JPH07178755A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH07178755A
JPH07178755A JP34645893A JP34645893A JPH07178755A JP H07178755 A JPH07178755 A JP H07178755A JP 34645893 A JP34645893 A JP 34645893A JP 34645893 A JP34645893 A JP 34645893A JP H07178755 A JPH07178755 A JP H07178755A
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Takayuki Yokozawa
孝之 横沢
Kazuhiro Yanagidaira
和寛 柳平
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機のダイプレートに金型ユニットの
取付部を一体的に設けることにより、成形容積の増大又
は成形装置の小型化を図る。 【構成】 固定側ダイプレート11には固定側取付部2
1が一体的に形成され、可動側ダイプレート13には可
動側取付部23が一体的に取付けられている。一体に形
成された固定側取付部21及び可動側取付部23は、上
方に開口部21a,23aを備えるとともに、側面部2
1c,23c,21d,23d及び底面部21b,23
bを備えた枠状に形成されている。固定側取付部21及
び可動側取付部23の内面には断熱板状体28,29が
貼着され、上記開口部21a,23aから挿入された金
型ユニット30とダイプレートとの間を断熱している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機に係り、特
に、射出成形機に金型ユニットを取付け固定するための
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機の成形部には、射出材
料を供給する側に固定された固定側ダイベースと、固定
側ダイベースに固定されたタイバーに案内されて、固定
側ダイベースに対向して接離自在に構成された可動側ダ
イベースと、固定側ダイベース及び可動側ダイベースの
内面側にそれぞれボルト等により取付けられる母型と、
この母型に装着されるように形成された金型カセットと
を有する。母型は固定側と可動側に分かれ、相互に嵌合
するように形成されたガイドピンとガイドブッシュによ
り衝合するようになっている。また、金型カセットも同
様に固定側と可動側に分かれ、それぞれ対応する母型の
取付部にクランプ等により固定され、母型と同様に形成
されたガイドピン及びガイドブッシュの嵌合により衝合
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
射出成形機においては、金型カセットを着脱可能にして
いるため、金型カセットの交換により、型交換を容易に
行うことができるという利点がある半面、母型を構成す
る固定側及び可動側の製作は、研磨したプレートを金型
カセットの装着可能な形状に切削し、さらに、ガイドピ
ン又はガイドブッシュを挿入して組立て、最終的に成形
機のダイプレートに正確にネジ止めする必要があり、し
かも形状精度及び取付精度並びに強度が要求されるた
め、成形機の製作・組立コストが高くなるという問題点
がある。また、母型を取付けた上に金型カセットを組み
込むように構成するため、これら成形部の容積が増大し
て成形機を大型化させる割りに成形空間を大きく取るこ
とができないという欠点がある。その上、この複雑な構
造と所要の剛性を確保するために可動部分の重量も増大
するので、成形機の消費エネルギーの低減が困難である
という問題もある。そこで、本発明は上記各問題点を解
決するものであり、その課題は、成形部の構造を改良す
ることにより、製造コストを低減させるとともに小型化
及び軽量化の可能な金型の取付け構造を得ることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体に固定さ
れた固定側ダイベースと、固定側ダイベースに対して移
動自在に取付けられた可動側ダイベースと、固定側ダイ
ベースと可動側ダイベースとの間に配置され、可動側ダ
イベースの移動に従って作動する金型ユニットとを備え
た射出成形機において、金型ユニットを固定側ダイベー
ス及び可動側ダイベースにそれぞれ着脱自在に取付固定
するための固定側取付部及び可動側取付部を、各々固定
側ダイベース及び可動側ダイベースに対し一体的に設け
るものである。この場合に、固定側取付部及び可動側取
付部の金型ユニットに対する当接面上に断熱層を設ける
ことが望ましい。また、固定側取付部及び可動側取付部
の内面の少なくとも一部を、金型ユニットの外面との間
に所定距離の空隙を有するように構成することが望まし
い。さらに、固定側取付部及び可動側取付部には、金型
ユニットを固定するための固定手段を設けるとともに、
金型ユニットの外面を少なくとも一時的に押圧すること
により金型ユニットの固定位置を位置決めする位置決め
部材を、金型ユニットに対して出没自在に取付けること
が好ましい。
【0005】
【作用】かかる手段によれば、母型を取付けることなく
金型ユニットを直接固定側及び可動側の取付部に取付け
ることができるので、金型ユニットの取付側の製造コス
トを低減することができるとともに、母型の取付機構等
が不要になることにより成形部の成形容積の増大又は成
形部の小型化を図ることができる。また、可動側の重量
を軽減することが可能であり、軽量化しても可動側の剛
性を充分に確保することができる。固定側及び可動側取
付部の当接面に断熱層を形成することにより、金型ユニ
ットのみの温度管理を行えばよいため、温度の制御性が
向上するとともに消費エネルギーを低減できる。また、
固定側及び可動側取付部の内面の一部と金型ユニットの
外面との間に空隙を設けることにより、空気層により断
熱を行うことができるため、断熱効果を妨げずしかも断
熱材を多くの当接面に取付ける必要もない。さらに、位
置決め部材を出没自在に設けることにより、金型カセッ
トと固定側及び可動側取付部との間に空隙を設けた場合
であっても、金型ユニットの位置決めを確実に行うこと
ができる。
【0006】
【実施例】次に、図面を参照して本発明に係る射出成形
機の実施例を説明する。 〔実施例1〕図1は本発明の実施例1の成形部を示すも
ので、周知の樹脂供給系の先端部を収容し、金型内に樹
脂材料を注入するための樹脂供給口11aを備えた略正
方形板状の固定側ダイプレート11が、図示しない成形
機のフレーム上に固定されている。ダイプレート11に
は成形機のフレームに固定された4本のタイバー12の
一端が固定され、タイバー12には、突出動作孔13a
を備えた可動側ダイプレート13がタイバー12の軸線
方向にスライド自在に取付けられている。
【0007】固定側ダイプレート11と可動側ダイプレ
ート13の内側面には、それぞれ固定側取付部21と可
動側取付部23が相互に接近する方向に突出するよう
に、鋳造により一体形成されている。固定側取付部21
及び可動側取付部23は、上方に開放された開口部21
a及び23aを備え、底面部21b及び23bと左右の
側面部21c,21d及び23c,23dとからなる枠
状に形成されている。固定側取付部21及び可動側取付
部23の左右の側面部21c,21d及び23c,23
dには、それぞれ上下2つずつの油圧クランプ24及び
25が取付けられている。
【0008】固定側取付部21及び可動側取付部23の
内面には、断熱板状体28及び29が貼着されている。
断熱板状体は、フェノール樹脂板やアスベスト板等によ
り形成されている。断熱板状体28には成形材料を通過
させる樹脂供給口11aに連通した貫通孔が形成されて
いる。従来は母型とともに金型ユニットに温度調節を施
していたが、この実施例では金型ユニットと取付部との
間に断熱層が存在することとなるので、金型ユニットに
のみ温度調節を施すことができる。このとき、図の断熱
板状体の一部を削除して空隙を設け、この空隙に断熱効
果を持たせることもできる。例えば金型ユニット30の
挿入位置の精度がロボット等の採用により充分に確保さ
れるならば、断熱板状体の底面部28b,29b及び側
面部28c,28d,29c,29dを削除してもよ
い。
【0010】一方、金型ユニット30は、固定側支持プ
レート31、固定側金型プレート32、可動側金型プレ
ート33及び可動側支持プレート34を有し、可動側支
持プレート34から突出するエジェクタガイドピン35
にはエジェクタプレート36が接続されている。4本の
ガイドピン37は固定側金型プレート32の貫通孔を貫
通して可動側に向けて突出し、可動側金型プレート33
に取付けられた4つのガイドブッシュ38のそれぞれに
嵌合するようになっている。ここで、金型ユニット30
の内部構造、例えばキャビティ、コア、ゲート等は、各
断面図において省略して示す。
【0011】図2は上記実施例の固定側及び可動側を型
締方向に見た状態を示すもので、金型ユニット30は、
固定側取付部21及び可動側取付部23の上部に形成さ
れた開口部21a,23aから挿入できるように構成さ
れ、それぞれの底面部21b,23bと左右の側面部2
1c,21d,23c,23dに嵌合するようになって
いる。固定側取付部21及び可動側取付部23の突出端
に形成された内向縁部は左右の側面部におけるそれぞれ
2カ所で凹状に抉られ、ここに油圧クランプ24,25
がネジ止めされている。油圧クランプ24,25は、固
定側取付部21又は可動側取付部23にネジ止めされた
ベース部24a,25aと、このベース部24a,25
aに対して回動可能に取付けられた締付腕部24b,2
5bとからなる。
【0012】金型ユニット30の装着は、可動側ダイベ
ース13を移動させて固定側取付部21と可動側取付部
23とを衝合させた状態で、固定側プレート31,32
と可動側プレート33,34とを衝合させた金型ユニッ
ト30を一体に挿入し、可動側ダイベース13に圧力を
加えて型締する。この型締状態で固定側取付部21及び
可動側取付部23の油圧クランプ24,25を作動さ
せ、金型ユニット30を固定する。この状態で可動側ダ
イベース13を移動させ、金型ユニット30の固定側プ
レート31,32と可動側プレート33,34とを分離
させると、図1に示すようになる。
【0013】上記実施例1では、固定側取付部21及び
可動側取付部23が固定側ダイベース11及び可動側ダ
イベース13に対して一体に形成されているので、例え
ば鋳造で形成することにより、形状精度を上げるために
切削加工をしたとしても加工量を従来よりも低減するこ
とができるとともに、従来の母型の取付精度に対応する
固定側取付部21及び可動側取付部23のダイベースに
対する位置精度を切削加工時に同時に得ることができる
ので、製造コストを低減することができる。また、金型
の取付部をダイベースに一体に形成することにより、従
来のように母型の出し入れを考慮する必要がなくなるた
め、図5に示すように、固定側取付部21及び可動側取
付部23をタイバー12の間隔よりも大きく取ることが
できる。この場合、開口部21a,23aの幅がタイバ
ー12の間隔内に収まっていれば、金型ユニットの着脱
は支障なく行うことができる。従って、成形容積の増大
又は成形機の小型化を図ることができる。
【0014】〔実施例2〕次に図3を参照して実施例2
を説明する。この実施例は、固定側取付部及び可動側取
付部の構造の一部及びこれに対応する金型ユニットの一
部においてのみ異なるものであり、実施例1と同様の部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。また油圧
クランプ部の構造は図1のものと同様であるので、図3
では省略する。この実施例の断熱板状体48,49は、
実施例1のものとは異なりパーテングライン(以下、P
Lという。)側が削除された形状となっている。この断
熱板状体を収容する固定側取付部41及び可動側取付部
42は、内向縁部の奥部側がテーパ面41e,42eと
なっており、これに対応して金型ユニットの固定側支持
プレート31及び可動側支持プレート34の角部にもテ
ーパ面31a,34aが形成されている。
【0015】この実施例では、断熱板状体のPL側を削
除して空隙を設け、この空隙により断熱効果を得るよう
にしている。また、固定側取付部41及び可動側取付部
42の内向縁部において型締力を充分に受けることがで
きるように、テーパ面41e,42eを形成して、内向
縁部の剛性を向上させている。
【0016】〔実施例3〕図4には本発明の実施例3の
構造を示す。この図においても先の実施例2と同様に同
一部分には同一符号を付し、油圧クランプは省略してい
る。この実施例は、断熱板状体58,59を固定側ダイ
プレート11又は可動側ダイプレート13の側に限定し
て設置したものである。この場合、金型ユニットの外面
と固定側取付部41又は可動側取付部42の内面との間
に空隙が存在するため、金型ユニットの挿入は容易にな
る半面、型締方向を中心とした上下左右の位置精度を充
分に確保することは困難である。そのため、固定側取付
部41の左右側面部のやや上部寄り及び底面部中央に計
3つの位置決めピン51が取付けられる。
【0017】位置決めピン51は固定側支持プレート3
1に向けて出没自在に取付けられ、油圧又は空気圧によ
り突出した状態では、金型ユニットの固定側支持プレー
ト31の側面及び底面に当接して金型ユニットの位置決
めを行い、この状態で図示しない油圧クランプを作動さ
せることにより金型ユニットを精度良く固定できる。金
型ユニットの固定が完了すると位置決めピン51は固定
側取付部41内に引き込まれ、金型ユニットと固定側取
付部41との間の空隙により断熱効果を確保するように
なっている。
【0018】この場合、金型ユニットの挿入前に位置決
めピン51を既に突出させておくことにより、位置決め
ピン51を金型ユニットの挿入ガイド兼位置決め部材と
して用いてもよく、また、固定側取付部41の底面部に
取付けられた位置決めピン51のみを予め突出させてお
き、側面側の位置決めピン51は金型ユニットの挿入後
に突出させることにより、金型ユニットの挿入作業の容
易化を図ってもよい。この場合挿入される金型に合わせ
て、位置決めピン51の突出量を調整できるようにする
ことが望ましい。また、上記実施例における位置決めピ
ン51は、上記のように出没可能に取付けるのではな
く、固定側取付部41に対して突出状態で固着させても
よい。この場合、位置決めピン51は先端が略球面状に
形成された丸ピンであるため、金型ユニットの挿入作業
を妨げることは少なく、しかも金型ユニットの外面に対
してほぼ点接触の状態となっているため断熱効果をそれ
程低下させることもない。
【0019】〔実施例4〕図6は本発明の実施例4を示
すものである。この実施例の固定側取付部61及び可動
側取付部62においては、金型ユニットの挿入可能な収
容部を上下方向に貫通した底部を持たない構造に形成し
ている。金型ユニットは、相互に衝合された固定側取付
部61及び可動側取付部62に対し上方から挿入され、
突出状態の位置決めピン51により位置決めされる。金
型ユニットの上下方向の位置は、固定側ダイプレート1
1上に直接ネジ止めされた保持器52に取付けられた位
置決めピン51により規定される。金型ユニットが位置
決めされた後、油圧クランプ24,25が作動して金型
ユニットを固定し、その後、3つの位置決めピン51は
引き込まれて金型ユニットの外面から離反する。
【0020】この実施例では、両取付部61,62に底
面部が存在しないため、所要の剛性を確保するために側
面部が肉厚に形成されている。また、両取付部61,6
2の衝合面には当接板(熱処理等により硬化させた金属
板が好ましい。)63,64がネジ止めされている。こ
の当接板63,64は、異物等を挟んだ状態で誤って型
締した場合に衝合面を交換できるようにするためのもの
である。本実施例によれば、固定側取付部61及び可動
側取付部62の形状がさらに単純になっているため、切
削等の加工が非常に簡単になり高精度化及び低コスト化
を図ることができる。また、両取付部の下部には支持構
造がないため、金型ユニットの挿入幅をタイバー12の
間隔いっぱいに取ることが可能で、成形容積の増大又は
成形部の小型化を図ることができる。
【0021】〔実施例5〕図7は本発明の実施例5を示
すものである。この実施例は、実施例4に類似した底面
部を持たない固定側取付部71及び可動側取付部72を
備えている。この固定側取付部71の内面部には、金型
ユニットの固定側支持プレート81の側面に当接して金
型ユニットの位置決めを行う位置決めピン51が上記実
施例と同様に取付けられているとともに、固定側支持プ
レート81の側面に形成された凹部81aに嵌合する係
合突起71aが出没自在に設けられている。
【0022】この係合突起71aが油圧機構により突出
すると、固定側支持プレート81の側面に形成された凹
部81aに嵌合し、金型ユニットを固定するようになっ
ている。同様に、可動側支持プレート84にも凹部84
aが形成され、可動側取付部72から出没自在に取付け
られた係合突起72aが嵌合するようになっている。係
合突起71a及び72aと凹部81a及び82aは、そ
れぞれ固定側ダイプレート11及び可動側ダイプレート
13側の先端部に相互に当接するテーパ面を有し、この
テーパ面の当接により、固定側支持プレート81を固定
側ダイプレート11に、可動側支持プレート84を可動
側ダイプレート13に押圧するようになっている。
【0023】本実施例では金型ユニットを側面の両取付
部71,72から突出するキー構造により固定している
ので、金型ユニットを固定するための押圧面を支持プレ
ートの表面に取る必要がなくなり、実施例4よりもさら
に成形容積をかせぐことが可能であり、或いはさらなる
成形部の小型化を図ることができる。上記実施例に設け
られた位置決めピン51は、金型ユニットと取付部との
間の空隙を有する側において、固定側又は可動側のいず
れか一方に少なくとも一つ形成されていればよく、ま
た、金型ユニットに対する当接面形状も球面ではなく、
板状、凸条状、円筒側面状等でもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定側取付部及び可動側取付部が固定側ダイベース及び
可動側ダイベースに対して一体に形成されているので、
例えば鋳造で形成することにより、形状精度を上げるた
めに切削加工をしたとしても加工量を従来よりも低減す
ることができるとともに、従来の母型の取付精度に対応
する固定側取付部及び可動側取付部のダイベースに対す
る位置精度を切削加工時に同時に得ることができるの
で、製造コストを低減することができる。また、金型の
取付部をダイベースに一体に形成することにより、従来
のように母型の出し入れを考慮する必要がなくなるた
め、固定側取付部及び可動側取付部の幅を大きく取るこ
とができ、成形容積の増大又は成形機の小型化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形機の実施例1を示す一部
断面平面図(a)及び縦断面図(b)である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した状態を示す断
面矢視図(a)及び図1のB−B線に沿って切断した状
態を示す断面矢視図(b)である。
【図3】本発明に係る射出成形機の実施例2を示す平面
図(a)及び縦断面図(b)である。
【図4】本発明に係る射出成形機の実施例3を示す平面
図(a)及び縦断面図(b)である。
【図5】本発明に係る射出成形機の実施例1の変形例を
図2(a)に対応する位置で示す断面矢視図(a)及び
図2(b)に対応する断面矢視図(b)である。
【図6】本発明に係る射出成形機の実施例4を図2
(a)に対応する位置で示す断面矢視図(a)及び平面
図(b)である。
【図7】本発明に係る射出成形機の実施例5を図2
(a)に対応する位置で示す断面矢視図(a)及び平面
図(b)である。
【符号の説明】
11 固定側ダイプレート 12 タイバー 13 可動側ダイプレート 21 固定側取付部 23 可動側取付部 24,25 油圧クランプ 28,29 断熱板状体 30 金型ユニット 31 固定側支持プレート 32 固定側金型プレート 33 可動側金型プレート 34 可動側支持プレート 51 位置決めピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に固定された固定側ダイベースと、
    固定側ダイベースに対して移動自在に取付けられた可動
    側ダイベースと、固定側ダイベースと可動側ダイベース
    との間に配置され、可動側ダイベースの移動に従って作
    動する金型ユニットとを備えた射出成形機において、 前記金型ユニットを前記固定側ダイベース及び可動側ダ
    イベースにそれぞれ着脱自在に取付固定するための固定
    側取付部及び可動側取付部を、各々前記固定側ダイベー
    ス及び可動側ダイベースに対し一体的に設けたことを特
    徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記固定側取付部及
    び可動側取付部は、前記金型ユニットに対する当接面上
    に断熱層を備えていることを特徴とする射出成形機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記固
    定側取付部及び可動側取付部の内面の少なくとも一部
    は、前記金型ユニットの外面との間に所定距離の空隙を
    有するように構成されていることを特徴とする射出成形
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記固定側取付部及
    び可動側取付部には、前記金型ユニットを固定するため
    の固定手段を設けるとともに、前記金型ユニットの外面
    を少なくとも一時的に押圧することにより前記金型ユニ
    ットの固定位置を位置決めする位置決め部材を、前記金
    型ユニットに対して出没自在に取付けたことを特徴とす
    る射出成形機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007167906A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Denso Corp ダイカスト装置
JP2011031307A (ja) * 2010-11-26 2011-02-17 Denso Corp ダイカスト装置

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JP2007167906A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Denso Corp ダイカスト装置
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