JPH0197781A - H型鋼レール用吊車システム - Google Patents

H型鋼レール用吊車システム

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JPH0197781A
JPH0197781A JP25549087A JP25549087A JPH0197781A JP H0197781 A JPH0197781 A JP H0197781A JP 25549087 A JP25549087 A JP 25549087A JP 25549087 A JP25549087 A JP 25549087A JP H0197781 A JPH0197781 A JP H0197781A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は移動壁用吊車(以下吊車と言う)の改良に掛り
、特にコストダウンのために開発したH型鋼を用いたレ
ールを走行させるに通し、且つ交差部での走行抵抗の少
ない吊車システムに関するものである。
〔従来技術〕
第9図1m)、 (b)に従来の吊車の一例の走行状態
(吊車がハンガーレール直交部に差しかかった状態)を
示す。
図中、lは吊車本体で、その中央部下方に垂直の吊りボ
ルト2(移動壁吊下軸の一例で下方に移動壁を吊り下げ
る為のボルト付き軸)を有し、前後左右の4側面に夫々
2個の垂直車輪3a、3a。
3b、3b、3c、3c、3a、3aを回転自在に有し
ている。4は天井部に敷設されたハンガーレールで、図
に示した交差部において直交している。
但し、これらのハンガーレール4は、第9図(alには
、中央部を水平面で切断した状態を示し、その下部の走
行板4.の部分を表示しているが、実物は第9図(b)
に示したように、上記下部の走行板4a、4mとこれに
続く垂直の側壁4b+4bと、該側壁4トを上端で連結
する水平の上壁4cs及び上壁4cの下面中央部に長手
方向に連続的に設けたガイドレール4−とよりなる断面
略C字状をなしており、前記垂直車輪3m、3I、、3
c。
3aが走行板4.の上面(走行面)に転接することによ
り、吊車本体1が移動壁を吊り下げた状態でハンガーレ
ール上4を走行する。
5は上記走行板4.の上面に形成した断面円弧状のレー
ル軸方向に連続する溝で、例えば矢印Xで示す走行方向
に直角に位置する垂直車輪3□及び3+、と、走行板4
1.Q−上面とが、吊車本体1の走行時に接触干渉しな
いようにす、る1のものである。
吊車本体lの上面には、4個のガイドローラ6゜、66
.6C16−が夫々一定間隔をおいて配設されており、
図示のようにガイドレール4−の左右に微小な隙間を介
して転接し、吊車本体1はこのガイドレール4aに案内
されて直進状態を維持する。
そして吊車本体lが例えば矢印Xの方向へ直進してきて
、第9図ta)に示すハンガーレールの交差部に差しか
かると、走行方向に直角の車輪3.。
3トの内、前方の車輪31がハンガーレール4の切れ目
E(吊りボルト2が通過する為の溝)上を通ることにな
り、吊車が更に前進して第9図(alに示すようにハン
ガーレールの交差部中央位置まで来ると、それまで走行
板4.の上面に転接していた垂直車輪3c+3aがその
走行方向に垂直方向の溝5に嵌り込み、これにより全て
の垂直車輪3゜乃至3jが縦横方向の上記円弧状の溝5
に嵌り込むこととなり、吊車の進行が一時的に停止する
次に、この中央位置で吊車本体1に前後左右任意の方向
の力を加えると、吊車本体1はその方向に進行し始め、
任意の方向への走行方向の転換が可能となるものである
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら・、このような吊車は、上記のように走行
方向の転換が自由で、極めて高い実用性を有すると共に
、多数の垂直車輪で荷重を受ける為、懸架力が強大であ
るが、特殊形状のハンガーレールを用いるもので、市販
の規格品を使うことができず高価となる問題点があった
またかかる特殊形状のレールは、その成形技術上の問題
(押出圧力が高い)から鉄製にすることは極めて困難で
あるため、通常アルミニュームが使われる。そのため、
レールの摩耗が早いという問題点があった。
更に、上記従来の吊車では、吊車が第9ffl(a)に
示したハンガーレールの切れ目Eを通過する時に、車輪
3がこの切れ目に脱落して、吊車及び移動壁に衝撃を与
え、早期に損傷させるという問題点があった。
そのため本発明者は、市販のH型鋼をそのまま用いた走
行用レールを開発したが、このようなレールに通した吊
車を提供すると共に、ハンガーレール交差部における衝
撃性の少ない吊車システムを提供しようとするのがこの
発明の目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明が採用する主たる手段
は、その要旨とするところが、H型鋼を直進専用の走行
用レールとして用いた移動壁用吊車において、上記走行
用レールの交差部に設けられ、後記する吊車側の補助支
持板の下面を支持する複数のボール軸受を上面に有する
転接板と、後記する走行用車輪が上面に転接する補助レ
ールとを具備してなる交差レールと、中央部に移動壁吊
下軸を垂下し、上記走行用レールの下方を移動する吊車
本体と、上記吊草本9体の四隅の平面視で正方形の頂点
となる位置に立設された4本の吊車本体軸と、上記各吊
車本体軸に設けられ、前記走行用レールの上面に転接し
直交する少なくとも一対゛の走行用車輪と、上記各吊車
本体軸上であって上記走行用車輪の上部に設けられ、前
記交差レールに設けられた転接板上のポール軸受に転接
する平板状のガイ、ド板と、上記各吊車本体軸上に設け
られ、上記交差部に形成されたガイド部と干渉して吊車
の直進性を維持するガイドローラとを具備してなる点に
係るH型鋼レール用品車システムである。
〔作用〕
移動壁用吊車が、Hy!:!鋼製ハンガーレール上を走
行している時点では、H型鋼製ハンガーレールの走行面
に4個の走行用車輪が転勤し、これにより移動壁の荷重
が支持される。
吊車がハンガーレールの交差部にたどり着くと、上記吊
車の惰性により、走行用車輪が補助レール上に乗るより
前にガイド板が転接板のボール軸受上に乗り上げる。
この時点で、垂直車輪は走行用レールから浮き上がった
状態となり、ボール軸受、ガイド坂、吊草本体軸、吊草
本体を介して、吊下軸に取り付けた移動壁が支持される
−0 この状態で移動壁用吊車が、走行用レールの交差部の中
央で停止する。上記ポール軸受は、ボール形式で軽く回
転し、また任意の方向に転勤可能であるから、吊車はオ
ペレータにより押された任意の方向へ進行して行く。
この進行によってやがて、垂直車輪が走行用レール上に
乗り移り、その後、ガイド板が転接板のポール軸受から
外れることにより、移動壁の全荷重が垂直車輪に支持さ
れ、走行用レールに沿って移動壁が運搬されることにな
る。
〔実施例〕
続いて第1図乃至第8図の添付図面を参照して本発明を
具体化した実施例に付き説明し、本発明の理解に供する
ここに第1図は本発明の一実施例に係る移動壁用吊車シ
ステムに用いる吊車が、ハンガーレール上を走行してい
る状態を示す正面図、第2図、第i図、第4図はそれぞ
れ第1図におけるA−A矢視断面図、B−8矢視図、C
−C矢視断面図、第5図は上記吊車がレール交差部に差
しかかった状態を示す正断面図、第6図 は第5図にお
けるD−り矢視断面図、第7図は第5図におけるB−E
矢視概略断面図、第8図は上記交差部における吊車本体
、走行用車輪の走行用レールに対する位置関係を示す概
念図である。
なお、以下の実施例中、第9図に示した従来装置の構成
要素と共通の要素には、同一の符号を使用して説明する
以下の実施例は本発明の一具体例にすぎず、本発明の技
術的範囲を限定する性格のものではない。
第1図において、10はH型鋼よりなる走行用レールで
、吊車の走行用車輪11が転勤する走行面12を有する
走行板12.を具備している。走行板t2mの端面13
.13は、ガイドカラー14が摺接するガイド面を構成
している。
一方、上記走行用レール10に沿って走行する移動壁用
吊車15は、移動壁を吊り下げるための吊りボルト16
(移動壁吊下軸)を、図示しないスラスト軸受を介して
旋回自在に有する水平の四角板状の吊車本体1−8を具
備している。
−°この吊7オ体18の4隅には、それぞれ垂直の吊車
本体軸19.19; ・・・が固着されている。各吊車
本体軸19の上端には、ラジアル軸受をそのまま用いた
ガイドローラzOが嵌着されている。
上記ガイドローラ20の下方には、第2図、第3図に示
すガイド板22がそれぞれ固着されている。
また、上記ガイド板22の下方には、前記走行用車輪1
1を取り付けるための車輪支持ブロック23が固着され
ている。
上記走行用車輪11は、前記のように走行用レール1G
の走行面12上を転勤するものである。
走行用レールlOは第8図に示すように交差部42にお
いて十字状に連結されるもので、交差部42に差しかか
った移動壁用吊車15が直進する上記走行レールlOの
いずれへも乗り移り得るようにするために、各車輪支持
ブロック23の(ト)面にその走行方向を直交して、2
個ずつ(車輪支持ブロック当り4個)取り付けられてい
る。
次に、第5図乃至第7図を参照して、上記走行用レール
10の交差部42の構造について説明する。
図中25は前記走行用レール10.10.・・・を第8
図に示すように、十字状に連結するための連結板である
。上記連結板25の下面には、第6図に示すように井の
字状のガイド溝27の形成されたガイド天板28が形成
されている。
上記連結板25及びガイド板28の中央には、下端に雄
ネジ部30が形成された主軸31が取り付けられており
、上記雄ネジ部30には、補助レール32のボス部33
が螺着されている。
また、主軸31の中間部には、その上面に複数のボール
軸受21を放射状に有する転接板34が水平に固定され
ている。上記ボール軸受21は上記転接板34の上面に
球形穴211を形成し、その中に収容したボール21ト
と、このボール21bと上記球形穴21.との間の隙間
に多数の小径球21cを介在させたもので、ボール21
1.に重負荷がかかってもボール21bが軽く回転する
ように構成されている。
上記ボール軸受21のガイド板22下面に対する転接面
と、走行板12mの走行面12との間の距離L(第5図
)は、前記垂直車輪11のレール接触面とガイド板22
の下面との距離l(第1図)よりも僅かに長く設定され
ている。上記距111L、lの差は、例えば0〜2鶴、
望ましくは0〜0.5n程度とし、ガイド板22がボー
ル軸受21上に容易に乗り上げることができ、且つボー
ル軸受21から走行用レール10に乗り移る時の衝撃が
ほとんどないようにすることが望ましい。
第5図に示すように補助レール32のボス部33の中央
に形成された垂直孔36には、ボール保持筒37が螺着
され、このボール保持筒37内に収容された位置決めボ
ール38は、前記垂直孔36の底面との間に締着された
コイルスプリング39によって常時下方に弾性的に押圧
付勢されている。
前記吊車本体18の上面中央には、前記位置決めボール
38の下部が入り込むことができる断面半円形状の位置
決め孔40が形成されている。
なお、前記各走行板12.の走行面12と、補助レール
32の上面とは同一面に形成され、走行板12.の端部
と補助レール32との間には、前記吊車本体軸19に取
り付けたガイドカラー14が、遺り抜けることのできる
切欠141が、路弁の字状に形成されている。
続いて上記実施例の作動に付き説明する。
移動壁用吊車15が、走行用レール10に従って走行し
ている状態においては、第1図に示すようにH型の走行
用レール10の走行面12上に走行用車輪11が転接し
、且つガイドカラー14が走行板12.の端面13に接
触することにより、移動壁用吊車15が直進する。この
時、吊りボルト16にかかった移動壁の荷重は、全て吊
車の進行方向を向いている8個の走行用車輪11.11
、・・・に支持されている。
次に、移動壁用吊車15が第8図に示すように、矢印X
で示す方向に直進して来て走行用レールto、to、・
・・の交差部42に差しかかる時の作動に付き説明する
。但し第8図には移動壁用吊車15が交差部42の中央
に来た状態が示されている。
この場合、進行方向最前列から2番目の走行用車輪11
&、11kが前記切欠溝41に差しかかろうとした時点
で、ガイド板22が転接板34のボール軸受21上に乗
り上げていく、前記のように、走行面12とボール軸受
21の上面との距離りと、走行用車輪11下面とガイド
板22の下面との距111iとの差が僅かであり、且つ
移動壁用吊車15の惰性が作用しているため、ガイド板
22は転接板34のボール軸受21上に簡単に乗り上げ
ていく、これにより進行方向前側の走行用車輪11、、
lla、Lls、、llI、が、切欠溝41に税輪する
不都合がなく、吊りボルト16にかかった移動壁の荷重
は徐々にボール軸受21介して、転接板34に移うてい
き、やがて吊車本体軸19.19.・・・に設けた全て
のガイド板22が、第8図に示す如くボール軸受21上
に乗り移゛っていく、これにより吊りボルト!6にかか
りた移動壁の荷重は全てボール軸受21により支持され
ることになる。
上記のようにガイド板22が、ボール軸受21上に乗り
移って行くと、それにつれて吊車本体軸19の上端に設
けたガイドローラ20が、ガイド天板28に形成したガ
イド溝27に嵌入されていき、ガイドカラー14が切欠
溝41の部分において走行板t2mの端面13から離れ
た時にも、上記ガイドローラ20がガイド溝27に案内
されることにより、移動壁用吊車15の直進性が保たれ
る。
こうして移動壁用吊車15が交差部42の中央部に到達
すると、コイルスプリング39によって常時下方に弾性
的に押圧付勢された位置決めボール38が、吊車本体1
8の中央に形成した位置決め穴40に嵌入され、この時
の手感により移動壁用吊車15が交差部42の中央に来
たことをオペレータが知ることができる。上記のような
位置決めボール38による位置感覚により、オペレータ
は偏った位置に移動壁用吊車15を停止させることがな
く、別の走行用レール15の方向へ走行させるに際して
、ガイド溝27のない方向へ移動壁用吊車15を押すこ
とによって、ガイドローラ20がガイド天板28の壁に
当って移動壁用吊車15や吊すボル)16が損傷すると
いった不都合を回避することができる。
上記のようにして移動壁用吊車15が第8図に示すよう
に、交差部42の中央に停止した状態では、全ての走行
用車輪11が切欠溝41上にあり、且つ走行用車輪11
は全て走行用レール10の走行面12から浮き上がった
状態となっているので、走行面12と干渉することがな
(、移動壁の荷重は上記ボール軸受21によって完全に
支持される。
なお、ボール軸受21は前記のように小径ボール21C
を用いたいわゆるボール形式で軽(回転し、複数のボー
ル21i、により前記移動壁の荷重が支えられるので、
ボール21b−個当たりの荷重は小さくなり、早期に摩
耗する不都合がない。
こうして移動壁用吊車15が交差部42の中央に停止し
た状態では、移動壁用吊車15を、更に矢印Xの方向若
しくはその反対の方向に、又は矢印Xに直角の方向の4
つの任意の方向へ進行させることができる。
例えば、矢印Xで示す方向に更に進行させる場合には、
前側のガイド板22がボール軸受21から外れていくこ
とになるが、これに先立つて、前側の走行車輪11. 
、 11m +  1 lb +  l lbが走行用
レール10の走行面12に乗り移るので、移動壁及び移
動壁用吊車15に大きな衝撃がかかることがない、上記
のように交差部42の中央から移動壁用吊車15を再始
動する時、ガイド板22はボール軸受21上を転勤する
のみであるから、非常に軽く再始動することができる。
この点が第9図に示した従来装置よりはるかに優れた点
である。
上記のように前側の走行用車輪11□、11a811b
、llhが前方の走行面12に乗り移る′と、次に後側
のガイド板22がボール軸受21上を走行していきゃが
て騰落するが、その前に後側前方の走行用レール10の
走行面12に乗り移っていき、やがて8個の走行用車輪
11.11.・・・が全て走行用レールlOの走行面1
2上を転勤し始め、これら8個の走行用車輪11,11
.・・・により移動壁の荷重が支持されることになる。
尚、上の実施例では走行車輪11が、1つの車輪支持ブ
ロック23に各4個設けられているが、直交する各1個
(計2個)設けるようにすることもできる。
(発明の効果〕 本発明は以上述べたように、H型鋼を直進専用の走行用
レールとして用いた移動壁用吊車において、上記走行用
レールの交差部に設けられ、後記する吊車側の補助支持
板の下面を支持する複数のボール軸受を上面に有する転
接板と、後記する走行用車輪が上面に転接する補助レー
ルとを具備してなる交差レールと、中央部に移動壁吊下
軸を垂下し、上記走行用レールの下方を移動する吊草本
体と、上記吊車本体の四隅の平面視で正方形の頂点とな
る位置に立設された4本の吊車本体軸と、上記各吊車本
体軸に設けられ、前記走行用レールの上面に転接し直交
する少なくとも一対の走行用車輪と、上記各吊車本体軸
上であって上記走行用車輪の上部に設けられ、前記交差
レールに設けられた転接板上のポール軸受に転接する平
板状のガイド板と、上記各吊車本体軸上に設けられ、上
記交差部に形成されたガイド部と干渉して吊車の直進性
を維持するガイドローラとを具備してなることを特徴と
するH型鋼レール用吊車システムであるから、市販のH
型鋼をそのまま走行用レールとして用いることができる
ので、天井に縦横に敷設するレールのコストが低下し、
大幅なコストダウンが可能となると共にハンガーレール
の摩耗が減少し、寿命の長期化が可能となった。またハ
ンガーレールの交差部における切れ目を通過する時に衝
撃がなく、また極めて軽く走行するので、吊車の損傷が
なく、作業性も向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る移動壁用吊車システム
に用いる吊車が、ハンガーレール上を走行している状態
を示す正面図、第2図、第3図。 第4図はそれぞれ第1図におけるA−A矢視断面図、B
−B矢視図、C−C矢視断面図、第5図は上記吊車がレ
ール交差部に差しかかった状態を示す正断面図、第6図
;は第5図におけるD−C矢視断面図、第7図は第5図
におけるE−E矢視概略断面図、第8図は上記交差部に
おける吊車本体、走行用車輪の走行用レールに対する位
置関係を示す概念図である。また、第9図は従来の移動
壁用吊車を示すもので、同図Ta)は移動壁用吊車が交
差部中央にきた状態を示す一部破断斜視図、同図−)は
同吊車がハンガーレール上を走行している状態を示す正
面図である。 〔符号の説明〕 10・・・走行用レール   11・・・走行用車輪1
5・・・移動壁用吊車   12・・・走行面18・・
・吊車本体     19・・・吊車本体軸20・・・
ガイドローラ   21・・・ポール軸受22・・・ガ
イド板 27・・・ガイド溝(ガイド部) 32・・・補助レール    34・・・転接板38・
・・位置決めボール  40・・・位置決め穴42・・
・交差部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 H型鋼を直進専用の走行用レールとして用いた移動壁用
    吊車において、 上記走行用レールの交差部に設けられ、後記する吊車側
    の補助支持板の下面を支持する複数のボール軸受を上面
    に有する転接板と、後記する走行用車輪が上面に転接す
    る補助レールとを具備してる交差レールと、 中央部に移動壁吊下軸を垂下し、上記走行用レールの下
    方を移動する吊車本体と、 上記吊車本体の四隅の平面視で正方形の頂点となる位置
    に立設された4本の吊車本体軸と、上記各吊車本体軸に
    設けられ、前記走行用レールの上面に転接し直交する少
    なくとも一対の走行用車輪と、 上記各吊車本体軸上であって上記走行用車輪の上部に設
    けられ、前記交差レールに設けられた転接板上のボール
    軸受に転接する平板状のガイド板と、 上記各吊車本体軸上に設けられ、上記交差部に形成され
    たガイド部と干渉して吊車の直進性を維持するガイドロ
    ーラと、 を具備してなることを特徴とするH型鋼レール用吊車シ
    ステム。
JP25549087A 1987-10-09 1987-10-09 H型鋼レール用吊車システム Granted JPH0197781A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363374A (ja) * 1989-08-01 1991-03-19 Komatsu Wall Ind Co Ltd 移動間仕切りの直角走行ランナ
CN100380511C (zh) * 2004-11-19 2008-04-09 上海乐金广电电子有限公司 光盘盒及光盘

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