JP4576075B2 - 番組配信システム、番組再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば懸賞付き広告情報のような、特典を付与された特定の番組を配信する番組配信システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、放送やインターネットにおいては、視聴者に対し、広告情報を放送・表示することによって、放送業者等の、放送やインターネットの情報提供側が、広告を出稿する広告主から広告料金を徴収するビジネスが成立している。
【0003】
さらに、広告情報の中には、視聴者の関心を引きつけるために、懸賞が付与されているものもあり、視聴者は、広告情報を見て、そこに記載された特定の宛先に郵便や電子メール等の応募手段にて応募することにより、懸賞の商品を得ることができる。
【0004】
このような懸賞が付与された広告情報は、宣伝効果が大きく、広告としての価値も高いため、用いられる頻度も増えるものと期待される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの広告情報は、広告主が作成、もしくは提供した内容を、広告主が指示する期限に従って、全視聴者に対して画一的に放送、表示を行うようにしている。
【0006】
このような広告情報に懸賞付きキャンペーンを行った場合、以下のような不具合が生ずる恐れがある。
【0007】
今、広告情報としてテレビCM、広告情報の提供者としてテレビ放送局を考える。さらにテレビCMは、懸賞付きキャンペーンと連動しており、視聴者が所定の締め切りにまで応募すると商品がプレゼントされる、という内容のものであるとする。また、テレビCMは、その放送期間、開始の時期、終了の時期、および懸賞付きキャンペーンの応募締め切りが、前もって全て定められているものとする。
【0008】
このような懸賞が付与されたCMは、図6に示すように、CM放送の開始時期が始まって直後にCMを視聴した視聴者Aに対しては、懸賞付きキャンペーンの締め切り日まで十分余裕があり、すなわち鮮度の高い情報として提供されているとともに、これはCMの付加価値が長期間保たれていることを意味する。
【0009】
一方、CMが始まってから、相当の日時が経過し、放送期間の終了間際にCMを初めて視聴した視聴者Bに対しては、懸賞付きキャンペーンの締め切り日まで時間が残されていない。したがってこの視聴者Bに対しては、情報の鮮度は低下し、CMの付加価値はほとんどないことになる。
【0010】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、視聴時間が異なる同一の番組を視聴する個々の視聴者に対して、番組の付加価値を公平に保つことが可能な番組配信システム等を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置と、
前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記メモリ手段に記憶された前記付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック手段と、前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記メモリ手段に記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを有する第2装置とを備えた番組配信システムである。
【0012】
また、第2の本発明は前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記受信時間または前記有効期限が逆算して得られるものである第1の本発明の番組配信システムである。
【0013】
また、第3の本発明は特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置と、
前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録手段と、前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック手段と、前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを有する第2装置とを備えた番組配信システムである。
【0014】
また、第4の本発明は前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである第3の本発明の番組配信システムである。
【0015】
また、第5の本発明は前記付加情報は、さらに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯を含み、
前記記録手段は、さらに前記特定の番組を受信したチャンネルおよび時間帯を記録し、
前記チェック手段は、再生した前記チャンネルおよび時間帯が、前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の前記チャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックする第3の本発明の番組配信システムである。
【0016】
また、第6の本発明は特典を付与する特定の番組ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報が記録された記録媒体を再生する再生手段と
前記再生手段が前記特定の番組を再生した再生時間と前記応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、
前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを備えた番組再生装置である。
【0017】
また、第7の本発明は前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである第6の本発明の番組再生装置である。
【0018】
また、第8の本発明は前記表示手段は、前記IDも表示させることができる第6の本発明の番組再生装置である。
【0019】
また、第9の本発明は第2装置が受信する、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を備えた第1装置であって、
前記第2装置は、前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記メモリ手段に記憶された前記付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック手段と、前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを有する、第1装置である。
【0020】
また、第10の本発明は前記第2装置から前記IDを受けて、前記受信時間または前記有効期限を逆算する逆算手段を備えた第9の本発明の第1装置である。
【0021】
また、第11の本発明は第2装置が受信する、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を備えた第1装置であって、
前記第2装置は、前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録手段と、前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック手段と、前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを有する、第1装置である。
【0022】
また、第12の本発明は前記第2装置から前記IDを受けて、前記再生時間または前記有効期限を逆算する逆算手段を備えた第12の本発明の第1装置である。
【0023】
また、第13の本発明は前記付加情報の放送は、前記特定の番組の最初の放送日時までに行われる第9または第11の本発明の第1装置である。
【0024】
また、第14の本発明は前記記録媒体に記録された付加情報には、前記特定の番組が再生されるべき期間が含まれ、
前記有効期間演算手段は、再生手段が前記特定の番組を再生した時間が前記特定の番組が再生されるべき期間に含まれていると判断した場合に、前記有効期限を演算する第6の本発明の番組再生装置である。
【0025】
また、第15の本発明は特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置から放送される、前記特定の番組ならびに前記付加情報を受信する第2装置であって、
前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、
前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記メモリ手段に記憶された前記付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック手段と、
前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記メモリ手段に記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、
前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、
少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを備えた第2装置である。
【0026】
また、第16の本発明は前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記受信時間または前記有効期限が逆算して得られるものである第15の本発明の第2装置である。
【0027】
また、第17の本発明は特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置から放送される、前記特定の番組ならびに前記付加情報を受信する第2装置であって、
前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、
前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録手段と、
前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック手段と、
前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、
前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、
少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを備えた第2装置である。
【0028】
また、第18の本発明は前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである第17の本発明の第2装置である。
【0029】
また、第19の本発明は前記付加情報は、さらに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯を含み、
前記記録手段は、さらに前記特定の番組を受信したチャンネルおよび時間帯を記録し、
前記チェック手段は、再生した前記チャンネルおよび時間帯が、前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の前記チャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックする第17の本発明の第2装置である。
【0030】
また、第20の本発明は前記表示手段は、前記IDも表示させることができる第15または第17の本発明の第2装置である。
【0031】
また、第21の本発明は特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送工程と、
前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する記憶工程と、
前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記記憶された付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック工程と、
前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組配信方法である。
【0032】
また、第22の本発明は前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記受信時間または前記有効期限が逆算して得られるものである第21の本発明の番組配信方法である。
【0033】
また、第23の本発明は特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送工程と、
前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する記憶工程と、
前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録工程と、
前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック工程と、
前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組再生方法である。
【0034】
また、第24の本発明は前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである第23の本発明の番組配信方法である。
【0035】
また、第25の本発明は特典を付与する特定の番組ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報が記録された記録媒体を再生する再生工程と
前記特定の番組を再生した再生時間と前記応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組再生方法である。
【0036】
また、第26の本発明は前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである第25の本発明の番組再生方法である。
【0037】
また、第27の本発明は特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置からの前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する記憶工程と、
前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記記憶された付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック工程と、
前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組受信方法である。
【0038】
また、第28の本発明は特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置からの前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する記憶工程と、
前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録工程と、
前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック工程と、
前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組再生方法である。
【0039】
また、第29の本発明は第25の本発明の番組再生方法の、特典を付与する特定の番組ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報が記録された記録媒体を再生する前記再生工程と、前記特定の番組を再生した再生時間と前記応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する前記有効期間演算工程と、前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出する前記ID算出工程と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる前記表示工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0040】
また、第30の本発明は第27の本発明の番組受信方法の、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置からの前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する前記記憶工程と、前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記記憶された付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックする前記チェック工程と、前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する前記有効期間演算工程と、前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出する前記ID算出工程と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる前記表示工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0041】
また、第31の本発明は第28の本発明の番組再生方法の、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置からの前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する前記記憶工程と、前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する前記記録工程と、前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックする前記チェック工程と、前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する前記有効期間演算工程と、前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出する前記ID算出工程と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる前記表示工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0042】
また、第32の本発明は第29から第31のいずれかの本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
【0045】
以上のような本発明は、個々の視聴者に対し、それぞれの視聴時期に対応して広告情報等の特定の番組を提供することが可能なため、番組の付加価値が放送時期によって下がることがない。この収益は広告放送、表示を行う番組配信サービスが受益するにとどまらず、広告情報再生装置の製造者に配分しても良い。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0047】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における番組配信システムの構成図である。図1において、番組配信システム100は、番組および他の情報を放送する放送局110、放送局110からの信号を電波、有線等によって伝送されるテレビ120と、テレビ120と接続され、放送局110からの信号を受ける特典情報処理装置130とを備えている。
【0048】
放送局110は、CMや普通のコンテンツを含む番組、および文字情報等の付加情報を放送するものであり、番組を信号として放送するための放送手段111と、後述するIDを逆算処理するための逆算手段112とを備えている。
【0049】
また、テレビ120は放送局110から放送される番組を受信し、視聴できるようにする手段であり、放送局からの信号を受信、処理するための受信部121と、放送を視聴可能に表示するための表示部122とを備えている。
【0050】
次に、特典情報処理装置は、テレビ120に接続して用いる手段であり、テレビ120の受信部121と同様、放送局110からの信号を受け取り、その内容をチェックするチェック手段131と、チェック手段131のチェック結果に基づき有効期限を演算する有効期間演算手段132と、有効期限に基づき所定のIDを算出するID算出手段133、放送局110から受信した、番組以外の、後述するCM付加情報を一時蓄積するメモリ手段134、およびメモリ手段134から読み出した情報を、テレビ120の表示部122へスーパーインポーズ表示させるための表示手段135とを備えている。
【0051】
以上のような構成を有する、本発明の実施の形態における番組配信システムの動作について、以下に説明を行うとともに、これにより、本発明の第1装置、第2装置の動作、および本発明の番組配信方法の動作について説明を行う。ただし、以下の説明においては、放送局110は、地上波アナログ放送の形式で番組の放送を行うものとする。
【0052】
はじめに、放送局110において、放送手段111はCMを放送する。このCMは、広告主が主催する懸賞付きキャンペーンと連動したものであり、視聴者は、CMの内容に記載された所定の応募先に郵送もしくは電子メールにて応募を行うことにより、広告主から賞品を獲得することができるものである。ただし懸賞付きキャンペーンの情報自体はCMには含まれていない。また、CMはその放映期間、放映開始の時期および放映終了の時期は予め定められているものとする。
【0053】
また、本実施の形態において、懸賞付きキャンペーンの応募先は放送局110である。
【0054】
また、放送局110は、上記のCMに先だって、CMに連動した懸賞付きキャンペーンに関するCM付加情報を放送する。この情報は、懸賞付きキャンペーンの内容、応募期間を含むとともに、CMの放映期間、放映開始の時期、放映終了の時期、さらにCMが放送されるチャンネルに関する情報も含んでいる。
【0055】
CM付加情報の送信方法は、テレビ放送において正規の番組放送(CMを含む)の帰線期間において情報を挿入して送信すればよい。
【0056】
また、CM付加情報の放送開始時期は、少なくともCMの最初の放送時間までであればよく、CMがテレビ120にて視聴可能になった状態では、特典情報処理装置130側で処理可能な状態となっていればよい。また、CM付加情報は一度だけでなく、CMの最初の放映時間までならば、何回送信しても良い。
【0057】
一方、テレビ120側は、放送電波として初めにCM付加情報を受信する。この内CM付加情報は、テレビ120では処理されず、特典情報処理装置130へ出力される。特典情報処理装置130は、テレビ120からCM付加情報の入力を受けると、これをメモリ手段134に一時記録する。
【0058】
次に、テレビ120は、CMを受信する。受信されたCMは、受信部121にて処理され、表示部122で表示され、視聴者に視聴されるとともに、特典情報処理装置130へも送信される。
【0059】
通常、特典情報処理装置130において、チェック手段131は、テレビ120のチャンネル設定と、図示しない内部時計とによって、テレビ120の受信部121が受信している番組のチャンネルと時間とをチェックしている。なお内部時計はテレビ120に内蔵されているものとしてもよい。
【0060】
また、チェックは、先にメモリ手段134に一時記録したCM付加情報を参照して行われ、この動作は、テレビ120が動作している間行われ、チェック手段131は、テレビ120の受信動作を、視聴者がテレビ120にて番組を視聴しているものと見なす。
【0061】
テレビ120が、CM付加情報と関連づけられているCMを受信すると、チェック手段131は、メモリ手段134内のCM付加情報を参照し、CMの放送時間帯とチャンネルが、受信したCMの放送時刻およびチャンネルと一致していることを確認する。
【0062】
次に、有効期間演算手段132は、チェック手段131の確認を受けて、現在CMを受信している時刻を検出し、この時刻から応募期間を加算した、CM付加情報に記載された懸賞付きキャンペーンの応募締め切りまでの期間を有効期限として算出する。
【0063】
次に、ID算出手段133は、有効期間演算手段132から有効期限を取得すると、これに基づきIDを算出する。このIDは、テレビ120が上記の時刻にCMを受信していることを、放送局110に対して証明するためのものである。なお、ID算出手段133は、有効期限の他に、CMを受信している時刻から直接IDを算出するようにしてもよい。
【0064】
ID算出手段133がIDを生成すると、表示手段135は、メモリ手段134からCM付加情報を読み出し、これから懸賞付きキャンペーンの内容を、特典情報として生成し、これと有効期間演算手段132にて算出された有効期限とIDとを画像信号として、テレビ120へ出力する。
【0065】
テレビ120では、表示部122において、先に受信部121で受信したCMと、特典情報処理装置130から出力された特典情報、有効期限およびIDとを重ね合わせて表示する。テレビ120の視聴者には、表示部122に表示されているCMには、CMに対応した懸賞付きキャンペーンが、その応募の締め切り、IDととも示される。
【0066】
視聴者は、CMに併せて表示された懸賞付きキャンペーンを見ると、そこの記載された要項に従って、郵便や電子メール等の手段を用いて、放送局110に懸賞応募を行う。このとき、応募事項には、テレビ120の表示部122に表示されたIDを写して、葉書や電子メールに記載しておく。
【0067】
放送局110では、視聴者からの懸賞応募を受けると、そこに記載されたIDを逆算手段112にて処理し、IDから視聴者がCMを視聴した時間を求め、これとCMの放映期間、時間帯とを照合し、視聴者が、放映されたCMを実際に視聴したかどうかを確認する。
【0068】
IDの確認が終了すると、放送局110は、従来と同様に懸賞の処理を行う。
【0069】
以上の動作において、CMに応じた懸賞付きキャンペーンは、懸賞付きキャンペーンの内容やその応募期が、CM付加情報としてCMとは別に送信されており、テレビ120にCMが受信された時に、特典情報として初めて視聴者に提供されるようになっており、しかも有効期限はテレビ120にCMが受信された時点始めて設定されるようになっている。この様子を図2を用いて説明する。
【0070】
図2に示すように、CMの放送期間や開始時期、終了時期は従来と同じく一律に定められているが、CMと連動した懸賞付きキャンペーンは、視聴者がCMを見た時点から始まって、一定の応募期間が定められる。したがって、応募締め切りは視聴者毎に異なることとなり、視聴者にとって懸賞付きキャンペーンに参加できる機会は、CMの視聴時期に関わらず、全ての視聴者に公平に与えられている。
【0071】
すなわち、視聴者は同一のCMを視聴するが、CMに付加された特典情報の内容は、視聴者の視聴時刻によって異なることにより、特典情報の鮮度が一定に保たれ、ひいてはCMの付加価値が一定に保たれていることになる。
【0072】
このように、本実施の形態による番組配信システムによれば、CMに付加した特典情報をCMとは別個に放送し、視聴者がCMを視聴した時間に基づく内容として視聴者に表示するようにしたことにより、放映する番組の付加価値を、放映期間、時期によらず一定に保つことが可能となる。
【0073】
なお、上記の実施の形態においては、番組配信システム100により得られた特典情報に基づく懸賞付きキャンペーンの応募は、表示手段135によってテレビ120の表示部122に表示されたIDを写して葉書や電子メールに記載するものとして説明を行ったが、テレビ120にIDを表示することは、情報の秘匿性を保持する観点からは望ましくない。
【0074】
そこで、図3に示す番組配信システム100の他の構成例では、キャンペーンの応募のための手段として、特典情報処理装置130と接続して、インターネット等のネットワークを介して放送局110に電子メールを送信することが可能なネットワーク端末140を用いる。
【0075】
このような構成例においては、ネットワーク端末140が、ID算出手段133からIDの入力を直接受けて一旦保持しておき、視聴者が懸賞付きキャンペーン応募のための電子メールを作成する際に、電子メール内にIDを自動的に挿入する。
【0076】
したがって、表示手段135は、有効期間演算手段132が演算した有効期限およびメモリ手段134から読み出した特典情報のみをテレビ120の表示部に表示させればよく、IDの表示を行うことなく特典情報を提供することができる。なお、ネットワーク端末140の実施例としては、インターネットに接続したパソコンでもよいし、携帯電話等の携帯情報端末でも良い。また、特典情報処理装置130自体がネットワークに接続して通信できる機能を有していても良い。さらに、ネットワークはインターネットに限らず、イントラネット他のローカルネットワークでもよいし、電話回線でも良い。要するに、CMの伝送が行われる伝送路と別であればよい。
【0077】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における番組配信システムの構成図である。本実施の形態による番組配信システムは、デジタル放送において特典が付加された番組を放映し、これに対する応答が得られるようにしたものであり、得られる効果は実施の形態1と同様である。
【0078】
図4において、番組配信システム400は、番組および他の情報を放送するデジタル放送局410、デジタル放送局410からの信号を電波、有線等によって伝送されるセットトップボックス(以下STB)430と、STBから出力されるAV信号を表示するテレビ420とを備えている。
【0079】
デジタル放送局410は、CMや普通のコンテンツを含む番組、および文字情報等の付加情報を多重したデジタル放送のフォーマットにて放送するものであり、番組を信号として放送するための放送手段411と、後述するIDを逆算処理するための逆算手段412とを備えている。
【0080】
また、テレビ420はSTB430から出力される放送のAV信号を表示する手段であり、放送を視聴可能に表示するための表示部421を備えている。
【0081】
次に、STB430は、デジタル放送を受信してテレビ420に表示させるための手段であり、デジタル放送局410からの信号を受信する受信部431と受信部431が受信した放送の内容をチェックするチェック手段432と、チェック手段432のチェック結果に基づき有効期限を演算する有効期間演算手段433と、有効期限に基づき所定のIDを算出するID算出手段434、デジタル放送局410から受信した、番組以外の、後述するCM付加情報を一時蓄積するメモリ手段435、およびメモリ手段435から読み出した情報を、テレビ420の表示部421へスーパーインポーズ表示させるための表示手段436、およびデジタル放送局410と双方向通信を行うための、視聴者からの入力が受付可能な入力手段437とを備えている。
【0082】
以上のような構成を有する、本発明の実施の形態における番組配信システムの動作について、以下に説明を行うとともに、これにより、本発明の第1装置、第2装置の動作、および本発明の番組配信方法の動作について説明を行う。
【0083】
はじめに、デジタル放送局410において、放送手段411はCMを放送する。このCMは、広告主が主催する懸賞付きキャンペーンと連動したものであり、視聴者は、CMの内容に記載された応募先にSTB430の通信機能を用いて応募を行うことにより、広告主から賞品を獲得することができるものである。ただし懸賞付きキャンペーンの情報自体はCMには含まれていない。また、CMはその放映期間、放映開始の時期および放映終了の時期は予め定められているものとする。また、本実施の形態において、懸賞付きキャンペーンの応募先はデジタル放送局410である。
【0084】
また、デジタル放送局410は、上記のCMに先だって、CMに連動した懸賞付きキャンペーンに関するCM付加情報を放送する。この情報は、懸賞付きキャンペーンの内容、応募期間を含むとともに、CMの放映期間、放映開始の時期、放映終了の時期、さらにCMが放送されるチャンネルに関する情報も含んでいる。
【0085】
なお、CM付加情報の送信方法は、テレビ放送において正規の番組放送のプログラムストリームにCM付加情報のストリームを挿入した多重化ストリームを送信すればよい。また、CM付加情報の放送開始時期は、少なくともCMの最初の放送時間までであればよく、STB430がCMを受信した状態で、処理可能な状態となっていればよい。また、CM付加情報は一度だけでなく、CMの最初の放映時間までならば、何回送信しても良い。
【0086】
一方、STB430側は、受信部431がプログラムストリームとして初めにCM付加情報を受信すると、これをメモリ手段435に一時記録する。
【0087】
次に、受信部431はCMを受信する。受信されたCMは、AV信号として表示手段436に出力され、表示手段436はこれをテレビ420の表示部421へ出力する。CMは表示部421で表示される。
【0088】
通常、STB430において、チェック手段432は、プログラムストリームの情報部分を参照して、受信部431が受信している番組のチャンネルと時間とをチェックしている。このとき、チェックは、先にメモリ手段435に一時記録したCM付加情報を参照して行われ、この動作は、STB430が動作している間行われ、チェック手段432は、STB430の受信動作を、視聴者がテレビ420にて番組を視聴しているものと見なす。
【0089】
次に受信部431が、CM付加情報と関連づけられているCMのプログラムストリームを受信すると、チェック手段432は、メモリ手段435内のCM付加情報を参照し、CMの放送時間帯とチャンネルが、受信したCMの放送時刻およびチャンネルと一致していることを確認する。
【0090】
次に、有効期間演算手段433は、チェック手段432の確認を受けて、現在CMを受信している時刻(これは本発明の視聴時間の一例であって、日、時間帯であってもよい)を検出し、この時刻から応募期間を加算した、CM付加情報に記載された懸賞付きキャンペーンの応募締め切りまでの期間を有効期限として算出する。
【0091】
次に、ID算出手段434は、有効期間演算手段433から有効期限を取得すると、これに基づきIDを算出する。このIDは、テレビ420が上記の時刻にCMを受信していることを、デジタル放送局410に対して証明するためのものである。なお、ID算出手段434は、有効期限の他に、CMを受信している時刻から直接IDを算出するようにしてもよい。
【0092】
ID算出手段434は、IDを算出すると、これをメモリ手段435へ一時記憶する。
【0093】
次に、表示手段436は、メモリ手段435からCM付加情報を読み出し、これから懸賞付きキャンペーンの内容を特典情報として生成し、これと有効期間演算手段433にて算出された有効期限を画像信号として、先に受信部431で受信したCMを重ね合わせ、AV信号としてテレビ420へ出力する。
【0094】
テレビ420では、特典情報、有効期限およびCMが同一画面に収まった画像を表示部421に表示する。
【0095】
テレビ420の視聴者には、表示部421に表示されているCMには、CMに対応した懸賞付きキャンペーンが、その応募の締め切りとも示される。
【0096】
視聴者は、CMに併せて表示された懸賞付きキャンペーンを読み、そこに記載された要項に従って、入力手段437を用いて、デジタル放送局410に懸賞応募のための応募情報を作成しデジタル放送局410へ送信する。このとき、入力手段437は、メモリ手段435に一時記憶されたIDを読み出し、応募情報に付加する。
【0097】
デジタル放送局410では、STB430からの応募情報を受けると、そこに含まれるIDを逆算手段412にて処理し、IDから視聴者がCMを視聴した時間を求め、これとCMの放映期間、時間帯とを照合し、視聴者が、放映されたCMを実際に視聴したかどうかを確認する。
【0098】
IDの確認が終了すると、デジタル放送局410は、従来と同様に懸賞の処理を行う。
【0099】
実施の形態1と同様に本実施の形態においては、視聴者は同一のCMを視聴するが、CMに付加された特典情報の内容は、視聴者の視聴時刻によって異なることにより、特典情報の鮮度が一定に保たれ、ひいてはCMの付加価値が一定に保たれていることになる。
【0100】
このように、本実施の形態による番組配信システムによれば、実施の形態1と同様に、CMに付加した特典情報をCMとは別個に放送し、視聴者がCMを視聴した時間に基づく内容として視聴者に表示するようにしたことにより、放映する番組の付加価値を、放映期間、時期によらず一定に保つことが可能となる。
【0101】
さらに、デジタル放送においてSTBを利用してCM付加情報を取得し、応募のメッセージを送信するようにしたことにより、テレビにIDを表示する必要がなく、情報の秘匿性も充分に保つことができる。
【0102】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3による情報配信システムは、実施の形態1の情報配信システムにおいて、CMの送信元と、CM付加情報の送信元とが異なる構成としたものである。
【0103】
図5は、本実施の形態による情報配信システムの構成図である。図5に示す情報配信システム500において、図1または図3と同一部または相当部には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また広告主510は、ネットワーク端末140とインターネットを介して通信を行う手段であり、実施の形態1の逆算手段112と同等の機能を有する逆算手段512と、CM付加情報を格納するCM付加情報格納手段とを備えている。また広告主510側は、放送局110のCMの放映期間、放映開始の時期および放映終了の時期を定めており、これらの情報を予め知っているものとする。また、広告主510は、懸賞付きキャンペーンの応募先でもある。
【0104】
以上のような構成を有する、本実施の形態による情報配信システムの動作について、以下説明を行うとともに、これにより、本発明の第1装置、第2装置の動作、および本発明の番組配信方法の動作について説明を行う。ただし実施の形態1と同様の点は簡略にして、相違点を中心に述べる。
【0105】
広告主510は、放送局110がCMをテレビ120を放映するのに先だって、CM付加情報格納手段511に格納されたCM付加情報をインターネットを介して接続されたネットワーク端末140に送信する。ネットワーク端末140は、CM付加情報を取得すると、これを特典情報処理装置130に転送し、特典情報処理装置130は、CM付加情報の入力を受けると、これをメモリ手段に格納しておく。
【0106】
このとき、CM付加情報の送信開始時期は、少なくともCMの最初の放送時間までであればよく、CMがテレビ120にて視聴可能になった状態では、特典情報処理装置130側で処理可能な状態となっていればよい。また、CM付加情報は一度だけでなく、CMの最初の放映時間までならば、何回送信しても良い。
【0107】
以後、放送局110からCMの放送が開始されてから、表示部122に特典情報および有効期限が表示されるまでの動作は、実施の形態1の図3に示す構成例と同様に行われる。
【0108】
最後に、視聴者は、ネットワーク端末140を用いて、視聴者が懸賞付きキャンペーン応募のための電子メールを作成する際に、電子メール内にIDを自動的に挿入して、電子メールを広告主510に送信する。
【0109】
広告主510は、視聴者からの懸賞応募を受けると、そこに記載されたIDを逆算手段512にて処理し、IDから視聴者がCMを視聴した時間を求め、これとCMの放映期間、時間帯とを照合し、視聴者が、放映されたCMを実際に視聴したかどうかを確認し、従来と同様に懸賞の処理を行う。
【0110】
このように、本実施の形態による番組配信システムによれば、実施の形態1、2と同様に、CMに付加した特典情報をCMとは別個に放送し、視聴者がCMを視聴した時間に基づく内容として視聴者に表示するようにしたことにより、放映する番組の付加価値を、放映期間、時期によらず一定に保つことが可能となる。
【0111】
さらに、CMの放送元とは異なる第3者がCM付加情報を送信するようにしたことにより、実際にCMを放送する主体と、CMに関連する懸賞付きキャンペーンを行う主体とを別構成として実現し、役割分担を明確化することができる。
【0112】
なお、上記の実施の形態においてはネットワーク端末140の応募先となるのは広告主510であるとしたが、これは逆算手段を備えていれば、放送局110であってもよい。
【0113】
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4における番組配信システムの構成図である。
【0114】
本実施の形態による番組配信システムは、デジタル放送において特典が付加された番組が放映されると、これを一時記録し、再生された時点を視聴時とみなし、応答が得られるようにしたものである。
【0115】
図7において、番組配信システム700は、番組および他の情報を放送するデジタル放送局710、デジタル放送局710からの信号を電波、有線等によって受信するセットトップボックス(以下STB)730と、STB730が受信した信号を記録再生するHDDレコーダ740,およびSTB730またはHDDレコーダ740から出力されるAV信号を表示するテレビ720とを備えている。
【0116】
デジタル放送局710は、CMや普通のコンテンツを含む番組、および文字情報等の付加情報を多重したデータ放送等の放送を、デジタル放送のフォーマットにて放送するものであり、番組を信号として放送するための放送手段711と、後述するIDを逆算処理するための逆算手段712とを備えている。
【0117】
次に、HDDレコーダ740は、記録媒体であるハードディスク741と、STB730からデジタル放送のAV信号の入力をうけ、これをハードディスク741に記録するとともに、ハードディスク741に記録されたAV信号を再生し、STB730へ出力するための記録再生手段742とを備えている。また、記録再生手段742は、視聴者の制御により、任意の時間に記録または再生動作を行うことができる。
【0118】
次に、STB730は、デジタル放送をテレビ720に表示させるための手段であり、デジタル放送局710からの信号を受信する受信部731と、HDDレコーダ740から出力された放送の内容をチェックするチェック手段732と、チェック手段732のチェック結果に基づき有効期限を演算する有効期間演算手段733と、有効期限に基づき所定のIDを算出するID算出手段734、HDDレコーダ740から出力された、番組以外の、後述するCM付加情報を一時蓄積するメモリ手段735、およびメモリ手段735から読み出した情報を、テレビ720の表示部721へスーパーインポーズ表示させるための表示手段736、およびデジタル放送局710と双方向通信を行うための、視聴者からの入力が受付可能な入力手段737とを備えている。
【0119】
また、テレビ720はSTB730から出力される放送のAV信号を表示する手段であり、放送を視聴可能に表示するための表示部721を備えている。
【0120】
以上のような構成を有する、本発明の実施の形態4における番組配信システムの動作について、以下に説明を行うとともに、これにより、本発明の第1装置、第2装置の動作、および本発明の番組配信方法の動作について説明を行う。
【0121】
はじめに、デジタル放送局710において、放送手段711はCMを放送する。このCMは、広告主が主催する懸賞付きキャンペーンと連動したものであり、視聴者は、CMの内容に記載された応募先にSTB730の通信機能を用いて応募を行うことにより、広告主から賞品を獲得することができるものである。ただし懸賞付きキャンペーンの情報自体はCMには含まれていない。また、CMはその放映期間、放映開始の時期および放映終了の時期は予め定められているものとする。また、本実施の形態において、懸賞付きキャンペーンの応募先はデジタル放送局710である。
【0122】
また、デジタル放送局710は、上記のCMに先だって、CMに連動した懸賞付きキャンペーンに関するCM付加情報を放送する。このCM付加情報は、懸賞付きキャンペーンの内容、応募期間を含むとともに、CMの放映期間、放映開始の時期、放映終了の時期、さらにCMが放送されるチャンネルに関する情報も含んでいる。
【0123】
なお、CM付加情報の送信方法は、テレビ放送において正規の番組放送のプログラムストリームにCM付加情報のストリームを挿入した多重化ストリームを送信すればよい。また、CM付加情報の放送開始時期は、少なくともCMの最初の放送時間までであればよく、HDDレコーダ740がCMを再生開始した状態で、処理可能な状態となっていればよい。また、CM付加情報は一度だけでなく、CMの最初の再生時刻までならば、何回送信しても良い。
【0124】
一方、STB730側は、受信部731がプログラムストリームとして初めにCM付加情報を受信すると、これをメモリ手段735に一時記録する。
【0125】
次に、受信部731はCMを受信する。受信されたCMは、AV信号として、HDDレコーダ740へ出力される。
【0126】
HDDレコーダ740は、CMのAV信号をハードディスク741に記録する。
【0127】
次に、視聴者は、所望の時間にHDDレコーダ740を操作して、ハードディスク741に記録されたCMを再生する。再生されたCMのAV信号は、表示手段736に出力され、表示手段736はこれをテレビ720の表示部721へ出力する。CMは表示部721で表示される。
【0128】
通常、STB730において、チェック手段732は、プログラムストリームの情報部分を参照して、HDDレコーダ740から再生された番組のチャンネルをチェックし、再生時刻をチェックしている。このとき、チェックは、先にメモリ手段435に一時記録したCM付加情報を参照して行われ、この動作は、STB730が動作している間行われ、チェック手段732は、HDDレコーダ740の再生動作を、視聴者がテレビ720にて番組を視聴しているものと見なす。
【0129】
次にHDDレコーダ740が、CM付加情報と関連づけられているCMのプログラムストリームを再生すると、チェック手段732は、メモリ手段735内のCM付加情報を参照し、CMのチャンネルが、HDDレコーダ740から再生されているCMのチャンネルと一致し、またCM付加情報に記載されたCMの放送期間が、HDDレコーダ743がCMを再生している時刻を含んでいることを確認する。
【0130】
次に、有効期間演算手段733は、チェック手段732の確認を受けて、HDDレコーダ740が現在CMを再生している時刻(これは本発明の視聴時間の一例であって、日、時間帯であってもよい)を検出し、この時刻から応募期間を加算した、CM付加情報に記載された懸賞付きキャンペーンの応募締め切りまでの期間を有効期限として算出する。
【0131】
次に、ID算出手段734は、有効期間演算手段733から有効期限を取得すると、これに基づきIDを算出する。このIDは、テレビ720が上記の時刻にCMを表示していることを、デジタル放送局710に対して証明するためのものである。なお、ID算出手段734は、有効期限の他に、HDDレコーダ740がCMを再生開始した時刻から直接IDを算出するようにしてもよい。
【0132】
ID算出手段734は、IDを算出すると、これをメモリ手段735へ一時記憶する。
【0133】
次に、表示手段736は、メモリ手段735からCM付加情報を読み出し、これから懸賞付きキャンペーンの内容を特典情報として生成し、これと有効期間演算手段733にて算出された有効期限を画像信号として、HDDレコーダ740から再生されたCMを重ね合わせ、AV信号としてテレビ720へ出力する。
【0134】
以後の動作は、実施の形態2の番組配信システムと同様に行われる。
【0135】
実施の形態2と同様に、本実施の形態においては、視聴者は同一内容のCMを視聴するが、CMに付加された特典情報の内容は、視聴者の視聴時刻によって異なることにより、特典情報の鮮度が一定に保たれ、ひいてはCMの付加価値が一定に保たれていることになる。
【0136】
さらに、本実施の形態においては、放送されたCMを一旦HDDレコーダ740に記録しておき、それが再生された時刻を視聴時刻として、これに基づきCMの特典情報を生成するようにしたため、特典情報の鮮度を、視聴者の視聴時刻に基づいて定めることができ、CMの付加価値をより公平に保つことができる。
【0137】
なお、上記の実施の形態においては、実施の形態2をベースにデジタル放送をHDDレコーダによって一時記録するものとして説明を行ったが、HDDレコーダの代わりにVTR、光ディスク等の記録媒体を用いた他の記録再生装置を用いてもよい。また、実施の形態1をベースに、アナログ放送を一時記録するものとして実施してもよい。
【0138】
(実施の形態5)
図8は、本発明の実施の形態5における番組再生装置の構成図である。
【0139】
本実施の形態による番組再生装置は、DVD等の記録媒体において特典が付加された番組コンテンツが再生されると、これを一時記録し、再生された時点を視聴時刻とみなし、これに基づく応答が得られるようにしたものである。
【0140】
図8において、番組再生装置810は、DVD811を再生する再生部812を有する再生ブロック819、再生ブロック819から出力された番組コンテンツの内容をチェックするチェック手段813、チェック手段813のチェック結果に基づき有効期限を演算する有効期間演算手段814、有効期限に基づき所定のIDを算出するID算出手段815、再生ブロック819から出力された、番組以外の、後述するCM付加情報を一時蓄積するメモリ手段816、およびメモリ手段816から読み出した情報を、テレビ820の表示部821へスーパーインポーズ表示させるための表示手段817、およびDVD811内の番組コンテンツ提供先830と双方向通信を行うための、視聴者からの入力が受付可能な入力手段818とを備えている。
【0141】
番組コンテンツ提供先830は、DVD811に記録された番組を提供しているものであり、後述するIDを逆算処理するための逆算手段831を備えている。
【0142】
また、テレビ820は番組再生装置810から出力される番組コンテンツのAV信号を表示する手段であり、番組コンテンツを視聴可能に表示するための表示部821を備えている。
【0143】
以上のような構成を有する、本発明の実施の形態5における番組配信システムの動作について、以下に説明を行うとともに、これにより、本発明の番組配信方法の動作について説明を行う。
【0144】
はじめに、DVD811においては、プログラムストリームである番組コンテンツとして、通常のコンテンツの他に、番組コンテンツ提供先830が制作したCMが記録されているものとする。このCMは、広告主が主催する懸賞付きキャンペーンと連動したものであり、番組再生装置810の利用者は、CMの内容に記載された応募先に入力手段818を用いて電子メールにて応募を行うことにより、広告主から賞品を獲得することができるものである。ただし懸賞付きキャンペーンの情報自体はCMには含まれていない。また、CMはその有効期間の長さ、有効期間の開始時期および有効期間終了の時期は予め定められているものとする。また、本実施の形態において、懸賞付きキャンペーンの応募先は番組コンテンツ提供先830である。
【0145】
また、DVD811においては、CMの他に、CMに連動した懸賞付きキャンペーンに関するCM付加情報が記録されている。このCM付加情報は、懸賞付きキャンペーンの内容、応募期間を含むとともに、CMの有効期間の長さ、有効期間の開始時期および有効期間終了の時期に関する情報も含んでいる。
【0146】
なお、CM付加情報の再生時期は、少なくともCMの最初の再生時刻までであればよく、再生ブロック819がCMを再生開始した状態で、処理可能な状態となっていればよい。また、CM付加情報は一度だけでなく、CMの最初の再生時刻までならば、何回再生ブロックから再生されていても良い。
【0147】
一方、DVD811側は、再生ブロック819に最初にDVD811が再生可能な状態で格納されると、再生部812はCM付加情報だけを自動的に再生し、これをメモリ手段816に一時記録する。このとき、CM付加情報の再生は、DVD811が格納されることをトリガとして行ってもよいし、DVD811の番組コンテンツの再生時に行われるようにしてもよい。
【0148】
次に、再生部812はDVD811から通常の番組コンテンツを再生する。再生されたCMは、AV信号として、表示手段817に出力され、表示手段817はこれをテレビ820の表示部821へ出力する。CMは表示部821で表示される。
【0149】
チェック手段813は、再生ブロック819が番組コンテンツの再生を行う再生時間をチェックする。このとき、チェックは、先にメモリ手段816に一時記録したCM付加情報を参照して行われ、この動作は、番組再生装置810が動作している間行われ、チェック手段813は、再生ブロック819の再生動作を、視聴者がテレビ820にて番組を視聴しているものと見なす。
【0150】
次に再生ブロック819が、CM付加情報と関連づけられているCMの番組コンテンツを再生すると、チェック手段813は、メモリ手段816内のCM付加情報を参照し、CM付加情報に記載されたCMの有効期間が、再生ブロック819がCMを再生している時刻を含んでいることを確認する。
【0151】
次に、有効期間演算手段814は、チェック手段813の確認を受けて、再生ブロック819が現在CMを再生している時刻(これは本発明の視聴時間の一例であって、日、時間帯であってもよい)を検出し、この時刻から応募期間を加算した、CM付加情報に記載された懸賞付きキャンペーンの応募締め切りまでの期間を有効期限として算出する。
【0152】
次に、ID算出手段815は、有効期間演算手段814から有効期限を取得すると、これに基づきIDを算出する。このIDは、テレビ820が上記の時刻にCMを再生していることを、番組コンテンツ提供先830に対して証明するためのものである。なお、ID算出手段815は、有効期限の他に、再生ブロック819がCMを再生開始した時刻から直接IDを算出するようにしてもよい。
【0153】
ID算出手段434は、IDを算出すると、これをメモリ手段816へ一時記憶する。
【0154】
次に、表示手段817は、メモリ手段816からCM付加情報を読み出し、これから懸賞付きキャンペーンの内容を特典情報として生成し、これと有効期間演算手段814にて算出された有効期限を画像信号として、再生ブロック819から再生されたCMを重ね合わせ、AV信号としてテレビ820へ出力する。
【0155】
以後の動作は、実施の形態2の番組配信システムと同様に行われる。
【0156】
実施の形態2と同様に、本実施の形態においては、視聴者は、それぞれの有するDVD811から同一内容のCMを視聴するが、CMに付加された特典情報の内容は、DVD811の再生時刻、すなわち視聴者の視聴時刻によって異なることにより、特典情報の鮮度が一定に保たれ、ひいてはCMの付加価値が一定に保たれていることになる。なお、上記の説明においては本発明の記録媒体の一例にしてDVD811を用いたが、他の光ディスク、光磁気ディスクまたは半導体メモリ、もしくはハードディスクのような磁気記録媒体であってもよい。
【0157】
なお、上記の各実施の形態において、視聴者が応募の電子メールや郵便、応募情報を送信する先(放送局110,デジタル放送局410、710,広告主510、番組コンテンツ提供先830)は逆算手段112,512等を必ず有しているものとして説明を行ったが、応募先または送信は必ずしも逆算手段を備えている必要はなく、応募先または送信先が一端視聴者からの応募の電子メールや郵便、応募情報を集計した後、逆算手段を有する第3者の機関に転送して、IDの照合を行ってもらうようにしてもよい。すなわち、逆算手段は別構成としておいてもよい。
【0158】
また、システム全体から逆算手段を省略して、IDの照合を省略した番組配信方法として実現してもよい。
【0159】
また、表示手段135,436,736は、IDの表示を省略して、有効期限と特典に関する情報だけを表示するようにしてもよし、さらに特典に関する情報だけを表示するようにしてもよい。
【0160】
なお、上記の説明において、特典情報処理装置130、STB430、730は本発明の第1装置の一例であり、放送局110、デジタル放送局410、710は本発明の第2装置の一例である。さらにCMは本発明の、特典を付与する特定の番組の一例であり、CM付加情報および特典情報は、本発明の特典に関する情報の一例であり、CM付加情報は、特典を付与する特定の番組が行われるチャンネルおよび時間の情報の一例であり、有効期間演算手段が処理する現在CMを受信している時刻は、本発明の視聴時間の一例である。
【0161】
ただし、本発明の構成は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の第2装置は、放送局110と特典情報処理装置130との両方にまたがって実現しても良い。すなわち、放送局110が、本発明の第2装置の一部を兼ねて、チェック手段、有効期間演算手段、ID算出手段を備え、特典情報処理装置130は本発明の第2装置の表示手段だけを有する構成として実現しても良い。
【0162】
また、本発明の第2装置は、特典を付与する特定の番組を受信できる装置に組み込んで動作するようにしてもよい。そのような装置の例としては、テレビ、インターネットに接続可能なパソコン、携帯情報端末等が用いられる。
【0163】
また、本発明の特典を付与する特定の番組は、CMに限らず、映画やドラマといった番組であってもよい。また、特典情報は映像信号に限らず、音声情報や文字情報として表示されるようにしてもよい。
【0164】
また、特典は、懸賞に限定されるものではなく、商品、プレゼント、サービス、キャッシュバック、有価ポイントの贈与などであってもよい。
【0165】
また、本発明の視聴時間は、時刻に限らず、単数または複数の日や特定の範囲の時間帯、一週間といった時間単位であってもよい。
【0166】
また、本発明は、上述した本発明の番組配信システム、第2装置および番組再生装置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回路、部等)の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
【0167】
また、本発明は、上述した本発明の番組配信システム、第2装置および番組再生装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記機能を実行する媒体である。
【0168】
なお本発明の一部の手段(又は、装置、素子、回路、部等)とは、それらの複数の手段又はステップの内の、幾つかの手段を意味し、あるいは、一つの手段の内の、一部の機能を意味するものである。
【0169】
また、本発明の一部の装置(又は、素子、回路、部等)とは、それらの複数の装置の内の、幾つかの装置を意味し、あるいは、一つの装置の内の、一部の手段(又は、素子、回路、部等)を意味し、あるいは、一つの手段の内の、一部の機能を意味するものである。
【0170】
また、本発明のプログラムを記録した、コンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれる。
【0171】
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
【0172】
また、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
【0173】
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
【0174】
記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、光ファイバやインターネット等の伝送機構、光・電波・音波等が含まれる。
【0175】
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
【0176】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、視聴時間が異なる同一の番組を視聴する個々の視聴者に対して、番組の付加価値を公平に保つことが可能な番組配信システム等が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における番組配信システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1における番組配信システムの効果を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態1における番組配信システムの他の構成例を示す図である
【図4】本発明の実施の形態2における番組配信システムの構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3における番組配信システムの構成を示す図である。
【図6】従来の技術におけるCMの宣伝効果を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態4における番組配信システムの構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態5における番組再生装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
100 番組配信システム
110 放送局
111 放送手段
112 逆算
120 テレビ
121 受信部
122 表示部
130 特典情報処理手段
131 チェック手段
132 有効期間演算手段
133 ID算出手段
134 メモリ手段
135 表示手段

Claims (32)

  1. 特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置と、
    前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記メモリ手段に記憶された前記付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック手段と、前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記メモリ手段に記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを有する第2装置とを備えた番組配信システム。
  2. 前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記受信時間または前記有効期限が逆算して得られるものである請求項1に記載の番組配信システム。
  3. 特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置と、
    前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録手段と、前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック手段と、前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを有する第2装置とを備えた番組配信システム。
  4. 前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである請求項に記載の番組配信システム。
  5. 前記付加情報は、さらに前記特定の番組放送されるチャンネルおよび時間帯を含み、
    前記記録手段は、さらに前記特定の番組を受信したチャンネルおよび時間帯を記録し、
    前記チェック手段は、再生した前記チャンネルおよび時間帯が、前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の前記チャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックする請求項に記載の番組配信システム。
  6. 特典を付与する特定の番組ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報が記録された記録媒体を再生する再生手段と
    前記再生手段が前記特定の番組を再生した再生時間と前記応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、
    前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを備えた番組再生装置。
  7. 前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである請求項に記載の番組再生装置。
  8. 前記表示手段は、前記IDも表示させることができる請求項に記載の番組再生装置。
  9. 第2装置が受信する、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を備えた第1装置であって、
    前記第2装置は、前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記メモリ手段に記憶された前記付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック手段と、前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを有する、第1装置。
  10. 前記第2装置から前記IDを受けて、前記受信時間または前記有効期限逆算する逆算手段を備えた請求項に記載の第1装置。
  11. 第2装置が受信する、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を備えた第1装置であって、
    前記第2装置は、前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録手段と、前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック手段と、前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを有する、第1装置。
  12. 前記第2装置から前記IDを受けて、前記再生時間または前記有効期限を逆算する逆算手段を備えた請求項11に記載の第1装置。
  13. 前記付加情報放送は、前記特定の番組の最初の放送日時までに行われる請求項9または11に記載の第1装置。
  14. 前記記録媒体に記録された付加情報には、前記特定の番組が再生されるべき期間が含まれ、
    前記有効期間演算手段は、再生手段が前記特定の番組を再生した時間が前記特定の番組が再生されるべき期間に含まれていると判断した場合に、前記有効期限を演算する請求項に記載の番組再生装置。
  15. 特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置から放送される、前記特定の番組ならびに前記付加情報を受信する第2装置であって、
    前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、
    前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記メモリ手段に記憶された前記付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック手段と、
    前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記メモリ手段に記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、
    前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、
    少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを備えた第2装置。
  16. 前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記受信時間または前記有効期限が逆算して得られるものである請求項15に記載の第2装置。
  17. 特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置から放送される、前記特定の番組ならびに前記付加情報を受信する第2装置であって、
    前記放送を受信して、前記付加情報を記憶するメモリ手段と、
    前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録手段と、
    前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック手段と、
    前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算手段と、
    前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出手段と、
    少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示手段とを備えた第2装置。
  18. 前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである請求項17に記載の第2装置。
  19. 前記付加情報は、さらに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯を含み、
    前記記録手段は、さらに前記特定の番組を受信したチャンネルおよび時間帯を記録し、
    前記チェック手段は、再生した前記チャンネルおよび時間帯が、前記メモリ手段に記憶された前記付加情報の前記チャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックする請求項17に記載の第2装置。
  20. 前記表示手段は、前記IDも表示させることができる請求項15または17に記載の第2装置。
  21. 特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送工程と、
    前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する記憶工程と、
    前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記記憶された付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック工程と、
    前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
    前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
    少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組配信方法。
  22. 前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記受信時間または前記有効期限が逆算して得られるものである請求項21に記載の番組配信方法。
  23. 特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送工程と、
    前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する記憶工程と、
    前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録工程と、
    前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック工程と、
    前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
    前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
    少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組配信方法。
  24. 前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである請求項23に記載の番組配信方法。
  25. 特典を付与する特定の番組ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報が記録された記録媒体を再生する再生工程と
    前記特定の番組を再生した再生時間と前記応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
    前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
    少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組再生方法。
  26. 前記IDは、それに対して所定の演算を施すことにより前記再生時間または前記有効期限が逆算して得られるものである請求項25に記載の番組再生方法。
  27. 典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置からの前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する記憶工程と、
    前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記記憶された付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックするチェック工程と、
    前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
    前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
    少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組受信方法。
  28. 典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置からの前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する記憶工程と、
    前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する記録工程と、
    前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックするチェック工程と、
    前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する有効期間演算工程と、
    前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出するID算出工程と、
    少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる表示工程とを備えた番組再生方法。
  29. 請求項25に記載の番組再生方法の、特典を付与する特定の番組ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報が記録された記録媒体を再生する前記再生工程と、前記特定の番組を再生した再生時間と前記応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する前記有効期間演算工程と、前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出する前記ID算出工程と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる前記表示工程とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  30. 請求項27に記載の番組受信方法の、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特定の番組が放送されるチャンネルおよび時間帯と前記特典の応募期間とを含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置からの前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する前記記憶工程と、前記特定の番組が受信されているかどうかを、現在受信している番組のチャンネルと時間帯とが前記記憶された付加情報のチャンネルおよび時間帯と一致するかどうかでチェックする前記チェック工程と、前記チェックの結果、前記特定の番組を受信していると判断した場合は、その受信時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する前記有効期間演算工程と、前記受信時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出する前記ID算出工程と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる前記表示工程とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  31. 請求項28に記載の番組再生方法の、特典を付与する特定の番組の放送ならびに前記特典の応募期間を含む付加情報の放送を行う放送手段を有する第1装置からの前記放送を受信して、前記付加情報を記憶する前記記憶工程と、前記放送を受信して、前記特定の番組を記録する前記記録工程と、前記記録された特定の番組が再生されているかどうかをチェックする前記チェック工程と、前記チェックの結果、前記特定の番組を再生していると判断した場合は、その再生時間と前記記憶された付加情報の応募期間とから、前記特典の有効期限を演算する前記有効期間演算工程と、前記再生時間または前記有効期限に基づき前記特典を得るためのIDを算出する前記ID算出工程と、少なくとも前記有効期限を含む前記特典に関する情報を表示させる前記表示工程とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  32. 請求項29から31のいずれかに記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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