JPH07199075A - 走査型レーザ顕微鏡装置 - Google Patents

走査型レーザ顕微鏡装置

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JPH07199075A
JPH07199075A JP34880393A JP34880393A JPH07199075A JP H07199075 A JPH07199075 A JP H07199075A JP 34880393 A JP34880393 A JP 34880393A JP 34880393 A JP34880393 A JP 34880393A JP H07199075 A JPH07199075 A JP H07199075A
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隆 相方
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Abstract

(57)【要約】 【目的】Indo−1観察と、可視光による透過観察を
同時に行え、測光側では試料から反射してくる可視光の
影響のない正確な測光が可能で、透過観察側では、可視
光にのみ対応させた安価な検出系を持つ走査型レーザ顕
微鏡装置を得ることにある。 【構成】概略少なくとも351nm と515nm のレーザビーム
を出射し試料10に照射するレーザ光源手段01〜09と、試
料10により反射されるレーザビームを分離し、各々を測
光用光路上に配置された複数のフォトマルチプライヤ2
0,26 に導く測光分離手段04〜09、集光レンズ16、ダイ
クロイックミラー17、吸収フィルター18、共焦点ピンホ
ール19、反射ミラー22、吸収フィルター24、共焦点ピン
ホール25からなるものと、フォトマルチプライヤ26への
透過観察用可視光の入射を防ぐダイクロイックフィルタ
ー23とで構成され、透過観察光学系及び透過検出系を具
備したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の蛍光観察光学系と
検光検出系と透過観察光学系及び透過検出系を具備した
走査型レーザ顕微鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の走査型レーザ顕微鏡で、試
料に照射されたレーザの反射光を利用した、蛍光観察
と、前記レーザで、試料を透過した透過光を利用した透
過観察の両方を行うものは、特開昭61−219919
号公報に示されている。
【0003】図7はその公報の従来例を示す図で、レー
ザ発振器30から出射されたレーザビーム31は、ビー
ムスプリッタ32を透過して、対物レンズ39の瞳位置
と共役な位置に設けられたガルバノメータミラー33,
34、瞳伝送レンズ35,36を通り、さらに、瞳投影
レンズ37、結像レンズ38、対物レンズ39を通り、
試料40上でレーザスポットとなる。このレーザスポッ
トはガルバノメータミラー33,34によりX−Y2次
元に走査される。
【0004】そこで、蛍光観察等に用いる反射光を検出
する場合は、対物レンズ39、結像レンズ38、瞳投影
レンズ37、ガルバノメータミラー33,34を戻り、
ビームスプリッタ32で反射され、集光レンズ41を通
り、その後方の検出器42により検出される。
【0005】また、透過光を検出する場合はコンデンサ
レンズ43を通り、検出器44により検出される。
【0006】なお、60は焦点遮光板、61はピンホー
ル、62は偏光板、63はバリアフィルター、64はミ
ラー、65は光源、66はプリズム、67は接眼レン
ズ、69は光源、70は透過照明用ビームスプリッタ
ー、71はバリアフィルター、72は偏光板である。
【0007】また、複数の波長のレーザを同時発振さ
せ、複数の波長による像を検出する従来の技術としてW
O92/028391(1992年2 月20日に国際公開され
た文献)に示されているものがあり、図8はこれを説明
するための図で、複数波長を同時に発振するレーザ発振
器45からのレーザビームは試料40に照射されて反射
光となり、反射光はダイクロイックミラー48で長波長
側と短波長側に分け、2つのフォトマルチプライヤ4
6,47で検出している。
【0008】49は励起フィルターユニットで、レーザ
発振器45から出射した複数波長のうち、必要とする波
長を選択的に透過させる特性を有するバンドパスフィル
ター50が入っている。ダイクロッイックミラー48で
反射されたレーザ光は試料51に照射され、試料51か
らの蛍光は、ダイクロッイックミラー48を透過してミ
ラー52で反射される。ミラー52で反射された蛍光
は、ダイクロッイックミラー53で短波長と長波長に分
光され、ダイクロッイックミラー53で反射した短波長
はフィルター54を透過してフォトマルチプライヤ47
に入射し、透過した長波長はフィルター55を透過して
フォトマルチプライヤ46に入射する。例えば、試料5
1から発生した蛍光の波長が500nm〜540nm、
585nm〜650nmとすると、500nm〜540
nmの蛍光はダイクロッイックミラー53で反射し、フ
ィルター54で余分な光が除かれ、フォトマルチプライ
ヤ47に入射する。一方、585nm〜650nmの蛍
光は、ダイクロッイックミラー53を透過し、フィルタ
ー55で余分な光が取り除かれ、フォトマルチプライヤ
46に入射する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、蛍光観察と透過
観察を、同時に行い、細胞等の全体像に、蛍光像を重ね
て観察する要求が高まっている。特に、色素Indo−
1を使用したカルシウムイオンCa2+濃度測定(以下I
ndo−1観察と称する)と、透過観察を同時に行う
等、複数波長を測光し、透過観察も同時にできる蛍光顕
微鏡装置が望まれている。
【0010】ここで、色素Indo−1を使用したCa
2+濃度測定の概要について説明する。すなわち、351
nmの励起光で、405nmと480nmの中心波長の蛍光を
得て、それらを測光し、その比によりカルシウム濃度を
求めるものである。例えば、405nmの比率が高いとカ
ルシウム濃度が低く、480nmの比率が高いとカルシウ
ム濃度が高いことになる。
【0011】しかし、図7の従来の技術では、複数波長
の測光、観察ができない。また一度に複数波長のレーザ
を発振できないので、透過観察を励起光に用いた短波長
域の紫外線で行うことになり、その場合透過検出系及び
透過光学系を短波長光対応としなければならず高価とな
る。
【0012】また、図8の従来の技術では透過検出系が
ないので、透過観察ができない。
【0013】本発明の目的は、前記不具合を解消し、2
波長が正確に測光されたIndo−1観察と可視光によ
る透過観察を同時に行うことができる走査型レーザ顕微
鏡装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、少なくとも351nm
と515nmの波長のレーザビームを出射し試料に照射
するレーザ光源手段と、前記試料により反射されるレー
ザビームを分離し、各々を測光用光路上に配置された複
数のフォトマルチプライヤに導く測光分離手段と、前記
フォトマルチプライヤへの透過観察用可視光の入射を防
ぐ光学手段と、を備え、透過観察光学系及び透過検出系
を具備したことを特徴とする走査型レーザ顕微鏡装置で
ある。
【0015】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、前記光学手段は、中心波長480nmの蛍
光のみを通過するダイクロイックフィルターである請求
項1記載の走査型レーザ顕微鏡装置である。
【0016】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、前記光学手段は、中心波長405nmの蛍
光と515nmの可視光を反射により取り出すダイクロ
イックミラーと、こダイクロイックミラーにより取り出
した中心波長405nmの蛍光のみを透過させるダイク
ロイックフィルターとからなる請求項1記載の走査型レ
ーザ顕微鏡装置である。
【0017】
【作用】請求項1に対応する発明によれば、351nm
と515nmの波長のレーザビームを試料に照射し、試
料からくる蛍光が測光分離手段により分離され、この分
離された蛍光がそれぞれフォトマルチプライヤにより検
出され、かつフォトマルチプライヤへの透過観察用可視
光の入射が光学手段により防がれるので、2波長が正確
に測光されたIndo−1観察と可視光による透過観察
を同時に行うことができる。
【0018】請求項2に対応する発明によれば、中心波
長480nmの蛍光と515nmの可視光の分離が確実
にでき、正確な測光ができる。
【0019】請求項3に対応する発明によれば、中心波
長405nmの蛍光と515nmの可視光の分離がより
確実にでき、より正確な測光ができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の走査型レーザ顕微鏡装置
の第1実施例の光学系を示す図である。本実施例は、概
略少なくとも351nmと515nmの波長のレーザビ
ームを出射し試料10に照射するレーザ光源手段、例え
ばマルチラインアルゴンレーザ光源01、ビームエクス
パンダ02、レーザラインフィルター03、ダイクロイ
ックミラー04、ガルバノメータスキャナ05,06、
瞳投影レンズ07、プリズム08、対物レンズ09から
なるものと、試料10により反射されるレーザビームを
分離し、各々を測光用光路上に配置された複数のフォト
マルチプライヤ20,26に導く測光分離手段、例えば
対物レンズ09、プリズム08、瞳投影レンズ07、ガ
ルバノメータスキャナ05,06、ダイクロイックミラ
ー04、集光レンズ16、ダイクロイックミラー17、
吸収フィルター18、共焦点ピンホール19、反射ミラ
ー22、吸収フィルター24、共焦点ピンホール25か
らなるものと、フォトマルチプライヤ26への透過観察
用可視光の入射を防ぐ光学手段、例えばダイクロイック
フィルター23とで構成され、透過観察光学系及び透過
検出系を具備したものである。
【0021】マルチラインアルゴンレーザ光源01から
発振された波長の中で、Indo−1観察用の351n
mと、透過観察用の515nmの2つのレーザビーム
を、同時に、試料10に照射させ、得られた蛍光の中心
波長405nmと480nmは測光用ダイクロイックミ
ラー04により分離され、かつ各フォトマルチプライヤ
20,26へ導かれて検出する。
【0022】また、試料10を透過した515nmのレ
ーザビームは、透過観察光学系により、透過検出部14
へ導かれる。さらに、試料10に反射し、測光用光路に
きた515nmのレーザビームは、ダイクロイックフィ
ルター23により515nmの可視光の入射が防がれ、
フォトマルチプライヤ26には入射されず、カットされ
る。
【0023】以上のような構成で2波長が正確に測光さ
れたIndo−1観察と、可視光による透過観察を同時
に行うことができる、走査型レーザ顕微鏡装置となる。
【0024】以下、本実施例について、図2〜図4を詳
細に説明する。図1のマルチラインアルゴンレーザ光源
01から351nm、364nm、488nm、515
nmの波長のレーザビームがそれぞれ同時に発振され
る。
【0025】この各レーザビームは、ビームエクスパン
ダ02により、所定径に拡大され、レーザラインフィル
ター03により、351nmと515nmの波長のレー
ザビームが得られる。この場合、レーザラインフィルタ
ー03の透過特性は、図2に示すようになっており、3
64nmと488nmがカットされ、351nmと51
5nmの波長のレーザビームが得られる。
【0026】レーザラインフィルター03により得られ
たレーザビームは、図3に示す透過、反射の特性をもつ
ダイクロイックミラー04により図の下方に反射され、
ガルバノメータスキャナ05,06に入射され、ここで
X,Y方向に偏向される。ガルバノメータスキャナ0
5,06で偏向されたレーザビームは、瞳投影レンズ0
7、接眼観察光路へ導くプリズム08、対物レンズ09
を通り、試料10に照射される。
【0027】試料10を透過した可視光の515nmの
レーザビームは、コンデンサレンズ11、反射ミラー1
2、コレクタレンズ13を通り、透過検出部14で検出
され、第3のフレームメモリ15に蓄積される。
【0028】また、試料10に照射され、蛍光発光した
405nmと480nmの中心波長の蛍光及び、試料1
0を透過せずに一部反射してきた515nmの可視光
は、対物レンズ09、瞳投影レンズ07を通り、ガルバ
ノメータスキャナ06,05を反射する。
【0029】そして、前述した、図3の特性を持つダイ
クロイックミラー04により、405nmと480nm
の中心波長の蛍光は透過する。また、ダイクロイックミ
ラー04は、可視光の515nmを反射させる特性を有
しているが、反射率が100%をものを製造すること
は、困難であり、現実には反射率が100%でない。従
って、試料10より反射してきた515nmの可視光の
一部もダイクロイックミラー04を透過する。
【0030】そして、瞳伝送レンズ16を通り、図4に
示す、反射透過特性を持つ、ダイクロイックミラー17
により中心波長405nmの光は反射され、吸収フィル
ター18を通り、さらに共焦点ピンホール19を通り、
第1のフォトマルチプライヤ20により405nmの蛍
光は測光され、かつ第1のフレームメモリ1の21によ
り蓄積される。
【0031】一方、ダイクロイックミラー17を透過し
た480nmの蛍光及び515nmの可視光は、反射ミ
ラー22で反射され、ダイクロイックフィルター23に
入射され、ここで480nmの蛍光が透過し、515n
mの可視光がカットされる。そして、ダイクロイックフ
ィルター23を透過した480nmの蛍光は、吸収フィ
ルター24、共焦点ピンホール25を順次通り、フォト
マルチプライヤ26により480nmの蛍光は測光さ
れ、第2のフレームメモリ27に蓄積される。
【0032】前述したように、Indo−1観察は、3
51nmの励起光で、発光する蛍光405nmと480
nmの強度比により、カルシウムイオン濃度を測定する
方法である。
【0033】このため、以上述べた実施例の走査型レー
ザ顕微鏡装置ではIndo−1観察に必要な、351n
mのレーザビーム及び透過観察に用いる515nmのレ
ーザビームを同時に得られ、蛍光の405nmと480
nmの光をフレームメモリ21とフレームメモリ27に
蓄積でき、また、515nmの透過光は、フレームメモ
リ15に蓄積でき、フレームメモリ1の21とフレーム
メモリ2の27の測光強度比分布を疑似化し、モニタ表
示したものに、フレームメモリ15の透過像を重ねるこ
とにより、Indo−1観察と透過観察を同時に行え
る。その時、また、測光系では、試料10より反射して
くる515nmの反射光をダイクロイックフィルタ23
によりカットされるので、フォトマルチプライヤ26
に、測光の邪魔をする515nmが入射しないので、正
確な測光が可能となる。
【0034】また、透過観察系においては、透過検出部
14の波長が可視光の515nmであるので、透過光学
系に収差補正、透過率等において、紫外線域に対応した
光学系を用いる必要がなく、安価な透過光学系が得られ
る。
【0035】次に、図5を参照して本発明の走査型レー
ザ顕微鏡装置の第2実施例について説明する。
【0036】第2実施例は、前述の第1実施例の測光系
を以下のように変更したものであり、これ以外の構成
は、第1実施例と同一である。すなわち、マルチライン
アルゴンレーザ光源01から、対物レンズ09を通り、
透過検出を行う経路11,12,13,14,15と、
蛍光が試料10より発光し、瞳伝送レンズにはいるまで
は、図1と同じ構成なので説明は省略する。試料10よ
り発せられた中心波長405nmと480nmの蛍光及
び、515nmの可視光は、瞳伝送レンズ16を通る。
【0037】そして、図6に示す透過、反射特性を持つ
ダイクロイックミラー28により、405nmの蛍光と
515nmの可視光は反射される。この反射された蛍光
と可視光は、405nmを透過し515nmをカットす
る特性を持つダイクロイックフィルター29により40
5nmの蛍光のみ透過し、吸収フィルター18を通り、
さらに、共焦点ピンホール20を通り、フォトマルチプ
ライヤ20により、405nmの蛍光が測光され、フレ
ームメモリ21により蓄積される。
【0038】一方、前記ダイクロイックミラー28を透
過した480nmの蛍光は、反射ミラー22で反射さ
れ、吸収フィルタ24を通り、さらに共焦点ピンホール
25を通り、フォトマルチプライヤ26により、480
nmの蛍光が、測光され、フレームメモリ27により蓄
積される。
【0039】以上の述べたように、第1実施例では、5
15nmの可視光を、480nmの蛍光と、図1のダイ
クロイックフィルタ23で分離しているのに対し、第2
実施例では、図5のダイクロイックミラー28で、40
5nmの蛍光と、515nmの可視光を反射により取り
出し、405nmと、515nmをダイクロイックフィ
ルター29で分離しているので、可視光と測光用蛍光の
分離波長幅が第1実施例の480nmの蛍光と515n
mの可視光の分離波長幅より広いため、より確実な、分
離ができ、より正確な測光ができる。
【0040】もちろん、第1実施例で述べた効果は同様
に得られることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、Indo−1観察と、
可視光による透過観察を同時に行え、測光側では試料か
ら反射してくる可視光の影響のない正確な測光が可能
で、透過観察側では、可視光にのみ対応させた安価な検
出系を持つ走査型レーザ顕微鏡装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査型レーザ顕微鏡装置の第1実施例
の概略構成を示す図。
【図2】図1のレーザラインフィルタの透過特性を示す
図。
【図3】図1のダイクロイックミラーの透過、反射特性
を示す図。
【図4】図1のダイクロイックミラーの透過、反射特性
を示す図。
【図5】本発明の走査型レーザ顕微鏡装置の第2実施例
の概略構成を示す図。
【図6】図5のダイクロイックミラーの透過、反射特性
を示す図。
【図7】従来の技術を説明するための図。
【図8】従来の技術を説明するための図。
【符号の説明】 01…マルチラインアルゴンレーザ光源、02…ビーム
エクスパンダ、03…レーザラインフィルタ、04…ダ
イクロイックミラー、05,06…ガルバノメータスキ
ャナ、07…瞳投影レンズ、08…接瞳観察光路へ導く
プリズム、09…対物レンズ、10…試料、11…コン
デンサレンズ、12…反射ミラー、13…コレタクレン
ズ、14…透過検出部、15…フレームメモリ3、16
…集光レンズ、17…ダイクロイックミラー、18…吸
収フィルター、19…共焦点ピンホール、20…フォト
マルチプライヤ、21…フレームメモリ1、22…反射
ミラー、26…ダイクロイックフィルター、24…吸収
フィルター、25…共焦点ピンホール、26…フォトマ
ルチプライヤ、27…フレームメモリ2、28…ダイク
ロイックミラー、29…ダイクロイックフィルター、3
0…レーザ発振器、31…レーザビーム、32…ビーム
スプリッタ、33,34…ガルバノメータミラー、3
5,36…瞳伝送レンズ、37…瞳投影レンズ、38…
結像レンズ、39…対物レンズ、40…試料、41…集
光レンズ、42…検出器、43…コンデンサレンズ、4
4…検出器、45…レーザ発振器、46,47…フォト
マルチプライヤ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも351nmと515nmの波
    長のレーザビームを出射し試料に照射するレーザ光源手
    段と、 前記試料により反射されるレーザビームを分離し、各々
    を測光用光路上に配置された複数のフォトマルチプライ
    ヤに導く測光分離手段と、 前記フォトマルチプライヤへの透過観察用可視光の入射
    を防ぐ光学手段と、を備え、透過観察光学系及び透過検
    出系を具備したことを特徴とする走査型レーザ顕微鏡装
    置。
  2. 【請求項2】 前記光学手段は、中心波長480nmの
    蛍光のみを通過するダイクロイックフィルターである請
    求項1記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記光学手段は、中心波長405nmの
    蛍光と515nmの可視光を反射により取り出すダイク
    ロイックミラーと、こダイクロイックミラーにより取り
    出した405nmの蛍光のみを透過させるダイクロイッ
    クフィルターとからなる請求項1記載の走査型レーザ顕
    微鏡装置。
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JP2021519446A (ja) * 2018-03-30 2021-08-10 ブレイズ バイオサイエンス, インコーポレイテッド 近赤外光及び可視光画像化を同時に行うためのシステム及び方法

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