JPH07191671A - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPH07191671A
JPH07191671A JP5332343A JP33234393A JPH07191671A JP H07191671 A JPH07191671 A JP H07191671A JP 5332343 A JP5332343 A JP 5332343A JP 33234393 A JP33234393 A JP 33234393A JP H07191671 A JPH07191671 A JP H07191671A
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逸郎 窪田
Yasuyuki Umeyama
康之 梅山
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/183Channel-assigning means for polyphonic instruments
    • G10H1/185Channel-assigning means for polyphonic instruments associated with key multiplexing
    • G10H1/186Microprocessor-controlled keyboard and assigning means
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/002Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof
    • G10H7/004Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof with one or more auxiliary processor in addition to the main processing unit

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各ボイスユニットに汎用性をもたせて、共通
のボイスユニットを用いることにより多種類の音色の楽
音信号を発生できるようにする。 【構成】 バス30に接続したマスタCPU41、プロ
グラムROM42、RAM43及び波形ROM44で主
制御回路部を構成し、主制御回路部が楽音信号を合成す
るための制御プログラム及び制御データをバス30及び
バスコントローラ20を介して複数のボイスユニット1
0−1〜10−16に出力する。ボイスユニット10−
1〜10−16は、スレーブCPU、スレーブRAM、
DSP及びDSP−RAMを備え、前記制御プログラム
にしたがった楽音合成方式で前記制御データにより規定
される楽音信号を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は楽音信号を合成して出力
する楽音信号発生装置に係り、特にそれぞれ独立して楽
音信号を合成する複数のボイスユニットを備えた楽音信
号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば実公昭6
2−20878号公報に示されているように、予め決め
られた固定音色であってそれぞれ異なる音色の楽音信号
を合成する複数のボイスユニットをバスに接続してお
き、各ボイスユニットは、バス上に供給された選択デー
タにより表された音色と各ユニットにて合成される音色
との一致を条件に、同選択データと共にバス上に供給さ
れた音高データ及び音量データを取り込んで同ユニット
にて固有の音色の楽音信号を合成して出力するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置にあっ
ては、固有音色のボイスユニットをバスに追加接続する
ことにより種々の音色の楽音信号を発生させることは可
能であるが、各ボイスユニットにより発生される楽音信
号の音色は固定されているので、多種類の音色の楽音信
号を発生させようとする場合には、多種類のボイスユニ
ットを用意する必要があった。
【0004】本願発明は上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は各ボイスユニットにおける楽音
信号の合成に汎用性をもたせることにより、共通のボイ
スユニットをバスに接続するのみで多種類の音色の楽音
信号を発生できるようにした楽音信号発生装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、楽音信号を合成するため
の制御プログラム及び制御データをバスに出力する主制
御回路部を設けるとともに、同バスに、前記出力された
制御プログラム及び制御データを記憶する副記憶手段
と、副記憶手段に記憶された制御プログラムを実行して
同記憶された制御データにより規定される楽音信号を合
成する合成手段とをそれぞれ有してなる複数のボイスユ
ニットを接続するようにしたことにある。
【0006】
【作用】上記のように構成した本発明においては、複数
のボイスユニットの各合成手段は、主制御回路部から供
給された制御プログラムにしたがって、同供給された制
御データを用いて楽音信号を合成することになる。すな
わち、主制御回路部の制御により、楽音信号を合成する
ための方式及び同合成のための制御パラメータが種々に
変更される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は本発明に係る楽音信号発生装置を鍵盤型
電子楽器に適用した例を概略的に示している。この電子
楽器は、制御プログラムを実行して制御データにより決
定される楽音信号を合成して出力する16個のボイスユ
ニット10−1〜10−16(本件実施例では16個で
あるが他の数でもよい)を備えている。これらのボイス
ユニット10−1〜10−16はバスコントローラ20
を介してバス30に接続されており、同バス30にはマ
スタ中央処理装置(マスタCPU)41、プログラムR
OM42、RAM43及び波形ROM44が接続されて
いる。
【0008】マスタCPU41はプログラムROM42
に記憶されているマスタプログラムを実行するもので、
同CPU41には他の電子楽器からミディー(MID
I)データ(キーオン/オフ信号、ピッチデータ、鍵タ
ッチデータ及びチャンネルデータからなる)を入力する
入力端子41a、他の電子楽器へミディーデータを出力
する出力端子41b、及び他の電子楽器から入力したミ
ディーデータを他の電子楽器にそのまま出力する出力端
子41cが接続されている。このマスタCPU41の制
御下に置かれた各種回路のアドレスマップは図3に示す
とおりである。プログラムROM42は図7〜14のフ
ローチャートに対応したマスタプログラム、図15のフ
ローチャートに対応したスレーブプログラム、及び楽音
合成用のDSPプログラムを予め記憶している。このD
SPプログラムはボイスユニット10−1〜10−16
内の後述する各ディジタル信号プロセッサ(DSP)1
3にて楽音信号の合成のために演算部13bのアルゴリ
ズムを規定するマイクロプログラムである。RAM43
はバッテリ43aによりバックアップされており、図4
に示すように、前記マスタプログラムの実行に必要な変
数を記憶するバッファエリアCPU-BUF と、ボイスユニッ
ト10−1,10−2・・・10−16における楽音信
号の合成に利用するための制御データとしての複数組の
ボイスパラメータVOICE-PMT1〜VOICE-PMTnを記憶したエ
リアとからなる。
【0009】本件実施例では、複数の楽音信号(最大4
個の楽音信号)を重ね合わせて一つの楽音(ボイス)と
して発生するようになっており、以下、これらの重ね合
わせられる各楽音信号をそれぞれエレメント楽音信号と
いう。各ボイスパラメータVOICE-PMTk(k=1〜n)
は、各エレメント楽音信号に共通の制御データCOMMON
と、各エレメント楽音信号のための制御データELM1〜EL
M4とからなる。制御データCOMMONはボイスミディーチャ
ンネルデータVMCH、トータルボリュームデータTVOLなど
からなる。ボイスミディーチャンネルデータVMCHは、同
データVMCHと同一のチャンネルデータを含むミディーデ
ータが外部から入力端子41a供給されたとき、ボイス
ミディーチャンネルデータVMCHを含むボイスパラメータ
VOICE-PMTk(k=1〜n)に対応した複数の楽音信号を合成し
て出力することを指示するためのものである。トータル
ボリュームデータTVOLは前記重ね合わされたエレメント
楽音信号のトータル音量を規定するためのものである。
各制御データELM1〜ELM4は、それぞれエレメントオンデ
ータELMON 、波形番号データWAVENO、ポルタメントカー
ブデータPORTC、ポルタメントスピードデータPORTS、エ
レメントミディーチャンネルデータEMCH、エレメントボ
リュームデータEVOLなどからなる。エレメントオンデー
タELMONは、同データELMONに対応したエレメント楽音信
号が一つの楽音(ボイス)を合成するために重ねられる
べきものであるか否かを表すものである。波形番号デー
タWAVENOは、波形ROM44に記憶されていてエレメン
ト楽音信号の合成のために利用される楽音波形データの
種類を表すものである。ポルタメントカーブデータPORT
C及びポルタメントスピードデータPORTSは、エレメント
楽音信号に付与されるポルタメント効果のピッチ変化カ
ーブ及びピッチ変化スピードをそれぞれ指示するもので
ある。エレメントミディーチャンネルデータEMCHは、同
データEMCHと同一のチャンネルデータを含むミディーデ
ータが外部から入力端子41aに供給されたとき、前記
エレメントミディーチャンネルデータEMCHに対応したエ
レメント楽音信号を合成して出力することを指示するた
めのものである。エレメントボリュームデータEVOLはエ
レメント楽音信号の音量を規定するためのものである。
【0010】波形ROM44は、図5に示すように、フ
ルート、バイオリンなどの楽音波形を表す複数組の波形
データを記憶するものである。これらの波形データはプ
ログラムROM42に記憶されているDSPプログラム
によるDSP13の制御態様に関係して種々の形態を有
するもので、例えばDSP13に対する制御態様が波形
データを単に読み出して出力させるものであれば、各波
形データは楽音の発生開始から発生終了までの楽音波形
の各サンプリング値をそれぞれ表すデータ群からなる。
また、DSP13に対する制御態様が波形データのアタ
ック部分を一回読み出した後、そのサステイン部分を繰
り返し読み出し、最後にそのリリース部分を一回読み出
して出力させるものであれば、各波形データは前記アタ
ック部分、サステイン部分の数〜数10周期分及びリリ
ース部分の各サンプリング値をそれぞれ表すデータ群か
らなる。また、DSP13に対する制御態様が1〜数周
期の波形データを繰り返し読み出し、そのままの波形デ
ータにエンベロープを付与して出力し又は前記読み出し
た波形データを時間変化させながらエンベロープを付与
して出力させるものであれば、各波形データは前記1〜
数周期の楽音波形の各サンプリング値をそれぞれ表すデ
ータ群からなる。また、DSP13に対する制御態様が
FM変調、AM変調などの変調方式により楽音信号を合
成して出力させるものであれば、波形データは前記変調
に利用される波形の各サンプリング値をそれぞれ表すデ
ータ群からなる。さらに、DSPに対する制御態様が特
開昭53−88715号公報に示されているような楽音
波形をフィルタ回路を介して循環させながら同波形を時
間経過にしたがって変化させるものであれば、波形デー
タは循環路を構成する遅延回路(記憶回路)に最初に記
憶させる初期の楽音波形のサンプリング値をそれぞれ表
すデータ群からなる。
【0011】バス30には、鍵スイッチ回路51、操作
子スイッチ回路52、ディスクドライバ53、表示器5
4及びブザー55も接続されている。鍵スイッチ回路5
1は、鍵盤51aを構成する複数の鍵の押離鍵に応じて
それぞれオンオフ動作する鍵と、同数の鍵スイッチ及び
同鍵スイッチのオンオフを検出する検出回路とからな
る。操作子スイッチ回路52は、操作パネル52aに設
けられて発生楽音の音色、音量、効果などを選択又は設
定する演奏操作子及びプログラムを入力したりディスク
ドライバ53を制御したりするその他の操作子にそれぞ
れ対応した操作子スイッチと、同操作子スイッチのオン
オフ動作を検出する検出回路とからなる。ディスクドラ
イバ53は、磁気ディスクなどの外部記憶媒体に各種デ
ータを書き込んだり、同媒体から各種データを読み出し
たりするためのものである。表示器54は音色、音量及
び効果の選択状態、各ボイスユニット10−1〜10−
16の異常状態、ディスクドライバ54の制御状態など
の電子楽器の各種状態を表示するものである。ブザー5
5は警報音を発生するものである。
【0012】次に、前述したボイスユニット10−1〜
10−16及びバスコントローラ20について詳細に説
明する。各ボイスユニット10−1〜10−16は、図
2に示すように、スレーブバス11に接続されたスレー
ブ中央処理装置(スレーブCPU)12、ディジタル信
号プロセッサ(DSP)13、スレーブCPU用のRA
M14及びDSP用のRAM15からなる。スレーブC
PU12は図15のフローチャートに対応したスレーブ
プログラムを実行してDSP13を制御して楽音信号を
発生させる。このスレーブCPU13の制御下にあるア
ドレスマップは図3に示すとおりである。また、このス
レーブCPU12には、マスタCPU41から鍵盤51
aにおける押離鍵を表すキーオン信号、キーオフ信号及
び押鍵された鍵の音高を表すピッチデータ、操作パネル
52aの操作に伴う発生楽音の制御を行う制御データ
(例えば、ピッチベンド制御データ)などのシリアル制
御データSERVOICEがシリアル形式で伝送路31を介して
直接供給されるとともに、各ボイスユニット10−1〜
10−16をそれぞれ選択するための選択信号SEL1〜SE
L16 及びボイスユニット10−1〜10−16内の各C
PU12におけるプログラムの実行を一時的に停止させ
るためのホールト信号HALT1〜HALT16 も直接供給される
ようになっている。
【0013】DSP13は、入出力インターフェース部
(I/O部)13aと、各種演算器、セレクタ、レジス
タなどで構成されてDSPプログラムにしたがった高速
演算処理を行って楽音信号を合成する汎用性のある演算
部13bと、多数のレジスタで構成されDSPプログラ
ムを記憶するプログラムメモリ13cとを備えている。
スレーブRAM14は、スレーブプログラム及びDSP
プログラムを記憶する記憶エリアと、各エレメント楽音
信号のためのスレーブエレメント制御データSLV-ELM を
記憶する記憶エリアと、各ボイスユニットが正常に作動
するか否かを表すアライブフラグAFLGを記憶する記憶エ
リアと、スレーブCPU12の作業領域としてのバッフ
ァエリアとを備えている。DSP−RAM15は、図6
に示すように、DSP13の入出力ポート13aを介し
てマスタCPU41から供給される波形データWVA を記
憶する記憶エリアと、マスタCPU41からスレーブR
AM14を介して供給されるスレーブエレメント制御デ
ータSLV-ELM の一部及び同データSLV-ELM を基に形成し
た制御データからなるスレーブパラメータPARAを記憶す
る記憶エリアと、DSP13の作業領域としてのバッフ
ァエリアとを有している。
【0014】バスコントローラ20は、各ボイスユニッ
ト10−1〜10−16に共通なアドレスデコーダ2
1、セレクトラッチ22及びホールトラッチ23を備え
ているとともに、各ボイスユニット10−1〜10−1
6にそれぞれ対応した3ステートバッファ24−1〜2
4−16を備えている。アドレスデコーダ21はバス3
0の一部を構成するアドレスバス30bに接続されてい
て、エンコードされているアドレス信号をデコードして
ホールトアドレス信号HALTAD、セレクトアドレス信号SE
LAD及びボイスユニットセレクト信号VUSELを出力する。
ただし、このボイスユニットセレクト信号VUSEL は、ボ
イスユニット10−1〜10−16を構成するスレーブ
CPU12、スレーブRAM14及びDSP−RAM1
5に割り当てられた全てのアドレスに対してハイレベ
ル”1”となる。
【0015】セレクトラッチ22はバス30の一部を構
成するデータバス30aに接続されていて各ボイスユニ
ット10−1〜10−16を選択するためのセレクトデ
ータをラッチして、同データに対応したセレクト信号SE
L1〜SEL16 を各ボイスユニット10−1〜10−16に
それぞれ出力するもので、同セレクトラッチ22のラッ
チ制御入力にはアンド回路AND1が接続されている。アン
ド回路AND1は、セレクトアドレス信号SELAD がハイレベ
ル”1”かつバス30の一部を構成するコントロールバ
ス30cからの読み書き制御信号R/W がローレベル”
0”(書き込みを表す)であるとき、セレクトラッチ2
2にラッチ制御信号を出力する。ホールトラッチ23も
データバス30aに接続されていて各ボイスユニット1
0−1〜10−16の各スレーブCPU12を一旦ホー
ルトするためのホールドデータをラッチして、同データ
に対応したホールト信号HALT1〜HALT16 をボイスユニッ
ト10−1〜10−16の各スレーブCPU12にそれ
ぞれ出力するもので、同セレクトラッチ22のラッチ制
御入力にはアンド回路AND2が接続されている。アンド回
路AND2は、ホールトアドレス信号がハイレベル”1”か
つ読み書き制御信号R/W がローレベル”0”(書き込み
を表す)であるとき、ホールトラッチ23にラッチ制御
信号を出力する。
【0016】3ステートバッファ24−1〜24−16
はデータバス30a、アドレスバス30b又はコントロ
ールバス30cとスレーブバス11との間の信号の授受
を選択制御するもので、アンド回路AND3の出力信号がハ
イレベル”1”になるとアドレスバス30b及びコント
ロールバス30c上の信号をスレーブバス11に供給す
る。アンド回路AND4の出力信号がハイレベル”1”にな
るとスレーブバス11上の信号をデータバス30aに供
給し、アンド回路AND5の出力信号がハイレベル”1”に
なるとデータバス30a上の信号をスレーブバス11に
供給する。アンド回路AND3は、セレクト信号SELi(i=1〜
16)、ホールト信号HALTi(i=1〜16) 及びボイスユニット
セレクト信号VUSEL が共にハイレベル”1”のとき、ハ
イレベル信号”1”を出力する。アンド回路AND4は、ア
ンド回路AND3の出力信号がハイレベル”1”かつ読み書
き制御信号R/W がハイレベル”1”(読み取りを表す)
のとき、ハイレベル信号”1”を出力する。アンド回路
AND5は、アンド回路AND3の出力信号がハイレベル”1”
かつ読み書き制御信号R/W が共にローレベル”0”(書
き込みを表す)のとき、ハイレベル信号”1”を出力す
る。
【0017】各ボイスユニット10−1〜10−16に
て合成された各楽音信号は効果付与回路61に供給され
るようになっている。効果付与回路61は、マスタCP
U41からシリアル形式の効果制御データSEREFTを伝送
路32を介して直接入力するようにもなっており、ディ
ジタル楽音信号に効果制御データSEREFTにより規定され
た音楽的効果を付与して左右チャンネルに分けてディジ
タル/アナログ変換器62に出力する。ディジタル/ア
ナログ変換器62は左右チャンネルのディジタル楽音信
号をそれぞれアナログ信号に変換して、アンプ63,6
4を介してスピーカ65,66にそれぞれ出力する。
【0018】次に、上記のように構成した実施例の動作
をフローチャートに沿って説明する。電源スイッチ(図
示しない)の投入により、マスタCPU41は図7のス
テップ100にてプログラムの実行を開始し、ステップ
102にてイニシャライズルーチンの処理を実行する。
このイニシャライズルーチンは図8に詳細に示されてお
り、マスタCPU41はステップ200にてその実行を
開始し、ステップ202にてデータバス30aに16進
表示のホールトデータ#$FFFF(以下、16進表示
を単に#$で表す)を出力し、アドレスバス30bにホ
ールトラッチ23を示すアドレス信号を出力し、コント
ロールバス30cにローレベル”0”(書き込み)を表
す読み書き制御信号R/W を出力して、ホールトラッチ2
3に前記ホールトデータ#$FFFFをラッチさせる。
このホールトデータ#$FFFFは16ビットが全てハ
イレベル”1”であることを表すので、ホールトラッチ
回路23はハイレベル”1”をそれぞれ表すホールト信
号HALT1〜HALT16 をボイスユニット10−1〜10−1
6内の各スレーブCPU12にそれぞれ出力する。これ
により、各スレーブCPU12はそれぞれ作動を停止す
る。
【0019】前記ステップ202の処理後、マスタCP
U41はステップ204にて同CPU41内のレジス
タ、I/Oなどを初期化し、ステップ206にてデータ
バス30aにセレクトデータ#$FFFFを出力し、ア
ドレスバス30bにセレクトラッチ22を示すアドレス
信号を出力し、コントロールバス30cにローレベル”
0”(書き込み)を表す読み書き制御信号R/W を出力し
て、セレクトラッチ22に前記セレクトデータ#$FF
FFをラッチさせる。このセレクトデータ#$FFFF
も16ビットが全てハイレベル”1”であることを表す
ので、セレクトラッチ22はハイレベル”1”をそれぞ
れ表すセレクト信号SEL1〜SEL16 を出力する。
【0020】前記ステップ206の処理後、マスタCP
U41はステップ208にてデータバス30aにプログ
ラムROM42に記憶されているスレーブプログラム及
びDSPプログラムを順次を出力し、これと同時にアド
レスバス30bにスレーブRAM14のプログラム記憶
エリアのアドレスを示すアドレス信号を順次出力すると
ともに、コントロールバス30cにローレベル”0”
(書き込み)を表す読み書き制御信号R/W を出力する。
したがって、前記アドレス信号が出力されている間、ア
ドレスデコーダ21はハイレベル”1”のボイスユニッ
トセレクト信号VUSELを出力し続けるので、アンド回路A
ND3,AND5 はハイレベル信号”1”を3ステートバッフ
ァ24−1〜24−16の制御端子A,Cに供給し続け
る。3ステートバッファ24−1〜24−16は前記デ
ータバス30aに出力されたスレーブプログラム及びD
SPプログラム、アドレスバス30bに出力されたアド
レス信号及びコントロールバス30cに読み書き制御信
号R/W をスレーブバス11にそれぞれ供給するので、ス
レーブプログラム及びDSPプログラムがボイスユニッ
ト10−1〜10−16内の各スレーブRAM14の所
定のエリアに記憶される。
【0021】前記ステップ208の処理後、マスタCP
U41はステップ210にて前記ステップ202の場合
と同様にしてホールトラッチ23にホールト解除データ
#$0000を書き込み、ステップ212にてイニシャ
ライズルーチンの処理を終了する。ホールト解除データ
#$0000は16ビットが全て”0”を表すので、ホ
ールトラッチ23はボイスユニット10−1〜10−1
6の各スレーブCPU12にローレベル”0”のホール
ト信号HALT1〜HALT16 に出力することになる。したがっ
て、各スレーブCPU12の作動停止が解除される。前
記イニシャライズルーチンの終了後、マスタCPU41
は図7のステップ104にて内蔵のタイマを作動させ、
ステップ106にて所定時間だけプログラムの進行を停
止する。
【0022】一方、ボイスユニット10−1〜10−1
6内の各スレーブCPU12は、前記作動停止解除によ
り、図15のステップ600にて前記転送されたスレー
ブプログラムの実行をそれぞれ開始する。このプログラ
ムの実行開始後、各スレーブCPU12は、ステップ6
02にてスレーブRAM14の前記プログラムを記憶し
た以外の記憶エリア、DSP−RAM15及びDSP1
3内のプログラムメモリ13cにデータを正常に読み書
き可能であるかをボイスユニット10−1〜10−16
の作動確認のためにチェックするとともにイニシャライ
ズし、前記チェックが正常であればプログラムをステッ
プ604に進める。各スレーブCPU12はステップ6
04にて同CPU12のI/Oを作動確認の意味をも含
めてイニシャライズし、同イニシャライズが正常に行わ
れればプログラムをステップ606に進める。各スレー
ブCPU12はステップ606にてRAM14に書き込
まれたDSPプログラムをDSP13のプログラムメモ
リ13bに書き込み、同書き込みが正常に行われればプ
ログラムをステップ608に進める。各スレーブCPU
12はステップ608にてアライブフラグAFLGを”1”
に設定して、ステップ610,612からなる処理を繰
り返し実行し始める。また、前記ステップ602〜60
6の処理が正常に行われなければ、両ステップ602〜
606の処理が実行され続けて、アライブフラグAFLG
は”1”に設定されない。
【0023】一方、図7のステップ106にてプログラ
ムの進行を停止させているマスタCPU41は、前記の
ようなボイスユニット10−1〜10−16の作動確認
のための充分な時間が経過すると、ステップ106にて
「YES」すなわち所定時間が経過したと判定してプロ
グラムをステップ108のアライブフラグチェックルー
チンに進める。アライブフラグチェックルーチンは図9
に詳細に示されており、マスタCPU41は同ルーチン
の実行をステップ300にて開始し、ステップ302に
て前記場合と同様にしてホールトラッチ23に全ビット
がハイレベル”1”を示すホールト信号HALT1〜HALT16
を書き込んで、ボイスユニット10−1〜10−16の
各スレーブCPU12の作動をそれぞれ停止させる。
【0024】次に、マスタCPU41はステップ304
にて変数iを「1」に設定するとともに、ステップ30
6にて16ビットのRAM43内のアライブデータALIV
E を#$0000(全ビット”0”)に設定した後、ス
テップ316,318の処理により変数iを「16」ま
で「1」ずつ増加させながらステップ308〜314の
処理を繰り返し実行する。ステップ308においては、
マスタCPU41が、データバス30aに16ビット中
のiビット目のみがハイレベル”1”であり残りが全て
ローレベル”0”であるセレクトデータを出力し、アド
レスバス30bにセレクトラッチ22を示すアドレス信
号を出力し、コントロールバス30cにローレベル”
0”(書き込み)を表す読み書き制御信号R/W を出力す
る。したがって、セレクトラッチ22は前記セレクトデ
ータをラッチして、iビット目のみハイレベル”1”で
あるセレクト信号SEL1〜SEL16 を出力する。次のステッ
プ310においては、マスタCPU41はアドレスバス
30bにスレーブRAM14のアライブフラグAFLGの記
憶アドレスを示すアドレス信号を出力するとともに、コ
ントロールバス30cにハイレベル”1”(読み取り)
を表す読み書き制御信号R/W を出力する。これにより、
アドレスデコーダ21はハイレベル”1”のボイスユニ
ットセレクト信号VUSEL を出力するので、セレクト信号
SEL1〜SEL16 により選択されたボイスユニット16−i
に対応したアンド回路AND3がハイレベル信号”1”を3
ステートバッファ24−iの制御端子Aに供給するとと
もに、同対応したアンド回路AND4がハイレベル信号”
1”を3ステートバッファ24−iの制御端子Bに供給
する。3ステートバッファ24−iは前記アドレス信号
及び読み書き制御信号R/W をスレーブバス11に出力す
るので、スレーブバス11上には前記選択されたボイス
ユニット10−i内のスレーブRAM14に記憶されて
いるアライブフラグAFLGが読み出される。そして、3ス
テートバッファ24−iは前記スレーブバス11に読み
出されたアライブフラグAFLGをデータバス30aに供給
する。マスタCPU41は同ステップ310にてこのデ
ータバス30a上のアライブフラグAFLGを取り込み、同
フラグAFLGが”1”であるか否かを判定する。
【0025】ボイスユニット10−iが正常に作動して
いて、マスタCPU41がステップ310にて「YE
S」と判定した場合には、ステップ312にてアライブ
データALIVE のiビット目に”1”を設定する。一方、
ボイスユニット10−iが正常に作動していなくて、マ
スタCPU41がステップ310にて「NO」と判定し
た場合には、ステップ314にて、表示器54にi番目
のボイスユニット10−iが異常である旨の表示をさ
せ、かつブザー55に警報音を発生させる。前記ステッ
プ312,314の処理後、プログラムをステップ31
6に進める。このようなステップ308〜318の処理
を変数iが「16」になるまで実行すると、マスタCP
U41はステップ318にて「YES」と判定してプロ
グラムをステップ320へ進める。ステップ320にお
いては、前述の場合と同様に、ホールトラッチ23にホ
ールトデータ#$0000を書き込んで全ボイスユニッ
ト10−1〜10−16内の各スレーブCPU12の作
動停止を解除する。このスレーブCPU12の作動停止
の解除後、マスタCPU41はステップ322にてアラ
イブフラグチェックルーチンの処理を終了して、図7の
ステップ110〜116からなる処理を繰り返し実行し
始める。
【0026】マスタCPU41はステップ110にて鍵
スイッチ回路51からの各鍵の押離鍵を表す信号及び操
作子スイッチ回路52から操作子の操作を表す信号を入
力して、鍵及び操作子の新たな操作を検出する。次に、
マスタCPU41はステップ112にて音色設定処理ル
ーチンを実行する。この音色設定処理ルーチンは図10
に詳細に示されており、マスタCPU41はステップ4
00にてその実行を開始し、ステップ402にて前記新
たな操作子の操作の検出に基づいて音色選択(ボイス選
択)が変更されたか否かを判定する。音色選択が変更さ
れていなければ、ステップ402にて「NO」と判定し
てステップ428にてこの音色設定処理ルーチンの実行
を終了する。一方、音色選択が変更されると、ステップ
402にて「YES」と判定してプログラムをステップ
404以降へ進める。
【0027】ステップ404においては、マスタCPU
41はRAM43内の変更された音色(ボイス)に対応
したボイスパラメータVOICE-PMTk(k=1〜n)をチェック
してエレメント楽音信号の使用数eを決定する。すなわ
ち、前記ボイスパラメータVOICE-PMTk 中の”1”を表
しているエレメントオンデータELMONの数をカウントし
て、同カウント値をエレメント使用数eとして設定す
る。次に、マスタCPU41はステップ406にて前記
場合と同様にしてホールトラッチ23に全ビットがハイ
レベル”1”を示すホールトデータHALT1〜HALT16 を書
き込んで、ボイスユニット10−1〜10−16内の各
スレーブCPU12の作動をそれぞれ停止する。各スレ
ーブCPU12の作動停止後、マスタCPU41はステ
ップ408〜414の判定処理によりプログラムをエレ
メント使用数eに応じてステップ416〜422のいず
れかに進める。
【0028】エレメント使用数eが「4」であれば、マ
スタCPU41はステップ416にて第1データ転送処
理ルーチンを実行する。この第1データ転送処理ルーチ
ンは図11に詳細に示されており、マスタCPU41は
ステップ500にてその実行を開始し、ステップ502
にて前記場合と同様にしてセレクトデータ#$8888
をセレクトラッチ22に書き込む。このセレクトデータ
#$8888は2進表示で"1000100010001000"を表すの
で、セレクトラッチ22はSEL4,SEL8,SEL12,SEL16のみ
がハイレベル”1”をそれぞれ表すセレクト信号SEL1〜
SEL16を出力する。次に、マスタCPU41はステップ
504にてデータバス30aにRAM43に記憶されて
いて前記選択された音色に対応したボイスパラメータVO
ICE-PMTk内の共通の制御データCOMMON及び第1エレメン
ト楽音信号のための制御データELM1を順次を出力し、こ
れと同時にアドレスバス30bにスレーブRAM14の
スレーブエレメント制御データSLV-ELM のための記憶エ
リアを示すアドレス信号を順次出力するとともに、コン
トロールバス30cにローレベル”0”(書き込み)を
表す読み書き制御信号R/W を出力する。前記アドレス信
号が出力されている間、アドレスデコーダ21はハイレ
ベル”1”のボイスユニットセレクト信号VUSEL を出力
し続けるので、ボイスユニット10−4,10−8,1
0−12,10−16に対応したアンド回路AND3,AND5
はハイレベル信号”1”を3ステートバッファ24−
4,24−8,24−12,24−16の各制御端子
A,Cに供給し続ける。3ステートバッファ24−4,
24−8,24−12,24−16は前記データバス3
0aに出力された制御データCOMMON,ELM1、アドレスバ
ス30bに出力されたアドレス信号及びコントロールバ
ス30cに読み書き制御信号R/W をスレーブバス11に
それぞれ供給するので、制御データCOMMON,ELM1がボイ
スユニット10−4,10−8,10−12,10−1
6内の各スレーブRAM14のスレーブエレメント制御
データSLV-ELMのための記憶エリアに書き込まれる。
【0029】次に、マスタCPU41はステップ506
にてデータバス30aに波形ROM44に記憶されてい
て前記第1エレメント楽音信号の合成に用いられる波形
データを順次を出力し、これと同時にアドレスバス30
bにDSP−RAM13内の波形データWVAのための記
憶エリアを示すアドレス信号を順次出力するとともに、
コントロールバス30cにローレベル”0”(書き込
み)を表す読み書き制御信号R/W を出力する。前記アド
レス信号が出力されている間、アドレスデコーダ21は
ハイレベル”1”のボイスユニットセレクト信号VUSEL
を出力し続けるので、ボイスユニット10−4,10−
8,10−12,10−16に対応した各アンド回路AN
D3,AND5はハイレベル信号”1”を3ステートバッファ
24−4,24−8,24−12,24−16の各制御
端子A,Cに供給し続ける。3ステートバッファ24−
4,24−8,24−12,24−16は前記データバ
ス30aに出力された波形データ、アドレスバス30b
に出力されたアドレス信号及びコントロールバス30c
に読み書き制御信号R/W をスレーブバス11にそれぞれ
供給するので、波形データがボイスユニット10−4,
10−8,10−12,10−16内のDSP13のI
/Oポート13aを介して各DSP−RAM15の波形
データWVAのための記憶エリアに書き込まれる。
【0030】前記制御データCOMMON,ELM1及び波形デー
タのボイスユニット10−4,10−8,10−12,
10−16に対する書き込み後、マスタCPU41は、
前記ステップ502〜506の処理と同様なステップ5
08〜512の処理により、前記選択された音色に対応
したボイスパラメータVOICE-PMTk内の共通の制御データ
COMMON及び第2エレメント楽音信号のための制御データ
ELM2をボイスユニット10−3,10−7,10−1
1,10−15の各スレーブRAM14に書き込むとと
もに、前記第2エレメント楽音信号の合成に用いるため
の波形データをボイスユニット10−3,10−7,1
0−11,10−15の各DSP−RAM15に書き込
む。この場合には、ボイスユニット10−3,10−
7,10−11,10−15を指定するために、ステッ
プ508の処理により、2進表示で"0100010001000100"
を示すセレクトデータ#$4444をセレクトラッチ2
2に書き込む。
【0031】前記ステップ508〜512の処理後、前
記処理と同様なステップ514〜518の処理により、
前記選択された音色に対応したボイスパラメータVOICE-
PMTk内の共通の制御データCOMMON及び第3エレメント楽
音信号のための制御データELM2をボイスユニット10−
2,10−6,10−10,10−14の各スレーブR
AM14に書き込むとともに、前記第3エレメント楽音
信号の合成に用いるための波形データをボイスユニット
10−2,10−6,10−10,10−14の各DS
P−RAM15に書き込む。この場合には、ボイスユニ
ット10−2,10−6,10−10,10−14を指
定するために、ステップ514の処理により、2進表示
で"0010001000100010"を示すセレクトデータ#$222
2をセレクトラッチ22に書き込む。
【0032】さらに、前記ステップ514〜518の処
理後、前記処理と同様なステップ520〜524の処理
により、前記選択された音色に対応したボイスパラメー
タVOICE-PMTk内の共通の制御データCOMMON及び第4エレ
メント楽音信号のための制御データELM2をボイスユニッ
ト10−1,10−5,10−9,10−13の各スレ
ーブRAM14に書き込むとともに、前記第3エレメン
ト楽音信号の合成に用いるための波形データをボイスユ
ニット10−1,10−5,10−9,10−13の各
DSP−RAM15に書き込む。この場合には、ボイス
ユニット10−1,10−5,10−9,10−13を
指定するために、ステップ520の処理により、2進表
示で"0001000100010001"を示すセレクトデータ#$11
11をセレクトラッチ22に書き込む。その結果、前記
ステップ502〜524の一連の処理により、図16の
エレメント使用数eが「4」の場合のように、選択され
た音色に関する第1〜第4エレメント楽音信号のための
制御データ(波形データを含む)が各ボイスユニット1
0−1〜10−16にそれぞれ転送される。そして、ス
テップ526にてこの第1転送処理ルーチンの実行を終
了する。
【0033】図10のプログラムの説明にふたたび戻る
と、エレメント使用数eが「3」であれば、マスタCP
U41はステップ418にて第2データ転送処理ルーチ
ンを実行する。この第2データ転送処理ルーチンは図1
2に詳細に示されており、マスタCPU41は、ステッ
プ530〜550の処理により、図16のエレメント使
用数eが「3」の場合のように、選択された音色に関す
る第1〜第3エレメント楽音信号のための制御データ
(波形データを含む)を各ボイスユニット10−1〜1
0−16にそれぞれ転送する。この場合、ステップ53
2,538,544においては、2進表示で"100100100
1001001","0100100100100100","0010010010010010"を
示すセレクトデータ#$9249,#$4924,#$
2492をそれぞれ用いる。ステップ534,540,
546においては、選択されたボイスパラメータVOICE-
PMTk内の共通の制御データCOMMON及びエレメントオンデ
ータELMON がハイレベル”1”である第1〜第3番目の
エレメント楽音信号のための制御データELMn1,ELMn2,EL
Mn3がそれぞれ転送される。ステップ536,542,
548においては、前記第1〜第3番目のエレメント楽
音信号のための波形データがそれぞれ転送される。
【0034】図10のプログラムの説明にふたたび戻る
と、エレメント使用数eが「2」であれば、マスタCP
U41はステップ420にて第3データ転送処理ルーチ
ンを実行する。この第3データ転送処理ルーチンは図1
3に詳細に示されており、マスタCPU41は、ステッ
プ560〜574の処理により、図16のエレメント使
用数eが「2」の場合のように、選択された音色に関す
る第1及び第2エレメント楽音信号のための制御データ
(波形データを含む)を各ボイスユニット10−1〜1
0−16にそれぞれ転送する。この場合、ステップ56
2,568においては、2進表示で"101010101010101
0","0101010101010101"を示すセレクトデータ#$AA
AA,#$5555をそれぞれ用いる。ステップ56
4,570においては、選択されたボイスパラメータVO
ICE-PMTk内の共通の制御データCOMMON及びエレメントオ
ンデータELMON がハイレベル”1”である第1及び第2
番目のエレメント楽音信号のための制御データELMn1,E
LMn2がそれぞれ転送される。ステップ566,572に
おいては、前記第1及び第2番目のエレメント楽音信号
のための波形データがそれぞれ転送される。
【0035】図10のプログラムの説明にふたたび戻る
と、エレメント使用数eが「1」であれば、マスタCP
U41はステップ422にて第4データ転送処理ルーチ
ンを実行する。この第4データ転送処理ルーチンは図1
4に詳細に示されており、マスタCPU41は、ステッ
プ580〜588の処理により、図16のエレメント使
用数eが「1」の場合のように、選択された音色に関す
るエレメント楽音信号のための制御データ(波形データ
を含む)を各ボイスユニット10−1〜10−16にそ
れぞれ転送する。この場合、ステップ582において
は、2進表示で"1111111111111111"を示すセレクトデー
タ#$FFFFを用いる。ステップ584においては、
選択されたボイスパラメータVOICE-PMTk内の共通の制御
データCOMMON及びエレメントオンデータELMON がハイレ
ベル”1”であるエレメント楽音信号のための制御デー
タELMn1 が転送される。ステップ586においては、前
記エレメント楽音信号のための波形データがそれぞれ転
送される。
【0036】このような図10のステップ416〜42
2の処理後、マスタCPU41は、前記場合と同様にし
て、ステップ424にてボイスユニット10−1〜10
−16の各スレーブCPU12の作動停止を解除して、
ステップ428にてこの音色設定処理ルーチンを終了す
る。また、前述したステップ404の処理により設定さ
れたエレメント使用数eが「0」であれば、ステップ4
08〜414にて全て「NO」と判定されて、ステップ
426にて表示器54にてボイスパラメータの設定異常
であることを表示させるとともに、ブザー55にて警報
音を発生させる。
【0037】このような音色設定処理ルーチンの実行に
よりエレメント楽音信号のための制御データCOMMON,ELM
1〜ELM4がスレーブエレメント制御データSLV-ELMとして
ボイスユニット10−1〜10−16に転送されると、
ボイスユニット10−1〜10−16内の各CPU12
は、ステップ612の処理により、前記転送されてRA
M14に記憶されているスレーブエレメント制御データ
SLV-ELM及び同データSLV-ELMに基づいて新たに作成した
制御データをDSP−I/O13aを介してDSP−R
AM15に書き込む。これにより、DSP13はプログ
ラムメモリ13cに記憶されているDSPプログラムに
したがった演算部13bの演算によりDSP−RAM1
5に記憶された波形データWVA 及びスレーブエレメント
制御データSLV-ELMに応じた楽音信号を合成可能とな
る。
【0038】図7のマスタプログラムの説明にふたたび
戻ると、マスタCPU41はステップ114にて発音制
御処理ルーチンを実行する。この発音制御処理ルーチン
においては、前記ステップ110の処理により鍵盤51
における新たな押離鍵が検出されると、新たに押離鍵さ
れた鍵の発音チャンネル割り当て処理(ボイスユニット
10−1〜10−16のいずれか一つ又は複数への新た
に押離鍵された鍵の割り当て処理)が実行され、前記割
り当てられたボイスユニットを表すセレクトデータをセ
レクトラッチ22にラッチさせ、その後に前記押離鍵さ
れた鍵の音高を表すピッチデータ及び押離鍵を表すキー
オン/オフ信号からなるシリアルボイス制御データSERV
OICEを伝送路31上に出力する。
【0039】また、この発音制御処理ルーチンにおいて
は、ミディーデータがマスタCPU41の入力端子41
aに到来すると、同到来ミディーデータ中のチャンネル
データと前記選択されているボイスパラメータ内のボイ
スミディーチャンネルデータVMCH又はエレメントミディ
ーチャンネルデータEMCHとが比較される。そして、ミデ
ィーデータ中のチャンネルデータとボイスミディーチャ
ンネルデータVMCHとが一致していれば、ミディーデータ
の発音割り当て処理が実行され、前記割り当てられたボ
イスユニットを表すセレクトデータをセレクトラッチ2
2にラッチさせ、その後に前記ミディーデータ中のピッ
チデータ及び押離鍵を表すキーオン/オフ信号からなる
シリアルボイス制御データSERVOICEを伝送路31上に出
力する。また、ミディーデータ中のチャンネルデータと
エレメントミディーチャンネルデータVMCHとが一致して
いれば、一致したエレメント楽音信号のために用意され
ているボイスユニット10−1〜10−16の一つに前
記ミディーデータを割り当て、前記割り当てられたボイ
スユニットを表すセレクトデータをセレクトラッチ22
にラッチさせ、その後に前記ミディーデータ中のピッチ
データ及び押離鍵を表すキーオン/オフ信号からなるシ
リアルボイス制御データSERVOICEを伝送路31上に出力
する。
【0040】前記セレクトデータのラッチにより、該当
するセレクトラッチ回路22は対応するボイスユニット
10−1〜10−16のスレーブCPU12にセレクト
信号SELk(k=1〜16)を出力する。このセレクト信号SELk
に応答して、スレーブCPU12は、ステップ610の
処理により、DSP13に対して前記ピッチデータ及び
楽音の発生開始を指示する制御信号を出力する。DSP
13の演算部はプログラムメモリ13cに記憶されてい
るDSPプログラムにしたがった演算を実行して、前記
ピッチデータにより表された音高の楽音信号であってR
AM15に記憶された波形データ及びスレーブエレメン
ト制御データSLV-ELM に応じた楽音信号を合成して出力
する。また、スレーブCPU12が楽音の発生停止を指
示する制御信号をDSP13に出力した場合には、同D
SP13は今まで発生していた楽音信号を徐々に減衰さ
せた後、同信号の合成を停止する。
【0041】また、前記ステップ110の処理によって
発生中の楽音信号の楽音要素(ピッチ、音色、音量)を
変化させるための演奏操作子の操作が検出されると、マ
スタCPU42は図7のステップ116の処理により、
楽音信号を発生中のボイスユニット10−1〜10−1
6を表すセレクトデータをセレクトラッチ22にラッチ
させ、その後に前記操作された演奏操作子を表すシリア
ルボイス制御データSERVOICEを伝送路31に出力する。
この場合も、該当するスレーブCPU12は前記シリア
ルボイス制御データSERVOICEを入力して、同データに応
じた制御信号をDSP13の演算部13bに供給し、場
合によってはDSP−RAM15にも制御データを格納
させて、発生中の楽音信号の楽音要素に変化をもたら
す。
【0042】このようにして各ボイスユニット10−1
〜10−16から発生された楽音信号は効果付与回路6
1に供給される。この効果付与回路61には、効果制御
用の操作子が操作されたとき、マスタCPU41のステ
ップ116の処理により、同操作子の操作に対応したシ
リアル効果制御データSEREFTを伝送路32を介して供給
され、効果付与回路61は同制御データSEREFTを記憶保
持している。したがって、効果付与回路61は前記制御
データSEREFTに応じた効果をボイスユニット10−1〜
10−16から供給された楽音信号に付与し、同効果の
付与されたディジタル楽音信号を左右両チャンネルに分
離してディジタル/アナログ変換器62に出力する。デ
ィジタル/アナログ変換器62は左右チャンネルのディ
ジタル楽音信号をそれぞれアナログ楽音信号に変換し、
アンプ63,64を介してそれぞれスピーカ65,66
に供給する。スピーカ65,66は前記供給されたアナ
ログ楽音信号に対応した楽音を発音する。
【0043】また、上記実施例においては、ボイスパラ
メータVOICE-PMT1〜VOICE-PMTnを変更するために操作パ
ネル52aの操作子スイッチを操作したり、磁気ディス
ク53aに記憶したボイスパラメータVOICE-PMT1〜VOIC
E-PMTnをディスクドライバ53を介して入力すると、マ
スタCPU41は図7のステップ116のその他の処理
を実行してRAM43に記憶されているボイスパラメー
タを変更する。
【0044】以上のように、上記実施例の特徴は、楽音
信号を合成するためのボイスユニット10−1〜10−
16をバスコントローラ20を介してバス30にそれぞ
れ接続するとともに、同バス30にマスタCPU41、
プログラムROM42、RAM43、波形ROM44を
接続するようにしてなる。ボイスユニット10−1〜1
0−16を、スレーブCPU12、演算部13b及びプ
ログラムメモリ13cからなるDSP13、スレーブR
AM14、並びにDSP−RAM15で構成し、マスタ
CPU41(及び各スレーブCPU12)のプログラム
処理により、プログラムグラムROM42からスレーブ
RAM14にスレーブCPU12が実行する制御プログ
ラムを転送し、プログラムROM42からスレーブRA
M14を介してDSP13のプログラムメモリ13cに
演算部13bにおけるアルゴリズムを規定して楽音信号
を合成するためのDSPプログラムを転送し、波形RO
M44からDSP−RAM15に波形データを転送し、
ボイスパラメータVOICE-PMT1〜VOICE-PMTn(スレーブエ
レメント制御データSLV-ELM )をスレーブRAM14及
びDSP−RAM15に転送するようにしている。そし
て、マスタCPU41からの発音開始及び停止の指示に
より、各スレーブCPU12がDSP13に楽音信号の
合成開始及び停止を指示し、DSP13の演算部13b
が、プログラムメモリ13cに記憶したDSPプログラ
ムにしたがったアルゴリズムにより、波形データWVA及
びスレーブエレメント制御データSLV-ELMに基づく楽音
信号を合成する。
【0045】このように、上記実施例によれば、マスタ
CPU41、プログラムROM42、RAM43及び波
形ROM44で主制御回路部を構成し、主制御回路部が
楽音信号を合成するための制御プログラムとしてのDS
Pプログラム、制御データとしてのボイスパラメータVO
ICE-PMT1〜VOICE-PMTn(スレーブエレメント制御データ
SLV-ELM)及び波形データWVAをバス30を介して複数の
ボイスユニット10−1〜10−16に出力する。ボイ
スユニット10−1〜10−16においては、DSP1
3のプログラムメモリ13c、スレーブRAM14及び
DSP−RAM15の一部で構成する副記憶手段がスレ
ーブプログラム、DSPプログラム、スレーブエレメン
ト制御データSLV-ELM及び波形データWVAを記憶し、スレ
ーブプログラムを実行するスレーブCPU12の制御の
基に、DSP13の演算部13b及びDSP−RAM1
5の一部で構成する合成手段が楽音合成用のDSPプロ
グラムを実行して同記憶されたスレーブエレメント制御
データSLV-ELM 及び波形データWVAにより規定される楽
音信号を合成する。
【0046】なお、上記実施例においては、RAM43
に記憶された各ボイスパラメータVOICE-PMT1〜VOICE-PT
Mnの各制御データELM1〜ELM4をボイスユニット10−1
〜10−16に配分するのみで、楽音の合成を制御する
制御プログラムとしては同一のDSPプログラムをボイ
スユニット10−1〜10−16に記憶させるようにし
た。しかし、プログラムROM42に種々の楽音合成用
のDSPプログラムを記憶しておき、ボイスユニット毎
に異なるDSPプログラムをボイスユニット10−1〜
10−16に供給してDSP13のプログラムメモリ1
3cに記憶させて、各DSP13にて異なる方式の楽音
合成を行わせるようにしてもよい。
【0047】また、プログラムROM42及び波形RO
M44をRAMに置き換えて、楽音合成用のDSPプロ
グラム及び波形データを操作子の操作又は磁気ディスク
53aからディスクドライブ53を介した入力により変
更又は修正するようにすることもできる。
【0048】また、上記実施例においては、マスタCP
U41がボイスユニット10−1〜10−16にプログ
ラム及び制御データを転送する際には、ホールト信号HA
LT1〜HALT16によりスレーブCPU12の作動を一旦停
止させて、同データを転送するようにしたが、スレーブ
CPU12の実行サイクル毎にバス30、バスコントロ
ーラ20及びスレーブバス11を短時間解放させてデー
タを転送するサイクルスチールによる転送方法を採用す
るようにしてもよい。
【0049】また、上記実施例においてはボイスユニッ
ト10−1〜10−16の異常が検出されたとき、異常
を報知することのみ行うようにしたが、図9のステップ
308〜318の処理によって設定したアライブデータ
ALIVE 中にボイスユニット10−1〜10−16のいず
れかの異常を表すデータ”0”が含まれているとき、同
データ”0”のビットに対応したボイスユニットを使用
しない、すなわち押された鍵及び入力したミディーデー
タの前記異常なボイスユニットに対する割り当てを禁止
して、異常なボイスユニットにおける楽音の合成のみを
避けるようにしてもよい。
【0050】さらに、上記実施例においては、本発明を
鍵盤を有する電子楽器に適用するようにしたが、パーソ
ナルコンピュータ、ワークステーション等の拡張バスに
複数のボイスユニットをそれぞれ接続して、本発明をマ
ルチメディア用のコンピュータシステムに適用するよう
にしてもよい。
【0051】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、複数の
ボイスユニットの各合成手段は、主制御回路部から供給
された制御プログラムにしたがって、同供給された制御
データを用いて楽音信号を合成することになるので、す
なわち楽音信号を合成するための方式及び同合成のため
の制御パラメータが種々に変更されるので、各ボイスユ
ニットは楽音信号を自由に合成でき、多種類の音色の楽
音信号を共通のボイスユニットを用いて合成できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す楽音信号発生装置を
採用した電子楽器の全体ブロック図である。
【図2】 図1のボイスユニット及びバスコントローラ
の詳細を示すブロック図である。
【図3】 図1のマスタCPU及び図2のスレーブCP
Uのためのアドレスマップである。
【図4】 図1のマスタCPU用のRAMのメモリマッ
プである。
【図5】 図1の波形ROMのメモリマップである。
【図6】 図2のDSP−RAMのメモリマップであ
る。
【図7】 図1のマスタCPUにて実行されるマスタプ
ログラムのフローチャートである。
【図8】 図7のイニシャライズルーチンの詳細を示す
フローチャートである。
【図9】 図7のアライブフラグチェックルーチンの詳
細を示すフローチャートである。
【図10】図7の音色設定処理ルーチンの詳細を示すフ
ローチャートである。
【図11】図10の第1データ転送処理ルーチンの詳細
を示すフローチャートである。
【図12】図10の第2データ転送処理ルーチンの詳細
を示すフローチャートである。
【図13】図10の第3データ転送処理ルーチンの詳細
を示すフローチャートである。
【図14】図10の第4データ転送処理ルーチンの詳細
を示すフローチャートである。
【図15】図2のスレーブCPUにて実行されるスレー
ブプログラムのフローチャートである。
【図16】図1の各ボイスユニットへのエレメント楽音
信号の振り分け状態を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10−1〜10−16…ボイスユニット、11…スレー
ブバス、12…スレーブCPU、13…ディジタル信号
プロセッサ(DSP)、14…スレーブRAM、15…
DSP−RAM、20…バスコントローラ、21…アド
レスデコーダ、22…セレクトラッチ、23…ホールト
ラッチ、24−1〜24−16…3ステートバッファ、
30…バス、41…マスタCPU、42…プログラムR
OM、43…RAM、44…波形ROM、51…鍵スイ
ッチ回路、52…操作子スイッチ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10H 7/02 G10K 15/12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽音信号を合成するための制御プログラム
    及び制御データをバスに出力する主制御回路部と、 前記バスにそれぞれ接続されてなり、前記出力された制
    御プログラム及び制御データを記憶可能な副記憶手段
    と、前記副記憶手段に記憶された制御プログラムを実行
    して同記憶された制御データにより規定される楽音信号
    を合成する合成手段とをそれぞれ有してなる複数のボイ
    スユニットとを備えたことを特徴とする楽音信号発生装
    置。
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