JP6400964B2 - コンロ用バーナ - Google Patents

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本発明は、ガスコンロに設けられるコンロ用バーナに関し、特に、バーナキャップがアルミニウム製であるものに関する。
この種のコンロ用バーナは例えば特許文献1で知られている。このものは、燃料ガスと一次空気との混合気が供給される空間を有する環状のバーナボディと、このバーナボディ上に載置される環状のバーナキャップとを備える。バーナキャップの下面外周部には、バーナボディの上面に着座する筒壁部が垂設され、この筒壁部には、周方向の間隔を存して上記空間に通じる多数の炎孔が形成されている。バーナキャップとしてアルミニウムの鋳造品を用いる場合、その融点が低いため、バーナキャップが融点以上に過熱されて溶けないようにする必要がある。
上記従来例のものでは、バーナキャップの内周縁に、下方にのびてバーナボディの内周縁に嵌合する筒部が垂設されると共に、バーナキャップの上面に筒部上端から径方向外方へとのびる突条を周方向に間隔を存して多数設けている。これにより、バーナ燃焼時、バーナキャップの筒部内からバーナキャップ上を通って炎孔に供給される二次空気との接触面積が突条を設けることで増加し、バーナキャップが融点以上に過熱されないようになる。然し、バーナキャップ上面に突条を設けることでバーナキャップ上面が凹凸形状になっていると、調理時に生じた煮こぼれでバーナキャップ上に煮汁が零れ落ちたとき、煮汁を払拭することが難しく、バーナキャップを簡単にお手入れできないという問題がある。
なお、上記従来例のものでは、バーナキャップの上方に円盤状のバーナカバーを上下方向の間隔を存して設け、バーナカバーで煮汁を受けることができるようにしているが、バーナカバーの上面から漏れ出した煮汁がバーナカバーの裏面を伝ってバーナキャップ上に落下するため、上記の問題を生ずる。
特開2011−2102号公報
本発明は、以上の点に鑑み、バーナ燃焼時にアルミニウム製のバーナキャップが融点以上に過熱されることを防止する機能を有しながら、バーナキャップを簡単にお手入れできるようにしたコンロ用バーナを提供することをその課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のコンロ用バーナは、外筒部と、内筒部と、燃料ガスと一次空気との混合気が供給される外筒部と内筒部との間の空間を有する環状のバーナボディと、このバーナボディ上に載置される環状のバーナキャップとを備え、バーナキャップの下面外周部にバーナボディの外筒部の上端のフランジ部上面に着座する筒壁部が垂設されて、この筒壁部に周方向の間隔を存して上記空間に通じる多数の炎孔が形成され、バーナキャップの内周縁に、下方にのびてバーナボディの内筒部の上端内周縁部のシール部に嵌合する筒部が垂設され、バーナキャップがアルミニウム製であり、バーナボディの外筒部と内筒部との間内の空間に面する筒部の外表面に、周方向に間隔を存して上下方向にのびる、外筒部に非接触の複数の突条が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、バーナ燃焼時、特に、バーナキャップの炎孔の近傍が加熱されるが、炎孔に供給される混合気と筒部との接触面積が突条を設けることで増加して筒部が効率よく冷却され、この筒部へと熱引けすることで、バーナキャップが融点以上に過熱されることはない。このように本発明では、混合気でバーナキャップを冷却して過熱防止する構成を採用したため、バーナキャップの上面に殊更突条を設ける必要がない。このため、バーナキャップ上に零れ落ちた煮汁を簡単に払拭することができ、バーナキャップのお手入れは簡単である。
本発明においては、混合気との接触面積を可及的に増加させるため、前記突条は、前記筒部の上端から前記バーナボディの内筒部の上端内周縁部のシール部に嵌合する筒部の部分の直上までのびるように形成されることが好ましい。
また、本発明においては、前記バーナキャップ下面の前記筒部と前記筒壁部との間の部分に、前記炎孔の上端より上方に窪んだ凹部を有することが好ましい。これによれば、筒部と筒壁部との間で凹部に回り込むようにして混合気が流れ、バーナキャップに対する混合気の接触面積が増加してバーナキャップの過熱を一層確実に防止することができる。
本発明の実施形態のコンロ用バーナをガスコンロに組み付けた状態で示す断面図。 図1のコンロ用バーナのバーナキャップをバーナボディから取り外した状態で示す要部拡大斜視図。 図1に示すコンロ用バーナのバーナキャップを下側から見た斜視図。 図2のIV−IV線に沿う断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態のコンロ用バーナを説明する。図1を参照して、1は、ガスコンロのコンロ本体を示す。コンロ本体1の開口した上面には天板2が載置されている。天板2にはバーナ用開口2aが開設され、上記バーナ用開口2aを通して上方に突出するようにコンロ用バーナBuが設けられている。なお、特に図示して説明しないが、バーナ用開口2aの周囲には五徳が配置され、この五徳に鍋等の調理容器を設置して加熱調理が行われる。
図2、図3も参照して、コンロ用バーナBuは、コンロ本体1内に設置される混合管3と、混合管3の下流端部に一体成形され、天板2のバーナ用開口2aに挿設される環状のバーナボディ4と、バーナボディ4上に着脱自在に載置される環状のバーナキャップ5とを備える。混合管3の上流端には、図示省略のガスノズルが臨んでおり、このガスノズルにより混合管3内に燃料ガスを噴出すると、燃料ガスと混合管3の上流端から吸込まれる一次空気との混合気が混合管3内で生成される。
バーナボディ4は、外筒部41と内筒部42とを備え、混合管3から混合気が外筒部41と内筒部42との間の空間43へと供給される。また、外筒部41の上端には、径方向内方でかつ斜め下方に向けて屈曲させたフランジ部41aが形成され、内筒部42の上端内周縁部には、下方に屈曲するシール部42aが形成され、このシール部42aに、後述のバーナキャップ5の筒部55が嵌合するようになっている。
アルミニウムの鋳造品であるバーナキャップ5の上面は平坦に形成され、その下面の外周部には、バーナボディ4のフランジ部41a上面に着座する筒壁部51が垂設されている。筒壁部51には、周方向の間隔を存して、上下方向寸法が比較的大きい炎孔52aと、上下方向寸法が比較的小さい炎孔52bとが交互に形成されている。ここで、バーナ用開口2aの周囲に配置される五徳は、例えば6個の五徳爪を備え、これら五徳爪に火炎が接触すると、不完全燃焼する虞がある。そこで、6個の五徳爪のうち4個の五徳爪と同一方位に位置する筒壁部51の部分51aは、その他の部分と比較して、径方向内側に向けて後述の筒部55の近傍まで延出され、この部分51aには、上下方向寸法が比較的小さくて幅広の炎孔52cが形成されている。
また、筒壁部51には、6個の五徳爪のうち1個の五徳爪と同一方位に位置させて、点火電極6に対向するターゲット53が径方向外側に突設されていると共に、バーナキャップ5の上面には、ターゲット53を覆うように舌片状のカバー部材54が突設されている。この場合、ターゲット53が形成される筒壁部51の部分51bもまた、その他の部分と比較して、径方向内側に向けて後述の筒部の近傍まで延出され、この部分51bには、上下方向寸法が比較的小さくて幅広の炎孔52dが形成されている。
バーナキャップ5の内周縁部には、バーナボディ4のシール部42aに内嵌する筒部55が垂設され、筒部55内の空間には、その内部を通って上方に突出するように鍋底センサ7が配置されるようになっている。また、筒壁部51の部分51bから180°ずれた、6個の五徳爪のうち1個の五徳爪と同一方位に位置する筒部55の外表面には、下方に向けてのびる係合突起56が設けられ、コンロ用バーナBuの組付時、係合突起56がバーナボディ4のフランジ部41aに形成した切欠き部41bに係合することで位相決めされるようにしている。
バーナボディ4内の空間43に面する筒部55の外表面には、周方向に間隔を存して上下方向にのびる複数の突条57が設けられている。各突条57は、五徳爪と同一方位に位置する筒壁部51の部分51a、51bに対向する領域と係合突起56を設けた箇所とを避けた筒部55の外表面に所定間隔で夫々設けられ、筒部55の上端からバーナボディ4のシール部42aに内嵌する筒部55の部分の直上まで上下方向に真直にのびるようにしている。また、各突条57の上端部57aは、バーナキャップ5の下面に跨るように設けられている。更に、バーナキャップ5下面の筒部55と筒壁部51との間の部分には、上下方向寸法が比較的大きい炎孔52aの上端520より上方に窪んだ凹部50を有する。
以上の実施形態によれば、混合管3から、外筒部41と内筒部42との間の空間43へと供給された混合気がバーナキャップ5の下面の下を通って各炎孔から噴出すると共に、筒部55内の空間を介して炎孔から噴出する混合気に二次空気が供給されてコンロ用バーナBuが燃焼する。バーナ燃焼時、特に、バーナキャップ5の炎孔の近傍が加熱されるが、筒部55の上端からのシール部42aに内嵌する筒部55の部分の直上までのびるように複数の突条57を設けることにより、炎孔に供給される混合気と筒部55との接触面積が増加して筒部55が混合気で効率よく冷却され、この筒部55へと熱引けすることで、バーナキャップ5が融点以上に過熱されることはない。つまり、本実施形態では、混合気でバーナキャップ5を冷却して過熱防止されるため、上記従来例の如く、バーナキャップ5の上面に殊更突条を設ける必要がなく、平坦な面に形成されている。このため、バーナキャップ5上に零れ落ちた煮汁を簡単に払拭することができ、バーナキャップ5のお手入れは簡単である。また、各突条57の上端部57aをバーナキャップ5の下面に跨るようにしたため、煮汁がバーナキャップ5の上面に落下し、バーナキャップ5の上面が急冷されて熱収縮しても、突条57が補強リブとして機能することで、バーナキャップ5に反りが生じることを抑制できる。更に、バーナキャップ5下面に上方に窪んだ凹部50を有するため、筒部55と筒壁部51との間で凹部50に回り込むようにして混合気が流れ、バーナキャップ5に対する混合気の接触面積が増加してバーナキャップ5の過熱を一層確実に防止することができる。
以上、本実施の形態のコンロ用バーナについて説明したが、本発明は、上記のものに限定されるものではない。上記実施形態では、バーナキャップ5の製造(鋳造)を考慮して、各五徳爪と同一方位に位置する筒壁部51の部分51a,51bに対向する領域と係合突起56を設けた箇所とを避けて筒部55の外表面に突条57を設けたものを例に説明したが、寸法上の制約を受けないような場合には当該領域にも突条57を設けることができる。また、各突条57を形成する数や上下方向の長さはバーナの能力等を考慮して適宜選択することができ、更に、上記実施形態では、各突条57が、上下方向に真直にのびるものを例に説明したが、これに限定されるものではなく、各突条57を周方向に傾斜させながら上下方向にのびるようにしてもよい。
Bu…コンロ用バーナ、3…混合管、4…バーナボディ、43…空間、5…バーナキャップ、51a…筒壁部、52a,52b,52c,52d…溝(炎孔画成用)、55…筒部、57…突条。

Claims (3)

  1. 外筒部と、内筒部と、燃料ガスと一次空気との混合気が供給される外筒部と内筒部との間の空間を有する環状のバーナボディと、このバーナボディ上に載置される環状のバーナキャップとを備え、バーナキャップの下面外周部にバーナボディの外筒部の上端のフランジ部上面に着座する筒壁部が垂設されて、この筒壁部に周方向の間隔を存して上記空間に通じる多数の炎孔が形成され、バーナキャップの内周縁に、下方にのびてバーナボディの内筒部の上端内周縁部のシール部に嵌合する筒部が垂設されたコンロ用バーナであって、バーナキャップがアルミニウム製であるものにおいて、
    バーナボディの外筒部と内筒部との間の空間に面する筒部の外表面に、周方向に間隔を存して上下方向にのびる、外筒部に非接触の複数の突条が設けられることを特徴とするコンロ用バーナ。
  2. 前記突条は、前記筒部の上端から前記バーナボディの内筒部の上端内周縁部のシール部に嵌合する筒部の部分の直上までのびるように形成されることを特徴とする請求項1記載のコンロ用バーナ。
  3. 前記バーナキャップ下面の前記筒部と前記筒壁部との間の部分に、前記炎孔の上端より上方に窪んだ凹部を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のコンロ用バーナ。
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