JPH07203417A - 放送方法、受信装置及び双方向放送システム - Google Patents

放送方法、受信装置及び双方向放送システム

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JPH07203417A
JPH07203417A JP6011325A JP1132594A JPH07203417A JP H07203417 A JPH07203417 A JP H07203417A JP 6011325 A JP6011325 A JP 6011325A JP 1132594 A JP1132594 A JP 1132594A JP H07203417 A JPH07203417 A JP H07203417A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば電話回線を返信に利用する双方向放送
において、電話回線の混雑状態などに関係なく、視聴者
の実アクセス操作タイミングを確定できる。 【構成】 受信者の応答を期待する双方向番組のとき
に、主放送信号に、受信者の応答タイミングを知るため
の副放送情報を多重化して放送する。この多重化された
受信者の応答タイミングを知るための情報を含む副放送
情報を放送信号から抽出して取り込む。受信した放送番
組が双方向番組であるときに、受信者が応答操作手段2
8で応答操作したとき、応答操作をしたときに放送され
ている受信者の応答タイミングを知るための情報と、自
装置固有の識別情報とを含めて応答情報を形成し、返信
先に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、双方向番組を提供す
るテレビ放送あるいはラジオ放送の放送方法及びその受
信装置、さらには、双方向放送システムに関し、特に、
受信者からの応答の送信先において、受信者の応答タイ
ミングを正確に検知することができるようにする発明に
関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線のアクセスによる視聴者参加番
組が、テレビ放送やラジオ放送において行われている。
これは、例えばテレビショッピング、アンケート調査
や、視聴者参加型のクイズ番組などとして放送されてお
り、放送側で、応答のための受付電話番号をアナウンス
したり、適宜の時間だけ、スーパーインポーズで画面に
表示することにより、視聴者に応答の宛先を知らせるよ
うにし、視聴者は、応答を電話やファクシミリによって
行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の電話回線による応答の方法は、電話を掛けて音声やパ
ルス信号を送信したり、ファクシミリでイメージデータ
として送るようにするものであって、1回の応答に対し
て、送信側、受信側の双方とも、処理にかなりの時間と
労力が必要とされる。
【0004】また、一般に、テレビショッピングやクイ
ズ番組へのアクセス回答は、早いもの勝ちで決められる
ことが多く、特に、早押しクイズにいたっては、コンマ
何秒で勝ち負けが決まってしまうが、上述の従来の電話
回線による応答の方法では、通話及び通話要求が特定の
電話回線に集中して、その回線の処理能力を超えてしま
い、電話がなかなかつながらず、応答タイミングによっ
ては後から電話アクセスした方が先につながる状態が起
こってしまう。また、地域的特性によって、電話の中継
局側で優先順位があったりもするため、従来の電話がつ
ながったもの順の早いもの勝ち方式では、電話回線によ
る視聴者からの応答を公正に処理することができないと
いう問題があった。
【0005】また、例えば、ある決まった時間までの応
募を有効とする場合のように、所定の時間幅内または所
定の時刻まででの応答が有効とされる場合には、回線の
混雑状態により、或いは、自宅の電話が例えばファクシ
ミリ受信中で回線使用中であることなどにより、実際に
は、定められた時間幅内あるいは時刻までに応答の意思
があっても、これら時間幅内あるいは所定時刻までに応
答アクセスすることができないという問題があった。
【0006】以上のような問題は、CATV(テーブル
テレビ)放送の場合において、ケーブルを介して受信者
の応答を受けるようにする場合にも、応答アクセスが混
雑している状況のときに同様に生じる。
【0007】この発明は、以上の点に鑑み、応答者の応
答のための端末の問題や、応答者からの応答情報の伝送
路の混雑状態に関係なく、応答者の応答アクセスの実際
のタイミングを、応答の送信先において検知することが
できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明による放送方法においては、受信者の応答
を期待する双方向番組のときに、主放送信号に、受信者
の応答タイミングを知るための副放送情報を多重化して
放送することを特徴とする。
【0009】また、この発明による受信装置は、放送信
号を受信、復調して放送番組を再生する手段と、上記放
送信号の主放送信号に多重化され、受信者の応答タイミ
ングを知るための情報を含む副放送情報を上記放送信号
から抽出して取り込む手段と、受信した放送番組が双方
向番組であるときに、受信者が応答操作するための応答
操作手段と、上記応答操作手段での上記受信者の応答操
作に応じて、上記応答操作をしたときに放送されている
上記受信者の応答タイミングを知るための情報と、自装
置固有の識別情報とを含めて応答情報を形成する応答情
報形成手段と、上記応答情報形成手段で形成された上記
応答情報を送信先に送信する手段とを備えることを特徴
とする。
【0010】また、この発明による双方向放送システム
は、受信者の応答を期待する双方向番組のときに、主放
送信号に、受信者の応答タイミングを知るための副放送
情報を多重化して放送し、受信装置では、応答操作に応
じて、上記応答操作をしたときに放送されている上記応
答タイミングを知るための情報と、自装置固有の識別情
報とを含めて応答情報を形成して、この応答情報を送信
先に送信し、上記送信先では、受信したデータに含まれ
る上記応答タイミングを知るための情報と上記識別情報
とに基づいて、応答した受信装置についての応答順位を
判定するようにしたことを特徴とする。
【0011】受信者の応答タイミングを知るための情報
としては、特に時間情報を用いるとよい。
【0012】
【作用】上記の構成のこの発明による受信装置のユーザ
ー(視聴者)が応答すると、その応答時点において、多
重放送されている応答タイミングを知るための情報が抽
出され、受信側からの応答情報に付加されて、送信先
(例えば放送側)に返信される。送信先では、この応答
情報に付加された応答タイミングを知るための情報によ
って、受信装置のユーザーが、どのタイミングで応答操
作をしたかを確定することができ、正確な応答順位を確
定することができると共に、定められた期間内で応答操
作が行われたか否かをも知ることができる。応答タイミ
ングを知るための情報が時間情報であれば、応答操作が
行われた時刻を知ることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図を参照しなが
ら説明する。この発明による放送方法を実施する放送形
態としては、地上波によるテレビジョン放送、FM、A
Mラジオ放送のほか、衛星放送、さらには、CATV放
送が可能であるが、図1〜図5に示す第1の実施例はC
ATV放送の場合の例である。この例では、受信者の応
答は、電話回線を介して送られる。
【0014】この発明においては、放送局からは双方向
番組を放送する際には、主放送信号に副放送情報を多重
化して伝送するようにするが、この第1の実施例では、
この副放送情報は、例えば文字多重放送と同様に、映像
信号の垂直ブランキング期間内の空き水平区間に多重化
される。まず、この副放送情報が多重化される放送につ
いて説明する。
【0015】[副放送情報の作成と放送]この例の副放
送情報は、双方向番組において、視聴者(受信者)から
の応答のための各種の情報を含む。この副放送情報は、
双方向番組の放送時に主放送信号に多重化されると共
に、双方向番組以外のときにも、必要に応じて、適宜、
多重化されて放送される。
【0016】まず、放送局側では、例えば、クイズ番組
などの問題ごとの選択手順情報が作成されて、番組の放
送に備えられる。3択の問題であれば、3つの回答をメ
ニュー表示して視聴者に選択させるという選択手順が作
成される。クイズ番組の場合、返信先は放送局側の受信
システムとなり、このシステムへの通信プロトコルと受
信用の電話番号が、返信先情報として設定される。
【0017】そして、例えばクイズ番組などの放送中、
視聴者に解答を委ねる場面になった時点から、次に説明
するように、時間情報、選択手順情報及び返信先情報
が、映像信号の垂直帰線期間に多重されて放送される。
【0018】図1は、副放送情報の多重化の態様及び副
放送情報の内容の例を説明するための図である。この図
1に示すように、この例では、副放送情報は、映像信号
の垂直ブランキング期間内の空き水平区間、例えばNT
SC方式のテレビジョン信号の場合であれば、第14H
(第277H(ただしHは水平区間、以下同じ))〜第
16H(第279H)及び第21H(第284H)のう
ちの1Hないし複数Hに重畳される。
【0019】この例の副放送情報は、図1に示すよう
に、時間情報と、選択手順情報と、返信先情報とからな
るものが1単位となっている。この1単位の副放送情報
は、図1では、1フィールド分の画像データのブランキ
ング期間内に、全て多重化されるものとして示したが、
この1単位の副放送情報のうち、時間情報以外の情報は
複数フィールドに渡る場合もある。
【0020】(1)時間情報 副放送情報のうち、時間情報は、この例では1フィール
ド毎に更新される時刻データである。したがって、この
時間情報は、複数フィールドにも渡る場合もある選択手
順情報や返信先情報と異なり、1フィールド毎の固有の
情報であり、NTSC方式のテレビジョン信号の場合、
1/60秒の精度となる。この時刻データには、年月
日、曜日が含まれる。もちろん、用途によっては、年月
日、曜日は含めなくてもよい。
【0021】なお、選択手順情報や返信先情報部分を除
いて、この時間情報のみを副放送情報として、フィール
ド毎に多重化して放送するようにしてもよい。また、時
間情報は、常時、多重化するのではなく、視聴者の応答
を期待する期間のみ、例えば双方向番組のときにのみ、
多重化して放送するようにしてもよい。さらに、時間情
報は、1フィールド毎に更新するのではなく、許容され
る時刻精度を考慮して複数フィールド毎に更新するよう
にしてもよい。
【0022】(2)選択手順情報 選択手順情報は、通信用プロトコルのような、いわば、
一つのプログラムの塊であって、この例の場合には、選
択手順識別情報と、選択手順の情報と、表示/音声デー
タと、時間制限情報と、その他の情報から構成される。
選択手順情報は、かなりの情報量となり得るため、前述
したように、複数のフィールドにわたって多重されるこ
ともある。
【0023】選択手順識別情報は、視聴者が選択結果を
返信する際に、その返信情報に付加して送信することに
より、当該選択結果がその選択手順、つまり、どの質
問、どのアンケート項目、どのクイズ問題に対しての答
えであるのかを、返信先で判断するための識別子であ
る。この選択手順識別情報の返送によって、返信先で
は、遅れて受け取った答えであっても、どの問題に対し
ての答えであるかの判断ができる。
【0024】選択手順は、中間言語的な記述による、メ
ニュー選択のプログラムであって、ここに記載された流
れに従って、例えばイメージ表示、文字列表示、動画表
示などにより、画面への表示が行なわれ、また、場合に
よっては音声メッセージが再生される。また、視聴者か
らの操作の受付や、この操作に対しての画面の表示の切
り換えなどの応答処理も行なわれる。表示/音声データ
は、上述のような、イメージ、文字列、動画などの表示
に用いるためのフォント、グラフィック、アニメーショ
ン、動画などのデータ及び音声メッセージのデータであ
る。
【0025】時間制限情報は、上述の選択手順識別情報
により示される、選択内容への返信を許可する有効時間
(有効期間)と、メニュー表示に何らの操作がない場合
に、受信側で自動的に表示を中止するまでの時間の情報
である。受信側で表示を中止する場合には、正解を放送
するまでの予定時間が設定される。また、選択内容への
返信の有効時間は、正解を放送するまでの予定時間に、
前述のような電話回線の混雑を見込んで、若干の余裕時
間が加算される。
【0026】(3)返信先情報 次に、返信先情報は、通信環境設定情報と、返信先の電
話番号と、その他の情報などで構成される。通信環境設
定情報は、返信の際の通信速度、パリティの有無、NM
Pの使用の有無、Xモデム方式などからなる。返信先の
電話番号は、視聴者の選択操作により答えが返信される
ときの自動ダイヤルのために用いられ、この電話番号の
返信先に対して、前記通信環境設定情報により設定され
た環境に従って、図2に示すような返信情報が視聴者か
ら返信される。
【0027】[返信情報の作成]前述のような選択手順
情報などの放送に対応して、この発明による双方向放送
の受信装置では、答えなどの選択操作を行うと、図2に
示すような返信情報が作成され、返信先情報の電話番号
にしたがって自動ダイヤルが行われ、電話回線を通じて
伝送される。
【0028】先頭の返信データ識別情報は、放送局側で
受信したデータが、返信データであるのか、その他のア
クセスによるものかを区別するための識別子である。
【0029】次のチェックデータは、データ長の情報と
整合性チェックデータとからなる。データ長は、後述す
る返信データと返信元識別情報のデータ長を示してい
る。整合性チェックデータは、後述する返信データと返
信元識別情報のチェックサムなどのチェック用データで
ある。このチェックデータは、この返信情報の送信時の
ビット落ち、ノイズなどによりデータが変化していない
かどうかの整合をとるためのものである。
【0030】次の返信データは、選択手順識別情報と選
択結果情報とからなる。この返信データのうち、選択手
順識別情報は、図1の放送信号に多重化された副放送情
報中の選択手順識別情報であって、前述したように、こ
れにより、視聴者からの解答が、どのメニュー、どの質
問に対する答であるかが判断される。放送局からは、質
問1、質問2‥‥の順序で放送されても、電話回線の状
況によっては、視聴者からの回答が放送と同じ順序で返
信されるとは限らないので、このような識別情報が必要
となる。
【0031】また、選択結果情報としては、最終的に選
ばれたメニュー項目を示す情報や、その選択操作が行な
われた時刻などが返信される。この場合の時刻の情報と
しては、副放送情報として多重化された時間情報が用い
られる。つまり、ここで返信される選択操作発生時間
は、最終の選択操作が発生したときに、多重放送されて
いる時間情報であり、これにより、選択操作が視聴者側
で発生した実際の時間を示すことができる。
【0032】また、放送番組のなかには、選択手順中に
視聴者に入力を促す場合もあり、その場合は、選択結果
情報としては、ユーザーの入力データを返信する。さら
に、例えば、テレビショッピングに対して視聴者のクレ
ジットカードの番号が返信されたり、電話番号が返信さ
れる場合もある。
【0033】なお、副放送情報中の時間情報を用いて受
信装置の内蔵タイマーの時刻を修正して、その内蔵タイ
マーの時刻を選択結果情報中の時刻の情報とするように
してもよい。
【0034】返信データの次の、返信元識別情報として
は、視聴者に固有の番号、例えば、視聴者の電話番号や
受信装置の製造番号などが用いられる。返信元識別情報
の次には、返信データの終了を示す返信データ終了コー
ドが送られる。
【0035】[受信装置の構成]次に、図3を参照しな
がら、この発明による双方向放送の受信装置の第1の実
施例の構成について説明する。この例は、前述したよう
に、映像信号に多重化された副放送情報を抽出してデコ
ードすることが可能なケーブルボックスの例である。
【0036】図3において、10はテレビジョン信号系
であり、20は制御系である。信号系10では、図示し
ないケーブルを介して伝送されてきた放送信号が選局回
路(チューナ)11に供給される。選局回路11には制
御系20から選局信号が供給されて、この選局回路11
において所望のチャンネルの放送信号が選択されて中間
周波信号に変換される。この中間周波信号は中間周波回
路12に供給される。この中間周波回路12には、映像
復調器13と音声復調器14とが含まれ、映像信号及び
オーディオ信号が復調される。
【0037】両復調器13、14からの映像信号S13と
音声信号S14とが、それぞれ映像信号処理回路15と音
声信号処理回路16とを通じて、外部の受像機1に供給
される。
【0038】映像復調器13からの映像信号Svは、ま
た、多重データ抽出回路17に供給されて、前述のよう
な多重化された副放送情報のデータD17を抽出する。こ
の多重データ抽出回路17は、副放送情報が多重化され
ている垂直ブランキング期間内の所定の水平区間のみを
ゲートするゲート回路と、そのゲート出力に対して所定
レベルでスライスして2値化多重データを取り出すいわ
ゆるデータスライサとで構成することができる。そし
て、この多重データ抽出回路17からのデータD17が制
御系20のCPU21に供給される。
【0039】制御系20は、CPU21と、ROM22
と、DRAM23と、SRAM24と、VRAM25と
を備え、それぞれがシステムバス26に接続される。R
OM22には、多重された副放送情報のデコードや返信
処理プログラムのほか、各種の制御プログラムが格納さ
れると共に、表示に用いるフォントやグラフィックのデ
ータも格納される。DRAM23は主に演算のための作
業領域として利用され、SRAM24には受信装置自身
の設定情報やID情報などが保存される。そして、VR
AM25は表示に用いられる。
【0040】システムバス26には、また、遠隔制御用
のいわゆるリモコン受信機27が接続され、このリモコ
ン受信機27に含まれるデコーダと、図示を省略したイ
ンタフェースとを通じて、リモコン送信機(コマンダ)
28の操作による制御データが制御系20に入力され
る。
【0041】なお、図3に示すように、選局回路11、
映像信号処理回路15及び音声信号処理回路16は、図
示を省略したインタフェースを介して、システムバス2
6に接続され制御される。また、この例の場合、いわゆ
るペイテレビやペイパービューなどの有料放送番組はス
クランブルが掛けられているので、選局回路11には、
デスクランブラが搭載される。デスクランブラが搭載さ
れるのは、CATVシステムの受信装置だけではなく、
衛星有料放送のデコーダの場合も同様である。
【0042】そして、この実施例では、公衆電話回線を
介した視聴者参加型番組への応答など、双方向放送に対
応するために、デジタル信号−音声信号の変換を行なう
モデム(変復調装置)31が搭載される。
【0043】このモデム31は、電話回線2と電話機3
との間に介挿されると共に、システムバス26に対して
接続される。
【0044】[選択手順情報などの受信]次に、図4を
も参照しながら、図3の実施例の選択手順情報などの受
信について説明する。
【0045】受信装置では、多重データ抽出回路17が
常時機能して、CPU21により、多重データが監視さ
れる。
【0046】そして、多重データの副放送情報が検出さ
れ、図1に示すような選択手順情報が受信されると、こ
の情報内の選択手順の記述に従って、例えば、クイズに
対する回答のメニューが受像機1に表示される(ステッ
プS1)。この表示は、多重化されているフォント、グ
ラフィック、テキストコードなどのデータおよび表示座
標や、ROM22上のフォント、グラフィックなどのデ
ータを、手順に従って、VRAM25上の各アドレスに
転送することによりなされる。
【0047】視聴者は、受像機1に表示されたメニュー
に応じて、リモコンコマンダ28を使用して選択操作を
行なう(ステップS2)。選択手順情報が階層的な場
合、選択された項目が次のメニュー表示を示すものであ
れば、所定の手順に従って次のメニューが表示される。
【0048】受像機1に表示されたメニューに対して、
視聴者が中止の項目を選択せず、また、メニュー選択で
示されるタイムアウト情報による制限時間内に最終メニ
ューの項目が選択された場合は(ステップS3〜S
5)、その選択の時点で放送されている時間情報がデコ
ードされて(ステップS6)、この時間情報が図2に示
したような返信情報に組み込まれる。
【0049】次いで、モデム31を用いて、返信先情報
で示される返信先へ選択情報を送信する処理が、1つの
タスクとして、システム制御回路21に登録される(ス
テップS7)。この登録は、たまたま、電話3が通話中
であったり、回線2が混んでいて電話が通じない場合
に、時間をずらして再送信(リダイアル)処理を行なう
ためのものである。送信タスクの登録時点で回線2が空
いていれば直ちに送信処理が行なわれ、送信タスクのリ
ダイヤル登録は行われない。なお、わが国では、3分間
に3回以上のダイアリングは許されていないので、最初
に3回ダイアルして3分間休むことが考えられる。
【0050】そして、登録が終われば、メニュー表示を
終了し、もとの表示状態に戻る(ステップS8)。
【0051】また、ステップS3において、受像機1に
表示メニューに対して視聴者が答えたくないため、中止
の項目が選択された場合や、ステップS4において、何
も反応しないまま、制限時間が経過した場合は、ステッ
プS8のメニュー表示終了に移行する。
【0052】[返信情報の送信タスク]次に、図5をも
参照しながら、図3の実施例の返信情報の送信タスクに
ついて説明する。
【0053】図5のステップS11において、モデム3
1の通信プロトコルとして、前述の図1に示した放送局
から送られてくる返信先情報に基づいて通信環境が設定
される。そして、次のステップS12において、視聴者
の選択操作が、放送局からの副放送情報に示された制限
時間内であるか否か判別され、制限時間を越えていれ
ば、ステップS19に進んで、時間切れを示すエラーメ
ッセージを受像機1の画面に表示した後、終了する。
【0054】次に、ステップS13において、回線が使
用可能であるか否かが判断される。そして、回線が使用
可能でない場合には、ステップS14に進んで、リダイ
ヤルのために回線の解放待ちをし、ステップS12に戻
る。そして、回線が使用可能である場合には、DRAM
23上に保存されている返信先の電話番号宛てに自動ダ
イヤルが行われ、前記の図2に示したような返信情報が
モデム31を通じて、当該返信先に送信される(ステッ
プS15)。
【0055】次のステップS16では、この送信が成功
したか否かが判断され、正常に終了した場合は回線が切
断されて(ステップS17)、送信が成功した旨のメッ
セージが一定時間だけ表示され(ステップS18)、こ
の送信タスクを終了する。
【0056】また、送信が不首尾に終わった場合には、
ステップS14に進み、回線解放を待ち、次回の送信ま
で待つ。
【0057】上述のように、この実施例では、視聴者側
において、放送番組のテレビジョン信号に多重して放送
される返信先情報を利用することにより、容易かつ確実
に応答することができる。
【0058】また、返信先情報に選択手順識別情報を含
めることにより、いずれの選択手順に対する選択応答で
あるかを、返信先は容易に知ることができる。また、返
信情報には、選択応答操作をした時点の時刻(選択操作
発生時刻)が含まれるので、回線状況や電話の使用状態
のために、送れて返信された返信情報であっても、常
に、返信先において、選択応答操作時点の先後の優先順
位を正しく認識することができる。
【0059】また、視聴者からのアクセスを定型の通信
データとすることにより、回線の使用時間を削減して、
電話回線の混雑を軽減することができる。
【0060】また、所定の制限時間を超えた場合には、
返信先情報の返信先への発信が禁止されて、電話回線の
無用の混雑が緩和される。返信先情報の返信先への発信
を禁止しない場合であっても、返信情報には、選択操作
発生時刻が含まれているので、選択操作が制限時間内に
行われた否かを、返信先において容易に判定することが
できる。
【0061】[返信情報の受信処理]前述のような、定
型の通信データとされた、視聴者側からの応答に対し、
メニュー選択情報の呼出を受けた放送側の受信システム
では、コンピュータ処理により、順番にデータが受け付
けられて、返信元に受信終了の信号を送ってから回線が
切られ、データが取り込まれる。前述のような電話回線
の混雑を見込んで、この実施例では、上述の返信データ
の取り込み期間は、例えば、クイズ番組の場合は、正解
を示すタイミングまでの時間に、前述のリダイアルの複
数周期分の時間が加算されて設定される。なお、所定時
間内に受信終了の信号を受けない視聴者に対しては一方
的に回線が切られる。
【0062】このようにして、一定期間にわたって取り
込んだデータから、まず、正解のデータを抽出し、前出
図2に示すような選択操作時刻をキーとして、抽出され
た正解のデータを昇順に整列することにより、例えば、
クイズ番組の場合は、1番目のデータの返信元情報か
ら、最も早く正解を出した視聴者が判る。
【0063】また、テレビショッピングや視聴者プレゼ
ントのように、先着何名の募集の場合にも、対応する数
の、昇順に整列したデータの返信元情報から、該当する
視聴者が判る。
【0064】以上のように、この実施例では、放送側に
おいて、放送番組のテレビジョン信号に多重して放送し
た、視聴者の対応タイミングを知るための情報としての
共通の時間情報を返信情報に含めて返信するので、この
時間情報に基づいて、視聴者の実際のアクセス操作時刻
を確定することができて、電話回線を通じて放送側に送
信される視聴者からの応答を、電話ないし回線の状態に
関係なく、公正に処理することができる。
【0065】[この発明の第2の実施例]次に、図6お
よび図7を参照しながら、この発明による双方向番組の
放送方法の第2の実施例について説明する。
【0066】この実施例では、放送側で、前述のような
視聴者の応答タイミングを知るための情報(以下、応答
タイミング情報という)をDTMF(Dual Tone Multi
Frequency )信号方式で、通常の音声信号に多重(重
畳)して放送し、受信側では、通常の音声信号からDT
MF信号を分離・デコードして、この応答タイミング情
報を再生する。この例の場合も、応答タイミングを知る
ための情報のほかに視聴者に対して選択手順情報などを
送る必要がある場合には、図1の情報を映像信号の垂直
ブランキング期間に多重して放送する。この場合には、
時間情報は送らなくてもよい。
【0067】まず、図6及び図7を参照しながら、DT
MF信号方式について説明する。DTMF信号方式は、
1つは低周波数のグループ(低群)、そしてもう1つは
高周波数のグループ(高群)の2つのトーンを同時に送
るオーディオ帯域信号方式である。これらの低周波数及
び高周波数のグループの各々は、どの2つも調音の関係
にない4つのオーディオ帯域周波数のトーンからなって
いる。
【0068】DTMF信号では、低群の4周波数は、例
えば、697Hz、770Hz、852Hz、941H
zとされ、高群の4周波数は、例えば、1209Hz、
1336Hz、1477Hz、1633Hzとされてい
る。そして、これら低群と高群の中のそれぞれ1周波数
ずつを組み合わせ、その組み合わせからなる各DTMF
信号(この各DTMF信号のそれぞれを、以下機能信号
という)を、図2に示すように、4行4列に配設された
プッシュボタン「0」〜「D」にそれぞれ割り付けられ
る。
【0069】電話通信では、DTMF信号の16の組み
合わせの機能信号のうち、単に12個が一般に加入者ア
ドレス(電話番号)の信号に用いられている。つまり、
電話機でいわゆるテンキーとして使用されている「0」
〜「9」の数字と、「*」や「#」の記号に対して、前
記の12個の組み合わせの機能信号が対応される。図2
に破線で示した「A」、「B」、「C」、「D」の文字
に対応する機能信号は、日本国内では一般には利用して
おらず、プッシュボタン(PB)ダイアルを利用したデ
ータ伝送に利用されているのみである。
【0070】このようなDTMF信号を使って電話番号
による回線選択を行なう場合、信号の送出条件は、図7
に示すように規定されている。
【0071】上述のような2周波数の組み合わせと送出
条件とによって、DTMF信号は、自然界では滅多に発
生しないものとなり、人の声などのような自然音と明確
に区別することができるので、通常の放送オーディオ信
号に多重(混声)して放送することができて、受信側で
の分離も比較的容易である。
【0072】ちなみに、DTMF信号は、多機能電話に
おいても利用されており、外出先からプッシュボタン式
の電話のボタン操作によって、自宅の電話に留守番録音
されている用件を再生させたり、留守番録音の応答メッ
セージを録音、再生したり、用件を消去したりすること
ができる。
【0073】メッセージや表示に応じて応答して、手動
で返信の電話をするのであれば、文字多重データは送ら
なくてもよい。
【0074】[視聴者の応答タイミング情報の多重化方
法及び応答タイミングの検知方法]この例の場合、放送
局側では、クイズ番組などの双方向番組のときには、副
放送情報は、上述の例と全く同様に、映像信号の垂直ブ
ランキング期間内に多重して放送すると共に、応答タイ
ミング情報をDTMF信号として音声信号に多重(混
声)して放送する。したがって、この例の場合には、映
像信号に多重化するデータ中の時間情報は応答タイミン
グ情報としては、使用しないので、この時間情報を多重
化データに含める必要はない。
【0075】この例の応答タイミング情報は、「0」〜
「9」、「#」、「*」、「A」〜「D」を示すDTM
F信号を、図7に示した条件を満足した上で、所定の周
期で音声信号に多重する。例えば、早押しのクイズ番組
の場合に、これらDTMF信号を順次に多重して放送す
る。DTMF信号で表される番号及び記号は、全部で1
6種であるので、例えば8秒間の期間に限って早押しを
認めるようにするクイズ番組の場合には、0.5秒間隔
で、前記16種のDTMF信号を順次に多重化する。
【0076】そして、図2に示した受信側からの返信情
報において、選択結果情報中の選択操作発生時刻に代え
て、選択操作発生直前あるいは直後のDTMF信号で示
された番号あるいは記号のコードを送信する。返信先で
は、DTMF信号による番号及び記号の送信順序が分か
っているので、この返信情報の応答タイミング情報とし
ての番号あるいは記号から選択操作発生順位を知ること
ができる。例えば、「0」〜「9」、「#」、「*」、
「A」〜「D」の順に多重化した場合に、選択操作した
時点の直前の放送信号中の多重DTMF信号が番号
「8」を示すものであった場合には、返信情報の選択操
作発生時刻情報の代わりに「8」を示すコードを返送す
るものである。
【0077】以上の説明の例では、DTMF信号で表さ
れる番号及び記号の一つを応答タイミング情報とするよ
うにしたが、DTMF信号で表される番号及び記号の複
数個を応答タイミング情報とするようにすることがで
き、その場合には、より長い応答制限期間を指定するこ
とができる。例えば、DTMF信号で表される番号及び
記号の2個を、応答タイミング情報とした場合、図7に
示した条件を満足した上で、最短周期でこれら16種の
番号及び記号を、順次に、且つ、これら番号及び記号の
2個の組み合わせ及びその順位を変えて繰り返し並べる
ように多重化する。
【0078】この場合には、視聴者が選択操作した直前
または直後の、これら2個の番号及び記号を返信情報の
応答タイミング情報とすることにより、選択操作タイミ
ングの優先順位を識別することができる。
【0079】[DTMF信号を応答タイミング情報とす
るときの受信装置]上述のようなDTMF信号で構成さ
れる応答タイミング情報に対応する受信装置の構成を図
8に示す。この図8において、図3の例に対応する部分
には同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0080】図8の実施例では、音声復調器14からの
音声信号Saは、前処理回路41を介してDTMFデコ
ーダ42に供給される。このDTMFデコーダ42は、
その入力信号中のDTMF信号を常時サーチし、DTM
F信号を検知すると、そのDTMF信号がいずれの機能
信号であるかのデコードを行う。つまり、「0」〜
「9」の番号、「#」、「*」、「A」〜「D」がデコ
ードされる。そして、そのデコードしたデータを制御系
20に供給する。
【0081】この例の場合には、このDTMFデコーダ
42としては、広く普及している市販のDTMFデコー
ダを用いる。前処理回路41は、このようにDTMFデ
コーダ42として市販のDTMFデコーダを使用して
も、より精度の高いDTMF信号のデコードを行うこと
ができるようにするための前処理を行うために設けられ
る。すなわち、前処理回路41は、オーディオ信号Sa
について、DTMF信号以外の周波数成分を除去して、
DTMFデコーダ42の入力信号が、市販のDTMFデ
コーダが許容する信号となるようにするもので、フィル
タ回路からなる。
【0082】DTMFデコーダ42のデコード出力は、
ROM22上のソフトウエアに即して、CPU21によ
り常時監視される。
【0083】そして、デコーダ42からのDTMF信号
のデコードデータD42は、DRAM23上に取り込まれ
て、前述のような応答タイミング情報として処理され
る。つまり、前述と同様にしてリモコンコマンダ28に
より、視聴者が選択操作を行うと、その操作時点の、例
えば直前(または直後)に取り込まれたDTMF信号で
表された番号あるいは記号の一つ、または、これらの組
み合わせが、前述のようにして返信情報に含められて返
信先に送信される。
【0084】この場合にも、応答タイミング情報を制限
時間以外は放送信号に多重しないようにしておけば、制
限時間外に応答操作した視聴者からの返信情報には、応
答タイミング情報が付加されないので、あるいは応答タ
イミング情報に代わる情報がが含まれるため、返信先で
は、視聴者の応答タイミングが制限時間外であることを
知ることができる。
【0085】なお、図8の例の場合、電話回線2に対し
てモデム31が接続されているときに、電話回線2を介
して送られてくる信号がモデム31を通じてそのままD
TMFデコーダ42に供給されており、電話回線2を通
じて送られてくる信号がDTMF信号である場合には、
DTMFデコーダ41でそれがデコードすることができ
るようにされている。
【0086】なお、図8から明らかなように、DTMF
信号形式の応答タイミング情報は、音声信号処理回路1
6を経て、受像機1に内蔵のスピーカ(図示は省略)か
ら放音されるので、例えば、早押しクイズ番組中で、視
聴者の反応が期待される期間のみ放送することにより、
「ピッポッパ」の音が視聴者を心理的に圧迫するとい
う、ゲーム上の効果も期待される。
【0087】なお、以上の例では、電話回線を介して返
信情報を送信するようにしたが、CATVケーブルが双
方向ケーブルである場合には、その双方向ケーブルを介
して返信情報を送ることができることはいうまでもな
い。
【0088】また、以上の例は、ケーブルを通じて放送
番組が放送される場合であるが、この発明は、衛星放
送、その他の放送にも適用できる。また、テレビジョン
放送ではなく、ラジオ放送であってもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、放送側で受信側の応答タイミングを知るための副放
送情報を、主放送信号に多重化して放送し、受信側では
当該受信側に固有の識別情報と、応答情報と、当該応答
情報の入力操作時点でのタイミング情報とを返信先に送
信するようにしたので、伝送路の混雑状態などに関係な
く、視聴者の実アクセス操作タイミングを確定すること
ができる。
【0090】また、視聴者の応答タイミングが確定でき
るので、放送側で視聴者の応答を許可する期間を制限し
た場合にも、応答が制限期間内に行われたか否かをも、
返信先において、容易に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による双方向放送方法の一実施例の要
部の構成を説明するための概念図である。
【図2】この発明による双方向放送方法の一実施例の他
の要部の構成を説明するための概念図である。
【図3】この発明による双方向放送の受信装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作を説明するための流れ図で
ある。
【図5】図3の実施例の他の動作を説明するための流れ
図である。
【図6】この発明による双方向放送方法の他の実施例の
構成を説明するための概念図である。
【図7】この発明による双方向放送方法の他の実施例の
構成を説明するための表図である。
【図8】この発明による双方向放送の受信装置の他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受像機 2 電話回線 10 受信装置 17 多重データ抽出回路 20 多重デコーダ 21 CPU 28 制御用送信機(コマンダ) 31 モデム 41 前処理回路 42 DTMFデコーダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信者の応答を期待する双方向番組のと
    きに、主放送信号に、受信者の応答タイミングを知るた
    めの副放送情報を多重化して放送する放送方法。
  2. 【請求項2】 上記主放送信号はテレビジョン信号であ
    って、 上記受信者の応答タイミングを知るための副放送情報と
    して、上記テレビジョン信号の1または複数フィールド
    (またはフレーム)単位の精度の時間情報を、テレビジ
    ョン信号のうちの映像信号に多重化して放送するように
    したことを特徴とする請求項1に記載の放送方法。
  3. 【請求項3】 上記受信者の応答タイミングを知るため
    の副放送情報は、互いに調音の関係にないオーディオ帯
    域の第1の周波数のグループの中の1つのトーンと、互
    いに調音の関係にないオーディオ帯域の第2の周波数の
    グループの中の1つのトーンとを組み合わせた多周波数
    信号により構成し、 この多周波数信号を上記主放送信号のオーディオ信号に
    多重して放送することを特徴とする請求項1に記載の放
    送方法。
  4. 【請求項4】 放送信号を受信、復調して放送番組を再
    生する手段と、 上記放送信号の主放送信号に多重化され、受信者の応答
    タイミングを知るための情報を含む副放送情報を上記放
    送信号から抽出して取り込む手段と、 受信した放送番組が双方向番組であるときに、受信者が
    応答操作するための応答操作手段と、 上記応答操作手段により上記受信者の応答操作に応じ
    て、上記応答操作をしたときに放送されている上記受信
    者の応答タイミングを知るための情報と、自装置固有の
    識別情報とを含めて応答情報を形成する応答情報形成手
    段と、 上記応答情報形成手段で形成された上記応答情報を送信
    先に送信する手段とを備える受信装置。
  5. 【請求項5】 受信者の応答を期待する双方向番組のと
    きに、主放送信号に、受信者の応答タイミングを知るた
    めの副放送情報を多重化して放送し、 受信装置では、応答操作に応じて、上記応答操作をした
    ときに放送されている上記応答タイミングを知るための
    情報と、自装置固有の識別情報とを含めて応答情報を形
    成して、この応答情報を送信先に送信し、 上記送信先では、受信したデータに含まれる上記時間情
    報と上記識別情報とに基づいて、応答した受信装置につ
    いての応答順位を判定するようにした双方向放送システ
    ム。
  6. 【請求項6】 受信者の応答を期待する双方向番組のと
    きに、主放送信号に、受信者の応答タイミングを知るた
    めの副放送情報として時間情報を多重化して放送し、 受信装置では、受信者の応答操作に応じて、上記応答操
    作をしたときに放送されている上記時間情報と、自装置
    固有の識別情報とを含めて応答情報を形成して、この応
    答情報を送信先に送信し、 上記送信先において、受信した時間情報から、応答操作
    が行われたタイミングが応答有効時間内であるか否かを
    判別するようにした双方向放送システム。
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