JPH0722285B2 - フレーム同期方法および装置 - Google Patents

フレーム同期方法および装置

Info

Publication number
JPH0722285B2
JPH0722285B2 JP61156410A JP15641086A JPH0722285B2 JP H0722285 B2 JPH0722285 B2 JP H0722285B2 JP 61156410 A JP61156410 A JP 61156410A JP 15641086 A JP15641086 A JP 15641086A JP H0722285 B2 JPH0722285 B2 JP H0722285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
serial
bit
parallel
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61156410A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6313448A (ja
Inventor
徳夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP61156410A priority Critical patent/JPH0722285B2/ja
Priority to AU67163/87A priority patent/AU585794B2/en
Priority to US07/001,409 priority patent/US4796282A/en
Priority to CA000526919A priority patent/CA1255403A/en
Publication of JPS6313448A publication Critical patent/JPS6313448A/ja
Publication of JPH0722285B2 publication Critical patent/JPH0722285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、基幹伝送系、公衆網、加入者系等のディジ
タル伝送系に用いられるフレーム同期方法および装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
伝送媒体として光ファイバを用いた伝送技術の進展は目
覚ましいものがあり、伝送情報量としては数百Mbps〜数
Gbps程度の伝送が可能になりつつある。大容量化された
ディジタル伝送系を有効に使用する上で、時分割多重方
式が考えられるが、高速処理が必要となるため、フレー
ム構成をできるだけ簡単にして、回路の小規模化,簡易
化をはかっている。その1つの方式として、ビット単位
の時分割多重方式があり、第3図はこの多重方式の一般
的なフレーム構成図である。同図においては、1フレー
ムはKビットで構成され、1フレームをビット単位でK
チャネルに分け、そのうちの1チャネルをフレームチャ
ネルに割り当てており、Fはフレームチャネル、#1〜
#K−1はビット単位のK−1個のチャネルである。こ
の技術については、昭和60年度電子通信学会情報システ
ム部門、全国大会講演論文集分冊2に明石文雄他によっ
て発表された“1.2Gbps光ループ型LANの構成”、P.94に
記載されている。この方式においては、ビット多重する
ときに固有フレームパターンが1ビットずつ数フレーム
単位にフレームチャネル(F)に挿入されており、同期
検出においては、チャネル単位にデータを分離した後、
あるチャネルから分離された信号列が挿入した固有フレ
ームパターンと一致するかどうかでフレームチャネルを
検出し同期検出を行なっている。
また他の方法としてフレームをサブフレーム単位に分
け、フレームパターンを各サブフレームに分散させる方
式があり、第4図はその方式の一般的なフレーム構成図
である。同図においては、1フレームをL個のサブフレ
ームに分け、各サブフレームは1ビット単位であり、1
フレームは(I×L)ビットの構成になっており、各サ
ブフレームの先頭1ビットに順次にフレームパターンが
1ビットずつ挿入されている。Fi(i=1,2,…,L)は各
サブフレームの先頭1ビットに挿入されるフレームビッ
ト、#1〜#LはIビット単位のサブフレームを示す。
この技術については昭和58年研究実用化報告第32巻第3
号に吉開範章他によって発表された“F−400M方式端局
中継装置の設計と特性”、P.597〜608に記載されてい
る。この方式においては(F1F2F3…FL-1FL)がフレーム
パターンとなっており、同期検出においては、分離され
た信号列から(F1F2F3…FL-1FL)なるフレームパターン
を検出することによって同期検出を行なっている。フレ
ームパターンをフレームビットであるF1〜FLの全てに挿
入する必要はなく、例えば、フレームパターンがフレー
ムビットF1F3F5…に挿入されている場合には残りのフレ
ームビットF2F4F6…を用いて伝送路監視用モニタやサー
ビスモニタ等の情報を伝送することも可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第3図に示されたようなビット多重方式においては、フ
レームチャネル(F)として、1フレームKビット中1
ビットを使用している。回路の小規模化・簡易化をはか
るためには、1フレームを構成するKの長さはあまり大
きくすることはできないため、伝送データ量におけるフ
レームパターンの信号量が1/Kと大きくなっている。こ
のオーバーヘッドは伝送容量を増大高速化するに従って
大きくなることが予想され、更にシステムの信頼性やサ
ービス性等を考えると、伝送路監視モニタはサービスモ
ニタ等の情報を伝送するチャネルも必要となり、この傾
向は著しく増大することになる。また、第4図に示され
たような方法においては、フレームビットF1〜FL内に伝
送路監視モニタやサービスモニタ等の情報を挿入して伝
送したり1フレーム内のサブフレーム数Lや、サブフレ
ームの構成ビット数Iを増やすことにより、回路の複雑
さを増すことなく、伝送データ量に対するオーバーヘッ
ドが少ない情報伝達が可能になる。
しかしながら、一度同期が外れた場合には、フレームパ
ターンである(F1F2F3…FL-1FL)と一致する信号列を、
分離された信号列から検出するためには、最悪1フレー
ム間のハンティングが必要となるために、同期復帰を行
うまでにかかる最悪の同期時間はL×I×1フレーム
〔SEC〕となり、サブフレーム数Lやサブフレーム構成
ビット数Iが大きくなってしまうと、一度同期が外れて
からフレームパターン(F1F2F3…FL-1FL)を検出するま
でにかかる平均時間が大きくなっていた。
本発明はこれらの問題点を解決する上で、回路規模の増
大,複雑さを増すことなく伝送データ量に対するフレー
ムパターン信号量のオーバーヘッドを少なくし、かつ同
期復帰にかかる平均時間を縮小することができるとい
う、高速大容量の伝送系に適するフレーム同期方式を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、N(Nは整数)個のサブフレームに分
割され各サブフレームがM(Mは整数)ビット構成を採
るフレームにおけるフレーム同期用パターンは、前記各
サブフレームの先頭1ビットに分散して挿入し、更に、
前記各サブフレームの残りM−1ビットのうち1ビット
を使用して、生成多項式から生成される1ワードNビッ
トからなる巡回符号を挿入することを特徴とするフレー
ム同期方法が得られる。
また、本発明によれば、M(Mは整数)本の並列送信情
報を直列情報に変換する並列・直列変換器と、フレーム
同期用パターンを発生させるフレームパターン発生器
と、予め定められた生成多項式から生成される1ワード
N(Nは整数)ビットの巡回符号を発生する巡回符号発
生器とを具備し、前記フレームパターン発生器と前記巡
回符号発生器は、それぞれ前記並列・直接変換器のM本
の入力端子の何れかに接続されることを特徴とするフレ
ーム同期装置が得られる。
また、本発明によれば、受信信号をM(Mは整数)ビッ
ト毎に取り出す直列・並列変換器と、該直列・並列変換
器から出力されデータ列から取り出された第一のN(N
は整数)ビット列を係数とする符号多項式と予め定めら
れた生成多項式との剰余を計算する手段と、該剰余の結
果と前記直列・並列変換器から出力されるデータ列から
取り出された第二のNビット列を用いて同期検出を行う
手段とを含むことを特徴とするフレーム同期装置が得ら
れる。
また、本発明によれば、M(Mは整数)本の並列送信情
報を直列情報に変換する並列・直列変換器と、フレーム
同期用パターンを発生させるフレームパターン発生器
と、予め定められた生成多項式から生成される1ワード
N(Nは整数)ビットの巡回符号を発生する巡回符号発
生器とを具備し、前記フレームパターン発生器と前記巡
回符号発生器は、それぞれ前記並列・直列変換器のM本
の入力端子の何れかに接続され、前記直列情報を送出す
る送信装置と、 受信された直列情報をビット毎に取り出す直列・並列変
換器と、該直列・並列変換器から出力されたデータ列か
ら取り出された第一のNビット列を係数とする符号多項
式と予め定められた生成多項式との剰余を計算する手段
と、該剰余の結果と前記直列・並列変換器から出力され
るデータ列から取り出された第二のNビット列を用いて
同期検出を行う手段とを含む受信装置とから構成される
ことを特徴とするフレーム同期装置が得られる。
〔作用〕
同期検出を行なう上で、回路規模の小規模化、簡易化を
図ることが望ましく、伝送路上のフレーム構成をサブフ
レーム単位に分割しフレームパターンを各サブフレーム
の先頭1ビットに分散して挿入し、同期検出に於いて
は、各サブフレームの先頭ビットに分散して挿入された
フレームビットを取り出すことによりフレームパターン
の検出、即ち同期検出が可能であるので、同期検出回路
に要求される動作速度は低減され回路の小規模化、簡単
化を図り、高速、大容量な伝送系に適した同期検出回路
を構成することが可能になり、1フレーム内のサブフレ
ーム数やサブフレームの構成ビット数を増やせば、伝送
データ量に対するフレームパターンの信号量のオーバー
ヘッドを低減した伝送系を実現することができる。ま
た、各サブフレームには任意の生成多項式と任意の入力
ビット列から生成される1ワードNビットからなる巡回
符号が1ビットずつ分散されて挿入されており、同期検
出に於いては、巡回符号の性質を用いて分離された信号
の1系列から取り出された1ワードNビットを係数とす
る符号多項式と前記生成多項式との剰余を計算すること
により、前記巡回符号パターンの検出を行い、この後に
フレームパターンを検索することにより、すみやかにか
つ容易にフレーム同期の確保が可能となる。更に、前記
巡回符号を生成する前記入力ビット列として伝送路監視
情報等を用い、受信側において前記生成多項式との商を
計算することにより伝送路監視情報等の情報をも前記巡
回符号を用いて伝送可能となる。
〔実施例〕
以下に本発明のフレーム同期検出方法の実施例について
説明する。第1図は本発明の一実施例におけるフレーム
の構成図である。同図においては1フレームは7個のサ
ブフレームに分けられ、各サブフレームはMビット単位
で構成されており、1フレームは(7×M)ビットの構
成になっており、各サブフレームの先頭ビット(MSB)
に順次フレームパターンが1ビットずつ分散されて挿入
されている。更に、各サブフレームの最後尾1ビット
(LSB)には、符号長7の巡回符号列が1ビットずつ分
散されて挿入されている。Fi(i=1,2,…,7)は各サブ
フレームのMSBに挿入されるフレームビット、Ci(i=
1,2,…,7)は各サブフレームのLSBに挿入される符号長
7の巡回符号、#1〜#7はMビット単位のサブフレー
ム番号を示す。
ここで、巡回符号について説明する。一般的に符号語を
(a0a1a2…an-1)としたとき、a0をn−1次、a1をn−
2次、an-1を0次に対応させて、符号多項式F(x)を F(x)=an-1+an-2x+an-3x2+… +a1xn-2+a0xn-1 …(1) と表わすことができる。ここで符号長はnであり、時間
的には、高次の項a0が最初に現われ、順次に低次の方へ
と進み最後にan-1があらわれるものとする。
ここで、符号長7、符号語として(C1C2C3…C7)を選ん
だとすると、符号多項式F(x)は6次の多項式であら
わすことが可能であり、 F(x)=C7+C6x+C5x2+C4x3 +C3x4+C2x5+C1x6 …(2) と表わせ、生成多項式G(x)として3次の多項式を選
び、 G(x)=1+x+x3 …(3) とした場合、 F(x)=Q(x)G(x) …(4) を満足するQ(x)なる多項式が存在すれば、式(2)
の多項式は式(3)の生成多項式から生成されたことに
なる。ここで多項式Q(x)として、入力ビット列I=
(1110)を係数とする多項式 Q(x)=x+x2+x3 …(5) を選び、2を法とする体を仮定すれば、 F(x)=Q(x)G(x) =(x+x2+x3)(1+x+x3) =x+x5+x6 …(6) となり、符号語 W0=(1100010) …(7) が入力ビット列I=(1110)から生成されたことにな
る。
入力ビット列としては(0000)のビット列を除いた24
1=15種のビット列があり、それぞれの入力ビット列に
対応した符号語が生成されることになる。更に刊行物
“「符号理論」(宮川洋、岩垂好裕、今井秀樹著、昭晃
堂、P.194〜197)”に示されているように、2を法とす
る体において一般にnを符号長としたとき、生成多項式
G(x)がxn+1を割り切るときG(x)から生成され
る符号語は巡回符号をなす。従って、式(3)の生成多
項式は、 (x7+1)/G(x) =(x7+1)/(x3+x+1) =x4+x2+x+1 …(8) で、x7+1をx4+x2+x+1で割り切るので、式(3)
の生成多項式から生成される符号長7の符号語は巡回符
号となる。即ち、式(7)の符号語において、 式(9)で示された行列Wの各行成分は符号長7の巡回
符号となっており、 W1=(1100010) …(10−1) W2=(1000101) …(10−2) W3=(0001011) …(10−3) W4=(0010110) …(10−4) W5=(0101100) …(10−5) W6=(1011000) …(10−6) W7=(0110001) …(10−7) としたとき、W1,W4,…,W7を係数とする符号多項式は
式(3)の生成多項式で割り切れることになる。
第2図は本発明の一実施例を示す構成図であり、第1図
に示されたフレームから同期の検出を行なうものであ
る。同図において、2011〜201Mは情報入力端子、201M+1
はクロック入力端子、202は並列・直列変換器(P−
S)、203は信号線、204は直列・並列変換器(S−
P)、2051〜205Mは並列変換された情報の出力端子、20
5M+1は、クロック線、205M+2はクロック制御信号線、20
6は7進カウンタ、207はクロック制御回路、208は制御
ゲート、209は制御信号入力端子、210は制御信号出力端
子、2111〜2116は1サブフレーム長の遅延素子、2121
2124はMOD2の加算器である。
第1図に示されるフレームパターン(F1F2F3F4F5F6F7
は、第2図の情報入力端子2011から入力される。制御信
号入力端子209から入力される入力ビット列としては24
−1種の場合が考えられ、このビット列に伝送路監視情
報やサービスモニタ等の情報を割り当てることが可能で
ある。
ここでは入力ビット列としてI=(1110)が入力された
場合を考える。1サブフレーム長の遅延素子2111〜2113
とMOD2の加算器2121,2122は、1ワード7ビットの巡回
符号を発生する巡回符号発生器を構成しており、1サブ
フレーム長の遅延素子2111〜2113は1フレーム毎に内容
がクリアされ、これとMOD2の加算器2121,2122により式
(3)の生成多項式G(x)=1+x+x3による乗算器
となっている。これにより1フレーム周期毎の乗算が可
能となり、情報入力端子201Mからは、入力ビット列I=
(1110)と式(3)の生成多項式G(x)=1+x+x3
によって生成された符号語W0=(1100010)が入力さ
れ、情報入力端子2011〜201Mから入力された情報は、並
列・直列変換器202によって第1図に示されたフレーム
に変換される。ここで、第1図に示された(C1C2…Cn
は符号語W0=(1100010)=(C1C2C3C4C5C6C7)に対応
しており、クロック信号はクロック線201M+1から入力さ
れる。並列・変換器202によって、直列信号に変換され
た情報は信号線203を用いて直列・並列変換器204へ伝送
され、M本の情報に並列変換される。この並列・変換さ
れた情報の一系列である端子2051の情報はクロック制御
回路207の入力信号となり他の一系列である端子205M
情報はMOD2の加算器2123の入力信号となる。他方、MOD2
の加算器2123,2124及び1サブフレーム長の遅延素子21
14〜2116は式(3)の生成多項式G(x)=1+x+x3
による割算器を構成している。また、7進カウンタ206
には伝送路速度をf0とした場合、f0/7〔Hz〕なるクロッ
ク信号が直列・並列変換器204から送られてきており、
この出力を用いて1フレーム間隔で遅延素子2114〜2116
の内容をクリアしている。これにより前記割算器は、1
フレーム周期毎に逐次端子205Mの情報を用いて伝送され
てくる7ビットを符号語とする多項式を式(3)の生成
多項式で割る割算器となり、その剰余は遅延素子2114
2116にあらわれ、商は制御信号出力端子210にあらわれ
る。これは7つのサブフレームからそれぞれ1ビットず
つ取り出されたビット列を符号語とする符号多項式と、
式(3)の生成多項式の割算を逐次行っていることに相
当し、その剰余、即ち、割算終了の後の遅延素子2114
2116の値が全て零であるならば、端子205Mから送られて
くる信号は、各サブフレームLSBに分散して割り当てら
れた巡回符号をなす符号語であり、遅延素子2114〜2116
が1つでも非零であるならば端子205Mから送られてくる
信号が巡回符号をなす符号語でないことを意味する。こ
のようにして、各サブフレームのLSBに分散して割り当
てられた巡回符号をなす符号語の検出が容易に行なえ
る。制御入力端子209に入力されるビット列としてI=
(1110)が入力された場合、1フレーム周期間に端子20
51に送られてくる1ワード7ビットの符号パターンにお
いて、剰余が零となる符号パターンは式(10−1)(10
−2)…(10−7)の7種類であり、剰余が零であると
いうことは、各サブフレームのLSBに分散して挿入され
た巡回符号パターンを検出したことを意味し、その後、
各サブフレームのMSBに割り当てられたフレームパター
ン(F1F2…F7)を検索することにより同期の確保がすみ
やかに可能となる。剰余が非零の場合には同期検出が行
なえない。つまり非同期状態に陥ったことを意味し、同
期検出を行う。以上をまとめるとフレーム同期の確保は
各サブフレームのLSBに挿入された巡回符号をサーチし
た後、ただちに各サブフレームのMSBを検索することに
より可能であり、最悪でもサブフレーム長をMとした場
合(M−1)だけハンチングすれば、各サブフレームの
LSBに分散して挿入されている巡回符号をサーチできる
ので最悪な場合の同期復帰時間は(M−1)×1フレー
ム〔秒〕となる。ここで巡回符号を生成する入力ビット
列I、つまり制御入力端子209から入力される情報とし
て、24−1の情報量を伝送することが可能となり、伝送
路監視用モニタ、サービスモニタ等の情報伝送に使用す
ることが可能である。例えば、制御信号入力端子209か
ら入力されるビット列がI=(1110)の場合、制御信号
出力端子210には、(1110)の出力ビット列が現われ
る。制御ゲート208の入力は、遅延素子2114〜2116の出
力を用いて割算の剰余が零であるか、非零であるかを検
出するゲートであり、出力はクロック制御回路207の入
力となる。さらにクロック制御回路207には端子2051
7進カウンタ206の出力が入力され、このクロック制御
回路207においては、フレームパターン保持メモリを有
し、端子2051から送られてくる1ワード7ビットのフレ
ームパターンと制御ゲート208の出力を用いて、フレー
ム同期の確保の確認を行なうと伴に、フレーム同期確保
のための制御情報をクロック制御信号線205M+2を用いて
直列・並列変換器204に送信し、フレーム同期が確保さ
れる。
以上、1フレーム内のサブフレーム数7、生成多項式は
1+x+x3、制御信号伝送量24−1なる場合を例に挙げ
て説明してきたが、本発明はこれらの組合せに限られる
ものではなく、種々多様な組合せが考えられる。また、
必ずしも、各サブフレームのLSB全てに巡回符号パター
ンを割り当てる必要もなく、例えば1フレーム内のサブ
フレーム数が増大した場合、つまり、大フレーム化が図
られた場合には1サブフレームおきに、巡回符号パター
ンのビットをLSBに挿入し、巡回符号の符号長を短かく
することも可能である。また、巡回符号パターンの挿入
場所は、各サブフレームのLSBに限られるものではな
い。
〔発明の効果〕
このように、本発明による同期検出回路を用いれば、伝
送データ量に対するフレームパターンの信号量のオーバ
ーヘッド量、同期検出の容易さや平均非同期継続時間特
性が従来の構成による同期検出回路に比べて著しく改善
されていることがわかる。
この発明は、このように高速・大容量の伝送系に適した
同期検出回路であり、従来より一層高速・大容量化され
る伝送系への応用にその活用ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるフレームの構成図、第
2図は本発明の一実施例のブロック図、第3図,第4図
は従来例におけるフレームの構成図である。 2011〜201M…情報入力端子、201M+1…クロック入力端
子、202…並列・直列変換器(P−S)、203…信号線、
204…直列・並列変換器(S−P)、2051〜205M…情報
出力端子、205M+1…クロック線、205M+2…クロック制御
信号線、206…7進カウンタ、207…クロック制御回路、
208…制御ゲート、209…制御信号入力端子、210…制御
信号出力端子、2111〜2116…1サブフレーム長の遅延素
子、2121〜2124…MOD2の加算器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N(Nは整数)個のサブフレームに分割さ
    れ各サブフレームがM(Mは整数)ビット構成を採るフ
    レームにおけるフレーム同期用パターンは、前記各サブ
    フレームの先頭1ビットに分散して挿入し、更に、前記
    各サブフレームの残りM−1ビットのうち1ビットを使
    用して、生成多項式から生成される1ワードNビットか
    らなる巡回符号を挿入することを特徴とするフレーム同
    期方法。
  2. 【請求項2】M(Mは整数)本の並列送信情報を直列情
    報に変換する並列・直列変換器と、フレーム同期用パタ
    ーンを発生させるフレームパターン発生器と、予め定め
    られた生成多項式から生成される1ワードN(Nは整
    数)ビットの巡回符号を発生する巡回符号発生器とを具
    備し、前記フレームパターン発生器と前記巡回符号発生
    器は、それぞれ前記並列・直接変換器のM本の入力端子
    の何れかに接続されることを特徴とするフレーム同期装
    置。
  3. 【請求項3】受信信号をM(Mは整数)ビット毎に取り
    出す直列・並列変換器と、該直列・並列変換器から出力
    されデータ列から取り出された第一のN(Nは整数)ビ
    ット列を係数とする符号多項式と予め定められた生成多
    項式との剰余を計算する手段と、該剰余の結果と前記直
    列・並列変換器から出力されるデータ列から取り出され
    た第二のNビット列を用いて同期検出を行う手段とを含
    むことを特徴とするフレーム同期装置。
  4. 【請求項4】M(Mは整数)本の並列送信情報を直列情
    報に変換する並列・直列変換器と、フレーム同期用パタ
    ーンを発生させるフレームパターン発生器と、予め定め
    られた生成多項式から生成される1ワードN(Nは整
    数)ビットの巡回符号を発生する巡回符号発生器とを具
    備し、前記フレームパターン発生器と前記巡回符号発生
    器は、それぞれ前記並列・直列変換器のM本の入力端子
    の何れかに接続され、前記直列情報を送出する送信装置
    と、 受信された直列情報をMビット毎に取り出す直列・並列
    変換器と、該直列・並列変換器から出力されたデータ列
    から取り出された第一のNビット列を係数とする符号多
    項式と予め定められた生成多項式との剰余を計算する手
    段と、該剰余の結果と前記直列・並列変換器から出力さ
    れるデータ列から取り出された第二のNビット列を用い
    て同期検出を行う手段とを含む受信装置とから構成され
    ることを特徴とするフレーム同期装置。
JP61156410A 1986-01-09 1986-07-02 フレーム同期方法および装置 Expired - Lifetime JPH0722285B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61156410A JPH0722285B2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02 フレーム同期方法および装置
AU67163/87A AU585794B2 (en) 1986-01-09 1987-01-06 Frame synchronization detection system
US07/001,409 US4796282A (en) 1986-01-09 1987-01-07 Frame synchronization detection system
CA000526919A CA1255403A (en) 1986-01-09 1987-01-08 Frame synchronization detection system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61156410A JPH0722285B2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02 フレーム同期方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6313448A JPS6313448A (ja) 1988-01-20
JPH0722285B2 true JPH0722285B2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=15627136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61156410A Expired - Lifetime JPH0722285B2 (ja) 1986-01-09 1986-07-02 フレーム同期方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0722285B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720099B2 (ja) * 1987-03-30 1995-03-06 日本電気株式会社 フレーム同期方法及び装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56116198A (en) * 1980-02-15 1981-09-11 Matsushita Electric Works Ltd Data transmitter
JPS5717186A (en) * 1980-07-07 1982-01-28 Ricoh Co Ltd Multifunctional diode
JPS6043938A (ja) * 1983-08-22 1985-03-08 Japanese National Railways<Jnr> 時分割多重伝送同期検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6313448A (ja) 1988-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0216456B1 (en) Multiplex structure
CN100353690C (zh) 使用普通网络分组发送多个8b/10b位流的多路传输系统
EP0503667A2 (en) A CRC operating method and an HEC synchronizing unit in the ATM switching method
JP3922819B2 (ja) 誤り訂正方法及び装置
JPH0715484A (ja) データ通信方法および装置
US4796282A (en) Frame synchronization detection system
JP4026255B2 (ja) データ伝送方法及び装置
JPH0722285B2 (ja) フレーム同期方法および装置
EP0496428B1 (en) Apparatus for, and method of, packing and unpacking information in transmission lines
JP2822922B2 (ja) 並列データ伝送装置
JPH0261826B2 (ja)
JPH0439933B2 (ja)
JPH0736553B2 (ja) フレーム同期方法及び装置
JPH0656999B2 (ja) フレ−ム同期方式及び装置
JP2830822B2 (ja) 高速通信における誤り訂正方法
JPH0720100B2 (ja) フレーム同期装置
JPH11511604A (ja) 多重化/多重化解除方法
JPH0642666B2 (ja) フレ−ム同期方式及び装置
JP3317296B2 (ja) チャネル多重分離方法、チャネル多重回路およびチャネル多重分離装置
JPH0720099B2 (ja) フレーム同期方法及び装置
JPS641988B2 (ja)
JPS63157540A (ja) フレーム同期方法及び装置
HU208772B (en) Circuit arrangement and method for establishilng time-sharing multiplex communication system
EP0061391A1 (fr) Réseau à système AMRT et notamment partie réception d&#39;un coupleur d&#39;accès à un tel réseau
JPH0123016B2 (ja)