JPH086162Y2 - 熱器具の天板取付構造 - Google Patents

熱器具の天板取付構造

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JPH086162Y2
JPH086162Y2 JP8762391U JP8762391U JPH086162Y2 JP H086162 Y2 JPH086162 Y2 JP H086162Y2 JP 8762391 U JP8762391 U JP 8762391U JP 8762391 U JP8762391 U JP 8762391U JP H086162 Y2 JPH086162 Y2 JP H086162Y2
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JP
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heater
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徹 見田
和洋 種市
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Sun Wave Corp
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Sun Wave Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電気こんろ等の熱器
具の天板取付構造に係り、特に、プレートヒータの加熱
時における歪みを防止して天板を容易かつ確実に取り付
けることができる熱器具の天板取付構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】例えば、一口電気こんろを例に
とり従来の熱器具の天板取付構造を説明すると、図7に
示すように、従来の電気こんろ1は、断面略凹状に形成
された器具本体2と、この器具本体2の上部に装着され
る天板3と、この天板3に開設されたヒータ取り付け穴
4と、このヒータ取り付け穴4に上部から装着されるプ
レートヒータ5と、このプレートヒータ5の下面から垂
設された螺子杆6の途中にナット7で固着されるヒータ
カバー8と、から構成され、上記螺子杆6の下端は、ナ
ット9を介して器具本体2の下面に固定されていた。
【0003】このため、上記従来の電気こんろ1にあっ
ては、プレートヒータ5が加熱されると、ヒータ表面が
約500℃程度まで上昇するが、該プレートヒータ5
は、ナット9によって器具本体2に締付け固定されてい
るため、上記ヒータ加熱によりプレートヒータ5の歪み
が助長され、その結果、該プレートヒータ5のフラット
性を保持することが難しく、鍋底との接触面積が著しく
低下して伝熱効率が低下すると共に、ヒータ全体の熱分
布が不均一となってヒータの寿命が短縮化する、という
問題を有していた。
【0004】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、プレートヒー
タ加熱時でも該プレートヒータのフラット性を確保して
伝熱効率を一定に保持することができ、しかも、熱分布
を均一化してヒータの寿命を長くすることができる熱器
具の天板取付構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案に係る熱器具の天板取付構造にあっては、
断面略凹状に形成された器具本体と、この器具本体の上
部に装着される天板と、上記器具本体の周面部に複数個
の縦長孔を開設すると共に、上記器具本体内側には、各
縦長孔に螺装されたビスを介して側面形状が略逆L字状
の係止具を止着し、該係止具は、その上片先端部が上記
天板外周縁の折曲係止片部の傾斜面と面接触して係合す
ることで、上記天板を器具本体に止着することを特徴と
するものである。
【0006】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基き、この
考案を詳細に説明する。
【0007】図1と図2に示すように、この実施例に係
る一口電気こんろ10は、断面略凹状に形成された器具
本体12と、この器具本体12の上部に装着される天板
13と、この天板13に開設されたヒータ取り付け穴1
4と、このヒータ取り付け穴14に上部から装着される
プレートヒータ15と、このプレートヒータ15の下面
から垂設された螺子杆16の下端部がナット17を介し
て螺着されるヒータカバー18と、から構成されてい
る。
【0008】上記器具本体12の周面部12aには、ビ
ス19が上下方向にスライド自在に挿着される縦長孔2
0が複数個開設されている。この実施例では、該縦長孔
20が左右側面に2個づつ開設されている。尚、図中符
号11は、器具本体12の上端部から水平外方向に延設
されたフランジ部である。
【0009】また、上記のように構成された器具本体1
2の内側には、上記各縦長孔20に螺装されたビス19
を介して係止具30が止着される。
【0010】この係止具30は、図3に示すように、ビ
ス孔31が開設された垂直片部32と、この垂直片部3
2の上端から水平方向に延設された上片部33と、で側
面形状が略逆L字状に形成されており、該上片部33の
先端部33aは、やや斜め下方に折曲形成されている。
【0011】一方、上記天板13は、その外周縁が断面
略逆フ字状に折曲形成されており、この折曲された係止
片部13aの傾斜面部13bが上記先端部33aの傾斜
面部33bと面接触し、かつ、係止片部13aの水平片
部13cが上記先端部33aの終端部と係合するように
構成されている。
【0012】次に、図4乃至図6に基づき、以上のよう
に構成されてなる電気こんろ10を組み立てる場合につ
いて説明すると、先ず、天板13に開設されたヒータ取
り付け穴14に、上部からプレートヒータ15を装着し
た後、このプレートヒータ15の下面から垂設された螺
子杆16の下端部を、天板13の裏面側に配設されたヒ
ータカバー18の挿通孔(図示せず)に挿通してナット
17で固着する。
【0013】一方、器具本体12の内側に、図示の実施
例では4個の係止具30を配置し、これら係止具30を
器具本体12の各縦長孔20に螺装されたビス19によ
って仮止めする。
【0014】このように係止具30の仮止めが終了した
後、上記プレートヒータ15が取り付けられた天板13
を器具本体12の上部にセットし、次に、上記ビス19
を縦長孔20に沿って徐々に下げながら締めつけると、
図4に示すように、係止具30の上片部33が、器具本
体12のフランジ部11と当接する方向に回動し、上記
上片部33の先端部33aが図5に示すようにフランジ
部11と当接した後、さらに上記ビス19を締めつける
と、上記係止具30の垂直片部32が器具本体12の内
側壁方向に引き寄せられるので、係止片部13aの傾斜
面部13bが上記先端部33aの傾斜面部33bと面接
触し、該締付け作業時に係止具30が回転するのを有効
に防止することができる。しかも、係止片部13aの水
平片部13cが上記先端部33aの終端部と係合するの
で、該天板13を下方向に押付けた状態で器具本体12
に固着することができる。
【0015】尚、上記実施例では、この考案を一口電気
こんろの天板取付構造に適用した場合を例にとり説明し
たが、この考案にあってはこれに限定されるものではな
く、例えば、二口電気こんろやガスこんろなど他の熱器
具の天板取付構造にも適用することができる。
【0016】
【考案の効果】この考案に係る熱器具の天板取付構造
は、以上説明したように、器具本体の周面部に複数個の
縦長孔を開設すると共に、該熱器具本体内側には、各縦
長孔に螺装されたビスを介して側面形状が略逆L字状の
係止具を止着し、この係止具により上記天板を器具本体
に止着するように構成し、プレートヒータの固定と天板
の熱器具本体への固定とを別々としたので、ヒータ加熱
によるプレートヒータの歪みを助長することがなく、そ
の結果、該プレートヒータのフラット性を保持すること
ができるので鍋底との接触面積が大きく伝熱効率も良好
とすることができると共に、ヒータ全体の熱分布も均一
化するため、ヒータの寿命を大幅に延ばすことができ
る。また、係止片部の傾斜面部が上記先端部の傾斜面部
と面接触するので、該締付け作業を容易に行なうことが
でき、しかも、係止片部の水平片部が上記先端部の終端
部と係合するので、該天板を下方向に押付けた状態で器
具本体に固着することができる等、幾多の優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案が適用された一口電気こんろの断面図
である。
【図2】同電気こんろの器具本体と係止具の取り付け状
態を示す分解斜視図である。
【図3】係止具の斜視図である。
【図4】係止具による天板の取り付け工程の初期段階を
示す断面説明図である。
【図5】係止具による天板の取り付け工程の途中段階を
示す断面説明図である。
【図6】係止具による天板の取り付け工程の最終段階を
示す断面説明図である。
【図7】従来の電気こんろにおける天板の取り付け構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
10 電気こんろ 12 器具本体 13 天板 13a 折曲係止片部 13b 折曲係止片部の傾斜面部 14 ヒータ取り付け穴 15 プレートヒータ 16 螺子杆 18 ヒータカバー 19 ビス 20 縦長孔 30 係止具 33a 係止具の上片先端部 33b 係止具の傾斜面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略凹状に形成された器具本体と、こ
    の器具本体の上部に装着される天板と、上記器具本体の
    周面部に複数個の縦長孔を開設すると共に、上記器具本
    体内側には、各縦長孔に螺装されたビスを介して側面形
    状が略逆L字状の係止具を止着し、該係止具は、その上
    片先端部が上記天板外周縁の折曲係止片部の傾斜面と面
    接触して係合することで、上記天板を器具本体に止着す
    ることを特徴とする熱器具の天板取付構造。
JP8762391U 1991-07-29 1991-07-29 熱器具の天板取付構造 Expired - Fee Related JPH086162Y2 (ja)

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JPH0510905U JPH0510905U (ja) 1993-02-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5650989B2 (ja) * 2010-11-02 2015-01-07 大阪瓦斯株式会社 ビルトイン式のガスコンロ
JP5650990B2 (ja) * 2010-11-02 2015-01-07 大阪瓦斯株式会社 ビルトイン式のガスコンロ
JP7016670B2 (ja) * 2017-10-26 2022-02-07 リンナイ株式会社 調理装置

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