JP2002290359A - 双方向放送システム、情報集計装置及び方法、放送番組受信装置及び方法、並びにプログラム - Google Patents

双方向放送システム、情報集計装置及び方法、放送番組受信装置及び方法、並びにプログラム

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JP2002290359A
JP2002290359A JP2001090480A JP2001090480A JP2002290359A JP 2002290359 A JP2002290359 A JP 2002290359A JP 2001090480 A JP2001090480 A JP 2001090480A JP 2001090480 A JP2001090480 A JP 2001090480A JP 2002290359 A JP2002290359 A JP 2002290359A
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Kazunobu Ukikawa
和宣 浮川
Kentaro Maeda
憲太郎 前田
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送番組の内容に対して各視聴者が情報を入力
するのに実際に要した時間に基づいて、各視聴者から送
られてくる情報を放送番組の内容に反映させる。 【解決手段】 放送番組制作装置2から衛星放送される
放送番組は、視聴者からの情報が内容に反映されるもの
であり、放送信号の所定箇所に制御信号が埋め込まれて
いる。放送番組に反映させるべき情報を視聴者が入力す
る機能を有する放送番組受信装置7は、受信した放送信
号に含まれる制御信号を検出してから、視聴者が所望の
情報を入力するまでの時間を計測する。その時間情報
は、入力された情報と共に、通信装置9及び公衆電話網
10を介して情報集計装置1に送られる。情報集計装置
1は、送られてきた情報を、それぞれの時間情報に従っ
てソートし、放送番組制作装置2に送る。放送番組制作
装置2では、情報集計装置1から送られてきた情報を、
ソートされた順番に従って選択し、放送番組の内容に反
映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばBS(Broa
dcasting Satellite)デジタル放送などの視聴者から送
られた情報を放送番組の内容に反映する双方向放送シス
テム等に関する。
【0002】
【従来の技術】BSデジタル放送の開始により、視聴者
からの情報を番組の内容に反映させされる双方向型の放
送サービスの提供が可能となっている。このような双方
向型の放送サービスを用いれば、視聴者が家庭に居なが
らにして放送されているクイズ番組に参加したり、番組
の内容に対して自己の意見を表明したりということが可
能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】BSデジタル放送で
は、視聴者からの情報は公衆電話網を介してパケット送
信されてくるが、各パケットが放送者側に到達する時間
は、必ずしも視聴者が情報を入力した、或いは送信した
時間順とはならない。このため、例えば、双方向型の放
送サービスを利用して早押しクイズのようなクイズ番組
を提供した場合には、実際には回答するまでの時間の長
い視聴者から送られた情報パケットが早く放送者側に到
達し、この者がクイズに最も早く回答した回答者として
認定されてしまう場合もあった。このように、情報の到
達順によって順番を決めていたのでは、公平に双方向型
の放送サービスを提供できない場合があった。
【0004】本発明は、放送番組の内容に対して各視聴
者が情報を入力するのに実際に要した時間に基づいて、
各視聴者から送られてくる情報を放送番組の内容に反映
させることを可能とする双方向放送システム、情報集計
装置及び方法、放送番組受信装置及び方法、並びにその
ためのプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる双方向放送システム
は、放送番組を制作する放送番組制作システムと、前記
放送番組制作システムによって制作された放送番組を放
送信号として放送する放送装置と、前記放送装置から放
送された放送信号を受信する放送受信装置とを備え、前
記放送番組制作システムが、放送受信装置から通信回線
を介して送られてくる情報を放送番組の内容に反映させ
る双方向放送システムであって、前記放送受信装置は、
前記放送装置から送信され、放送番組の内容に従った所
定の箇所に制御信号を含む放送信号を受信する放送信号
受信手段と、前記放送信号受信手段が受信した放送信号
に含まれる制御信号を検出する制御信号検出手段と、前
記放送信号受信手段が受信した放送信号に応じた放送番
組の内容を出力手段から出力させる出力制御手段と、前
記出力制御手段により前記出力手段から出力された放送
番組の内容に従って、視聴者が番組に参加するための情
報を入力する情報入力手段と、前記制御信号検出手段が
制御信号を検出してから前記情報入力手段から情報が入
力されるまでの時間情報を取得する時間取得手段と、前
記情報入力手段から入力された情報に、前記時間取得手
段が取得した時間情報を付して、通信手段から前記通信
回線を介して前記放送番組制作システムに送信させる情
報送信手段とを備え、前記放送番組制作システムは、前
記情報送信手段から送られてきた、時間情報の付された
情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段が受
信した情報を、該情報に付された時間情報に従って反映
させると共に、前記情報入力手段から入力すべき情報に
対応した内容の箇所に前記制御信号を挿入した放送番組
を制作する放送番組制作手段とを備えることを特徴とす
る。
【0006】上記双方向放送システムでは、放送番組に
内容が反映される情報は、放送番組制作システムに到達
した時間に従ってではなく、放送受信装置側の時間取得
手段において取得された時間、すなわち各視聴者が情報
を入力するのに要した時間に従って選択される。このた
め、情報入力までの時間の長短が重要な双方向放送サー
ビスを、各視聴者に公平に提供することが可能となる。
【0007】なお、上記の双方向放送システムは、一般
にはBSデジタル放送などのテレビ放送に適用される
が、ラジオ放送に適用することも可能である。つまり、
上記した視聴者とは、ラジオ放送における聴取者を含む
概念である。また、前記出力手段及び前記通信手段は、
放送番組受信システムとして、他の手段と同一の筐体内
に納められたものであってもよい。
【0008】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる情報集計装置は、放送信号として放送装置
から放送受信装置に放送される放送番組の放送内容に対
して、前記放送受信装置から通信回線を介して送られて
くる情報を集計する情報集計装置であって、前記放送受
信装置において取得された前記制御信号を検出してから
情報を入力するまでの時間情報の付された情報を、前記
情報受信装置から前記通信回線を介して受信する情報受
信手段と、前記情報受信手段が受信した情報に付された
時間情報について、不正に取得または改竄されたもので
ないことを認証する時間認証手段と、前記時間認証手段
が認証した時間情報に基づいて、前記情報受信手段が受
信した情報を集計する集計手段と、前記集計手段が集計
した情報を、該情報を放送番組の内容に情報を反映させ
るための放送番組制作装置に送信する情報送信手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】上記情報集計装置において、前記情報受信
手段が受信する情報には、送信者の識別情報が付されて
いるものであってもよい。この場合において、前記集計
手段は、さらに前記情報に付された送信者の識別情報に
従って、前記情報受信手段が受信した情報を集計するも
のとすることができる。
【0010】上記情報集計装置において、前記集計手段
は、例えば、前記情報受信手段が受信した各情報を、前
記時間認証手段によって認証された対応する認証情報に
基づいて並べ替えるものとすることができる。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる情報集計方法は、放送信号として放送装置
から放送受信装置に放送される放送番組の放送内容に対
して、前記放送受信装置から通信回線を介して送られて
くる情報を集計する方法であって、前記放送受信装置に
おいて取得された前記制御信号を検出してから情報を入
力するまでの時間情報の付された情報を、前記情報受信
装置から前記通信回線を介して受信するステップと、受
信した情報に付された時間情報について、不正に取得ま
たは改竄されたものでないことを認証するステップと、
認証した時間情報に基づいて、受信した各情報を集計す
るステップと、集計した情報を、該情報を放送番組の内
容に情報を反映させるための放送番組制作装置に送信す
るステップとを含むことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかる放送番組受信装置は、放送番組作成装置に
おいて作成され、放送信号として放送装置から放送され
る放送番組であって、視聴者から送られてくる情報を内
容に反映させると共に、該情報を入力すべき箇所に対応
して制御信号を挿入した放送番組を受信する放送番組受
信装置であって、前記放送装置から送信され、放送番組
の内容に従った所定の箇所に制御信号を含む放送信号を
受信する放送信号受信手段と、前記放送信号受信手段が
受信した放送信号に含まれる制御信号を検出する制御信
号検出手段と、前記放送信号受信手段が受信した放送信
号に応じた放送番組の内容を出力手段から出力させる出
力制御手段と、前記出力制御手段により前記出力手段か
ら出力された放送番組の内容に従って、視聴者が番組に
参加するための情報を入力する情報入力手段と、前記制
御信号検出手段が制御信号を検出してから前記情報入力
手段から情報が入力されるまでの時間情報を取得する時
間取得手段と、前記情報入力手段から入力された情報
に、前記時間取得手段が取得した時間情報を付して、通
信回線を介して放送側の装置に送信させる情報送信手段
とを備えることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点にかかる放送番組受信方法は、放送番組作成装置に
おいて作成され、放送信号として放送装置から放送され
る放送番組であって、視聴者から送られてくる情報を内
容に反映させると共に、該情報を入力すべき箇所に対応
して制御信号を挿入した放送番組を受信する方法であっ
て、前記放送装置から送信され、放送番組の内容に従っ
た所定の箇所に制御信号を含む放送信号を受信するステ
ップと、受信した放送信号に含まれる制御信号を検出す
るステップと、受信した放送信号に応じた放送番組の内
容を出力手段から出力させるステップと、前記出力手段
から出力された放送番組の内容に従って、視聴者が番組
に参加するための情報を入力手段から入力するステップ
と、前記放送信号に含まれる制御信号を検出してから前
記入力手段から情報が入力されるまでの時間情報を取得
するステップと、前記入力手段から入力された情報に取
得した時間情報を付して、通信回線を介して放送側の装
置に送信させるステップとを含むことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点にかかるプログラムは、放送信号として放送装置か
ら放送受信装置に放送されると共に、情報を入力すべき
箇所に制御信号を挿入した放送番組の放送内容に対し
て、前記放送受信装置から通信回線を介して送られてく
る情報を受信する機能を有するコンピュータ装置を機能
させるためのプログラムであって、前記受信する情報に
は、前記放送受信装置において取得された前記制御信号
を検出してから情報を入力するまでの時間情報が付され
ており、前記コンピュータ装置を、前記受信した情報に
付された時間情報について、不正に取得または改竄され
たものでないことを認証する時間認証手段、前記時間認
証手段が認証した時間情報に基づいて、前記情報受信手
段が受信した情報を集計する集計手段、及び、前記集計
手段が集計した情報を、該情報を放送番組の内容に情報
を反映させるための放送番組制作装置に送信する情報送
信手段として機能させることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第7の
観点にかかるプログラムは、放送番組作成装置において
作成され、放送信号として放送装置から放送される放送
番組であって、視聴者から送られてくる情報を内容に反
映させると共に、該情報を入力すべき箇所に対応して制
御信号を挿入した放送番組を受信する機能と、受信した
放送番組の内容を出力手段から出力させる機能とを有す
るコンピュータ装置を、受信した放送番組に含まれる制
御信号を検出する制御信号検出手段、前記出力手段から
出力された放送番組の内容に従って、視聴者が番組に参
加するための情報を入力する情報入力手段、前記制御信
号検出手段が制御信号を検出してから前記情報入力手段
から情報が入力されるまでの時間情報を取得する時間取
得手段、及び、前記情報入力手段から入力された情報
に、前記時間取得手段が取得した時間情報を付して、通
信回線を介して放送側の装置に送信させる情報送信手段
として機能させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0017】図1は、この実施の形態にかかる双方向放
送システムの構成を示すブロック図である。このシステ
ムは、BSデジタル放送に適用したものであり、放送側
として、情報集計装置1と、放送番組制作装置2と、放
送装置3と、放送アンテナ4と、放送衛星5とを備えて
いる。また、受信側として、受信アンテナ6と、放送番
組受信装置(BSデジタルチューナ)7と、テレビジョ
ン受像器8と、通信装置(電話機)9とを備えている。
通信装置9は、公衆電話網10を介して情報集計装置1
と接続されている。なお、実際には受信側は複数セット
あるが、図では1つだけを示す。
【0018】情報集計装置1は、公衆電話網10を介し
て受信側から送られてくる時間情報の付された情報を受
け取り、時間情報に従って集計をして放送番組制作装置
2に送る。放送番組制作装置2は、予め撮影、編集され
た放送番組や生放送で撮影されている放送番組に、情報
集計装置1で集計され、送られてくる情報を反映させ
る。情報を反映させる方法として、例えば、クイズの正
解者の名前をテロップとして挿入するなどの方法があ
る。また、放送番組制作装置2は、制作する番組中で受
信側で時間情報を取得するための起点となる箇所に制御
情報を挿入する。放送番組制作装置2は、制作した放送
番組を放送装置3に送る。
【0019】放送装置3は、放送番組制作装置2で制作
された番組を放送信号に重畳し、該放送電波を放送アン
テナ4から放送衛星5に向けて放出する。放送衛星5
は、静止軌道を周回するものであり、放送アンテナ4か
ら放出された放送信号を受信し、地上に向けて送出す
る。
【0020】放送番組受信装置7は、受信アンテナ6を
介して放送信号を受信し、そこから映像信号と音声信号
とを取り出してテレビジョン受像器8に送る。テレビジ
ョン受像器8は、放送番組受信装置7から送られてきた
映像信号に対応した画像を出力し、音声信号に対応した
音声を出力し、視聴者の視聴に供させる(以下、これら
出力された画像と音声とを視聴番組という)。
【0021】放送番組受信装置7は、また、受信した放
送信号に含まれる制御信号(前述の制御情報が重畳され
た信号)を検出すると共に、視聴番組に対して視聴者が
所望する情報を入力する機能を有する。さらに、制御信
号の検出から情報の入力を完了するまでの時間を計測
し、制御信号に応じた識別情報及び計測した時間情報を
入力された情報に付して通信装置9に送る。通信装置9
は、情報集計装置1にダイアルアップ接続し、公衆電話
網10を介して放送番組受信装置7から受け取った制御
情報及び時間情報の付された情報を情報集計装置1に送
信する。
【0022】図2は、図1の情報集計装置1の詳細な構
成を示すブロック図である。図示するように、情報集計
装置1は、情報受信部11と、時間認証部12と、ソー
ト部13と、情報送信部14と、制御部15とを備えて
いる。
【0023】情報受信部11は、公衆電話網10を介し
て各受信側の通信装置9から送られた情報(放送番組受
信装置7から入力された情報)を受信する。時間認証部
12は、情報受信部11が受信した情報に付加された時
間情報に不正な操作がされていないかどうかを調べ、不
正な操作がされていなければ当該時間情報を認証する。
【0024】ソート部13は、時間認証部12によって
時間情報が認証された各情報を、対応する制御情報と、
時間情報とに従ってソートする。情報送信部14は、ソ
ート部13によってソートされた各情報を、放送番組制
作装置2に送信する。制御部15は、情報集計装置1内
の各部を制御する。
【0025】図3は、図1の放送番組制作装置2の詳細
な構成を示すブロック図である。図示するように、放送
番組制作装置2は、放送番組制作部21と、制御情報挿
入部22と、情報受信部23と、情報選択部24と、放
送番組完成部25と、番組送信部26と、制御部27と
を備えている。
【0026】放送番組制作部21は、撮影された映像及
び収録された音声を編集し、視聴者の情報が内容として
反映されていない放送番組をデジタルデータとして作成
する。放送番組制作部21は、映像撮影及び音声収録が
既に終了した番組をデジタルデータに変換するだけのも
のであっても構わない。制御情報挿入部22は、制作さ
れた放送番組中で、放送番組受信装置7における時間情
報の取得の起点となる制御情報を挿入する箇所を指示す
る。なお、この制御情報は、時報などの情報で代用する
ことも可能である。
【0027】情報受信部23は、情報集計装置1の情報
送信部14から送られてきた情報を受信する。情報選択
部24は、情報受信部23が受信した視聴者からの情報
のうちで、放送番組の内容に反映させるものを選択す
る。放送番組完成部25は、放送番組制作部21が制作
した放送番組に、制御情報挿入部22から指示された制
御情報を挿入し、さらに情報選択部24が選択した視聴
者からの情報を内容に反映させて、放送番組を完成させ
る。番組送信部26は、放送番組完成部25が完成させ
た放送番組を放送装置3に送信する。制御部27は、放
送番組制作装置2内の各部を制御する。
【0028】図4は、図1の放送番組受信装置7の詳細
な構成を示すブロック図である。図示するように、放送
番組受信装置7は、チューナ71と、映像信号生成部7
2と、音声信号生成部73と、制御信号検出部74と、
入力部75と、時間計測部76と、表示部77と、送信
制御部78と、制御部79を備えている。
【0029】チューナ71は、受信アンテナ6で受信し
た放送信号の受信周波数をチューニングし、チューニン
グした周波数成分の放送信号を取り出す。映像信号生成
部72は、チューナ71が取り出した放送信号から映像
信号を分離し、この映像信号と入力部75から入力され
た情報とに基づいて、テレビジョン受像器8に映し出す
べき映像信号を生成する。音声信号生成部73は、チュ
ーナ71が取り出した放送信号から音声信号を分離し、
テレビジョン受像器8が出力すべき音声信号を生成す
る。
【0030】制御信号検出部74は、チューナ71が取
り出した放送信号から制御信号を検出し、検出した制御
信号に対応した制御情報を入力部75と時間計測部76
とに送る。入力部75は、制御信号検出部74から送ら
れた制御情報に従って情報の入力を可能とし、視聴者の
操作によって所望の情報を入力させ、情報の入力の完了
が指示されると、入力完了情報を時間計測部76に送
る。入力部75は、リモコン操作されるものであっても
よい。
【0031】時間計測部76は、現在時刻を刻む内部タ
イマを備え、制御信号検出部74から制御情報を受け取
ってから、入力部75から入力完了情報を受け取るまで
の時間を計測する。表示部77は、チューナ71の操作
や入力部75からの情報の入力などのために必要な情報
を表示する。送信制御部78は、入力部75から入力さ
れた情報に、制御信号検出部74からの制御情報及び時
間計測部76が計測した時間に対応した時間情報を付加
して、通信装置9から公衆電話網10を介して情報集計
装置1に送信させる。制御部79は、放送番組受信装置
7の各部の動作を制御する。
【0032】以下、この実施の形態にかかる双方向放送
システムにおける動作について説明する。
【0033】図5は、放送番組受信装置7における処理
を示すフローチャートである。もっとも、放送番組受信
装置7において、チューナ71、映像信号生成部72、
音声信号生成部73、制御信号検出部74、表示部77
は、ハードウェア的にこのフローチャートとは別個に動
作しており、このフローチャートによる動作と各部の動
作とのタイミング制御を、制御部79が行うものであ
る。
【0034】放送番組受信装置7においては、制御信号
検出部74によってチューナ71が分離した放送信号に
含まれる制御信号が検出されたかどうかを判定する(ス
テップS101)。制御信号が検出されていなければ、
ステップS101の処理を繰り返して行う。制御信号が
検出された場合には、時間計測部76は、内部タイマが
刻んでいる現在の時間を取得する(ステップS10
2)。
【0035】また、制御信号の検出によって入力部75
からの情報の入力を受け付け可能となり、視聴者が入力
部75を操作することによって所望の情報を入力する
(ステップS103)。そして、時間計測部76は、入
力部75の操作により情報の入力の完了が指示されたか
どうかを判定する(ステップS104)。情報の入力の
完了が指示されていなければ、ステップS103の処理
に戻り、ステップS103、S104の処理を繰り返し
て行う。
【0036】情報の入力の完了が指示されると、時間計
測部76は、内部タイマが刻んでいる現在の時間を再び
取得する(ステップS105)。さらに時間計測部76
は、ステップS105で取得した時間とステップS10
2で取得した時間との時間差を求め、時間情報として送
信制御部78に送る(ステップS106)。また、制御
信号検出部74において検出した制御信号に対応した制
御情報、及びステップS103で入力部75から入力さ
れた情報も、送信制御部78に送られている。
【0037】そして、送信制御部78は、通信装置9を
制御して情報集計装置1にダイアルアップ接続させ、入
力部75から入力された情報、時間計測部76において
求められた時間情報及び検出した制御信号に対応した制
御情報を対応付け、これらの情報を通信装置9から公衆
電話網10を介して情報集計装置1に送信させる(ステ
ップS107)。その後、再びステップS101の処理
に戻り、次の制御信号を受信するのを待機する。
【0038】図6は、情報集計装置1における処理を示
すフローチャートである。情報集計装置1においては、
情報受信部11が、受信側の通信装置9から公衆電話網
10を介して送られてくる、放送番組に対して視聴者が
入力した情報を受信し、時間認証部12に渡す(ステッ
プS201)。次に、時間認証部12は、情報受信部1
1から渡されている情報に付加されている時間情報を調
べ、正当なものであれば認証を付してソート部13に渡
すと共に、時間情報が不正なものであれば当該情報を破
棄する(ステップS202)。
【0039】次に、制御部15において計測している時
間に基づいて、受信側から送られてきた情報を放送番組
制作装置2に送るタイミングとなったかどうかを判定す
る(ステップS203)。受信側から送られてきた情報
を送るタイミングとなっていなければ、ステップS20
1の処理に戻り、さらに受信側から送られてくる情報を
受信する。
【0040】受信側から送られてきた情報を送るタイミ
ングとなった場合には、ソート部13を起動し、各情報
に付加されている制御情報として早く放送されたものか
ら順に、さらに時間認証部12において認証された情報
に付加された時間情報が短いものから順に、各情報をソ
ートする(ステップS204)。さらに、ソートした情
報を情報送信部14から放送番組制作装置2へと送信す
る(ステップS205)。そして、ステップS201の
処理に戻る。
【0041】図7は、放送番組制作装置2における処理
を示すフローチャートである。もっとも、放送番組制作
装置2において、放送番組制作部21、放送番組完成部
25、番組送信部26は、ハードウェア的にこのフロー
チャートとは別個に動作している。また、制御情報挿入
部22は、放送番組制作部21で作成された放送番組を
モニタで視聴している放送局のディレクターが操作する
もので、このフローチャートの処理とは別個に動作す
る。また、放送番組制作部21が制作した放送番組に予
め制御情報を埋め込んでから、放送番組完成部25に渡
すものとしてもよい。
【0042】放送番組制作装置2においては、情報受信
部23によって情報集計装置1の情報送信部14から送
られてきた情報が受信されたかどうかを判定する(ステ
ップS301)。情報集計装置1からの情報を受信して
いなければ、ステップS301の処理を繰り返す。情報
集計装置1からの情報を受信していれば、情報選択部2
4は、受信した情報の中から放送番組の内容に反映させ
るべき情報を選択し、放送番組完成部25に送る(ステ
ップS302)。そして、ステップS301の処理に戻
る。
【0043】ここで、ステップS302における情報の
選択について詳しく説明する。例えば、早押しクイズを
例にとれば、直前に出題したクイズ問題に対応する制御
情報が付されていない情報(それ以前に出題された問題
への解答など)を破棄する。そして、各情報に付されて
いる時間情報を参照し、時間の短いものを所定数だけ選
び出す。そして、選び出した情報を送信した視聴者の名
前を、クイズに早く回答できた者として、放送番組の内
容に含ませるものとして選択する。
【0044】こうして情報選択部24によって選択され
た情報は、放送番組完成部25において放送番組の内容
に反映され、番組送信部26から放送装置3へと送られ
る。そして、放送装置3で放送信号に重畳され、放送ア
ンテナ4から放送衛星5を介して放送される。
【0045】以上説明したように、この実施の形態にか
かる双方向放送システムでは、放送番組の所定箇所(例
えば、クイズの出題箇所)に制御情報を挿入し、放送番
組受信装置7においてこの制御情報を検出してから情報
(例えば、クイズの回答)を入力するまでの時間を計測
している。この時間は、情報集計装置1への到達順に関
わらず、視聴者が情報を入力するのに要した時間(例え
ば、クイズに答えるための時間)を表している。そし
て、この時間に従って、視聴者からの情報を放送番組の
内容に反映させることができるため、放送番組の内容へ
の視聴者の情報の反映について、公平化を図ることがで
きる。
【0046】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0047】上記の実施の形態では、時間計測部76
は、制御信号検出部74が制御信号を検出したときの時
間と入力部75から情報が入力されたときの時間とを取
得し、その時間差を時間情報として求めていた。そし
て、この時間情報を入力された情報に付して情報集計装
置1に送るものとしていた。しかしながら、放送番組受
信装置7内で時間差を算出することなく、制御信号検出
部74が制御信号を検出したときの時間と入力部75か
ら情報が入力されたときの時間とを取得し、取得したこ
れらの時間をそのまま情報集計装置1に送るものとし、
情報集計装置1において指示時間の計算を行ってもよ
い。
【0048】上記の実施の形態では、放送番組受信装置
7から情報集計装置1に送信するデータ(入力された情
報、時間情報及び制御情報)は、平文のままであった
が、放送番組受信装置7において所定の暗号鍵を用いて
暗号化し、さらに電子署名を付して送信するものとして
もよい。この場合、情報集計装置1は、付加された電子
署名による認証を行い、所定の復号鍵を用いて解凍して
放送番組受信装置7からのデータを得るものとしてもよ
い。また、このデータを放送番組受信装置7において圧
縮して送信し(暗号化してもしなくても可)、情報集計
装置1において解凍するものとしてもよい。
【0049】上記の実施の形態では、放送番組制作装置
2は、受信側から送られてきた全ての情報を放送番組の
内容に反映させる対象としていた。これに対して、放送
番組に情報を反映可能な受信側を限定してもよい。例え
ば、通信装置9を情報集計装置1に接続する場合には、
発信者電話番号が送られる。情報集計装置1のソート部
13は、さらに発信者電話番号の末尾の順に情報をソー
トするものとできる。放送番組制作装置2の情報選択部
24は、発信者電話番号の末尾が所定番号のものだけ
を、放送番組に内容を反映できる情報として選択するこ
とができる。また、発信者電話番号の他に、予め契約を
した視聴者に配布した視聴者IDを情報集計装置1に送
信する情報に付加するものとしてもよい。
【0050】上記の実施の形態では、放送側として情報
集計装置1と放送番組制作装置2とが分けられていた
が、これらは1つの放送システムとして構築されたもの
であってもよい。放送装置3の機能は、放送番組制作装
置2内に含まれていてもよい。また、受信側として放送
番組受信装置7とは別に、テレビジョン受像器8及び通
信装置9が設けられていた。しかしながら、放送番組受
信装置7、テレビジョン受像器8及び通信装置9の機能
は、1つの筐体内に収められたものであってもよい。
【0051】上記の実施の形態では、本発明をBSデジ
タル放送に適用した場合を例として説明した。が、本発
明は、視聴者から送られてきた情報を放送番組の内容に
反映させる双方向型の放送システムであれば、地上波放
送や有線放送などの他の放送方式のものにも適用するこ
とができる。また、映像を伴ったテレビ放送だけでな
く、音声のみによるラジオ放送にも適用することができ
る。
【0052】上記の実施の形態では、情報集計装置1、
放送番組制作装置2及び放送番組受信装置7は、各部の
機能が予め構築されているものとし、その各部の機能に
よる処理で図5〜図7のそれぞれのフローチャートに示
す処理が実行されるものとしていた。これに対して、図
5〜図7の各フローチャートに示すプログラムは、例え
ばCD−ROMやDVD−ROMなどのコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に格納して配布したり、Webサ
ーバからインターネットを通じて配信したりしてもよ
い。例えば、放送番組受信装置7としてチューナ71の
機能を備えるパーソナルコンピュータに、このような方
法によって配布されるプログラムをインストールして実
現してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
視聴者が視聴している番組に対して実際に情報を入力す
るのに要した時間に従ってその情報を番組の内容に反映
させることができ、番組の内容に反映させる情報の選択
に公平化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる双方向放送システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の情報集計装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の放送番組制作装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】図1の放送番組受信装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】図1の放送番組受信装置における処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】図1の情報集計装置における処理を示すフロー
チャートである。
【図7】図1の放送番組制作装置における処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 情報集計装置 2 放送番組制作装置 3 放送装置 4 放送アンテナ 5 放送衛星 6 受信アンテナ 7 放送番組受信装置 8 テレビジョン受像器 9 通信装置 10 公衆電話網 11 情報受信部 12 時間認証部 13 ソート部 14 情報送信部 15 制御部 21 放送番組制作部 22 制御情報挿入部 23 情報受信部 24 情報選択部 25 放送番組完成部 26 番組送信部 27 制御部 71 チューナ 72 映像信号生成部 73 音声信号生成部 74 制御信号検出部 75 入力部 76 時間計測部 77 表示部 78 送信制御部 79 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 H04N 7/173 620A 7/173 610 640Z 620 7/08 Z 640 Fターム(参考) 5C025 BA14 CB06 DA04 DA05 5C063 AB03 AB07 CA40 DA07 EB04 5C064 BA01 BB07 BC06 BC16 BC18 BC20 BD02 BD08 BD09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送番組を制作する放送番組制作システム
    と、前記放送番組制作システムによって制作された放送
    番組を放送信号として放送する放送装置と、前記放送装
    置から放送された放送信号を受信する放送受信装置とを
    備え、前記放送番組制作システムが、放送受信装置から
    通信回線を介して送られてくる情報を放送番組の内容に
    反映させる双方向放送システムであって、 前記放送受信装置は、 前記放送装置から送信され、放送番組の内容に従った所
    定の箇所に制御信号を含む放送信号を受信する放送信号
    受信手段と、 前記放送信号受信手段が受信した放送信号に含まれる制
    御信号を検出する制御信号検出手段と、 前記放送信号受信手段が受信した放送信号に応じた放送
    番組の内容を出力手段から出力させる出力制御手段と、 前記出力制御手段により前記出力手段から出力された放
    送番組の内容に従って、視聴者が番組に参加するための
    情報を入力する情報入力手段と、 前記制御信号検出手段が制御信号を検出してから前記情
    報入力手段から情報が入力されるまでの時間情報を取得
    する時間取得手段と、 前記情報入力手段から入力された情報に、前記時間取得
    手段が取得した時間情報を付して、通信手段から前記通
    信回線を介して前記放送番組制作システムに送信させる
    情報送信手段とを備え、 前記放送番組制作システムは、 前記情報送信手段から送られてきた、時間情報の付され
    た情報を受信する情報受信手段と、 前記情報受信手段が受信した情報を、該情報に付された
    時間情報に従って反映させると共に、前記情報入力手段
    から入力すべき情報に対応した内容の箇所に前記制御信
    号を挿入した放送番組を制作する放送番組制作手段とを
    備えることを特徴とする双方向放送システム。
  2. 【請求項2】放送信号として放送装置から放送受信装置
    に放送される放送番組の放送内容に対して、前記放送受
    信装置から通信回線を介して送られてくる情報を集計す
    る情報集計装置であって、 前記放送受信装置において取得された前記制御信号を検
    出してから情報を入力するまでの時間情報の付された情
    報を、前記情報受信装置から前記通信回線を介して受信
    する情報受信手段と、 前記情報受信手段が受信した情報に付された時間情報に
    ついて、不正に取得または改竄されたものでないことを
    認証する時間認証手段と、 前記時間認証手段が認証した時間情報に基づいて、前記
    情報受信手段が受信した情報を集計する集計手段と、 前記集計手段が集計した情報を、該情報を放送番組の内
    容に情報を反映させるための放送番組制作装置に送信す
    る情報送信手段とを備えることを特徴とする情報集計装
    置。
  3. 【請求項3】前記情報受信手段が受信する情報には、送
    信者の識別情報が付されており、 前記集計手段は、さらに前記情報に付された送信者の識
    別情報に従って、前記情報受信手段が受信した情報を集
    計することを特徴とする請求項2に記載の情報集計装
    置。
  4. 【請求項4】前記集計手段は、前記情報受信手段が受信
    した各情報を、前記時間認証手段によって認証された対
    応する認証情報に基づいて並べ替えることを特徴とする
    請求項2または3に記載の情報集計装置。
  5. 【請求項5】放送信号として放送装置から放送受信装置
    に放送される放送番組の放送内容に対して、前記放送受
    信装置から通信回線を介して送られてくる情報を集計す
    る方法であって、 前記放送受信装置において取得された前記制御信号を検
    出してから情報を入力するまでの時間情報の付された情
    報を、前記情報受信装置から前記通信回線を介して受信
    するステップと、 受信した情報に付された時間情報について、不正に取得
    または改竄されたものでないことを認証するステップ
    と、 認証した時間情報に基づいて、受信した各情報を集計す
    るステップと、 集計した情報を、該情報を放送番組の内容に情報を反映
    させるための放送番組制作装置に送信するステップとを
    含むことを特徴とする情報集計方法。
  6. 【請求項6】放送番組作成装置において作成され、放送
    信号として放送装置から放送される放送番組であって、
    視聴者から送られてくる情報を内容に反映させると共
    に、該情報を入力すべき箇所に対応して制御信号を挿入
    した放送番組を受信する放送番組受信装置であって、 前記放送装置から送信され、放送番組の内容に従った所
    定の箇所に制御信号を含む放送信号を受信する放送信号
    受信手段と、 前記放送信号受信手段が受信した放送信号に含まれる制
    御信号を検出する制御信号検出手段と、 前記放送信号受信手段が受信した放送信号に応じた放送
    番組の内容を出力手段から出力させる出力制御手段と、 前記出力制御手段により前記出力手段から出力された放
    送番組の内容に従って、視聴者が番組に参加するための
    情報を入力する情報入力手段と、 前記制御信号検出手段が制御信号を検出してから前記情
    報入力手段から情報が入力されるまでの時間情報を取得
    する時間取得手段と、 前記情報入力手段から入力された情報に、前記時間取得
    手段が取得した時間情報を付して、通信回線を介して放
    送側の装置に送信させる情報送信手段とを備えることを
    特徴とする放送番組受信装置。
  7. 【請求項7】放送番組作成装置において作成され、放送
    信号として放送装置から放送される放送番組であって、
    視聴者から送られてくる情報を内容に反映させると共
    に、該情報を入力すべき箇所に対応して制御信号を挿入
    した放送番組を受信する方法であって、 前記放送装置から送信され、放送番組の内容に従った所
    定の箇所に制御信号を含む放送信号を受信するステップ
    と、 受信した放送信号に含まれる制御信号を検出するステッ
    プと、 受信した放送信号に応じた放送番組の内容を出力手段か
    ら出力させるステップと、 前記出力手段から出力された放送番組の内容に従って、
    視聴者が番組に参加するための情報を入力手段から入力
    するステップと、 前記放送信号に含まれる制御信号を検出してから前記入
    力手段から情報が入力されるまでの時間情報を取得する
    ステップと、 前記入力手段から入力された情報に取得した時間情報を
    付して、通信回線を介して放送側の装置に送信させるス
    テップとを含むことを特徴とする放送番組受信方法。
  8. 【請求項8】放送信号として放送装置から放送受信装置
    に放送されると共に、情報を入力すべき箇所に制御信号
    を挿入した放送番組の放送内容に対して、前記放送受信
    装置から通信回線を介して送られてくる情報を受信する
    機能を有するコンピュータ装置を機能させるためのプロ
    グラムであって、 前記受信する情報には、前記放送受信装置において取得
    された前記制御信号を検出してから情報を入力するまで
    の時間情報が付されており、 前記コンピュータ装置を、 前記受信した情報に付された時間情報について、不正に
    取得または改竄されたものでないことを認証する時間認
    証手段、 前記時間認証手段が認証した時間情報に基づいて、前記
    情報受信手段が受信した情報を集計する集計手段、及
    び、 前記集計手段が集計した情報を、該情報を放送番組の内
    容に情報を反映させるための放送番組制作装置に送信す
    る情報送信手段として機能させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】放送番組作成装置において作成され、放送
    信号として放送装置から放送される放送番組であって、
    視聴者から送られてくる情報を内容に反映させると共
    に、該情報を入力すべき箇所に対応して制御信号を挿入
    した放送番組を受信する機能と、受信した放送番組の内
    容を出力手段から出力させる機能とを有するコンピュー
    タ装置を、 受信した放送番組に含まれる制御信号を検出する制御信
    号検出手段、 前記出力手段から出力された放送番組の内容に従って、
    視聴者が番組に参加するための情報を入力する情報入力
    手段、 前記制御信号検出手段が制御信号を検出してから前記情
    報入力手段から情報が入力されるまでの時間情報を取得
    する時間取得手段、及び、 前記情報入力手段から入力された情報に、前記時間取得
    手段が取得した時間情報を付して、通信回線を介して放
    送側の装置に送信させる情報送信手段として機能させる
    ためのプログラム。
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CN104753621A (zh) * 2013-12-25 2015-07-01 博世汽车部件(苏州)有限公司 车辆收音机频道切换用微处理器、系统和方法

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