JPS6335718Y2 - - Google Patents

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JPS6335718Y2
JPS6335718Y2 JP18946683U JP18946683U JPS6335718Y2 JP S6335718 Y2 JPS6335718 Y2 JP S6335718Y2 JP 18946683 U JP18946683 U JP 18946683U JP 18946683 U JP18946683 U JP 18946683U JP S6335718 Y2 JPS6335718 Y2 JP S6335718Y2
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JP
Japan
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inner case
frame
case
convex portion
inclined surface
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JP18946683U
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JPS6097521U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、プラスチツク製枠体に対して内ケー
スを取付ける構造に改良を加えた加熱調理器に関
する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
例えば電気釜にあつては、外ケースの内部に内
ケースを配設するようにしており、この場合には
従来より、外ケースの上端縁に取付けたプラスチ
ツク製枠体に対して内ケースの上端縁に形成され
たフランジ部を載置状態に支持せしめると共に、
斯様な支持状態を、フランジ部を貫通させて枠体
に螺着した複数個のねじ或いは内ケースに一体に
形成した複数個のかしめ用爪により保持するよう
にしている。
しかしながら、内ケースの支持をねじで行なう
場合には下記の欠点が生ずる事情がある。
(1) ねじの締付順序や締付力のばらつき等によつ
てはフランジ部が歪むことがあり、斯様な事態
に陥るとフランジ部に当接される内蓋との間に
不要な隙間が生ずる虞れがある。
(2) フランジ部に形成したねじ用の透孔と枠体に
形成したねじ孔とが寸法誤差等により位置ずれ
する場合があり、この場合にねじを強引に締付
けると、プラスチツク製枠体に割れが生じる虞
れがある。
(3) 水や炊飯時のおねば成分がフランジ部の透孔
を介して内部に浸入し易く、このため黴発生の
原因となつたり、或いはねじの材質によつては
これに錆が生じたりする原因となる。
また、内ケースの支持をかしめ用爪で行なう場
合には、組立工程で例えば枠体のデザイン変更の
ため内ケースを組替える場合等にかしめ用爪が折
損されることがあり、内ケース自体が欠陥品とな
り内ケースの取替えが必要となる。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点を除去すべくなされたもの
で、その目的は内ケースをプラスチツク製枠体に
簡単な操作で取付け得、併せて取付けの自動化を
容易に図り得ると共に、その取付時において内ケ
ースのフランジ部の歪み、枠体の割れを招いたり
黴の発生を招くことがなくなる等の効果を奏する
加熱調理器を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案はプラスチツク製枠体に対して内ケース
のフランジ部を載置状態に支持させるものにおい
て、内ケースにこれの外周側へ突出するよう凸部
を設けると共に、枠体の内周面に案内用溝部及び
この案内用溝部より枠体の周方向に向かうに従つ
て下降する傾斜面を天井面に有した係合用溝部か
ら成る切欠凹部を設け、内ケースの取付時に内ケ
ースの凸部を案内用溝部に挿入して水平回動する
ことにより凸部を係合用溝部の傾斜面に圧接させ
て内ケースの固定を図ろうとするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。1は加熱調理器たる例えば電気釜における円
筒状の外ケース、2は環状を成す耐熱プラスチツ
ク製枠体で、これは外ケース1の上端周縁上に取
付け固定され、上面略中央には環状の取付溝3が
形成されている。4は枠体2の内周面に互に所定
間隔を存して例えば三個(一個のみ図示)形成さ
れた切欠凹部で、各切欠凹部4は、枠体2の内周
部上端から下方に延びる案内用溝部5とこの案内
用溝部5の下端部から枠体2の周方向たる第1図
中矢印A方向に延びる係合用溝部6とかり成り、
全体的に略L字状を成している。そして、係合用
溝部6の天井面は矢印A方向に向かうに伴い漸次
下降する傾斜面7を成す一方、係合用溝部6にお
ける傾斜面7の終端部の垂直壁部をストツパ8と
する。9は有底円筒状を成す金属製の内ケース
で、これの上端外周縁には外方へ水平に延びる環
状フランジ部10を一体に形成し、このフランジ
部10の外周縁に下方に指向する取付環部11を
一体に形成している。12は内ケース9の周壁部
に前記各切欠凹部4に対応して設けられた凸部
(一個のみ図示)で、これは内ケース9の周壁の
一部を外周面側へ突出させることにより形成され
ている。この場合、第1図に示すように凸部12
の上端とフランジ部10の下面との距離Mは、枠
体2の内周部上端から傾斜面7の最上部に至る距
離Nより若干小さく設定され、また凸部12の幅
寸法は案内用溝部5の幅寸法より、若干小さく設
定されている。
しかして、内ケース9を枠体2に取付けるに
は、内ケース9を枠体2内に配置して凸部12を
案内用溝部5内に挿入すると共、フランジ部10
をその取付環部11が取付溝3内に入り込むよう
にして枠体2の上面に載置する。ついで、内ケー
ス9を第1図中矢印A方向に水平回動させると、
凸部12がその上面を係合用溝部6と傾斜面7に
圧接摺動させながら該係合用溝部6の奥方へ移動
され最終的に凸部12がストツパ8に当接される
ようになる。この結果、内ケース9は、ストツパ
8により位置決めされ且つこの状態で凸部12及
び傾斜面6間に作用する楔効果によつて枠体2に
上方への抜け止め状態で固定される。然る後、適
宜の部材により内ケース9が矢印Aとは反対方
向、即ち抜け方向に回動しないような処置が施さ
れる。
このように、本実施例によれば、内ケース9の
凸部12と切欠凹部4との係合により従来のよう
にねじを用いずとも内ケース9が枠体2に固定さ
れるものであり、この場合、傾斜面7に対する凸
部12の圧接力によりフランジ部10が枠体2の
上面に均等に圧接するようになるため、ねじを用
いた従来と異なり、フランジ部10の平面度合が
ねじの取付順序や締付力に依存することがなく、
フランジ部10が歪む虞れがなくなる。また、ね
じの不要化に伴い水やおねば成分に起因するねじ
の錆発生を見ないことは勿論、内ケース9のフラ
ンジ部10に透孔を形成する必要がないので、従
来のように透孔を介した水等の浸入に起因した黴
の発生がないと共、フランジ部の透孔とプラスチ
ツク製枠体のねじ孔との寸法誤差に基づく枠体の
割れが生ずる虞れがない。しかも内ケース9をプ
ラスチツク製枠体2に取付ける際に内ケース9を
回動するだけでの簡単な操作で済み、またこのこ
とにより内ケース9の組立の自動化を図り易くな
る。さらには、内ケースをかしめ用爪によりプラ
スチツク製枠体に取付ける従来構成のように、か
しめ用爪の折損に起因して内ケース9自体が欠陥
品となつてしまうことがない。
〔考案の効果〕
本考案は以上述べたように、環状のプラスチツ
ク製枠体に対して内ケースの上端縁に形成された
フランジ部を載置状に支持せしめるものにおい
て、前記内ケースにこれの外周面側へ突出するよ
うに形成された凸部と、前記枠体の内周面に形成
され前記凸部が上方から挿入される案内用溝部及
びこの案内用溝部から該枠体の周方向に向かうに
従つて下降する傾斜面を天井面に有した係合用溝
部より成る切欠凹部とを設けたことを特徴とする
もので、この結果内ケースの取付時において内ケ
ースのフランジ部の歪み、或いは枠体の割れを招
いたり黴の発生を招くことがなくなり、さらには
内ケースの取付時この内ケースを回動するだけで
済み操作が簡単であり、併せて組立の自動化を図
り易い等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図及び第
2図は互いに異なる状態を示す要部の斜視図であ
る。 図中、1は外ケース、2はプラスチツク製枠
体、4は切欠凹部、5は案内用溝部、6は係合用
溝部、7は傾斜面、8はストツパ、9は内ケー
ス、10はフランジ部、12は凸部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外ケースの上端縁に取付けられた環状のプラ
    スチツク製枠体に対して内ケースの上端縁に形
    成されたフランジ部を載置状に支持せしめるも
    のにおいて、前記内ケースにこれの外周面側へ
    突出するように形成された凸部と、前記枠体の
    内周面に形成され前記凸部が上方から挿入され
    る案内用溝部及びこの案内用溝部から該枠体の
    周方向に向かうに従つて下降する傾斜面を天井
    面に有した係合用溝部より成る切欠凹部とを設
    けたことを特徴とする加熱調理器。 2 係合用溝部における傾斜面の終端部に凸部が
    当接する位置決め用のストツパが形成されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の加熱調理器。
JP18946683U 1983-12-07 1983-12-07 加熱調理器 Granted JPS6097521U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18946683U JPS6097521U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18946683U JPS6097521U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097521U JPS6097521U (ja) 1985-07-03
JPS6335718Y2 true JPS6335718Y2 (ja) 1988-09-21

Family

ID=30408484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18946683U Granted JPS6097521U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 加熱調理器

Country Status (1)

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JP (1) JPS6097521U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63145613A (ja) * 1986-12-09 1988-06-17 松下電器産業株式会社 炊飯器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6097521U (ja) 1985-07-03

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