JP3326881B2 - 走査型光学顕微鏡 - Google Patents

走査型光学顕微鏡

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JP3326881B2 JP17759593A JP17759593A JP3326881B2 JP 3326881 B2 JP3326881 B2 JP 3326881B2 JP 17759593 A JP17759593 A JP 17759593A JP 17759593 A JP17759593 A JP 17759593A JP 3326881 B2 JP3326881 B2 JP 3326881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査型光学顕微鏡に関
するものである。更に詳しくは走査落射蛍光像と同一試
料・同一部位の透過像を同時に観察することができる走
査型光学顕微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、走査落射蛍光像と同一試料・同一
部位の光学像を同時に観察することができる走査型光学
顕微鏡は次のような構成であった。
【0003】図6において、光源1から射出されたレー
ザ光はダイクロイックミラー2で反射し、対物レンズ3
に集光されて、試料4を光偏向器5による光束の振れに
より走査していた。そして励起され試料4から発した蛍
光6は逆進した後、固定ミラー13で反射しダイクロイ
ックミラー2を透過し、集光レンズ7により集光され蛍
光像が得られていた。そして蛍光像は光検出器8で光電
変換され、画像ディスプレー9に蛍光像として写し出さ
れていた。
【0004】又試料4で強度変調され透過したレーザ光
は集光レンズ10により集光されて、光検出器11に入
力し光電変換され、電気回路12で電気処理されてから
画像ディスプレー9に走査式の透過像として写し出され
ていた。このように画像ディスプレー9には、蛍光像と
走査式の透過像とを同一試料・同一部位につき同時に重
ねて、又は個別に観察することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術には下記のような問題があった。走査型光学顕
微鏡は普通顕微鏡として使用するときのために、一般に
透過照明像観察用に通常のハロゲンランプ光等の光源を
含む照明光学系14aと接眼レンズ又はTVカメラ等を
含む観察光学系14bとが付設されている。この光源に
よる観察からレーザ光励起による蛍光観察に移行する
時、又は逆に移行する時、集光レンズ10及び光検出器
11と、照明14aとの交換ならびに全反射式の固定ミ
ラー13を光路から取り外すという煩瑣な作業が必要で
あった。又、従来技術においては透過像観察のためにレ
ーザ光の照射を行っていた。即ち、レーザ走査型透過像
観察によるレーザ光の照射による試料の劣化や蛍光色素
の褪色等を免れることができず、特に生細胞等の観察で
は、蛍光像を撮る時にのみレーザ光を照射し、透過像観
察の際にはレーザ光の照射を極力避けたいという要望が
大きかった。更に、普通顕微鏡が具備する通常の照明光
学系及び観察光学系の他に、レーザ光による透過像観察
のために専用の集光レンズ10、光検出器11及び電気
回路12が必要であり、装置全体の価格上昇を招いてい
た。
【0006】本発明は上記の課題に鑑み、蛍光像観察と
光学像観察とが同時に行え、あるいは選択的に容易に切
換えられ、試料の劣化と蛍光色素の褪色が必要最小限に
抑制され、且つ低廉な走査型光学顕微鏡を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、 励起光を射
出する励起用光源と、前記励起光とこの励起光の照射を
受けた試料より発光する蛍光とのいづれか一方を反射
し、他方を透過する第1ダイクロイックミラーと、前記
光源と前記試料との間に配置され、前記励起光を二次元
的に走査する光偏向器と、前記励起光を前記試料に収束
し、かつ、前記試料からの前記蛍光を集光する対物レン
ズと、前記対物レンズにより集光された前記蛍光を収束
する集光レンズと、前記集光レンズにより収束された前
記蛍光を検出する第1光検出器と、前記第1光検出器か
らの電気信号を受けて処理する第1電気回路と、前記第
1電気回路からの出力を受けて画像処理する第1画像処
理装置と、前記第1画像処理装置により画像処理された
画像を表示する第1画像ディスプレーとを有する走査型
蛍光像観察装置を具備する走査型光学顕微鏡において、
照明光を射出する照明用光源と、前記試料を介した前記
照明光を結像する結像レンズと、前記結像レンズにより
結像した前記照明光を検出する第2光検出器と、前記第
2光検出器からの電気信号を受けて処理する第2電気回
路と、前記第2電気回路からの出力を受けて画像処理す
る第2画像処理装置と、前記第2画像処理装置により画
像処理された画像を表示する第2画像ディスプレーとを
有する光学像観察装置と、前記対物レンズと前記光偏向
器との間に配置され、かつ前記励起光及び前記蛍光と前
記照明光とのいづれか一方を反射し他方を透過して、前
記走査型蛍光像観察装置の光軸の一部と前記光学像観察
装置の観察光軸との一部とを同軸に結合する第2ダイク
ロイックミラーとを具備するものである。
【0008】前記光学像観察装置は、前記試料に対して
前記対物レンズと対向する側に配置され、前記照明用光
源からの照明光を集光し前記試料を照明するコンデンサ
レンズを有し、前記結像レンズは、前記対物レンズを介
し、かつ、前記第2ダイクロイックミラーを透過して、
前記試料を透過した照明光が入射するように配置されて
いることが望ましい。そして第1の画像処理装置と第2
の画像処理装置、ならびに第1の画像ディスプレーと第
2の画像ディスプレーがそれぞれ同一であることが好ま
しい。
【0009】
【作用】本発明で、蛍光像を観察するときは、励起光が
試料を走査し、励起された蛍光は集光レンズにより集光
され、第1の光検出器に入射する。そして蛍光像として
画像ディスプレーに写し出される。光学像を観察すると
きは、照明光は光源から射出し、試料をケーラー照明す
る。試料により位相変調された照明光は、結像レンズを
介して第2の光検出器に入射し、画像ディスプレーに光
学像が写し出される。同一試料・同一部位の蛍光像と光
学像とが同時に写し出され、同時に観察することができ
る。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1乃至図3により
説明する。図1は第1の実施例の主として光学的構成を
示す構成図である。図1において、光源1は励起用の短
波長のレーザビーム15を射出するレーザである。レー
ザビーム15の光路には、ビーム径を必要な大きさに拡
大するビームエキスパンダ16が配置されている。ビー
ムエキスパンダ16により拡大された光束17の光路に
は、光軸に対し45°傾斜して配置されたダイクロイッ
クミラー2、光束17を二次元に偏向して試料を走査す
る光偏向器5、リレーレンズ18、光軸に対し45°傾
斜して配置されたダイクロイックミラー19、対物レン
ズ3が順次配置されている。対物レンズ3により集光さ
れた光が、ビームスポットを形成する位置に試料4が載
置されている。
【0011】レーザビーム15に励起され試料4から発
した蛍光6の光路は、レーザビーム15の光路を一部逆
進するようになる。ダイクロイックミラー19で反射し
た後、ダイクロイックミラー2を透過した蛍光6の光路
には、蛍光のみを透過するバリアフィルタ20、バリア
フィルタ20aが配置されている。蛍光6の光束を集光
する集光レンズ7の焦点面にはピンホール21が配置さ
れ、共焦点光学系が形成される。
【0012】光検出器8は蛍光6を検出し電気信号を出
力する光電変換素子である。電気回路22は出力した電
気信号をA/D変換等の処理をして画像処理装置23に
出力し、画像処理装置23は電気信号を画像処理し、画
像ディスプレー9に蛍光像として写し出す。
【0013】一方、光源24は透過照明用の長波長の光
を射出するハロゲンランプである。観測の目的によって
は他のキセノンランプ等が使用される。光源24から発
した光束25はバンドパスフィルタ26により、レーザ
ビーム15及び蛍光6より長い波長の光27のみが透過
する。光束25の光路に配置されているコンデンサレン
ズ28は試料4をケーラー照明するためのコンデンサレ
ンズである。試料4により強度変調され透過した照明光
は対物レンズ3により集光され、対物レンズ3の後には
照明光が透過するダイクロイックミラー19が配置され
ている。光路にはバリアフィルタ29及び投影レンズ3
0が順次配置されている。投影レンズ30は対物レンズ
と協動して透過像を結像するレンズである。
【0014】TVカメラ31は、投影レンズ30により
結像された試料4の像を撮像し、像に応じた電気信号を
出力する光電変換素子が内蔵されていて、それから出力
した電気信号は画像処理装置23に内蔵された電気回路
でA/D変換され、入力し画像処理される。画像ディス
プレー9は透過照明像を写し出す。
【0015】ダイクロイックミラー19は励起光及び蛍
光を透過せず反射し、透過照明光を透過するミラーであ
り、励起光及び蛍光が進行する蛍光観察光学系、ならび
に透過照明光が進行する透過像観察光学系の両者の光軸
に対して、それぞれ45°傾斜して配置されている。両
光学系はダイクロイックミラー19により光軸が互いに
同軸になるように結合されている。
【0016】次に、励起光、蛍光及び透過照明光ならび
にダイクロイックミラー19の波長関係について説明す
る。図2は励起光、蛍光及び透過照明光の波長スペクト
ル図であり、横軸に波長を、縦軸に光の強度を定性的に
示している。励起光の波長は最も短く、波長幅は狭い。
蛍光の波長は励起光の波長より長い。例えばカルシウム
イオンの測定を行う場合は、波長470〜490nmの
励起光の照射によりカルシウムイオンは蛍光試薬Flu
o3と結合して波長520〜560nmの蛍光を発す
る。蛍光はその性質上波長幅は広がっていて、光の強度
は励起光に比較して小さい。又場合により蛍光の波長範
囲は一部励起光と重複することがある。
【0017】透過照明光の波長スペクトルは、バンドパ
スフィルタ26を透過した後のものを示しており、光源
24とバンドパスフィルタ26を適正に選択し、励起光
及び蛍光の波長より長い波長となっている。波長幅はバ
ンドパスフィルタ26の仕様により定まる。波長範囲
は、蛍光の波長範囲を避けて重複しないように且つ、細
胞の劣化や蛍光色素の褪色が最小限に抑制可能な範囲で
選択される。上記した例では、透過照明光は波長580
nm程度以上の橙黄色乃至赤色光又は近赤外線である。
【0018】図3はダイクロイックミラー19の特性曲
線を示す図で、横軸に波長を、縦軸に光の透過率を定性
的に示す。実線はダイクロイックミラー19の特性曲線
をそれぞれに示し、点線は励起光、蛍光及び透過照明光
の波長スペクトルを示している。ダイクロイックミラー
19は、図3に示すように、励起光及び蛍光を透過せず
反射し、透過照明光を透過する。
【0019】次に動作について説明する。蛍光像を観察
するときは、光源1を点灯する。光源1から射出された
レーザビーム15はビームエキスパンダ16によりビー
ム径が拡大され、ダイクロイックミラー2で反射して光
偏向器5に入射する。光偏向器5に入射した光束は、そ
の射出方向が二次元的に振られ、リレーレンズ18によ
り一旦収束してから発散してから、ダイクロイックミラ
ーミラー19を介し対物レンズ3に入射する。対物レン
ズ3により試料4の一点にビームスポットが形成され、
このビームスポットは光偏向器5による光束の振れに従
い試料4を二次元的に走査する。試料4が励起され蛍光
6が発光すると、蛍光6は対物レンズ3により集光さ
れ、励起光の光路を逆進し、ダイクロイックミラー19
で反射し、光偏向器5で振られ、振られのない光束とな
ってダイクロイックミラー2を透過する。バリアフィル
タ20及びバリアフィルタ20aにより励起光、透過照
明光を除いて、蛍光測定の精度が向上するように蛍光の
純度が高められる。そして集光レンズ17により集光さ
れ、光検出器8に入射する。光検出器8で光電変換さ
れ、電気信号は電気回路22を経て、画像処理装置23
で画像処理が施された後、蛍光像として画像ディスプレ
ー9に写し出される。集光レンズ17の焦点面にピンホ
ール21が配置されているので共焦点光学系が形成さ
れ、光学的断層像が得られる。
【0020】透過像を観察するときは、光源24を点灯
する。光源24から発した光束25は、バンドパスフィ
ルタ26をレーザビーム15及び蛍光6より長い波長の
光27のみが透過し、コンデンサレンズ28により試料
4をケーラー照明する。試料により強度変調された照明
光は、ダイクロイックミラー19、バリアフィルタ29
を経由し、投影レンズ30によってTVカメラ31に入
射する。入射した光は電気信号に変換され、画像ディス
プレー9に透過像が写し出される。
【0021】蛍光像と透過像とは画像処理装置23に設
けられた切換器(不図示)により、いずれかが選択さ
れ、又は同一試料・同一部位の両者が同時に写し出さ
れ、同時に観察することができる。尚、TVカメラ31
で得られた透過像は画像ディスプレー9と異なる他の画
像ディスプレー9で観察することもできる。
【0022】次に第2の実施例につき図4により説明す
る。尚第1の実施例と同一又は類似の点の記述は省略す
る。図4において、光源1からの励起光が試料4を照射
し、試料より発した蛍光がダイクロイックミラー19で
反射し、ダイクロイックミラー2を透過した後、集光レ
ンズ27から光検出器8に入射し、蛍光像が画像ディス
プレー9に写し出される。
【0023】光源24から発した光束25は、レーザビ
ーム15及び蛍光6より長い波長の光27のみが透過す
るバンドパスフィルタ26を透過した後、リング絞り3
2を通り、コンデンサレンズ28により試料4をケーラ
ー照明する。試料4により位相変調され透過した照明光
はリング絞り32に対応する位相板を有する対物レンズ
33により集光され、ダイクロイックミラー19を透過
する。バリアフィルタ29を介し投影レンズ30により
集光され、TVカメラ31に入射し、透過位相差像が画
像ディスプレー9に写し出される。
【0024】リング絞り32及びリング絞り32に対応
する位相板を有する対物レンズ33により干渉コントラ
ストが生じて、明視野観察では見にくい位相物体でも、
位相差像として観察可能となる。この際画像処理装置2
3によって走査落射蛍光像、透過位相差像のいずれかが
選択される。
【0025】次に第3の実施例につき図5により説明す
る。尚第1の実施例と同一又は類似の点の記述は省略す
る。図5において、光源24から発した光束25は、レ
ーザビーム15及び蛍光6より長い波長の光27のみが
透過するバンドパスフィルタ26を透過した後、ポララ
イザ34及びコンデンサレンズ28を通り、ノルマルス
キープリズム35を透過した後、試料4をケーラー照明
する。試料4により位相変調され透過した照明光は対物
レンズ3により集光され、ダイクロイックミラー19を
透過する。バリアフィルタ29を介し、ノルマルスキー
プリズム36及びアナライザ37を経て、投影レンズ3
0により集光され、TVカメラ31に入射し、透過微分
干渉像が画像ディスプレー9に写し出される。
【0026】ポラライザ34、ノルマルスキープリズム
35、ノルマルスキープリズム36及びアナライザ37
によって干渉コントラストが生じて、明視野観察では見
にくい位相物体でも、微分干渉像として観察可能とな
る。この際画像処理装置23によって走査落射蛍光像、
透過微分干渉像のいずれかが選択される。
【0027】以上の実施例によれば、倒立顕微鏡の対物
レンズ3と投影レンズ30との間にダイクロイックミラ
ー19を設けることによって、本発明の走査型顕微鏡を
形成することができるため、安価に形成できる。
【0028】又ダイクロイックミラーは、実施例と逆に
励起光をを透過し、蛍光を反射するものや、励起光や蛍
光ををを透過し、照明光の蛍光を除く可視光部分を反射
するものにしてもよい。又ダイクロイックミラーを変更
すれば、励起光源と検出器とを入替えることや、走査型
蛍光観察と光学像観察とを入替えることもできる。更に
実施例では透過像を観察したが、反射像を観察するよう
にしてもよい。
【0029】尚、いずれの実施例でもTVカメラ31で
得られた光学像は画像ディスプレー9と異なる他の画像
ディスプレーで観察することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の走査型光学
顕微鏡では、波長の長い透過光による観察からレーザ光
励起による蛍光観察に移行する時、又は逆に移行する
時、部材の交換又は取外しという煩瑣な作業が不要であ
ると共に照明光観察を蛍光観察と同時に行うこともで
き、又レーザ光の照射による試料の劣化や蛍光色素の褪
色は最小限に抑制され、更にレーザ光による透過像観察
に専用の部材を設けることが不要であり原価の低減がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の主として光学的構成を
示す構成図。
【図2】本発明の第1の実施例の励起光、蛍光及び透過
照明光の波長スペクトル図。
【図3】ダイクロイックミラーの波長−透過率曲線を示
す図。
【図4】本発明の第2の実施例の主として光学的構成を
示す構成図。
【図5】本発明の第3の実施例の主として光学的構成を
示す構成図。
【図6】従来例の主として光学的構成を示す構成図。
【符号の説明】
1、24・・・・光源 2・・・・ダイクロイックミラー 3・・・・対物レンズ 5・・・・光偏向器 7・・・・集光レンズ 8、11・・・・光検出器 9・・・・画像ディスプレー 10・・・・集光レンズ 12、22・・・・電気回路 13・・・・固定ミラー 19・・・・ダイクロイックミラー 20、20a・・・・バリアフィルタ 23・・・・画像処理装置 26・・・・バンドパスフィルタ 28・・・・コンデンサレンズ 29・・・・バリアフィルタ 30・・・・投影レンズ 31・・・・TVカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 21/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】励起光を射出する励起用光源と、前記励起
    光とこの励起光の照射を受けた試料より発光する蛍光と
    のいづれか一方を反射し、他方を透過する第1ダイクロ
    イックミラーと、前記光源と前記試料との間に配置さ
    れ、前記励起光を二次元的に走査する光偏向器と、前記
    励起光を前記試料に収束し、かつ、前記試料からの前記
    蛍光を集光する対物レンズと、前記対物レンズにより集
    光された前記蛍光を収束する集光レンズと、前記集光レ
    ンズにより収束された前記蛍光を検出する第1光検出器
    と、前記第1光検出器からの電気信号を受けて処理する
    第1電気回路と、前記第1電気回路からの出力を受けて
    画像処理する第1画像処理装置と、前記第1画像処理装
    置により画像処理された画像を表示する第1画像ディス
    プレーとを有する走査型蛍光像観察装置を具備する走査
    型光学顕微鏡において、照明光を射出する照明用光源
    と、前記試料を介した前記照明光を結像する結像レンズ
    と、前記結像レンズにより結像した前記照明光を検出す
    る第2光検出器と、前記第2光検出器からの電気信号を
    受けて処理する第2電気回路と、前記第2電気回路から
    の出力を受けて画像処理する第2画像処理装置と、前記
    第2画像処理装置により画像処理された画像を表示する
    第2画像ディスプレーとを有する光学像観察装置と、前
    記対物レンズと前記光偏向器との間に配置され、かつ前
    記励起光及び前記蛍光と前記照明光とのいづれか一方を
    反射し他方を透過して、前記走査型蛍光像観察装置の光
    軸の一部と前記光学像観察装置の観察光軸との一部とを
    同軸に結合する第2ダイクロイックミラーとを具備する
    ことを特徴とする走査型光学顕微鏡。
  2. 【請求項2】前記光学像観察装置は、前記試料に対して
    前記対物レンズと対向する側に配置され、前記照明用光
    源からの照明光を集光し前記試料を照明するコンデンサ
    レンズを有し、前記結像レンズは、前記対物レンズを介
    し、かつ、前記第2ダイクロイックミラーを透過して、
    前記試料を透過した照明光が入射するように配置されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の走査型光学顕微
    鏡。
  3. 【請求項3】前記第1画像処理装置と前記第2画像処理
    装置、ならびに前記第1画像ディスプレーと前記第2画
    像ディスプレーがそれぞれ同一であることを特徴とする
    請求項1に記載の走査型光学顕微鏡。
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