JP4369935B2 - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ Download PDF

Info

Publication number
JP4369935B2
JP4369935B2 JP2006114737A JP2006114737A JP4369935B2 JP 4369935 B2 JP4369935 B2 JP 4369935B2 JP 2006114737 A JP2006114737 A JP 2006114737A JP 2006114737 A JP2006114737 A JP 2006114737A JP 4369935 B2 JP4369935 B2 JP 4369935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
ring
peripheral edge
opening
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006114737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007285626A (ja
Inventor
英行 冨浦
万之 赤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2006114737A priority Critical patent/JP4369935B2/ja
Publication of JP2007285626A publication Critical patent/JP2007285626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4369935B2 publication Critical patent/JP4369935B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)

Description

本発明は、ガスコンロ、特に、天板に設けたバーナ用開口の周縁とガスバーナの炎孔部を構成しているバーナ部の外周面との間に形成される隙間に、バーナリングを配設させる形式のガスコンロに関する。
図7は、システムキッチンのカウンタートップに嵌め込まれるドロップインコンロの、コンロ本体(31)とその上方開放部を被覆する天板(3)と、天板(3)の上方に突設されている五徳(5)の一部分を表した拡大断面図である(特許文献1参照)。
天板(3)には、コンロ本体(31)内に収容させた加熱源としてのガスバーナの炎孔部(25)を構成しているバーナ部(2)を挿通させるためのバーナ用開口(30)が、バーナ部(2)の外径よりも大径に形成されており、バーナ用開口(30)の周縁とバーナ部(2)の外周面(20)との間に形成される環状の隙間は、バーナリング(4)によって閉塞されている。
バーナリング(4)は、バーナ用開口(30)の周縁に、線ばね(41)の弾性力を介して水平方向に移動可能に予め装着されており、コンロを組み付けるには、バーナリング(4)を装着させた状態の天板(3)を、バーナ部(2)にバーナ用開口(30)を対応させながらコンロ本体(31)の上方に略水平姿勢で配置し、そのまま、バーナリング(4)内にバーナ部(2)が挿通するように、天板(3)を降下させて前記カウンタートップの上面に載置させる。
この従来のガスバーナでは、点火電極(21)及びサーモカップル等の炎検知器(図示せず)はバーナ部(2)内に取り付けられてあり、バーナ部(2)は、上端に炎孔部(25)が形成されている円筒体の基端部から、点火電極(21)及びサーモカップルを貫通させるための水平部(22)が外方に張り出す形状に構成されている。水平部(22)に続く円筒周面がバーナ部(2)の外周面(20)として機能しており、バーナリング(4)の内周縁(43)の直径は、この外周面(20)の外径に略一致するように設定されている。
又、バーナリング(4)は、線バネ(41)によって水平方向に移動可能に装着されているから、バーナ部(2)の中心と、バーナ用開口(30)の中心とに多少の誤差が生じる場合であっても、前記誤差は線バネ(41)による水平方向の移動により吸収され、バーナ部(2)の外周面(20)にバーナリング(4)の内周縁(43)が接触する態様に天板(3)をコンロ本体(31)の上面にセットすることができる。
この種のガスバーナでは、バーナ部(2)の水平部(22)の外周面(20)に、バーナリング(4)の円形の内周縁(43)が対応するようにバーナ部(2)をバーナリング(4)内に挿通させれば良いだけであるから、コンロ本体(31)内に2つ又は3つのガスバーナが収容され、天板(3)にはガスバーナの数に応じた複数のバーナ用開口(30)が形成されているドロップインコンロであっても、バーナリング(4)内にバーナ部(2)をそれぞれ挿通させながら、コンロ本体(31)の上方開放部に天板(3)を被覆させることができる。
尚、バーナ部(2)の外周面(20)には、シールリング(42)が配設され且つ、バーナリング(4)の外周縁に沿った下面には、シール材(40)が配設されて、バーナ用開口(30)内への煮こぼれ等の浸入を防止している。
特許文献2に開示のものも、天板に設けたバーナ用開口に予めバーナリングが装着されてあり、コンロ本体に収容されているガスバーナのバーナ部にバーナ用開口を対応させて天板をコンロ本体の上方開放端にセットする構成である。
特開2002−13739号公報 特開2003−343852号公報
しかしながら、上記従来のガスコンロに採用したガスバーナでは、点火電極(21)やサーモカップルをバーナ部(2)内に取り付けているから、バーナ部(2)は、上述したように、炎孔部(25)を形成している円筒体から、点火電極(21)やサーモカップルを貫通させるための水平部(22)を半径方向に外方に向かって張り出させた形状となり、前記円筒体の外径よりも、水平部(22)の幅分、バーナ部(2)の外径は大きく設定されている。このため、水平部(22)に続く外周面(20)にバーナリング(4)の内周縁(43)が接触するようにバーナリング(4)を配設させた場合、炎孔部(25)から離れた、天板(3)上の所定位置に、バーナ部(2)の外周面(20)とバーナリング(4)の内周縁(43)との境目(23)がこれらと同心円状に生じる上に、境目(23)に沿って、バーナ部(2)の水平部(22)とバーナリング(4)との間に段差が生じてしまい、コンロ上面の見栄えが悪くデザイン性が損なわれるといった不都合がある。又、この境目(23)に煮こぼれが浸み込んで固着すると清掃が困難であるといった問題もある。
このため、バーナ部(2)の外周面(20)とバーナリング(4)の内周縁(43)との境目(23)が天板(3)上に形成されないように、バーナ部(2)に水平部(22)を設けずに略円筒体状に仕上げることが考えられる。この場合、前記円筒体の外周面に直接バーナリング(4)の内周縁(43)を接触させることができるので、天板(3)上に、上述したような境目(23)や段差を生じさせることがなく、デザイン性が向上する上に、境目(23)に煮こぼれが浸入して固着する不都合もない。
しかしながら、前記円筒体に、点火電極(21)やサーモカップル等の炎検知器を外付けした場合、バーナリング(4)に、点火電極(21)や炎検知器を挿通させるための透孔や切欠を形成しておかなければならない。よって、この場合、コンロ本体(31)の上方開放部を天板(3)で被覆させる際には、バーナリング(4)内にバーナ部(2)を挿通させると同時に、バーナリング(4)に形成されている透孔や切欠に、点火電極(21)やサーモカップルを挿通させなければならず、特に、ガスバーナ及びバーナ用開口が複数設けられているドロップインコンロにおいては、天板(3)を正しくセットするのは困難であり、施工性が悪いという問題がある。
本発明は、『ガスバーナが収容されているコンロ本体と、
前記コンロ本体の上方開放部を被覆し且つ前記ガスバーナのうち炎孔部を構成しているバーナ部を挿通させるバーナ用開口が形成されている天板と、
前記バーナ部の外周面と前記バーナ用開口の周縁との間の隙間を閉塞するバーナリングとを備えたガスコンロ』において、コンロ上面のデザイン性を向上させると共に清掃を容易とし、さらには、天板を設置する際の施工性を向上させることを課題とする。
(1)請求項1に係る発明のガスコンロは、『前記バーナ部は、上方に前記炎孔部が形成された略円筒体とし、
前記バーナリングの下面に係止片を突設させ、
前記バーナ用開口の周縁に弾性材料から構成された弾性リングを装着し、
前記弾性リングは前記バーナ用開口の周縁を挟み込む挟持部と、前記挟持部から前記隙間内へ突出し且つ前記係止片を弾性力によって下方へ押し込み状態に係止する係止部とからなり、
前記係止片が前記係止部に係止された状態にて、前記バーナリングの内周縁は前記バーナ部の外周面に略接触し且つ前記バーナリングの下面の外周縁は前記天板の上面に圧接する』ことを特徴とするものである。
上記手段は次のように作用する。
バーナ部は炎孔部を構成する略円筒体から構成されており、この部分がバーナ用開口から天板の上面に突出する。
弾性リングは、挟持部でバーナ用開口の周縁を挟み込ませることにより、バーナ用開口の周縁に装着させる。この装着状態にて、係止部は内方に突出している。弾性リングを装着させたバーナ用開口内にバーナ部を挿通させるが、前記係止部は、バーナ用開口とバーナ部の外周面との間に形成される隙間内に突出するように設定されているから、バーナ用開口にバーナ部を挿入させる際に前記係止部が邪魔になることはなく、天板をコンロ本体の上方開放部に容易に被覆することができる。天板の設置完了後に、前記隙間の一つ一つにバーナリングをセットする。このとき、バーナリングの下面に突設されている係止片を、弾性リングの係止部に係止させる。前記係止片は、係止部の有する弾性力によって、下方へ押し込まれることから、バーナリングの下面の外周縁は天板の上面に強く圧接させられる。又、バーナリングの内周縁は略円筒体からなるバーナ部の外周面に略接触する。
尚、弾性リングは、バーナ用開口周縁の上面に添設される上リングと、バーナ用開口周縁の下面に添設され且つ前記係止部を具備する下リングの2部品から構成しても良く、又、係止片及び係止部は、バーナリング及び弾性リングの周方向に沿って部分的に形成しておいても良い。
(2)請求項2の発明のガスコンロは、請求項1に記載のものおいて、『前記バーナリングの下面の外周縁に沿って、外シールリングが設けられている』もので、バーナリングの下面の外周縁を前記天板の上面に水密状態に密着させることができる。尚、外シールリングを、バーナリングの下面の外周縁に沿って形成される溝部内に嵌め込まれる構成とした場合には、圧縮性を高めるために中空チューブが採用可能である。
(3) 請求項3の発明のガスコンロは、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、『前記バーナリングの内周縁と前記バーナ部の外周面との間に内シールリングを介在させた』ものでは、バーナリングの内周縁とバーナ部の外周面との間を内シールリングによって水密状態に保持することができる。
(4) 請求項4の発明のガスコンロは、上記各請求項のいずれかに記載のものにおいて、『前記弾性リングの前記挟持部は、前記バーナ用開口の周縁近傍の上下両面を挟み込む一対の環状フランジ部と、前記一対の環状フランジ部の一端相互間を繋ぐ筒部とから前記周縁に向かって開放する断面略コ字状に構成され、
前記弾性リングの装着状態にて、前記筒部と前記周縁との間には所定幅の間隙部が形成される』ようにしたもので、バーナ用開口の周縁と筒部との間に形成される隙間部の幅だけ、弾性リングは、バーナ用開口に対して水平方向に移動可能となる。よって、コンロ本体内に収容されているガスバーナのバーナ部の中心が、設置させた天板のバーナ用開口の中心に対して多少ズレている場合、弾性リングを水平方向に移動させてバーナ部と同心に設定し、その後でバーナリングをセットする。
(5) 請求項5の発明のガスコンロは、上記各請求項のいずれかに記載のものにおいて、『前記バーナ部は、前記円筒体に点火電極又は炎検知器を外付けさせた構成とし、前記バーナリングには、前記点火電極又は炎検知器を挿通させるための透孔又は内方に開放する切欠が形成されている』もので、バーナリングは、バーナ部を挿通させると同時に、透孔又は切欠に点火電極又は炎検知器を挿通させながら、バーナ部の周縁に取り付けられる。透孔又は切欠に点火電極又は炎検知器を挿通させることにより、バーナリングは装着状態において不用意に回転することはなく、回り止め状態に位置決めされることとなる。
請求項1に係る発明によれば、バーナ用開口から天板の上方に突出するのは、バーナ部を構成している略円筒体であり、その外径に応じて、天板に形成するバーナ用開口も従来のものに比べて小さく設定することができる。そして、バーナリングは、前記略円筒体の外周面に内周縁が略接触するように配設させることにより、バーナ部とバーナリングとの境目や段差が天板上に形成されることがない。よって、全体にすっきりとした仕上がりとなるため、デザイン性が向上する。又、天板上に境目や段差を生じさせないことは、煮こぼれを浸入させたり付着させたりすることの防止にもなり、コンロ本体内の汚れを防止でき、コンロ上面の清掃が容易となる。
又、バーナリングは、コンロ本体への天板の設置が完了した後から、バーナ部の外周面とバーナ用開口の周縁との間を覆うように一つずつ設置する構成であるから、例えば、バーナ部の横断面形状が、略円筒体に点火電極等が外付けされた異形を呈していても、その形状に合わせてバーナリングを正確に且つ容易にセットすることができる。このように、バーナリング付きのガスコンロの組み付け作業が容易となるため、施工性が向上する。
請求項2に係る発明によれば、上記効果に加えて、バーナリングを天板に水密状態に密着できるようにしたから、バーナリングの外周縁からバーナ用開口内に煮こぼれ等が浸入する不都合を確実に防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、バーナリングの内周縁とバーナ部の外周面との間から、煮こぼれ等がコンロ本体内へ浸入する不都合を防止することができる。
請求項4に係る発明によれば、ガスバーナの取付誤差も弾性リングで許容することができるから、バーナ部の中心と、バーナ用開口の中心とが多少ずれていてもバーナリングを容易に且つ正確に安定した状態でセットすることができる。
請求項5に係る発明によれば、バーナ部は、略円筒体に点火電極又はサーモカップル等の炎検知器を外付けした構成としたから、バーナ部の外周形状は、点火電極又は炎検知器が略円筒体から外方へ突出する異形を呈することとなる。このように、バーナ部の外形が異形であっても、バーナリングは、天板設置後に一つずつ装着させる構成であるから、点火電極又は炎検知器を、透孔や切欠に挿通させながらの装着作業も困難ではない。よって、例えば、点火電極又は炎検知器等が外付けされたような複雑な形状のガスバーナが複数個収容されてあるドロップインコンロであっても、天板及びバーナリングの組み付けは支障なく行うことができ、コンロの施工性が良い。
又、点火電極又は炎検知器を透孔や切欠に挿通させた状態にて、バーナリングは周方向に位置決めされることとなるから、バーナリングを弾性リングに対して、常に正しい姿勢で装着することができ、装着後にずれて、係止片が係止部から外れることもない。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明実施の形態のガスコンロとしては、加熱源をガスバーナ(24)としたドロップインコンロを採用したもので、図1に示すように、複数のガスバーナ(24)や、電磁弁、点火装置等の出力装置等を収容する上方開放の矩形の箱体であるコンロ本体(31)を、流し台や調理台等に連続するカウンタートップ(32)に形成した開口(33)内に嵌め込んで固定するとともに、コンロ本体(31)の上方開放部をガラス製の天板(3)で被覆させる構成のものである。ガスバーナ(24)の上端部の、炎孔部(25)を形成しているバーナ部(2)に対応する天板(3)の各位置には、バーナ用開口(30)が形成されている。
尚、バーナ部(2)は、円筒状のバーナボディからなり、この円筒体に、図2に示すように、点火電極(21)及び炎検知器としてのサーモカップル(図示せず)が外付けされた構成とする。
バーナ用開口(30)の周縁には、弾性材料からなる弾性リング(1)が装着されており、バーナ用開口(30)の内周縁とバーナ部(2)の外周面との間に形成される隙間(S1)を覆うようにバーナリング(50)が配設され、さらにその上から、五徳(5)が載置される。五徳(5)の爪部(5a)の下方には、位置決め用の突起(5b)を内方へ張り出させている。
又、天板(3)の裏面には、図1に示すように、裏板(34)が配設されており、部分的に天板(3)を下から支えている。
まず、弾性リング(1)について説明する。
弾性リング(1)は、図3及び図4に示すように、弾性材料から構成された上リング(11)と下リング(12)とからなり、上リング(11)は、天板(3)のバーナ用開口(30)の周縁上面に上シートパッキン(14a)を介して載置される環状の外フランジ部(11a)と、前記外フランジ部(11a)の内周縁からバーナ用開口(30)内に挿入される筒部(11b)と、筒部(11b)の下端からバーナ用開口(30)内に張り出している環状の内フランジ部(11c)とから構成された環状体である。
内フランジ部(11c)の内周縁には、複数の切欠(13)が内方に開放するように形成されており、切欠(13)の両側には、下リング(12)にカシメるためのカシメ片(16)が下方へ延長している。
下リング(12)は、天板(3)のバーナ用開口(30)の周縁下面に、下シートパッキン(14b)を介して添設される環状の外フランジ部(12a)と、外フランジ部(12a)の内周縁から、筒部(11b)と共にバーナ用開口(30)内に挿入される筒部(12b)と、筒部(12b)の下端から、内フランジ部(11c)と共にバーナ用開口(30)内に張り出されている環状の内フランジ部(12c)とから構成された環状体である。
上リング(11)の内フランジ部(11c)に設けた切欠(13)に対応する、内フランジ部(12c)の各位置には、延長片(15)が上方へ延長形成されており、その上端近傍には、内フランジ部(12c)側へ凹む屈曲部(15a)が形成されている。
又、カシメ片(16)に対応する各位置には、カシメ片(16)の幅だけ浅く切り欠かれて位置決め用切欠部(17)が形成されている。
上記弾性リング(1)を天板(3)のバーナ用開口(30)の周縁に装着させるには、まず、上下リング(11)(12)の外フランジ部(11a)(12a)で、バーナ用開口(30)の周縁を、上下シートパッキン(14a)(14b)を介して挟み込み、延長片(15)を切欠(13)に、カシメ片(16)を位置決め用の切欠(17)にそれぞれ対応させた状態で、両者の筒部(11b)(12b)及び内フランジ部(11c)(12c)を重ね合わせる。そして、カシメ片(16)を、図3に示すように折り曲げて、下リング(12)の内フランジ部(12c)にカシメる。
これにより、上リング(11)と下リング(12)とは一体となり、外フランジ部(11a)(12a)と筒部(11b)の一部とで、外方に向かって断面略コ字状に開放し且つバーナ用開口(30)の周縁を挟持する挟持部(10a)が構成され、筒部(11b)と延長片(15)とによって上方に向かって開放する係止部(10b)が部分的に突出する形状の弾性リング(1)が構成される。尚、係止部(10b)の上端近傍は屈曲部(15a)の突出分だけ幅狭になる。
尚、挟持部(10a)を構成している筒部(11b)とバーナ用開口(30)の周縁との間には、所定幅の間隙部(S2)が形成されることとなる。
これにより、上リング(11)及び下リング(12)で構成される弾性リング(1)は、図3の要部拡大断面図に示すように、天板(3)のバーナ用開口(30)の周縁の表裏両面を、上下シートパッキン(14a)(14b)を介して、挟持部(10a)で挟持し、且つ、バーナ用開口(30)の周縁とバーナ部(2)の外周面(20)との間の隙間(S1)に係止部(10b)が突出する態様で、バーナ用開口(30)の周縁に装着されることとなる。
尚、天板(3)の上面に配設させる上シートパッキン(14a)は必ずしも必要ではなく、上リング(11)の外フランジ部(11a)を直接天板(3)に接触する態様で取り付けても良い。
尚、図示しないが、下リング(12)は、裏板(34)に設けられる位置決め手段によって、回り止め状態に固定されて位置決めされているものとする。
上述したものでは、カシメ片(16)は、切欠(13)の両側に設けているが、必ずしも両側でなくてもよく、上リング(11)の内周縁の所定位置に複数個設けておけば良い。この場合、下リング(12)には、カシメ片(16)の位置に合わせて、位置決め用の切欠(17)を形成しておく。
次に、バーナリング(50)について説明する。
バーナリング(50)は、バーナ部(2)の外周面(20)と天板(3)のバーナ用開口(30)との間に形成される隙間(S1)を閉塞するために、天板(3)の上面に載置される環状板であり、アルミダイカスト、又は、真鍮鍛造によって製造されるが、ステンレス製のものでも採用可能である。図4及び図5に示すように、中央に、バーナ部(2)の外周面(20)の外径よりもわずかに大きな直径の中央孔(51)が形成されている。中央孔(51)の周縁は上方に屈曲させていると共に、バーナリング(50)の外周縁に沿った下面には、図3に示すように、環状の溝部(52)が形成されている。溝部(52)には、中空チューブ製の外シールリング(53)が嵌め込まれている。
又、バーナ部(2)に外付けされている点火電極(21)及びサーモカップルに対応する各位置には、これら点火電極(21)及びサーモカップルを挿通させるための透孔(56)(57)が設けられている。中央孔(51)内にバーナ部(2)を挿通させると同時に透孔(56)に点火電極(21)を、透孔(57)にサーモカップルを挿通させることにより、バーナリング(50)は、バーナ部(2)の外側に位置決め状態に装着される。
この装着状態にて、弾性リング(1)の係止部(10b)に対応するバーナリング(50)の下面の各位置には、係止片(55)が垂下している。
各係止片(55)の内面の下部域には、断面円弧状の凸部(54)が内方に隆起しており、凸部(54)の肉厚は、係止部(10b)内にちょうど嵌め込み可能な大きさに設定されていると共に、凸部よりも上部域の幅は、係止部(10b)の上端部の幅、すなわち、延長片(15)の上端近傍の屈曲部(15a)と筒部(11b)との間の距離に略一致させている。
尚、凸部(54)を有した係止片(55)は、バーナリング(50)の下面の全周にわたってあっても良い。
上述したドロップインコンロにおいて、コンロ本体(31)の上方開放端を覆う天板(3)及びバーナリング(50)の組み付けについて説明する。
天板(3)のバーナ用開口(30)の周縁に、上リング(11)と下リング(12)とを上記した要領で組み付けて、弾性リング(1)を装着させる。装着状態にある弾性リング(1)の挟持部(10a)とバーナ用開口(30)の周縁との間には、所定幅の間隙部(S2)が形成されているから、弾性リング(1)は、間隙部(S2)の幅分、水平方向に移動可能である。又、天板(3)の裏面には裏板(34)を添設させており、下リング(11)を回り止め状態に固定している。これにより、弾性リング(1)の周方向へのズレは防止されている。
弾性リング(1)を装着させたバーナ用開口(30)が、コンロ本体(31)内のガスバーナ(24)のバーナ部(2)にそれぞれ対応するように、コンロ本体(31)の上方に天板(3)を位置決めし、円筒状のバーナ部(2)を係止部(10b)の内方に挿通させながら、天板(3)をカウンタートップ(32)の開口(33)の周縁に設置する。これが、図1の状態である。
尚、このとき、バーナ部(2)の中心とバーナ用開口(30)の中心とが多少ずれていても、弾性リング(1)の挟持部(10a)とバーナ用開口(30)の周縁との間には間隙部(S2)が形成されているから、前記ズレに応じて、弾性リング(1)を水平方向に移動させて、そのズレを吸収することができる。
その後、バーナ部(2)の外周面(20)とバーナ用開口(30)の周縁との間の隙間(S1)を覆うようにバーナリング(50)をそれぞれ配設する。
それには、点火電極(21)及びサーモカップルが透孔(56)(57)に挿通するように位置決めしながら、バーナ部(2)をバーナリング(50)の中央孔(51)に挿通させる。これにより、係止片(55)の突設位置に、係止部(10b)が各々位置するように、弾性リング(1)はバーナ用開口(30)に対して予め位置決めされているものとする。
従って、点火電極(21)及びサーモカップルに透孔(56)(57)を合わせて、バーナリング(50)を載置すると、係止片(55)は係止部(10b)に嵌め込まれることとなる。
係止部(10b)の上端部は、延長片(15)の上端の屈曲部(15a)により、係止片(55)の凸部(54)の肉厚より狭く構成されているが、弾性リング(1)は弾性材料から構成されていることから、係止片(55)の凸部(54)を強制的に押し込むと、屈曲部(15a)が筒部(11b)から離反する方向へ延長片(15)が弾性変形することとなり、凸部(54)を係止部(10b)内に嵌め込むことができる。嵌め込み後は、延長片(15)は弾性復帰し、その弾性力によって凸部(54)の上部を下方へ押し付ける態様となる。これにより、バーナリング(50)は下方へ押し付けられ、外シールリング(53)は天板(3)の上面に圧縮されることとなる。
このように、天板(3)を設置した後で、バーナリング(50)を一つ一つセットする構成としたから、バーナ部(2)が点火電極(21)やサーモカップル等の炎検知器が外付けされた複雑な形状であっても、天板(3)及びバーナリング(50)のセットが容易であり、施工性が良い。
又、バーナリング(50)の外周縁には外シールリング(53)が圧縮状態で設けられているからコンロ本体(31)内に煮こぼれ等が浸入することはなく、さらに、バーナリング(50)の中央孔(51)の周縁はバーナ部(2)の外周面(20)に密着させてはいないが、バーナリング(50)の内周縁とバーナ部(2)の外周面(20)との境目が、天板(3)上ではなく、炎孔部(25)を構成している円筒体に沿って設けられるから、この部分に、煮こぼれが流れ込むことはない。尚、バーナリング(50)は透孔(56)(57)が開口しているが、これは、中央孔(51)に近い位置に形成されていると共に、使用においては点火電極(21)及びサーモカップルを挿通させていることから、透孔(56)(57)からも煮こぼれが流れ込むことはない。
バーナリング(50)を各バーナ用開口(30)の開口位置にそれぞれ配設した後で、五徳(5)を設置する。
五徳(5)は、環状の軸部(5c)に複数の爪部(5a)を設けた構成であり、軸部(5c)の内径は、バーナリング(50)の外径よりもやや大きく設定されている。よって、五徳(5)は、バーナリング(50)の外側に軸部(5c)が載置される態様となる。
尚、バーナリング(50)の上面の対称位置には、図4及び図5に示すように、位置決め用の隆起部(58)が形成されており、爪部(5a)と爪部(5a)との間に隆起部(58)が位置するように、五徳(5)をセットする。このセット状態にて、隆起部(58)は、突起(5b)の下端よりも高く設定されているものとする。これにより、上記セット状態にある五徳(5)は、突起(5b)が隆起部(58)の側面に当たることにより、回り止め状態に位置決めされる。これが、ガスコンロの組み付け完了状態である。
この実施の形態のガスコンロに採用したガスバーナ(24)のバーナ部(2)は、円筒体から構成されており、この円筒体に沿ってバーナリング(50)を配設すると共に、バーナリング(50)の外側に五徳(5)が略接触状態に載置される構造であるから、天板(3)の上面は、バーナリング(50)と五徳(5)のみが現れ、すっきりとした仕上がりとなり、デザイン性が向上する。
上記実施の形態のものでは、バーナリング(50)に設けた透孔(56)(57)に点火電極(21)やサーモカップルを挿通させることにより、バーナリング(50)は周方向の位置決めされる構成としたが、点火電極(21)やサーモカップルがバーナ部(2)に外付けされておらず、位置決め手段として利用できない場合には、図5の二点鎖線に示すように、中央孔(51)に開放する切欠(59)を設けておく。そして、切欠(59)が対応するバーナ部(2)の外周面(20)の所定位置に、図3の二点鎖線に示すように、切欠(59)内に嵌入可能な断面形状の凸条(26)を設けておく。切欠(59)に凸条(26)が嵌め込まれるように、バーナリング(50)をセットすれば、バーナリング(50)は回り止め状態に位置決めされることとなる。
又、点火電極(21)やサーモカップル等のバーナ部(2)への外付け位置が、円筒体の外周面(20)上、又は、それに近接する構造のものに対しては、バーナリング(50)には、透孔(56)(57)に代えて、中央孔(51)に開放する切欠(図示せず)を構成しておくと良い。
図6に示すものは、バーナリング(50)の変形例を示す要部拡大断面図であり、バーナリング(50)の上面全域が外方に向かって降下する傾斜面としたものである。又、この実施の形態のものでは、バーナリング(50)の中央孔(51)を構成している内周縁とバーナ部(2)の外周面(20)との間に、内シールリング(44)を介在させて、バーナ部(2)の外周面(20)とバーナリング(50)との間を水密状態に保持している。
バーナリング(50)の上面全域を傾斜させることにより、バーナリング(50)上へこぼれ落ちた汁等の煮こぼれは全てバーナリング(50)の外側へ流れていき、バーナリング(50)上に煮こぼれが付着したまま焼き付くことがない。よって、バーナリング(50)の清掃が容易となり、バーナリング(50)を常に美しい状態に保持することができるから、コンロ全体の見栄えも良くなる。
バーナリング(50)の外周縁には、先の実施の形態の場合と同様に、外シールリング(53)が圧縮状態で装着されているから、バーナリング(50)の傾斜面から外方へ流れ落ちる煮こぼれ等が、バーナリング(50)の外周縁からコンロ本体(31)内に浸入することはない。
又、このものでは、バーナリング(50)の内周縁とバーナ部(2)の外周面(20)との間にも内シールリング(44)を設けているから、バーナリング(50)の内周縁とバーナ部(2)の外周面(20)とは密着する関係となり、バーナリング(50)の中央孔(51)から煮こぼれ等がコンロ本体(31)内へ流れ込むこともない。
尚、上記実施の形態のものでは、バーナリング(50)の上面全域を傾斜させたが、上面の一部、例えば、上面のうち、半径方向の中心よりも内方の範囲を、中央孔(51)に向かって上方する傾斜面としても良い。
本発明の実施の形態のガスコンロの天板のみを組み付けた状態を示す断面図。 本発明の実施の形態のガスコンロの組み付け完了状態を示す要部拡大断面図。 本発明の実施の形態のガスコンロの弾性リングとバーナリングとの装着態様と示す要部拡大断面図。 本発明の実施の形態のガスコンロの弾性リングとバーナリングと天板との関係を示す分解斜視図。 本発明の実施の形態のガスコンロのバーナリングと五徳とを示す平面図。 本発明の実施の形態のガスコンロのバーナリングの変形例の要部拡大断面図。 従来のガスコンロの要部拡大断面図。
符号の説明
(1) ・・・・・弾性リング
(10a) ・・・・挟持部
(10b) ・・・・係止片
(2) ・・・・・バーナ部
(24)・・・・・ガスバーナ
(25)・・・・・炎孔部
(3) ・・・・・天板
(30)・・・・・バーナ用開口
(31)・・・・・コンロ本体
(50)・・・・・バーナリング
(55)・・・・・係止片
(S1)・・・・・隙間

Claims (5)

  1. ガスバーナが収容されているコンロ本体と、
    前記コンロ本体の上方開放部を被覆し且つ前記ガスバーナのうち炎孔部を構成しているバーナ部を挿通させるバーナ用開口が形成されている天板と、
    前記バーナ部の外周面と前記バーナ用開口の周縁との間の隙間を閉塞するバーナリングとを備えたガスコンロにおいて、
    前記バーナ部は、上方に前記炎孔部が形成された略円筒体とし、
    前記バーナリングの下面に係止片を突設させ、
    前記バーナ用開口の周縁に弾性材料から構成された弾性リングを装着し、
    前記弾性リングは前記バーナ用開口の周縁を挟み込む挟持部と、前記挟持部から前記隙間内へ突出し且つ前記係止片を弾性力によって下方へ押し込み状態に係止する係止部とからなり、
    前記係止片が前記係止部に係止された状態にて、前記バーナリングの内周縁は前記バーナ部の外周面に略接触し且つ前記バーナリングの下面の外周縁は前記天板の上面に圧接することを特徴とするガスコンロ。
  2. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、前記バーナリングの下面の外周縁に沿って、外シールリングが設けられていることを特徴とするガスコンロ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガスコンロにおいて、前記バーナリングの内周縁と前記バーナ部の外周面との間に内シールリングを介在させたことを特徴とするガスコンロ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のガスコンロにおいて、前記弾性リングの前記挟持部は、前記バーナ用開口の周縁近傍の上下両面を挟み込む一対の環状フランジ部と、前記一対の環状フランジ部の一端相互間を繋ぐ筒部とから前記周縁に向かって開放する断面略コ字状に構成され、
    前記弾性リングの装着状態にて、前記筒部と前記周縁との間には所定幅の間隙部が形成されることを特徴とするガスコンロ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のガスコンロにおいて、前記バーナ部は、前記円筒体に点火電極又は炎検知器を外付けさせた構成とし、前記バーナリングには、前記点火電極又は炎検知器を挿通させるための透孔又は内方に開放する切欠が形成されていることを特徴とするガスコンロ。
JP2006114737A 2006-04-18 2006-04-18 ガスコンロ Expired - Fee Related JP4369935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006114737A JP4369935B2 (ja) 2006-04-18 2006-04-18 ガスコンロ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006114737A JP4369935B2 (ja) 2006-04-18 2006-04-18 ガスコンロ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007285626A JP2007285626A (ja) 2007-11-01
JP4369935B2 true JP4369935B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=38757575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006114737A Expired - Fee Related JP4369935B2 (ja) 2006-04-18 2006-04-18 ガスコンロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4369935B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5162502B2 (ja) * 2009-03-13 2013-03-13 リンナイ株式会社 ガスコンロ
JP5153713B2 (ja) * 2009-04-16 2013-02-27 株式会社パロマ ガスこんろ
JP5276080B2 (ja) * 2010-11-15 2013-08-28 リンナイ株式会社 ガスコンロ
JP6457790B2 (ja) * 2014-11-17 2019-01-23 株式会社ハーマン ガスこんろ及び五徳
JP6484062B2 (ja) * 2015-02-24 2019-03-13 株式会社ハーマン コンロバーナと天板部との間のシール構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007285626A (ja) 2007-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4369935B2 (ja) ガスコンロ
JP4945284B2 (ja) ガスコンロ
CA2172596C (en) Burner assembly and pan seal
JP2011058784A (ja) ガスコンロ及びガスコンロ用パッキン
KR100267946B1 (ko) 조작장치
JP3226157U (ja) 飲料容器
JP2010216775A (ja) ガスコンロ
JP2003343852A (ja) ガスこんろ
JP6200275B2 (ja) コンロ用の温度検出装置
JP3348394B2 (ja) ガラス天板用保護リング
JP4074606B2 (ja) コンロ用ガラス天板
JP2002013739A (ja) ガスコンロの天板とバーナとの間のシール構造
JP4086755B2 (ja) こんろ
JP5822600B2 (ja) ガスコンロ
JP2017138055A (ja) コンロバーナ
JP7222658B2 (ja) ガスこんろ
JP6436864B2 (ja) ガスコンロ
JP2010121926A (ja) コンロ用バーナ
JP4647012B2 (ja) ガスコンロ
CN219126040U (zh) 盖体和烹饪器具
JP2019219153A (ja) ガスコンロ
JP2011027411A (ja) ガスコンロ
JP2010270945A (ja) ガスコンロ
JP2019120461A (ja) コンロ用バーナ
CN217338259U (zh) 上盖及具有其的烹饪器具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4369935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees