JP5844789B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロに関する。
一般に、ガスコンロは天板に形成されたバーナ用開口から上部が露出するバーナを備えている。バーナは、燃料ガスと一次空気とを混合して混合ガスを生成する混合管と、該混合管に連設された筒状のバーナボディと、該バーナボディの上に載置されたバーナヘッドとで構成されている。
バーナボディは、その内部に混合ガスを分布させる分布室を備え、この分布室の上部にバーナヘッドが配設される。バーナヘッドは、その外周縁の下面に沿った環状壁を備え、バーナボディの上に載置したとき、該環状壁がバーナボディの外周壁の上端周面に当接する。バーナヘッドの環状壁には、その周方向に互に間隔を存して多数の炎孔が形成されている。この多数の炎孔からは、分布室に供給される混合ガスが噴出し、炎孔から噴出する混合ガスを燃焼させることにより火炎を形成する。
また、バーナの周囲の天板上には五徳が設けられている。五徳は、鍋等の被加熱物をバーナ上に支持するための複数の五徳爪を備えている。各五徳爪は環状の五徳枠に固定されてバーナの周方向に沿って所定間隔を存して複数設けられている。
夫々の五徳爪はバーナに向かって延び、その先端が炎孔近傍に位置する。このため、五徳爪の先端にバーナの火炎が当たり(以下、爪炙りという)、バーナの燃焼性能が悪化するという問題がある。
そこで、五徳爪に対応する位置においては、他の位置と異なる炎孔を設けて、五徳の爪炙りを防止することが行われている。具体的な例として、五徳爪に対応する位置の炎孔を、他の位置の炎孔よりも小さく形成し、五徳爪に対応する位置の火炎を小さくして爪炙りを防止したものがある(例えば、特許文献1参照)。
ところで近年では、ガラス製や厚手金属製の平板を天板に用いて掃除のし易さや美観の向上が図られている。これに伴い、五徳爪を固定する環状の五徳枠を、バーナに近接する位置に設けて目立たなくすることが行われている。具体的には、天板から露出するバーナボディの外周面と天板に形成されたバーナ用開口の内周縁との隙間を円環状の金属板であるバーナリングで覆い、五徳枠をバーナリングの外周縁と同心の円環状に形成してバーナリングの外周に合致させることが行われている(例えば特許文献2参照)。
これによれば、バーナリングの外側に近接して五徳枠が位置し、五徳枠を目立たなくして美観を向上させることができるが、五徳枠の形状をバーナリングに対応する円環状とした場合には、五徳のバーナに対する回転を防止する必要がある。
そこで、バーナリングの外周縁に形成した切欠に五徳枠の内周の突起(五徳爪の基部の一部を五徳枠の内周側に突出させた部分)を係止させることで、バーナに対する五徳の回転を防止したガスコンロが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
この種のガスコンロでは、点火電極に対応するターゲットがバーナの径方向に突出していることがあり、ターゲットと五徳爪とを同一直線状に配置することで外観を向上させることも行われる。このことにより、五徳のバーナに対する回転防止は、五徳爪と炎孔との位置関係を固定させることができるだけでなく、五徳爪とターゲットとの位置関係を固定できるので好ましい。
特開平1−139910号公報 特開2010−196913号公報(図1) 特開2008−249178号公報
しかし、バーナリングの切欠に五徳枠の突起を係止させて五徳の回転を防止する場合には、バーナリングをバーナ用開口の内周縁部に回転不能に固定するための複数の部材が必要であるだけでなく、バーナリングとバーナとを高精度に位置決めする構造が必要がある。このため、バーナとその周囲の構造が複雑となり、部品点数の増加や組立工数の増加等に伴いコストが増加する不都合がある。
また、バーナリングに対する五徳の回転が確実に防止されていても、万一バーナリングとバーナとの間に位置ずれが生じた場合には、バーナと五徳とに位置ずれが生じる不都合がある。
更に、バーナリングは天板の上面に露出する部分の高さ寸法がさほど大きくないために、五徳の一部を係止させる切欠の高さ方向の寸法も十分に大きくすることができず、五徳に鍋等が当たる等の衝撃によって五徳枠の突起がバーナリングの切欠から外れてバーナと五徳とに位置ずれが生じるおそれもある。
上記の点に鑑み、本発明は、構造簡単としてバーナに対する五徳の位置ずれが確実に防止されたガスコンロを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、バーナを支持するコンロ本体と、コンロ本体の上面を覆うと共に前記バーナの一部を露出させるバーナ用開口を有する天板と、該天板上に載置されて前記バーナ上に被加熱物を支持する五徳とを備え、前記五徳は、環状の五徳枠と、該五徳枠の周方向に所定間隔を存して固定されて被加熱物を載置する複数の五徳爪とを備え、前記バーナは、一部が前記バーナ用開口を介して天板上に露出するバーナボディと、該バーナボディ上に載置するバーナヘッドとを備え、該バーナヘッドは、前記バーナボディに着座させる環状壁と、該環状壁における前記五徳爪に対応する位置を除く領域の周方向に間隔を存して多数形成された第1の炎孔と、前記環状壁における前記五徳爪に対応する位置に形成された第2の炎孔とを備えたガスコンロにおいて、前記五徳は、前記五徳枠の内方に突出する突出部を備え、前記五徳枠は、前記バーナボディの外周面に装着自在となる形状に形成され、前記バーナボディは、その外周面に、前記五徳の突出部を係止して前記五徳爪を前記第2の炎孔に対応する位置に位置決めする係止部を備えることを特徴とする。
上記構成による本発明のガスコンロは、五徳の五徳枠をバーナボディの外周面に装着することによりバーナボディの径方向への五徳の位置ずれが防止される。更に、五徳枠の突出部がバーナボディの係止部に係止されることにより五徳のバーナボディに対する回転が防止される。
これによれば、五徳はバーナボディにより直接的に移動と回転が不能な状態に位置決めされるので、従来のようにバーナリング等の部材を介さずに確実に位置決めされる。しかも、バーナボディは、例えば従来のバーナリングに比べて高さ方向に大きな係止部を形成することができるので、五徳に衝撃が加えられてもバーナボディに対する位置ずれは極めて生じ難い。
このように、本発明によれば、五徳を位置決めするための部材が不要となり、部品点数が増加することがなく構造簡単としてバーナに対する五徳の位置ずれを確実に防止することができる。よって、第2の炎孔に対して五徳爪が位置ずれすることもなく、爪炙り等によるバーナの燃焼性能の悪化を確実に防止することができる。
また、本発明において、前記バーナのバーナボディは、前記コンロ本体に支持されるボディベースと、該ボディベースの上端に連結されたボディトップとを備え、該ボディトップは、前記バーナ用開口を介して前記天板上に露出することにより前記五徳枠が装着される筒状の外周壁と、該外周壁の上端に形成されて前記バーナヘッドの環状壁を載置する載置面と、前記炎孔から噴出する燃料ガスに点火する点火電極を取り付け収容すべく前記外周壁の内側に設けられた点火電極収容室とを備え、前記係止部は、前記ボディトップの外周壁の外面に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ボディベースの上端に載置されたボディトップが天板上に露出する。このボディトップの内部には点火電極収容室が設けられている。そして、点火電極が点火電極収容室内に取り付けられる。
この構成において、五徳は、その五徳枠がボディトップの外周壁の外面に装着され、突出部がボディトップの外周壁の外面に形成された係止部に係止される。
ここで、ボディベースの上端に連結されているボディトップは、万一比較的強い衝撃が付与されるとボディベースに対して回転方向に位置ずれするおそれがある。しかし、このような位置ずれが生じても、五徳がボディトップに対して確実に位置決めされており、且つ、点火電極がボディトップに取り付けられていることにより、五徳爪と第2の炎孔との位置関係だけでなく、五徳と点火電極との位置関係もずれることがない。よって、バーナの良好な燃焼を維持することができる。
また、本発明において、前記五徳爪は、前記五徳枠に連結する基部と、該基部からバーナに向かって延びて被加熱物が着座する延出部とを備え、前記五徳枠の前記突出部は、前記五徳爪の基部の一部により形成されていることを特徴とする。
これによれば、五徳爪の基部を例えば溶接等により五徳枠に連結固定する際に、基部の一部を五徳枠の内方に突出させればよく、極めて簡単に突出部を形成することができる。
また、本発明において、前記五徳枠の前記突出部は、前記五徳枠の一部をその内方に張り出すことにより形成されることを特徴とする。
これによれば、五徳枠を例えばプレス成型等により形成する際に、五徳枠の内周縁の一部を内方に張り出し成形すればよく、極めて簡単に突出部を形成することができる。
本発明の実施形態のガスコンロの要部断面図。 本実施形態におけるバーナのボディトップを示す斜視図。 本実施形態におけるバーナの炎孔を示す拡大説明図。 本実施形態における五徳の平面図。 本実施形態における五徳の位置決め状態を示す平面図。 本実施形態における要部の変形例を示す平面図。 本実施形態における要部の変形例を示す平面図。 本実施形態における要部の変形例を示す平面図。 本実施形態における要部の変形例を示す平面図。 本実施形態における要部の変形例を示す平面図。 本実施形態における要部の変形例を示す平面図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のガスコンロ1は、図1に示すように、上方開放の矩形箱体であるコンロ本体2(図においては内部空間のみを示している)にバーナ3が収容されている。コンロ本体2の開放された上面は、ガラス製又は厚手金属製の上面が平坦な天板4により覆われている。天板4上には五徳5が載置されている。五徳5は、円環状の五徳枠6と、複数の五徳爪7とにより構成されている。
なお、天板4は、コンロ本体2の周縁に係止された状態で載置され、バーナ3に対応する所定部分には円形に開口するバーナ用開口8が形成されている。
バーナ3は、図1に示すように、混合管9と、バーナボディ10と、バーナヘッド11とを備えている。混合管9は、図示しないガスノズルから噴出する燃料ガスを一次空気と共に取り入れることにより燃料ガスと一次空気との混合ガスを生成する。混合管9の下流端には、バーナボディ10が連設されている。
バーナボディ10は、金属製板材により形成されたボディベース12と、ダイカストにより形成されたボディトップ13とを備えている。ボディベース12は混合管9と共に天板4の下方に位置している。ボディトップ13は、その略上半部がバーナ用開口8を介して天板4よりも上方に突出するように設けられている。ボディトップ13の内部には点火電極14が設けられている。
ボディベース12は、外筒15と、外筒の内側に設けられた内筒16とを備え、外筒15と内筒16との間に形成される環状の空間が混合管9に連通する第1分布室17を構成している。
ボディベース12の外筒15は、点火電極14の配置されている側(本実施形態では混合管9側)が内筒16に接近する方向に偏心して設けられている。なお、本実施形態においては、ボディベース12の外筒15の偏心により、混合管9側において外筒15と内筒16とを接近させたものを示したが、これに限るものではない。例えば、図示しないが、混合管9の反対側において外筒15と内筒16とを接近させてもよく、混合管9の延出方向に交差する側方において外筒15と内筒16とを接近させてもよい。この場合、外筒15と内筒16とを接近させる側を五徳5の何れかの五徳爪7の位置に合致させることが好ましい。
また、ボディベース12には、環状の底部隆起部18が形成されている。内筒16は、その下端が底部隆起部18の上端にカシメ連結されている。そして、内筒16の上端は、外筒15の上端よりも上方に突出している。
ボディベース12の上端には、ボディトップ13が連結されている。ボディトップ13は、その底部側開口19に外筒15の上端を挿入し、外筒15の上端部を外側に折り曲げることでボディベース12に連結されている。
ボディトップ13は、外周壁20と内周壁21とで二重構造の筒体であり、図1及び図2に示すように、その上端面にバーナヘッド11を載置する環状の載置面22を備えている。内周壁21の内側には、ボディベース12の第1分布室17の上方に連通する第2分布室23が形成される。
図1に示すように、ボディトップ13は前述した通り天板4から露出するが、ダイカストによって形成されているので美観が高く、また、変形強度も高いことにより天板4から露出させるのに好適である。
また、ボディトップ13の外周壁20の内側には、点火電極14を収容する点火電極収容室24が設けられている。点火電極収容室24は、ボディトップ13の外周壁20と内周壁21との間で縦長の空間を形成している。点火電極収容室24は、第2分布室23との間が内周壁21により仕切られている。これにより、第2分布室23の混合ガスが点火電極収容室24内に流入することがない。
点火電極14は、ボディトップ13の下端(天板4の下側)に連設された舌片25及び支持部材26によりボディトップ13に取り付けられた状態で、点火電極収容室24に収容されている。
点火電極収容室24は、ボディベース12の外筒15を内筒16に対して偏心させることによって形成された比較的広いスペースに設けられるため、ボディトップ13の外周壁20の外周面には、点火電極収容室24による張り出し等が形成されることがない。しかも、点火電極収容室24の内部の点火電極14は殆ど視認されないので、外観を向上させることができる。
なお、詳しくは図示しないが、ボディトップ13には、図2に一部を示すように、熱電対等の炎検知器27が取り付けられている。炎検知器27も、点火電極14と同様にボディトップ13に取り付けられ、点火電極収容室24と同様に形成された炎検知器収容部に収容されている。
バーナヘッド11は、図1に示すように外周下面に垂設された環状壁28と、点火電極14覆うように外側に張り出すターゲット部29と、中央部から下方に向かって延びる中央筒部30とを備えている。
バーナヘッド11は、環状壁28がボディトップ13の上端の載置面22に載置される。この状態で、中央筒部30がボディベース12の内筒16に気密に挿着される。このとき、ボディトップ13の内周壁21と、ボディベース12の内筒16の略上半部と、バーナヘッド11の中央筒部30の略上半部とでボディトップ13に第2分布室23が形成される。
また、バーナヘッド11の中央筒部30の内方には、鍋底温度センサ31が設けられている。鍋底温度センサ31は五徳5が支持する鍋等の底部に当接してその温度を検出する。
バーナヘッド11の上部には、中央部に鍋底温度センサ31が貫通する透孔が形成された円盤状のカバー部材32が取り付けられている。カバー部材32は、バーナヘッド11の中央筒部30の上部を覆ってコンロ本体2内部への異物の落下を防止している。また、前記透孔は、バーナ3の燃焼に必要な二次空気の一部を流通させている。
なお、本実施形態においては、ボディベース12の外筒15が、混合管9側であって且つ点火電極14側において内筒16に接近する方向に偏心し、更に、外筒15と内筒16とが接近する側を五徳5の五徳爪7の位置に合致させている。こうすることにより、五徳爪7とターゲット部29とが同一直線状に並び(図5参照)外観が向上する。
バーナヘッド11の環状壁28には、周方向に沿って配設されて径方向に延びる多数の溝が形成されている。これらの溝により、ボディトップ13の上端の載置面22に環状壁28の下縁が当接したとき、バーナヘッド11の外周に沿って多数の炎孔が形成される。これらの炎孔は、図3に一部を示すように、五徳爪7に対応する位置を除く領域に配設された調理用炎孔33(第1の炎孔)と、五徳爪7に対応する位置に配設された五徳用炎孔34(第2の炎孔)とで構成されている。
五徳用炎孔34は、調理用炎孔33よりも高さ方向の長さが小さく形成されており、混合ガスの噴出量を抑えることにより調理用炎孔33よりも小さな火炎が形成されるようになっている。五徳用炎孔34の炎が小さく維持されることにより、五徳爪7に火炎が触れる所謂爪炙りが防止される。なお、調理用炎孔33及び五徳用炎孔34は夫々に隣接する保炎孔33a,34aを備えて火移り性が確保されている。
五徳5は、図4に示すように、複数(本実施形態においては6つ)の五徳爪7が円環状の五徳枠6の周方向に所定間隔を存して固定されることによって形成されている。五徳枠6は、図1及び図5に示すように、ボディトップ13の外周壁20の外面に装着される。
五徳爪7は、図1に示すように、五徳枠6に溶接等により連結される基部7aと、基部7aの上端からバーナヘッド11の上方に向かって延びる延出部7bとを備え、延出部7bの上縁に鍋等の被加熱物を着座させることで、バーナヘッド11の上方に被加熱物を支持する。また、五徳爪7の基部7aの外側下縁には、下方に突出して天板4に当接する突起7cが形成されている。
五徳5には、図4に示すように、五徳枠6の内方に突出する突出部35が形成されている。突出部35は、五徳爪7を五徳枠6に固定する製造工程において、五徳爪7の基部7aの内側先端を五徳枠6の内方に僅かに突出させ、この状態で五徳爪7の基部7aを五徳枠6上に溶接等により接合して形成される。これにより、突出部35は極めて簡単に形成される。
一方、図5に示すように、ボディトップ13の外周壁20の外面には、五徳5の突出部35を係止する係止部36が形成されている。この係止部36は、ボディトップ13の外周壁20の外面を周方向に沿って円弧状に凹入させた形状とされ、五徳5の突出部35を係止することにより、図3に一部を示すように、五徳爪7を五徳用炎孔34に対応する位置に位置決めする。
即ち、五徳5は、その五徳枠6がボディトップ13の外周壁20の外面に装着されることにより、ボディトップ13の径方向への水平移動が不能とされる。更に、五徳5は、その突出部35がボディトップ13の外周壁20の外面に形成された係止部36により、ボディトップ13に対する回転が不能とされる。このように、五徳5がボディトップ13に直接的に位置決めされることにより、五徳爪7と五徳用炎孔34との位置関係及び五徳爪7とバーナヘッド11のターゲット部29との位置関係が、所定の位置関係に確実且つ強固に維持される。
なお、本発明による五徳の突出部とボディトップの係止部とは、図5に示すもの以外に、他の形態として図6〜図11に示す構成が挙げられ、この何れによっても同様の効果を得ることができる。
図6に示すものは、ボディトップ13の外周壁20の外面の径方向に対向する両側に一対の係止部36を設け、各係止部36に五徳5の突出部35を係止させた。
図7に示すものは、ボディトップ13の外周壁20の外面の径方向に対向する両側に一対の係止部36を設け、五徳5には、五徳爪7の基部7aによる突出部35と共に五徳枠6の内周円の一部を内側に突出させた突出片37(突出部)を設けた。突出部35と突出片37とを共にボディトップ13の各係止部36に係止させることにより一層強固に位置決めされる。
図8に示すものは、ボディトップ13の外周壁20の外面に所定間隔を存して4つの平坦面を形成してその夫々を係止部36とし、五徳5の各突出部35を係止部36の一側端に係止させるようにした。
図9に示すものは、ボディトップ13の外周壁20の外面に所定間隔を存して4つの平坦面を係止してその夫々を係止部36とし、五徳5の各突出部35を係止部36の中央部に係止させるようにした。
図10に示すものは、何れか2つの五徳爪7の基部7aにより一対の突出部35を形成し、ボディトップ13の外周壁20の外面に、各突出部35に対応する一対の切欠き38(係止部)を設けることによって、各切欠き38に各突出部35を係止させたものである。
図11に示すものは、ボディトップ13の外周壁20の外面に所定間隔を存して形成した4つの平坦面による係止部36に、五徳枠6の内周縁に張り出し形成した4つの突出片39(突出部)を係止させたものである。これによれば、ボディトップ13の外周壁20の外周形状に対応するように五徳枠6の内周縁形状を打ち抜き成形等により突出片39を張り出し形成すればよく、極めて製造容易となる。
1…ガスコンロ、2…コンロ本体、3…バーナ、4…天板、5…五徳、6…五徳枠、7…五徳爪、7a…基部、7b…延出部、8…バーナ用開口、10…バーナボディ、11…バーナヘッド、12…ボディベース、13…ボディトップ、14…点火電極、20…外周壁、22…載置面、24…点火電極収容室、28…環状壁、33…調理用炎孔(第1の炎孔)、34…五徳用炎孔(第2の炎孔)、35…突出部、36…係止部、37,39…突出片(突出部)、38…切欠き(係止部)。

Claims (4)

  1. バーナを支持するコンロ本体と、コンロ本体の上面を覆うと共に前記バーナの一部を露出させるバーナ用開口を有する天板と、該天板上に載置されて前記バーナ上に被加熱物を支持する五徳とを備え、
    前記五徳は、環状の五徳枠と、該五徳枠の周方向に所定間隔を存して固定されて被加熱物を載置する複数の五徳爪とを備え、
    前記バーナは、一部が前記バーナ用開口を介して天板上に露出するバーナボディと、該バーナボディ上に載置するバーナヘッドとを備え、
    該バーナヘッドは、前記バーナボディに着座させる環状壁と、該環状壁における前記五徳爪に対応する位置を除く領域の周方向に間隔を存して多数形成された第1の炎孔と、前記環状壁における前記五徳爪に対応する位置に形成された第2の炎孔とを備えたガスコンロにおいて、
    前記五徳は、前記五徳枠の内方に突出する突出部を備え、
    前記五徳枠は、前記バーナボディの外周面に装着自在となる形状に形成され、
    前記バーナボディは、その外周面に、前記五徳の突出部を係止して前記五徳爪を前記第2の炎孔に対応する位置に位置決めする係止部を備えることを特徴とするガスコンロ。
  2. 前記バーナのバーナボディは、前記コンロ本体に支持されるボディベースと、該ボディベースの上端に連結されたボディトップとを備え、
    該ボディトップは、前記バーナ用開口を介して前記天板上に露出することにより前記五徳枠が装着される筒状の外周壁と、該外周壁の上端に形成されて前記バーナヘッドの環状壁を載置する載置面と、前記炎孔から噴出する燃料ガスに点火する点火電極を取り付け収容すべく前記外周壁の内側に設けられた点火電極収容室とを備え、
    前記係止部は、前記ボディトップの外周壁の外面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記五徳爪は、前記五徳枠に連結する基部と、該基部からバーナに向かって延びて被加熱物が着座する延出部とを備え、
    前記五徳枠の前記突出部は、前記五徳爪の基部の一部により形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のガスコンロ。
  4. 前記五徳枠の前記突出部は、前記五徳枠の一部をその内方に張り出すことにより形成されることを特徴とする請求項1又は2記載のガスコンロ。
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