JPH07245594A - 双方向放送番組に対する応答方法、応答操作用リモコン送信機、応答情報の送信装置、双方向放送の受信装置及び応答情報の受信装置 - Google Patents
双方向放送番組に対する応答方法、応答操作用リモコン送信機、応答情報の送信装置、双方向放送の受信装置及び応答情報の受信装置Info
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Abstract
答を所定の返信先に送信する場合に、応答操作時点を返
信先で公正に、かつ、正しく認識できるようにする。 【構成】 受信者の応答操作に応じた応答情報を、応答
操作をした時点とは異なる後の時点において送信する。
応答情報に、応答操作をした時点と、応答情報の送信時
点との差の時間の情報を付加して送信する。応答情報の
受信装置では、受信した応答情報に付加されている前記
差の時間情報を抽出し、応答情報を受信した時刻から抽
出した差の時間情報を減算して応答操作時点を検知す
る。
Description
放送による双方向放送番組に対する応答方法、応答操作
用リモコン送信機、応答情報の送信装置、双方向放送の
受信装置及び応答情報の受信装置に関する。
の双方向放送番組が、テレビジョン放送やラジオ放送に
おいて行われている。これは、例えば通信販売案内(い
わゆるテレビショッピング)、アンケート調査や、視聴
者参加型のクイズ番組などとして放送されており、放送
側で、応答のための受付電話番号をアナウンスしたり、
適宜の時間だけ、スーパーインポーズで画面に表示する
ことにより、視聴者に応答の宛先を知らせるようにし、
視聴者は、応答を電話やファクシミリによって行なうも
のである。
ショッピングやクイズ番組への視聴者の応答の順序は、
電話の着信順序で決められている。すなわち、電話着信
の返信先への、いわゆる早いもの勝ちで決められる。特
に、早押しクイズにいたっては、コンマ何秒で勝ち負け
が決まってしまうが、上述の従来の電話回線による応答
の方法では、通話及び通話要求が特定の電話回線に集中
して、その回線の処理能力を超えてしまい、電話がなか
なかつながらず、応答タイミングによっては後から電話
アクセスした方が先につながる状態が起こってしまう。
回線接続に時間がかかる地域や、市街局番が必要/不必
要など、地域的に条件が異なっていたり、応答の際に電
話がかかってくる場合もあるため、上記のような応答の
返信先への電話着信順序を、応答順序の基準にする従来
の方法は、公正な基準とはいえない。そのため、視聴者
参加型クイズ番組も、早押しクイズのように、厳密に応
答の順番が優劣を決するような形態の双方向放送番組は
提供できないというのが、従来の双方向放送番組の状況
である。
受像機のような応答側の装置に時計回路を内蔵させ、視
聴者が応答操作を行なった時刻を応答側で調べ、その時
刻情報を応答と一緒に送信するという方法が考えられ
る。この方法によれば、応答情報の受信側、つまり返信
先で、確実に視聴者の応答操作時点を把握することがで
きるので、応答順序の公正な処理を行うことが可能にな
ると考えられる。
れている時計回路に正確な時間が設定されていることが
前提となるが、視聴者全てに厳密な時間設定を強制する
ことは困難であり、正確な設定が行なわれるという保証
もない。
情報を放送側から設定する方法や、時間情報自体を主放
送信号に多重して放送するなどの方法が考えられる。つ
まり、前者の方法は、放送側から応答側の時計回路の時
刻設定をコントロールする信号を主放送信号に多重して
放送し、受信側では、この時刻設定のコントロール信号
により時計回路の時刻を、すべての受信装置で厳密に一
致した時刻に設定する方法である。また、後者の方法
は、現在時刻を示すデータを主放送信号に多重して放送
し、応答側では、応答操作をしたときの時刻データとし
て、そのときに主放送信号に多重されている時刻データ
を抽出して得、これを応答情報に付加して返信先に送信
する方法である。
答側の受信装置には、主放送信号に多重されたデータを
抽出してデコードする手段が必要になり、高価格にな
る。また、この応答側の処理をテレビジョン受像機など
の受信装置内蔵型ではなく、アダプタータイプで実現す
るには、受信装置と、このアダプターとの間を、ケーブ
ルを介して接続して、前述のコントロールする信号や時
間情報をテレビジョン受像機からアダプターに送信する
必要がある。
ーナと前述のコントロール信号や時間情報のデコード手
段を内蔵し、双方向放送の場合は、アダプターのチュー
ナを使って視聴するようにする方法であれば、テレビジ
ョン受信機とアダプター間をケーブルで接続する必要は
ない。しかし、この場合には、アダプターは、非常に高
価なものとなってしまうことは否めない。
テレビ)放送の場合において、ケーブルを介して受信者
の応答を受けるようにする場合にも、応答アクセスが混
雑している状況のときに同様に生じる。
答のための端末の問題や、応答者からの応答情報の伝送
路の混雑状態に関係なく、応答者の応答アクセスの実際
のタイミングを、応答の返信先において検知することが
できるようにすることを目的とする。
め、この発明による双方向番組に対する応答方法は、双
方向放送番組の受信者からの応答を所定の返信先に送信
する双方向放送番組に対する応答方法であって、前記受
信者の応答操作に応じた応答情報を、前記応答操作をし
た時点とは異なる後の時点において送信するようにする
と共に、前記応答情報に、前記応答操作をした時点と、
前記応答情報の送信時点との差の時間の情報を付加して
送信するようにしたことを特徴とする。
によるリモコン送信機は、時計回路と、前記応答操作用
の操作部と、リモコン信号の送信部と、前記操作部での
応答操作に応じた情報を生成する送信情報生成部と、前
記操作部で応答操作がなされた時刻と、前記応答操作に
応じた情報を前記送信部からリモコン信号受信装置に対
して送信する時刻との差の時間を前記時計回路からの情
報から算出し、この差の時間の情報を前記応答操作に応
じた情報に付加して前記送信部より送信するようにする
制御手段とを備えることを特徴とする。
受信して応答情報を返信先に送信するこの発明による応
答情報の送信装置は、前記リモコン信号の受信部と、前
記受信部で受信した前記応答操作に応じた情報から、前
記返信先に送信する応答情報を生成する応答情報生成部
と、前記応答情報を、前記返信先に送信する送信部と、
時計回路と、前記受信部で応答操作に応じた情報を受信
した時刻と、前記応答情報を前記送信部から送信する時
刻との差を算出し、この差の時間の情報を前記応答情報
に付加して前記送信部より送信するようにする制御手段
とを備えることを特徴とする。
送信装置の場合には、時計回路と、前記応答操作用の操
作部と、前記操作部での応答操作に応じて応答情報を生
成する応答情報生成部と、前記受信部で受信した前記応
答情報を、前記返信先に送信する送信部と、前記操作部
で応答操作がなされた時刻と、前記応答情報を前記送信
部から送信する時刻との差を算出し、この差の時間の情
報を前記応答情報に付加して前記送信部より送信するよ
うにする制御手段とを備えることを特徴とする。
機と組み合わせる場合を含む)を内蔵した双方向放送の
受信装置の構成とすることもできる。
置(返信先の受信装置)は、時計回路と、前記応答情報
に付加されている、受信者により応答操作がなされた時
刻と前記応答情報が送信された時刻との差の時間情報を
抽出する手段と、前記応答情報を受信した時刻を上記時
計回路からの時刻情報から検知する手段と、前記応答情
報を受信した時刻と、前記抽出された差の時間の情報と
から前記応答操作がなされた時刻を算出する手段とを備
えることを特徴とする。
対する応答方法においては、双方向放送番組のユーザー
(視聴者)が応答操作をすると、即座にその応答操作に
応じた応答情報を返信先に送信するのではなく、その後
の時点において、応答情報の送信を行う。そして、送信
する応答情報に応答操作が行われた時点に関する情報と
して、応答操作が行われた時点と、応答情報の送信が行
われる時点との差の時間を付加する。
る場合には、リモコン送信機からの応答操作に応じた情
報には、応答操作時点と、リモコン信号をリモコン受信
機に向けて送信する時点との差の時間を付加する。リモ
コン送信機からの情報を受けて、返信先に送信する応答
情報の送信装置において、リモコン送信機からの情報を
受信した時点と、実際に返信先に応答情報を送信する時
点との差の時間を、応答情報に、さらに加算する。つま
り、返信先に送信される応答情報に付加される差の時間
情報は、リモコン送信機でユーザーが応答操作をしてか
ら、応答情報の送信装置で、返信先に応答情報を実際に
送信するまでの時間となる。
計回路からの時刻情報により、応答情報の受信時刻を検
知する。そして、応答情報に付加された差の時間を、応
答情報の受信時刻から減算して、実際のユーザーの応答
操作時点を認識する。こうして、返信先では、ユーザー
の応答操作時点の絶対時刻を認識できる。
しながら説明する。この発明が適用可能な放送形態とし
ては、地上波によるテレビジョン放送、FM、AMラジ
オ放送のほか、衛星放送、さらには、CATV放送が可
能であるが、以下に示す実施例は、テレビジョン放送に
適用した場合の例である。この例では、ユーザー(視聴
者)の応答は、電話回線を介して送られる。
対する応答方法を実施する受信側のシステムの一例の構
成の概要を示すものである。
機で、その画面及びスピーカにより、ユーザーUSに対
して双方向放送番組を提供する。300は応答操作用の
リモコン送信機である。テレビジョン受像機100で提
供された双方向放送番組を視聴するユーザーは、このリ
モコン送信機300で、当該番組に関する識別情報など
を入力したり、当該番組により応答要求があったとき、
必要に応じて応答操作の入力を行う。リモコン送信機3
00からのリモコン信号は、応答情報の送信装置400
に送信される。
ン送信機300からユーザーUSの操作に応じた情報を
受信する。この例の場合、リモコン信号としては、例え
ば赤外線が利用されており、このため、リモコン送信機
300には、赤外線送信機301が設けられると共に、
応答情報の送信装置400には、赤外線を受光するリモ
コン受光部401が設けられている。
00は、テレビジョン受像機100とはまったく別体の
アダプタ形式とされており、テレビジョン受像機100
と送信装置400とは、ケーブルによっても接続されて
いない。
は、リモコン送信機300からの番組に関する識別情報
を受信してバッファメモリに登録して、応答情報の送信
の際に使用する。そして、送信装置400は、リモコン
送信機300からの情報を受信すると共に、その送信の
指令信号を受信したとき、これに対応して当該応答情報
を、電話回線を介して予め定められている返信先に送信
する。
後述するように電話回線Lを接続するための端子LINEを
備えると共に、データ通信用のモデムを内蔵している。
また、この送信装置400には、電話端末の接続端子TE
L が設けられており、この端子TEL に電話機500が接
続され、1本の電話回線Lがデータ通信用と、電話機5
00での通話用とで兼用できるようにされている。送信
装置400には、そのための回線切り換え用のNCU
(ネットワークコントロールユニット)が内蔵されてい
る。
送信するときに、この応答情報に、ユーザーが応答操作
をした時点に関連する情報として、ユーザーの応答操作
時点と、実際の応答情報の送信時点との差の時間情報が
付加される。
点t1において、ユーザーがリモコン送信機300で応
答操作をし、次いで、時点t2でリモコン送信ボタンを
操作して、応答情報を送信装置400に送信したとす
る。すると、後述するように、リモコン送信機300か
ら送信装置400に送信する情報には、時点t1から時
点t2までの経過時間Δtaが付加される。
おいて、リモコン送信機300からのリモコン信号を受
信する。そして、この送信装置400において、後述の
ようにして設定した送信時刻t3において、応答情報を
電話回線Lを介して送信する。このとき、送信装置40
0では、リモコン信号受信時点t2から送信時点t3ま
での経過時間Δtbが算出される。そして、リモコン送
信機300から受信した前記時間Δtaと、この時間Δ
tbとの和の時間Δtが算出され、この時間Δtが、図
1Bに示すように、電話回線Lを介して送信する応答情
報に付加される。
t1と、電話回線を介して返信先に応答情報を送信する
時点t3との差の時間である。したがって、返信先で、
送信時点t3において、この情報を受信するとすれば、
時点t3よりも時間Δtだけ前の時点t1として、応答
操作時点を返信先において認識できる。
合、応答情報には、応答コマンドであることを示すヘッ
ダ情報と、後述する番組ID情報や視聴者の識別のため
の装置ID(送信装置400の識別番号であって、製造
時に付与された製造番号でよい)などの識別情報と、例
えば選択された応答番号などの情報と、前記付加された
時間Δtが含まれる。
び応答情報の送信装置400の、より詳細な構成例につ
いて説明する。
の例の応答操作用リモコン送信機の外観を示すものであ
り、また、図4は、その電気的構成の概略ブロック図で
ある。
示すように、いわゆるワンチップマイコン310によ
り、すべての動作が制御されるように構成されている。
ワンチップマイコン310は、周知のように、各部を制
御するCPU311と、プログラムやLCDの表示用デ
ータなどの固定データを格納するROM312と、作業
用RAM313などを内蔵している。314はシステム
バスである。なお、図示しなかったが、ワンチップマイ
コン310には、必要に応じて不揮発性メモリが搭載さ
れている。
コン送信機300は、赤外線送信機301と、LCD
(液晶ディスプレイ)302を備えると共に、操作ボタ
ン群320を備える。
「0」〜「9」までの数字と「#」、「*」の記号とか
らなる応答選択ボタン321と、4つの機能ボタン、す
なわち、応答ボタン322、送信ボタン323、送信取
消ボタン324、ID登録ボタン325とを備える。ワ
ンチップマイコン310による一定周期の走査によっ
て、ボタン群320のいずれのボタンが押下されたかが
検知される。
3を介してワンチップマイコン310に接続される。そ
して、ボタン群320でのボタン操作に応じて、ワンチ
ップマイコン310より、ドライブ回路303を介して
リモコン信号が赤外線送信機301に供給される。
4を介してワンチップマイコン310に接続される。L
CDコントローラ304は、ワンチップマイコン310
に制御され、LCD302に、指定されたイメージ(文
字/数字/アイコンなど)を表示する。
計回路305を備える。時計回路305は、現在時刻を
ワンチップマイコン310に対して通知する。なお、こ
のリモコン送信機300は、バッテリー駆動の電源回路
306となっている。そして、ボタン操作が一定時間以
上ない場合には、LCD表示などの必要な部分にのみ電
源電圧を供給するいわゆるスリープモードになるように
構成されて、省電力化が図られている。
応答情報の送信装置400の概略ブロック図の例であ
る。この送信装置400も、この例では、ワンチップマ
イコン410により、すべての動作が制御されるように
構成されている。ワンチップマイコン410は、各部を
制御するCPU411と、プログラムや固定データを格
納するROM412と、作業用RAM413などを内蔵
している。414はシステムバスである。この場合も、
図示しなかったが、ワンチップマイコン410には、必
要に応じて不揮発性メモリが搭載される。
データとしては、この送信装置の識別番号(製造番号な
どである装置ID)や、双方向放送番組ごとに予め設定
されている返信先の電話番号が含まれている。この返信
先の電話番号は、双方向放送番組との対応テーブルとし
て格納されている。双方向放送番組に対しては、それぞ
れ番組識別番号(以下、識別番号あるいは識別情報をI
Dと称する)が設定されており、この番組IDがテレビ
ジョン受像機にスーパーインポーズで表示されたり、番
組の司会者のアナウンスとして、ユーザーに放送側から
与えられる。
番組IDをリモコン送信機300から送ると、送信装置
400は、その番組IDで示される双方向放送番組の返
信先の電話番号をROM412から得て、送信の際に自
動ダイヤル情報として使用するものである。
赤外線コマンドは、リモコン受光部401で受信され、
リモコンデコード回路402でデコードされ、ワンチッ
プマイコン410へ通知される。
タン群403を備える。前述と同様にして、ワンチップ
マイコン410は、ボタン群403を一定周期で走査
し、どのボタンが押下されたかを検知する。このボタン
群43を用いて応答操作を視聴者が行うこともできる。
る。このLED404は、送信装置400の状態、例え
ば電源オン/オフ、送信情報あり/なし、通信エラー等
を表すためにワンチップマイコン410からLEDドラ
イブ回路405を介してコントロールされ、点灯、消
灯、点滅される。
は、ワンチップマイコン410からブザードライブ回路
407を介して制御され、その制御に応じた音の高低や
リズムでブザー音を発信する。例えば、後述するよう
に、送信が正常終了の通知なら[ピッ]、異常操作に対
する警告音ならば[ピッピッピッピ]などのようにす
る。あるいは、メロディーの違いなどによって、これら
の状態を通知することもできる。
も時計回路406を備えている。この時計回路406
は、時刻情報を計算し、ワンチップマイコン410に通
知する。また、特定時間後にCPU411へ割り込みを
発生させるためのトリガーとしても働く。
信するため、送信装置400は、NCU(ネットワーク
コントロールユニット)部421と、モデム部422と
を備える。モデム部422は、通信時に、NCU部42
1の制御と送信データの変調、受信データの復調とを行
なう。
持った部分で送信時のオンフック、ダイヤル(DTMF
によるプッシュボタントーンやダイヤルパルスの発
信)、オフフックなどや、端子TEL (モジュラージャッ
ク)を介して接続された、電話機500とのループ保持
などを行なう。
の電話回線種(プッシュホン回線/ダイヤル回線10p
ps/ダイヤル回線20pps、外線/アナログ内線)
にあわせて、アダプターとしての応答情報の送信装置4
00を動作させるために、利用者に設定させるための外
部スイッチであり、ワンチップマイコン410によって
設定が検知される。
商用交流電源により駆動され、電源回路423は、AC
コンセントに接続されるものである。
この例の応答情報の送信動作及び返信先での受信動作
を、視聴者(ユーザー)が早押しクイズの双方向放送番
組に対して早押しの応答を送信する場合を例に取って、
以下の6つの動作及び処理に分けて説明する。 (1)視聴者のリモコン操作 (2)リモコン送信機300の内部処理 (3)応答情報の送信装置400のリモコン信号受信処
理 (4)応答情報の送信装置400の送信時刻算出処理 (5)応答情報の送信装置400の応答情報送信処理 (6)返信先での応答情報の受信処理。
ID、問題番号ID、もしくは、チャンネルのIDを司
会者等がアナウンスしたり、スーパーインポーズなど
で、そのIDを視聴者に知らせる。以下、説明の便宜
上、これらのIDを番組IDと記すことにする。
場合には、まず、放送された番組ID(ID番号)を、
リモコン送信機300の応答選択ボタン321で入力す
る。入力された番組IDは、リモコン送信機300のL
CD302に表示される。
押す。すると、一度、LCD302の表示が消え、すぐ
に、LCD302の状態表示部分(LCD302の表示
画面の上部または下部、図3では上部)の番組ID表示
が、入力された番号に書き変わり、表示されるようにな
る。子のとき、入力された番組IDは、RAM313に
格納される。以上で、番組へ参加するための準備が完了
したことになる。
出題されたら、視聴者は、その答えがわかった段階で、
答えの番号を応答選択ボタン321により入力する。こ
の時点が応答操作時点となる。応答選択ボタン321に
より選択入力された番号は、LCD302に表示され
る。この番号を確認した後、視聴者は、リモコン送信機
300を送信装置400側に向け、送信ボタン323を
押し、リモコン送信を行う。
すると、[ピピ!]などのブザー音が発信され、応答情
報の存在を示すためにLED404が点灯する。リモコ
ン信号が、うまく送られて来なかった場合には、送信装
置400では、ブザー音が発信されなかったり、[ピッ
ピッピッピ!]などのブザー音が発信される。この場合
は、視聴者は、再度、リモコン送信機300の送信ボタ
ン323を押す必要がある。
する応答情報が保存されている間は、応答情報の存在を
示すLED404を点灯するように制御する。放送側の
返信先への応答情報の送信が終わると、LED404
は、点滅などの後、消灯するように制御される。このL
ED404が点灯している間は、応答情報の送信の取り
消しが可能である。
信ボタン323を押した後に、応答情報の送信を取り消
したい場合は、リモコン送信機300を、応答情報の送
信装置400へ向けて、送信取消ボタン324を押す。
このときも、送信装置400では、ブザー音で取り消し
の成功/失敗を視聴者に知らせる。応答情報の送信取り
消しが行なわれると、LED404は、点滅などの後、
消灯する。
タンを押す。すると、LCD302の、前回の応答選択
ボタンによる番号の表示がクリアされ、新たな番号の入
力が行なえるようになる。つまり、応答ボタンは、この
場合には、クリアボタンの働きをしている。
ることはできず、新規に登録することによって書き換え
が行なわれるだけである。このため、IDが問題番号を
示すIDの場合は、問題の単位でIDが放送側から案内
されるので、その度に、視聴者はID登録をする必要が
ある。
電力のためにボタン操作が一定時間以上ない場合、スリ
ープモードに入る。この間、LCD表示は消えない。そ
して、何等かのボタン操作によってウェイクアップ(動
作復帰)し、そのボタンに対応した処理を行なう。
クアップからスリープモード以降までの処理を、図6及
びその続きである図7のフローチャートを参照しながら
説明する。
かも、一定時間以上ボタン押下がなければ、スリープモ
ードへ入る(ステップS1、S2)。
た場合は、送信取り消しコマンドを赤外線送信機301
から発信する(ステップS3、S4)。
合は、前回、応答選択ボタン321により選択されて、
バッファ(例えばRAM313のバッファエリア、以下
同じ)に格納されている番号情報をクリアし(ステップ
S5、S6)、また、番組ID表示を除くLCD302
の表示をクリアする(ステップS7)。
があった場合は(ステップS8、S9)、そのときに時
計回路305の示す時刻を調べ、以前に応答選択ボタン
(数字ボタン)321で押下のあった時刻と、この送信
ボタン押下の時刻との差分Δta(図1A参照)とし
て、その間の経過時間(相対時間)を算出する(ステッ
プS10)。そして、図1Bに示したように、送信コマ
ンドであることを示すヘッダー情報と、前述したID登
録の操作によってRAM312に登録されている番組I
D情報と、選択された応答番号と、ステップS10で抽
出した経過時間情報Δtaを赤外線送信機301から発
信する(ステップS11)。
た場合、そのときに、バッファに存在する入力された数
字、もしくは数字列を番組IDとしてRAM313へ登
録する(ステップS12、S13)。
14)、また、LCD302の表示をクリア(ステップ
S15)した後、登録された番組IDをLCD302の
状態表示部へ表示する(ステップS16)。
れたボタンは応答選択ボタン321のどれかである。こ
の場合は、時計回路305の、現時点の時刻(例えば図
1Aの時点t1の時刻)をRAM313に保存し、押下
された数値と一緒に、この現時点の時刻をバッファへ設
定するとともに、LCD302へ表示する(ステップS
17、S18)。
概要である。この場合、リモコン送信機300の仕様と
しては、応答選択ボタン321は、後で押されたほうが
常に有効であり、当該後で押された時間が押下(応答)
の時間となる。また、送信ボタン323の押下は複数回
行なっても、その都度、応答選択ボタン321の押下の
時間からの経過時間が計算される。したがって、押下時
間の特定に支障はきたさない。
刻が設定されている必要はない。なぜなら、あくまで応
答操作と送信操作の間の経過時間である相対時間を計算
するために使用されるものであるからである。そのた
め、年、月、日、曜日などの単位までの計算は不要であ
り、時計回路305としては、電池交換時にリセットさ
れる単位までの時刻通知機能がある安価なものを使用す
ることができる。
ン信号受信処理 応答情報の送信装置400は、リモコン送信機300か
ら送信されてくる赤外線コマンドをリモコン受光部40
1によって受信する。送信装置400のワンチップマイ
コン410は、受信された赤外線コマンドを監視し、こ
の受信コマンドに対応した処理を行なう。
マンドの受信後、すぐに行なわれるものと、すぐに行な
わないものがある。例えば、応答情報の送信などのよう
に電話回線を使ってアクセスするものは、アクセスが短
時間に集中して回線(電話局)処理に負荷をかけないた
めに、送信装置400毎にランダムに遅れてアクセス行
なわせるような制御を行なう。そのため、この例の場
合、送信装置400は、リモコン送信機300からの送
信コマンドを受け付けると、応答情報の存在を示すLE
D404を点灯させ、実際に応答情報を送信するまでの
間は、取り消しを可能としている。
ランダムに送らせる方法としては、後述するように、送
信装置400がROM412の固定データとして有する
固有の装置ID(生産時に付けられるID番号)と、時
計回路406の示す現在時刻と、送信コマンドの受信時
刻によって、実際の送信時刻を設定し、送信アクセスを
分散させる。この処理については後述する。
信号受信処理について、図8及びその続きである図9の
フローチャートを参照しながら説明する。
判別し(ステップS21)、赤外線コマンドの受信があ
る場合には、ステップS22に進んで、送信コマンドで
あるか否か判別し、送信コマンドでなければステップS
30に進んで、送信取消コマンドであるか否か判別し、
送信取消コマンドでもなければ、この受信ルーチンを終
了する。
あると判別された場合は、前回の送信処理が完了してい
るかどうかをチェックし(ステップS23)、完了して
いなければ、正常に送信コマンドが受け付けられなかっ
たことを示すため、ブザー408によりエラーのブザー
音、例えば[ピッピッピッピ]等を発信する(ステップ
S29)。
信処理が残っていなければ、まず、時計回路406の示
す現在時刻を調べ、この時刻を送信コマンドの受信時間
としてRAM413に記憶しておく(ステップS2
4)。そして、装置IDと、ステップS24で得た現在
時刻とから、実際に応答情報を送信する時刻を計算する
(ステップS25)。この送信時刻の計算処理について
は、後述する。
ように、送信処理タスクを登録する(ステップS2
6)。ちなみに、送信処理タスクは、時計回路406か
ら提供される時刻情報を参照して、前記計算された送信
時刻に割り込みがかかるなどの方法で起動されるプログ
ラムであり、送信処理タスク動作中も時分割処理によ
り、受信処理に影響を与えることはないようにしてい
る。送信処理タスクのルーチンは後述する。
と、処理が正常に行なわれたことを示すために、正常終
了を示すブザー音、例えば[ピピ]等を発信する(ステ
ップS27)。そして、次に、送信処理タスクが登録さ
れていることを示すため、LED404を点滅の後、点
灯する(ステップS28)。
信取消コマンドであると判別されたときには、登録され
た送信処理タスクが存在するか否か判別する(ステップ
S31)。そして、登録された送信処理タスクが存在し
ない場合、登録済みの送信処理タスクが存在しないこと
を示すため、エラーのブザー音、例えば[ピッピッピ]
等をブザー408により発信する(ステップS35)。
理があると判別された場合は、登録された送信処理タス
クを削除する(ステップS32)。なお、図示しなかっ
たが、このときすでに通信中の場合は、受信側に負荷を
かけないために、送信処理タスクが存在しないものとし
て、ステップS35の処理を行ない、送信処理タスクが
処理を終了し、自分で消去するのを待つ。
すために、正常終了を示すブザー音例えば[ピピ]等
を、ブザー408により発信する(ステップS33)。
さらに、送信処理タスクが登録されていることを示して
いたLED404を点滅の後、消灯する(ステップS3
4)。以上が、応答情報の送信装置400のリモコン信
号受信処理の流れである。
中すると、いわゆる電話回線がいわゆるパンク状態とな
り、電話が掛からなかったり、または掛かりにくくなっ
たりする。この電話回線のパンク状態は、通話及び通話
要求が特定の電話回線に集中して、その電話回線の処理
能力を超えたときに発生する。
ク状態を引き起こすので、この例では、応答操作がほぼ
同一時間に集中しても、その応答情報の送信を分散させ
ることにより、送信要求が一時的に集中しないようにす
る。
と、例えばテレビショッピングなどの場合には、図10
に示すように、視聴者からの応答は、応答の受け付けを
開始した直後と、応答の受け付けを終了する直前に集中
し、この集中部分で回線が混雑あるいはパンク状態にな
る傾向がある。これは、いち早く購入希望を受け付けて
もらおうとする視聴者が、応答の受け付けを開始した直
後に集中し、また、購入はしたいのだが、購入を迷って
いた視聴者が、応答の受け付けが終了する直前に集中す
るためである。
早く回答を送信しようとするため、視聴者からの応答
は、図11に示すように応答許可開始時刻直後に集中す
る。これに対して、熟考型のクイズ番組の場合には、よ
り正確な回答を送信しようとするため、図12に示すよ
うに応答許可終了時刻直前に集中する。この例の場合、
上述のように、応答許可開始時刻直後に集中する応答だ
けでなく、応答許可終了時刻Eの直前に集中する応答を
考慮して、これら応答の送信を分散する処理を次のよう
に行う。
ており、この時刻Eをユーザーが予め登録するものとす
る。そして、今、図13に示すように、応答許可終了時
刻Eの直前の集中応答が、応答許可終了時刻の例えば1
0秒前程度の間に生じると仮定する。このため、この例
では、応答許可終了時刻Eよりも10秒前の時刻Pか
ら、応答許可終了時刻Eまでの間の応答の送信を、応答
許可終了時刻E後の所定時間、この例では50秒後の時
刻Oまでの間に渡って分散させるようにする。
での間に生じた応答は、その応答操作時刻と、時刻Pと
の間で分散させるようにする。なお、図13における時
刻Gあるいは時刻gは、ボタン群403で応答操作をす
るときは、その応答操作時点となり、リモコン送信機3
00からのリモコン信号として応答操作に応じた情報を
受信するときは、そのリモコン信号の受信時点である。
理ルーチンを図14に示す。まず、ROM412から、
送信装置400の装置IDが読み出されると共に、登録
された応答許可終了時刻がRAM413から読み出され
る(ステップS251)。
ン送信機300からの応答操作に応じた情報を受信した
時点あるいはボタン群403で応答操作をした時点の、
タイマー回路37の現在時刻Gを取り込み、 A=(応答許可終了時刻E)−(現在時刻G+10秒) なる演算式により、現在時刻Gから応答許可終了時刻E
よりも10秒前の時刻Pまでの時間間隔Aを求める(図
13参照)。なお、時間間隔Aの単位は、秒である。
プS252において求めた時間間隔Aが、正か負かを判
断する。このステップS253では、言い換えると、応
答操作時刻(あるいはリモコン信号による応答操作情報
の受信時刻)が、時刻Sと時刻Pとの間であるのか(A
≧0)、あるいは、時刻Pから応答許可終了時刻Eまで
の間であるのか(A<0)を判断する。
でなかったと判別されたときには、視聴者により応答操
作が行われた時刻(あるいはリモコン信号による応答操
作情報の受信時刻)が、時刻Pよりも前の時刻G(図1
3では、応答操作時刻とのみ記載した)であるので、こ
の時刻Gから時刻Pまでの間の時間Aに応答の送信が分
散されて実行されるように、装置装置400の装置ID
番号を用いて送信時刻Bが設定される(ステップS25
4)。
の計算式は、例えば、 送信時刻B=(装置ID番号の下2桁)×(時間間隔A÷100) +時刻G …(1) となる。この計算式(1) において、時間間隔Aを100
で割ったのは、この例では装置ID番号を下2桁のみを
使用とし、応答の送信時刻を時間間隔Aの範囲におい
て、秒単位で分散させるためである。
識別番号であり、ランダムな番号であるから、送信時刻
Bもランダムなものとなり、応答情報の送信は、時間間
隔Aの間で分散される。
Aが負であったときには、応答操作時刻(あるいはリモ
コン信号による応答操作情報の受信時刻)が、時刻Pと
応答許可終了時刻Eとの間の10秒間の範囲内の時刻g
(図13では、応答操作時刻とのみ記載した)であると
判断され、この時刻gから応答の送信終了時刻Oまでの
間に応答情報の送信が分散されて実行されるように、送
信時刻Bが設定される(ステップS255)。
例えば、 送信時刻B=(装置ID番号の下2桁)×(60/100) +時刻g …(2) となる。計算式(2) で(60/100)は、時刻Pから
時刻Oまでの時間間隔C(60秒)を、計算式(1) と同
様の理由で100で割ったものである。
プS255の処理により、送信時刻Bが、多数の応答情
報の送信装置400で集中しないように設定される。な
お、この場合、応答許可終了時刻後の応答操作は、意味
がないので、送信を不許可することを、例えばブザーで
警告するようにして、無駄な応答情報の送信を行わない
ようにする。
報送信処理 前述したように、送信処理タスクは、設定された送信時
刻となる所定遅延時間後に割り込みによって起動され、
時分割で処理を行なうプログラムである。この送信処理
タスクは、処理を終了すると自分自身をタスク消去して
終了する。
5のフローチャートに沿って説明する。
ラムが起動されると、まず、番組IDなどから送信先の
電話番号を選択する(ステップS41)。つまり、番組
ID、チャンネルIDによってROM412内の電話番
号テーブルから検索して、送信先の電話番号を選択す
る。このとき、スイッチ409の設定がアナログ内線に
なっている場合は、電話番号の先頭に0を追加する。な
お、場合によっては、送信先の電話番号が固定の場合も
ある。
に、番組ID、チャンネルID、電話番号列などを暗号
化した複数の数字列であるとすれば、このステップS4
1で、その暗号化された数字列の解読を行なうことによ
って、応答先電話番号を認識する。
制御して、オンフック(ステップS42)し、前記電話
番号でダイヤル(いわゆるオンフックダイヤル=自動ダ
イヤル)を行なう(ステップS43)。このときもスイ
ッチ409の設定を参照し、プッシュホン回線ならDT
MF音で、発信し、ダイヤリングする。また、ダイヤル
回線の10ppsなら、10ppsでダイヤルパルス
を、ダイヤル回線の20ppsなら、20ppsでダイ
ヤルパルスを、それぞれ発信し、ダイヤリングする。
ナログ内線の場合は、最初の0をダイヤルしたら、内線
から外線への接続処理を待つ意味で、しばらく待つ。そ
の後、内線/外線の共にダイヤルトーンを確認してか
ら、ダイヤリングを行なう。もし、そこでビジートーン
を検知した場合は、そこでダイヤリングを中止する。
(ステップS44)、回線が接続しなかったら、NCU
部421またはモデム部422を制御してオフフックす
る(ステップS45)。そして、回線接続エラーが3回
目であった場合、リダイヤルエラーを示す音をブザー4
08で発信する(ステップS46、S48)。そして、
送信処理登録済みを示していたLED404を点滅後、
消灯し、自分自身の送信処理タスクを消去後、終了する
(ステップS55)。
ないときは、1分間待った後(ステップS46、S4
7)、ステップS42に戻り、再度回線接続を試みる。
これは、電話に関する技術基準が自動発信機能付きの電
話機に対して、3分間に2回以上の自動発信を認めてい
ないため、このような処理となる。
別したときは、時計回路406の示す現在時刻から、リ
モコン送信機300からの送信コマンドを受信したとき
の時刻を減算し、その間の経過時間(相対時間)Δtb
(図1A参照)を算出する(ステップS49)。
操作からリモコン送信までの経過時間Δtaに、前記経
過時間Δtbを加算し、視聴者の応答操作から実際の応
答情報の送信時点までの経過時間Δtを算出する。そし
て、リモコン受信機300からの送信コマンドで受け付
けた情報(すなわち、番組ID情報、応答番号、経過時
間Δta)のうちの経過時間Δtaに代えて、算出した
経過時間Δtを付加する(ステップS50)。
の情報、例えば装置IDを含めて、応答情報を作成し、
モデム部422を制御して、返信先に送信する(ステッ
プS51)。
生したか否か判別し(ステップS52)、これらのエラ
ーが発生した場合は、ステップS45へ戻る。エラーが
発生しなかった場合には、送信が完了したとして、NC
U部421、モデム部422を制御して、オフフック
(回線切断)し(ステップS53)、送信が正常に終了
したことを示すブザー音をブザー408から発信する
(ステップS54)。
ED404を点滅後、消灯し、自分自身の送信処理タス
クを消去後、終了する(ステップS45)。
答受信処理について説明する。
を有し、応答の呼び出しに対し、順次着信し、応答情報
を記録する。このため、受信装置は、各回線毎にNCU
及びモデムを備えると共に、応答情報を記録するための
メモリ手段と、それらの制御を行うコンピュータからな
る処理制御部を備える。そして、その処理制御部で、メ
モリに記録された情報によって、正解/不正解、また
は、応答番号別などに分類したり、それらを応答時間に
よって、ソートしたりすることによって、例えば、もっ
とも早く正解の応答を行なった視聴者の送信装置400
の装置IDを知ることができる。そして、その装置ID
の示す個人情報をデータベースで管理しておくことによ
って、その人を特定することができる。このため、視聴
者は、送信装置400を設置したときに、返信先に装置
IDを登録する操作をしておく。
ローチャートに沿って説明する。なお、この応答の受信
側は、正確な現在時刻を把握しているものである。
ンフック(着信/回線接続)を行ない、モデムを制御し
て、送信されてくる応答情報を受信する(ステップS6
1、S62)。
3)、オフフック(回線切断)する(ステップS6
4)。そして、受信が成功したか否か判別し(ステップ
S65)、不成功であれば、次の回線呼び出しへ移行す
る。
答情報のなかの応答操作からの送信までの経過時間Δt
を、受信した現在時刻から減算し、応答操作が実際に行
なわれた時間を算出する(ステップS66)。これによ
って、視聴者側では、経過時間、相対時間でしかなかっ
た応答操作時点に関する情報が、返信先において、絶対
時間として把握できるようになる。
ステップS65で計算された絶対時間に変更し、応答情
報の登録を行なう(ステップS67)。その後、次の回
線呼び出しへ移行する。
に正確な時刻を設定したり、放送側から現在時刻を設定
させるための信号やデータを放送することなく、応答の
返信先である応答情報の受信側で、視聴者側で行なわれ
た応答操作の正確な絶対時間を、確実に知ることができ
る。したがって、早押しクイズの場合であっても、電話
回線の混雑状況や、地域差などの影響を受けることな
く、公正に応答操作順序の判断をすることが可能にな
る。
めの信号やデータを放送する必要がないことから、放送
の受信側では、これらの信号やデータを受信する回路が
不要であり、上記の実施例のように、アダプター型の応
答情報の送信装置400は、テレビジョン受像機と情報
交換のための仕組みが不要となり、安価なアダプターの
構成とすることができる。また、テレビジョン受像機と
送信装置アダプターとの接続ケーブルも不要となる。
を行い、その応答情報を応答情報の送信装置400に対
してリモコン送信するようにした上記の実施例の構成の
場合には、応答情報の送信装置400は、テレビを視聴
しながら遠隔操作できる位置であればよいので、電話機
500の近傍に設置することができる。このため、電話
回線との接続のためのモジュラージャックから引き回す
モジュラーケーブルの長さが短くてすみ、妨害、ノイズ
等による電話機500での通話/通話品質の劣化を最小
限に押さえることができる。
ダプターの構成とするのではなく、テレビジョン受像機
に内蔵する形式にすると共に、リモコン送信機300を
テレビジョン受像機用のリモコン送信機と共用化するこ
とにより、コストダウンを計ることもできる。
400においては、リモコン送信機300を使わずに、
送信装置400自身が備えているボタン群403の操作
で、双方向放送番組に対する応答をさせることも勿論で
きる。その場合には、このボタン群403でのボタン押
下操作から、応答情報の送信までの相対時間を、応答情
報に付加して送信することによって、前述と同様にし
て、返信先の受信装置において、視聴者の応答操作の絶
対時間が算出されるものである。
IDやチャンネルID、問題IDなどを登録して、その
後、番組に対する応答をするようにした双方向放送の場
合の例であるが、返信先電話番号や、これらの識別情報
などの双方向番組関連情報を放送局側からの放送信号に
多重して放送することにより、視聴者は、応答操作をす
るだけとすることができる双方向テレビシステムを構築
することができる。
報を主放送信号に多重する放送システム及びその受信装
置に、この発明を適用した場合の例について説明する。
情報としての番組関連情報を、電話のプッシュ回線など
で使用されるDTMF(Dual Tone Multi Frequency )
信号形式の信号の構成として、主放送オーディオ信号に
多重化(混声)して放送する。一方、受信側では、受信
した放送オーディオ信号からDTMF信号を分離・デコ
ードして、番組関連情報を再生し、メモリに記憶して、
返信先やサービス局などとの電話通信や番組予約などに
利用する。
がら、DTMF信号について説明する。DTMF信号方
式は、1つは低周波数のグループ(低群)、そしてもう
1つは高周波数のグループ(高群)の2つのトーンを同
時に送るオーディオ帯域信号方式である。これらの低周
波数及び高周波数のグループの各々は、どの2つも調音
の関係にない4つのオーディオ帯域周波数のトーンから
なっている。
えば、697Hz、770Hz、852Hz、941H
zとされ、高群の4周波数は、例えば、1209Hz、
1336Hz、1477Hz、1633Hzとされてい
る。そして、これら低群と高群の中のそれぞれ1周波数
ずつを組み合わせ、その組み合わせからなる各DTMF
信号(この各DTMF信号のそれぞれを、以下機能信号
という)を、図18に示すように、4行4列に配設され
たプッシュボタン「0」〜「D」にそれぞれ割り付けら
れる。
合わせの機能信号のうち、単に12個が一般に加入者ア
ドレス(電話番号)の信号に用いられている。つまり、
電話機でいわゆるテンキーとして使用されている「0」
〜「9」の数字と、「*」や「#」の記号に対して、前
記の12個の組み合わせの機能信号が対応される。図2
に破線で示した「A」、「B」、「C」、「D」の文字
に対応する機能信号は、日本国内では一般には利用して
おらず、プッシュボタン(PB)ダイアルを利用したデ
ータ伝送に利用されているのみである。
による回線選択を行なう場合、信号の送出条件は、図3
に示すように規定されている。
条件とによって、DTMF信号は、自然界では滅多に発
生しないものとなり、人の声などのような自然音と明確
に区別することができるので、通常の放送オーディオ信
号に多重(混声)して放送することができて、受信側で
の分離も比較的容易である。
おいても利用されており、外出先からプッシュボタン式
の電話のボタン操作によって、自宅の電話に留守番録音
されている用件を再生させたり、留守番録音の応答メッ
セージを録音、再生したり、用件を消去したりすること
ができる。
側、つまり放送局側においては、副放送情報の送信に当
たって、上述のようにPB回線選択には使用されていな
い「A」、「B」、「C」、「D」を意味する機能信号
のうち、「A」、「B」、「C」の機能信号は、副放送
情報の送信開始情報として用い、「D」の機能信号は送
信終了情報として用いる。
は、3種類の副放送情報を区別して送信することができ
る。つまり、3種の副放送情報は、その種別ごとに、
「A」、「B」、「C」の機能信号のいずれかと、
「D」の機能信号とで区切られて放送される。
する情報、例えばアクセス先の電話番号(受付電話番
号)、伝送レートなどの副放送情報は、「A」の機能信
号を送信開始情報とし、送信終了情報である「D」の機
能信号との間に送信される。また、同様に、例えば応答
側の電話番号の末尾制限や現在時刻設定などの環境設定
に関する副放送情報は、「B」の機能信号と「D」の機
能信号との間に、受信データのクリアに関する情報は
「C」の機能信号と「D」の機能信号との間に、それぞ
れ挟まれた状態の信号として多重化されて放送される。
としての「A」、「B」、「C」の機能信号のいずれか
と、送信終了情報としての「D」の機能信号とに挟まれ
た数値や記号データが副放送データ列(情報群)とみな
されて、後述のように、メモリの所定の格納域にそれぞ
れ区別されて保存される。
て、インタラクティブ(対話型)テレビジョン規格バー
ジョンが00の受信機に対して、受付電話番号0990
−1234−1234に、伝送レート300bpsでア
クセスを許可する場合は、副放送情報は、 00#0990*1234*1234 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、「A」の機能信号と「D」の機能信号との間
に挟まれた状態で主放送オーディオ信号に多重化されて
送出される。ここで、データ列のうち、最初の00は、
インタラクティブ(対話型)テレビジョン規格バージョ
ンが00(伝送レート300bps)を示し、記号
「#」の後の数値データは受付電話番号である。
バージョンが01の受信機に対し、電話番号0990−
1234−1235に、伝送レート1200bpsでア
クセスを許可する場合には、 01#0990*1234*1235 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、「A」の機能信号と「D」の機能信号との間
に挟まれた状態で主放送オーディオ信号に多重化されて
送出される。ここで、データ列のうち、最初の01は、
インタラクティブ(対話型)テレビジョン規格バージョ
ンが01(伝送レート1200bps)を示し、記号
「#」の後の数値データは受付電話番号である。
データ列では、記号「#」がセパレータ(個々のデータ
の区切り)を表わし、記号「*」がポーズを表わす。
番号(加入者番号)を持った視聴者のみにアクセスを制
限する場合、例えば、電話番号末尾が0の番号のみにア
クセスを許可するときは、 0#0 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、また、電話番号末尾が1の番号のみにアクセ
スを許可するときは、 0#1 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、それぞれ、「B」の機能信号と「D」の機能
信号との間に挟まれた状態で主放送オーディオ信号に多
重化されて送出される。この場合、記号「#」の前の数
字「0」は、記号「#」の次の数字を、末尾として有す
る電話番号からのアクセスを許可することを意味する。
クセスを許可するときは、 0#0*0#2*0#4*0#6*0#8 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、「B」の機能信号と「D」の機能信号との間
に挟まれた状態で主放送オーディオ信号に多重化されて
送出される。ここでは、記号「*」は論理和を意味して
いる。
どのための時刻情報として、例えば、現在時刻が199
3年12月15日火曜日7時00分の場合は、 1#1993121520700 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、「B」の機能信号と「D」の機能信号との間
に挟まれた状態で主放送オーディオ信号に多重化されて
送出される。
次の日曜の7時00分から7時29分まで放送される場
合は、 10#07000729 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、「B」の機能信号と「D」の機能信号との間
に挟まれて送出され、別の放送番組が次の月曜の12時
00分から14時15分まで放送される場合には、 11#12001415 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、「B」の機能信号と「D」の機能信号との間
に挟まれて送出される。
タ列では、記号「#」がセパレータを表わし、記号
「*」が「オア(論理和)」を表わす。
として、例えば、番号制限のクリアの場合は、 99#0 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、「C」の機能信号と「D」の機能信号との間
に挟まれて送出され、また、受付電話番号のクリアの場
合には、 99#1 のようなDTMF信号の各機能信号により構成されるデ
ータ列が、「C」の機能信号と「D」の機能信号との間
に挟まれて送出される。
は使用されていない「A」、「B」、「C」;「D」の
機能信号を、副放送情報の送信開始情報及び送信終了情
報とすることによって、例えば、ドラマの電話をかける
シーンなどで、DTMF音が発信されても、番組関連情
報と混同されることはない。また、副放送情報を確実に
送受することができる。
TRで番組を録画する際には、ブランキング期間を含ん
で、水平および垂直の同期信号がVTR内部で生成した
ものに付け替えられる。DTMF信号は音声として記録
されるので、放送局での番組録画によっても、上述のよ
うな副放送情報の変化や欠落はない。
0、図21を参照しながら、この例の双方向放送の受信
装置を、双方向放送番組対応のテレビジョン受信機に適
用した場合の一実施例について説明する。
構成を図19に示す。図19において、10はテレビジ
ョン受信機の信号系であり、20はその制御系である。
ナ11に供給される。チューナ11には制御系20から
選局信号が供給されて、このチューナ11において所望
のチャンネルの放送信号が選択されて中間周波信号に変
換される。この中間周波信号は中間周波回路12に供給
される。この中間周波回路12には、映像復調器13と
音声復調器14とが含まれ、映像信号及びオーディオ信
号が復調される。
像信号処理回路15を経て、受像管16に供給される。
音声復調器14からのオーディオ信号S14は、音声多重
デコーダ17に供給されて、2か国語信号またはステレ
オ信号SL、SRがデコードされる。そして、これら信
号SL、SRがそれぞれアンプ18L、18Rを通じて
左右のスピーカ19L、19Rに供給される。
は、また、前処理回路31を介してDTMFデコーダ3
2に供給される。このDTMFデコーダ32は、その入
力信号中のDTMF信号を常時サーチし、DTMF信号
を検知すると、そのDTMF信号がいずれの機能信号で
あるかのデコードを行う。つまり、「0」〜「9」の番
号、「#」、「*」、「A」〜「D」がデコードされ
る。そして、そのデコードしたデータを制御系20に供
給する。
32としては、広く普及している市販のDTMFデコー
ダを用いる。前処理回路31は、このようにDTMFデ
コーダ32として市販のDTMFデコーダを使用して
も、より精度の高いDTMF信号のデコードを行うこと
ができるようにするための前処理を行うために設けられ
る。すなわち、前処理回路31は、オーディオ信号S14
について、DTMF信号以外の周波数成分を除去して、
DTMFデコーダ32の入力信号が、市販のDTMFデ
コーダが許容する信号となるようにするもので、フィル
タ回路から構成される。
C化されて量産されているDTMFレシーバーチップな
どのような、安価な回路を使用することができて、廉価
な受信機を提供することができる。
への応答など、双方向放送番組に対応するために、デー
タ通信用のモデム(変復調装置)33が設けられる。こ
のモデム33は、前述のNCNG信号またはNRS信号
の少なくとも一方の発信が可能な、無鳴動呼出に対応す
るものとされる。
線2が接続され、電話端子Tel には電話機3が接続され
る。このモデム33が、制御系20のシステムバス20
0に接続される。また、モデム33からのデータがDT
MFデコーダ32に供給されており、このDTMFデコ
ーダ32において、電話回線2を介して送られてくるD
TMF信号をデコードして、制御系20に取り込むこと
ができるようにされている。
と、DRAM23と、SRAM24と、ビデオRAM2
5とを備え、それぞれがシステムバス200に接続され
る。ROM22には、後述するDTMFデータの受信取
り込み処理プログラムのほか、各種の制御プログラムが
格納されると共に、表示に用いるフォントやグラフィッ
クのデータも格納される。DRAM23は主に演算のた
めの作業領域として利用され、SRAM24には受信装
置自身の設定情報やID情報などが保存される。
れる。ビデオRAM25に対してはディスプレイコント
ローラ25Cが設けられている。このディスプレイコン
トローラ25Cは、ビデオRAM25へのビデオデータ
の読み出し及び書き込みを制御するとともに、読み出し
たビデオデータをアナログ映像信号に変換する。そし
て、このディスプレイコントローラ25Cから得られる
アナログ映像信号は、映像信号処理部15に供給され、
制御部20からの映像信号処理部15の制御と相俟っ
て、中間周波回路1211からの映像信号に重畳され、
あるいは切り換えられて合成される。
1、262、263、264及びVTRのコントロール
ポート27を備える。I/Oポート261を通じて制御
信号が映像信号処理回路15及び音声多重デコーダ17
に供給される。
赤外線リモコン信号がリモコン受信機35で受信され、
その受信されたリモコン信号がリモコンデコード回路3
6でデコードされ、そのデコードされたリモコン信号
が、I/Oポート261より制御系20に取り込まれ
る。この場合、リモコン送信機34は、前述したリモコ
ン送信機300と同様の機能を備えると共に、テレビジ
ョン受信機の遠隔操作機能を備えるものである。ただ
し、前述のリモコン送信機300と異なり、この例のリ
モコン送信機34では番組IDなどのID登録が不要で
ある。しかし、制御部20で、リモコン送信機34で操
作されたボタンが双方向番組に対する応答操作のボタン
操作であることを識別できるように、応答ボタンが設け
られる。
の操作に応じた制御が、ROM22のプログラムにした
がってCPU21により行なわれる。ROM22のプロ
グラムには、前述した送信装置400のリモコン信号受
信のためのプログラムと、応答情報の送信処理タスクの
プログラムを含む。テレビジョン受信機の制御を行うた
めのプログラムを有するのはもちろんである。例えば、
選局や音量制御などのリモコン操作の場合、チューナ選
局や音量制御が実行されると同時に、必要な文字や記号
の表示のためのフォントデータが、ROM22から読み
出されてビデオRAM25へ転送される。そして、この
ビデオRAM25のデータが映像信号処理回路15に供
給され、映像信号S13と合成(例えばスーパーインポ
ーズ)されることにより、受像管16の画面に適宜の時
間、表示される。
それぞれの操作の都度、不揮発性のSRAM24に書き
込まれて、電源を一旦オフとした後に再度オンとした場
合、電源オフ直前と同音量で同じチャンネルを視聴す
る、いわゆる、ラストメモリ機能が実現される。
がチューナ11に供給される。また、この実施例では、
実時間の通知や所定の時間の割り込み発生のためのタイ
マー回路37からの時間データがI/Oポート264を
通じて制御系20に入力される。
は、この例では3台のVTR1、VTR2、VTR3に
対してのコントロールが可能に構成されている。制御系
20は、このコントロールポート27を通じてVTRに
コントロール信号を供給すると共に、VTRからのステ
ータス信号を取り込み、VTRに対して所望の制御を行
うことができる。
回路を内蔵しており、例えば分配器を介してアンテナ1
に接続されて、後述のように、制御系20の制御の下
に、予約録画をすることができる。
び図21のフローチャートを参照しながら、図19の実
施例の多重化情報の受信処理について説明する。
は、前処理回路31及びDTMFデコーダ32を使用し
て、現在選択されているチャンネルの番組のオーディオ
信号に混声されているDTMF信号を、常時、監視す
る。すなわち、CPU21は、I/Oポート262を通
じてDTMFデコーダ32の出力を、常時、あるいは所
定の周期でサーチし(ステップ101)、現に受信中の
放送番組のオーディオ信号S14にDTMF信号が混声さ
れていることを検知したときは(ステップ102)、そ
のDTMF信号のデコード出力D32を、前述したような
番号や記号として取り込む(ステップ103)。
ち、DTMF信号の続く長さが50msec以上か、D
TMF信号がなくなってから次の信号の立上がりまでの
ポーズ時間は30msec以上か、DTMF信号の長さ
とポーズ時間との合計が規定値の120msec以上か
などのチェックを行い、本当に検出された信号がDTM
F信号かをチェックする(ステップ104)。これによ
り、放送電波の受信状態の悪いときのエラーデータの受
信を防ぐことができると共に、通常の音声に、偶然、D
TMF信号と同じ周波数成分が含まれていた場合の誤受
信を防ぐことができる。
TMF信号でないと判断した場合は、ステップ105に
進んで、DRAM23の一時格納域をクリアすると共
に、保存ポインタを初期設定した後、ステップ101に
戻って、DTMFデコーダ32の出力チェックを継続す
る。
した場合は、ステップ106に進んで、保存ポインタア
ドレスが一時格納域の範囲内にあるか否かをチェックす
る。そして、保存ポインタアドレスが一時格納域の範囲
内にない場合は、電源オン直後の状態、または、エラー
状態であるため、ステップ106からステップ107に
進んで、リセットの意味から、保存ポインタに一時格納
域のアドレスを初期設定する。これにより、保存ポイン
タの示すアドレスが不定のまま、DRAM23にデータ
が書き込まれ、誤動作ないしはソフトウエア暴走の原因
となることが防止される。
格納域の範囲内にあると判別したとき、また、ステップ
107でポインタに一時格納域のアドレスを初期設定し
た後には、ステップ108に進んで受信データが“0”
〜“9”までの番号や、“#”や“*”などの記号デー
タであるかを判別する。これら数値や記号であると判別
したときには、ステップ108からステップ109に進
んで、一時格納域に空きがあるか否かをチェックする。
データであって、かつ、一時格納域に空きがある場合、
つまりポインタが一時格納域の範囲内を指示している場
合は、ステップ110に進んで、DRAM23の、その
ポインタが示すアドレスへ受信したデータ(“0”〜
“9”、“#”、“*”)を格納する。そして、その
後、ステップ111に進んでポインタを1文字分だけ更
新する。その後、ステップ101に戻ってDTMF信号
の受信チェックを継続する。
域に空きがないと判断した場合は、受信エラーなので、
ステップ112に進んで、一時格納域をクリアし、ポイ
ンタに一時格納域のアドレスを初期設定する。
信データが、“0”〜“9”、“#”、“*”のような
数値や記号データでない場合は、前述の4つの機能信号
に対応する文字データ“A”、“B”、“C”、“D”
のいずれかであるので、図4の区分格納のルーチン12
0に入る。このルーチン120は、図5に示す内容のも
ので、まず、ステップ121において、ポインタに一時
格納域の先頭アドレスをセットする。次いで、ステップ
122、123、124で、受信データが“A”、
“B”、“C”の3つの機能信号のいずれであるかを順
次チェックする。
“A”の機能信号であると判断した場合は、ステップ1
25に進んで、ポインタの示すアドレスに「A」を設定
する。また、ステップ123で受信データが“B”の機
能信号であると判断した場合は、ステップ126に進ん
で、ポインタの示すアドレスに「B」を設定する。さら
に、ステップ124で受信データが“C”の機能信号で
あると判断した場合は、ステップ127に進んで、ポイ
ンタの示すアドレスに「C」を設定する。
127の後は、ステップ111に進んで、ポインタを1
文字分だけ更新する。その後、ステップ101に戻って
DTMF信号の受信チェックを継続する。
“A”、“B”、“C”の3つの機能信号のいずれでも
ないと判断した場合は、残りの文字“D”の機能信号で
あると判断し、ここまでに一時格納域に格納されたデー
タを1つのデータ列(情報群)として処理する。
時には、送信開始信号として、“A”、“B”、“C”
の機能信号のいずれかを送出するので、ステップ125
〜127の結果、一時格納域の先頭には、「A」、
「B」、「C」のいずれかが格納されている。そこで、
次のステップ128においては、一時格納域の先頭が
「A」、「B」、「C」の文字データのいずれであるか
を判別する。
「A」であれば、ステップ129に進んで、一時格納域
の先頭からポインタの示す最後の部分までのデータ列
を、対応する格納域Gaに保存する。また、一時格納域
の先頭が「B」であれば、ステップ130に進んで、一
時格納域の先頭からポインタの示す最後の部分までのデ
ータ列を、対応する格納域Gbに保存する。さらに、一
時格納域の先頭が「C」であれば、ステップ131に進
んで、一時格納域の先頭からポインタの示す最後の部分
までのデータ列を、対応する格納域Gcに保存する。こ
れら格納域Ga、Gb、Gcとしては、後述のようにD
RAM23またはSRAM24に設定される。
信したデータ列の評価、解析を行ない、格納域Ga、G
b、Gcに格納された情報が、受信時に実行することが
必要なコマンドである場合、そのコマンドに対応した処
理、例えば、受信されている情報の一部または全部のク
リア、現在時刻のタイマー回路37への設定、メニュー
表示選択処理などを行なう。しかる後、ステップ101
に戻って受信チェックを継続する。
受信処理では、放送番組のオーディオ信号を常時監視し
ながら、DTMF信号の内の機能信号に対応する文字デ
ータ“A”と“D”、“B”と“D”、“C”と“D”
の機能信号に挟まれたデータ列を1つの情報とみなし、
前述のような情報の種類に応じて区分して、それぞれの
情報を別々の格納域Ga、Gb、Gcへ自動的に保存す
る。こうして、この実施例では、受信情報を分類して保
存することができる。
ば、双方向番組への応答アクセスに関する情報として、
データ列は格納域Gaに保存される。また、始端が
“B”の機能信号であれば、環境設定に関する情報とし
て、格納域Gbに保存される。そして、始端が“C”の
機能信号であれば、受信データのクリアに関する情報と
して、格納域Gcに保存される。
に対応する一時的な情報は、番号クリア信号の受信時に
クリアすることが考えられるが、クリア信号受信時にチ
ャンネルが切り替わっていたりする可能性を考えると、
電源オフのタイミングで、古い番号がクリアされること
が望ましい。したがって、応答アクセスに関する情報
は、DRAM23にそのまま保存してもよい。つまり、
格納域DaはDRAM23上に設定してもよい。
ように、放送番組の受信予約や録画予約などのための時
刻情報が含まれており、予約された番組の時刻情報は、
例えば、1週間を超えるような比較的長い期間にわたっ
て保存する必要がある。そこで、これらの情報は、不揮
発性のSRAM24上に転送した方がよい。
a、Gb、Gcは、その保存すべきデータの性質、つま
り長期保存が必要か、電源オフで消去してもよいもの
か、などの条件に応じて、揮発性のDRAM23あるい
は不揮発性のSRAM24上設定される。
送信に一般の電話回線を利用した簡易型インタラクティ
ブテレビジョンの、後述のような応答処理に際しては、
DRAM23上の格納域Gaに保存された、宛先電話番
号や通信条件などの必要な情報を、自動的に読み出し
て、利用することができる。
上の格納域GbからSRAM24上に転送された予約番
組の時刻情報を、自動的に、利用することができる。
例の場合には、視聴者は、双方向番組に対する応答を行
うときには、リモコン送信機34で、予め、応答ボタン
を操作する。この応答ボタンの操作のリモコン信号をリ
モコン受信機35を介して制御部20が受けると、制御
部20は、その後のリモコン送信機34からのリモコン
信号を応答操作に関する情報として受信する。これによ
り、双方向番組に対する応答の準備が完了したことにな
る。
供されたとき、それに対応して、リモコン送信機34で
選択入力などを行い、このリモコン送信機34のLCD
表示で自分の答えを確認した後、送信ボタンを押す。す
ると、リモコン送信機34からは、その選択操作入力に
よる番号などの情報に、選択入力操作した時点(応答操
作時点)から、リモコン信号送信時点までの経過時間が
付加されたリモコン信号が、リモコン受信機35に対し
て送信される。
し、そのとき時間をタイマー回路37の時刻情報として
バッファに書き込む。そして、受信した情報から応答情
報の生成を行うと共に、前述した送信装置400の応答
情報の送信処理タスクと同様にして応答情報の送信処理
を行う。
には、前記受信した選択入力情報に加えて、応答する視
聴者の識別のためにROM22に格納されている装置I
Dと、応答対象の番組や問題を識別するためにDRAM
23やSRAM24に格納されている番組IDや、問題
IDが含められる。前述したように、番組IDや問題I
Dは、放送信号に多重化されて予め放送されてたものが
抽出されて、DRAM23やSRAM24に格納されて
いる。
応答情報の実際の送信時刻を、自装置ID番号と、タイ
マー回路37の現在時刻情報とから設定し、送信処理タ
スクを登録する。割り込み処理により、前記設定した送
信時刻になったら送信処理タスクを実行する。返信先へ
のダイヤルは、DRAM23あるいはSRAM24に蓄
えられている放送信号から抽出された返信先の電話番号
情報が読み出されて用いられる。
は、当該送信時の時刻をタイマー回路37から得、バッ
ファに蓄えてあるリモコン送信機34から応答操作のリ
モコン信号を受信した時刻から、この送信時刻までの経
過時間を応答情報に付加して、返信先に送信する。返信
先では、前述とまったく同様の受信処理により、視聴者
の応答操作時点を正確に認識することができる。
視聴者が登録する必要がなく、応答操作が容易である。
そして、多重データはDTMF信号を利用しており、D
TMFデコーダが、電話機用として広く普及しており、
安価であるので、受信装置は、比較的安価に製造できる
という利点がある。
モデムによる変復調されたデータで電話回線を使って応
答情報の送信を行なう例であるが、より安価な通信方法
として、DTMF発信機、DTMF受信機によって、応
答の送受信を、DTMF信号を使用して行なうこともで
きる。この場合、データ転送速度は遅くなるが、もとも
と応答情報は、転送情報量が数バイト、数十バイトと少
ないので影響は少なく、モデムと比べて、より安価なシ
ステムとすることができる。
ン放送および受信機に適用した場合について説明した
が、この発明は、ラジオ放送、衛生放送、ケーブルテレ
ビ放送の場合でも有効である。
る場合は、映像信号の垂直ブランキング期間内の空きの
水平区間に重畳するようにしてもよい。また、テレビジ
ョン放送の音声多重の副音声信号として番組関連情報を
多重してもよい。
ば、双方向放送番組に対する応答情報に、応答操作の時
点と、応答情報の送信時点との差の時間を付加するよう
にしたので、この差の時間に基づいて応答情報の受信側
で、視聴者の応答操作時点を正確に知ることができる。
と、応答情報の送信時点との差の時間であるので、応答
操作時点の時刻情報を付加する場合のように、応答側
で、正確な時刻情報を必要としない。このため、応答側
で、時刻を常に管理する必要はなく、また、応答側の時
刻情報の違いによる不公正を排除できる。したがって、
この発明によれば、返信先で応答操作時点の先後を公正
に把握できるので、従来、電話回線を応答に使用するシ
ステムでは実施できにくかった早押しクイズなどの双方
向番組の提供を実現できる。
答情報の送信を実行する必要がないので、電話回線に対
するアクセスの集中を防ぐように送信処理を行うように
することができ、電話回線のパンク状態などの発生を防
止することができるようになる。
法の一実施例を説明するための図である。
応答情報の送信装置の一実施例を含む受信システムの構
成例を示す図である。
実施例の外観を示す図である。
実施例のブロック図である。
のブロック図である。
部処理動作を説明するためのフローチャートの一部を示
す図である。
信号受信処理のフローチャートの一部を示す図である。
ある。
刻設定方法を説明するための図である。
刻設定のためのフローチャートを示す図である。
理動作のフローチャートを示す図である。
例の受信動作のフローチャートを示す図である。
である。
施例のブロック図である。
明するためのフローチャートを示す図である。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 双方向放送番組の受信者からの応答を所
定の返信先に送信する双方向放送番組に対する応答方法
であって、 前記受信者の応答操作に応じた応答情報を、前記応答操
作をした時点とは異なる後の時点において送信するよう
にすると共に、 前記応答情報に、前記応答操作をした時点と、前記応答
情報の送信時点との差の時間の情報を付加して送信する
ようにしたことを特徴とする双方向放送番組に対する応
答方法。 - 【請求項2】 前記応答情報は、電話回線を介して前記
返信先に送信されるものである請求項1に記載の双方向
放送番組に対する応答方法。 - 【請求項3】 双方向放送番組の受信者からの応答を所
定の返信先に送信する際、受信者が前記応答操作を行う
ためのリモコン送信機であって、 時計回路と、 前記応答操作用の操作部と、 リモコン信号の送信部と、 前記操作部での応答操作に応じた情報を生成する送信情
報生成部と、 前記操作部で応答操作がなされた時刻と、前記応答操作
に応じた情報を前記送信部からリモコン信号受信装置に
対して送信する時刻との差の時間を前記時計回路からの
情報から算出し、この差の時間の情報を前記応答情報に
付加して前記送信部より送信するようにする制御手段と
を備える応答操作用リモコン送信機。 - 【請求項4】 応答操作用リモコン送信機からの応答操
作に応じた情報を受信し、応答情報を所定の返信先に送
信するようにする応答情報の送信装置であって、 前記リモコン信号の受信部と、 前記受信部で受信した前記応答操作に応じた情報から、
前記返信先に送信する応答情報を生成する応答情報生成
部と、 前記応答情報を、前記返信先に送信する送信部と、 時計回路と、 前記受信部で前記応答操作に応じた情報を受信した時刻
と、前記応答情報を前記送信部から送信する時刻との差
を算出し、この差の時間の情報を前記応答情報に付加し
て前記送信部より送信するようにする制御手段とを備え
る応答情報の送信装置。 - 【請求項5】 双方向放送番組の受信者からの応答を所
定の返信先に送信する応答情報の送信装置であって、 時計回路と、 前記応答操作用の操作部と、 前記操作部での応答操作に応じて応答情報を生成する応
答情報生成部と、 前記受信部で受信した前記応答情報を、前記返信先に送
信する送信部と、 前記操作部で応答操作がなされた時刻と、前記応答情報
を前記送信部から送信する時刻との差を算出し、この差
の時間の情報を前記応答情報に付加して前記送信部より
送信するようにする制御手段とを備える応答情報の送信
装置。 - 【請求項6】 前記応答情報は、電話回線を介して前記
返信先に送信されるものであり、前記応答情報を電話回
線を介して送信するためのモデムを備えることを特徴と
する請求項4または請求項5に記載の応答情報の送信装
置。 - 【請求項7】 放送信号を受信し、復調して双方向放送
番組を再生する手段と、 時計回路と、 前記応答操作用の操作部と、 前記操作部での応答操作に応じて応答情報を生成する応
答情報生成部と、 前記受信部で受信した前記応答情報を、所定の返信先に
送信する送信部と、 前記操作部で応答操作がなされた時刻と、前記応答情報
を前記送信部から送信する時刻との差を算出し、この差
の時間の情報を前記応答情報に付加して前記送信部より
送信するようにする制御手段とを備える双方向放送の受
信装置。 - 【請求項8】 前記応答情報は、電話回線を介して前記
返信先に送信されるものであり、前記応答情報を電話回
線を介して送信するためのモデムを備えることを特徴と
する請求項7に記載の双方向放送の受信装置。 - 【請求項9】 双方向放送番組の受信者からの応答情報
を受信する応答情報の受信装置であって、 時計回路と、 前記応答情報に付加されている、受信者により応答操作
がなされた時刻と前記応答情報が送信された時刻との差
の時間情報を抽出する手段と、 前記応答情報を受信した時刻を上記時計回路からの時刻
情報から検知する手段と、 前記応答情報を受信した時刻と、前記抽出された差の時
間の情報とから前記応答操作がなされた時刻を算出する
手段とを備える応答情報の受信装置。 - 【請求項10】 前記応答情報は、電話回線を介して受
信するものである請求項9に記載の応答情報の受信装
置。
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