JPS63217084A - 間仕切用移動壁の懸吊支持装置 - Google Patents

間仕切用移動壁の懸吊支持装置

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JPS63217084A
JPS63217084A JP4640387A JP4640387A JPS63217084A JP S63217084 A JPS63217084 A JP S63217084A JP 4640387 A JP4640387 A JP 4640387A JP 4640387 A JP4640387 A JP 4640387A JP S63217084 A JPS63217084 A JP S63217084A
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JP
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rail
traveling
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ceiling rail
ceiling
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厚 橋本
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Kokuyo Co Ltd
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、間仕切用の移動壁を走行可能に懸吊支持する
ための懸吊支持装置に関するものである。
[従来の技術] 近時、ホテルの宴会場やオフィス等においては、広いフ
ロア−を必要に応じて簡単に仕切ることのできる間仕切
用の移動壁が設備されていることが少なくない。
この種の移動壁は、その前後2箇所が各々天井レールに
懸吊杆を介して懸吊支持されており、その天井レールに
沿って移動させ得るようになっている。そして、このよ
うな移動壁は、格納等のために種々の態様で移動させる
ことが必要であり、天井レールが直角に接合されている
箇所を通過させ得るように構成されているものもある。
しかして、この場合の懸吊支持装置としては、例えば、
連続的な下向開口部の両側に第ル−ル部を備えてなる一
方の天井レールと、前記下向開口部と直交する連続的な
下向開口部を有しその下向開口部の両側に対をなす第2
レール部を備えてなる他方の天井レールと、前記天井レ
ール内に走行可能に配設され前記下向開口部に挿通させ
た懸吊杆を介して移動壁を懸吊支持する走行体と、この
走行体の一方の対向する二側面に軸着されこの走行体が
一方の天井レール内を走行する際に前記第ル−ル部上を
転動する一対の第1の走行ローラと、前記走行体の他方
の二側面に軸着され該走行体が他方の天井レール内を走
行する際に前記第2レール部上を転勤する一対の第2の
走行ローラとを具備してなるものが知られている。
[考案が解決しようとする問題点コ ところが、このような構成のものでは、走行体が交差部
分を通過する際に走行ローラが下向開口部に落込んでし
まい、再びレール部上へ乗上げる際に偏った方向へ力を
受けて水平旋回してしまう不具合がある。
そこで、このような不具合に対処する方策として、前記
天井レールの交差部分の四隅部に前記走行体の下面を転
接支持する支持ボールを配設するとともに、前記走行体
の下面に前記支持ボールの上端部が係合する横断面部分
円弧状の案内溝を格子状に設け、これらの案内溝部分を
前記各支持ボールに係合支持させることにより、前記走
行体が下向開口部に落込むことなく天井レールの交差部
分を通過できるようにしたものが開発されている。
ところが、このような構成のものは、下向開口部に落込
む不具合は解消されるものの、走行体を交差部分に位置
させた際に、前述した4個の支持ボールが格子状の案内
溝の各交点に正確に位置するように組立てられていない
と、走行体に作用する荷重により支持ボールが部分円弧
状の案内溝の偏位した部位に押付けられた場合に、その
反作用として該走行体に旋回力その他の有害な力が作用
することになる。しかも、このような支持ボールは無方
向性であって抵抗が大きいため、わずかな力が作用した
場合にも引掛り易い欠点がある。このような原因で、か
かる構成によるもなお、走行体の円滑な作動が阻害され
走行不能な事態をもたらすことになる。
ところで、このような不具合は、1本の第1天井レール
から2本の平行な第2天井レールを分岐させておき、第
1天井レールに沿って幅方向に移動させてきた移動壁を
、次に、両第2天井レールに沿って厚み方向に移動させ
るような場合に特に生じ易い。すなわち、このような場
合に上述した原因で走行体の移動に少しでも引掛りが生
じると、移動壁の傾動が先行して正常な移動が阻害され
るという重大な不具合が生じる。詳述すれば、この種の
移動壁は、例えばホテルのフロア−等の間仕切りに使用
されるものであれば7m前後にもおよぶ人間の背丈より
も遥かに背の高いものが少なくなく、このような移動壁
を移動させるには、その下半部分を抑圧操作せざるを得
ない。移動壁を前記第1天井レールに沿って幅方向に移
動させる際には、対をなす走行体が進行方向に間隔をあ
けて位置することになるため、移動壁の重量が極端に小
さいものでない限り、走行体の進行に多少の抵抗があっ
ても移動壁が傾くことはなく、その抑圧操作力は走行体
を前進させるための力として有効に作用する。しかるに
、その移動壁を前記両第2天井レールに沿って厚み方向
に移動させる場合には、前記両走行体を横並び状態で同
時に進行させる必要がある。そのため、移動壁の下半部
分を抑圧操作せざるを得ない場合には、それら走行体が
円滑に走行できないと、その押圧力が移動壁を厚み方向
に傾動させる力として働くことになる。つまり、走行体
の走行に引掛りが生じると、移動壁を抑圧操作しても、
移動壁は前記走行体部分を支点にして厚み方向に傾くだ
けのものとなり、第2天井レールに沿って移動させるこ
とが不可能になるという重大な不具合を招くことになる
“したがって、従来のもので、このような不具合を回避
するには、非常に高い組立精度が要求されるという問題
がある。
また、この種の走行体は、懸吊杆に曲げ応力等が作用し
ないよう該懸吊杆の上端部分を揺動可能に支持している
のが一般的であるが、前述した従来のものは左右の2輪
でレール部上を走行することになるので、天井レール内
を走行中に各走行体が懸吊杆に対してそれぞれ上下方向
へ首振運動をするという不都合を伴う。そのため、格別
な補助手段を講じなければならない問題がある。
本発明は、以上のような問題点を解消することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、次のよ
うな構成を採用したものである。
すなわち、本考案に係る間仕切用移動壁の懸吊支持装置
は、連続的な下向開口部の両側に対をなすレール部を備
えてなり直角に交差させて連結された天井レールと、こ
の天井レール内に走行可能に配設され前記下向開口部に
挿通された懸吊杆を介して移動壁を懸吊支持する走行体
と、この走行体における天井レールに平行な四辺の各中
央部分にそれぞれ配設され前記下向開口部を跨いで両側
のレール部にそれぞれ転接する一体形の走行ローラと、
天井レールの交差部分に位置する走行体の走行ローラを
下側から支持すべく設けられ対応する走行ローラの軸心
と直交する支軸により天井レール側に軸着された回転方
向性を有する支持ローラとを具備してなることを特徴と
している。
[作用] このような構成であれば、先ず走行ローラが下向開口部
に落込む不具合がない。すなわち、走行体が天井レール
の交差部分中央に位置している状態では、各走行ローラ
がそれぞれ対応する下向開口部を跨いで両側のレール部
下側に設けた支持ローラに転接しレール高さ位置に保持
され得るからである。また、この状態に至る前後、すな
わち走行体が前記交差部分に対して接離する場合におい
ては、レール部上を転勤中の一対の走行ローラのうち一
方が交差部分中心を通過する際、その軸心に平行なレー
ルの下向開口部において支持不能な状態となる。しかし
、この位置においては、転勤していない両サイドの走行
ローラを対応する支持ローラによってレール高さ位置に
支持させておけば、この支持ローラは転勤中の前記走行
ローラと同一の回転方向性を有しているので、離脱した
走行ローラが下向開口部を越えて再びレール部上へ転接
するまでの間、前記走行ローラを下向開口部へ落込ませ
ることなく通過させることが可能となる。
しかも、このような構成であれば、走行体が水平旋回し
たり走行ローラに引掛りが生じたりして走行不能になる
といった不具合が生じることがない。すなわち、走行体
が旋回するためには、下向開口部を跨いで左右のレール
部上に転接する各走行ローラにおいて、各々の一方のレ
ール部上への転接部分が交差部分の中心に向かう方向へ
回転するとともに他方のレール部上への転接部分が交差
部分の中心から離れる方向へ回転することが必要である
。しかるに、ここにおける走行ローラは画部分を一体に
形成しているので、互いに逆方向へ回転することは不可
能である。したがって、転接部分が滑らない限り旋回す
ることはない。また、支持機構として抵抗の大きな無方
向性の支持ボール等を用いておらず、抵抗を極めて小さ
くすることが可能な回転方向性を有したローラを用いて
おり、しかもそれらをレール高さ位置において走行ロー
ラに転接させているに過ぎないので、取付けがさほど精
密でなくとも引掛りを生ずることがなく、移動壁に厚み
方向の力を作用させた場合には円滑にその方向へ案内さ
れるものとなる。
また、走行体は、進行方向に向かって常にその前後に配
された走行ローラを介してレール部上に支持されるよう
になっているので、格別な補助機構等を設けずとも走行
体の上下方向の首振運動を有効に防止できる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この間仕切用移動壁の懸吊支持装置は、第1図および第
2図に示すように、連続的な下向開口部1aを有した一
方の天井レール1と、連続的な下向開口部2a’)有し
前記天井レール1と直角に交差させて連結された他方の
天井レール2と、前記天井レール1.2内に走行可能に
配設され前記下向開口部1a、2aに挿通させた懸吊杆
3を介して背丈が7m程度の移動壁4を懸吊支持する走
行体5と、この走行体5における天井レール1.2に平
行な四辺の各中央部分にそれぞれ配設され前記下向開口
部1 a s 2 aを跨いで両側のレール部12.2
2にそれぞれ転接する一体形の走行ローラ6.7と、天
井レール11.2の交差部分に位置する走行体5の走行
ローラ6.7を下側から支持すべく設けられ対応する走
行ローラ6.7の支軸6a、7aの軸心と直交する支軸
83a、84aにより天井レール12.22側に軸着さ
れた回転方向性を有する支持ローラ83.84とを具備
してなる。
天井レール1.2は、建物の天井に埋設されたもので、
中央部に連続的な下向開口部1 a s 2 aを有し
た底壁11.21の下面を天井面に表出させるとともに
、これらの底壁11.21の上面に前記下向開口部1 
a s 1 bを挟んでそれぞれ対をなす第ル−ル部1
2および第2レール部22を形成している。そして、こ
の一方の天井レール1と他方の天井レール2とを直角に
交差させて接合している。すなわち、この交差部分には
、4個の連結支持部材8が配設されており、これらの連
結支持部材8によって、前記第ル−ル部12と第2レー
ル部22とが位置決め状態で連設されている。連結支持
部材8はL字形に成型されたもので、その両端をそれぞ
れ天井レール1.2に連結固定させており、各連結支持
部材8の上面には同じく第1、第2レール部12.22
が形成されており、その中央屈曲部8C間に一方の天井
レール1の下向開口部1aと、他方の天井レール2の下
向開口部2aとの十字交差部分が形成されている。
走行体5は、外形が平面視略矩形をなす盤状の本体5a
を備えており、その本体5aの中心部に懸吊杆3の上端
を傾動可能に連設している。そして、この走行体5の天
井レール2に平行な二辺の各中央部に前記第1走行ロー
ラ6を配しており、これら各第1走行ローラ6の支軸6
aを前記本体5aより垂下させた端板5bに支持させて
いる。
また、この走行体5の天井レール1に平行な二辺の各中
央部に前記第2走行ローラ7を配しており、これら各第
1走行ローラ7の支軸7aを前記本体5aより垂下させ
た端板5bに支持させている。
なお、この走行体5は、各移動壁4に対して2個ずつ設
けられている。
そして、第ル−ル部12の両外側であって前記第2走行
ローラ7の通過領域に略対応する底壁11上面には、段
差をなす溝部13が設けられており、この走行体5が天
井レール1内を走行する際に、第2走行ローラ7を浮か
せた状態で第1走行ローラ6が第ル−ル部12上を転動
するようになっている。また、第2レール部22の両外
側であって前記第1走行ローラ7の通過領域に略対応す
る底壁21上面には、段差をなす溝部23が設けられて
おり、走行体5が天井レール2内を走行する際に、第1
走行ローラ6を浮かせた状態で第2走行ローラ7が第2
レール部22上を転動するようになっている。
また、この走行体5の隅部対角位置に四個の案内ローラ
51を水平回転可能に軸着している。すなわち、案内ロ
ーラ51は、その外周面51aをブロック5aの最外側
面よりも外方に突出させてあり、前記天井レール1.2
の側壁14.24の内面14a、24aに転接し得るよ
うになっている。
そして、走行体が第2図に示すような両天井レール1.
2の交差部分中央に位置した際に、各走行ローラ6.7
を下側から支持すべく、連結支持部材8に支持ローラ8
3.84を設けている。具体的には、第1走行ローラ6
の走行軌道と第2走行ローラフの走行軌道とに囲まれた
平面視四角形の領域の四隅部外周には、各連結支持部材
8の表面をL字状に刻設して凹溝8aが形成されている
そして、第1走行ローラ6に対応する前記凹溝8a内に
は、その上端部分を第ル−ル部12と同一高さ位置に設
定してなる支持ローラ83を収容している。この支持ロ
ーラ83は、前記第1走行ローラ6の支軸6aの軸心と
直交する支軸83aにより軸支されており、その回転方
向性により前記第1走行ローラ6と転接して走行体5を
天井レール2方向へ案内し得るものである。また、第2
走行ローラフに対応する前記凹溝8a内には、その−上
端部分を第2レール部22と同一高さ位置に設定してな
る支持ローラ84を収容している。この支持ローラ84
は、前記第20−ラ7の支軸7aの軸心と直交する支軸
84aにより軸支されており、その回転方向性により前
記第2走行ローラ7と転接して走行体5を天井レール1
方向へ案内し得るものである。
このような構成のものであれば、走行ローラ6.7がそ
れぞれ下向開口部2a、1aに落込むことな(交差部分
を通過できることになる。すなわち、走行体5が交差部
分中央に位置している状態では、第1、第2走行ローラ
6.7がそれぞれ連結支持部材8内に設けた支持ローラ
83.84によってレール高さ位置に保持され得るもの
となり、またこの状態に至る前後、すなわち、例えば走
行体5が第ル−ル部12上を走行して前記交差部分に対
して接離する場合においては、転勤中の一対の第1走行
ローラ6.6のうち一方が交差部分中央を通過する際、
その支軸6aに平行な天井レール2の下向開口部2aに
おいて支持不能な状態となる。しかし、この位置におい
ては、転動していない両サイドの第2走行ローラ7.7
が支持ローラ84.84によってそれぞれレール高さ位
置に支持されており、これらの支持ローラ84は転動中
の前記第10−ラ6と同一の回転方向性を有しているの
で、離脱した第10−ラ6が下向開口部2aを越えて再
び第ル−ル部12上へ転接するまでの間、走行体5をレ
ール高さ位置に保持することが可能となる。
しかも、このような構成であれば、走行体5が水平旋回
したり第1、第20−ラ6.7に引掛りが生じたりして
走行不能になるといった不具合が生じることがない。す
なわち、走行体5が旋回するためには、下向開口部1a
、2aを跨いで左右のレール部12.22上へそれぞれ
転接する各走行ローラ6.7において、両転接部分のう
ち一方が交差部分の中央に向かう方向へ回転するととも
に他方が前記交差部分の中央から離れる方向へ回転する
ことが必要である。しかるに、ここにおける走行ローラ
6.7は画部分を一体に形成しているので、互いに逆方
向へ回転することは不可能である。したがって、転接部
分が滑らない限り旋回することはない。また、ここで用
いている支持ローラ83.84は、回転方向性を有した
ものであるため、その回転支持部材に一般的な転がり軸
受(図示せず)を使用することが可能であり、例えば無
方向性の支持ボール等と比較すると、その回転抵抗をは
るかに小さなものにすることが可能である。しかもそれ
らをレール高さ位置において走行ローラ6.7に転接さ
せているに過ぎない。したがって、取付けがさほど精密
でなくとも引掛りを生ずることがなく、移動壁4に厚み
方向の力を作用させた場合には円滑にその方向へ案内す
ることが可能となるものである。
さらに、走行体5は、天井レール1方向または天井レー
ル2方向に向かって常にその前後に配された第10−ラ
6および第20−ラ7が選択的に働くように構成されて
いるので、格別な補助機構を設けずとも走行体5の上下
方向の首振運動を有効に防止できる。
なお、前記実施例では、一方の天井レールと他方の天井
レールとを十字に交差させた場合について説明したが、
本発明は、一方の天井レールと他方の天井レールとをL
字形や丁字形に交差させた場合にも同様に適用が可能で
ある。その他、走行ローラや支持ローラの個数や取付は
態様なども前記実施例のみに限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能なもの
である。
また、懸吊の対象となる移動壁は、背の高いものに限ら
れないのは勿論であるが、抑圧操作時の抑圧作用点(通
常床から1.5m程度の高さ位置)が移動壁の重心より
も下方に位置せざるを得ない大型のものに本発明を適用
すれば、前述したような移動壁の厚み方向の傾動を有効
に防止することが可能となり、特に有意義なものとなる
[発明の効果コ 本発明は、以上のような構成であるから、次のような効
果が得られる。
まず、走行体が天井レールの交差部分で落込み動作を行
ったり水平に旋回するのを有効に防止することができる
上に、その走行体を抵抗の少ない回転方向性を有した支
持ローラにより転接支持して所定方向に案内することが
できる。そのため、天井レールの交差部分において走行
体を円滑に走行させることが可能となる。
一方、天井レール内においては、走行体の上下方向の首
振運動が防止されるため、天井レール内での走行も円滑
なものとなる。
したがって、ホテルのフロア−等を間仕切るような重厚
長大な移動壁をも、安定に支持して種々の態様でスムー
ズに移動させることができるという優れた効果が得られ
る。
また、前記走行体の水平旋回や上下方向の首振動作を、
走行ローラおよび支持ローラの形態や組合わせの工夫の
みによって防止するようにしているので、格別な旋回防
止機構や首振防止機構を設ける必要がない。
さらに、前記支持ローラは、走行ローラの外周面を直行
状態で転接支持するものであるため、水平方向の組付位
置に多少の誤差があっても、その案内作用に何等の悪影
響も及ばない。そのため、高い組付精度を要求されるこ
ともない。
したがって、構造の簡略化ならびに組立ての容易化を図
ることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は一部を切欠し
て示す斜視図、第2図は一部を切欠して示す概略的な平
面図、第3図は第2図における■−■線に沿う断面図で
ある。 1.2・・・天井レール la、2a・・・下向開口部
3・・・懸吊杆     4・・・移動壁5・・・走行
体 6.7・・・走行ローラ(第1、第20−ラ)6a、7
a・・・軸心 12.22・・・レール部83.84・
・・支持ローラ 83a、84a・・・支軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続的な下向開口部の両側に対をなすレール部を備えて
    なり直角に交差させて連結された天井レールと、この天
    井レール内に走行可能に配設され前記下向開口部に挿通
    させた懸吊杆を介して移動壁を懸吊支持する走行体と、
    この走行体における天井レールに平行な四辺の各中央部
    分にそれぞれ配設され前記下向開口部を跨いで両側のレ
    ール部にそれぞれ転接する一体形の走行ローラと、天井
    レールの交差部分に位置する走行体の走行ローラを下側
    から支持すべく設けられ対応する走行ローラの軸心と直
    交する支軸により天井レール側に軸着された回転方向性
    を有する支持ローラとを具備してなることを特徴とする
    間仕切用移動壁の懸吊支持装置。
JP4640387A 1987-02-28 1987-02-28 間仕切用移動壁の懸吊支持装置 Granted JPS63217084A (ja)

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JP4640387A JPS63217084A (ja) 1987-02-28 1987-02-28 間仕切用移動壁の懸吊支持装置

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JP4640387A JPS63217084A (ja) 1987-02-28 1987-02-28 間仕切用移動壁の懸吊支持装置

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JPS63217084A true JPS63217084A (ja) 1988-09-09
JPH0439554B2 JPH0439554B2 (ja) 1992-06-29

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ID=12746187

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JP (1) JPS63217084A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03250133A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Teruaki Ichinohe 建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03250133A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Teruaki Ichinohe 建物

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JPH0439554B2 (ja) 1992-06-29

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