JPH033852Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH033852Y2 JPH033852Y2 JP1985084455U JP8445585U JPH033852Y2 JP H033852 Y2 JPH033852 Y2 JP H033852Y2 JP 1985084455 U JP1985084455 U JP 1985084455U JP 8445585 U JP8445585 U JP 8445585U JP H033852 Y2 JPH033852 Y2 JP H033852Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- plate member
- side plate
- flange portion
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 33
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 15
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はオーブントースター等の調理器に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
従来のこの種の調理器は、例えば実開昭49−
19977号公報に示されているように第６図〜第８
図のような構造になつていた。
19977号公報に示されているように第６図〜第８
図のような構造になつていた。
すなわち、調理庫１を形成する内郭２の天面と
後面を覆う外板３の天面端部にフランジ部４を設
け、こフランジ部４には角穴５を設け、さらに前
記内郭２の側面を覆う側板６の上部には、前記角
穴５に挿入する爪７を設け、そして前記内郭２と
側板６の間には調理庫１の通電加熱を制御する制
御部品８が設けられていた。
後面を覆う外板３の天面端部にフランジ部４を設
け、こフランジ部４には角穴５を設け、さらに前
記内郭２の側面を覆う側板６の上部には、前記角
穴５に挿入する爪７を設け、そして前記内郭２と
側板６の間には調理庫１の通電加熱を制御する制
御部品８が設けられていた。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来の構成では、外
板３の角穴５は、側板６の爪７が挿入しやすいよ
うに爪７の板厚よりも大きく、かつ爪７の強度が
弱いため、変形しやすく、このため、角穴５に爪
７を挿入したときに確実な固定ができず、その結
果、がたつきが大きくなつて外板３と側板６との
間に隙間ができたり、段差が生じたりして外観上
非常に悪いものであつた。また、この場合、隙間
の下方には制御部品８等の充電部材が備えられて
いるため、隙間から入つた水滴等が充電部材に滴
下して非常に危険なものであつた。さらに爪７を
角穴５に挿入するとき、側板６をほぼ垂直に動か
さなければならず、非常に作業性が悪いものであ
つた。
板３の角穴５は、側板６の爪７が挿入しやすいよ
うに爪７の板厚よりも大きく、かつ爪７の強度が
弱いため、変形しやすく、このため、角穴５に爪
７を挿入したときに確実な固定ができず、その結
果、がたつきが大きくなつて外板３と側板６との
間に隙間ができたり、段差が生じたりして外観上
非常に悪いものであつた。また、この場合、隙間
の下方には制御部品８等の充電部材が備えられて
いるため、隙間から入つた水滴等が充電部材に滴
下して非常に危険なものであつた。さらに爪７を
角穴５に挿入するとき、側板６をほぼ垂直に動か
さなければならず、非常に作業性が悪いものであ
つた。
本考案はこのような問題点をを解決するもの
で、外観品位がよく、かつ水滴等の充電部品への
滴下を防止でき、しかも組立作業性の向上もはか
れる調理器を提供することを目的とする。
で、外観品位がよく、かつ水滴等の充電部品への
滴下を防止でき、しかも組立作業性の向上もはか
れる調理器を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案は、調理庫
を形成する内郭の少なくとも天面を覆う外板部材
の端部に略Ｌ形のフランジ部を設け、かつこのフ
ランジ部に略凹形状の爪孔を設け、前記内郭の側
部を覆う側板部材の内側上部には前記爪孔に対向
して爪部を設け、この爪部には前記側板部材の内
壁側へ折り曲げられ、爪孔の凸部に弾接する押圧
部を設けたものである。
を形成する内郭の少なくとも天面を覆う外板部材
の端部に略Ｌ形のフランジ部を設け、かつこのフ
ランジ部に略凹形状の爪孔を設け、前記内郭の側
部を覆う側板部材の内側上部には前記爪孔に対向
して爪部を設け、この爪部には前記側板部材の内
壁側へ折り曲げられ、爪孔の凸部に弾接する押圧
部を設けたものである。
作 用
この構成によれば、側板部材の爪部を外板部材
の爪孔に挿入したときに、爪部に設けた押圧部の
弾性反発力によつて、側板部材が外板部材側に付
勢されるため、外板部材と側板部材との接合部に
隙間が発生することはなく、したがつて外観品位
はきわめてよく、かつ水滴等が充電部へ滴下する
のも未然に防止することができるものである。
の爪孔に挿入したときに、爪部に設けた押圧部の
弾性反発力によつて、側板部材が外板部材側に付
勢されるため、外板部材と側板部材との接合部に
隙間が発生することはなく、したがつて外観品位
はきわめてよく、かつ水滴等が充電部へ滴下する
のも未然に防止することができるものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第１図〜第５図において、１１は調理
庫、１２はこの調理庫１１を形成する内郭、１３
は内郭１２の天面と後面を覆う外板部材で、この
外板部材１３の天面部の端面には略Ｌ形状のフラ
ンジ部１４を設けている。そしてこのフランジ部
１４の平面部には略凹形状の爪孔１５が設けられ
ている。１６は前記内郭１２の側面を覆う側板部
材で、この側板部材１６の上部フランジ部１７に
は、前記爪孔１５に対向して爪部１８を設けてお
り、かつ下部フランジ部１９には取付部２０を設
けている。前記爪部１８は、上部フランジ部１７
から下方を外方に若干曲げており、かつ略中央部
には上端開放で、内方へ若干曲げた押圧部２１を
設けている。そしてこの押圧部２１の上端は、上
部フランジ部１７の下端よりも高い位置に位置し
ている。２２は前記爪部１８の補強リブである。
２３は前記調理庫１１の加熱装置を制御する切換
スイツチ、２４はタイマー、２５はボイラー２６
に水を供給する水タンクである。
説明する。第１図〜第５図において、１１は調理
庫、１２はこの調理庫１１を形成する内郭、１３
は内郭１２の天面と後面を覆う外板部材で、この
外板部材１３の天面部の端面には略Ｌ形状のフラ
ンジ部１４を設けている。そしてこのフランジ部
１４の平面部には略凹形状の爪孔１５が設けられ
ている。１６は前記内郭１２の側面を覆う側板部
材で、この側板部材１６の上部フランジ部１７に
は、前記爪孔１５に対向して爪部１８を設けてお
り、かつ下部フランジ部１９には取付部２０を設
けている。前記爪部１８は、上部フランジ部１７
から下方を外方に若干曲げており、かつ略中央部
には上端開放で、内方へ若干曲げた押圧部２１を
設けている。そしてこの押圧部２１の上端は、上
部フランジ部１７の下端よりも高い位置に位置し
ている。２２は前記爪部１８の補強リブである。
２３は前記調理庫１１の加熱装置を制御する切換
スイツチ、２４はタイマー、２５はボイラー２６
に水を供給する水タンクである。
上記構成において、爪部１８は外方へ若干折り
曲げているため、第４図に示すように、側板部材
１６を斜めにしながら爪部１８を爪孔１５に挿入
することができ、その結果、取付部２０等が引掛
ることなく作業ができる。また、爪部１８の爪孔
１５への挿入後、押圧部２１が側板部材１６の内
方側へ折り曲げられているため、この押圧部２１
が爪孔１５の凸部１５ａに当接して側板部材１６
を外板部材１３へ押圧するため、側板部材１６と
外板部材１３の接合部に隙間が生じることはな
い。さらに押圧部２１の折り曲げを大きくすれ
ば、爪孔１５をさらに大きくすることができ、組
立作業性はさらに改善できるものである。またフ
ランジ部１４の深さと上部フランジ部１７の高さ
を同一にすれば、外板部材１３の上面と側板部材
１６の上面をフラツトにすることができる。
曲げているため、第４図に示すように、側板部材
１６を斜めにしながら爪部１８を爪孔１５に挿入
することができ、その結果、取付部２０等が引掛
ることなく作業ができる。また、爪部１８の爪孔
１５への挿入後、押圧部２１が側板部材１６の内
方側へ折り曲げられているため、この押圧部２１
が爪孔１５の凸部１５ａに当接して側板部材１６
を外板部材１３へ押圧するため、側板部材１６と
外板部材１３の接合部に隙間が生じることはな
い。さらに押圧部２１の折り曲げを大きくすれ
ば、爪孔１５をさらに大きくすることができ、組
立作業性はさらに改善できるものである。またフ
ランジ部１４の深さと上部フランジ部１７の高さ
を同一にすれば、外板部材１３の上面と側板部材
１６の上面をフラツトにすることができる。
考案の効果
上記実施例から明らかなように本考案によれ
ば、外板部材のフランジ部に設けた爪孔に挿入さ
れる側板部材の爪部に、側板部材の内壁側へ折り
曲げた押圧部を設けているため、簡単な構成にし
て、外板部材と側板部材とを隙間なく取付けるこ
とができ、その結果、外板部材に滴下した水滴等
が充電部材に落ちるということはなくきわめて安
全であり、かつ外観品位も非常にすぐれたものと
なるものである。
ば、外板部材のフランジ部に設けた爪孔に挿入さ
れる側板部材の爪部に、側板部材の内壁側へ折り
曲げた押圧部を設けているため、簡単な構成にし
て、外板部材と側板部材とを隙間なく取付けるこ
とができ、その結果、外板部材に滴下した水滴等
が充電部材に落ちるということはなくきわめて安
全であり、かつ外観品位も非常にすぐれたものと
なるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す調理器の斜視
図、第２図は同調理器の要部分解斜視図、第３図
は同要部の一部を拡大して示した分解斜視図、第
４図は同要部の組立前の断面図、第５図は同要部
の組立後の断面図、第６図は従来の調理器を示す
斜視図、第７図は調理器の要部分解斜視図、第８
図は同要部断面図である。 １１……調理庫、１２……内郭、１３……外板
部材、１４……フランジ部、１５……爪孔、１６
……側板部材、１８……爪部、２１……押圧部。
図、第２図は同調理器の要部分解斜視図、第３図
は同要部の一部を拡大して示した分解斜視図、第
４図は同要部の組立前の断面図、第５図は同要部
の組立後の断面図、第６図は従来の調理器を示す
斜視図、第７図は調理器の要部分解斜視図、第８
図は同要部断面図である。 １１……調理庫、１２……内郭、１３……外板
部材、１４……フランジ部、１５……爪孔、１６
……側板部材、１８……爪部、２１……押圧部。
Claims (1)
- 調理庫を形成する内郭の少なくとも天面を覆う
外板部材の端部に略Ｌ形のフランジ部を設け、か
つこのフランジ部に略凹形状の爪孔を設け、前記
内郭の側部を覆う側板部材の内側上部には前記爪
孔に対向して爪部を設け、この爪部には前記側板
部材の内壁側へ折り曲げられ、爪孔の凸部に弾接
する押圧部を設けた調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985084455U JPH033852Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985084455U JPH033852Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61200513U JPS61200513U (ja) | 1986-12-16 |
| JPH033852Y2 true JPH033852Y2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=30633985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985084455U Expired JPH033852Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH033852Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4817736U (ja) * | 1971-07-09 | 1973-02-28 | ||
| JPS56172U (ja) * | 1979-06-13 | 1981-01-06 |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP1985084455U patent/JPH033852Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4817736U (ja) * | 1971-07-09 | 1973-02-28 | ||
| JPS56172U (ja) * | 1979-06-13 | 1981-01-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61200513U (ja) | 1986-12-16 |
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