JP2715677B2 - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- percussion
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、打楽器音の自動演奏
に用いて好適な電子楽器に関する。
に用いて好適な電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子楽器あるいは自動演奏装置相互間に
おいて演奏情報をやりとりする場合には、一般的にはM
IDI信号が使用される。そして、今日、複数種類の打
楽器音を発生させることのできる電子楽器の普及によ
り、MIDI信号を介して打楽器の演奏情報を伝送する
要望も高い。しかし、MIDI信号の信号方式は元々打
楽器の音色に対応するような情報が含まれていないた
め、従来の電子楽器にあっては、所定の対応関係に基づ
いて打楽器の音色をノートナンバに変換し、このノート
ナンバを含んだMIDI信号を伝送することによって打
楽器の音色を伝送していた。また、外部からのMIDI
信号に基づいて制御される電子楽器等にあっては、供給
されたノートナンバを打楽器の音色に係る情報に変換
し、この情報に基づいて打楽器の音色を発音するように
構成されていた。
おいて演奏情報をやりとりする場合には、一般的にはM
IDI信号が使用される。そして、今日、複数種類の打
楽器音を発生させることのできる電子楽器の普及によ
り、MIDI信号を介して打楽器の演奏情報を伝送する
要望も高い。しかし、MIDI信号の信号方式は元々打
楽器の音色に対応するような情報が含まれていないた
め、従来の電子楽器にあっては、所定の対応関係に基づ
いて打楽器の音色をノートナンバに変換し、このノート
ナンバを含んだMIDI信号を伝送することによって打
楽器の音色を伝送していた。また、外部からのMIDI
信号に基づいて制御される電子楽器等にあっては、供給
されたノートナンバを打楽器の音色に係る情報に変換
し、この情報に基づいて打楽器の音色を発音するように
構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した技
術においては、MIDI信号を送信する側の電子楽器に
おける打楽器音とノートナンバとの対応関係と、MID
I信号を受信する側の電子楽器における対応関係とが相
違した場合、操作者の意図した音色とは異なった音色の
打楽器音が発生するという不具合があった。
術においては、MIDI信号を送信する側の電子楽器に
おける打楽器音とノートナンバとの対応関係と、MID
I信号を受信する側の電子楽器における対応関係とが相
違した場合、操作者の意図した音色とは異なった音色の
打楽器音が発生するという不具合があった。
【0004】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、操作者の意図した音色と同一のまたは近似す
る打楽器音を発生させることのできる電子楽器を提供す
ることを目的としている。
のであり、操作者の意図した音色と同一のまたは近似す
る打楽器音を発生させることのできる電子楽器を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明にあっては、打楽器の種類を示す第1の打楽器
種類指定情報を含む打楽器演奏情報を受信する受信手段
と、受信された前記打楽器演奏情報から前記第1の打楽
器種類指定情報を抽出する抽出手段と、発音する打楽器
音の種類が前記打楽器演奏情報のうちの第2の打楽器種
類指定情報によって指定され、該指定された打楽器音を
形成する打楽器音形成手段と、相互に音色が同一あるい
は類似する前記第1の打楽器種類指定情報で指定される
打楽器の種類と前記第2の打楽器種類指定情報で指定さ
れる打楽器の種類との対応関係を複数種類記憶する記憶
手段と、前記抽出手段によって抽出された第1の打楽器
種類指定情報を、前記記憶手段に記憶された複数種類の
対応関係の中からユーザーによって任意に選択された一
つの対応関係に基づいて第2の打楽器種類指定情報に変
換する変換手段とを具備することを特徴としている。
この発明にあっては、打楽器の種類を示す第1の打楽器
種類指定情報を含む打楽器演奏情報を受信する受信手段
と、受信された前記打楽器演奏情報から前記第1の打楽
器種類指定情報を抽出する抽出手段と、発音する打楽器
音の種類が前記打楽器演奏情報のうちの第2の打楽器種
類指定情報によって指定され、該指定された打楽器音を
形成する打楽器音形成手段と、相互に音色が同一あるい
は類似する前記第1の打楽器種類指定情報で指定される
打楽器の種類と前記第2の打楽器種類指定情報で指定さ
れる打楽器の種類との対応関係を複数種類記憶する記憶
手段と、前記抽出手段によって抽出された第1の打楽器
種類指定情報を、前記記憶手段に記憶された複数種類の
対応関係の中からユーザーによって任意に選択された一
つの対応関係に基づいて第2の打楽器種類指定情報に変
換する変換手段とを具備することを特徴としている。
【0006】
【作用】打楽器演奏情報が受信手段によって受信される
と、抽出手段によって第1の打楽器種類指定情報が抽出
される。次に、記憶手段に記憶された複数種類の対応関
係の中からユーザーによって任意に選択された一つの対
応関係に基づいて変換手段が第1の打楽器種類指定情報
を第2の打楽器種類指定情報に変換する。次に、この第
2の打楽器種類指定情報と打楽器音形成手段に供給する
と、第2の打楽器種類指定情報に基づいて打楽器音の種
類が選択され、選択された打楽器音に基づいた発音が行
われる。
と、抽出手段によって第1の打楽器種類指定情報が抽出
される。次に、記憶手段に記憶された複数種類の対応関
係の中からユーザーによって任意に選択された一つの対
応関係に基づいて変換手段が第1の打楽器種類指定情報
を第2の打楽器種類指定情報に変換する。次に、この第
2の打楽器種類指定情報と打楽器音形成手段に供給する
と、第2の打楽器種類指定情報に基づいて打楽器音の種
類が選択され、選択された打楽器音に基づいた発音が行
われる。
【0007】
【実施例】A.実施例の構成 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。まず、図1はこの発明の一実施例による電子楽器の
電気的構成を示すブロック図である。図において1は演
奏情報を入力するための操作盤であり、演奏者によって
操作される複数のキーが設けられている。ここで、操作
盤1は打楽器のシミュレートのための専用の操作子であ
ってもよく、鍵盤楽器のシミュレートにも兼用できる鍵
盤であってもよい。
る。まず、図1はこの発明の一実施例による電子楽器の
電気的構成を示すブロック図である。図において1は演
奏情報を入力するための操作盤であり、演奏者によって
操作される複数のキーが設けられている。ここで、操作
盤1は打楽器のシミュレートのための専用の操作子であ
ってもよく、鍵盤楽器のシミュレートにも兼用できる鍵
盤であってもよい。
【0008】各キーの操作状態はキー検出回路1aによ
って検出され、この操作情報がバス5を介して出力され
る。この操作情報は、通常の電子楽器のキーボードと同
様に、押鍵を示すノートオン,離鍵を示すノートオフ,
操作されたキーに対応するノートナンバ等から成る。
って検出され、この操作情報がバス5を介して出力され
る。この操作情報は、通常の電子楽器のキーボードと同
様に、押鍵を示すノートオン,離鍵を示すノートオフ,
操作されたキーに対応するノートナンバ等から成る。
【0009】次に、2は中央処理装置(CPU)であ
り、読出し専用メモリ(ROM)3に設定された処理プ
ログラムに基づいて、他の構成要素を制御するように構
成されている。また、4は読出し書込みメモリ(RA
M)であり、CPU2の制御に基づいてデータの読出し
および書込みが自在に構成されている。
り、読出し専用メモリ(ROM)3に設定された処理プ
ログラムに基づいて、他の構成要素を制御するように構
成されている。また、4は読出し書込みメモリ(RA
M)であり、CPU2の制御に基づいてデータの読出し
および書込みが自在に構成されている。
【0010】次に、7はMIDIインターフェース(外
部インターフェース)であり、CPU2の制御に基づい
て、外部機器に対してMIDI信号の入出力を行うよう
に構成されている。なお、外部機器から入力されたMI
DI信号はRAM4に設けられたMIDI受信バッファ
領域(図示せず)に読み込まれる。
部インターフェース)であり、CPU2の制御に基づい
て、外部機器に対してMIDI信号の入出力を行うよう
に構成されている。なお、外部機器から入力されたMI
DI信号はRAM4に設けられたMIDI受信バッファ
領域(図示せず)に読み込まれる。
【0011】次に、6はノートナンバ変換テーブルメモ
リであり、数種類のノートナンバ変換テーブルが記憶さ
れる。ここで、ノートナンバ変換テーブルとは、例えば
図2のように、外部機器から供給されるMIDI信号に
含まれるノートナンバ(外部ノートナンバ)と、電子楽
器内部において使用される内部ノートナンバとの対応関
係を規定したものである。そして、この変換テーブルに
記憶された対応関係とCPU2の制御とに基づいてノー
トナンバが変換される(詳細は後述する)。
リであり、数種類のノートナンバ変換テーブルが記憶さ
れる。ここで、ノートナンバ変換テーブルとは、例えば
図2のように、外部機器から供給されるMIDI信号に
含まれるノートナンバ(外部ノートナンバ)と、電子楽
器内部において使用される内部ノートナンバとの対応関
係を規定したものである。そして、この変換テーブルに
記憶された対応関係とCPU2の制御とに基づいてノー
トナンバが変換される(詳細は後述する)。
【0012】ここで、ノートナンバ変換テーブルメモリ
6は、ROMおよびRAM(図示せず)から構成されて
おり、このROMには複数種類のノートナンバ変換テー
ブルが予め記憶されている。また、RAMはユーザの作
成する変換テーブルが記憶可能になっている。
6は、ROMおよびRAM(図示せず)から構成されて
おり、このROMには複数種類のノートナンバ変換テー
ブルが予め記憶されている。また、RAMはユーザの作
成する変換テーブルが記憶可能になっている。
【0013】ここで、図2に例示されたノートナンバ変
換テーブルによれば内部ノートナンバ「36」と外部ノ
ートナンバ「93」はそれぞれ「バスドラム」を示すも
のであるから、両者対応付けられている。また、外部ノ
ートナンバ「102」および「103」はそれぞれ「タ
ム1」および「タム2」を示すものであるが、これらと
同一の内部ノートナンバは存在しない。従って、これら
の外部ノートナンバには、最も音色の近似する「タム
(ロー)」および「タム(ハイ)」を対応させることと
し、これらを示す内部ノートナンバ「41」および「4
3」がそれぞれ対応付けられている。
換テーブルによれば内部ノートナンバ「36」と外部ノ
ートナンバ「93」はそれぞれ「バスドラム」を示すも
のであるから、両者対応付けられている。また、外部ノ
ートナンバ「102」および「103」はそれぞれ「タ
ム1」および「タム2」を示すものであるが、これらと
同一の内部ノートナンバは存在しない。従って、これら
の外部ノートナンバには、最も音色の近似する「タム
(ロー)」および「タム(ハイ)」を対応させることと
し、これらを示す内部ノートナンバ「41」および「4
3」がそれぞれ対応付けられている。
【0014】次に、8はタイマであり、CPU2に供給
するクロック信号等を生成する。次に、11はパネルス
イッチであり、音色等を設定するための種々のスイッチ
等が設けられ、これらスイッチ等の操作状態はSW検出
回路11aによって検出され、バス5を介して出力され
る。また、12は表示回路であり、バス5を介して供給
された各種のデータを表示する。
するクロック信号等を生成する。次に、11はパネルス
イッチであり、音色等を設定するための種々のスイッチ
等が設けられ、これらスイッチ等の操作状態はSW検出
回路11aによって検出され、バス5を介して出力され
る。また、12は表示回路であり、バス5を介して供給
された各種のデータを表示する。
【0015】次に、9は発生する打楽器の音色と各キー
のノートナンバとの対応関係を定義するテーブルを含む
音源回路であり、CPU2からバス5を介してノートオ
ン、ノートナンバ等を指令するデータを受信すると、こ
れらのデータに基づいて楽音信号を発生する。次に、1
0はサウンドシステムであり、音源回路9から出力され
た楽音信号を受信し、A/D変換した後、増幅して発音
するものである。
のノートナンバとの対応関係を定義するテーブルを含む
音源回路であり、CPU2からバス5を介してノートオ
ン、ノートナンバ等を指令するデータを受信すると、こ
れらのデータに基づいて楽音信号を発生する。次に、1
0はサウンドシステムであり、音源回路9から出力され
た楽音信号を受信し、A/D変換した後、増幅して発音
するものである。
【0016】B.実施例の動作 次に、本実施例の動作を図3および図4を参照して説明
する。なお、図3はROM3に設定された制御プログラ
ムのメインルーチンのフローチャート、図4は同プログ
ラムのサブルーチンのフローチャートである。
する。なお、図3はROM3に設定された制御プログラ
ムのメインルーチンのフローチャート、図4は同プログ
ラムのサブルーチンのフローチャートである。
【0017】図3において処理が開始されると、まずス
テップSP1において、各種のレジスやハードウエアの
初期設定等のイニシャライズが実行される。次に、処理
がステップSP2に進むと、操作盤1がサーチされ、何
れかのキーが操作された場合には、ノートオン,ノート
ナンバ等のデータがバス5を介してCPU2に読み込ま
れる。そして、ノートナンバ等のデータが音源回路9に
供給されると、このノートナンバに基づいて音色が選択
され、サウンドシステム10を介して、当該音色の打楽
器音が発生する。
テップSP1において、各種のレジスやハードウエアの
初期設定等のイニシャライズが実行される。次に、処理
がステップSP2に進むと、操作盤1がサーチされ、何
れかのキーが操作された場合には、ノートオン,ノート
ナンバ等のデータがバス5を介してCPU2に読み込ま
れる。そして、ノートナンバ等のデータが音源回路9に
供給されると、このノートナンバに基づいて音色が選択
され、サウンドシステム10を介して、当該音色の打楽
器音が発生する。
【0018】次に、処理がステップSP3に進むと、ユ
ーザによって任意のドラムキットが選択される。ここ
で、ドラムキットとは数種類の打楽器音の組である。す
なわち、電子楽器で発生することが可能な打楽器音が通
常は多数(数十種類程度)存在し、その全てを任意に選
択するように構成することも勿論可能であるが、この場
合には操作子(キー)の数が膨大になるとともに演奏が
繁雑になる。このため、一般的に同時に使用されるであ
ろう打楽器を一組(一ドラムキット)としてまとめ、ユ
ーザが予め任意のドラムキットを選択しておくことによ
り、演奏の便宜と価格の低廉化を図ったものである。
ーザによって任意のドラムキットが選択される。ここ
で、ドラムキットとは数種類の打楽器音の組である。す
なわち、電子楽器で発生することが可能な打楽器音が通
常は多数(数十種類程度)存在し、その全てを任意に選
択するように構成することも勿論可能であるが、この場
合には操作子(キー)の数が膨大になるとともに演奏が
繁雑になる。このため、一般的に同時に使用されるであ
ろう打楽器を一組(一ドラムキット)としてまとめ、ユ
ーザが予め任意のドラムキットを選択しておくことによ
り、演奏の便宜と価格の低廉化を図ったものである。
【0019】次に、処理がステップSP4に進むと、ノ
ートナンバ変換テーブル作成処理が行われる。ここで、
ノートナンバ変換テーブルは、上述したようにノートナ
ンバ変換テーブルメモリ6の中のROMにも予め数種類
記憶されているが、これらのテーブルによってサポート
できない場合が考えられ、また、ユーザにおいて任意の
対応関係を付与することによって個性的な演奏を行いた
い場合もある。
ートナンバ変換テーブル作成処理が行われる。ここで、
ノートナンバ変換テーブルは、上述したようにノートナ
ンバ変換テーブルメモリ6の中のROMにも予め数種類
記憶されているが、これらのテーブルによってサポート
できない場合が考えられ、また、ユーザにおいて任意の
対応関係を付与することによって個性的な演奏を行いた
い場合もある。
【0020】そこで、本実施例にあっては、ノートナン
バ変換テーブルメモリ6にRAMを設け、そこに記憶さ
れるべきノートナンバ変換テーブルをユーザによって任
意に設定可能にしている。具体的には、ユーザが表示回
路12の表示を参照しつつパネルスイッチ11を操作す
ることによってテーブルを作成する。従って、このステ
ップSP4は必須ではないので、新たなテーブルの作成
の必要がなければ特に処理を行わない。
バ変換テーブルメモリ6にRAMを設け、そこに記憶さ
れるべきノートナンバ変換テーブルをユーザによって任
意に設定可能にしている。具体的には、ユーザが表示回
路12の表示を参照しつつパネルスイッチ11を操作す
ることによってテーブルを作成する。従って、このステ
ップSP4は必須ではないので、新たなテーブルの作成
の必要がなければ特に処理を行わない。
【0021】次に、処理がステップSP5に進むと、ノ
ートナンバ変換テーブルメモリ6に記憶されている複数
のノートナンバ変換テーブルの中から、ユーザによって
任意の一のテーブルが選択される。
ートナンバ変換テーブルメモリ6に記憶されている複数
のノートナンバ変換テーブルの中から、ユーザによって
任意の一のテーブルが選択される。
【0022】次に、処理がステップSP6に進むと、M
IDI処理サブルーチン(図4)が呼出される。図4に
おいて処理が開始されると、まず、ステップSP11に
おいて、RAM4に設けられたMIDI受信バッファ領
域(図示せず)に受信データが読み込まれているか否か
が判定される。ここで、「NO」と判定されると処理が
メインルーチン(図3)に戻るが、「YES」と判定さ
れると処理がステップSP12に進む。
IDI処理サブルーチン(図4)が呼出される。図4に
おいて処理が開始されると、まず、ステップSP11に
おいて、RAM4に設けられたMIDI受信バッファ領
域(図示せず)に受信データが読み込まれているか否か
が判定される。ここで、「NO」と判定されると処理が
メインルーチン(図3)に戻るが、「YES」と判定さ
れると処理がステップSP12に進む。
【0023】ステップSP12にあっては、読み込まれ
た受信データがノートデータか否かが判定される。ここ
で「NO」と判定されると、処理がステップSP15に
進み、当該受信データに応じた処理が行われ、処理がメ
インルーチンに戻る。一方、ステップSP12において
「YES」と判定された場合には処理がステップSP1
3に進む。
た受信データがノートデータか否かが判定される。ここ
で「NO」と判定されると、処理がステップSP15に
進み、当該受信データに応じた処理が行われ、処理がメ
インルーチンに戻る。一方、ステップSP12において
「YES」と判定された場合には処理がステップSP1
3に進む。
【0024】ステップSP13においては、先にステッ
プSP5で選択されたノートナンバ変換テーブルが参照
され、読み込まれたノートナンバ(外部ノートナンバ)
が内部ノートナンバに変換され、この内部ノートナンバ
が変数NOTE設定される。次に、処理がステップSP
14に進むと、変数NOTE(すなわち内部ノートナン
バ)、ベロシティ等の楽音情報が音源回路9に出力さ
れ、これらの情報に基づいて楽音信号が生成され、生成
された楽音がサウンドシステム10を介して発音され
る。
プSP5で選択されたノートナンバ変換テーブルが参照
され、読み込まれたノートナンバ(外部ノートナンバ)
が内部ノートナンバに変換され、この内部ノートナンバ
が変数NOTE設定される。次に、処理がステップSP
14に進むと、変数NOTE(すなわち内部ノートナン
バ)、ベロシティ等の楽音情報が音源回路9に出力さ
れ、これらの情報に基づいて楽音信号が生成され、生成
された楽音がサウンドシステム10を介して発音され
る。
【0025】そして、以上の処理が終了すると、処理が
メインルーチンに戻り、ステップSP7においてその他
の種々の処理が実行される。ステップSP7の処理が終
了すると、処理がステップSP2に戻り、上記ステップ
SP2〜7の処理が繰返し実行される。
メインルーチンに戻り、ステップSP7においてその他
の種々の処理が実行される。ステップSP7の処理が終
了すると、処理がステップSP2に戻り、上記ステップ
SP2〜7の処理が繰返し実行される。
【0026】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、ノ
ートナンバ変換テーブルは予め数種類の外部機器に対応
して設けておき、接続する外部機器の機種名を選択する
ことによって対応する変換テーブルを指定するように構
成してもよい。また、本発明の電子楽器は実施例に示さ
れたような鍵盤付きの電子楽器である必要はなく、例え
ば音源のみの物に用いてもよいことは言うまでもない。
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、ノ
ートナンバ変換テーブルは予め数種類の外部機器に対応
して設けておき、接続する外部機器の機種名を選択する
ことによって対応する変換テーブルを指定するように構
成してもよい。また、本発明の電子楽器は実施例に示さ
れたような鍵盤付きの電子楽器である必要はなく、例え
ば音源のみの物に用いてもよいことは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の電子楽器
によれば、第1の打楽器種類指定情報がいかなる打楽器
種類を指定するものであるかということは、打楽器演奏
情報を送信する側の電子楽器の機種によって異なるが、
記憶手段に記憶された複数種類の対応関係の中からユー
ザーによって任意に選択された一つの対応関係に基づい
て、第1の打楽器種類指定情報が、音色が同一または近
似する第2の打楽器種類指定情報に変換されるから、送
信側の電子楽器の機種に応じて、第1の打楽器種類指定
情報と第2の打楽器種類指定情報との対応関係を選択で
きるので、送信側の電子楽器の機種によらず、送信側で
意図した音色の打楽器音を受信側で発生することができ
るようになる。
によれば、第1の打楽器種類指定情報がいかなる打楽器
種類を指定するものであるかということは、打楽器演奏
情報を送信する側の電子楽器の機種によって異なるが、
記憶手段に記憶された複数種類の対応関係の中からユー
ザーによって任意に選択された一つの対応関係に基づい
て、第1の打楽器種類指定情報が、音色が同一または近
似する第2の打楽器種類指定情報に変換されるから、送
信側の電子楽器の機種に応じて、第1の打楽器種類指定
情報と第2の打楽器種類指定情報との対応関係を選択で
きるので、送信側の電子楽器の機種によらず、送信側で
意図した音色の打楽器音を受信側で発生することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 ノートナンバ変換テーブルメモリ6に記憶さ
れたノートナンバ変換テーブルの一例を示す図である。
れたノートナンバ変換テーブルの一例を示す図である。
【図3】 一実施例の制御プログラムのメインルーチン
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図4】 一実施例の制御プログラムのサブルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
2 中央処理装置(抽出手段、変換手段) 6 ノートナンバ変換テーブルメモリ(記憶手段) 7 MIDIインターフェース(受信手段) 9 音源回路(打楽器音形成手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 打楽器の種類を示す第1の打楽器種類指
定情報を含む打楽器演奏情報を受信する受信手段と、 受信された前記打楽器演奏情報から前記第1の打楽器種
類指定情報を抽出する抽出手段と、 発音する打楽器音の種類が前記打楽器演奏情報のうちの
第2の打楽器種類指定情報によって指定され、該指定さ
れた打楽器音を形成する打楽器音形成手段と、 相互に音色が同一あるいは類似する前記第1の打楽器種
類指定情報で指定される打楽器の種類と前記第2の打楽
器種類指定情報で指定される打楽器の種類との対応関係
を複数種類記憶する記憶手段と、 前記抽出手段によって抽出された第1の打楽器種類指定
情報を、前記記憶手段に記憶された複数種類の対応関係
の中からユーザーによって任意に選択された一つの対応
関係に基づいて第2の打楽器種類指定情報に変換する変
換手段とを具備することを特徴とする電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3031132A JP2715677B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3031132A JP2715677B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 電子楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573043A JPH0573043A (ja) | 1993-03-26 |
JP2715677B2 true JP2715677B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=12322905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3031132A Expired - Fee Related JP2715677B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2715677B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3493853B2 (ja) * | 1995-12-07 | 2004-02-03 | ヤマハ株式会社 | 演奏データ変換装置 |
JP3493856B2 (ja) * | 1995-12-14 | 2004-02-03 | ヤマハ株式会社 | 演奏情報変換装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59197090A (ja) * | 1983-04-23 | 1984-11-08 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JPS61179493A (ja) * | 1985-02-04 | 1986-08-12 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の楽音制御方法 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP3031132A patent/JP2715677B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573043A (ja) | 1993-03-26 |
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