JP4945284B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロ、特に、天板に設けたバーナ用開口の周縁とガスバーナの炎孔を構成しているバーナ部の外周面との間の隙間にバーナリングが配設される形式のガスコンロに関する。
図6は、テーブルコンロの本体内に収納されているガスバーナ(2)の上端部であるバーナ部(20)と、バーナ部(20)が突出するバーナ用開口(30)が設けられ且つ前記コンロ本体の上方開放部を被覆する天板(3)と、天板(3)上のバーナ用開口(30)の周縁に設置される五徳(5)を示した斜視図である。
前記バーナ部(20)は、ガスバーナ(2)の混合管(図示せず)の下流側端部から上方に延びるバーナボディ(22)と、バーナボディ(22)の上に載置されてバーナボディ(22)との間に多数の炎孔(24)を形成するバーナヘッド(23)とから構成されている。
前記バーナボディ(22)の外周部には、点火電極(31)と失火検知用の炎検知器(32)が付設されている。
バーナ用開口(30)の周縁とバーナ部(2)のバーナボディ(22)の外周面との間に形成される環状の隙間は、環状のバーナリング(4)によって閉塞されている。
バーナリング(4)は、バーナ用開口(30)の周縁を覆うように天板(3)の裏面に設けられているリング下(図示せず)とで前記天板(3)のバーナ用開口(30)の周縁を挟み込む要領で装着されており、前記点火電極(31)及び炎検知器(32)に対応する各位置には、これらを挿通させるための透孔(41)(42)が形成されている。
又、五徳(5)は、バーナリング(4)の外周部に沿って設置される環状の五徳枠(51)と、前記五徳枠(51)に取り付けられている複数の五徳爪(50)とから構成されている。五徳爪(50)のうち、対向位置にある2つの五徳爪(50a)(50b)の下辺部は、それぞれ五徳枠(51)よりも内方へ延長させて延長部(52)(52)が形成されており、この延長部(52)(52)を、バーナリング(4)の外周部に設けられている切欠(40)(40)にそれぞれ係合させることにより、五徳(5)は、バーナリング(4)に対して回り止め状態に設置される。そして、バーナリング(4)は、点火電極(31)及び炎検知器(32)を透孔(41)(42)に挿通させることにより、バーナ部(20)に対して回り止め状態となっている。
特願2006−174995号 特開2006−29719号公報
しかしながら、上記従来のガスコンロでは、上述したように、五徳(5)の延長部(52)をバーナリング(4)の切欠(40)に係合させていると共に、点火電極(31)及び炎検知器(32)をバーナリング(4)の透孔(41)(42)にそれぞれ挿通させているから、五徳(5)に強い外的衝撃が加わって五徳(5)が不用意にずれたり回転したりすると、バーナリング(4)もこれに伴って同方向にずれたり、回転したりし、これにより、点火電極(31)又は炎検知器(32)に透孔(41)(42)の周縁部が強く当接する。その結果、点火電極(31)又は炎検知器(32)が傾いて、バーナヘッド(23)との相関が保たれなくなって、点火や燃焼検知に不具合が生じたり、点火電極(31)の碍子が欠けたりして損傷する不都合がある。
本発明は、『多数の炎孔が形成されているバーナ部を備えているガスバーナと、
前記バーナ部が挿通するバーナ用開口が形成されている天板と、
前記バーナ用開口の周縁と前記バーナ部の外周面との隙間を閉塞すると共に、前記バーナ部に付設された点火電極又は炎検知器を挿通させるための透孔又は切欠が形成されている環状のバーナリングと、
前記バーナ用開口の周縁の裏面に添設され且つ前記バーナリングが相対回動阻止状態に固定される環状のリング下を備えたガスコンロ』において、バーナリングに回転方向の力が作用しても、バーナリングに設けた透孔又は切欠に挿通されている点火電極又は炎検知器に外的衝撃が伝わらないようにすることを課題とする。
(1)請求項1に係る発明のガスコンロは、『前記点火電極又は炎検知器は、前記バーナ部又はその近傍に固定されている固定金具にそれぞれ取り付けられており、
前記固定金具に、前記リング下を周方向に回り止め状態に係合させた』ことを特徴とするものである。
上記手段は次のように作用する。
環状のバーナリングの中央開口部からバーナ部が天板の上方へ突出すると共に、バーナリングに設けた透孔又は切欠から点火電極及び炎検知器がそれぞれ天板の上方へ突出する。点火電極及び炎検知器は、バーナリングの下方にて、それぞれ固定金具に取付られている。固定金具は、それぞれバーナ部又はその近傍に固定されている。
尚、前記天板のバーナ用開口周縁の裏面には環状のリング下が添設されており、前記バーナリングは前記リング下に相対回動阻止状態に固定されている。このため、リング下は、バーナリングと共に回転可能である。
又、このリング下は、前記固定金具と、周方向に回り止め状態に係合しており、このため、バーナリングに回転方向の力が加わると、リング下にも同方向の回転方向の力が加わるが、前記リング下の回転は、前記固定金具によって阻止される。リング下の回転が阻止されることによって、バーナリングの回転も阻止されることとなるから、バーナリングに設けた透孔や切欠の周縁が点火電極に側方から当接することはない。
(2)請求項2の発明のガスコンロは、請求項1に記載のものおいて、『前記固定金具の両側端部は、前記点火電極又は炎検知器よりも前記周方向に張り出しており、
前記固定金具の前記両側端部にそれぞれ近接して位置する複数の突片を、前記リング下の内周縁から内方へ向かって突設させた』ものであり、前記固定金具は、点火電極又は炎検知器よりも、バーナ部の周方向両側に張り出した形状に設けられていると共に、これら固定金具の少なくとも一方の固定金具の両側に近接するように、前記リング下の内周縁から突片を内方に向かって突設させている。
すなわち、前記突片で、前記固定金具を前記両側方から挟み込むことによって、前記リング下は、固定金具に対して回り止め状態に係合することとなり、バーナリングを介してリング下に不用意に回転方向の力が加わっても、前記リング下の回転は、前記突片が、どちらか一方の固定金具のどちらか一方の側端部に当接することによって阻止される。前記固定金具は、点火電極又は炎検知器よりも周方向両側方へ張り出すように設けられているから、突片が点火電極又は炎検知器に直接当接することはない。
(3) 請求項3の発明のガスコンロは、請求項1に記載のものにおいて、『点火電極用の固定金具と、炎検知器用の固定金具が設けられ、これら各固定金具は、それぞれ、前記点火電極又は炎検知器よりも前記周方向に張り出しており、
前記リング下の内周縁からは複数の突片が内方に向かって突設され、
前記突片は、前記点火電極用の固定金具と前記炎検知器用の固定金具の、周方向に対向する各側端部にそれぞれ近接する位置に設けられている』もので、固定金具は点火電極用と炎検知器用の2つ設けられているものとし、バーナリングに加えられた外的衝撃によって、リング下に一方向から回転力が加えられた場合には、例えば、点火電極用の固定金具の一方の側端部が突片の一つに当接し、逆方向の回転力が加えられた場合には、炎検知器用の固定金具の両側端部のうち、前記点火電極用の固定金具の前記一方の側端部に対向している側端部が、他の突片に当接するように各突片の突設位置が設定されている。これにより、リング下に左右どちら回りの回転方向の力が加えられても、点火電極用の固定金具と炎検知器用の固定金具のどちらか一方が、突片のいずれかに当接することとなって、その回転は阻止される。
(4) 請求項1から請求項3のいずれかに記載のガスコンロにおいて、『前記バーナリングを囲むように五徳が設置され、前記バーナリングの外周縁に、前記五徳の内周縁の一部が係合される切欠が設けられている』ものでは、五徳と、バーナリングと、リング下は、相互に相対回動阻止状態に連結された構成となっており、これにより、リング下から突設させた突片によって、リング下の回転を阻止することによって、バーナリング、さらには、五徳の不用意な回転も阻止されることとなる。
請求項1に係る発明によれば、固定金具にリング下を回り止め方向に係合させることによって、前記リング下の回転を阻止し、リング下と一体に回転するバーナリングの回転も阻止できるようにしたから、バーナリングに外的衝撃が加えられても、バーナリングは不用意に回転することはない。よって、点火電極又は炎検知器が、それを挿通させているバーナリングの透孔又は切欠の周縁による衝撃によって変形したり損傷したりする不都合を防止することができ、点火電極又は炎検知器と、バーナ部の上に載置されるバーナヘッドとの相関が保たれる。
請求項2の発明では、点火電極用の固定金具の両側端部又は炎検知器用の固定金具の両側端部に近接する位置に、突片をリング下の内周縁から突設させることによって、リング下の周方向の回転を阻止するようにしたものであり、前記固定金具の一方の両側に突片が位置するように、リング下を天板のバーナ用開口の周縁に裏側から添設させるだけでよいから、ガスコンロの組み付けを容易に行うことができる。
又、リング下を回り止め状態に固定するには、請求項3の発明のように、点火電極用の固定金具の一側端部に近接する位置と、炎検知器用の固定金具の一側端部に近接する位置に、突片を一つずつ突設させ、前記固定金具のどちらかが突片に当接するようにしてもよい。
又、請求項4に係る発明によれば、上記効果に加えて、五徳の不用意な回転も阻止できるようにしたから、五徳は正確に設置された状態に保持される。そのため、五徳が不用意に回転させられることにより五徳爪に炎が当たって燃焼効率が悪くなるといった不都合も防止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明実施の形態のガスコンロは、加熱源をガスバーナ(2)としたテーブルコンロであって、図1に示すように、上方開放の矩形箱体であるコンロ本体(10)内に複数のガスバーナ(2)が、電磁弁、点火装置等の出力装置等(図示せず)と共に収容され、コンロ本体(10)の上方開放部をガラス製の天板(3)で被覆した構成のものである。ガスバーナ(2)の上端部にあるバーナ部(20)に対応する天板(3)の各位置には、バーナ用開口(30)が形成されている。
バーナ部(20)は、混合管(21)の下流端部から上方に延設された内筒(22a)と外筒(22b)で形成したバーナボディ(22)からなり、このバーナボディ(22)に、図1及び図2に示すように、点火電極(31)及び炎検知器(32)がそれぞれ固定金具(11)(12)を介して外付けされている。
点火電極(31)を固定する固定金具(11)は、図2に示すように、点火電極(31)の胴部を内方(バーナ部(20)側)から囲むように配設された略コ字状の水平板(11a)と、前記水平板(11a)の外側端部辺から垂下され且つ下端がバーナボディ(22)の外筒(22b)に固定される垂直板(11b)と、前記垂直板(11b)の上部域両端から前記水平板(11a)側へ張り出させた一対の側板(11c)(11c)とを具備する構成であり、前記側板(11c)(11c)は、水平板(11a)の両側方に位置し相互に対向する関係にある。
言い換えれば、固定金具(11)の水平板(11a)は、点火電極(31)よりも、バーナ部(20)の周方向両側に水平に張り出していると共に、その両側端部から垂下するように、2つの側板(11c)(11c)が設けられた構成となっている。
尚、炎検知器(32)も、ほぼ同じ構成の固定金具(12)で固定されているが、この固定金具(12)は、点火電極(31)の固定金具(11)よりも幅狭に構成されている。
前記バーナボディ(22)の上には、環状のバーナヘッド(23)が載置され、バーナヘッド(23)の下面外周部に設けられた多数の歯形と、バーナボディ(22)の外筒(22b)の上端部との間で炎孔(24)が形成される。又、内筒(22a)内には鍋底温度センサ(25)が配設されており、前記鍋底温度センサ(25)の上端部は、バーナヘッド(23)の上方に突出している。
又、バーナ用開口(30)の周縁とバーナボディ(22)の外周面との間の隙間(S)を閉塞するように、バーナリング(4)が設置されており、前記点火電極(31)及び炎検知器(32)に対応する各位置には、図1、図3に示すように、これらを挿通させるための透孔(41)(42)が形成されている。
バーナリング(4)の周囲には、五徳(5)が載置される。五徳(5)は、バーナリング(4)の周囲に載置される五徳枠(51)と、これに取り付けられている複数の五徳爪(50)とからなり、五徳爪(50)のうち、対向する位置にある一対の五徳爪(50a)(50b)の下辺からは、延長部(52)(52)が内方へ延長しており、これを、バーナリング(4)の周囲に設けられている切欠(40)(40)に各々係止させる。これにより、五徳(5)は、バーナリング(4)に対して、回り止め状態となる。
尚、図1は、五徳爪(50a)と他の五徳爪(50)とを通る変則的な線に沿って縦に切った断面図である。
又、バーナ用開口(30)の周縁における天板(3)の裏面には、図4に示すような、環状のリング下(1)が配設されている。
リング下(1)の中央開口部には、一定の間隔毎に、複数の舌片(13)が内方に向って水平に張り出していると共に、その間には、ガイド片(14)が斜め上方に向って内方へ張り出している。これら各舌片(13)及びガイド片(14)は、リング下(1)をバーナ用開口(30)の周縁の裏面に添設させたとき、バーナ用開口(30)内に張り出すように設定されている。
尚、同図に見られる2つの丸孔(18)(18)は、プレス金型の位置決め用の孔であり、4つの角孔(19)(19)は、後述するパッキン(16)(17)が挿入されているかを確認するために設けられた孔である。
又、舌片(13)には、固定ネジ(33)を挿通させる挿通孔(13a)が貫通しており、前記舌片(13)に対応する前記バーナリング(4)の裏面の各位置には、図5に示すように、前記固定ネジ(33)が螺合可能なネジ孔(43)が形成されている取付け座(44)が設けられている。
天板(3)のバーナ用開口(30)周縁の裏面にリング下(1)を添設させ、バーナ用開口(30)内に張り出している各舌片(13)に、取付け座(44)が対応するように、天板(3)の表面に、パッキン(16)(17)を介して、バーナリング(4)を設置する。そして、固定ネジ(33)をリング下(1)の下方から舌片(13)の挿通孔(13a)に挿通させ、取付け座(44)のネジ孔(43)に螺合させる。これにより、バーナリング(4)とリング下(1)は、天板(3)及び上下のパッキン(16)(17)を挟み込む態様で、バーナ用開口(30)の周縁の表裏にそれぞれ添設されることとなる。このように、バーナリング(4)は、リング下(1)にネジ止めされることにより、相互に相対回動阻止状態に取り付けられる。尚、この状態にて、バーナリング(4)とリング下(1)との結合体は、前記隙間(S)の範囲内で天板(3)に対して、水平方向及び回転方向に移動可能である。
又、リング下(1)の内周縁の所定位置からは、図4に示すように、一対の突片(15)(15)が内方へ向かって突設されており、これら突片(15)(15)間の距離(L)は、前述の固定金具(11)の両側板(11c)(11c)の外面相互間の距離に略一致させている。
尚、所定の舌片(13)に所定の取付け座(44)を対応させた状態で、リング下(1)にバーナリング(4)を重ね合わせたとき、突片(15)(15)の略中央位置に、点火電極(31)を挿通させるための透孔(41)が位置し、又、透孔(42)に炎検知器(32)が対応するように各部の位置関係は設定されているものとする。
この実施の形態のテーブルコンロでは、コンロ本体(10)内にガスバーナ(2)や制御装置等を設置すると共に、天板(3)のバーナ用開口(30)の周縁には、予め、バーナリング(4)及びリング下(1)を、パッキン(16)(17)を介して、固定ネジ(33)によって固定しておく。そして、天板(3)でコンロ本体(10)の上方開放部を閉塞させたとき、ガスバーナ(2)に固定されている固定金具(11)の両側にリング下(1)の突片(15)(15)が位置するように、リング下(1)をバーナリング(4)と共に回転させて位置決めしておく。
これにより、天板(3)をコンロ本体(10)の上方開放部に設置すると、固定金具(11)の両側にリング下(1)の突片(15)(15)が近接して位置すると共に、点火電極(31)はバーナリング(4)の透孔(41)に、炎検知器(32)は透孔(42)に、バーナ部(20)はバーナリング(4)の中央開口部にそれぞれ挿通する態様となり、図1、図3に示すように、バーナ部(20)、点火電極(31)及び炎検知器(32)がバーナリング(4)の上方に突出することとなる。その後、バーナリング(4)の切欠(40)(40)に、五徳(5)の五徳爪(50a)(50b)を係止させるように、五徳(5)をバーナリング(4)の周囲に設置することで、テーブルコンロの組み付けが完了する。
この実施の形態のガスコンロでは、コンロ本体(10)内で固定されている固定金具(11)の両側板(11c)(11c)の、リング下(1)の回転方向の両側に、リング下(1)の突片(15)(15)を突出させていることから、リング下(1)を回転させようとしても、突片(15)(15)のどちらか一方が側板(11c)(11c)のどちらか一方に当接することとなるため、リング下(1)の回転は阻止される。
これにより、リング下(1)に相対回動阻止状態にネジ止めされているバーナリング(4)の回転も阻止され、さらには、五徳(5)の回転も阻止される。
よって、清掃時等に、五徳(5)又はバーナリング(4)に回転方向の力が加えられても、バーナリング(4)が不用意に回転することはない。よって、バーナリング(4)の不用意な回転によって、バーナリング(4)の透孔(41)(42)に挿通させている点火電極(31)又は炎検知器(32)が透孔(41)(42)の周縁に押されて曲がったり折れたりして損傷する不都合はなく、バーナヘッド(23)と点火電極(31)又は炎検知器(32)との相関がずれることもない。
尚、上記実施の形態では、点火電極(31)を固定する固定金具(11)の両側に突片(15)(15)が突出するように設定されているが、突片(15)(15)は、炎検知器(32)を固定する固定金具(12)の両側に近接させて突設されていても良い。
又、一方の突片(15)を固定金具(11)の一方側に、他方の突片(15)を固定金具(12)の他方側に突出させ、バーナリング(4)が一方向に回転させられたときには、前記一方の突片(15)が固定金具(11)に当接することによってリング下(1)の回転が阻止され、これとは逆方向に回転させられたときには、他方の突片(15)が固定金具(12)に当接することによって、リング下(1)の回転が阻止されることとなる。
尚、点火電極(31)は、点火ヒータやセラミックヒータであってもよく、炎検知器(32)としては、サーモカップルやフレームロッドがある。
本発明の実施の形態のガスコンロの組み付け完了状態を示す要部拡大断面図。 本発明の実施の形態のガスコンロのバーナ部とリング下との関係を示す説明図。 本発明の実施の形態のガスコンロの組み付け完了状態の天板表面を示す要部の斜視図。 本発明の実施の形態のガスコンロに採用したリング下の斜視図。 本発明の実施の形態のガスコンロに採用したリング下とバーナリングとを示す要部拡大断面図。 従来のガスコンロの天板表面を示す要部の斜視図。
符号の説明
(1) ・・・・・・リング下
(11)・・・・・・固定金具
(15)・・・・・・突片
(2) ・・・・・・ガスバーナ
(20)・・・・・・バーナ部
(24)・・・・・・炎孔
(3) ・・・・・・天板
(30)・・・・・・バーナ用開口
(31)・・・・・・点火電極
(4) ・・・・・・バーナリング
(41)・・・・・・透孔
(S) ・・・・・・隙間

Claims (4)

  1. 多数の炎孔が形成されているバーナ部を備えているガスバーナと、
    前記バーナ部が挿通するバーナ用開口が形成されている天板と、
    前記バーナ用開口の周縁と前記バーナ部の外周面との隙間を閉塞すると共に、前記バーナ部に付設された点火電極又は炎検知器を挿通させるための透孔又は切欠が形成されている環状のバーナリングと、
    前記バーナ用開口の周縁の裏面に添設され且つ前記バーナリングが相対回動阻止状態に固定される環状のリング下を備えたガスコンロにおいて、
    前記点火電極又は炎検知器は、前記バーナ部又はその近傍に固定されている固定金具にそれぞれ取り付けられており、
    前記固定金具に、前記リング下を周方向に回り止め状態に係合させたことを特徴とするガスコンロ。
  2. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、前記固定金具の両側端部は、前記点火電極又は炎検知器よりも前記周方向に張り出しており、
    前記固定金具の前記両側端部にそれぞれ近接して位置する複数の突片を、前記リング下の内周縁から内方へ向かって突設させたことを特徴とするガスコンロ。
  3. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、点火電極用の固定金具と、炎検知器用の固定金具が設けられ、これら各固定金具は、それぞれ、前記点火電極又は炎検知器よりも前記周方向に張り出しており、
    前記リング下の内周縁からは複数の突片が内方に向かって突設され、
    前記突片は、前記点火電極用の固定金具と前記炎検知器用の固定金具の、周方向に対向する各側端部にそれぞれ近接する位置に設けられていることを特徴とするガスコンロ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のガスコンロにおいて、前記バーナリングを囲むように五徳が設置され、前記バーナリングの外周縁に、前記五徳の内周縁の一部が係合される切欠が設けられていることを特徴とするガスコンロ。
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