JPH04365227A - 放送方法および情報記憶媒体 - Google Patents

放送方法および情報記憶媒体

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JPH04365227A
JPH04365227A JP14177091A JP14177091A JPH04365227A JP H04365227 A JPH04365227 A JP H04365227A JP 14177091 A JP14177091 A JP 14177091A JP 14177091 A JP14177091 A JP 14177091A JP H04365227 A JPH04365227 A JP H04365227A
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broadcasting
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Seiichi Nanba
誠一 難波
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種データ信号を送っ
て新たな放送サービスを行うデータ放送やテレビジョン
等の放送に関連して、情報を記憶媒体に記憶して各受信
者に配布し、また、各受信者からの何らかの応答情報を
記憶媒体に記憶して放送局側に戻すことにより、新たな
情報伝達機能を付加した放送方式に関するものである。
【0002】また、本発明は、テレビジョンや高精細度
テレビジョンの有料放送方式の受信機と組み合わせて新
規の付加サービスを提供するのに好適な、放送方式に関
するものである。
【0003】
【発明の概要】本発明は放送のサービス形態に関するも
ので、受信機の一部に取り外し可能な情報記憶媒体を付
属させることにより、一度に多数の人に情報を伝える任
務を持つ放送メディアにおいて、個々の受信者に対応し
た情報の授受を可能とする手段を与えるものである。
【0004】すなわち、各種データ信号を送って新たな
放送サービスを行うデータ放送やテレビジョン等の放送
に関連して、多数の情報の中から各受信者が必要な情報
を適切な時期に伝えたり、あるいは、各受信者からの何
らかの応答情報を放送局側に戻すことを可能とする情報
伝達メディアを与えるものである。
【0005】ここで、放送局から各受信者ごとに情報を
伝え、また各受信者の意向を放送局側に伝える手段とし
ては、個別の情報を記憶でき、また種々の条件が満たさ
れた場合にのみその内容を書き込みあるいは変更するこ
とができる記憶媒体を使用する。このように情報の記憶
に制限を設けることによって、従来とは性質の異なるサ
ービスを提供しようとするものである。
【0006】テレビジョンや高精細度テレビジョンの有
料放送方式では、受信機のデスクランブル機能の制御の
ためにCPU内蔵のICカードを用いることが考えられ
ているが、このICカード内の処理プログラムに本発明
の機能を追加することにより、容易に新規の付加サービ
スを提供することが可能となる。
【0007】本発明の効果的な用途としては、期限の制
限のある情報や特定の番組を視聴した受信者への情報の
伝達,教育番組における試験問題への回答,クイズ番組
への回答,各種アンケート調査などがある。
【0008】
【従来の技術】放送は即座に多くの人に一度に情報を伝
えられるという大きな特徴を持っており、重要なマスメ
ディアとして大きく発展してきた。しかし、多くの人に
迅速に伝えられる反面、各情報が送信される時間は限ら
れており、見逃しや聞きのがしが起こりうるメディアで
ある。
【0009】一方、新聞,書籍等の物流によるメディア
は並列に大量の情報を送り、受信者が適宜選択して受け
取ることができる。しかし、適切な時刻に情報を伝える
という時間の制御は困難なメディアである。これらの性
質が相補って発展してきた。
【0010】また、従来の放送は本質的に一方向のサー
ビスであり、受信者の意向が放送局側に戻しにくい側面
がある。例えば、教育番組やクイズ番組等では、問題を
出しても特別な通信教育の番組や懸賞に類するものを除
いては一般的には一方向性であった。有線による放送で
は双方向の放送も試みられているが、その応答は単純な
ものであり、厳密な試験のようなものはできなかった。
【0011】これらから分かるように、放送は一度に多
数の人を相手にするのには向いているが、個々の人から
の情報を取り扱うのに適した技術が不十分であった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、社会の多様
化の動向に見られるように各個人に必要な情報の種類は
増えており、放送でこれらにきめ細かく対応するために
は広い帯域幅の伝送路や長い放送時間を必要とする。
【0013】この場合、多くの情報を放送しても、各受
信者が真に必要とする情報が送られていることを知り、
それを確実に得る方法がなければ、目的が果たされない
ことになる。これは、記録受信等の方法を用いない場合
には、放送が本質的に一過性の性質を持っていることに
よっている。
【0014】一方、新聞,雑誌,書籍,その他のパッケ
ージメディアは、放送に比べると詳しい情報をそれらを
必要な人に提供することができるが、どこに必要な情報
があるかは、一般的には各人が主体的に探さなければ得
られない性質がある。
【0015】このようにいずれの場合も各人に供給され
る情報の量が増えると、それらが適切に受け取れるよう
に、工夫する必要がある。
【0016】よって本発明の第1の目的は、大量な情報
のうちからある時点で必要な情報のみを表示させるよう
にして、効率の良い情報伝達機能を与える放送方式を提
供することにある。これにより、常時不必要な情報にさ
らされていることにより、逆に必要な情報が受け取られ
にくくなることを防ぐものである。
【0017】また、本発明の他の目的は、特定の人にの
み情報を伝えることができるようにし、多種多量の情報
を送出しながら、必要な人に確実に効率良く伝達する手
段を与えるようにする放送方式を提供することにある。 さらに、情報を読み出せる人を、特別な人に限定させる
ことにより、情報の価値を高めようとするものである。
【0018】さらに、本発明の他の目的は、放送局から
各受信者に対してまとめて情報を送っても、それらに対
する応答は各個人ごとに処理できる手段を提供すること
により、多様化する社会の中で各個人に対応できる機能
を持たせ、放送メディアを発展させることができる放送
方式を提供することにある。すなわち、番組に関連した
情報や一般的な情報を記憶媒体により各受信者から放送
局に戻し、これらを集計することにより、放送における
双方向性を加えようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、第1の情報を予め記憶する部分と、外部
からの第2の情報を入力する部分と、第1の情報を表示
するために外部に出力する部分と、第2の情報がいかな
る条件のときに第1の情報を外部に出力するかを定める
ための第1の処理プログラムを記憶する部分と、第1の
処理プログラムに基づき処理を行い出力部を制御する処
理手段とを含む情報記憶媒体を受信機に接続し、放送局
から送られ、あるいは放送局から送られた情報から作成
され、前記情報記憶媒体に入力された第2の情報を前記
第1の処理プログラムにより処理して、第1の情報を外
部に出力する条件が満たされた場合に、第1の情報を外
部に出力して表示することを特徴とする。
【0020】また、本発明は、第3の情報を入力する部
分と、第3の情報を記憶する部分と、外部からの第4の
情報を入力する部分と、第3の情報を外部に出力する部
分と、第4の情報がいかなる条件のときに第3の情報を
記憶するかを定めるための第2の処理プログラムを記憶
する部分と、第3の情報を外部に出力するための第3の
処理プログラムと、第2あるいは第3の処理プログラム
に基づき処理を行い第3の情報を入力する部分と、前記
記憶する部分あるいは前記出力する部分を制御する処理
手段とを含む情報記憶媒体を受信機に接続し、放送局か
ら送られ、あるいは、放送局から送られた情報より生成
され、前記情報記憶媒体に入力された第4の情報を前記
第2の処理プログラムにより処理して、第3の情報を記
憶する条件が満たされた場合に、第3の情報を記憶し、
前記第3の処理プログラムが起動された場合に第3の情
報を外部に出力することを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明は、受信機の一部に取り外し可能な情報
記憶媒体を付属させることにより、一度に多数の人に情
報を伝える任務を持つ放送メディアにおいて、個々の受
信者に対応した情報の授受を可能とする手段を与えるも
のである。
【0022】すなわち、各種データ信号を送って新たな
放送サービスを行うデータ放送やテレビジョン等の放送
に関連して、多数の情報の中から各受信者が必要な情報
を適切な時期に伝えたり、あるいは、各受信者からの何
らかの応答情報を放送局側に戻すことを可能とする情報
伝達メディアを与えるものである。
【0023】ここで、放送局から各受信者ごとに情報を
伝え、また各受信者の意向を放送局側に伝える手段とし
ては、個別の情報を記憶でき、また種々の条件が満たさ
れた場合にのみその内容を書き込みあるいは変更するこ
とができる記憶媒体を使用する。このように情報の記憶
に制限を設けることによって、従来とは性質の異なるサ
ービスを提供しようとするものである。
【0024】
【実施例】
実施例1 本発明の第1の実施例を図1に示す。すなわち、本実施
例による放送受信機は受信機本体1と情報記憶媒体2を
接続したものであり、一般には、受信された放送信号3
は受信機本体1の中で何らかの処理が行われたのち、各
サービスの信号はその形態によって定まる表示部4で表
示される。
【0025】この受信機本体1と接続される情報記憶媒
体2は、第1の情報を予め記憶する部分5と、分離部6
で放送信号から分離された第2の情報7の入力部8と、
第1の情報を表示するために外部に出力する出力部9と
、第2の情報がいかなる条件のときに第1の情報を外部
に出力するかを定めるための第1の処理プログラムを記
憶する部分10と、第1の処理プログラムに基づき処理
を行い出力部を制御するCPU部分11を含んでいる。
【0026】第2の情報7は放送局から直接送られる場
合、あるいは、放送局から送られた情報から作成される
場合があるが、ここでは特に区別しない。いずれにせよ
前記情報記憶媒体2に入力された第2の情報7を前記第
1の処理プログラムにより処理して、第1の情報を外部
に出力する条件が満たされた場合に、第1の情報が記憶
媒体から出力されて表示される。
【0027】この表示は各サービスの信号の表示部4で
同時にあるいは切り替えて表示する場合や第1の情報単
独の表示部に表示する場合などが考えられるが、本発明
の機能とは独立に考えられるので、ここでは特に述べな
い。
【0028】図2は、図1に示した第1の実施例におけ
るCPUを内蔵した情報記憶媒体2の中に含まれる情報
の例を示す。すなわち、多数の第1の情報とそれらの表
示を制御する処理パラメータとしての時刻である。この
場合、第1の処理プログラムは情報記憶媒体の外部から
入力される第2の情報から現在の時刻を判断して、その
時刻に表示できる情報を選択して出力を制御する内容を
有している。
【0029】すなわち、情報1はその内容と表示すべき
日時として日時t11からt12を示すデータとで構成
され、情報2はその内容と日時t21からt22に表示
されることを示すデータとで構成されている。
【0030】この記憶媒体を受信機に装填すると、現在
の時刻Tがt11≦T≦t12であれば情報1の内容が
、t21≦T≦t22であれば情報2の内容が、表示部
に表示される。以下同様に記憶媒体の中には多数の情報
が予め記憶されているが、これらの情報は指定された日
時が来るまでは表示されない。すなわち、このようにし
て多量の情報から真に必要なものを制御して表示する機
能が実現される。
【0031】実施例2 図3は本発明の第2の実施例におけるCPUを内蔵した
情報記憶媒体の中に含まれる別な情報の例を示す。すな
わち、多数の情報とそれらの表示を制御する処理パラメ
ータとしての番組番号から成っている。
【0032】ただし、装置の構成は第1の実施例と同じ
で実現できる。
【0033】この場合の第1の処理プログラムは、情報
記憶媒体の外部から入力される第2の情報から現在放送
中の番組番号を判断して、各番組の放送中に表示できる
情報を選択して出力を制御する。すなわち、それらをい
ずれの番組が放送されるときに表示するかを制御する内
容を有している。
【0034】例えば図3では、情報3の内容とその情報
が番組P3 が放送されているときに表示されることを
示すデータ、情報4の内容とその情報が番組P4 が放
送されているときに表示されることを示すデータととも
に記録されている。この記憶媒体を受信機に装填してお
くと、番組P3 が放送されているときに情報3が、番
組P4 が放送されているときには情報4が画面に自動
的に表示される。
【0035】時刻に関する情報としては、ここでは一例
としてテレビジョンや高精細度テレビジョンの有料放送
で用いられている情報を利用することについて述べる。
【0036】有料放送の方式では番組信号はスクランブ
ルをかけて放送され、受信機側ではこのスクランブルを
復元するための情報(以下、関連情報と呼ぶ)を処理し
て受信する。
【0037】ここで関連情報には、スクランブルされた
信号と共に送る番組情報と呼ばれる関連情報と、各受信
者の契約した内容を予め受信機に送るための個別情報と
呼ぶ関連情報がある。
【0038】番組情報の中には放送事業者コード,日付
時刻コード,その番組の課金方式,番組番号,ペイパー
ビュー方式の場合は視聴料金,デスクランブルのための
鍵などの情報が含まれている。
【0039】前述した第1の実施例における処理プログ
ラムとしては、有料放送の関連情報の内の番組情報を受
信してその中の日付時刻コードが如何なる値のときに表
示するかを示すプログラムが予め記録されている。
【0040】また、第2の実施例における処理プログラ
ムとしては、番組情報を受信してその中の番組番号を示
すコードが如何なる値のときに表示するかを示すプログ
ラムが予め記録されている。
【0041】この場合、各受信機で表示される内容は同
一とすることも異ならせることも可能である。従って、
本発明によるサービスを行う事業者が受信者の必要な情
報の分野を分けて情報を記録し、何種類かのカードを作
成することもできる。
【0042】各受信機での表示は、処理プログラムで指
定された条件のときに行われるが、勿論、番組の視聴を
妨げないように、表示を行わないようにしたり、内容を
確認した後に消去することができる。ただし、これは本
発明の受信機を製作する際の設計の問題である。
【0043】実施例3 本発明の第3の実施例を図4に示す。これは受信機に装
着する情報を記憶できる媒体とこの媒体への情報の記憶
を制御するプログラムとで成っている。
【0044】すなわち、この第3の実施例による放送受
信機は受信機本体12と情報記憶媒体13を接続したも
のであり、一般には、受信された放送信号14は受信機
本体12の中で何らかの処理を行われたのち、各サービ
スの信号はその形態によって定まる表示部15に表示さ
れる。
【0045】また、受信機本体12には放送の受信側か
ら放送局側等へ伝えるための種々の第3の情報の入力部
16を含んでいる。この受信機本体12と接続される情
報記憶媒体13は、第3の情報の入力部17および記憶
部18と、分離部6で放送信号から分離された第4の情
報の入力部19と、第3の情報の外部への出力部20と
、第4の情報がいかなる条件のときに第3の情報を記憶
するかを定めるための第2の処理プログラムの記憶部2
3と、第3の情報を外部に出力するための第3の処理プ
ログラムの記憶部24と、第2あるいは第3の処理プロ
グラムに基づき処理を行い第3の情報の入力部あるいは
出力部を制御するCPU部分25を含んでいる。
【0046】第4の情報は放送局から直接送られる場合
や、あるいは放送局から送られた情報から作成される場
合があるが、ここでは特に区別しない。いずれにせよ情
報記憶媒体13に入力された第4の情報を第2の処理プ
ログラムにより処理して、第3の情報を記憶する条件が
満たされた場合に、第3の情報を記憶媒体の中に記憶部
18に記憶する。
【0047】図5は放送局側等で受信者側からの情報を
処理する装置の構成の一例を示している。ここで、情報
記憶媒体13が装置本体26に接続される。装置本体2
6からは指示部27からの何らかの情報が入力部19を
通して情報記憶媒体13に入力され、第3の処理プログ
ラムを起動することによって、第3の情報の出力部20
を通して第3の情報の記憶部18からの第3の情報が装
置本体側へ出力される。
【0048】装置本体26側では、情報記憶媒体からの
第3の情報を表示または処理する。その表示等の処理内
容はサービスの形態に依存し、本発明の範囲内で種々の
ものが想定されるので、ここでは詳しくは述べない。
【0049】情報記憶媒体13への情報の記憶を制御す
るプログラムの機能は、例えば、放送番組を受信中にあ
る特定の時間の間に視聴者からの応答を許し、その応答
結果を上記記憶媒体に記憶させるものである。このとき
、従来の記憶媒体と異なる点は、上記制御プログラムで
許可された時間以外には書き込みができないようにする
ことにある。
【0050】ここで、第3の情報は例えば番組の中で出
される問題に対する各視聴者の回答である。
【0051】第4の情報は、例えばその問題の出される
番組を特定するための情報で、その番組の番組番号や時
刻に関する情報などである。この情報は、例えば衛星テ
レビジョン放送やハイビジョン放送のデータチャンネル
を利用するデータ放送のサービスの一つとしても送るこ
とができるが、本発明の第1あるいは第2の実施例と同
様、衛星テレビジョンやハイビジョンの有料放送の関連
情報の一つの番組情報を利用することも可能である。
【0052】すなわち、番組情報の中の放送事業者に関
するコードや番組番号,日付時刻のコードなどが利用で
きれば新たに情報を送る必要はない。
【0053】第2の処理プログラムは、情報記憶媒体の
プログラム格納領域に予め記憶されているものである。 各放送事業者はある特定の番組の中で問題を出すことを
決めておき、例えば当該番組番号の番組が受信されてい
る間に外部より第3の情報が入力された場合は、本記憶
媒体の記憶領域に記憶するというプログラムを格納して
おく。
【0054】また、その処理プログラムで指定されたあ
る時刻に外部より第3の情報が入力された場合は、本記
憶媒体の記憶領域に記憶するというプログラムである。 このとき、絶対時刻で指定する場合、相対時刻すなわち
ある基準時刻から一定時間内に入力された場合のみ記憶
する場合などがある。
【0055】第3の処理プログラムは、放送事業者側で
記憶媒体内の第3の情報を読み出す際に使用するもので
、このプログラムを起動する場合にのみ外部から読み出
せるようにすることができる。
【0056】ここで、第2の処理プログラムの機能とし
て、情報記憶媒体の中に記憶された第3の情報は一度書
き込まれると後に追加あるいは修正等ができないように
することができる。また、この処理プログラム自体を書
き換えることもできないようにすることができる。
【0057】このような改ざん不能な機能を持たせるこ
とにより、各家庭で入力されても視聴者の回答に時間制
限を設けることができ、この特性を利用して新たな教育
番組やクイズ番組を作ることが可能になる。
【0058】なお、これらの時間制限等は内蔵された第
2の処理プログラムにより厳しくすることも緩和するこ
とも自由に行うことができる。
【0059】いま、ある番組番号P1 の番組で問題Q
1 ,Q2 ,Q3 等が出され、視聴者が回答A1 
,A2 ,A3 等を出したとする。視聴者は各回答を
受信機に備え付けの入力素子から入力するが、処理プロ
グラムではその入力が番組番号P1 の放送時間中に行
われたことを確認した上で記憶する。
【0060】ここで、情報の入力部16としては、キー
ボード等が考えられるが、特別なデータ放送用の受信機
等以外では備えられないと考えられるので、例えばリモ
コンを利用することが考えられる。
【0061】この場合には、回答する範囲が数字による
選択枝等に制限されるが、放送では大量の視聴者からの
回答を処理しなければならないので、計算機処理の容易
な数字のみで十分と考えられる。
【0062】有料放送の受信機でペイパービュー方式に
対応しているものでは、視聴確認の入力が必要であり、
これにリモコンが使われると考えられ、これを利用する
【0063】また、高級な情報記憶媒体では、その媒体
上にキー等の情報の入力部分を設ける場合があり、その
場合にはこれも利用できる。
【0064】また、図4では、情報記憶媒体13上の入
力部17および19が別個に示してあるが、これらは共
通として、時分割で利用するのが一般的である。ただし
、これらの点は設計上の問題であり、ここでは詳しくは
述べない。
【0065】外部から制御のために加えられる第4の情
報として、時刻に関する情報を使用する場合の例は次の
ようになる。情報記憶媒体内の第2の処理プログラムと
しては、例えばある時刻の範囲内に入力された視聴者の
回答のみを、その時刻情報とともに記憶するようなもの
になる。
【0066】例えば、時刻t11からt12の間に入力
された回答のみをA1 として記憶媒体内に記憶し、時
刻t21からt22の間に入力された回答のみをA2 
として記憶するものである。
【0067】この場合、各受信機で制御される内容は同
一とすることも異ならせることも可能である。例えば、
各記憶媒体に含まれる処理プログラムを予め条件を厳し
くしたものと、緩いものとを設けておき、受信者で選ぶ
こともできる。例えば特定の番組の間であればいつでも
回答できる場合と、特定の時刻範囲しか回答を受け付け
ないなどが考えられ、条件によって賞品を分けるなど変
化を持たせることができる。
【0068】さらに、本発明による情報記憶媒体は、表
示される内容は前記処理プログラムを介してのみ読み取
り可能とし、この処理プログラムは外部から読み取り不
可能であるようにすることができる。
【0069】このような多種類の情報や処理プログラム
を記録する情報記憶媒体としては、ダウンロード形のI
Cカードなどで実現できるが、これに限られるものでは
ない。なお、ISO規格またはこれに準拠するICカー
ドの場合は、情報の入力部分と出力部分は共通の端子を
時分割で用いるのが一般的である。
【0070】ICカードの機能やメモリ容量は、時代と
ともに、また、用途によって大幅に増大していくことが
予測されており、それに応じて含められる内容を増大さ
せることが可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、処理手段(CPU)を
内蔵した情報記憶媒体の中に多数の情報を記録し、それ
らをICカード等の情報記憶媒体内のプログラムに基づ
いて外部からの時刻情報で制御して表示することにより
、次のような新たな情報伝達サービスが実現できる。
【0072】■暦日に依存した情報のサービスその日が
到来すると、その日の暦等が受信機のモニタに表示され
る。情報記憶媒体内のCPUにより、その日までは読み
出せないようにできるので、印刷媒体のように購入した
ときに見えてしまうようなことがなくなり、新鮮な印象
を与えることができ、情報伝達機能として新たな効果を
与えることができる。
【0073】また、情報の内容は個人の趣味等の好みに
応じて多種類の情報記憶媒体を発行することができる。 この場合、記憶される情報の量が増えても、表示を制御
するのに利用する放送伝送路への負担は変わらない。
【0074】■期日の限られた情報のサービス例えば、
催し物案内のような用途に利用でき、■と同様な機能で
あるが、カード内のCPUのプログラムによって、一定
期日前より表示し始めるといった制御が可能である。
【0075】特に、催し物等の終了後は表示されないよ
うにできるので、余分な情報を伝えないという機能を有
するメディアを実現することができる。
【0076】■特定の番組を視聴した人への付加サービ
ス 例えば旅行番組の場合に、その番組を見て実際に旅行を
計画する人には、その人の居住する地域からの費用や取
扱い旅行業者等の情報を予めカードに記憶しておいて表
示するようなサービスが考えられる。
【0077】また、放送番組を受信中にCPUを内蔵し
たICカード等の情報記憶媒体中に視聴者からの回答等
を書き込み、かつこの書き込まれた内容は後に書き換え
ができないようにすることにより、次の(i)〜(iv
)のような新たな放送サービスが実現できる。
【0078】(i)問題の回答結果に応じて制作する教
育番組 従来の教育放送の番組は予め設定したスケジュールで一
方的に放送されるイメージが強いが、各視聴者の回答を
集めることにより、その結果から理解度等を判定して番
組に修正を加えていくことにより新たなサービスイメー
ジが生み出せる。
【0079】この場合、全ての結果が回収できなくても
、従来の教育現場よりは相当多くのデータが得られ、番
組制作への有用な情報が得られる。
【0080】また、回答に対して賞品等を出せば、視聴
意欲の増大にもつながり、さらに、視聴者が在宅のまま
行った試験結果から修了証などを発行することも可能に
なる。
【0081】(ii)クイズ番組への回答従来、放送で
クイズ番組を見る場合は、番組の中の回答者と一緒に考
えて自分なりに回答を出して楽しんでいるが、番組の進
行に合わせて解答も放送されるので、自分がその正解を
予め出していてもそれを証明する手段が無かった。
【0082】本発明の方法によれば、正解を放送するま
でに入力された回答のみを有効にするように予め情報記
憶媒体の中の処理プログラムを書いておくことで実現で
きる。その結果、番組中の回答者と競争するような新た
な興味が得られることになる。
【0083】(iii)アンケート調査や世論調査放送
番組を聞きながら回答していくことによりアンケート調
査や一種の世論調査を行うことができる。最近の放送番
組の中で時折行われる電話線等を用いた調査のように実
時間では集計できないが、参加希望者が多数になっても
回線の輻輳などの問題がない特徴があり、種々の用途が
考えられる。
【0084】(iv)特定の番組を視聴した人への付加
サービス 放送番組とタイアップして、特定の番組を視聴した人に
特別のサービスを行うような場合に、放送を受信したこ
とを証明するのに使用することができる。
【0085】なお、上記の各サービスは、テレビジョン
やハイビジョンの有料放送の受信制御にCPU内蔵のI
Cカードを使用する方式では、この有料放送受信用のカ
ードと併用することができる。この場合、受信機本体の
機能を特に追加することなく、使用するICカードの中
のプログラムやデータを追加するだけで実施できる効果
がある。
【0086】CPU内蔵のICカードを有料放送の受信
制御や契約情報等の配布媒体として利用する場合には、
高度の機能を有しているが、コストが他の媒体に比べて
高いという問題があり、他の用途と併用することも想定
されている。
【0087】本発明の方法によれば、従来、放送では不
十分とされてきた機能が新たに容易に実現できることに
なる。
【0088】放送局に戻す情報の内容については、用途
によって、改ざんができないこと、プライバシー等の問
題で視聴者を特定できないこと、あるいは特定の人しか
読み出せないこと等の種々の機能が要求される。従って
、本発明で用いる情報記憶媒体のような機能を有してい
ると、これらを満たした新たなサービスが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放送方式の第1の実施例および第
2の実施例における受信機のブロック構成の一例を示す
図である。
【図2】第1の実施例における情報記憶媒体に記憶され
た内容の一例を示す図である。
【図3】第2の実施例における情報記憶媒体に記憶され
た内容の一例を示す図である。
【図4】第3の実施例における受信機のブロック構成の
一例を示す図である。
【図5】第3の実施例における情報記憶媒体の記憶内容
を読み出す装置のブロック構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1  受信機本体 2  情報記憶媒体 3  放送信号 4  表示部 5  第1の情報を記憶する部分 6  分離部 7  第2の情報 8  入力部 9  出力部 10  第1の処理プログラムを記憶する部分11  
CPU部分 12  受信機本体 13  情報記憶媒体 14  放送信号 15  表示部 16  第3の情報の入力部 17  第3の情報の入力部 18  第3の情報の記憶部 19  第4の情報の入力部 20  出力部 23  第2の処理プログラムの記憶部14  第3の
処理プログラムの記憶部25  CPU部分 26  装置本体 27  指示部 28  表示または処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1の情報を予め記憶する部分と、外
    部からの第2の情報を入力する部分と、第1の情報を表
    示するために外部に出力する部分と、第2の情報がいか
    なる条件のときに第1の情報を外部に出力するかを定め
    るための第1の処理プログラムを記憶する部分と、第1
    の処理プログラムに基づき処理を行い出力部を制御する
    処理手段とを含む情報記憶媒体を受信機に接続し、放送
    局から送られ、あるいは放送局から送られた情報から作
    成され、前記情報記憶媒体に入力された第2の情報を前
    記第1の処理プログラムにより処理して、第1の情報を
    外部に出力する条件が満たされた場合に、第1の情報を
    外部に出力して表示することを特徴とする放送方式。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記情報記憶媒体
    内の第1の処理プログラムが外部から読み出せない、あ
    るいは、追加もしくは修正ができないようにしたことを
    特徴とする放送方式。
  3. 【請求項3】  第3の情報を入力する部分と、第3の
    情報を記憶する部分と、外部からの第4の情報を入力す
    る部分と、第3の情報を外部に出力する部分と、第4の
    情報がいかなる条件のときに第3の情報を記憶するかを
    定めるための第2の処理プログラムを記憶する部分と、
    第3の情報を外部に出力するための第3の処理プログラ
    ムと、第2あるいは第3の処理プログラムに基づき処理
    を行い第3の情報を入力する部分と、前記記憶する部分
    あるいは前記出力する部分を制御する処理手段とを含む
    情報記憶媒体を受信機に接続し、放送局から送られ、あ
    るいは、放送局から送られた情報より生成され、前記情
    報記憶媒体に入力された第4の情報を前記第2の処理プ
    ログラムにより処理して、第3の情報を記憶する条件が
    満たされた場合に、第3の情報を記憶し、前記第3の処
    理プログラムが起動された場合に第3の情報を外部に出
    力することを特徴とする放送方式。
  4. 【請求項4】  請求項3において、前記第2および第
    3の処理プログラムが外部から読み出せない、あるいは
    、追加もしくは修正ができないようにしたことを特徴と
    する放送方式。
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