JPH0749286Y2 - 電気こんろ - Google Patents
電気こんろInfo
- Publication number
- JPH0749286Y2 JPH0749286Y2 JP6857690U JP6857690U JPH0749286Y2 JP H0749286 Y2 JPH0749286 Y2 JP H0749286Y2 JP 6857690 U JP6857690 U JP 6857690U JP 6857690 U JP6857690 U JP 6857690U JP H0749286 Y2 JPH0749286 Y2 JP H0749286Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- main body
- body panel
- mounting bracket
- electric stove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気こんろに係り、特に、プレートヒータ
に歪が発生しない電気こんろに関する。
に歪が発生しない電気こんろに関する。
〔従来技術〕 従来の電気こんろは、ヒータ本体をボルトで本体パネル
に直接固定する構成であるため、ボルトの締め付けトル
クによっては本体パネルやプレートヒータが歪変形し易
い、という問題を有していた。
に直接固定する構成であるため、ボルトの締め付けトル
クによっては本体パネルやプレートヒータが歪変形し易
い、という問題を有していた。
このような問題を解決するため、本出願人は、先の出願
において、第3図に示すような『電気こんろ』を提案し
ている。
において、第3図に示すような『電気こんろ』を提案し
ている。
この電気こんろは、トッププレート1に開設された開口
2,3に載置されるヒータ本体4,5と、上記開口2,3の下方
に取り付けられたヒータカバー6,7と、上記ヒータ本体
4,5の裏面に溶接固定され下端が上記ヒータカバー6,7を
貫通して下方に露出する長さを有するボルト8と、上記
ヒータカバー6,7の下方に配設された本体パネル9と、
上記ヒータカバー6,7と本体パネル9との間に介装され
る取付金具10と、から構成され、該取付金具10は、側面
形状が略コ字状に形成され、その下片部10aが上記本体
パネル9に螺子11を介して固着され、かつ、その上片部
10bが上記ボルト8を介してヒータカバー6,7に固着され
ていると共に、上記上片部10bの先端から上方に折曲形
成された上端部10cは、ヒータカバー6,7に開設された止
着孔12に嵌合され、これにより、ボルト8の締め付けに
よる本体パネル9の変形を有効に防止するように構成し
たことを特徴とするものである。
2,3に載置されるヒータ本体4,5と、上記開口2,3の下方
に取り付けられたヒータカバー6,7と、上記ヒータ本体
4,5の裏面に溶接固定され下端が上記ヒータカバー6,7を
貫通して下方に露出する長さを有するボルト8と、上記
ヒータカバー6,7の下方に配設された本体パネル9と、
上記ヒータカバー6,7と本体パネル9との間に介装され
る取付金具10と、から構成され、該取付金具10は、側面
形状が略コ字状に形成され、その下片部10aが上記本体
パネル9に螺子11を介して固着され、かつ、その上片部
10bが上記ボルト8を介してヒータカバー6,7に固着され
ていると共に、上記上片部10bの先端から上方に折曲形
成された上端部10cは、ヒータカバー6,7に開設された止
着孔12に嵌合され、これにより、ボルト8の締め付けに
よる本体パネル9の変形を有効に防止するように構成し
たことを特徴とするものである。
しかしながら、上記の電気こんろにあっては、ボルト8
の締め付けによる本体パネル9の変形を有効に防止す
る、という点については問題はないが、上記ボルト8を
上記取付金具10を介して本体パネル9に固定するとき、
取付金具10の締め付けトルクが余分に作用した場合に
は、上記ヒータ本体4,5が歪み変形して熱ひずみによっ
て上記ヒータ本体4,5の歪変形が助長され、ヒータ本体
4,5と被加熱具とが密着しにくくなるため、熱効率が大
幅に減ぜられる、という問題を有していた。
の締め付けによる本体パネル9の変形を有効に防止す
る、という点については問題はないが、上記ボルト8を
上記取付金具10を介して本体パネル9に固定するとき、
取付金具10の締め付けトルクが余分に作用した場合に
は、上記ヒータ本体4,5が歪み変形して熱ひずみによっ
て上記ヒータ本体4,5の歪変形が助長され、ヒータ本体
4,5と被加熱具とが密着しにくくなるため、熱効率が大
幅に減ぜられる、という問題を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、ヒータ本体を取付金具を
介して本体パネルに固定するとき、取付金具の締め付け
トルクが余分に作用した場合でも、上記ヒータ本体に歪
み変形が発生せず、しかも、十分な締付力を得ることが
できる電気こんろを提供しようとするものである。
て、その目的とするところは、ヒータ本体を取付金具を
介して本体パネルに固定するとき、取付金具の締め付け
トルクが余分に作用した場合でも、上記ヒータ本体に歪
み変形が発生せず、しかも、十分な締付力を得ることが
できる電気こんろを提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、この考案に係る電気こんろに
あっては、トッププレートに開設された開口に載置され
るヒータ本体と、上記開口の下方に取り付けられたヒー
タカバーと、上記ヒータ本体の裏面に固定され下端が上
記ヒータカバーを貫通して下方に露出する長さを有する
ボルトと、上記ヒータカバーの下方に配設された本体パ
ネルと、上記ヒータカバーと本体パネルとの間に介装さ
れる取付金具と、から構成されてなり、上記取付金具の
下片部と当接する本体パネルの一部を、弾片部としたこ
とを特徴とするものである。
あっては、トッププレートに開設された開口に載置され
るヒータ本体と、上記開口の下方に取り付けられたヒー
タカバーと、上記ヒータ本体の裏面に固定され下端が上
記ヒータカバーを貫通して下方に露出する長さを有する
ボルトと、上記ヒータカバーの下方に配設された本体パ
ネルと、上記ヒータカバーと本体パネルとの間に介装さ
れる取付金具と、から構成されてなり、上記取付金具の
下片部と当接する本体パネルの一部を、弾片部としたこ
とを特徴とするものである。
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考案を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図と第2図に示すように、この実施例に係る電気こ
んろHは、2口タイプの電気こんろであり、トッププレ
ート1に開設された2つの開口2,3に載置される大熱量
ヒータ本体4及び小熱量ヒータ本体5と、上記開口2,3
の下方に取り付けられたヒータカバー6,7と、上記ヒー
タ本体4,5の裏面に溶接固定され下端が上記ヒータカバ
ー6,7を貫通して下方に露出する長さを有するボルト8
と、上記ヒータカバー6,7の下方に配設された本体パネ
ル9と、から構成されている。
んろHは、2口タイプの電気こんろであり、トッププレ
ート1に開設された2つの開口2,3に載置される大熱量
ヒータ本体4及び小熱量ヒータ本体5と、上記開口2,3
の下方に取り付けられたヒータカバー6,7と、上記ヒー
タ本体4,5の裏面に溶接固定され下端が上記ヒータカバ
ー6,7を貫通して下方に露出する長さを有するボルト8
と、上記ヒータカバー6,7の下方に配設された本体パネ
ル9と、から構成されている。
上記ボルト8は、第1図に示すように、その下端部が上
記ヒータカバー6,7と本体パネル9との間に介装されて
なる取付金具10に螺合されるように構成されている。
記ヒータカバー6,7と本体パネル9との間に介装されて
なる取付金具10に螺合されるように構成されている。
即ち、上記取付金具10は、側面形状が略コ字状に形成さ
れ、その下片部10aが固着される本体パネル9の略台形
状に形成された凸部には、弾片部9aが形成されている。
尚、本体パネル9の凸部を上記したように略台形状に形
成することで、例えば、2〜3mm程度の締め付けギャッ
プを得ることができる。
れ、その下片部10aが固着される本体パネル9の略台形
状に形成された凸部には、弾片部9aが形成されている。
尚、本体パネル9の凸部を上記したように略台形状に形
成することで、例えば、2〜3mm程度の締め付けギャッ
プを得ることができる。
上記弾片部9aは、第2図に示すように、略U字状に開設
された溝9bにより画成されて弾性力が付与されていると
共に、この弾片部9aには、螺子11が螺着される透孔9cと
位置決め孔9dが開設されており、該透孔9cに螺着された
螺子11を介して取付金具10の下片部10aが該弾片部9aに
固着され、また、上記位置決め孔9dには、上記下片部10
aの先端から下方に折曲形成された係止片10eが嵌合係止
されて、上記取付金具10の回動が規制される。
された溝9bにより画成されて弾性力が付与されていると
共に、この弾片部9aには、螺子11が螺着される透孔9cと
位置決め孔9dが開設されており、該透孔9cに螺着された
螺子11を介して取付金具10の下片部10aが該弾片部9aに
固着され、また、上記位置決め孔9dには、上記下片部10
aの先端から下方に折曲形成された係止片10eが嵌合係止
されて、上記取付金具10の回動が規制される。
一方、上記取付金具10の上片部10bから上方に折曲形成
された上端部10cは、上記ヒータカバー6,7に夫々開設さ
れた止着孔12に嵌合され、上記ボルト8の下端部は、取
付金具10の上片部10bに開設された孔10dに挿通されて螺
着されている。
された上端部10cは、上記ヒータカバー6,7に夫々開設さ
れた止着孔12に嵌合され、上記ボルト8の下端部は、取
付金具10の上片部10bに開設された孔10dに挿通されて螺
着されている。
このように取付金具10をヒータカバー6,7と本体パネル
9との間に介装することで、上記ボルト8の下端部を本
体パネル9に直接固着する必要がなくなり、その結果、
ボルト8の締め付けによる上記本体パネル9の変形を有
効に防止することができると共に、ヒータ本体4,5を取
付金具10を介して本体パネル9に固定するとき、取付金
具の締め付けトルクが余分に作用した場合でも、上記弾
片部9aに弾性力が付与されているので、上記ヒータ本体
4,5に歪み変形が発生せず、しかも、十分な締付力を得
ることができる。
9との間に介装することで、上記ボルト8の下端部を本
体パネル9に直接固着する必要がなくなり、その結果、
ボルト8の締め付けによる上記本体パネル9の変形を有
効に防止することができると共に、ヒータ本体4,5を取
付金具10を介して本体パネル9に固定するとき、取付金
具の締め付けトルクが余分に作用した場合でも、上記弾
片部9aに弾性力が付与されているので、上記ヒータ本体
4,5に歪み変形が発生せず、しかも、十分な締付力を得
ることができる。
因に、上記構成からなる取付金具10の上片部10bに開設
された孔10dにボルト8を螺合させた後、上記弾片部9a
の透孔9cに螺子11を挿通し、該螺子11を取付金具10の下
片部10aと螺合させ、2〜3mm程度の締め付けギャップを
利用して上記螺子11を取付金具10に突き当るまで締め付
けた結果、弾片部9aに弾性を付与しない構成のときに40
kgf/cmの締付力が、本実施例の構成では2〜3kgf/cmま
で減ぜられ、しかも、より強固な固定が得られた。
された孔10dにボルト8を螺合させた後、上記弾片部9a
の透孔9cに螺子11を挿通し、該螺子11を取付金具10の下
片部10aと螺合させ、2〜3mm程度の締め付けギャップを
利用して上記螺子11を取付金具10に突き当るまで締め付
けた結果、弾片部9aに弾性を付与しない構成のときに40
kgf/cmの締付力が、本実施例の構成では2〜3kgf/cmま
で減ぜられ、しかも、より強固な固定が得られた。
また、この実施例に係る電気こんろにあっては、上記取
付金具10の上端部10cをヒーターカバー6,7の各止着孔12
に嵌装し、かつ、上記下片部10aの係止片10dを上記位置
決め孔9dに嵌合係止しておくことで、上記ヒータカバー
6,7及び取付金具10の回動が規制されるので、例えば、
上記ヒータ本体4,5に接続され、かつ、ヒーターカバー
6,7に挿通されたリード線Rが、上記ヒータカバー6,7及
び取付金具10の回転によりねじれ切断されるのを有効に
防止することができる。
付金具10の上端部10cをヒーターカバー6,7の各止着孔12
に嵌装し、かつ、上記下片部10aの係止片10dを上記位置
決め孔9dに嵌合係止しておくことで、上記ヒータカバー
6,7及び取付金具10の回動が規制されるので、例えば、
上記ヒータ本体4,5に接続され、かつ、ヒーターカバー
6,7に挿通されたリード線Rが、上記ヒータカバー6,7及
び取付金具10の回転によりねじれ切断されるのを有効に
防止することができる。
尚、上記実施例では、取付金具10のの下片部10aが固着
される本体パネル9の弾片部9aを、略U字状に開設され
た溝9bにより画成した場合を例にとり説明したが、この
考案にあってはこれに限定されるものではなく、例え
ば、Ω状・凹状・V字状或は多角形の溝で画成して形成
してもよいこと勿論である。
される本体パネル9の弾片部9aを、略U字状に開設され
た溝9bにより画成した場合を例にとり説明したが、この
考案にあってはこれに限定されるものではなく、例え
ば、Ω状・凹状・V字状或は多角形の溝で画成して形成
してもよいこと勿論である。
この考案に係る電気こんろは、以上説明したような構成
からなる取付金具によってヒータ本体をトッププレート
上に固定するように構成したので、ヒータ本体を取付金
具を介して本体パネルに固定するとき、取付金具の締め
付けトルクが余分に作用した場合でも、上記ヒータ本体
に歪み変形が発生せず、しかも、十分な締付力を得るこ
とができ、熱効率も減ぜられることもない等、幾多の優
れた効果を奏する。
からなる取付金具によってヒータ本体をトッププレート
上に固定するように構成したので、ヒータ本体を取付金
具を介して本体パネルに固定するとき、取付金具の締め
付けトルクが余分に作用した場合でも、上記ヒータ本体
に歪み変形が発生せず、しかも、十分な締付力を得るこ
とができ、熱効率も減ぜられることもない等、幾多の優
れた効果を奏する。
第1図はこの考案の一実施例に係る2口電気こんろの平
面図、第2図は同電気こんろの弾片部の構成を示す斜視
図、第3図は本出願人が先に提案した電気こんろの構成
を示す断面図である。 〔符号の説明〕 H……電気こんろ、1……トッププレート 2,3……開口、4,5……ヒータ本体 8……ボルト、9……本体パネル 9a……弾片部、10……取付金具 10a……取付金具の下片部
面図、第2図は同電気こんろの弾片部の構成を示す斜視
図、第3図は本出願人が先に提案した電気こんろの構成
を示す断面図である。 〔符号の説明〕 H……電気こんろ、1……トッププレート 2,3……開口、4,5……ヒータ本体 8……ボルト、9……本体パネル 9a……弾片部、10……取付金具 10a……取付金具の下片部
Claims (1)
- 【請求項1】トッププレートに開設された開口に載置さ
れるヒータ本体と、上記開口の下方に取り付けられたヒ
ータカバーと、上記ヒータ本体の裏面に固定され下端が
上記ヒータカバーを貫通して下方に露出する長さを有す
るボルトと、上記ヒータカバーの下方に配設された本体
パネルと、上記ヒータカバーと本体パネルとの間に介装
される取付金具と、から構成されてなり、上記取付金具
の下片部と当接する本体パネルの一部を弾片部としたこ
とを特徴とする電気こんろ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6857690U JPH0749286Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 電気こんろ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6857690U JPH0749286Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 電気こんろ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0427304U JPH0427304U (ja) | 1992-03-04 |
JPH0749286Y2 true JPH0749286Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=31603133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6857690U Expired - Lifetime JPH0749286Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 電気こんろ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749286Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP6857690U patent/JPH0749286Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427304U (ja) | 1992-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |