JP3300815B2 - 移動間仕切りパネルの吊下装置 - Google Patents

移動間仕切りパネルの吊下装置

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JP3300815B2
JP3300815B2 JP25230399A JP25230399A JP3300815B2 JP 3300815 B2 JP3300815 B2 JP 3300815B2 JP 25230399 A JP25230399 A JP 25230399A JP 25230399 A JP25230399 A JP 25230399A JP 3300815 B2 JP3300815 B2 JP 3300815B2
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忠信 内山
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丸高工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば碁盤目状
に天井に交差して敷設されたハンガレールに沿って、自
由に進路を選択して移動させることができる間仕切り壁
用パネルの吊下装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動間仕切り壁用パネルの吊下装
置として、例えば実公昭61−36708号の公報に記
載されたものが知られている。これにおいては、中央に
縦方向に伸びる割溝を有する断面角形C字状のハンガレ
ールの中に吊車を挿入し、吊車からハンガレールの割溝
を通して下方へ延出する吊りボルトに間仕切りパネルを
吊り下げる。吊車は、車体の四面に互いに直交方向に向
いた車輪を有し、これらの車輪をハンガレールの割溝の
両側に形成された走行面上で転動させてハンガレールに
沿って走行する。車体の四隅の下面側には、転球が取付
けられている。この転球は、車輪よりその走行面が僅か
に高く設定されている。従って、吊車がハンガレールの
直線部を走行中には、車輪が走行面上を転動するので、
転球は走行面から浮いて転動しないが、吊車がハンガレ
ールの交差部を通過する際に、車輪が割り溝に落ち込む
位置では、車輪に代わって転球が吊車を支持し、吊車の
走行を維持するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の吊下装置に
おいては、高さの異なる車輪と転球が、同じ走行面上を
転動する構成であるため、車輪から転球への乗り換え時
に、吊車の落ち込みを免れず、ハンガレールの交差部を
通過する際に間仕切りパネルの移動にがたつきが生じ
る。従って、本発明は、車輪と転球とを有する吊車にお
いて、これがハンガレールの交差部を通過するときに、
円滑に車輪から転球への乗り換えを行い、吊り車の落ち
込みが生じない吊下装置を提供することを課題としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、ハンガレール2の転球走行面10
a,10bは、交差部の所定範囲における車輪走行面9
に沿って、車輪走行面9より上位に位置して、割溝8側
へ延出するように設け、転球7a,7bは、車体4の下
面側に、車輪5より上位に位置して複数設け、ハンガレ
ール2の交差部において、割溝8の交差部上に位置する
車輪5に代わって吊車3を脱落なく円滑に走行させるこ
とができるように配置して移動間仕切りパネルの吊下装
置1を構成した。
【0005】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の一
形態を説明する。図1はハンガレールの交差部における
吊下装置の横断面図、図2は図1におけるII−II断面
図、図3は吊車の底面図、図4はハンガレールの直線部
における吊下装置の縦断面図である。
【0006】図1,図2において、吊下装置1は、ハン
ガレール2と吊車3とを具備する。ハンガレール2は、
2つのものが交差して天井に敷設されており、図1には
そのハンガレール2の交差部を示す。
【0007】吊車3は、車体4の側面の車輪5を転動さ
せてハンガレール2に沿って走行し、中央から垂下する
吊りボルト6で図示しない間仕切りパネルを吊支してい
る。図3に示すように、車体4は直方体状で、4つの直
交する側面に車輪5が夫々一つずつ設けられている。ま
た、車体4の下面側には、車体4の四隅部及びこれらと
吊りボルト6とのほぼ中間位置に計八個の転球7a,7
bが設けられている。この転球7a,7bの下端は、車
輪5の下端よりわずかに上位に配置されている。
【0008】ハンガレール2は、図4に示すように断面
ほぼ角形のC字状で、中央に吊車3の吊りボルト6を通
過させるための縦方向の割溝8を有し、この割溝8の両
側に沿って、吊車3の車輪5が転動する車輪走行面9を
有する。ハンガレール2の交差部の所定範囲には、吊車
3の転球7a,7bが走行するための転球走行面10
a,10bを有する。転球走行面10a,10bは、ハ
ンガレール2の交差部に取り付けられた渡り板11の上
面に設けられており、車輪5と転球7a,7bとの高低
差分だけ車輪走行面9より上位にある。渡り板11は、
交差部の所定範囲における車輪走行面9に沿って、割溝
8側へ延出するように設けられている。吊車3の進行方
向前側の転球7aは、進行方向に相対向する渡り板11
の端部間(転球走行面10a,10aの端部間)上に車
輪5が至る前にその前方の転球走行面10a上に載るよ
うに設定されており、このとき吊車3の進行方向後側の
転球7bは、後方の転球走行面10a上に載るように設
定されている。従って、吊車3が、ハンガレール2の交
差部を通過している時に、常時進行方向の各列の少なく
とも前後一対の転球が、前後に対向する転球走行面10
a,10a上に載り、割溝8に落ち込むことがない。な
お、ハンガレール2の交差部における車輪走行面9を渡
り板11と一体に構成することができる。
【0009】いま、吊車1を図示しない間仕切りパネル
と共にハンガレール2に沿って交差部へ持ち来し、進路
を直角に変更して他のハンガレール側へ進行させようと
するとき、図1,図2に示すように、吊車3の転球7
a,7bが、渡り板11の転球走行面10a,10a上
に載っているので、所望の進行方向へ間仕切りパネルを
押せば、転球7a,7bが走行面10a,10b上を転
動し、吊車3は所望のハンガレール2に沿って進行す
る。このとき、全ての車輪5がハンガレール2の割溝8
上にあり、車輪走行面9上に接触していないので、方向
転換は自在である。次に、吊車3をハンガレール2の交
差部を通過して直進させる場合、吊車3が交差部内に進
入して車輪5が割溝8上に来るときには、転球7a,7
bが走行面10a,10a上に載り、車輪5に代わって
転球7a,7bが走行面10a,10a上を転動しつつ
車体を支持するので、吊車3は円滑に交差部を通過して
直進することができる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、ハン
ガレール2の転球走行面10a,10bを、交差部の所
定範囲における車輪走行面9に沿って、車輪走行面9よ
り上位に位置して、割溝8側へ延出するように設け、転
球7a,7bを、車体4の下面側に、車輪5より上位に
位置して複数設けたため、ハンガレール2の交差部にお
いて、割溝8の交差部上に位置する車輪5に代わって転
球7a,7bで、吊車3を脱落なく円滑に走行させるこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンガレールの交差部における吊下装置の横断
面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】吊車の底面図である。
【図4】ハンガレールの直線部における吊下装置の縦断
面図である。
【符号の説明】
1 吊下装置 2 ハンガレール 3 吊車 4 車体 5 車輪 6 吊りボルト 7a,7b 転球 8 割溝 9 車輪走行面 10a,10b 転球走行面 11 渡り板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に水平に互いに交差するように設け
    られた複数のハンガレールと、 中央から垂下する吊りボルトを介して下方に間仕切り壁
    を吊支し、前記ハンガレールの走行面上を走行可能な吊
    車とを具備し、 前記ハンガレールは、中央に前記吊車の吊りボルト通過
    用の延長方向の割溝を有し、この割溝の両側に沿って吊
    車の車輪走行面を有すると共に、交差部の所定範囲には
    吊車の転球走行面を有し、 前記吊車は、ほぼ直方体状車体の四側面に夫々沿って、
    前記ハンガレールの走行面上を転動可能な各一輪の車輪
    を有すると共に、車体の下面から前記車輪の転動面より
    高い位置に突出し、前記ハンガレールの転球走行面上を
    転動可能な転球を有するものにおいて、 前記ハンガレールの転球走行面は、前記割り溝交差部の
    四隅位置に、車輪走行面より上位に位置して、車輪走行
    面より割溝側へ延出するように平滑に設けられ、 前記転球は、前記車体の下面の対角線上に並んで四隅に
    2個ずつ隣接するように計8個設けられ、前記車輪がハ
    ンガレールの交差部において前記割り溝上に位置する
    間、少なくとも四隅における4個の転球が転球走行面上
    に乗って、車体を支持するように車輪との相対位置が設
    定されていることを特徴とする移動間仕切りパネルの吊
    下装置。
  2. 【請求項2】 前記車体の四側面に夫々前記車輪を受け
    入れる凹所が設けられ、各車輪はその外側面が車体の側
    面とほぼ面一になるように、この凹所内に配置され、最
    外側の四隅の転球が、各車輪の走行方向の先方に配置さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の移動間仕切りパ
    ネルの吊下装置。
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