JPH0720099B2 - フレーム同期方法及び装置 - Google Patents

フレーム同期方法及び装置

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JPH0720099B2
JPH0720099B2 JP62078088A JP7808887A JPH0720099B2 JP H0720099 B2 JPH0720099 B2 JP H0720099B2 JP 62078088 A JP62078088 A JP 62078088A JP 7808887 A JP7808887 A JP 7808887A JP H0720099 B2 JPH0720099 B2 JP H0720099B2
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徳夫 吉田
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、基幹伝送系、公衆綱、加入者系等のディジ
タル伝送系に用いられるフレーム同期方法及び装置に関
するものである。
(従来の技術) 伝送媒体として光ファイバを用いた伝送技術の進展は目
覚ましいものがあり、伝送情報量としては数百Mbps〜Gb
ps程度の伝送が可能になりつつある。大容量化されたデ
ィジタル伝送系を有効に使用する上で、時分割多重方式
が考えられるが高速処理が必要となるため、フレーム構
成をできるだけ簡単にして、回路の小規模化、簡易化を
はかっている。その1つの方法として、ビット単位の時
分割多重方式があり、第6図は、一般的なビット多重方
式のフレーム構成図である。同図においては、1フレー
ムはKビットで構成され、1フレームをビット単位でK
チャネルに分け、そのうちの1チャネルをフレームチャ
ネルに割り当てており、Fはフレームチャネル、#1〜
#K−1はビット単位のK−1個のチャネルである。こ
の方式においては、ビット多重するときに固有フレーム
パターンは1ビットずつ数フレーム単位にフレームチャ
ネル(F)に挿入されており、同期検出においては、チ
ャネル単位にデータを分離した後任意のチャネルから分
離された信号列が挿入した固有フレームパターンと一致
するかどうかでフレームチャネルを検出し同期検出を行
なっている。
また他の方法としてフレームをサブフレーム単位に分
け、フレームパターンを各サブフレームに分散させる方
法があり、第7図にそのフレーム構成の一般例を示す。
同図においては、1フレームをL個のサブフレームに分
け、各サブフレームは、1ビット単位であり、1フレー
ム(1×L)ビットの構成になっており各サブフレーム
の先頭1ビットに順次にフレームパターンが1ビットず
つ挿入されている。Fi(i=1,2,…,L)は各サブフレー
ムの先頭1ビットに挿入されるフレームビット、#1〜
#Lは1ビット単位のサブフレームを示す。この方式に
おいては(F1F2F3…FL-1FL)がフレームパターンとなっ
ており、同期検出においては、分離された信号列から
(F1F2F3…FL-1F1)なるフレームパターンを検出するこ
とによって同期検出を行なっている。フレムパターンを
フレームビットであるF1〜FLの全てに挿入する必要はな
く、例えば、プレームパターンがプレームビットF1F3F5
……に挿入されている場合には残りのフレームビットF2
F4F6……を用いて伝送路監視用モニタやサービスモニタ
等の情報を伝送することも可能である。
(発明が解決しよとする問題点) 第6図に示されたようなビット多重方式においては、フ
レームチャネル(F)として、1フレームKビット中1
ビットを使用している。回路の小規模化、簡易化をはか
るためには、1フレームを構成するKの長さはあまり大
きくすることはできないため、伝送データ量におけるフ
レームパターンの信号量が1/Kと大きくなっている。こ
のオーバーヘッドは伝送容量を増大高速化するに従って
大きくなることを予想され、更にシステムの信頼性やサ
ービス性等を考えると、伝送路監視モニタやサービスモ
ニタ等の情報を伝送するチャネルも必要となり、この傾
向は著しく増大することになる。また、第7図に示され
たような、フレームをサブフレーム単位に分け、フレー
ムパターンを各サブフレームに分散させる方式において
は、固有なフレームパターンである(F1F2F3…FL-1FL
と一致する信号列を分離された信号列から検出すること
により同期検出を行ない、フレーム同期およびサブフレ
ーム同期の確保を行なっている。フレームビットF1〜FL
内に伝送路監視モニタやサービスモニタ等の情報を挿入
して伝送したり1フレーム内のサブフレーム数Lや、サ
ブフレームの構成ビット数Iを増やすことにより、回路
の複雑さを増すことなく、伝送データ量に対するオーバ
ーヘッドが少ない情報伝達が可能になる。
しかしながら、一度同期が外れた場合には、フレームパ
ターンである(F1F2F3…FL-1FL)と一致する信号列を分
離された信号列から検出するためには、最悪1フレーム
間のハンティングが必要となるために同期復帰を行うま
でにかかる最悪の同期時間はL×I×1フレーム〔SE
C〕となりサブフレーム数Lやサブフレーム構成ビット
数Iが大きくなってしまうと、一度同期から外れてから
フレームパターン(F1F2F3……FL-LFL)を検出するまで
にかかる平均時間が大きくなっていた。
更に同方式において、固有なフレームパターンである
(F1F2……FL-1FL)を分離するためには、通常直並列変
換器を用いて入力信号を展開し、その1系列から固有は
フレームパターンの検出を行なっている。このため、一
度同期が外れた場合には、最悪並列展開された全系列に
対してフレーム同期用パターンの検出を行う必要があっ
た。
本発明は、これらの問題点を解決し、回路規模の増大複
雑さを増すことなく伝送データ量に対するフレームパタ
ーン信号量のオーバーヘッドを少なくし、フレームパタ
ーンの検出が容易で、かつ、同期復帰にかかる平均時間
を縮少することができ、更には、信号の処理速度を低減
するために用いられる直並列変換器の出力のうち少なく
とも1系列を検索すれば、系全体の状態を把握すること
ができる高速大容量の伝送系に適した同期検出回路を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、第一の直並列変換器を用いてM個の系
列に展開され、前記M個の系列が各々第2の直並列変換
器によってK個の系列に展開されるM×K個のフレーム
は、サブフレーム数L、サブフレーム長Nビット、各サ
ブフレームの先頭1ビットにLビットからなるフレーム
同期用パターンが分散して挿入される構成をとり、該フ
レーム同期用パターンとしては、生成多項式によって生
成される符号長Lビットの巡回符号が巡回して生成され
る符号群が挿入されていることを特徴とするフレーム同
期方法が得られる。
本発明によれば、受信信号をMビット毎に取り出す第1
の直並列変換器と、該第1の直並列変換器のM本の出力
が接続され、該M本の入力信号のチャネルを入れ換えて
M本の信号を出力する第1のチャネル入れ換え器と、該
第1のチャネル入れ換え器の各々の出力信号を入力線と
し、該入力線の信号をKビット毎に取り出す第2の直並
列変換器と、該第2の直並列変換器のK本の出力信号が
接続され、該K本の入力信号のチャネルを入れ換えてK
本の信号を出力する第2のチャネル入れ換え器と、該第
2のチャネル入れ換え器のK本の出力線に接続され、該
出力線の各々から取り出される符号長Lビットを係数と
する符号多項式と予め定められた生成多項式との剰余を
計算する割り算器と、前記第2のチャネル入れ換え器の
K本の出力線に接続され、該出力線の各々から取り出さ
れる符号長Lビットの符号間の距離を計算する手段と、
前記符号長Lビットと該割り算器の剰余と符号長Lビッ
トの符号間の距離を用いて前記第1及び第2のチャネル
入れ換え器のチャネル入れ換え制御を行う手段とを有す
ることを特徴とするフレーム同期装置が得られる。
(実施例) 本発明について説明する前に、ここでは巡回符号につい
て簡単に説明する。一般的に符号語を(A0,A1,A2…,An
-1)としたとき、A0をn−1次、A1をn−2次、…、An
-1を0次に対応させて、符号多項式F(X)を F(X)=An-1+An-2X+An-3X2+…A1Xn-2+A0Xn-1 …(1) と表すことができる。ここで符号長はnであり、時間的
には高次の項A0が最初に現れ、順次低次の方へと進み、
最後にAn-1が現れるものとする。
ここで、符号長8、符号語として(C1,C2,C3,…,C7,
C8)を選んだとすると、符号多項式F(X)は7次の多
項式で表すことが可能であり F(X)=C8+C7X+C6X2+C5X3+C4X4+C3X5+C2X6 +C1X7 …(2) 例えば、生成多項式G(X)として3次の多項式を選び G(X)=1+X+X2+X3 …(3) とした場合、 F(X)=Q(X)G(X) …(4) を満足するQ(X)なる多項式が存在すれば、式(2)
の多項式は式(3)の生成多項式から生成されたことに
なる。ここで多項式Q(X)として、入力ビット列I=
(1011)を係数とする多項式 Q(X)=1+X+X3 …(5) を選び、2を法とする体を仮定すれば、 F(X)=Q(X)G(X) =(1+X+X3)・(1+X+X2+X3) =1+X3+X5+X6 …(6) となり、符号語 W0=(01101001) …(7) が、入力ビット列I=(1011)から生成されたことにな
る。
更に、刊行物“「符号理論」(宮川洋、岩垂好裕、今井
秀樹著、昭晃堂、p194〜197)”に示されているよう
に、2を法とする体において、一般にnを符号長とした
時、生成多項式G(X)がXn+1を割切るG(X)から生
成される符号語は巡回符号をなす。従って、式(3)の
生成多項式は、 (X8+1)/G(X)=(X8+1)/(X3+X2+X+1) =X5+X4+X+1 …(8) となり、X8+1をX5+X4+X+1で割り切る。よって、
式(3)の生成多項式から生成される符号長8の符号語
は巡回符号となる。即ち、式(7)の符号語において 式(9)で示された行列Wの各行成分は符号長8の巡回
符号となり、 W1=(01101001) …(10−1) W2=(11010010) …(10−2) W3=(10100101) …(10−3) W4=(01001011) …(10−4) W5=(10010110) …(10−5) W6=(00101101) …(10−6) W7=(01011010) …(10−7) W8=(10110100) …(10−8) としたとき、W1、W2、…、W7、W8を係数とする符号多項
式は、式(3)の生成多項式で割切れることになる。
第1図に本発明の一実施例におけるフレーム構成を示
す。同図における#1〜#3は、後述する第3図の第1
の直並列変換回路103によって3ビット展開された3系
列のえちの第1系列が第2の直並列変換回路1081によっ
て3ビット展開された3系列の低次群データのフレーム
である。同様に、#4〜#6、#7〜#9は、第1の直
並列変換回路103によって3ビット展開された3系列の
うちの第2、第3系列が第2の直並列変換回路1082、10
83によって3ビット展開された3系列の低次群データの
フレームである。この各低次群のフレームは、サブフレ
ーム長Nビット、サブフレーム数8から構成されてい
る。各サブフレームの先頭1ビットにはパターン長8ビ
ットのフレーム同期用パターンが1ビットずつ分散して
挿入されている。フレーム同期用パターンとしては、式
(3)で示した生成多項式から生成される符号長8の巡
回符号を選び出し、例えば、 #1のフレーム:W1=(01101001) …(10−1) #2のフレーム:W2=(11010010) …(10−2) #3のフレーム:W3=(10100101) …(10−3) #4のフレーム:W1=(01101001) …(10−1) #5のフレーム:W3=(10100101) …(10−3) #6のフレーム:W5=(10010110) …(10−5) #7のフレーム:W1=(01101001) …(10−1) #8のフレーム:W4=(01001011) …(10−4) #9のフレーム:W7=(01011010) …(10−7) となるようにフレーム同期用パターンが挿入されてい
る。
式(10−1)のW1を基準同期用パターンとした場合、#
2、#3のフレーム同期用パターンは基準同期用パター
ンを1ビットずつ巡回シフトさせたもの(位相差1)、
#5、#6のフレーム同期用パターンは基準同期用パタ
ーンを2ビットずつ巡回シフトさせたもの(位相差
2)、#8、#9のフレーム同期用パターンは基準同期
用パターンを3ビットずつ巡回シフトさせたもの(位相
差3)となる。第2図は、第1図におけるフレーム同期
用パターン間のハミング距離を示す。例えば、位相差
1、出線#1−#2のハミング距離は、第1図の#1及
び#2のフレームに挿入されているフレーム同期用パタ
ーンW1とW2間のハミング距離である。
第3図に、第1の発明によるフレーム同期装置の実施例
を示す。同図において、10は高次群入力データSin、102
は高次群入力クロックCLKin、103は第1の直並列変換回
路、104は第1のチャネル入れ換え回路、105は1/3分周
回路、106は割り算器、107は同期制御回路、1081〜1083
は第2の直並列変換回路、1091〜1093は第2のチャネル
入れ換え回路、1101〜1109は低次群出力データSout、11
21〜1122は距離検出器である。
同図に於て、高次群入力データ(Sin)101は、第1の直
並列変換回路103において3ビットずつ順次取り出され
3系列に展開される。更に、この3系列の各々は第2の
直並列変換回路1081〜1083の入力となり3ビット展開さ
れる。直並列変換回路103の出力線を入力情報とするチ
ャネル入れ換え回路104、第2の直並列変換回路1081〜1
083の出力線を入力情報とするチャネル入れ換え回路109
1〜1093は後述するような同期制御回路107からの制御情
報を用いてチャネル切り替えを行った後、3系列の情報
を出力する。このチャネル入れ換え制御は、一度同期を
引き込めば、その後のチャネル制御はその状態を保持す
ればよく、高速制御を行う必要はない。また、これらの
チャネル入れ換え回路は、各入力を任意の出力に接続す
る機能は必要ではなく、ここでのチャネル入れ換え制御
はシーケンシャルなチャネル入れ換えを行うだけでよ
い。例えば、低次群出力データ1101に第1図の#1のフ
レーム、低次群出力データ1102に第1図の#2のフレー
ム、低次群出力データ1103に第1図の#3のフレームが
出力されている場合、チャネル入れ換え回路1091、低次
群出力データ1101に第1図の#2のフレーム、低次群出
力データ1102に第1図の#3のフレーム、低次群出力デ
ータ1103に第1図の#1のフレーム、または、低次群出
力データ1101に第1図の#3のフレーム、低次群出力デ
ータ1102に第1図の#1のフレーム、低次群出力データ
1103に第1図の#2のフレームを出力するようなシーケ
ンシャルなチャネル入れ換え制御を行うことができる。
以下、同期状態、及び非同期状態におけるハンティング
制御について順次説明する。
まず、同期状態においては、低次群出力データ1101には
第1図の#1のフレーム、以下同様に低次群出力データ
1102には#2、…、低次群出力データ1109には#9のフ
レームが現れる。低次群出力データ1107〜1109は割り算
器106の入力情報となる。割り算器106においては、低次
群出力データ1107、低次群出力データ1108、及び低次群
出力データ1109からの入力情報をNビット(低次群のサ
ブフレーム周期)毎に取り込む。そして、各系列から順
次取り込まれた8ビットパターンを符号語とする符号多
項式Fx1、Fx2、Fx3と、式(3)で示した生成多項式G
(X)との割り算を行う。同期状態においては、割り算
器106は、式(10−1)、(10−4)、(10−7)で示
したフレーム同期用パターンを符号語とする3種の符号
多項式と、式(3)の生成多項式G(X)割り算を行
い、その全ての剰余は零となる。割り算器106は、各々
の剰余の結果を同期制御回路107に送信する。同期制御
回路107は、割り算器106の剰余零の確認と、割り算器10
6が低次群出力データ1107から取り込んだ8ビットパタ
ーンと式(10−1)で示したパターンの一致を確認する
ことにより同期状態の確保確認を行う。
また、低次群出力データ1101〜1109の各々のフレームに
挿入されているフレーム同期用パターンを用いて、各低
次群単位に同期状態の確保確認機能を設ける構成も可能
である。
次に、非同期状態に陥った場合のハンティング制御につ
いて説明する。非同期状態においては、まず、低次群出
力データ1107のフレームに挿入されているフレーム同期
用パターンの検出を行う。このために、割り算器106は
低次群出力データ1107をNビット毎に取り込む。そし
て、この順次取り込まれた8ビットパターンを符号語と
する符号多項式と、式(3)で示した生成多項式G
(X)との割り算を行う。同期制御回路107において
は、その剰余の結果を調べる。剰余が非零であるなら
ば、割り算器106が低次群出力データ1107からNビット
毎に取り込む位相を1ビットシフトさせる。この操作を
割り算器106の剰余が零となるまで行う。割り算器106の
剰余が非零であるということは、割り算器106に取り込
まれるビット列が、第1図のフレームに挿入された同期
用パターン以外、つまりは、式(10−1)で示した巡回
符号を成すフレーム同期用パターン群以外の情報である
ことを意味する。他方、割り算器106の剰余が零になっ
たといういことは、式(10−1)で示した巡回符号を成
すフレーム同期用パターン群を検出したことを意味す
る。
次に、低次群出力データ1107〜1109には、第1図で示し
た#1〜#3、#4〜#6、#7〜#9の何れのフレー
ムが送信されているのかの検出を行う。第4図はフレー
ム同期用パターン群の検出後の低次群出力1107〜1109
状態を示す。同図において、Dはフレーム同期用パター
ン以外の情報を、また、Sout31、Sout32、Sout33は、各
々低次群出力データ1107、1108、1109対応しており、例
えば、低次群出力データ1107〜1109に#1〜#3のフレ
ームが受信されているとすれば、 (▲f1 1▼▲f1 2▼▲f1 3▼▲f1 4▼▲f1 5▼▲f1 6▼▲f1 7
▲f1 8▼)=W1=(01101001) …(10−1) (▲f2 1▼▲f2 2▼▲f2 3▼▲f2 4▼▲f2 5▼▲f2 6▼▲f2 7
▲f2 8▼)=W2=(11010010) …(10−2) (▲f3 1▼▲f3 2▼▲f3 3▼▲f3 4▼▲f3 5▼▲f3 6▼▲f3 7
▲f3 8▼)=W3=(10100101) …(10−3) である。フレーム同期用パターン群の検出後の低次群出
力データ1107〜1109の状態としては3状態が考えられ、
(a)は#1、(b)は#2、(c)は#3のフレーム
が低次群出力データ1107に受信されている場合を示す。
以降、状態(c)における同期制御を例に挙げて説明す
る。
割り算器106は、低次群出力データ1107をa1、…,a7、a8
の順に8ビットパターン Sx1=(▲f3 7▼▲f3 8▼▲f3 1▼▲f3 2▼▲f3 3▼▲f3 4▼▲
f3 5▼▲f3 6▼) (11−1) を取り込んでいる。また、割り算器106は低次群出力デ
ータ1108、1109からa1,…,a8の時刻順に8ビットパター
ン Sx2=(▲D1 7▼▲D1 8▼▲D1 1▼▲D1 2▼▲D1 3▼▲D1 4▼▲
D1 5▼▲D1 6▼) (11−2) Sx3=(▲D2 7▼▲D2 8▼▲D2 1▼▲D2 2▼▲D2 3▼▲D2 4▼▲
D2 5▼▲D2 6▼) (11−3) を取り込む。Sx2、Sx3はフレーム同期用パターン以外の
情報であり、式(3)の生成多項式G(X)との割り算
の剰余は何れも非零となる。同時に、割り算器106は低
次群出力データ1188、1109からb1、…、b7、b8の順に8
ビットパターン Sx21=(▲f1 7▼▲f1 8▼▲f1 1▼▲f1 2▼▲f1 3▼▲f1 4
▲f1 5▼▲f1 6▼) (11−4) Sx31=(▲f2 7▼▲f2 8▼▲f2 1▼▲f2 2▼▲f2 3▼▲f2 4
▲f2 5▼▲f2 6▼) (11−5) を取り込む。Sx21、Sx31は巡回符号を成すフレーム同期
用パターン群であるので式(3)の生成多項式G(X)
との割り算の剰余は何れも零となる。これらの計算結果
は、同期制御回路107へ送信される。更に、距離検出器1
121〜1122においても、Sx1、Sx2、Sx3、Sx21、Sx31のビ
ットパターンを取り込む。距離検出器1121はSx1とSx2
びSx1とSx21、距離検出器1122はSx2とSx3及びSx21とSx
31のハミング距離を算出し、同期制御回路107にその結
果を送信する。同期制御回路107においては、割り算器1
06と距離検出器1121〜1122からの送信情報を用いて、チ
ャネル入れ換え回路104、1091〜1092のチャネル制御を
行う。具体的には、8ビットパターンSx1、Sx2、Sx3、S
x21、Sx31と式(3)と生成多項式の割り算の剰余零の
組合せを検出する。この場合、(Sx1、Sx21、Sx31)の
剰余が零となるので、低次群出力データ1107〜1109は第
3図(C)の状態にあり、これがフレーム同期用パター
ン群であると判断する。同様に、(Sx1、Sx2、Sx31)の
場合は(B)の状態、(Sx1、Sx2、Sx3)の場合は
(A)の状態であると判断する。この判断の基準に、同
期制御回路107は、距離検出器1121〜1122からの送信情
報を参照して、剰余零となった8ビットパターン間のハ
ミング距離を調べる。この場合には、(低次群出力デー
タ1107(=Sx1)と低次群出力データ1108(=Sx2)、低
次群出力1108(=Sx2)と低次群出力データ1109(=Sx
31)のフレーム同期用パターン群のハミング距離Dxを調
べる。この場合は、第2図より、ハミング距離Dx=(4,
6)であることが明かである。このハミング距離の情報
は、低次群出力データ1107〜1109の各系列に第1図で示
したどのフレームが送信されているのかを示している。
つまり、低次群出力データ1107〜1109に#1〜#3のフ
レームが送信されている場合において、状態(A)の場
合にはハミング距離Dx=(6,6)、状態(B)の場合に
はハミング距離Dx=(6,4)、状態(C)の場合にはハ
ミング距離Dx=(4,6)となる。第5図は、これらの関
係を示す。同表の如く、ハミング距離Dxは、低次群出力
データ1107〜1109に送信されるフレームによって一意に
定まる。そこで、同期制御回路107はハミング距離Dxを
検索し、この情報に基づいてチャネル入れ換え回路10
4、1091〜1093のチャネルのシーケンシャルな制御を行
い、低次群出力データ1101には#1、…、低次群出力デ
ータ1109には#9のフレームが現れるようにする。
しかしながら、チャネル入れ換え回路104、1091〜1093
のチャネルのシーケンシャルな制御後も、割り算器106
が低次群出力データ1107から取り込んだ8ビットパター
ンが、必ずしも式(10−1)で示した符号列と全く同じ
順番で取り込まれているとは限らない。つまりサブフレ
ーム同期が確保されたに過ぎない。そこで同期制御回路
107においては、シーケンシャルなチャネル入れ換え制
御後、割り算器106が低次群出力データ1107から取り込
んだ8ビットパターンと式(10−1)の符号列の位相差
を検出し、フレーム同期確保を行う。
低次群出力データ1101〜1109におけるサブフレームビッ
ト数はNビットであるので、一度非同期状態に陥ってか
らチャネル入れ換え制御並びにフレーム同期の確保を行
うまでに要する最悪なハンティング回数はN−1回とな
り、フレーム同期用パターン群の検出と同時に速やかな
同期処理が可能となる。
以上、1フレーム内のサブフレーム数8、巡回符号の符
号長8、生成多項式1+X+X2+X3、直並列変換回路に
よる展開数3の場合を例に挙げて説明してきたが、本発
明にこれらの組合せに限られるものではなく、フレーム
同期用パターンとして用いる巡回符号群の選定も多様で
あり、直並列変換回路の展開数を増すことにより、より
処理速度を低速化することも可能となる。また、割り算
器106は、シフトレジスタとm od2の加算器を用いること
により容易に構成可能であり、回路の簡易化、小規模化
を図ることができる。更に、低速化された低次群出力デ
ンタ1107〜1109の各1フレーム分(3×8×Nビット)
の情報を蓄えるメモリを用い、同期制御は、このメモリ
アクセスを通じて行う構成も可能である。
(発明の効果) このように、本発明によるフレーム同期方法及び装置を
用いれば、同期検出が容易で、同期処理の低速化が図ら
れ、また高次群データで特にフレーム構成を意識するこ
となく系全体の状態把握が可能となり、更には、平均非
同期継続時間が従来構成による同期方式に比べ著しく改
善されていることがわかる。
この発明は、このように高速・大容量な伝送系に適した
同期方式であり、将来より一層高速・大容量化される伝
送系への応用にその活用が期待されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフレーム構成図、第2図はフレーム同
期用パターン間のハミング距離を示す図、第3図は本発
明の実施例を示すブロック図、第4図は低次群出力デー
タ系の状態図、第5図は、位相差、状態、ハミング距離
の関係を示す図、第6図、第7図は従来例におけるフレ
ーム構成図である。 101高次群入力データSin、102高次群入力クロックCLKi
n、103第1の直並列変換回路、104第1のチャネル入れ
換え回路、105 1/3分周回路、106割り算器、107同期制
御回路、1081〜1083第2の直並列変換回路、1091〜1093
第2のチャネル入れ換え回路、1101〜11010低次群出力
データSout、1121〜1122距離検出器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の直並列変換器を用いてM(Mは整
    数)個の系列に展開され、前記M個の系列が各々第2の
    直並列変換器によってK(Kは整数)個の系列に展開さ
    れるM×K個のフレームは、サブフレーム数L(Lは整
    数)、サブフレーム長N(Nは整数)ビット、各サブフ
    レームの先頭1ビットにLビットからなるフレーム同期
    用パターンが分散して挿入される構成をとり、該フレー
    ム同期用パターンとしては、生成多項式によって生成さ
    れる符号長Lビットの巡回符号が巡回して生成される符
    号群が挿入されていることを特徴とするフレーム同期方
    法。
  2. 【請求項2】受信信号をM(Mは整数)ビット毎に取り
    出す第1の直並列変換器と、該第1の直並列変換器のM
    本の出力が接続され、該M本の入力信号のチャネルを入
    れ換えてM本の信号を出力する第1のチャネル入れ換え
    器と、該第1のチャネル入れ換え器の各々の出力信号を
    入力線とし、該入力線の信号をK(Kは整数)ビット毎
    に取り出す第2の直並列変換器と、該第2の直並列変換
    器のK本の出力信号が接続され、該K本の入力信号のチ
    ャネルを入れ換えてK本の信号を出力する第2のチャネ
    ル入れ換え器と、該第2のチャネル入れ換え器のK本の
    出力線に接続され、該出力線の各々から取り出される符
    号長L(Lは整数)ビットを係数とする符号多項式と予
    め定められた生成多項式との剰余を計算する割り算器
    と、前記第2のチャネル入れ換え器のK本の出力線に接
    続され、該出力線各々から取り出される符号長Lビット
    の符号間の距離を計算する手段と、前記符号長Lビット
    と該割り算器の剰余と符号長Lビットの符号間の距離を
    用いて前記第1及び第2のチャネル入れ換え器のチャネ
    ル入れ換え制御を行う手段とを有することを特徴とする
    フレーム同期装置。
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