JP2002013739A - ガスコンロの天板とバーナとの間のシール構造 - Google Patents

ガスコンロの天板とバーナとの間のシール構造

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JP2002013739A JP2000194974A JP2000194974A JP2002013739A JP 2002013739 A JP2002013739 A JP 2002013739A JP 2000194974 A JP2000194974 A JP 2000194974A JP 2000194974 A JP2000194974 A JP 2000194974A JP 2002013739 A JP2002013739 A JP 2002013739A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーナの設置位置に誤差があっても弊害なく
確実にシールできるガスコンロの天板とバーナとの間の
シール構造を提供する。 【解決手段】 ガスコンロ本体Aの上面に天板2を被着
すると共に天板2に設けた窓穴3にガスコンロ本体Aの
バーナ1を挿通する。バーナ1の外周と上記窓穴3縁と
の間にこれらの間を塞ぐ円環状のバーナリング4を配置
すると共にバーナリング4の窓穴3に挿通する部分の外
周と窓穴3の内周との間に隙間Sを設ける。バーナリン
グ4の上部の外周から外方に環状に突設した鍔部9を天
板2の窓穴3の周縁の上面に載置する。バーナリング4
の内周面4aとバーナ1の外周面1aとを略垂直面で略
平行に対向させると共にこれらの間に円環状のシールリ
ング6を介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルトインガスコ
ンロのようなガスコンロにおいて、ガスコンロの天板と
バーナとの間をシールする構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
ガスコンロの上面には天板が被着され、天板に設けた窓
穴からバーナを上方に突出させてあるが、天板にこぼれ
た煮汁が窓穴の縁部から内部に浸入するおそれがある。
これを防止するために板金製の天板の場合、窓穴の周縁
に立ち上がり縁を設けている。ところが、ガラス製の天
板の場合はこのような加工をすることができない。
【0003】近年、ガラス製の天板でも窓穴の周縁とバ
ーナとの間のシールするものとして特開平10−318
545号公報や特開平10−267282号公報に開示
されるものが提供されている。
【0004】特開平10−318545号公報に開示さ
れるものは図9に示すように構成されている。バーナ1
はガラス製の天板2に設けたバーナ外径より大きい径の
窓穴3に下方から挿通され、上リング4a′と下リング
4b′とからなる断面コ字状のバーナリング4′がバー
ナ1の外周と窓穴3との間に配置され、バーナリング
4′が隙間Sの分だけ水平方向に移動自在になるように
バーナリング4′が窓穴3の縁部に被嵌され、バーナリ
ング4′の上リング4a′の下面に設けたシール部5′
が窓穴3の縁部の上面に当接されてこれらの間がシール
され、またバーナリング4′の下リング4b′の下面に
設けたシール部6′がバーナ1の段部7′に載置されて
これらの間がシールされるようになっている。
【0005】ところが、上記従来例にあっては、バーナ
リング4′の下リング4b′の下面に設けたシール部
6′がバーナ1の段部7′に載置されてバーナリング
4′とバーナ1との間のシールがされているためにバー
ナ1の設置誤差が上下方向にある場合(バーナ1は構造
上さほど精度よく設置されるものでない)、シール部
6′でのシールに次のような問題がある。バーナ1が所
定位置より下方にずれて設置されると、シール部6′と
段部7′との間に隙間ができて確実にシールできないと
いう問題ある。バーナ1が所定位置より上方にずれて設
置されると天板2が浮くという問題がある。
【0006】また特開平10−267282号公報に開
示されるものは特開平10−318545号公報に構成
に加えてバーナを上方にばねにて浮上させる構造を採用
している。かかる場合、バーナリングの下面のシール部
とバーナの段部とがばねの浮上力で常に密着するが、バ
ーナを浮上させる構造を採用すると構造が複雑になり、
コストアップにつながるという問題があり、またバーナ
を浮上させるばね力が強いと天板が浮き上がるという問
題があり、天板が浮き上がらないように固定する手段を
新たに設けなければならないという問題があり、またこ
のような固定手段を設けると天板の着脱に手間がかかる
という問題がある。
【0007】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、バーナの設置位置に誤差があっても弊害なく確
実にシールできるガスコンロの天板とバーナとの間のシ
ール構造を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のガスコンロの天板とバーナとの間にシール構造
は、ガスコンロ本体Aの上面に天板2を被着すると共に
天板2に設けた窓穴3にガスコンロ本体Aのバーナ1を
挿通し、バーナ1の外周と上記窓穴3縁との間にこれら
の間を塞ぐ円環状のバーナリング4を配置すると共にバ
ーナリング4の窓穴3に挿通する部分の外周と窓穴3の
内周との間に隙間Sを設け、バーナリング4の上部の外
周から外方に環状に突設した鍔部9を天板2の窓穴3の
周縁の上面に載置し、バーナリング4の内周面4aとバ
ーナ1の外周面1aとを略垂直面で略平行に対向させる
と共にこれらの間に円環状のシールリング6を介装して
成ることを特徴とする。バーナ1の外周と上記窓穴3縁
との間にこれらの間を塞ぐ円環状のバーナリング4を配
置すると共にバーナリング4の鍔部9を天板2の窓穴3
の周縁の上面に載置してバーナ1と天板2との間をバー
ナリング4にて覆うことができる。このときバーナ1と
バーナリング4との間がバーナ1の略垂直面の外周面1
aとバーナリング4の略垂直面の内周面4aとの間のシ
ールリング6にてシールでき、しかもバーナ1の設置位
置に上下方向の誤差があってもシールリング6にて確実
にシールできると共に従来のように天板2が上に浮き上
がったりするおそれがない。またバーナリング4の上部
の外周から外方に環状に突設した鍔部9を天板2の窓穴
3の周縁の上面に載置したことにより、バーナリング4
と天板2との間を鍔部9で覆ってシールできる。またバ
ーナリング4の窓穴3に挿通する部分の外周と窓穴3の
内周との間に隙間Sを設けたことにより、バーナリング
4が隙間Sにて水平方向にでき、バーナ1の設置位置に
水平方向の誤差があってもその誤差を吸収してバーナリ
ング4をバーナ1に挿通することができる。
【0009】またバーナリング4の窓穴3に挿通する部
分の外周と窓穴3の内周との間の隙間Sの分だけバーナ
リング4が水平方向に移動自在になるようにバーナリン
グ4を天板に装着して成ることを特徴とすることも好ま
しい。ガスコンロ本体Aを台所のカウンター13に設置
した状態でバーナ1の外周にシールリング6を装着して
おき、予めバーナリング4を窓穴3に装着した天板2を
ガスコンロ本体Aの上面に被着することでバーナリング
4をバーナ1の外周に挿通してガスコンロ本体Aに天板
2をセットでき、組み立てを容易にできる。このときバ
ーナリング4が隙間Sにて水平方向に移動自在に装着し
てあることにより、バーナ1の設置位置に水平方向の誤
差があってもその誤差を吸収してバーナリング4をバー
ナ1に挿通することができる。
【0010】またバーナリング4をバーナ1の外周に挿
通するときガイドするガイド片8をバーナリング4から
下方に垂下して成ることを特徴とすることも好ましい。
ガスコンロ本体Aを台所のカウンター13に設置した状
態でバーナ1の外周にシールリング6を装着しておき、
予めバーナリング4を窓穴3に装着した天板2をガスコ
ンロ本体Aの上面に被着することでバーナリング4をバ
ーナ1の外周に挿通してガスコンロ本体Aに天板2をセ
ットできるが、バーナリング4をバーナ1に挿通すると
きガイド片8にてバーナ1に対してバーナリンク4をガ
イドでき、天板2のセットがしやすくなる。
【0011】またバーナリング4の外周に周方向に凹設
したばね装着溝10の外周に環状に曲成した線ばね11
を配置し、線ばね11の周方向の適所をばね装着溝10
に嵌合してバーナリング4に線ばね11を装着し、線ば
ね11の周方向の適所の外方及び上方に突曲した突曲部
12を天板2の窓穴3の周縁の下面に当接すると共に線
ばね11のばね力で突曲部12と上記鍔部9との間に天
板2の窓穴3の縁部を挟持して成ることを特徴とする。
バーナリング4を天板2の窓穴3に線ばね11にて水平
方向に移動自在になるように容易に取り付けると共に天
板2の窓穴3の縁部を鍔部9と線ばね11の突曲部12
との間に挟持して天板2とバーナリング4との間のシー
ルが確実になるように取り付けることができる。
【0012】また環状に曲成した線ばね11を平面から
見て略正多角形状にして各角部を突曲部12とし、突曲
部12間の部分をばね装着溝10に嵌合して成ることを
特徴とすることも好ましい。線ばね11の周方向に等間
隔に複数個設けた突曲部12を天板2の窓穴3の縁部の
下面に当接させ、線ばね11の周方向に等間隔に複数設
けた突曲部12間の部分をばね装着溝10に嵌合して支
持できるものであって、天板2の窓穴3にバーナリング
4を安定よく取り付けることができる。
【0013】またバーナリング4の上部の外周から外方
に環状に突設した鍔部9の下面にオイルコンパウンドの
ようなシール材5を全周に亙って設け、シール材5を天
板2の窓穴3の周縁の上面に当接して成ることを特徴と
することも好ましい。バーナリング4の鍔部9の下面に
装着したシール材5を天板2の窓穴3の周縁の上面に密
着させてバーナリング4と天板2との間のシールを確実
にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すようにガスコンロ本体
Aは台所のカウンター13にビルトインして取り付けて
ある。ガスコンロ本体Aのケーシング側板14の上端の
フランジ部14aはカウンター13の開口部15の周縁
の上面に載置してあり、ガスコンロ本体Aに設けたバー
ナ台16の周縁のフランジ部16aをフランジ部14a
に重ねるようにカウンター13の開口部15の周縁の上
面に載置してある。バーナ台16には1乃至複数個のバ
ーナ1を所定の位置に装着してある。かかるバーナ1は
バーナ本体17にバーナキャップ18を着脱自在に載設
してある。バーナキャップ18の上方には煮汁等を受け
る受け皿19を装着してある。
【0015】ガスコンロ本体Aの上面側に被着する天板
2はガラス製であり、天板2の上記バーナ1と対応する
箇所には窓穴3を穿孔してある。かかるガラス製の天板
2の裏面には必要に応じて裏面塗装を施してある。上記
窓穴3はバーナ1の外径より大きく、ガスコンロ本体A
の上面側に天板2を被着した状態で窓穴3内にバーナ1
が挿通されて天板2の上面からバーナ1の上部が上方に
突出するようになっている。天板2の窓穴3とバーナ1
との間を塞ぐバーナリング4は図5に示すように円環状
に形成されており、このバーナリング4が窓穴3縁とバ
ーナ1の外周との間に配置されて窓穴3の縁部に装着さ
れている。
【0016】バーナリング4の外周の上部には外周方向
に突出する鍔部9を設けてあり、鍔部9の下面にはオイ
ルコンパウンドのようなシール材5を設けてあり(オイ
ルコンパウンドの場合には塗布して設けてある)、シー
ル材5を天板2の窓穴3の縁部の上面に載置してある。
バーナリング4の窓穴3に挿通する部分の外径より窓穴
3の径を大きくすることによりこれらの間に隙間Sを設
けてあり、この隙間Sにてバーナリング4が隙間Sの分
だけ水平方向に移動自在になっている。バーナリング4
を天板2の窓穴3の縁部に装着する場合、図8に示すよ
うな線ばね11をバーナリング4の下部外周に全周に亙
るように設けたばね装着溝10に装着している。線ばね
11は線ばね11の両端のうち一端に設けた係止部19
と他端に設けた被係止部20とを係止することにより環
状に組み立てられるようになっている。この線ばね11
は平面から見て正六角形のような正多角形に形成されて
おり、各角部を外周方向に突出すると共に上方に突出す
る突曲部12としてある。線ばね11を装着するとき係
止部19と被係止部20との係止を外した状態で線ばね
11をバーナリング4の外周を囲むように配置し、線ば
ね11の各突曲部12間の部分をばね装着溝10に嵌合
して係止部19と被係止部20を係止し、突曲部12を
天板2の窓穴3の縁部の下面に当接する。このように線
ばね11を装着することによりバーナリング4の鍔部9
と線ばね11とで窓穴3の縁部が弾性的に挟持される。
これによりシール材5が窓穴3の縁部に密着させられて
これらの間が確実にシールされる。またバーナリング4
を窓穴3に取り付けるとき線ばね11を用いて容易に取
り付けることができる。また線ばね11が正多角形状を
しており、周方向に等間隔に複数個設けた突曲部12を
天板2の窓穴3の縁部の下面に当接し、線ばね11の周
方向に等間隔に複数設けた突曲部12間の部分をばね装
着溝10に嵌合して支持できるものであって、天板2の
窓穴3にバーナリング4を安定よく取り付けることがで
きる。
【0017】またバーナリング4の下部から全周に亙っ
て下方にガイド片8を突設してあり、ガイド片8の内面
に下に向かって径の大きくなる傾斜面8aを設けてあ
る。バーナリング4を介装した部分でバーナ1の外周に
略垂直面の外周面1aを設けると共にバーナリング4の
内周に略垂直面の内周面4aを設けてあり、この略垂直
面の外周面1aと略垂直面の内周面4aを平行に対応さ
せてある。この外周面1aと内周面4aとの間にはOリ
ングのようなシールリング6を介装してあり、このシー
ルリング6にてこれらの間をシールしてある。シールリ
ング6の内周の上部には内周方向に突出する突縁22を
全周に亙って設けてあり、突縁22を外周面1aに近接
させてある。またバーナ1の上記外周面1aの下端には
段部7を設けてあり、この段部7の内側にシールリング
6が載っている。通常この段部7と内周面4aの下端と
の間には間隙を隔ててある。
【0018】五徳24は複数本の五徳爪25と円環状の
五徳基台26とで構成されており、天板2の窓穴3の周
縁の上面に五徳基台26を載置することでバーナ2の上
部の外周にセットしてある。天板2の外周には外周に沿
ってサッシ枠27を配置してあり、サッシ枠27を押さ
えばね28にて天板2に取り付けてあり、サッシ枠27
をカウンター13の上面に載置してある。サッシ枠27
の下面にはパッキン30を装着してあり、パッキン30
をカウンター13の上面に弾接させてある。
【0019】上記のようにガスコンロが構成されている
が、カウンター13にセットする施工をする場合は次の
ように行われる。天板2を取り外した状態でガスコンロ
本体Aがカウンター13の開口部15からビルトインし
て取り付けられる。このときバーナ1の外周面1aにシ
ールリング6を予め装着してある。この状態で窓穴3に
バーナリング4を装着した天板2が図6に示すようにガ
スコンロ本体Aの上方に配置され、この状態から天板2
がガスコンロ本体Aの上面側に被着され、バーナリング
4がバーナ1に挿通され、サッシ枠27がカウンター1
3の上面に載置される。バーナリング4がバーナ1に挿
通されたときバーナリング4の内周面4aとバーナ1の
外周面1aとの間にシールリング6が介装される。この
ように天板2を被着した後に天板2の上に五徳24がセ
ットされる。天板2の掃除等のメンテナンスを行うとき
も五徳24を外した後、天板2が上に抜き取るように取
り外され、再び上記と同様にセットされる。
【0020】上記のように天板2が取り付けられるが、
バーナリング4の内周面4aとバーナ1の外周面との間
にシールリング6を介装してシールしているために大き
な寸法ではないが上下方向にバーナ1の設置位置の精度
にばらつきや変形があってもシールリング6にてバーナ
リング4とバーナ1との間を確実にシールでき、また天
板2が上に浮き上がったりすることがない。またバーナ
1の設置位置の精度に水平方向の位置のばらつきがあっ
てもバーナリング4が隙間Sの分だけ水平方向に移動す
ることにより吸収することができる。またバーナリング
4にガイド片8を設けてあるためにバーナリング4をバ
ーナ1に挿通するときガイド片8でガイドして円滑に挿
通することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、叙述の如く
バーナリングの内周面とバーナの外周面とを略垂直面で
略平行に対向させると共にこれらの間に円環状のシール
リングを介装したので、バーナの設置位置に上下方向の
誤差があってもシールリングにて確実にシールできると
共に従来のように天板が上に浮き上がったりするおそれ
がないものであり、またバーナリングの上部の外周から
外方に環状に突設した鍔部を天板の窓穴の周縁の上面に
載置したので、バーナリングと天板との間を鍔部で覆っ
てシールできるものであり、またバーナリングの窓穴に
挿通する部分の外周と窓穴の内周との間に隙間を設けた
ので、バーナリングが隙間にて水平方向にでき、バーナ
の設置位置に水平方向の誤差があってもその誤差を吸収
してバーナリングをバーナに挿通することができるもの
である。
【0022】また本発明の請求項2の発明は請求項1に
おいて、バーナリングの窓穴に挿通する部分の外周と窓
穴の内周との間の隙間の分だけバーナリングが水平方向
に移動自在になるようにバーナリングを天板に装着して
いるので、ガスコンロ本体を台所のカウンターに設置し
た状態でバーナの外周にシールリングを装着しておき、
予めバーナリングを窓穴に装着した天板をガスコンロ本
体の上面に被着することでバーナリングをバーナの外周
に挿通してガスコンロ本体に天板をセットできるもので
あって、組み立てを容易にできるものであり、またバー
ナリングが隙間にて水平方向に移動自在に装着してある
ので、バーナの設置位置に水平方向の誤差があってもそ
の誤差を吸収してバーナリングをバーナに挿通すること
ができるものである。
【0023】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、バーナリングをバーナの外周
に挿通するときガイドするガイド片をバーナリングから
下方に垂下しているので、バーナリングをバーナに挿通
するときガイド片にてバーナに対してバーナリングをガ
イドでき、天板のセットがしやすくなるものである。
【0024】また本発明の請求項4の発明は、請求項2
または請求項3において、バーナリングの外周に周方向
に凹設したばね装着溝の外周に環状に曲成した線ばねを
配置し、線ばねの周方向の適所をばね装着溝に嵌合して
バーナリングに線ばねを装着し、線ばねの周方向の適所
の外方及び上方に突曲した突曲部を天板の窓穴の周縁の
下面に当接すると共に線ばねのばね力で突曲部と上記鍔
部との間に天板の窓穴の縁部を挟持しているので、バー
ナリングを天板の窓穴に線ばねにて水平方向に移動自在
になるように容易に取り付けることができると共に天板
の窓穴の縁部を鍔部と線ばねの突曲部との間に挟持して
天板とバーナリングとの間のシールが確実になるように
取り付けることができるものである。
【0025】また本発明の請求項5の発明は、請求項4
において、環状に曲成した線ばねを平面から見て略正多
角形状にして各角部を突曲部とし、突曲部間の部分をば
ね装着溝に嵌合したので、線ばねの周方向に等間隔に複
数個設けた突曲部を天板の窓穴の縁部の下面に当接さ
せ、線ばねの周方向に等間隔に複数設けた突曲部間の部
分をばね装着溝に嵌合して支持できるものであって、天
板の窓穴にバーナリングを安定よく取り付けることがで
きるものである。
【0026】また本発明の請求項6の発明は、請求項1
乃至請求項5のいずれかにおいて、バーナリングの上部
の外周から外方に環状に突設した鍔部の下面にオイルコ
ンパウンドのようなシール材を全周に亙って設け、シー
ル材を天板の窓穴の周縁の上面に当接したので、バーナ
リングの鍔部の下面に装着したシール材を天板の窓穴の
周縁の上面に密着させてバーナリングと天板との間のシ
ールを確実にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を正面から見た一部
省略断面図である。
【図2】同上の要部を拡大せる断面図である。
【図3】同上の天板の全体を示す平面図である。
【図4】同上の五徳を装着した状態の要部の斜視図であ
る。
【図5】同上のバーナリングを示し、(a)は平面図、
(b)は正面から見た断面図、(c)は底面図である。
【図6】同上の天板の取り付け方を説明する要部の分解
断面図である。
【図7】バーナリングに線ばねを装着した状態の底面図
である。
【図8】同上の線ばねを示し、(a)は平面図、(b)
は左側面図、(c)は(a)のX矢視図、(d)は
(a)のY矢視図である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
A ガスコンロ本体 S 隙間 1 バーナ 1a 外周面 2 天板 3 窓穴 4 バーナリング 4a 内周面 5 シール材 6 シールリング 8 ガイド片 9 鍔部 10 ばね装着溝 11 線ばね 12 突曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 暁 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会社 ハーマン内 Fターム(参考) 3K017 AA10 AB02 AB11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスコンロ本体の上面に天板を被着する
    と共に天板に設けた窓穴にガスコンロ本体のバーナを挿
    通し、バーナの外周と上記窓穴縁との間にこれらの間を
    塞ぐ円環状のバーナリングを配置すると共にバーナリン
    グの窓穴に挿通する部分の外周と窓穴の内周との間に隙
    間を設け、バーナリングの上部の外周から外方に環状に
    突設した鍔部を天板の窓穴の周縁の上面に載置し、バー
    ナリングの内周面とバーナの外周面とを略垂直面で略平
    行に対向させると共にこれらの間に円環状のシールリン
    グを介装して成ることを特徴とするガスコンロの天板と
    バーナとの間のシール構造。
  2. 【請求項2】 バーナリングの窓穴に挿通する部分の外
    周と窓穴の内周との間の隙間の分だけバーナリングが水
    平方向に移動自在になるようにバーナリングを天板に装
    着して成ることを特徴とする請求項1記載のガスコンロ
    の天板とバーナとの間のシール構造。
  3. 【請求項3】 バーナリングをバーナの外周に挿通する
    ときガイドするガイド片をバーナリングから下方に垂下
    して成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のガスコンロの天板とバーナとの間のシール構造。
  4. 【請求項4】 バーナリングの外周に周方向に凹設した
    ばね装着溝の外周に環状に曲成した線ばねを配置し、線
    ばねの周方向の適所をばね装着溝に嵌合してバーナリン
    グに線ばねを装着し、線ばねの周方向の適所の外方及び
    上方に突曲した突曲部を天板の窓穴の周縁の下面に当接
    すると共に線ばねのばね力で突曲部と上記鍔部との間に
    天板の窓穴の縁部を挟持して成ることを特徴とする請求
    項2または請求項3記載のガスコンロの天板とバーナと
    の間のシール構造。
  5. 【請求項5】 環状に曲成した線ばねを平面から見て略
    正多角形状にして各角部を突曲部とし、突曲部間の部分
    をばね装着溝に嵌合して成ることを特徴とする請求項4
    記載のガスコンロの天板とバーナとの間のシール構造。
  6. 【請求項6】 バーナリングの上部の外周から外方に環
    状に突設した鍔部の下面にオイルコンパウンドのような
    シール材を全周に亙って設け、シール材を天板の窓穴の
    周縁の上面に当接して成ることを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれかに記載のガスコンロの天板とバー
    ナとの間のシール構造。
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