JP3001827U - 移動壁の吊車装置 - Google Patents
移動壁の吊車装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 直線部は勿論のこと交叉部においても滑らか
に移動壁を走行させることができる移動壁の吊車装置を
提供する。 【構成】 平面視略正方形の基台1の4辺に、夫々、対
応する辺に直交する水平軸心L廻りに回転自在な単数個
の車輪5を付設する。相互に平行な対辺の2個の車輪
5,5の水平軸心L,Lをその往復走行方向に偏心させ
る。基台1の上方に制御板4を連設すると共に、直交状
に交叉するレールRの交叉部20に於て制御板4の下面を
受ける複数個の交叉部乗り越え用支持ボール29…を設け
る。制御板4の4つのコーナ部に、鉛直軸心廻りに回転
自在なガイドローラ16…を付設する。レールRの直線部
の側壁の上端部に、ガイドローラ16…が転接する鉛直ガ
イド面を設ける。レールRの交叉部20の天板27に、ガイ
ドローラ16…が走行する走行路32を形成する。
に移動壁を走行させることができる移動壁の吊車装置を
提供する。 【構成】 平面視略正方形の基台1の4辺に、夫々、対
応する辺に直交する水平軸心L廻りに回転自在な単数個
の車輪5を付設する。相互に平行な対辺の2個の車輪
5,5の水平軸心L,Lをその往復走行方向に偏心させ
る。基台1の上方に制御板4を連設すると共に、直交状
に交叉するレールRの交叉部20に於て制御板4の下面を
受ける複数個の交叉部乗り越え用支持ボール29…を設け
る。制御板4の4つのコーナ部に、鉛直軸心廻りに回転
自在なガイドローラ16…を付設する。レールRの直線部
の側壁の上端部に、ガイドローラ16…が転接する鉛直ガ
イド面を設ける。レールRの交叉部20の天板27に、ガイ
ドローラ16…が走行する走行路32を形成する。
Description
【0001】
本考案は移動壁の吊車装置に関する。
【0002】
一般に、美術館や博物館あるいは各種の展示会場等に於て使用される移動壁は 、吊車装置を介して移動可能とされる。しかして、吊車装置は、複数個の車輪を 有し、この車輪が天井に配設されるレールに沿って転動走行する。
【0003】
しかしながら、移動壁を前後左右に移動させる必要がある場合があり、このよ うな場合、レールには、直交状に交叉する交叉部が形成される。ところが、この 交叉部には隙間部が形成され、この隙間部に車輪が脱輪する虞れがあり、このよ うな場合、移動壁を移動させることができなくなる。また、移動の際に車輪が僅 かに蛇行して、レールの側壁内面に車輪の軸方向の外側面等が当接してスムース な走行を妨げるという不具合もあった。
【0004】 そこで、本考案では、直線部は勿論のこと交叉部においても滑らかに移動壁を 走行させることができる移動壁の吊車装置を提供することを目的とする。
【0005】
上述の目的を達成するために、本考案に係る移動壁の吊車装置は、平面視略正 方形の基台の4辺に、夫々、対応する辺に直交する水平軸心廻りに回転自在な単 数個の車輪を付設すると共に、相互に平行な対辺の2個の上記車輪の水平軸心を その往復走行方向に偏心させ、かつ、上記基台の上方に制御板を連設すると共に 、直交状に交叉するレールの交叉部に於て上記制御板の下面を受ける複数個の交 叉部乗り越え用支持ボールを設け、さらに、上記制御板の4つのコーナ部に、鉛 直軸心廻りに回転自在なガイドローラを付設し、かつ、上記レールの直線部の側 壁の上端部に、上記ガイドローラが転接する鉛直ガイド面を設けたものである。
【0006】 また、本考案に係る移動壁の吊車装置は、平面視略正方形の基台の4辺に、夫 々、対応する辺に直交する水平軸心廻りに回転自在な単数個の車輪を付設すると 共に、相互に平行な対辺の2個の上記車輪の水平軸心をその往復走行方向に偏心 させ、かつ、上記基台の上方に制御板を連設すると共に、直交状に交叉するレー ルの交叉部に於て上記制御板の下面を受ける複数個の交叉部乗り越え用支持ボー ルを設け、さらに、上記制御板の4つのコーナ部に、鉛直軸心廻りに回転自在な ガイドローラを付設し、かつ、上記レールの交叉部の天板に、上記ガイドローラ が走行する走行路を形成したものである。
【0007】 また、本考案に係る移動壁の吊車装置は、平面視略正方形の基台の4辺に、夫 々、対応する辺に直交する水平軸心廻りに回転自在な単数個の車輪を付設すると 共に、相互に平行な対辺の2個の上記車輪の水平軸心をその往復走行方向に偏心 させ、かつ、上記基台の上方に制御板を連設すると共に、直交状に交叉するレー ルの交叉部に於て上記制御板の下面を受ける複数個の交叉部乗り越え用支持ボー ルを設け、さらに、上記制御板の4つのコーナ部に、鉛直軸心廻りに回転自在な ガイドローラを付設し、かつ、上記レールの直線部の側壁の上端部に、上記ガイ ドローラが転接する鉛直ガイド面を設けると共に、該レールの交叉部の天板に、 上記ガイドローラが走行する走行路を形成したものである。
【0008】
平面視略正方形の基台の4辺に、夫々、単数個の車輪が付設されているので、 基台をレールに沿って直交する前後左右に走行することができ、この基台に吊り 下げられる移動壁を前後左右に走行させることができる。また、相互に平行な対 辺の2個の車輪の水平軸心がその往復走行方向に偏心しているので、基台がレー ルに対して上下方向に変動しない(つまり、前のめりになったり、後のめりにな ったりしない)と共に、レールの継ぎ目の隙間を、車軸は別個に通過し、継ぎ目 走行時にがたつかない。また、制御板の4つのコーナ部に付設したガイドローラ がレールの直線部の側壁の上端部の鉛直ガイド面に転接するため、車輪は蛇行せ ず、車輪の軸方向の外側面、及び、制御板がレールの側壁内面に当たらない。
【0009】 また、レールの交叉部に於ては、複数個の交叉部乗り越え用支持ボールにて、 制御板の下面が受けられ、滑らかに走行することができる。さらに、レールの交 叉部の天板に、ガイドローラが走行する走行路を形成したものでは、車輪の軸方 向の外側面、及び、制御板がレールの交叉部の内側面に当接せず一層滑らかに走 行し得る。
【0010】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0011】 図1と図2は本考案に係る移動壁の吊車装置を示し、この吊車装置は、美術館 や博物館あるいは各種の展示会場等の室内に配設される(図示省略の)移動壁を 吊り下げるものである。しかして、この吊車装置は、平面視略正方形状の基台1 と、該基台1から垂下される鉛直杆2と、該基台1の上方に柱部3を介して連設 される制御板4と、を備え、鉛直杆2に移動壁が吊り下げられる。
【0012】 即ち、基台1は、鉛直杆2の基端部がその軸心廻りに回転自在に挿入される本 体部1aと、該鉛直杆2の基端部の頭部6が嵌合する凹所7を有する副部1bと 、からなり、本体部1aの凹所8にスラスト軸受9が内装され、該鉛直杆2がそ の軸心廻りに回転自在とされる。
【0013】 また、基台1には、各辺ごとに、レールRに沿って転動走行する単数個の車輪 5…が付設される。なお、各車輪5の軸10は、基台1の本体部1aから一体に突 設される。即ち、図3に示す状態では、ロとニの車輪5,5がレールRを転動し 、矢印A,B方向に走行し、図4に示す状態では、イとハの車輪5,5がレール Rを転動し、矢印C,D方向に走行する。
【0014】 しかして、相互に平行な対辺の2個の車輪5,5の水平軸心L,Lは、図3と 図4に示すように、その往復走行方向に偏心している。つまり、ロとニの車輪5 ,5は、図3で示すように、夫々、センターM1 に対して偏心量ε1 だけ偏心し 、イとハの車輪5,5は、図4に示すように、夫々、センターM2 に対して偏心 量ε2 だけ偏心している。
【0015】 具体的には、この実施例では、図3に示すように、イの車輪5は、センターM 2 よりニの車輪5側へ偏心し、ハの車輪5は、センターM2 よりロの車輪5側へ 偏心し、図4に示すように、ロの車輪5は、センターM1 よりイの車輪5側へ偏 心し、ニの車輪5は、センターM1 よりハの車輪5側へ偏心している。
【0016】 しかして、柱部3は、図2に示すように、基台1の副部1bから立設され、こ の上端に平面視正方形の制御板4が水平状に連設される。即ち、柱部3の上端に は、鍔部12が形成され、この鍔部12が、制御板4の下面13中央部に設けられた凹 所14に嵌合し、この状態で、ねじ部材にて、制御板4と鍔部12とが一体化される 。
【0017】 また、制御板4の上面15の4つのコーナ部には、鉛直軸心廻りに回転自在なガ イドローラ16…が付設される。つまり、制御板4の上面15には、4つのガイドロ ーラ16のみが付設される。
【0018】 レールRは、図2に示すように、下壁17の中央部に長手方向スリット18を有す る箱体からなる直線部19と、直線部19が直交状に交叉する交叉部20(図1と図5 参照)と、を備える。従って、レールRの直線部19においては、車輪5は、図2 に示すように、下壁17にて形成される走行面21,21上を走行する。
【0019】 即ち、図3に示すように、ロとニの車輪5,5が走行面21,21上を走行してい る場合、他のイとハの車輪5,5は、長手方向スリット18に対応し、その走行を 妨げない。また、図4に示すように、イとハの車輪5,5が走行面21,21上を走 行している場合、他のロとニの車輪5,5は、長手方向スリット18に対応し、そ の走行を妨げない。
【0020】 ところで、レールRの直線部19には、図2に示すように、その側壁の上端部に 、鉛直ガイド面22,22が設けられ、このガイド面22,22に、上述のガイドローラ 16,16が転接し、走行方向と直交する方向のふらつきを防止している。
【0021】 レールRの交叉部20は、図1と図5に示すように、4枚の基板23…と、基板23 のコーナ部に立設される支柱24と、支柱24に固定される受台25と、スペーサ26を 介して付設される天板27と、を備える。
【0022】 また、受台25は、平板状の本体部28と、本体部28の凹所に嵌合される回動自在 な交叉部乗り越え用支持ホール29と、該本体部28に固着されるボール押え板30と 、を備える。ボール29は、一つの受台25に対して、2個づつ設けられ、図5に示 すように、全体として周方向に8個配設される。なお、所望により、一つの受台 25に対して、3個又は4個まで増加することができる。
【0023】 なお、図1において、31は、基板23と支柱24と受台25とスペーサ26と天板27と を一体化するボルトである。また、天板27には、図1に示すように、ガイドロー ラ16…が走行する走行路32が形成される。
【0024】 しかして、図5と図6に示すように、一つのローラ29の中心からこれに対応す る基板23の端面33までの寸法X1 より制御板4の一辺の長さの半分の寸法(つま り、基台中心Oから制御板4の一辺までの寸法)X2 を長く、かつ、X2 −X1 >ε1 (ε2 )とし、しかも、寸法X2 を、基台中心Oから車輪5外面5aまで の寸法X3 と同一乃至これよりも大としている。なお、X2 をX1 の1.1 〜1.5 倍位とするのが好ましい。
【0025】 従って、図5のから交叉部20に侵入すれば、一の車輪5(つまり、ニの車輪 5)がの隙間34に脱落する直前に、制御板4の端部がオとリの支持ボール29, 29にて図6に示すように受けられ、車輪5が脱落しない。
【0026】 図5のから交叉部20に侵入すれば、一の車輪5(つまり、イの車輪5)が の隙間34に脱落する直前に、制御板4の端部がヘとルの支持ボール29,29にて図 6に示すように受けられ、車輪5が脱落しない。
【0027】 図5のから交叉部20に侵入すれば、一の車輪5(つまり、ロの車輪5)が の隙間34に脱落する直前に、制御板4の端部がホとチの支持ボール29,29にて図 6に示すように受けられ、車輪5が脱落しない。
【0028】 図5のから交叉部20に侵入すれば、一の車輪5(つまり、ハの車輪5)が の隙間34に脱落する直前に、制御板4の端部がトとヌの支持ボール29,29にて受 けられ、車輪5が脱落しない。
【0029】 また、図7に示すように、矢印方向に走行して受台25の支持ボール29から制御 板4の後端部が離間しようとする直前には、転動する前後の車輪5,5のうちの 後方の車輪5も基板23上を走行することになる。即ち、レールRの交叉部20を走 行する際に、車輪5は隙間に脱落することなく滑らかに走行することができる。
【0030】 なお、X2 −X1 =ε1 (ε2 )であれば、前方の車輪5の隙間34への脱落と 制御板4による支持ボール29の乗り上げとが同時となり、滑らかな走行ができな い。勿論、X2 −X1 <ε1 (ε2 )であれば、支持ボール29に乗り上げる前に 前方の車輪5が隙間34に脱落し、走行させることができない。
【0031】 また、交叉部20の中心部に達した際には、制御板4の下面13は、全ての支持ボ ール29…にて受けられ、簡単かつ確実に方向変更することができる。
【0032】 しかして、上述の如く構成された吊車装置によれば、レールRに図3と図4に 示すように、継ぎ目があって隙間部35が形成されていても、この継ぎ目を滑らか に走行することができる。
【0033】 即ち、例えば、図3に示すように、ロの車輪5の水平軸心Lが隙間部35に対応 しているときには、ニの車輪5の水平軸心Lが隙間部35に対応せず、滑らかに走 行することができ、また、図4に示すように、ハの車輪5の水平軸心Lが隙間部 35に対応しているときには、イの車輪5の水平軸心Lが隙間部35に対応せず、滑 らかに走行することができる。
【0034】 なお、2ε1 ,2ε2 は、レールRの継ぎ目の隙間部35の間隔寸法と略同一乃 至それより大きく設定するのが好ましい。
【0035】 さらに、この吊車装置では、基台1の各辺に付設される車輪5は単数個である ので、直進走行は勿論のことカーブ走行においても滑らかに走行することができ る。また、相互に平行な対辺の2個の車輪5,5の水平軸心L,Lがその往復方 向に偏心しているので、往復動方向にずれた2つの位置にて基台1が支持される ことになり、該基台1は前方下傾や後方下傾の方向に揺動しない。つまり、前の めりになったり、後のめりになったりせず、常に安定した状態で走行することが できる。
【0036】 また、制御板4に付設したガイドローラ16…が、レールRの直線部19の鉛直ガ イド面22, 22、又は、交叉部20の天板27の走行路32,32の内側面に転接するため 、車輪5,5の軸方向の外側面や制御板の外端縁等がレールRの内側面に当接す るのを防止でき、滑らかな走行が得られる。
【0037】 なお、図1と図2に2点鎖線にて示すように、鉛直杆2に横振れ制御輪36を付 設することにより、一層安定した、又は、一層安全な走行が実現できる。このよ うな横振れ制御輪36を設けるも好ましい。
【0038】 なお、本考案は上述の実施例以外にも設計変更可能であり、例えば、イの車輪 5をセンターM2 に対してロの車輪5側へ偏心させると共に、ハの車輪5をセン ターM2 に対してニの車輪5側へ偏心させるも、ロの車輪5をセンターM1 に対 してハの車輪5側へ偏心させると共に、ニの車輪5をセンターM1 に対してイの 車輪5側へ偏心させるようにするも自由である。
【0039】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0040】 請求項1記載の移動壁の吊車装置によれば、レールRの継ぎ目の隙間部35に車 輪5が脱落することはなく継ぎ目においても滑らかに走行させることができる。 また、往復走行方向にずれた2点で基台1が支持されることになり、該基台1は 前のめりになったり、後のめりになったりすることない。また、基台1の各辺に 付設される車輪5は単数個であるので、各車輪5を大径とすることができ、かつ 、カーブ走行が容易となる。交叉部20に於て、車輪5が交叉部20の隙間34に脱落 することがない。また、制御板4に付設したガイドローラ16…がレールRの直線 部の側壁の鉛直ガイド面22, 22に転接するため、車輪5や制御板4等がレールR の内側面に当接しないようにできる。
【0041】 従って、車輪5を小さな力でスムースに走行させることができ、特に、直進走 行とカーブ走行の際の走行が滑らかとなる。また、全体として単純な構造である ので、耐久性に優れると共に、安全でかつ製造しやすく、コスト低減を図ること ができる。
【0042】 請求項2記載の移動壁の吊車装置によれば、レールRの交叉部20の天板27に、 ガイドローラ16…が走行する走行路32を形成したため、交叉部20に於て車輪5や 制御板4等がレールRの内側面に当接せず、スムースな走行及び方向転換ができ る。
【0043】 請求項3記載の移動壁の吊車装置によれば、レールRの直線部19の側壁の上端 部に、ガイドローラ16…が転接する鉛直ガイド面22, 22を設けると共に、レール Rの交叉部20の天板27に、ガイドローラ16…が走行する走行路32を形成したため 、直進走行、カーブ走行、及び、方向転換の何れの場合に於ても、常に車輪5の スムースな走行が得られる。
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】一部断面で示す正面図である。
【図3】走行状態を示す簡略平面図である。
【図4】走行状態を示す簡略平面図である。
【図5】レールの交叉部を示す簡略平面図である。
【図6】作用を説明する正面図である。
【図7】作用を説明する正面図である。
1 基台 4 制御板 5 車輪 13 下面 16 ガイドローラ 19 直線部 20 交叉部 22 鉛直ガイド面 27 天板 29 交叉部乗り越え用支持ボール 32 走行路 R レール L 水平軸心
Claims (3)
- 【請求項1】 平面視略正方形の基台1の4辺に、夫
々、対応する辺に直交する水平軸心L廻りに回転自在な
単数個の車輪5を付設すると共に、相互に平行な対辺の
2個の上記車輪5,5の水平軸心L,Lをその往復走行
方向に偏心させ、かつ、上記基台1の上方に制御板4を
連設すると共に、直交状に交叉するレールRの交叉部20
に於て上記制御板4の下面13を受ける複数個の交叉部乗
り越え用支持ボール29…を設け、さらに、上記制御板4
の4つのコーナ部に、鉛直軸心廻りに回転自在なガイド
ローラ16…を付設し、かつ、上記レールRの直線部19の
側壁の上端部に、上記ガイドローラ16…が転接する鉛直
ガイド面22, 22を設けたことを特徴とする移動壁の吊車
装置。 - 【請求項2】 平面視略正方形の基台1の4辺に、夫
々、対応する辺に直交する水平軸心L廻りに回転自在な
単数個の車輪5を付設すると共に、相互に平行な対辺の
2個の上記車輪5,5の水平軸心L,Lをその往復走行
方向に偏心させ、かつ、上記基台1の上方に制御板4を
連設すると共に、直交状に交叉するレールRの交叉部20
に於て上記制御板4の下面13を受ける複数個の交叉部乗
り越え用支持ボール29…を設け、さらに、上記制御板4
の4つのコーナ部に、鉛直軸心廻りに回転自在なガイド
ローラ16…を付設し、かつ、上記レールRの交叉部20の
天板27に、上記ガイドローラ16…が走行する走行路32を
形成したことを特徴とする移動壁の吊車装置。 - 【請求項3】 平面視略正方形の基台1の4辺に、夫
々、対応する辺に直交する水平軸心L廻りに回転自在な
単数個の車輪5を付設すると共に、相互に平行な対辺の
2個の上記車輪5,5の水平軸心L,Lをその往復走行
方向に偏心させ、かつ、上記基台1の上方に制御板4を
連設すると共に、直交状に交叉するレールRの交叉部20
に於て上記制御板4の下面13を受ける複数個の交叉部乗
り越え用支持ボール29…を設け、さらに、上記制御板4
の4つのコーナ部に、鉛直軸心廻りに回転自在なガイド
ローラ16…を付設し、かつ、上記レールRの直線部19の
側壁の上端部に、上記ガイドローラ16…が転接する鉛直
ガイド面22, 22を設けると共に、該レールRの交叉部20
の天板27に、上記ガイドローラ16…が走行する走行路32
を形成したことを特徴とする移動壁の吊車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003261U JP3001827U (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 移動壁の吊車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003261U JP3001827U (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 移動壁の吊車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3001827U true JP3001827U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=43137799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994003261U Expired - Lifetime JP3001827U (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 移動壁の吊車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001827U (ja) |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP1994003261U patent/JP3001827U/ja not_active Expired - Lifetime
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