JPH07215727A - 光ファイバ母材及び光ファイバ母材の製造方法 - Google Patents

光ファイバ母材及び光ファイバ母材の製造方法

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JPH07215727A
JPH07215727A JP1272594A JP1272594A JPH07215727A JP H07215727 A JPH07215727 A JP H07215727A JP 1272594 A JP1272594 A JP 1272594A JP 1272594 A JP1272594 A JP 1272594A JP H07215727 A JPH07215727 A JP H07215727A
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layer
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gas
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Hideaki Mizuguchi
秀秋 水口
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出発材表面におけるガラス微粒子堆積層のか
さ密度を最適値に制御して、ガラス微粒子堆積層と出発
材との界面で発生する長さ方向の過度な滑りを抑制し、
さらに堆積体と出発材界面で透明ガラス化後に焼結体の
微小気泡やガラス結晶体の残留をなくし、多孔質母材製
造における歩留りを向上する。 【構成】 バーナーからガラス微粒子を含有した原料ガ
スを水素・酸素等の燃焼ガスと混合して火炎状態で放射
し、火炎加水分解によって生じたガラス微粒子を出発材
に堆積させる外付け法によって光ファイバ用多孔質母材
を得る光ファイバ母材の製造方法において、ガラス微粒
子堆積層の体積とガラス微粒子堆積層の重量とからガラ
ス微粒子堆積層のかさ密度を演算し、この演算結果から
ガラス微粒子堆積層の出発材表面から所定層までのかさ
密度を0.5g/cm3 以上に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火炎加水分解反応によ
ってガラス微粒子を生成し、出発材上に堆積させて多孔
質ガラス体を得る光ファイバ母材の製造方法に係り、特
に透明ガラス化後の微小気泡の残留を防止し高品質光フ
ァイバ母材を得、母材製造における歩留りを向上するこ
とのできる光ファイバ母材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ファイバにおいては、光は光
ファイバのコアとクラッドの境界面で全反射しながらコ
アの中を伝搬していく。このような光ファイバ母材の製
造方法には、従来、外付け法(OVD法 Outside V
apor Deposition )が良く知られている。この外付け
法による光ファイバ母材の製造方法は、主原料のSiC
4 を火炎加水分解して純粋な透明石英ガラスを作る方
法である。すなわち、図5において純石英あるいはGe
含有石英で形成されたガラス棒1000の下方にバーナ
ー1100を配置し、このバーナー1100にガラス原
料としてのSiCl4 のガス、ド−プ原料としてのGe
Cl4 の原料ガスを水素・酸素等の燃焼ガスと共に供給
し、バーナー1100からは、ガラス微粒子含有火炎1
300を放射する。このガラス微粒子含有火炎1300
中で加水分解反応を生じさせ、SiO2 を生成し、バー
ナー1100をガラス棒1000の軸方向に往復動させ
ることにより、両端が支持されたガラス棒1000にS
iO2 スートを多層に堆積させ多孔質母材1200を形
成する。この多孔質母材1200を高温の炉中で加熱処
理してガラス微粒子堆積層を焼結して透明ガラス化す
る。
【0003】しかしガラス棒1000に多層に堆積され
て形成される多孔質母材1200のかさ密度が均一でな
いとガラス微粒子堆積層の焼結の際に割れを生じること
がある。この多孔質母材1200のかさ密度の不均一さ
は、ガラス微粒子堆積層の表面温度の変動によって惹起
される。そこで従来は、特開平2−29350号に示す
如く、放射温度計等でガラス微粒子堆積体の表面温度を
測定し、目標値となるようバーナーとガラス微粒子堆積
層との距離を制御することで、かさ密度を均一にしガラ
ス微粒子堆積体の割れを防止ものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように多孔質母材
1200のかさ密度は、ガラス微粒子の堆積が比較的進
んだ堆積体の割れの発生を防止するために制御された
り、あるいは、ガラス棒1000へのガラス微粒子の堆
積の初期の段階では、実際のかさ密度の測定ができない
(温度情報でかさ密度を管理)ために、堆積初期におけ
るかさ密度の制御を行っていなかった。
【0005】しかしながら、ガラス棒1000に多層に
堆積されて形成される多孔質母材1200のかさ密度を
均一にしても多孔質母材1200の出発材表面層のかさ
密度が低い場合(0.2〜0.3g/cm3 )、1500
℃〜1600℃焼結時(透明化工程)に出発材と堆積ガ
ラス微粒子(スート)との界面で、長さ方向に過度な滑
りが生じ易くなり、出発材と堆積ガラス微粒子との界面
に気泡やガラス結晶体が発生するという問題点を有して
いる。
【0006】本発明の目的は、出発材表面におけるガラ
ス微粒子堆積層のかさ密度を最適値に制御して、ガラス
微粒子堆積層と出発材との界面で発生する長さ方向の過
度な滑りを抑制し、さらに堆積体と出発材界面で透明ガ
ラス化後に焼結体の微小気泡やガラス結晶体の残留をな
くし、多孔質母材製造における歩留りを向上することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
バーナーからガラス微粒子を含有した原料ガスを水素・
酸素等の燃焼ガスと混合して火炎状態で放射し、火炎加
水分解によって生じたガラス微粒子を出発材に堆積させ
てガラス微粒子堆積層を形成してなる光ファイバ母材に
おいて、上記出発材に積層されるガラス微粒子堆積層の
かさ密度を出発材の表面から所定層まで0.5g/cm3
以上に形成するようにしたものである。請求項2記載の
発明は、上記ガラス微粒子堆積層の出発材表面からの所
定層を、出発材表面から1〜30層にしたものである。
【0008】請求項3記載の発明は、バーナーからガラ
ス微粒子を含有した原料ガスを水素・酸素等の燃焼ガス
と混合して火炎状態で放射し、火炎加水分解によって生
じたガラス微粒子を出発材に堆積させる外付け法によっ
て光ファイバ用多孔質母材を得る光ファイバ母材の製造
方法において、ガラス微粒子堆積層の体積とガラス微粒
子堆積層の重量とからガラス微粒子堆積層のかさ密度を
演算し、この演算結果からガラス微粒子堆積層の出発材
表面から所定層までのかさ密度を0.5g/cm3 以上に
制御するものである。
【0009】請求項4記載の発明は、上記ガラス微粒子
堆積層の出発材表面からの所定層を、出発材表面から1
〜30層にしたものである。
【0010】請求項5記載の発明は、上記ガラス微粒子
堆積層の出発材表面から所定層のかさ密度制御を、上記
バーナーから噴出する原料ガスの流量と燃焼ガスの流量
又は原料ガスの流量を制御するようにしたものである。
【0011】請求項6記載の発明は、上記燃焼ガスの流
量の制御を、H2 ガス流量の増加又はCH4 、O2 ガス
流量の増加によって行うようにしたものである。
【0012】請求項7記載の発明は、上記原料ガスの流
量の制御を、燃焼ガスに対するSiCl4 の流量比を減
少させることによって行うようにしたものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によると、バーナーからガ
ラス微粒子を含有した原料ガスを水素・酸素等の燃焼ガ
スと混合して火炎状態で放射し、火炎加水分解によって
生じたガラス微粒子を出発材に堆積させてガラス微粒子
堆積層を形成してなる光ファイバ母材の出発材に積層さ
れるガラス微粒子堆積層のかさ密度を出発材の表面から
所定層まで0.5g/cm3 以上に形成してあるので、出
発材表面におけるガラス微粒子堆積層のかさ密度を最適
値に保ち、焼結の際ガラス微粒子堆積層と出発材との界
面で発生する長さ方向の過度な滑りが抑制されガラス微
粒子堆積層と出発材の界面で透明ガラス化後に焼結体の
微小気泡やガラス結晶体の残留がない多孔質母材を得る
ことができる。
【0014】請求項2記載の発明によると、ガラス微粒
子堆積層の出発材表面からの所定層を、出発材表面から
1〜30層に構成することで、出発材表面におけるガラ
ス微粒子堆積層のかさ密度を最適値に保ち、焼結の際ガ
ラス微粒子堆積層と出発材との界面で発生する長さ方向
の過度な滑りが抑制されガラス微粒子堆積層と出発材の
界面で透明ガラス化後に焼結体の微小気泡やガラス結晶
体の残留がない多孔質母材を得ることができる。
【0015】請求項3記載の発明によると、バーナーか
らガラス微粒子を含有した原料ガスを水素・酸素等の燃
焼ガスと混合して火炎状態で放射し、火炎加水分解によ
って生じたガラス微粒子を出発材に堆積させる外付け法
によって光ファイバ用多孔質母材を得る光ファイバ母材
の製造過程においてガラス微粒子堆積層の体積とガラス
微粒子堆積層の重量とからガラス微粒子堆積層のかさ密
度を演算し、この演算結果からガラス微粒子堆積層の出
発材表面から所定層までのかさ密度を0.5g/cm3
上に制御するので、出発材表面におけるガラス微粒子堆
積層のかさ密度を最適値にし、焼結の際ガラス微粒子堆
積層と出発材との界面で発生する長さ方向の過度な滑り
を抑制し、さらにはガラス微粒子堆積層と出発材の界面
で透明ガラス化後に焼結体の微小気泡やガラス結晶体の
残留をなくして、多孔質母材製造における歩留りを向上
できる。
【0016】請求項4記載の発明によると、ガラス微粒
子堆積層の出発材表面からの所定層を出発材表面から1
〜30層にすることでガラス微粒子堆積層と出発材との
界面で発生する長さ方向の過度な滑りを抑制し、さらに
はガラス微粒子堆積層と出発材の界面で透明ガラス化後
に焼結体の微小気泡やガラス結晶体の残留をなくして、
多孔質母材製造における歩留りを向上できる。
【0017】請求項5記載の発明によると、ガラス微粒
子堆積層の出発材表面から所定層のかさ密度制御を、バ
ーナーから噴出する原料ガスの流量と燃焼ガスの流量又
は原料ガスの流量を制御することによって容易にガラス
微粒子堆積層のかさ密度を0.5g/cm3 以上に制御す
ることができる。
【0018】請求項6記載の発明によると、燃焼ガスの
流量の制御を、H2 ガス流量の増加又はCH4 、O2
ス流量の増加によって容易にガラス微粒子堆積層のかさ
密度を0.5g/cm3 以上に制御することができる。
【0019】請求項7記載の発明によると、原料ガスの
流量の制御を、燃焼ガスに対するSiCl4 の流量比を
減少させることによって容易にガラス微粒子堆積層のか
さ密度を0.5g/cm3 以上に制御することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1〜3には、本発明に係る光ファイバ母材及び光ファイ
バ母材の製造方法の一実施例が示されている。
【0021】図において、1は外付け装置で、主原料の
SiCl4 を火炎加水分解して純粋な透明石英ガラスを
作るものである。
【0022】2は出発材で、純石英あるいはGe含有石
英で形成され、ガラス種棒によって構成されている。
3、4はチャックで出発材2の両端を支持し図1に図示
の矢印Aに示す如く一定の速度で出発材2に回転を加え
るものである。このチャック3はフレーム5に、チャッ
ク4はフレーム6にそれぞれ取り付けられており、フレ
ーム5、6は、台7に固定されている。
【0023】8はバーナーで、出発材2の下方に配置さ
れ、一定の高さに保持できるように支持杆によって支持
されている。このバーナー8には、ガラス原料としての
SiCl4 のガス、ド−プ原料としてのGeCl4 の原
料ガスを水素・酸素等の燃焼ガスと共に供給される。こ
のバーナー8からは、ガラス微粒子含有火炎9を放射す
る。ガラス微粒子含有火炎9中では、加水分解反応が起
き、SiO2 が生成され、このSiO2 スートが出発材
2の周囲に堆積してガラス微粒子堆積層10を形成す
る。
【0024】バーナー8は、駆動機構は図示していない
が、スクリューシャフトとモータを用いたトラバース装
置等の周知の手段によって、台7上を図1に図示矢印
B、Cに示す如く出発材2の軸方向に往復動可能に構成
されている。そして、ガラス微粒子堆積層10は、この
バーナー8のトラバース毎に1層づつ形成される。した
がって、このバーナー8の往復動によって出発材2の周
囲にガラス微粒子が1層づつ堆積して多層のガラス微粒
子堆積層10を形成することになる。
【0025】11、12は、バーナー反転スイッチで、
往復動するバーナー8のターン位置を決めるものであ
る。すなわち、バーナー8が図1に図示矢印Bに示す方
向に移動し、バーナー反転スイッチ11に当接すると、
その位置でバーナー8の移動方向が反転し、図1に図示
矢印Cに示す方向に移動し始める。そして、バーナー8
が移動していってバーナー反転スイッチ12に当接する
と、その位置でバーナー8の移動方向が反転し、再び図
1に図示矢印Bに示す方向に移動し始める。このように
バーナー8が出発材2の下方を1往復動する毎に2層づ
つガラス微粒子堆積層が形成される。このバーナー反転
スイッチ11、12の検出信号は、図2に示す如く、パ
ソコン50に入力され、出発材2の周囲に堆積されるガ
ラス微粒子のかさ密度の測定に利用される。このように
して出発材2は、チャック3、4に固定され回転し、バ
ーナー反転スイッチ11、12間を往復移動するバーナ
ー8より噴出されるSiO2 等のガラス微粒子(スー
ト)が所定の重量になるまで堆積される。
【0026】13は重量計で、チャック3、4に挟持さ
れた出発材2と、フレーム5、6と、台7と、バーナー
8等の台7に取り付けられた付属品の全体の重量を計測
するためのものである。この重量計13は、出発材2に
積層されるガラス微粒子堆積層10の重量を計測するた
めのものであるが、実際には、常に台7と台7の上にあ
るチャック3、4、出発材2、フレーム5、6、台7に
取り付けられた付属品の全体の重量を計測している。出
発材2に積層されるガラス微粒子堆積層10の重量の計
測は、重量計13で計測したチャック3、4に出発材2
を挟持した際のイニシャル時の全体の重量を、重量計1
3で計測した出発材2にガラス微粒子堆積層10が積層
された測定時の重量から減ずることによって求めてい
る。この重量計13の測定値は、図2に示す如く、パソ
コン50に入力され、出発材2の周囲に堆積されるガラ
ス微粒子のかさ密度の測定に利用される。
【0027】14はO2 ガスマスフローコントローラ
で、バーナー8に供給するO2 ガス(助燃ガス)の流量
を制御するためのものである。15はH2 又はCH4
スマスフローコントローラで、バーナー8に供給するH
2 又はCH4 ガス(燃焼ガス)の流量を制御するための
ものである。このO2 ガスもH2 又はCH4 ガスも広義
では燃焼ガスである。本明細書では、このO2 ガス(助
燃ガス)とH2 又はCH4 ガス(燃焼ガス)の両方を広
い意味で燃焼ガスと称している。
【0028】16は原料ガス供給タンクで、ガラス原料
であるSiCl4 が液状で貯溜されている。この原料ガ
ス供給タンク16からは原料ガスとなる液状のSiCl
4 がガス状になってバーナー8に供給される。
【0029】17はキャリヤガスマスフローコントロー
ラで、バーナー8に原料ガス(SiCl4 ガス)を運ぶ
ためのもので、O2 ガスが使用されている。
【0030】18は外径計測用カメラで、出発材2に堆
積したガラス微粒子堆積層10の外径を測定するための
ものである。この外径計測用カメラ18の測定値は、図
2に示す如く、パソコン50に入力され、出発材2の周
囲に堆積されるガラス微粒子のかさ密度の測定に利用さ
れる。
【0031】パソコン50においては、図3に示す如
く、堆積層数が1〜30層までのガラス微粒子堆積層1
0のかさ密度が0.5g/cm3 以上になるように制御さ
れる。かさ密度とは、出発材2に堆積したガラス微粒子
堆積層10におけるガラス微粒子の密度のことでガラス
微粒子堆積層10の硬さを表している。いま、かさ密度
をρ、重量をW、スート(ガラス微粒子堆積層)径を
D、バーナーターン回数をnとすると、かさ密度ρは、 と求めることができる。特に、堆積層数が1〜10層ま
でのかさ密度は、出発材2の密度(2.2g/cm3 )に
近付くように0.7〜0.9g/cm3 と高く設定する。
これは、焼結の際ガラス微粒子堆積層と出発材の界面で
発生する長さ方向の過度な滑りを抑制すると共に、出発
材表面とガラス微粒子堆積層との境界にかさ密度の相違
によって発生する透明ガラス化後の微小気泡の残留をな
くためである。
【0032】このように外付け装置1のバーナー8に
は、O2 ガス(助燃ガス)の流量をO2 ガスマスフロー
コントローラ14で、H2 又はCH4 ガス(燃焼ガス)
の流量をH2 又はCH4 ガスマスフローコントローラ1
5で、原料ガス(SiCl4 ガス)を運ぶためのO2
スの流量をキャリヤガスマスフローコントローラ17で
それぞれ制御して供給する。このバーナー8からそれぞ
れのガスマスフローコントローラで制御されて供給され
てくるガラス微粒子を含有した原料ガスと水素・酸素等
の燃焼ガスとを混合して主原料のSiCl4 を火炎加水
分解して、ガラス微粒子含有火炎9を放射する。そし
て、バーナー8を出発材2の長手方向に往復して、出発
材2の表面上にガラス微粒子含有火炎9を吹き付けてガ
ラス微粒子を堆積させ、出発材2の表面から所定層(例
えば、30層)までかさ密度0.5g/cm3 以上のガラ
ス微粒子堆積層10を形成し、出発材2の表面から所定
層を超えると、かさ密度を通常値0.25〜0.35g
/cm3 にしてガラス微粒子堆積層を形成する。
【0033】このように形成された光ファイバ母材によ
れば、出発材2の表面に形成されたガラス微粒子堆積層
10のかさ密度が出発材2の表面から所定層までが0.
5g/cm3 以上で、所定層を超えると0.25〜0.3
5g/cm3 と最適値に保たれており、焼結の際にガラス
微粒子堆積層10と出発材2との界面で長さ方向の過度
な滑りを抑制することができ、ガラス微粒子堆積層10
と出発材2の界面で透明ガラス化後に焼結体の微小気泡
やガラス結晶体の残留の発生を防止することができる。
なお、ガラス微粒子堆積層10の出発材2の表面からの
所定層を、出発材2表面から1〜30層構成すれば、出
発材2の表面におけるガラス微粒子堆積層10のかさ密
度を最適値に保ち、焼結の際ガラス微粒子堆積層10と
出発材2との界面で発生する長さ方向の過度な滑りを抑
制し、ガラス微粒子堆積層10と出発材2の界面で透明
ガラス化後に焼結体の微小気泡やガラス結晶体の残留が
生じるのを防止するに充分である。
【0034】次に、本実施例に係る光ファイバ母材の製
造方法のについて図4の制御フローチャートを用いて説
明する。この図4の制御フローチャートは、パソコン5
0内で処理される。ステップ100において、パソコン
50に、出発材2に堆積されるガラス微粒子堆積層10
のかさ密度の目標値(例えば、0.7〜0.9g/c
m3 )を設定し、原料ガスSiCl4 の流量をキャリヤ
ガスマスフローコントローラ17を調整して設定すると
共に、O2 ガス、H2 又はCH4 ガスの燃焼ガスの流量
を、O2ガスマスフローコントローラ14及びH2 又は
CH4 ガスマスフローコントローラ15を調整してパソ
コン50に設定する。さらに、この目標かさ密度に制御
する出発材2の表面層数をパソコン50に入力してお
く。
【0035】次に、ステップ110において、チャック
3、4に支持された出発材2の重量を測定する。この出
発材2の重量は、重量計13を用いて計測したチャック
3、4に出発材2が支持される前の重量から、チャック
3、4に出発材2を支持した後の重量を測定して差を求
めることによって容易に計測することができる。あるい
は、重量計13を用いて計測したチャック3、4に出発
材2を支持した後の外付け装置1全体の重量を出発材2
の重量としてもよく、実際には、この方法を用いるのが
簡単である。また、チャック3、4に支持された出発材
2の外径を外径計測用カメラ18を用いて計測する。こ
の2つの計測値は、パソコン50のメモリ内に記憶して
おく。
【0036】ステップ110において所定の測定をする
と、ステップ120において、バーナー8を点火する。
バーナー8が点火されると、加水分解反応によって生成
されたSiO2 がバーナー8から、ガラス微粒子含有火
炎9となって放射される。このバーナー8の点火と同時
に、トラバース装置等によってバーナー反転スイッチ1
1、12間を往復動する。
【0037】ステップ120においてバーナー8が点火
し、バーナー8がトラバース装置等によってバーナー反
転スイッチ11、12間の往復動を開始すると、ステッ
プ130において、多孔質母材であるガラス微粒子堆積
層10の重量Wの測定、多孔質母材であるガラス微粒子
堆積層10の外径Dの測定を行う。すなわち、ガラス微
粒子の堆積が始まると、スート外径、堆積重量、バーナ
ー反転スイッチ作動回数(堆積層数)が、それぞれ外径
計測用カメラ18、重量計13、バーナー反転スイッチ
11、12で計測され、これらの計測信号がパソコン5
0に送られ処理されることで、各層又は所定時間、所定
層数までの平均かさ密度が計算される。ガラス微粒子堆
積層10の重量Wの測定は、重量計13を用い、外付け
装置1全体の重量を計測し、前回の外付け装置1全体の
重量値すなわちステップ110においてパソコン50に
記憶させたチャック3、4に出発材2を支持した後の外
付け装置1全体の重量値を差し引いて求める。この今回
計測した外付け装置1全体の重量値は、前回の記憶値に
換えてパソコン50に記憶する。多孔質母材であるガラ
ス微粒子堆積層10の外径Dの測定は、外径計測用カメ
ラ18を用いてガラス微粒子堆積層10の外径を計測
し、前回のガラス微粒子堆積層10の外径すなわちステ
ップ110においてパソコン50に記憶させたチャック
3、4に出発材2の外径値を差し引いて求める。この今
回計測したガラス微粒子堆積層10の外径値は、前回の
記憶値に換えてパソコン50に記憶する。
【0038】次に、ステップ140において、ステップ
130において測定したガラス微粒子堆積層10の重量
Wと、ガラス微粒子堆積層10の外径Dとを用いてかさ
密度ρを求める。このステップ140においてかさ密度
ρを求めると、ステップ150において、かさ密度ρが
目標値と比較して小さいか、大きいか、等しいかを判定
する。
【0039】ステップ150においてかさ密度ρが目標
値と比較して小さいと判定すると、ステップ160にお
いて、燃焼ガスであるH2 又はCH4 ガス、又はO2
スの燃焼ガスの流量を予め設定されている値増加させ
る。あるいは、原料ガスであるSiCl4 ガスの流量
(実際には、キャリヤガスO2 の流量)を予め設定され
ている値減少する。燃焼ガスを増加させる方法は、一般
的な制御に使用されるが、本発明である0.5g/cm3
以上のかさ密度を達成成するためには、原料ガスを減少
させる方法の方が有効な手段となり得る。こうすること
により、ガラス微粒子堆積層10のかさ密度ρを目標値
に近づける。
【0040】また、ステップ150においてかさ密度ρ
が目標値と比較して大きいと判定すると、ステップ17
0において、燃焼ガスであるH2 又はCH4 ガス、又は
2ガスの燃焼ガスの流量を予め設定されている値減少
させる。あるいは、原料ガスであるSiCl4 ガスの流
量(実際には、キャリヤガスO2 の流量)を予め設定さ
れている値増加する。こうすることにより、ガラス微粒
子堆積層10のかさ密度ρを目標値に近づける。
【0041】さらに、ステップ150においてかさ密度
ρが目標値と等しいと判定すると、ステップ180にお
いて、トラバース回数が所定回数(ガラス微粒子堆積層
10が30層の場合は、バーナー反転スイッチ11、1
2からの入力信号数が30)に達していないと判定する
と、ステップ130に戻り、バーナー反転スイッチ1
1、12によって検出されるターン毎にかさ密度の演算
及びかさ密度と目標値との比較を行い、ガラス微粒子堆
積層10のかさ密度ρを目標値に制御する。このステッ
プ180においてトラバース回数が所定回数に達したと
判定すると、ステップ190において、かさ密度ρの通
常目標値0.25〜0.35g/cm3 に基づいて原料ガ
スの流量を通常値に制御し、かさ密度ρの通常目標値に
基づいて燃焼ガスの流量をかさ密度ρが通常値になるよ
うに制御する。
【0042】さらにステップ200において、多孔質母
材であるガラス微粒子堆積層10の重量Wの測定、多孔
質母材であるガラス微粒子堆積層10の外径Dの測定を
行う。このガラス微粒子堆積層10の重量Wの測定、ガ
ラス微粒子堆積層10の外径Dの測定は、ステップ13
0において行う方法と同じである。次に、ステップ21
0において、ステップ200において測定したガラス微
粒子堆積層10の重量Wと、ガラス微粒子堆積層10の
外径Dとを用いてかさ密度ρを求め、ステップ220に
おいて、かさ密度ρが通常目標値0.25〜0.35g
/cm3 と比較して小さいか、大きいか、等しいかを判定
する。ステップ220においてかさ密度ρが目標値と比
較して小さいと判定すると、ステップ230においてス
テップ160と同様の制御が行われステップ200に戻
り、ステップ220においてかさ密度ρが目標値と比較
して大きいと判定すると、ステップ240においてステ
ップ170と同様の制御が行われステップ200に戻
り、さらに、ステップ220においてかさ密度ρが目標
値と等しいと判定すると、図4のフローを終了する。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、バーナー
からガラス微粒子を含有した原料ガスを水素・酸素等の
燃焼ガスと混合して火炎状態で放射し、火炎加水分解に
よって生じたガラス微粒子を出発材に堆積させてガラス
微粒子堆積層を形成してなる光ファイバ母材の出発材に
積層されるガラス微粒子堆積層のかさ密度を出発材の表
面から所定層まで0.5g/cm3 以上に形成してあるの
で、出発材表面におけるガラス微粒子堆積層のかさ密度
を最適値に保ち、焼結の際ガラス微粒子堆積層と出発材
との界面で発生する長さ方向の過度な滑りが抑制されガ
ラス微粒子堆積層と出発材の界面で透明ガラス化後に焼
結体の微小気泡やガラス結晶体の残留がない多孔質母材
を得ることができる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、ガラス微粒
子堆積層の出発材表面からの所定層を、出発材表面から
1〜30層に構成することで、ガラス微粒子堆積層10
の硬さをガラス微粒子堆積層10全体に渡って高くして
しまうことがない。
【0045】請求項3記載の発明によれば、ガラス微粒
子堆積層10の体積とガラス微粒子堆積層10の重量と
からガラス微粒子堆積層10のかさ密度を演算し、この
演算結果からガラス微粒子堆積層10の出発材2表面か
ら所定層までのかさ密度を0.5g/cm3 以上に制御し
ているため、出発材2表面におけるガラス微粒子堆積層
10のかさ密度を最適値に制御でき、焼結の際ガラス微
粒子堆積層10と出発材2との界面で発生する長さ方向
の過度な滑りを抑制することができ、さらにガラス微粒
子堆積層10と出発材2との界面に透明ガラス化後に焼
結体の微小気泡やガラス結晶体の残留をなくし、多孔質
母材製造における歩留りを向上することができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、ガラス微粒
子堆積層10の出発材表面からの所定層を、出発材表面
から1〜30層にすることにより、ガラス微粒子堆積層
10の硬さをガラス微粒子堆積層10全体に渡って高く
してしまうことがない。
【0047】請求項5記載の発明によれば、ガラス微粒
子堆積層10の出発材2表面から所定層のかさ密度制御
を、バーナーから噴出する原料ガスの流量と燃焼ガスの
流量又は原料ガスの流量を制御することにより行うの
で、制御を容易に行うことができる。
【0048】請求項6記載の発明によれば、燃焼ガスの
流量の制御を、H2 ガス流量の増加又はCH4 、O2
ス流量の増加によって行うことにより、制御を容易に行
うことができる。請求項7記載の発明によれば、原料ガ
スの流量の制御を、燃焼ガスに対するSiCl4 の流量
比を減少させることによって行うことにより、制御を容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ母材の製造方法の実施
例を示す外付け装置の模式図である。
【図2】図1に図示のかさ密度制御概要図である。
【図3】図1に図示の外付け装置で積層するガラス微粒
子のかさ密度制御特性図である。
【図4】図1に図示の外付け装置のかさ密度制御フロー
チャートである。
【図5】従来の外付け装置の概要を示す図である。
【符号の説明】
1…………………………………外付け装置 2…………………………………出発材 3,4……………………………チャック 5,6……………………………フレーム 7…………………………………台 8…………………………………バーナー 9…………………………………ガラス微粒子含有火炎 10………………………………ガラス微粒子堆積層 11,12………………………バーナー反転スイッチ 13………………………………重量計 14………………………………O2 ガスマスフローコン
トローラ 15………………………………H2 又はCH4 ガスマス
フローコントローラ 16………………………………原料ガス供給タンク 17………………………………キャリヤガスマスフロー
コントローラ 18………………………………外径計測用カメラ 50………………………………パソコン
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】ステップ150においてかさ密度ρが目標
値と比較して小さいと判定すると、ステップ160にお
いて、燃焼ガスであるH2 又はCH4 ガス、又はO2
スの燃焼ガスの流量を予め設定されている値増加させ
る。あるいは、原料ガスであるSiCl4 ガスの流量
(実際には、キャリヤガスO2 の流量)を予め設定され
ている値減少する。燃焼ガスを増加させる方法は、一般
的な制御に使用されるが、本発明である0.5g/cm3
以上のかさ密度を達成するためには、原料ガスを減少さ
せる方法の方が有効な手段となり得る。こうすることに
より、ガラス微粒子堆積層10のかさ密度ρを目標値に
近づける。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナーからガラス微粒子を含有した原
    料ガスを水素・酸素等の燃焼ガスと混合して火炎状態で
    放射し、火炎加水分解によって生じたガラス微粒子を出
    発材に堆積させてガラス微粒子堆積層を形成してなる光
    ファイバ母材において、上記出発材に積層されるガラス
    微粒子堆積層のかさ密度を出発材の表面から所定層まで
    0.5g/cm3 以上に形成したことを特徴とする光ファ
    イバ母材。
  2. 【請求項2】 上記ガラス微粒子堆積層の出発材表面か
    らの所定層は、出発材表面から1〜30層である請求項
    1記載の光ファイバ母材。
  3. 【請求項3】 バーナーからガラス微粒子を含有した原
    料ガスを水素・酸素等の燃焼ガスと混合して火炎状態で
    放射し、火炎加水分解によって生じたガラス微粒子を出
    発材に堆積させる外付け法によって光ファイバ用多孔質
    母材を得る光ファイバ母材の製造方法において、ガラス
    微粒子堆積層の体積とガラス微粒子堆積層の重量とから
    ガラス微粒子堆積層のかさ密度を演算し、この演算結果
    からガラス微粒子堆積層の出発材表面から所定層までの
    かさ密度を0.5g/cm3 以上に制御することを特徴と
    する光ファイバ母材の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記ガラス微粒子堆積層の出発材表面か
    らの所定層は、出発材表面から1〜30層である請求項
    3記載の光ファイバ母材の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記ガラス微粒子堆積層の出発材表面か
    ら所定層のかさ密度制御は、上記バーナーから噴出する
    原料ガスの流量と燃焼ガスの流量又は原料ガスの流量を
    制御して行うものである請求項3又は4記載の光ファイ
    バ母材の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記燃焼ガスの流量の制御は、H2 ガス
    流量の増加又はCH4 、O2 ガス流量の増加によって行
    うものである請求項5記載の光ファイバ母材の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 上記原料ガスの流量の制御は、燃焼ガス
    に対するSiCl4の流量比を減少させることによって
    行うものである請求項5記載の光ファイバ母材の製造方
    法。
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