、すなわち囲壁体1の前壁板3Aの下
部に搬入出口65を形成し、この搬入出口65の外側下部に
は受け台(テーブル)66が設けられ、また上端の中央付
近にはコンソール67が設けられ、このコンソール67の両
側にはそれぞれ照明装置68が設置されている。また搬入
出口65の前面側部には、電源スイッチと非常停止スイッ
チ(いずれも図示せず)からなる電源パネル69が設けら
れ、前記囲壁体1内で前壁板3Aの裏面側には、前記搬
入出口65の開閉を行うシヤッター70が設けられている。
また電源パネル69の裏面に制御装置71が設けられ、この
制御装置71により、コンソール67からの操作信号に応じ
て公知のバケット制御方式により駆動装置41の制御が行
われ、目的のバケット45を搬入出口65に対向して停止さ
せている。
【0023】以下に上記実施例における作用を説明す
る。上記した上位フレーム10、下位フレーム20、上位反
転レール部50A、下位反転レール部50Cは、あらかじめ
製作され、かつ塗装してストックされており、また下位
フレーム20はベース枠21と一体化されている。さらに中
間フレーム30と垂直状レール部50Bとは、アルミニュウ
ムの引き抜き成形により長尺に製作されストックされて
いる。
【0024】そして注文がきたとき、その規模などに基
づいて、枠組み体2と中間フレーム30ならびに垂直状レ
ール部50Bの製作が行われる。ここで枠組み体2の製作
は、枠組み棚を構成する形式であることから支柱2Aな
どの切断とボルト孔の形成でよく、また中間フレーム30
ならびに垂直状レール部50Bの製作は、所定寸法の切断
とボルト孔の形成でよい。
【0025】次に回転棚装置の組み立てを説明する。こ
の場合に組み立ては、全てを工場で行って現場に運搬し
てもよいし、全てを現場で行ってもよいし、一部を工場
で行い残りを現場で行ってもよい。
【0026】上位フレーム10の組み立ては、この上位フ
レーム10を前後材2Bに対して内側から当接させ、そし
て上部に形成したボルト孔11を、左右材2Cに形成した
ボルト孔5群のうち、目的とするボルト孔5に合致させ
たのち連結具12で連結することにより行える。また中間
フレーム30の組み立ては、連結具33を介して前後材2B
に連結することで行え、その際に、蟻溝部32内でタップ
プレートを移動させることで、中間フレーム30の位置調
整を行える。そして下位フレーム20の組み立ては、この
下位フレーム20をベース枠21とともに枠組み体2内の下
部に配置し、そして脚体22を床上に着地させることで行
える。
【0027】このようにして各フレーム10,20,30の組
み立てを行えるのであるが、その前後に、ガイドレール
50の組み立てが行われる。すなわち上位反転レール部50
Aは連結具51を介して上位フレーム10に連結され、また
下位反転レール部50Cは連結具53を介して下位フレーム
20に連結される。そして所定寸法に切断された垂直状レ
ール部50Bは両反転レール部50A,50Cの端部間に嵌め
込まれ、次いで中継レール材56を介して接続される。
【0028】この接続は、枠組み体2側に固定して継ぎ
材60を、連結具61やボルト62を介して垂直状レール部50
Bの遊端に固定するとともに、垂直状レール部50Bの端
面に隙間なく当接させた中継レール材56を、連結具61や
ボルト62を介して継ぎ材60に固定し、そして両反転レー
ル部50A,50Cの遊端部を、そのスリット55を突条59に
摺動自在に嵌合させながら嵌合溝57に差し込むことで行
える。なお一箇所の中継レール材56は、当て板60Aと左
右一対の側板60Bとにより継ぎ材60との間に隙間を生じ
めて連結され、そしてチェーン40の巻張(後述する。)
を行ったのち、ローラガイド63や蓋体64の連結が行われ
る。
【0029】このようにして各フレーム10,20,30やガ
イドレール50の組み立てを行い、さらに両輪体15,25間
に巻張したチェーン40を介してバケット45群を配設した
状態で、チェーン40の張り調整が行われる。すなわち脚
体22を螺合調整してベース枠21を床面に対して昇降させ
ることで行える。このとき下位反転レール部50Cは、ス
リット55と突条59とによる摺動嵌合により中継レール材
56に対して伸縮することになる。
【0030】次に上記のようにして組み立てられた回転
棚設備の運転を説明する。通常においては、駆動装置41
を作動させ、チェーン40を正逆移動させることによりバ
ケット45群を無端経路8上で正逆に移動させる。そして
空または収納量の少ないバケット45を搬入出口65に対向
して停止させたのち、シャッター70を上昇させて搬入出
口65を開動させることにより、バケット45に対する物品
の搬入が行える。このような状態で物品の保管(ストレ
ージ)が行われる。物品の搬出(オーダーピッキングな
ど取出し)を行う場合、目的とする物品を収納してなる
バケット45を搬入出口65に対向して停止させればよい。
【0031】このような運転時において、両輪体15,25
間に巻張したチェーン40は、その上下方向における中間
の平行部が中間フレーム30のガイド部31に案内されるこ
とから、前後や左右に振れることなく移動することにな
り、リンクプレート46、すなわちバケット45の振れを防
止し得る。またローラ49が各レール部50A,50B,50C
のガイド溝50a,50b,50cに案内されることから、レ
バー48とピン47を介してバケット45の姿勢制御が行われ
る。
【0032】なおバケット45の高さが異なるとき、特に
高くなるとき、無端経路8中の垂直経路部や上位反転経
路部では何ら支障はないが、下位反転経路部ではバケッ
ト45が床側に衝突する恐れがある。これに対しては、高
さ(駆動軸23のレベル)が異なる下位フレーム20をベー
ス枠21に一体化することでユニット物を、あらかじめ数
種用意しておいてもよいし、あるいは高さが異なる下位
フレーム20をあらかじめ数種用意しておき、受注に応じ
て最適の下位フレーム20を取り出したのち、共通のベー
ス枠21にボルトナットなどにより連結してもよい。
【0033】上記実施例で示したように、ガイドレール
50を上下方向で、逆U字状の上位反転レール部50Aと、
一対の平行した垂直状レール部50Bと、U字状の下位反
転レール部50Cとに分割し、上位反転レール部50Aと従
動輪体15とを上位フレーム10に取り付けるとともに、こ
の上位フレーム10を枠組み体2に上下位置変更自在に連
結し、下位反転レール部50Cと駆動輪体25とを下位フレ
ーム20に取り付けるとともに、この下位フレーム20を高
さ変更自在なベース枠21に連結し、上位反転レール部50
Aと垂直状レール部50Bとの相対向した端部間、ならび
に下位反転レール部50Cと垂直状レール部50Bとの相対
向した端部間を、それぞれ中継レール材56を介して連結
したときには、次のような効果を期待できる。
【0034】すなわち、上位反転レール部50Aや下位反
転レール部50Cは規模に関係なく共有化でき、したがっ
て、あらかじめ製作し、かつ塗装してストックできるこ
とから受注に迅速に対処できる。また垂直状レール部50
Bは、たとえばアルミニュウムの引き抜き成形により容
易に得ることができるとともに、長尺に製作してストッ
クできる。したがって受注後の垂直状レール部50Bの製
作は、所定寸法の切断とボルト孔の形成のみで容易にか
つ簡単に得ることができる。さらに垂直状レール部50B
は、たとえばアルミニュウムを採用することで塗装を不
要にでき、塗装面積を減少できて全体を安価に提供でき
る。
【0035】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、上位フレー
ムや下位フレームは規模などに関係なく共有化でき、し
たがって、あらかじめ製作し、かつ塗装してストックで
きることから受注に迅速に対処できる。また中間フレー
ムは、たとえばアルミニュウムの引き抜き成形によりガ
イド部などを一体として容易に得ることができるととも
に、長尺に製作してストックできる。したがって受注後
の中間フレームの製作は、所定寸法の切断とボルト孔の
形成のみで容易にかつ簡単に得ることができる。さらに
中間フレームは、たとえばアルミニュウムを採用するこ
とで塗装を不要にでき、塗装面積を減少できて全体を安
価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、回転棚設備の一部切
り欠き側面図である。
【図2】同回転棚設備の横断平面図である。
【図3】同回転棚設備の下部の縦断側面図である。
【図4】同中間フレーム部の横断平面図である。
【図5】同中継レール材部分の正面図である。
【図6】同中継レール材部分の側面図である。
【図7】同中継レール材部分の横断平面図である。
【図8】同別の中継レール材部分の側面図である。
【図9】同別の中継レール材部分の横断平面図である。
【図10】同回転棚設備の斜視図である。
【符号の説明】
1 囲壁体 2 枠組み体 3 壁体 8 無端経路 10 上位フレーム 13 従動軸 15 従動輪体 20 下位フレーム 21 ベース枠 23 駆動軸 25 駆動輪体 30 中間フレーム 31 ガイド部 40 チェーン(無端回動体) 41 駆動装置 45 バケット 49 ローラ 50 ガイドレール 50A 上位反転レール部 50B 垂直状レール部 50C 下位反転レール部 56 中継レール部 60 継ぎ材 63 ローラガイド 64 蓋体 65 搬入出口 66 受け台 70 シャッター
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 21/22 B65G 21/22 B

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠組み体の上部に設けた従動輪体と下部
    に設けた駆動輪体との間に無端回動体を巻張し、この無
    端回動体に多数のバケットを取り付け、これらバケット
    を無端回動体の外側に形成した無端経路上で移動案内す
    るガイドレールを設けた回転棚設備において、前記従動
    輪体を上位フレームに取り付けるとともに、この上位フ
    レームを枠組み体に上下位置変更自在に連結し、前記駆
    動輪体を下位フレームに取り付けるとともに、この下位
    フレームを高さ変更自在なベース枠に連結し、前記上位
    フレームと下位フレームとの相対向した端部間に、前記
    枠組み体に着脱自在な中間フレームを配設し、この中間
    フレームは、前記無端回動体のガイド部を一体に形成し
    たことを特徴とする回転棚設備。
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