JPH07175218A - リトグラフ用印刷版の製法 - Google Patents

リトグラフ用印刷版の製法

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JPH07175218A
JPH07175218A JP6244209A JP24420994A JPH07175218A JP H07175218 A JPH07175218 A JP H07175218A JP 6244209 A JP6244209 A JP 6244209A JP 24420994 A JP24420994 A JP 24420994A JP H07175218 A JPH07175218 A JP H07175218A
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printing plate
ascorbic acid
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silver halide
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JP6244209A
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Paul Davies
ポール・デイビス
Elsie A Fohrenkamm
エルシー・アンダーソン・フォーレンカム
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts
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    • GPHYSICS
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    • G03C8/02Photosensitive materials characterised by the image-forming section
    • G03C8/04Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of inorganic or organo-metallic compounds derived from photosensitive noble metals
    • G03C8/06Silver salt diffusion transfer

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、銀錯体拡散転写法によりリトグラ
フ用印刷版を製造する際に問題となるスラッジの沈積量
を低減させる技術を提供する。 【構成】 以下の工程(a)および(b)を含むリトグ
ラフ用印刷版の製法:(a)支持体、少なくとも1つの
ネガ的に作用する感光性ハロゲン化銀層および物理現像
成核表面層から成り、これらの層の1つまたは2つ以上
の層中に現像主薬と電子移動剤が包含された単一の感光
性材料を画像方向に対して露出させて印刷版を形成さ
せ、次いで、(b)少なくとも1種のアミノカルボン酸
錯化剤を含有する拡散転写用アルカリ性活性剤溶液中で
該印刷版を処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用】本発明は、銀錯体拡散転写法によるリ
トグラフ用印刷版の製法に関する。特に、本発明によれ
ば、処理された印刷版から溶離する現像剤の酸化に起因
するスラッジの沈積量を低減させることにより、アルカ
リ性活性剤および/または現像剤溶液の有効寿命を延ば
すことができる。
【0002】より詳細には、本発明は、支持体、および
該支持体上に配設された少なくとも1つのネガ的に作用
するハロゲン化銀乳剤層および物理現像成核表面層から
成る現像剤含有感光性材料を画像方向に対して露出さ
せ、次いで、銀錯体拡散転写用アルカリ性活性剤および
/またはスラッジ防止剤含有現像剤中で該構造体を処理
することを含むリトグラフ用印刷版のを製法に関する。
該スラッジ防止剤はアミノカルボン酸またはα,β−エ
ンジオールを含有する。
【0003】
【従来の技術】ハロゲン化銀画像を現像する工程におい
て使用された処理溶液中に写真沈殿物(photogr
aphic precipitates)が生成するこ
とは当該分野おいて周知であり、理解されている。一般
的には、この種の沈殿物は硬水または銀塩析出に起因す
る。米国特許第4,310,613号明細書には、拡散
転写法において生成する着色銀スラッジ量を低減させる
ためには、メルカプト複素環式化合物よりも第4級アン
モニウム塩の方が優れていることが教示されている。し
かしながら、拡散転写用アルカリ性活性剤で処理された
アミノフェノールまたはジヒドロキシベンゼン含有ハロ
ゲン化銀印刷版を用いる場合には、現像剤溶液または活
性剤溶液中にフミン酸スラッジが形成されるので、該化
合物の有効寿命が制限される。
【0004】アスコルビン酸は、その有効性が十分に立
証されている酸化防止剤であるが、写真の分野において
は、現像剤としてよく知られている。次の刊行物にはハ
ロゲン化銀を還元するアスコルビン酸に関するいくつか
の文献が紹介されている:T.H.ジャームズ著、「写
真製版の理論」(The Theory of The
Photographic Process)第4
版、マクラミン出版社、1977年、第303頁〜第3
04頁。
【0005】欧州特許第498,968号および同第5
31,582号各明細書には、ヒドロキノンを少なくと
も0.4モル濃度のアスコルビン酸で代替させることに
より、ハロゲン化銀乳剤に対する環境に優しいグラフィ
ックアート用現像剤が開示されている。
【0006】PCT公報WO93/11456号には、
迅速現像型の非拡散性ハロゲン化銀系現像剤に配合され
るヒドロキノンをアスコルビン酸で代替させることによ
って、スラッジの沈着量を低減させる技術が開示されて
いる。ヒドロキノンの不使用によって、スラッジは生成
しないとされている。
【0007】拡散転写系への適用に関する米国特許第
3,730,716号明細書には、α,β−エンジオー
ルを使用することにより、映画用フィルム中の現像銀の
安定性を改良する技術が開示されている。米国特許第
3,549,364号明細書には、常套の現像剤の代り
に、多量のアスコルビン酸を使用することによって、拡
散転写系における着色現像剤の酸化生成物の生成を防止
する技術が記載されている。
【0008】印刷版の拡散転写用現像剤に特に関係する
米国特許第3,870,479号明細書においては、亜
硫酸塩を実質上含有しないポリヒドロキシベンゼン/1
−フェニル−3−ピラゾリドンまたはポリヒドロキシベ
ンゼン/p−アミノフェノール現像剤中にアスコルビン
酸およびその誘導体を配合する技術が権利請求されてい
る。この特殊な場合において、アスコルビン酸は洗浄系
におけるドッド状フリンジ(fringe)を低減させ
るのに使用される。
【0009】非拡散性ハロゲン化銀画像材料用の安定で
迅速現像型の現像剤として、キレート化剤とアスコルビ
ン酸を併用する技術が米国特許第3,887,375
号、同第3,938,997号および同第3,942,
985号各明細書に開示されている。
【0010】白黒写真用現像剤中に配合される金属イオ
ン封鎖剤(例えば、カルシウム析出物を生成を防止する
ためのアミノカルボン酸等)が、リサーチ・デイスクロ
ジャー(Research Disclosure)第79−18837号
において再検討されている。
【0011】拡散転写系に関する米国特許第3,85
7,710号明細書には、EDTAの四ナトリウム塩を
含有する単一浴用高いコントラスト処理溶液が開示され
ている。
【0012】欧州特許第546,598号および同第5
64,599号各明細書には、二枚型のプロセスに使用
されるEDTA含有拡散転写用処理剤が例示されてい
る。ヒドロキノン含有DTR現像剤で処理されて、ED
TAの四ナトリウム塩を含有するアルミニウム版がPC
T公報WO93/11468号に例示されている。アミ
ノカルボン酸は非生分解性であり、また、微量金属イオ
ンの存在下において現像剤の酸化を促進するために、金
属イオン封鎖剤としての使用は制限されることが米国特
許第5,200,295号および同第4,873,18
0号各明細書に教示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、当該分野
のこのような実情に鑑み、銀錯体拡散転写法によるリト
グラフ用印刷の製法において、処理された印刷版から溶
離する現像剤の酸化に起因するスラッジの沈積量を低減
させることにより、アルカリ性活性剤および/または現
像剤溶液の有効寿命を延ばす技術を提供するためになさ
れたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、以下
の工程(a)および(b)を含むリトグラフ用印刷版の
製法に関する:(a)支持体、少なくとも1つのネガ的
に作用する感光性ハロゲン化銀層および物理現像成核表
面層から成り、これらの層の1つまたは2つ以上の層中
に現像主薬と電子移動剤が包含された単一の感光性材料
を画像方向に対して露出させて印刷版を形成させ、次い
で、(b)少なくとも1種のアミノカルボン酸錯化剤を
含有する拡散転写用アルカリ性活性剤溶液中で該印刷版
を処理する。
【0015】拡散転写用アルカリ性活性剤および/また
は現像剤の溶液のリトグラフ用印刷版の処理能力は、該
印刷版から溶離される酸化された現像剤から形成される
スラッジの沈着により制限される。例えば、フミン酸塩
の沈着量は、次式(I)または(II)で表される少な
くとも1種の化合物を活性剤および/または現像剤の溶
液に配合することによって低減される:
【化5】 [式中、Rは水素原子、アリール基または次式: R1CH2(CHOH)n-1 (式中、nは1〜4からの正の整数を示し、R1は、n
が2、3または4のときは水素原子またはヒドロキシル
基を示し、nが1のときはヒドロキシル基を示す)で表
される基を示し、Xは酸素原子またはイミノ基を示し、
Yは酸素原子を示す]
【化6】 (式中、A1〜A4各々アルキレン基を示し、M1〜M4
々水素原子またはアルカリ金属原子を示し、Zは二価の
有機基を示す)
【0016】本発明は、拡散転写法によりリトグラフ用
印刷版を製造するために使用する可使時間の長いアルカ
リ性活性剤および/または現像剤溶液を提供する。この
種の印刷版は、少なくとも1つの感光性ハロゲン化銀層
および物理現像成核表面層を有する可撓性支持体から成
る単一シート状のリトグラフ用版材料を画像方向に対し
て露出させることにより製造される。リトグラフ用版
は、ついで、少なくともアミノカルボン酸またはα,β
−エンジオールを含有する拡散転写型のアルカリ性活性
剤および/または現像剤溶液中で処理される。
【0017】本明細書においては、支持体並びに該支持
体上に配設されたハレーション防止層、乳剤層および物
理的な成核受容体層を含む単一シート状構造体が開示さ
れる。画像方向に対する露出およびその後の現像処理に
よって、露出された領域は黒色銀画像として現像され、
非露出ハロゲン化銀は受容体層まで拡散する。受容体層
中の物理現像核は、調色剤の存在下において、ハロゲン
化銀を金属銀錯体に還元する。
【0018】種々の先行技術、例えば、米国特許第3,
728,114号、同第4,160,670号、同第
4,361,635号および欧州特許第375,159
号各明細書等に記載のように、上記の方法により製造さ
れる製品は、受容体層および親水性乳剤層中の錯化銀の
親油性に起因して、リトグラフ用印刷版として機能す
る。しかしながら、ハロゲン化銀溶媒が効果を現す前
に、露出領域を非拡散銀画像に還元するためには、非常
に迅速な現像処理が必要である。非露出錯化銀と露出現
像画像領域との間の差が大きいほど、画質は良好とな
る。この目的を達成するためには、非常に活性な薬剤が
必要となる。
【0019】一般的な拡散転写用現像剤の場合、高いp
Hは現像主薬の迅速な酸化を引き起こす。現像主薬を版
材料に含有させ、これをアルカリ性活性剤中で処理する
ことによって、この迅速な酸化に関する問題を克服する
ことができる。しかしながら、現像剤を含有する拡散転
写版の処理にを使用した現像剤および/または活性剤溶
液においては、該版から溶離される現像剤が沈積し、該
沈積物が、酸化によってフミン酸の不溶性塩を形成する
傾向がある。アルカリ性活性剤の寿命は現像剤の酸化に
依存しないので、フミン酸は、最終的にはスラッジを形
成し、該スラッジは、印刷版へ現像される支持体上へ移
動し、該版のインク付けを妨害する。
【0020】アミノカルボン酸錯化剤(例えば、エチレ
ンジアミン四酢酸;EDTA)および/または酸化防止
剤(アスコルビン酸および/またはその抗酸化性誘導
体)の添加によって、フミン酸スラッジが著しく低減す
ることが判明した。特に驚くべきことには、二価錯化
剤、例えば、EDTA、はアルカリ性活性剤中スラッジ
の沈積量を最小にする。この種の錯化剤は、溶液から金
属不純物を除去することで知られているが、該錯化剤
が、ポリヒドロキシベンゼンまたはアミノフェノール現
像主薬の酸化に起因するスラッジ形成を防止するという
ことは、従来は全く知られていなかった。
【0021】「活性剤」「スパイク活性剤(spike
d activator)」および「現像剤」という用
語は、拡散転写用印刷版の分野において理解されている
意義を有する。活性剤は、印刷版中に不活性状態で存在
する現像主薬を活性化する溶液である。該溶液中には、
現像主薬は、拡散転写用印刷版系を現像するのに通常必
要となるような高濃度では存在しない。例えば、該溶液
中の現像主薬、特に、ポリヒドロキシベンゼンもしくは
アミノフェノール現像主薬の量は1リットルあたり5g
以下である。スパイク活性剤は、現像主薬を、拡散転写
用印刷版を活性に現像するためには遥かに不十分である
が、活性剤溶液による迅速で強いコントラストの現像を
開始させるのには十分である濃度で含有する活性溶液で
ある。現像剤溶液は、拡散転写用印刷版を活性に現像す
るのに十分な濃度の現像剤を含有する(いずれにして
も、現像剤は印刷版の乳剤中に存在する)。
【0022】本発明に用いる可撓性支持体は紙、(α−
オレフィンポリマー被覆紙)、フィルム、例えば、セル
ロースアセテート製、ポリプロピレン製、ポリスチレン
製、ポリカーボネート製、ポリピニルアセタール製また
はポリエチレンテレフタレート製のフィルム、複合フィ
ルム、金属、金属化紙または金属/紙ラミネートであっ
もよい。
【0023】該支持体には裏面コート層を配設すると共
に、その表面上にアンダーコート層を少なくとも配設す
るのが好ましい。該支持体は、通常は親水性ポリマーを
含有しているが、さらに、ハレーションを防止するか、
または物理的特性、例えば、低カールまたは着色外観等
を付与するために、染料または顔料を含有してもよい。
好ましい親水性ポリマーはゼラチン、特に不活性な脱イ
オン化オセイン型ゼラチンであり、また、この種の親水
性ポリマーは、親水性パインダー、例えば、スターチ、
アルブミン、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシアルキ
ルセルロース、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、
ポリアクリルアミドまたはスチレン−無水マレイン酸の
コポリマーまたはポリビニルメチルエーテル/無水マレ
イン酸コポリマー等と併用してもよい。アンダーコート
層中に含有させる好ましいハレーション防止顔料はカー
ボンブラックであるが、画像形成光源の波長において吸
光する他の染料または顔料を用いてもよい。
【0024】界面活性剤、帯電防止剤、艶消し剤、固着
防止剤および上記親水性バインダー用硬化剤等の被覆助
剤も支持体の表面上のアンダーコート層と裏面コート層
の両方に含有される。
【0025】界面活性剤としては、非イオン性界面活性
剤、例えば、サポニン、アルキレンオキシド誘導体、フ
ッ素化界面活性剤、グリシドール誘導体、多価アルコー
ルの脂肪酸エステルおよび糖のアルキルエステル等、酸
性基、例えば、カルボキシル基、スルホ基、リン酸基、
硫酸エステル基、またはリン酸エステル基等を有するア
ニオン性界面活性剤ならびにカチオン性界面活性剤、例
えば、アミノ酸、アミノアルキルスルホン酸、アミノス
ルホン酸エステル、リン酸エステル、アルキルベタイ
ン、アミンオキシド、アルキルアミン塩、脂肪族もしく
は芳香族4級アンモニウム塩、リン酸塩、複素環式第4
級アンモニウム塩および脂肪族環もしくは複素環を有す
るホスホニウム塩もしくはスルホニウム塩等が例示され
る。艶消し剤としては、シリカ、コロイドシリカ、ガラ
ス粉末およびスターチ粉末等が例示される。
【0026】硬化剤としては、有機および/または無機
の硬化剤、例えば、クロム塩、アルミニウム塩、アルデ
ヒド、N−メチロール化合物、ジオキサン誘導体、トリ
アクリロイルヘキサヒドロ−S−トリアジンやビニルス
ルホンのような活性ビニル化合物、ジクロロヒドロキシ
−S−トリアジンのような活性ハロゲン化合物およびム
コハロゲン酸等が例示される。
【0027】上記の各種添加剤は、感光性ハロゲン化銀
層中にも含有させてもよい。
【0028】本発明に用いるハロゲン化銀としては、塩
化銀、臭化銀、ヨウ化銀、塩化臭化銀、臭化ヨウ化銀、
およびこれらの任意の混合物が例示される。ハロゲン化
銀中には、周期律表VIII族の元素、例えば、ロジウ
ム、ルテニウム、イリジウムまたはこれらの混合物をド
ーパントとして、銀1モル当たり10-3〜10-8モル含
有させるのが好ましい。ハロゲン化銀の結晶形態は単分
散または多分散であってもよく、また、コア−シェル状
またはタブレット状の粒子であってもよい。本発明に用
いるハロゲン化銀の好ましい態様は、少なくとも60%
の塩化物を含有し、かつ、粒径が0.2〜0.3μのル
テニウム−イリジウムがドープされた単分散塩化臭化銀
乳剤である。
【0029】これらの乳剤は既知の方法、例えば、次に
例示する文献に記載された方法の単独使用または併用に
よって、化学的に増感させる:米国特許第1,574,9
44号、同第2,278,947号、同第2,410,68
9号、同第3,189,458号または同第3,501,3
13号各明細書に記載のような硫黄増感法;米国特許第
2,597,856号、同第2,597,915号または同
第2,399,083号各明細書に開示のような金増感
法;米国特許第2,518,698号、同第2,521,9
25号、同第2,487,850号または同第2,669
4,637号各明細書に記載のような還元増感法。本発
明に用いる写真用乳剤は、米国特許第2,708,162
号、同第3,046,132号、同第3,046,133
号、同第3,046,134号または同第3,046,135
号各明細書に開示のような第4級アンモニウム塩、また
はホスホニウム塩、チオエーテル化合物、ポリエチレン
オキシド誘導体またはジケトンを用いてさらに増感させ
てもよい。
【0030】本発明による写真用乳剤は、当業者に既知
の方法により、電磁スペクトルの可視部、紫外部または
赤外部のいずれかの波長へ分光的に増感させてもよい。
本発明に用いられる分光増感剤としては、写真分野にお
いて周知であるアニオン系、カチオン系、ベタイン系、
シアニン系もしくはメロシアニン系の分光増感剤および
その他の増感色素が例示される。
【0031】調製中、保存中または処理中における本発
明による感光性材料のかぶりを防止するために、写真乳
剤層は種々の添加剤を含有させてもよい。このようなか
ぶり防止剤および安定剤としては、ベンゾチアゾリウム
塩、ニトロインダゾール、トリアゾールおよびベンズイ
ミダゾールのようなアゾール類;メルカプトチアゾー
ル、メルカプトベンゾチアゾール、メルカプトベンズイ
ミダゾール、メルカプトチアジアゾールおよびメルカプ
トピリミジンのような複素環式メルカプト化合物、オキ
サゾリンチオンのようなチオケト化合物、テトラアジン
デンのようなアザインデン類、ベンゼンチオスルホン酸
並びベンゼンスルフィン酸等が例示される。
【0032】上述の乳剤層を有する受容体層は物理現像
核を含有する。該核は金属、例えば、銀、ビスマス、ア
ンチモン、カドミウム、コバルト、鉛、ニッケル、パラ
ジウム、ロジウム、金、白金および鉄等またはこれらの
金属の硫化物、多硫化物もしくはセレン化物またはこれ
らの混合物の微細な粒子であってもよい。該受容体層
は、他の被覆層に関して例示したような補助剤、例え
ば、バインダー、被覆助剤、帯電防止剤および硬化剤等
も含有していてもよい。
【0033】前述のように、版材料の親水性領域から親
油性領域を差別化するためには、拡散転写法において、
ハロゲン化銀溶媒が効果を現す前に画像領域を完全に現
像する極めて活性な薬剤が必要となる。活性を増大させ
る一つの方法は、該薬剤のアルカリ度を増大させること
である。しかしながら、このような高いアルカリ性条件
下では、現像主薬と電子移動剤は迅速に酸化されるの
で、画質が悪影響をうけ、薬剤の寿命は著しく低減す
る。このような問題は、現像主薬をリトグラフ用版中に
含有させ、該版をアルカリ性活性剤溶液中で処理するこ
とにより克服してもよい。現像主薬にはヒドロキノンの
ようなポリヒドロキシベンゼンおよび1−フェニル−3
−ピラゾリドンのような電子移動剤を含有させてもよ
い。
【0034】本発明によるスラッジ防止剤のほかに、ア
ルカリ性活性剤溶液には以下の成分を含有させてもよ
い:水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのような水溶性
のアルカリ金属水酸化物、メルカプトテトラゾール、メ
ルカプトチアゾールおよびメルカプトチアゾリンのよう
な調色剤または錯化剤、チオシアン酸塩やチオ硫酸塩の
ようなハロゲン化銀溶媒、1−フェニル−3−ピラゾリ
ドンのような電子移動剤並び亜硫酸ナトリウムや亜硫酸
カリウムのような他の酸化防止剤。該亜硫酸塩の好まし
く含有量は、現像剤/活性剤溶液1リットルあたり15
〜100グラムである。さらに、その他の添加剤、例え
ば、ポリオキシアルキレンまたは第4級アンモニウム塩
のような現像促進剤、臭化カリウムやヨウ化カリウムの
ようなかぶり防止剤およびカルボキシメチルセルロース
のような増粘剤等を含有させてもよい。
【0035】本発明を以下の実施例によりさらに説明す
るが、本発明はこれらの実施例によって限定されるもの
ではない。
【0036】実施例1 アルカリ性活性剤を以下の表1に示す配合処方によって
調製した:
【表1】 以下の表2に示す試料500グラムを室温で7日間の通
気処理(725cc./分)に付し、次いで、風袋を秤
量した半融ガラス製漏斗を用いて濾過し、50℃で一夜
乾燥した後、再秤量した。
【表2】 少量の亜硫酸カリウムが酸化過程において消費された
が、驚いたことには、本実施例で使用した過剰量は、フ
ミン酸沈殿物を減少させるには十分でなかった。しかし
ながら、潜在的な活性剤濃縮物としての適用が検討され
た二価のキレート化剤EDTAを使用することによって
スラッジの沈積量は実質的に減少した。
【0037】実施例2 被覆量0.4g/m2で、活性剤1ガロンあたり800平
方フィートの版を処理するために、更にヒドロキノン
0.68%を薬剤に加える。消費された薬剤を補充する
ほかに、当量のヒドロキノンジスルホネート(HQD
S)を代用することによって、スラッジ試験が促進され
ると共に、酸化防止剤として加えられた亜硫酸カリウム
の損失が補われる。
【0038】以下の表3に示す試料について、通気処理
の流速を840ml/分にする以外は、実施例1と同様
の方法により評価した。
【0039】
【表3】
【0040】亜硫酸カリウムはヒドロキノンジスルホネ
ートの酸化、即ち、スラッジの生成を抑制するのが、こ
れに必要とされる量は、対照と比較して、50%の増加
に相当する。モル量の点から見て、EDTAの二ナトリ
ウム塩は、この目的にとって、非常に有効な添加剤であ
る。写真現像剤において常用されているキレート化剤で
あるビューデックス(Budex)(商標)5103
は、顕著な利点をもたらさなかった。銀スラッジを低減
させるポリアクリル酸とポリオックス(Polyox)
(商標)(ポリエチレンオキシド)は、フミン酸沈澱物
を増加させる。
【0041】実施例3 実施例1に記載の活性剤を調製し、これに0.01モル
のヒドロキノンと4−アミノフェノールまたはメトール
を配合することによって、スパイク活性剤溶液を調製し
た。これらの活性剤溶液には、さらに、50%亜硫酸カ
リウムまたは0.01モルのアスコルビン酸酸化防止剤
を加えた。これらの溶液500グラムを通気処理(48
0ml/分)に7日間付し、次いで、沈殿を風袋を秤量
した半融ガラス製漏斗を用いて濾過し、乾燥後、再秤量
した。結果を以下の表4に示す。
【0042】
【表4】
【0043】表4から明らかなように、亜硫酸カリウム
は、スラッジの沈積量を低減させなかったが、別の酸化
防止剤であるアスコルビン酸は、沈殿物を著しく低減さ
せた。アミノフェノール現像剤中のアスコルビン酸の作
用の明らかではないが、ジヒドロキシベンゼンよりも酸
化速度の遅いアミノフェノールに起因すると考えられ
る。いずれにしても、スラッジの沈積量の低減効果は明
らかである。
【0044】実施例4 酸化防止剤の実用的な見地からの最適量は、版材料の処
理速度と処理量、現像温度、プロセッサーの構造形態お
よびプロセッサー内での処理時間によって左右される。
通気試験において、これらの条件をシミュレートするこ
とは困難であるが、現像主薬、通気速度および通気時間
を増加させる場合には、付加的な酸化防止剤が必要とな
る。この実施例においては、ヒドロキノンの濃度を、
0.068モル/リットル(800平方フィート/ガロ
ンの版材料を処理する濃度に相当する)まで増加させ、
また、通気処理は、流速950ml/分で10日間おこ
なった。試験結果を以下の表5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】実施例5 以下の表6に示す一連の通気試験は、実施例1中に記載
500gの活性剤を使用し、通気速度725ml/分で
7日間行った。試験結果を表6に示す
【0047】
【表6】
【0048】ミニタブ(Minitab)回帰分析によ
る有意なレスポンスを以下の表7に示す。
【表7】
【0049】実施例6 上記の実施例において、少量の試料を時間を短縮した試
験法で使用した。しかしながら、実際の処理工程におい
てはさらに多量のスラッジが沈積する。これは、長時
間、例えば、800平方フィート/ガロンの割合で4週
間にわたって、多量の薬剤、被処理版および銀を使用
し、また、その他の副生物が沈着するからである。
【0050】3台の版プロセッサー[3Mモデル114
4(商標)]に、実施例1で使用した活性剤1ガロンを
充填し、これに以下の添加剤をそれぞれ加えた: 1. 0.01モルの4−アミノフェノール 2. 0.01モルの4−アミノフェノール+0.01
48モルのアスコルビン酸(=0.236%) 3. 0.01モルの4−アミノフェノール+0.01
48モルのEDTA二ナトリウム塩(=0.5%)
【0051】活性剤「ミツビシSLM−AC」を4台目
のプロセッサーに充填した。リトグラフ用印刷版、透明
ゲル製サブベッド(subbed)を有する4mil.
ポリエステル支持体上に次の層を塗布形成させることに
よって製造した: (i)ヒドロキノン、フェニドン、シリカおよびホルム
アルデヒドを含有する不活性な脱イオン化オセインゼラ
チン中にカーボンブラック分散された水性分散液から成
る下層、 (ii)ルテウム/イリジウムがドープされ、かつ、6
33nmに増感された75:25%塩化臭化銀乳剤(平
均粒径:0.3ミクロン)から成る感光性層(塗布量は
銀換で0.7g/m2である)、および (iii)パラジウムゾル、ジアルデヒドスターチおよ
び種々の塗布助剤を含有する物理現象成核層。
【0052】該印刷版を4週間にわたり、20平方フィ
ート/日の割合で、前記のプロセッサー1〜3を通して
処理した。前記の活性剤1は、次の表8に示す組成を有
する溶液を用いて3.5cc/平方フィートの割合で補
充した。
【0053】
【表8】
【0054】上記の活性剤2および3は、それぞれ0.
0148モルのアルコルビン酸および0.0148モル
のEDTAを上記の溶液にさらに添加した溶液で補充し
た。等量の「ミツビシ銀ディジプレート」(商標)を、
補充溶液として「ミツビシSLM−AC」活性剤を使用
した試料4中で処理した。各々の場合、「3MONY
X」(商標)および「ミツビシSLM−ST」安定剤を
プロセッサーの第2ステーションにおいて使用した。
【0055】以下の表9に示すセンシメトリーのレスポ
ンスは、633nm/2mWレーザー感光計を使用し
て、該印刷版試料を、0〜3デンシティーの連続階調光
学くさびを通すことによって露出させ、次いで、コンピ
ューター化された反射型写真濃度計上のDlogE曲線
を測定することによって得られたものである。以下の表
9に示す感度1および感度2の値は、Dminよりも高
いデンシティー0.2および0.8においてそれぞれ測
定した値である。コントラスト値は、この2つの感度点
間の勾配として求められた。
【0056】4週間後、活性剤浴を、プロセッサーから
排出させ、使用済の薬剤を用いて濯いだ後、濾過処理に
付した。沈殿物は50℃で24時間乾燥した後、秤量し
た。
【表9】
【0057】「リノトロニック(Linotroni
c)」(商標)L330HeNeレーザー画像セッター
からの最適な露光処理は、リバースブランケットおよび
黒色油を基剤とするインクを具備したハイデルベルグG
TOオフセット印刷機を用いておこなった。活性剤1〜
3を用いて処理した印刷版を使用した場合、印刷版の摩
耗またはロールアップ(roll−up)は、開始から
終了までほとんど観察されなかった。しかしながら、4
週間後のミツビシの試料を用いて処理した印刷版の場
合、完全なにインクアップ(ink−up)はみられ
ず、また、リバースブランケット印刷試験において過度
の摩耗が観察された。
【0058】上記の実施例から明らかなように、EDT
Aおよびアスコルビン酸を使用することによって、活性
剤で処理したハロゲン化銀印刷版中に生成するフミン酸
の不溶性塩の沈積量を最小限に抑えることができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、処理された印刷版から
溶離する現像剤の酸化に起因するスラッジの沈積量を低
減させることができるので、アルカリ性活性剤および/
または現像液の有効寿命を延ばすことができる。
フロントページの続き (72)発明者 エルシー・アンダーソン・フォーレンカム アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程(a)および(b)を含むリ
    トグラフ用印刷版の製法:(a)支持体、少なくとも1
    つのネガ的に作用する感光性ハロゲン化銀層および物理
    現像成核表面層から成り、これらの層の1つまたは2つ
    以上の層中に現像主薬と電子移動剤が包含された単一の
    感光性材料を画像方向に対して露出させて印刷版を形成
    させ、次いで、(b)少なくとも1種のアミノカルボン
    酸錯化剤を含有する拡散転写用アルカリ性活性剤溶液中
    で該印刷版を処理する。
  2. 【請求項2】 拡散転写用アルカリ性活性剤がアスコル
    ビン酸またはその塩を更に含有する請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 アスコルビン酸がアスコルビン酸の糖型
    誘導体またはアスコルビン酸もしくは糖型誘導体の立体
    異性体またはジアステレオ異性体である請求項2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 錯化剤がエチレンジアミン四酢酸または
    その塩である請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 錯化剤が1×10-3〜1×10-1モル濃
    度で存在する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 活性剤がポリヒドロキシベンゼンまたは
    アミノフェノール現像剤を含有するスパイク活性剤であ
    る請求項1〜5いずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 以下の工程(a)および(b)を含むリ
    トグラフ用印刷版の製法:(a)支持体、少なくとも1
    つのネガ的に作用する感光性ハロゲン化銀層および物理
    現像成核表面層から成る単一の感光性材料を画像方向に
    対して露出させて印刷版を形成させ、次いで、(b)ポ
    リヒドロキシベンゼンもしくはアミノフェノールハロゲ
    ン化銀現像剤および次式(I)または(II)で表され
    る少なくとも1種の化合物を含有する拡散転写用アルカ
    リ性活性剤溶液中で該印刷版を処理する: 【化1】 [式中、Rは水素原子、アリール基または次式: R12(CHOH)n-1 (式中、nは1〜4の正の整数を示し、R1は、nが
    2、3または4のときは、水素原子またはヒドロキシル
    基を示し、nが1のときはヒドロキシル基を示す)で表
    される基を示し、Xは酸素原子またはイミノ基を示し、
    Yは酸素原子を示す] 【化2】 (式中、A1〜A4は各々アルキレン基を示し、M1〜M4
    は各々水素原子またはアルカリ金属原子を示し、Zは二
    価の有機基を示す)。
  8. 【請求項8】 以下の工程(a)および(b)を含むリ
    トグラフ用印刷版の製法:(a) 支持体、少なくとも
    1つのネガ的に作用する感光性ハロゲン化銀層および物
    理現像成核表面層から成る単一の感光性材料を画像方向
    に対して露出させて印刷版を形成させ、次いで、(b)
    少なくとも1種のポリヒドロキシベンゼンもしくはア
    ミノフェノールハロゲン化銀現像剤およびアスコルビン
    酸とアミノカルボン酸錯化剤から選択される少なくとも
    1種の化合物を含有する拡散転写用アルカリ性現像溶液
    中で該印刷版を処理する。
  9. 【請求項9】 以下の工程(a)および(b)を含むリ
    トグラフ用印刷版の製法:(a) 支持体、少なくとも
    1つのネガ的に作用する感光性ハロゲン化銀層および物
    理現像成核表面層から成り、これらの層の1つまたは2
    つ以上の層中に現像主薬と電子転写剤が包含された単一
    の感光性材料を画像方向に対して露出させて印刷版を形
    成させ、次いで、(b) 次式(I)または(II)で
    表される少なくとも1種の化合物を含有する拡散転写用
    アルカリ性活性剤溶液中で該印刷版を処理する: 【化3】 [式中、Rは水素原子、アリール基または次式: R1CH2(CHOH)n-1 (式中、nは1〜4の正の整数を示し、R1は、nが
    2、3または4のときは水素原子またはヒドロキシ基を
    示し、nが1のときはヒドロキシル基を示すで表される
    基を示し、Xは酸素原子またはイミノ基を示し、Yは酸
    素原子を示す] 【化4】 (式中、A1〜A2は各々アルキレンを示し、M1〜M4
    各々水素原子またはアルカリ金属原子を示し、Zは二価
    の有機基を示す)。
  10. 【請求項10】 化合物(I)がアスコルビン酸および
    その塩、アスコルビン酸の糖型誘導体、またはアスコル
    ビン酸もしくはその糖型誘導体の立体異性体またはジア
    ステレオ異性体であり、該化合物(I)の濃度が1×1
    -3〜1×10-1モル濃度である請求項7、8または9
    記載の方法。
JP6244209A 1993-10-15 1994-10-07 リトグラフ用印刷版の製法 Pending JPH07175218A (ja)

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