JPH071757Y2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPH071757Y2 JPH071757Y2 JP1988036545U JP3654588U JPH071757Y2 JP H071757 Y2 JPH071757 Y2 JP H071757Y2 JP 1988036545 U JP1988036545 U JP 1988036545U JP 3654588 U JP3654588 U JP 3654588U JP H071757 Y2 JPH071757 Y2 JP H071757Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- plate
- frame
- induction heating
- peripheral edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 イ） 産業上の利用分野 本考案は、調理台上に設けられた開口に嵌め込んで使用
する誘導加熱調理器に関する。
する誘導加熱調理器に関する。
ロ） 従来の技術 従来、この種調理器は、公開実用新案公報昭61-121686
にみられるように固定金具（６）とビス（７）とで誘導
加熱調理器の天板枠（２）と嵌め込み用調理台（１）を
固定しているが、天板（４）は、天板枠（２）にシリコ
ン等で完全固定されている。（第３図参照）そのため、
天板（４）の割れ又製造工程での天板枠（２）のキズ等
が発生した時は、硬化したシリコンを取り余くことは、
工数がかかり不経済なため、天板、天板サツシ、天板支
持金具全てを廃棄して取り換えている。
にみられるように固定金具（６）とビス（７）とで誘導
加熱調理器の天板枠（２）と嵌め込み用調理台（１）を
固定しているが、天板（４）は、天板枠（２）にシリコ
ン等で完全固定されている。（第３図参照）そのため、
天板（４）の割れ又製造工程での天板枠（２）のキズ等
が発生した時は、硬化したシリコンを取り余くことは、
工数がかかり不経済なため、天板、天板サツシ、天板支
持金具全てを廃棄して取り換えている。
ハ） 考案が解決しようとする課題 このため天板や、天板枠の交換修理のコスト増を招くと
云う不都合があった。
云う不都合があった。
ニ） 課題を解決するための手段 本考案は、このような点に鑑みて為されたものであっ
て、調理台の天板に形成された開口に加熱コイルを下面
に備えたプレートを位置させ、かつ、該プレート上に載
置された金属製調理鍋を上記加熱コイルにより誘導加熱
する誘導加熱調理器において、上記開口周縁の上記天板
上面と上記プレート外周縁の上面とに跨って添設すると
共に、上記開口周縁から上記天板の下方に延びた垂直片
を有する天板枠と、上記プレートの外周縁下面に当接
し、上記プレートを上記天板枠との間に挾持する支持金
具と、該支持金具よりも下方位置で上記天板枠の垂直片
に形成された係止穴と、該係止穴に挿入支持され、一端
を上記天板下方に対設し、他端を上記支持金具下面に対
設した固定金具とからなり、該固定金具の一端に螺着し
たボルトを介して上記天板を上記天板枠下面に押圧し、
固定金具の他端を上記係止穴を支点にして上記支持金具
を上方へ押圧することにより、支持金具と天板枠とで上
記プレートを挾着している。
て、調理台の天板に形成された開口に加熱コイルを下面
に備えたプレートを位置させ、かつ、該プレート上に載
置された金属製調理鍋を上記加熱コイルにより誘導加熱
する誘導加熱調理器において、上記開口周縁の上記天板
上面と上記プレート外周縁の上面とに跨って添設すると
共に、上記開口周縁から上記天板の下方に延びた垂直片
を有する天板枠と、上記プレートの外周縁下面に当接
し、上記プレートを上記天板枠との間に挾持する支持金
具と、該支持金具よりも下方位置で上記天板枠の垂直片
に形成された係止穴と、該係止穴に挿入支持され、一端
を上記天板下方に対設し、他端を上記支持金具下面に対
設した固定金具とからなり、該固定金具の一端に螺着し
たボルトを介して上記天板を上記天板枠下面に押圧し、
固定金具の他端を上記係止穴を支点にして上記支持金具
を上方へ押圧することにより、支持金具と天板枠とで上
記プレートを挾着している。
ホ） 作用 調理台に形成された開口へのプレートの取り付け、取り
外しが同時に行え、作業性が良くなるとともに、プレー
トや天板枠の交換も必要なものだけを行うことが可能に
なる。
外しが同時に行え、作業性が良くなるとともに、プレー
トや天板枠の交換も必要なものだけを行うことが可能に
なる。
ヘ） 実施例 第１図は本考案誘導加熱調理器の取り付け状態を示す要
部断面図、第２図は天板枠の側面図であって、（１）は
この調理器の嵌め込み台となる天板、（２）はこの誘導
加熱調理器の天板枠を示し、上記天板（１）の嵌合穴端
部に上方から係合するようになっている。（４）はパツ
キン（３）を介してその上面端部が上記天板枠（２）で
保持される鍋載置用のプレートであり、下記周端部はプ
レート支持金具（５）で保持される。（10）はこのプレ
ート支持金具（５）と固定された底板を示し、スイツチ
ング素子や誘導加熱コイル等の電気回路部品が取り付け
られている。（６）は一端が上記天板枠（２）の角窓
（８）及び底板（10）とプレート支持金具（５）間に挿
入される固定金具であり、他端には、固定用のビス
（７）が螺合されている。（９）は上記天板（２）に設
けられた一時固定用曲げ部を示し、上記プレート支持金
具（５）を一時的に保持する。
部断面図、第２図は天板枠の側面図であって、（１）は
この調理器の嵌め込み台となる天板、（２）はこの誘導
加熱調理器の天板枠を示し、上記天板（１）の嵌合穴端
部に上方から係合するようになっている。（４）はパツ
キン（３）を介してその上面端部が上記天板枠（２）で
保持される鍋載置用のプレートであり、下記周端部はプ
レート支持金具（５）で保持される。（10）はこのプレ
ート支持金具（５）と固定された底板を示し、スイツチ
ング素子や誘導加熱コイル等の電気回路部品が取り付け
られている。（６）は一端が上記天板枠（２）の角窓
（８）及び底板（10）とプレート支持金具（５）間に挿
入される固定金具であり、他端には、固定用のビス
（７）が螺合されている。（９）は上記天板（２）に設
けられた一時固定用曲げ部を示し、上記プレート支持金
具（５）を一時的に保持する。
このような誘導加熱調理器では天板（２）の一時固定用
曲げ部（９）をプレート支持金具（５）と底板（10）間
に挿入して天板枠（２）と底板（10）を仮固定した状態
で、調理器全体を天板（１）の嵌合穴に嵌め込み天板
（２）を嵌合穴周端部に係合させる。その後、固定金具
（６）の一端を天板枠（２）の角窓（８）及びプレート
支持金具（５）と底板（10）間に挿入し、他端にビス
（７）を螺入して金具（６）の両端を夫々方向に付
勢する。これによって天板枠（２）と天板（１）面は強
く密着するとともに、プレート（４）も下方のプレート
支持金具（５）から強く押圧されて天板枠（２）との間
で挾持される。こうして、天板（１）と天板枠（２）間
を通して天板（１）内への水分の侵入や、天板枠（２）
とプレート（４）間を介して調理器内への水分の侵入が
防止される。
曲げ部（９）をプレート支持金具（５）と底板（10）間
に挿入して天板枠（２）と底板（10）を仮固定した状態
で、調理器全体を天板（１）の嵌合穴に嵌め込み天板
（２）を嵌合穴周端部に係合させる。その後、固定金具
（６）の一端を天板枠（２）の角窓（８）及びプレート
支持金具（５）と底板（10）間に挿入し、他端にビス
（７）を螺入して金具（６）の両端を夫々方向に付
勢する。これによって天板枠（２）と天板（１）面は強
く密着するとともに、プレート（４）も下方のプレート
支持金具（５）から強く押圧されて天板枠（２）との間
で挾持される。こうして、天板（１）と天板枠（２）間
を通して天板（１）内への水分の侵入や、天板枠（２）
とプレート（４）間を介して調理器内への水分の侵入が
防止される。
逆にビス（７）を緩めて金具（６）を取り去るだけで調
理器の天板（１）からの取り外し、天板枠（２）とプレ
ート支持金具（５）によるプレート（４）の挟持が解除
される。
理器の天板（１）からの取り外し、天板枠（２）とプレ
ート支持金具（５）によるプレート（４）の挟持が解除
される。
ト）考案の効果 以上述べた如く、本考案誘導加熱調理器は調理台に形成
された開口への調理器の取り付けと、プレートの調理器
への固定が単一の作業で同時に行えるので、プレート交
換やその他の修理作業が作業性良く行え、プレートや天
板枠の交換時に必要最小限の部品交換が可能となり、補
修費用も安価になる。
された開口への調理器の取り付けと、プレートの調理器
への固定が単一の作業で同時に行えるので、プレート交
換やその他の修理作業が作業性良く行え、プレートや天
板枠の交換時に必要最小限の部品交換が可能となり、補
修費用も安価になる。
第１図は本考案誘導加熱調理器の取り付け状態を示す要
部断面図、第２図は天板枠の側面図、第３図は従来の誘
導加熱調理器の取り付け状態を示す要部断面図である。 （１）……天板、（２）……プレート、（３）……パッ
キン、（４）……天板枠、（５）……プレート支持金
具、（６）……固定用金具、（７）……ビス、（８）
（８）……角窓、（９）一時固定用まげ部、（10）……
底板
部断面図、第２図は天板枠の側面図、第３図は従来の誘
導加熱調理器の取り付け状態を示す要部断面図である。 （１）……天板、（２）……プレート、（３）……パッ
キン、（４）……天板枠、（５）……プレート支持金
具、（６）……固定用金具、（７）……ビス、（８）
（８）……角窓、（９）一時固定用まげ部、（10）……
底板
Claims (1)
- 【請求項１】調理台の天板に形成された開口に加熱コイ
ルを下面に備えたプレートを位置させ、かつ、該プレー
ト上に載置された金属製調理鍋を上記加熱コイルにより
誘導加熱する誘導加熱調理器において、上記開口周縁の
上記天板上面と上記プレート外周縁の上面とに跨って添
設すると共に、上記開口周縁から上記天板の下方に延び
た垂直片を有する天板枠と、上記プレートの外周縁下面
に当接し、上記プレートを上記天板枠との間に挾持する
支持金具と、該支持金具よりも下方位置で上記天板枠の
垂直片に形成された係止穴と、該係止穴に挿入支持さ
れ、一端を上記天板下方に対設し、他端を上記支持金具
下面に対設した固定金具とからなり、該固定金具の一端
に螺着したボルトを介して上記天板を上記天板枠下面に
押圧し、固定金具の他端を上記係止穴を支点にして上記
支持金具を上方へ押圧することにより、支持金具と天板
枠とで上記プレートを挾着して成る誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988036545U JPH071757Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988036545U JPH071757Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01140795U JPH01140795U (ja) | 1989-09-27 |
| JPH071757Y2 true JPH071757Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31263143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988036545U Expired - Lifetime JPH071757Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071757Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083552A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Toto Ltd | 調理機器設置用プレート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS636874Y2 (ja) * | 1985-01-19 | 1988-02-26 |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP1988036545U patent/JPH071757Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01140795U (ja) | 1989-09-27 |
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