JP3613898B2 - 循環式収納庫 - Google Patents

循環式収納庫 Download PDF

Info

Publication number
JP3613898B2
JP3613898B2 JP22621596A JP22621596A JP3613898B2 JP 3613898 B2 JP3613898 B2 JP 3613898B2 JP 22621596 A JP22621596 A JP 22621596A JP 22621596 A JP22621596 A JP 22621596A JP 3613898 B2 JP3613898 B2 JP 3613898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
support frame
floor
guided
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22621596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1067409A (ja
Inventor
清 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP22621596A priority Critical patent/JP3613898B2/ja
Publication of JPH1067409A publication Critical patent/JPH1067409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3613898B2 publication Critical patent/JP3613898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば工場内や倉庫内に設置されたり、あるいは高層住宅やオフィスなどの建物の一階床下、二階床下(一階天井裏)などのデッドスペースに設置されて使用される循環式収納庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の循環式収納庫としては、たとえば特開平4−64661 号公報に見られる循環式床下収納庫が提供されている。この従来構成は、床と床板との間に形成された収納スペース内に、横方向に循環する回転棚が設けられている。この回転棚は枠組状の本体を有し、この本体の上部には上部用環状レールが、下部には下部用環状レールが配設されている。そして、下部用環状レールに車輪を介して支持案内されるとともに上部用環状レールにローラを介して嵌合案内されることで、長円状の環状経路で循環される複数の荷支持枠が設けられている。前記環状経路の内側には、駆動装置に連動連結したリンクチェーンが配設され、このリンクチェーンに対して、各荷支持枠の背部が連結されている。
【0003】
この従来構成によると、駆動装置によりスプロケット(輪体)などを介してリンクチェーンを駆動することで、荷支持枠群を上下の環状レールに支持案内させて環状経路上で一体に移動させ、以て目的とする荷支持枠を出し入れ口に対向させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、スプロケットがリンクチェーンに噛み合う際に、衝突音などの騒音が生じていた。また荷支持枠の下面下方に設けた車輪が下部用環状レールに支持案内されることで、荷支持枠の下面と床面との間に車輪や下部用環状レールのための高さ空間が必要になり、循環式床下収納庫の全体が嵩高くなっていた。さらにテークアップ機構が必要であり、そして定期的にメンテナンスが必要であった。
【0005】
そこで本発明のうち請求項1記載の発明は、衝突音などの騒音が殆ど生ぜず、しかもテークアップ機構や定期的なメンテナンスを不要にし得るとともに、駆動装置側の損傷を減少し得る循環式収納庫を提供することを目的としたものである。
【0006】
また請求項記載の発明は、全体を嵩低くし得る循環式収納庫を提供することを目的としたものである。
そして請求項記載の発明は、建物内に好適に設置し得る循環式収納庫を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の循環式収納庫は、環状のガイド体が設けられ、このガイド体に被ガイド体を介して支持案内されて環状経路上で移動される荷載置用の支持枠が設けられ、この支持枠は複数で、前後の支持枠間に継ぎ材が配設されるとともに、支持枠と継ぎ材とが横方向で相対回動自在に連結されて無端状とされ、前記支持枠と継ぎ材には、それぞれ内側に向く受動面が形成され、前記環状経路は、平行した一対の直線状経路部と、これら直線状経路部の遊端間を結ぶ半円状経路部とからなり、前記支持枠群を移動させる駆動装置が設けられ、この駆動装置は一対の直線状経路部間に配設されて、両直線状経路部のそれぞれ内側に向く両受動面に摩擦駆動輪が同時に当接されることを特徴としたものである。
【0008】
したがって請求項1の発明によると、駆動装置の作動により摩擦駆動輪を回転させることで、支持枠と継ぎ材との受動面を介して支持枠群に移動力を付与し得、以て支持枠群をガイド体に支持案内させながら循環移動させ得る。その際に摩擦駆動輪により、支持枠群と継ぎ材群からなる無端状物の長さ方向の中央部二箇所に移動力を均等に掛けることになる。また摩擦伝動であることから、移動力付与の部分には衝突音などの騒音は殆ど生じない。
【0009】
また本発明の請求項2記載の循環式収納庫は、上記した請求項1記載の構成において、支持枠の下部にはリンク体が設けられるとともに、このリンク体の内面に支持枠の受動面が形成され、継ぎ材はリンク体間に配置されて連結され、駆動装置は、その摩擦駆動輪を下位としてガイド体側に取り付けられることを特徴としたものである。
【0010】
したがって請求項2の発明によると、リンク体と継ぎ材に形成した受動面を下部に位置させ、摩擦駆動輪を下位として駆動装置を配設することで、支持枠の高さの範囲内に駆動装置の全てまたは大部分を位置し得る。
【0013】
さらに本発明の請求項記載の循環式収納庫は、上記した請求項1または2記載の構成において、環状のガイド体は上部ガイド面と下部ガイド面とを有し、被ガイド体は、上部ガイド面にガイドされる上部被ガイド体と下部ガイド面にガイドされる下部被ガイド体とを有することを特徴としたものである。
【0014】
したがって請求項の発明によると、支持枠の高さの範囲内にガイド体を配設し得る。
しかも本発明の請求項記載の循環式収納庫は、上記した請求項記載の構成において、上部ガイド面は、下位ほど外側の左右一対の傾斜面によりハの字状に形成され、下部ガイド面は、上位ほど外側の左右一対の傾斜面により逆ハの字状に形成され、上部被ガイド体と下部被ガイド体とは、対応した傾斜面上で転動自在な左右一対のローラを有することを特徴としたものである。
【0015】
したがって請求項の発明によると、ハの字状や逆ハの字状のガイド面上でローラを転動させることで、支持枠群を、上下左右にガタ付くこともなく安定して円滑に移動させ得る。
【0016】
また本発明の請求項記載の循環式収納庫は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の構成において、環状のガイド体は、並行した一対の直線状ガイド部と、これら直線状ガイド部の遊端間に連結される半円状ガイド部とからなり、直線状ガイド部は、上部ガイド面と下部ガイド面とが形成された共通レール体からなり、半円状ガイド部は、上部ガイド面が形成された上部円弧レール体と、下部ガイド面が形成された下部円弧レール体とに分割されていることを特徴としたものである。
【0017】
したがって請求項の発明によると、両直線状ガイド部は、たとえばアルミニウムの押し出し成形などにより容易に成形し得、また各半円状ガイド部は、断面が台形状でかつ上下に分割していることから、その半円状の成形を容易に精度良く行える。
【0018】
そして本発明の請求項記載の循環式収納庫は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の構成において、建物の床の上方に床板が配設されて、これら床と床板との間に収納スペースが形成され、この収納スペース内に配設されることを特徴としたものである。
【0019】
したがって請求項の発明によると、建物の床と床板との間に形成された収納スペースを利用して、コンパクトで静かな循環式収納庫を好適に配設し得る。
さらに本発明の請求項記載の循環式収納庫は、上記した請求項記載の構成において、床板はビームの上方に配設され、環状のガイド体がビームと床との少なくとも一方に支持されていることを特徴としたものである。
【0020】
したがって請求項の発明によると、循環式収納庫の据え付けを、建物構成物であるビームや床を利用して、容易にかつ安定して行える。
しかも本発明の請求項記載の循環式収納庫は、上記した請求項6または7記載の構成において、建物は、階層を形成する床と、この床に対して上方に突出された梁部とからなり、床と床板との間に梁部の高さに相当する収納スペースが形成されることを特徴としたものである。
【0021】
したがって請求項の発明によると、収納スペースを、建物のデッドスペースを利用して、各階の占有高さを高くすることなく形成し得る。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、床下収納庫に採用した状態として図1〜図8に基づいて説明する。
【0023】
図1、図2において、高層住宅(建物の一例)1は、階層を形成する床2や室区画の側壁3などからなり、床2と側壁3とからなるコーナ部や中間部などには、床2に対して上方に突出した梁部(逆梁)4が形成されている。そして床2の上方には、梁部4などを介して複数の大引ビーム(根太材)5が平行して渡されるとともに、隣接した大引ビーム5間は複数のサブビーム6により連結されている。さらに、これら大引ビーム5やサブビーム6の上面間に亘って床板7が配設され、以て床2と床板7との間に梁部4の高さに相当する収納スペース8が形成されている。
【0024】
この収納スペース8内に、横方向に循環する循環式収納庫10が配設されている。すなわち、循環式収納庫10の本体11は板状であって、大引ビーム5に連結具(ボルト・ナット)12などを介して連結されて垂設されている。この本体11は、複数の大引ビーム5から垂設された複数枚であって、それぞれの下部は、収納スペース8の高さ方向の中間に位置され、そして下部には、横方向の保持枠体13が連結具14などを介して連結されている。
【0025】
図2〜図4、図6、図8に示すように、前記本体11群に保持枠体13を介して支持される環状のガイド体20が設けられ、この環状のガイド体20は、並行した一対の直線状ガイド部21と、これら直線状ガイド部21の遊端間に連結される半円状ガイド部25とから構成される。
【0026】
すなわち直線状ガイド部21は縦断面がI字形状の共通レール体からなり、その上部には、下位ほど外側の左右一対の傾斜面によりハの字状の上部ガイド面22が形成され、また下部には、上位ほど外側の左右一対の傾斜面により逆ハの字状の下部ガイド面23が形成されている。そして両直線状ガイド部21は、前記保持枠体13の遊端に外側から当てがわれたのち、この保持枠体13に連結具15などを介して連結されている。なお直線状ガイド部21は、たとえばアルミニウムの押し出し成形などにより一体成形され、その際に空洞部が適宜に形成される。
【0027】
また半円状ガイド部25は、上部円弧レール体26と下部円弧レール体28とにより上下で分割されている。上部円弧レール体26は断面が台形状であって、その上面側には、下位ほど外側の左右一対の傾斜面によりハの字状の上部ガイド面27が形成されている。また下部円弧レール体28は断面が逆台形状であって、その下面側には、上位ほど外側の左右一対の傾斜面により逆ハの字状の下部ガイド面29が形成されいる。
【0028】
両円弧レール体26,28は、連結枠体16に対して上下に振り分けて上側または下側から当てがわれたのち、この連結枠体16に連結具17などを介して連結されている。ここで連結枠体16は、平面視において円弧レール体26,28の幅内に納まるように形成されている。そして連結枠体16に一体化されたブラケット18が保持枠体13に外面から当てがわれたのち、この保持枠体13に連結具19などを介して連結されており、以て円弧レール体26,28は、支持枠体16やブラケット18や保持枠体13などを介して本体11側に支持される。
【0029】
このように構成されかつ配設された環状のガイド体20に、被ガイド体(後述する。)を介して支持案内される荷載置用の支持枠30が設けられる。すなわち図3〜図7に示すように、側面視でL字形状の支持部材31が左右一対に設けられ、これら支持部材31は断面L形のレール材を折り曲げた状態に形成され、以て水平状部分により支持部31Aが形成されるとともに、垂直状部分により連結部31Bが形成される。
【0030】
そして左右の支持部材31における支持部31A間に渡し部材32が配置され、この渡し部材32は前後一対(複数または単数)で、支持部31Aに対してリベットなどの固定具33により一体化される。また垂直状の連結部31Bは、横断面がL字形状で立設状の背部材34に当て付けられたのち、ボルト・ナットなどの連結具35を介して着脱自在に連結されている。さらに背部材34の上端間には、断面がL字形状の横部材36が当て付けられたのち、連結具37を介して連結されている。
【0031】
前記支持部材31における支持部31A間で、荷の一例であるコンテナ(後述する。)の支持を行うのであり、その際にコンテナの車輪を落ち込ませて位置決めを行うための矩形孔38が、前記支持部31Aの前後二箇所に形成されている。以上の31〜38などにより支持枠30の一例が構成される。
【0032】
前記支持枠30の上部、すなわち横部材36の下方には上板40が配設され、この上板40は横部材36に対して、ボルト・ナットからなる複数の調整連結具41を介して、上下位置を調整自在にかつ着脱自在に連結されている。さらに上板40は背部材34に対して、上下位置の調整動を許す連結具42を介して着脱自在に連結されている。
【0033】
また支持枠30の下部、すなわち背部材34の下端部間にはリンク体45が設けられる。このリンク体45は断面がC字形状の型材であって、開放部を下向きとして配置され、その外側のウエブ部が背部材34の下端部に、連結具46を介して着脱自在に連結されている。そして内側のウエブ部の内面により、支持枠30の内側に向く受動面47が形成されている。
【0034】
前記被ガイド体は、上部ガイド面22,27にガイドされる上部被ガイド体50と、下部ガイド面23,29にガイドされる下部被ガイド体55とからなる。
すなわち上部被ガイド体50は、ボルトからなる連結具51により上板40の下面に着脱自在に連結されたローラベース体52を有し、このローラベース体52は下開き二又状であって、その両遊端には、それぞれボルト形状のローラ軸53を介してローラ54が、遊転自在にかつ着脱自在に取り付けられている。以上の51〜54により上部被ガイド体50の一例が構成され、その際にローラベース体52の二又部の開き角度などは、左右一対のローラ54が対応した上部ガイド面22,27上で円滑に転動するように設定されている。
【0035】
また下部被ガイド体55は、上部被ガイド体50と同様な構成物を逆向きに配置することで構成される。すなわち、ボルトからなる連結具56によりリンク体45の上面に着脱自在に連結されたローラベース体57と、このローラベース体57の二又部の両遊端に、それぞれローラ軸58を介して遊転自在にかつ着脱自在に取り付けられたローラ59などにより、その一例が構成され、その際にローラベース体57の二又部の開き角度などは、左右一対のローラ59が対応した下部ガイド面23,29上で円滑に転動するように設定されている。
【0036】
以上の構成により、荷載置用の支持枠30は、上部被ガイド体50と下部被ガイド体55とを介して環状のガイド体20に支持案内されて移動自在に構成される。
前記支持枠30は複数で、前後の支持枠30間に継ぎ材60が配設されるとともに、支持枠30群と継ぎ材60群とが横方向で相対回動自在に連結されて無端状とされている。
【0037】
すなわち継ぎ材60は断面がL字形状のリンクプレートであって、その長さ方向の両端が、リンク体45の上面とローラベース体57の下面との間に位置されて前記連結具56により同時に連結されることで、この継ぎ材60はリンク体45に対して、連結具56の周りに相対回動自在に連結される。そして継ぎ材60には、内側立ち上がり片の内面により内側に向く受動面61が形成され、ここで受動面61は、支持枠30の受動面47に対して上位に位置される。
【0038】
これにより、継ぎ材60などを介して無端状とされた支持枠30群は、環状のガイド体20に支持案内されて環状経路65上で移動される。ここで環状経路65は、平行した一対の直線状経路部65Aと、これら直線状経路部65Aの遊端間を結ぶ半円状経路部65Bとにより長円状に形成されている。
【0039】
上記のように無端状とされた支持枠30群を移動させる駆動装置70が設けられる。すなわち図1〜図3に示すように、駆動装置70は一対の直線状経路部65A間に配設されるもので、その駆動部(モータなど)71は、一対の直線状ガイド部21間において、前記保持枠体13に連結具76を介して下向きに取り付けられる。そして、下方への出力軸72には摩擦駆動輪73が取り付けられている。ここで摩擦駆動輪73は、出力軸72に固定される金属製の内輪体74と、この内輪体74に外嵌固定されかつウレタンゴムやスポンジなどの摩擦弾性体からなる外輪体75とにより形成される。そして摩擦駆動輪73は、両直線状経路部65Aのそれぞれ内側に向く受動面47,61に同時に当接されるように、その外輪体75などの幅や上下位置が設定されている。
【0040】
図1、図2に示すように、前記床板7には、少なくとも一部が前記環状経路65、すなわち一方の直線状経路部65Aに上方から対向する出し入れ口80が設けられ、この出し入れ口80は矩形筒枠体81により形成されている。この出し入れ口80は、蓋体82によって開閉自在に構成され、その際に蓋体82は、一側縁が蝶番83を介して矩形筒枠体81側に揺動自在に連結され、そして他端側は、矩形筒枠体81側に設けられたストッパー体84に当接自在に構成される。なお出し入れ口80は、被支持物を出し入れできる大きさ、形状にしてある。
【0041】
図6、図7に示すように、前記支持枠30に支持される被支持物の一例であるコンテナ85は、箱状のコンテナ本体86と、開閉自在な蓋87と、コンテナ本体86の下面四隅に設けられた車輪88などにより形成される。ここで各車輪88は二車輪形式であって、それぞれ外側に位置される車輪88が前記矩形孔38に落ち込んで支持部31Aに支持されるように構成されている。
【0042】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
循環式収納庫10は、製作工場で組み立てられ、試運転や調整が行われる。そして循環式収納庫10は、大まかに分解されて据え付け現場に運搬される。すなわち、各本体11にはそれぞれ保持枠体13が一体化されており、一つの保持枠体13には駆動装置70が取り付けられている。なお駆動装置70は、据え付け現場で保持枠体13に取り付けてもよい。ガイド体20は、一対の直線状ガイド部21と一対の半円状ガイド部25とに分解され、ここで半円状ガイド部25は、その上下の対が連結枠体16によって一体化されている。
【0043】
なお両直線状ガイド部21は、たとえばアルミニウムの押し出し成形などにより容易に成形し得、また各半円状ガイド部25は、断面が台形状でかつ上下に分割されていることから、その半円状の成形は容易に精度良く行える。
【0044】
各支持枠30は、支持部材31と背部材34との連結箇所で分解され、そして背部材34側には、上板40を介して上部被ガイド体50が、リンク体45を介して下部被ガイド体55が、それぞれ取り付けられている。リンク体45群と継ぎ材60群とからなる無端チェーン状物は、少なくとも一箇所において分断されている。
【0045】
循環式収納庫10は、上記のように分解されることで、運搬や据え付け現場への搬入などを容易に迅速に行える。そして循環式収納庫10の据え付けは、大引ビーム5やサブビーム6を所定の状態に組み付けたのちに行われる。
【0046】
すなわち、まず本体11群が、大引ビーム5の所定の位置に連結具12を介して連結される。次いで一対の直線状ガイド部21が、保持枠体13群の遊端間に連結具15を介して連結される。そして両直線状ガイド部21の一方側の遊端間に一方の半円状ガイド部25が配置され、その連結枠体16と一体のブラケット18が、連結具19を介して保持枠体13に連結される。
【0047】
この状態で、直線状ガイド部21の他方の遊端側(分断端側)から、リンク体45群や継ぎ材60群などにより形成されたチェーン状物が外嵌状に差し込まれる。この差し込みは、直線状ガイド部21の上部ガイド面22上で上部被ガイド体50のローラ54を転動させるとともに、下部ガイド面23上で下部被ガイド体55のローラ59を転動させながら行われる。そして差し込み量が増すことで、一方の半円状ガイド部25においては、その上部ガイド面27上でローラ54が転動されるとともに、下部ガイド面29上でローラ59が転動されることになる。
【0048】
このようにして、両直線状ガイド部21から一方の半円状ガイド部25に亘ってチェーン状物が配設されたのち、両直線状ガイド部21の他方側の遊端間に他方の半円状ガイド部25が配置され、その連結枠体16と一体のブラケット18が、連結具19を介して保持枠体13に連結されるとともに、この他方の半円状ガイド部25の部分にチェーン状物が配設される。
【0049】
その際に、前述した分断により、少なくとも一個の下部被ガイド体55が外されていることから、他方の半円状ガイド部25の部分への配設は容易に支障なく行われる。そして配設後に、分断部の連結が連結具56を介して行われ、これと同時に、外されていた下部被ガイド体55が組み付けられる。
【0050】
以上によりガイド体20とチェーン状物の配設が行われるのであり、その後に、または適宜なときに、調整連結具41の操作により上板40を昇降させて、ガイド体20に対する上下のローラ54,59群の当接圧が調整される。このとき、一対の直線状経路部65A間に配設された駆動装置70の摩擦駆動輪73は、それぞれ内側に向く受動面47,61に同時に当接される。
【0051】
このようにしてチェーン状物の配設を行ったのち、チェーン状物側の各背部材34に対して支持部材31が連結具35を介して連結され、以て所定ピッチ置きに支持枠30が形成され、かつ支持枠30群は無端状に配設される。これにより循環式収納庫10の据え付けを行え、この後、ビーム5,6上に床板7が施工される。
【0052】
このようにして据え付けられた循環式収納庫10は、リンク体45と継ぎ材60に形成される受動面47,61が下部に位置され、そして駆動装置70が摩擦駆動輪73を下位として配設されることで、支持枠30の高さの範囲内に駆動装置70の全てまたは大部分を位置し得、以て循環式収納庫10の全体を嵩低くし得る。
【0053】
循環式収納庫10は次のようにして使用される。すなわち、まず蓋体80を開動させて出し入れ口80を開放させる。このとき操作盤などを蓋体82の裏面にセットしておけばよい。次いで駆動装置70の作動により支持枠30群を環状経路65上で循環移動させ、目的とする支持枠30を出し入れ口80の下方に停止される。そして、コンテナ85を、出し入れ口80を通して空の支持枠30上に下ろすことで、循環式収納庫10側に入庫し得、またコンテナ85を、出し入れ口80を通して支持枠30上から床板7上に取り出すことで、循環式収納庫10側から出庫し得る。その後に蓋体82を閉動して出し入れ口80を閉塞することで、入出庫作業を終える。
【0054】
上述したように駆動装置70の作動により支持枠30群を環状経路65上で循環移動させるに際し、支持枠30と継ぎ材60とに形成された受動面47,61に摩擦駆動輪73を当接させて移動力を付与することで、摩擦伝動であることから、この移動力付与の部分には衝突音などの騒音は殆ど生ぜず、移動力付与を静かに行える。
【0055】
また駆動装置70の摩擦駆動輪73が、平行した一対の直線状経路部65A間に位置して、両直線状経路部65Aのそれぞれの受動面47,61に同時に当接されることで、無端状物の長さ方向の中央部二箇所に移動力を均等に掛けることになって、この無端状物の移動を円滑にかつ効率よく行えるとともに、摩擦駆動輪73に偏荷重がかからなくて駆動装置70側の損傷を減少し得る。
【0056】
さらに、ガイド体20に形成した上部ガイド面22,27と下部ガイド面23,29とに、支持枠30側の上部被ガイド体50と下部被ガイド体55とがガイドされることで、支持枠30の高さの範囲内にガイド体20を配設し得、以て循環式収納庫10の全体を嵩低くし得る。
【0057】
そして、上部ガイド面22,27がハの字状に形成されるとともに下部ガイド面23,29が逆ハの字状に形成され、これらガイド面22,27、23,29上でローラ54,59が転動されることで、支持枠30群は、上下左右にガタ付くこともなく安定して円滑に移動されることになり、コンテナ90の脱落、位置ずれ、ガタ付きによる騒音などは生じない。
【0058】
しかも、建物の床2と床板7との間に形成された収納スペース8を利用して、コンパクトで静かな循環式収納庫10を配設し得る。また、循環式収納庫10は、建物構成物である大引ビーム5を利用して、容易にかつ安定して据え付けを行える。さらに、収納スペース8は、梁部4の高さに相当することから、建物のデッドスペースを利用して、各階の占有高さを高くすることなく形成し得る。
【0059】
次に、本発明の別の実施の形態を図9に基づいて説明する。
すなわち、循環式収納庫10の本体90は、床2上にアンカーボルト93などにより固定されるベース体91と、このベース体91から立設された複数のブラケット92などにより形成され、これらブラケット92の上部に、横方向の保持枠体13が連結具14などを介して連結されている。
【0060】
この別の実施の形態によると、循環式収納庫10の据え付けを、建物構成物である床2を利用して、容易にかつ安定して行える。
上記した実施の形態では、支持枠30群の高さ範囲内に位置されるガイド体20が設けられているが、ガイド体としては、床上に敷設されるレール形式であってもよく、この場合に支持枠30群は、車輪などを介して支持案内される。
【0061】
上記した実施の形態では、リンク体45の受動面47が上位でかつ継ぎ材60の受動面61が下位の形式が示されているが、これはリンク体45の受動面47が下位でかつ継ぎ材60の受動面61が上位の形式であってもよい。
【0062】
上記した実施の形態では、摩擦駆動輪73を下位とした駆動装置70が示されているが、これは摩擦駆動輪73を上位とした配置であってもよく、そして受動面47,61は上部側に形成されてもよい。
【0064】
上記した実施の形態では、ハの字状に形成された上部ガイド面22,27と逆ハの字状に形成された下部ガイド面23,29に対して、ローラ54,59を転動させるガイド形式が示されているが、これは凹溝状のガイド体にローラを嵌合させるガイド形式などであってもよい。
【0065】
上記した実施の形態では、半円状ガイド部25が、上部円弧レール体26と下部円弧レール体28とに分割されているが、この半円状ガイド部25は、上部ガイド面27と下部ガイド面29とが形成された共通レール体であってもよい。
【0066】
上記した実施の形態では、建物内に循環式収納庫10が配設された形式が示されているが、この循環式収納庫10が、工場内や倉庫室などに配設された形式であってもよい。
【0067】
上記した実施の形態では、支持枠30によりコンテナ85を支持する形式が示されているが、これは物品など被支持物を直接に支持させる形式であってもよい。またリフト装置を並設して、出し入れ口80を通して、支持枠30と床板7側との間でコンテナ85などを移動させてもよい。
【0068】
上記した実施の形態では、出し入れ口80に蓋体82が設けられているが、この蓋体82がない形式であってもよい。また蓋体82は、また上下方向に揺動自在な形式のほか、片開きや観音開きによる開閉形式、引き戸式(スライド式)、嵌め込み式などで開閉させる形式でもよい。
【0069】
上記した実施の形態では、大引ビーム5の端部が梁部4の上面で支持されているが、これは、たとえばジャッキ形式の支え装置で支持する形式や、側壁3や梁部4に固定されたブラケットに大引ビーム5が支持される形式などであってもよい。
【0070】
上記した実施の形態では、各部の連結をボルトナット形式の連結具により行っているが、これは、適宜にリベットなどにより固定する形式やフック形式などであってもよい。
【0071】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、駆動装置の作動により摩擦駆動輪を回転させることで、支持枠と継ぎ材との受動面を介して支持枠群に移動力を付与でき、以て支持枠群をガイド体に支持案内させながら循環移動できる。その際に摩擦駆動輪により、支持枠群と継ぎ材群からなる無端状物の長さ方向の中央部二箇所に移動力を均等に掛けることができ、この無端状物の移動を円滑にかつ効率よく行うことができるとともに、摩擦駆動輪に偏荷重がかからなくて駆動装置側の損傷を減少できる。また摩擦伝動であることから、移動力付与の部分には衝突音などの騒音は殆ど生ぜず、移動力付与を静かに行うことができる。さらにテークアップ機構や定期的なメンテナンスを不要にでき、使いがっての良い循環式収納庫を提供できる。
【0072】
また上記した本発明の請求項2によると、リンク体と継ぎ材に形成した受動面を下部に位置させ、摩擦駆動輪を下位として駆動装置を配設することで、支持枠の高さの範囲内に駆動装置の全てまたは大部分を位置でき、以て循環式収納庫の全体を嵩低く形成できる。
【0074】
さらに上記した本発明の請求項によると、支持枠の高さの範囲内にガイド体を配設でき、以て循環式収納庫の全体を嵩低く形成できる。
しかも上記した本発明の請求項によると、ハの字状や逆ハの字状のガイド面上でローラを転動させることで、支持枠群を、上下左右にガタ付かせることもなく安定して円滑に移動させることができ、被支持物の脱落、位置ずれ、ガタ付きによる騒音などは生じない。
【0075】
また上記した本発明の請求項によると、両直線状ガイド部は、たとえばアルミニウムの押し出し成形などにより容易に成形でき、また各半円状ガイド部は、断面が台形状でかつ上下に分割していることから、その半円状の成形を容易に精度良く行うことができる。
【0076】
そして上記した本発明の請求項によると、建物の床と床板との間に形成された収納スペースを利用して、コンパクトで静かな循環式収納庫を好適に配設できる。
【0077】
さらに上記した本発明の請求項によると、循環式収納庫の据え付けを、建物構成物であるビームや床を利用して、容易にかつ安定して行うことができる。
しかも上記した本発明の請求項によると、収納スペースを、建物のデッドスペースを利用して、各階の占有高さを高くすることなく形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、循環式収納庫の縦断正面図である。
【図2】同循環式収納庫の平面図である。
【図3】同循環式収納庫の要部の縦断正面図である。
【図4】同循環式収納庫の要部の平面図である。
【図5】同循環式収納庫の要部の側面図である。
【図6】同循環式収納庫の支持枠部分の側面図である。
【図7】同循環式収納庫の支持枠部分の平面図である。
【図8】同循環式収納庫のガイド体の斜視図である。
【図9】本発明の別の実施の形態を示し、循環式収納庫の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 高層住宅(建物)
2 床
4 梁部
5 大引ビーム
6 サブビーム
7 床板
8 収納スペース
10 循環式収納庫
11 本体
13 保持枠体
16 連結枠体
18 ブラケット
20 ガイド体
21 直線状ガイド部
22 上部ガイド面
23 下部ガイド面
25 半円状ガイド部
26 上部円弧レール体
27 上部ガイド面
28 下部円弧レール体
29 下部ガイド面
30 支持枠
31 支持部材
34 背部材
38 矩形孔
40 上板
45 リンク体
47 受動面
50 上部被ガイド体
52 ローラベース体
54 ローラ
55 下部被ガイド体
57 ローラベース体
59 ローラ
60 継ぎ材
61 受動面
65 環状経路
65A 直線状経路部
65B 半円状経路部
70 駆動装置
73 摩擦駆動輪
80 出し入れ口
85 コンテナ(被支持物)
90 本体

Claims (8)

  1. 環状のガイド体が設けられ、このガイド体に被ガイド体を介して支持案内されて環状経路上で移動される荷載置用の支持枠が設けられ、この支持枠は複数で、前後の支持枠間に継ぎ材が配設されるとともに、支持枠と継ぎ材とが横方向で相対回動自在に連結されて無端状とされ、前記支持枠と継ぎ材には、それぞれ内側に向く受動面が形成され、前記環状経路は、平行した一対の直線状経路部と、これら直線状経路部の遊端間を結ぶ半円状経路部とからなり、前記支持枠群を移動させる駆動装置が設けられ、この駆動装置は一対の直線状経路部間に配設されて、両直線状経路部のそれぞれ内側に向く両受動面に摩擦駆動輪が同時に当接されることを特徴とする循環式収納庫。
  2. 支持枠の下部にはリンク体が設けられるとともに、このリンク体の内面に支持枠の受動面が形成され、継ぎ材はリンク体間に配置されて連結され、駆動装置は、その摩擦駆動輪を下位としてガイド体側に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の循環式収納庫。
  3. 環状のガイド体は上部ガイド面と下部ガイド面とを有し、被ガイド体は、上部ガイド面にガイドされる上部被ガイド体と下部ガイド面にガイドされる下部被ガイド体とを有することを特徴とする請求項1または2記載の循環式収納庫。
  4. 部ガイド面は、下位ほど外側の左右一対の傾斜面によりハの字状に形成され、下部ガイド面は、上位ほど外側の左右一対の傾斜面により逆ハの字状に形成され、上部被ガイド体と下部被ガイド体とは、対応した傾斜面上で転動自在な左右一対のローラを有することを特徴とする請求項記載の循環式収納庫。
  5. 環状のガイド体は、並行した一対の直線状ガイド部と、これら直線状ガイド部の遊端間に連結される半円状ガイド部とからなり、直線状ガイド部は、上部ガイド面下部ガイド面とが形成された共通レール体からなり、半円状ガイド部は、上部ガイド面が形成された上部円弧レール体と、下部ガイド面が形成された下部円弧レール体とに分割されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の循環式収納庫。
  6. 建物の床の上方に床板が配設されて、これら床と床板との間に収納スペースが形成され、この収納スペース内に配設されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の循環式収納庫。
  7. 床板はビームの上方に配設され、環状のガイド体がビームと床との少なくとも一方に支持されていることを特徴とする請求項記載の循環式収納庫。
  8. 建物は、階層を形成する床と、この床に対して上方に突出された梁部とからなり、床と床板との間に梁部の高さに相当する収納スペースが形成されることを特徴とする請求項6または7記載の循環式収納庫。
JP22621596A 1996-08-28 1996-08-28 循環式収納庫 Expired - Fee Related JP3613898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22621596A JP3613898B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 循環式収納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22621596A JP3613898B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 循環式収納庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1067409A JPH1067409A (ja) 1998-03-10
JP3613898B2 true JP3613898B2 (ja) 2005-01-26

Family

ID=16841706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22621596A Expired - Fee Related JP3613898B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 循環式収納庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3613898B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104925446B (zh) * 2015-06-24 2017-04-05 上海观谷科技有限公司 一种深井立式储药筒的出药装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1067409A (ja) 1998-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4149615A (en) Apparatus for mounting an elevator door operator
JP4858334B2 (ja) 昇降機能付き吊下げ搬送車
JP4960823B2 (ja) 自動倉庫
WO2020004777A1 (ko) 스태커 크레인의 메인 구동 장치
US4177881A (en) Elevator system
JP3613898B2 (ja) 循環式収納庫
US7191874B2 (en) Carrying apparatus
JP3003341B2 (ja) 自動倉庫用の出し入れ装置
JP2021138471A (ja) 棚部材、並びに、倉庫装置
JP2970403B2 (ja) 荷保管設備
JP2003212308A (ja) 物品移載装置
CA1234768A (en) Warehouse system with pan extractor mechanism
JP2738215B2 (ja) 回転棚設備
CN219688460U (zh) 一种托盘自动输送装置
JP2640435B2 (ja) 中間据置型荷揚装置
JP7102887B2 (ja) スタッカクレーン
KR102087790B1 (ko) 주차설비용 차량 진입 발판 장치
JP2002037567A (ja) 住宅用荷物昇降装置
JP2602381Y2 (ja) トラックの荷台コンベア
JPH07238708A (ja) 機械式駐車装置
JPH0235696Y2 (ja)
JP2734229B2 (ja) 台車用回転式棚
JP3051161U (ja) 可搬式エレベータ装置
JP2022174515A (ja) 嵩上げ部材、及び嵩上げ部材を備えるエレベータのかご
JP2776061B2 (ja) 水平回転式棚

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees