JPH0716120A - キッチン用収納パネル - Google Patents

キッチン用収納パネル

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Publication number
JPH0716120A
JPH0716120A JP5160981A JP16098193A JPH0716120A JP H0716120 A JPH0716120 A JP H0716120A JP 5160981 A JP5160981 A JP 5160981A JP 16098193 A JP16098193 A JP 16098193A JP H0716120 A JPH0716120 A JP H0716120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kitchen
opening
closing door
door
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5160981A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Konno
義雄 今野
Toru Oka
徹 岡
Yoichi Shimizu
洋一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP5160981A priority Critical patent/JPH0716120A/ja
Publication of JPH0716120A publication Critical patent/JPH0716120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キッチン用収納パネルに排水機能を持たせる
ことによって、ミッドウェイ空間のより一層の利用向上
を図る。 【構成】 裏面に水溜用凹部を形成し上下方向に回転可
能な開閉扉8と、扉8が開いたときにこれを支持する支
持機構9と、開閉扉8の水溜用凹部に接続された排水機
構8c,8d,10とを備える。これによって、従来の
ような収納機能としてではなく、第2のシンク或いはカ
ウンターとしての利用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムキッチン等に
組み込まれ、フロアキヤビネット上部のミッドウェイ空
間に配置されるキッチン用収納パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】厨房内空間の有効利用と、作業性及び機
能性等の向上を目的とし、床面にレイアウトするフロア
キャビネットやその上方の壁面に固定するウォールキャ
ビネット等を備えたシステムキッチンが急速に普及して
いる。
【0003】このようなシステムキッチンは、食器,調
理用器具及び食品等の収納から調理、カウンターを利用
した配膳、さらには流し台での洗い物作業等の一連の厨
房作業を、各機器の総合的な連係を図りながら機能的に
行うことのできる配置としている。
【0004】近年さらに、このような物理的な機能性の
向上に止まらず、人間工学的見地から使用者が気持ち良
くより快適に使用できるようにする試みも行われてお
り、その一つとして、フロアーキャビネットの上部に位
置するミッドウェイ空間の有効活用が大きな課題となっ
ている。
【0005】ミッドウェイ空間は、一般にカウンターと
吊戸棚の間の空間を言い、作業者が立った姿勢で手を延
ばせば届く領域であり、かかる空間を有効活用すること
によって、さらに機能性を向上させるとともに、狭い厨
房空間における快適な使用が可能となる。
【0006】このようなミッドウェイ空間の有効活用を
目的としたものとして、例えば、実開昭59−1545
83号公報には、出窓下部に乾燥室を設けたものが、ま
た実開昭62−75724号公報には、ミッドウェイ空
間の壁面に形成した凹部に収納部を設け、さらに収納部
の前面に開閉扉を設けたものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、かかるシステム
キッチンを使用した厨房作業の一つとして、例えば、麺
類の調理があるが、この場合、加熱調理器での作業中に
おいて、鍋への水差し、あるいは水切り等、給排水機能
を備えたシンクとの連携を必要とする作業が生じる。従
来このような場合、カウンターやシンク内に水切りカゴ
を備えることによってこれに対処しており、カウンター
やシンク内に水切りカゴを置くことにより、他の厨房作
業の支障となり、全体として効率的な作業が困難であ
る。
【0008】そこで、ミッドウェイ空間を有効活用する
ことが考えられるが、上記公報に開示された技術は、い
ずれもミッドウェイ空間に収納機能を持たせたものであ
って、上記したような、排水を必要とする厨房作業の一
工程において有効活用することはできない。
【0009】本発明において解決すべき課題は、キッチ
ン用収納パネルに排水機能を持たせることによって、ミ
ッドウェイ空間のより一層の利用向上を図ることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、フロアキヤビネット上部のミッドウェイ空
間に配置されるキッチン用収納パネルであって、同キッ
チン用収納パネルは、裏面に水溜用凹部を形成し上下方
向に回転可能な開閉扉と、同扉が開いたときにこれを支
持する支持機構と、前記開閉扉の水溜用凹部に接続され
た排水機構とを備えていることを特徴とする。
【0011】また、前記水溜用凹部に吐水可能な水栓を
備えることもできる。
【0012】
【作用】本発明においては、キッチン用収納パネルに排
水機能を持たせているため、従来のような収納機能とし
てではなく、第2のシンク或いはカウンターとしての利
用が可能となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の特徴を図面に示す実施例により
具体的に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例であるキッチン用
収納パネルを備えたシステムキッチンの斜視図である。
【0015】1は床面に載置されたフロアキャビネッ
ト、2はフロアキャビネット1上方に固定されたウォー
ルキャビネットで、フロアキャビネット1とウォールキ
ャビネット2の間のミッドウェイ空間には、キッチン用
収納パネル3が設けられている。また、キッチン用収納
パネル3の上下位置には、それぞれ、給排水管や排気ダ
クトが配管された機能パネル4,5が配置されている。
【0016】フロアキャビネット1は、中央より右寄り
に平面形状が矩形状のシンク1aと、その右側に引出し
可能な水栓1bを備え、左寄りにはクックトップ1cを
備えている。またクックトップ1cの上部位置には、換
気扇6が設けられている。
【0017】キッチン用収納パネル3は、フロアキャビ
ネット1及びウォールキャビネット2と同じ幅を有す
る、アルミ、木質材料等、現場で切断可能な材質によっ
て製作されており、パネル本体7の略中央には、上下方
向に回転可能な開閉扉8が設けられている。この開閉扉
8は閉じた状態では、パネル本体7の表面と面一状態と
なり、開くと両側に設けた支持紐9によって水平状態に
支持され、一部がフロアキャビネット1のシンク1aの
上部に位置する状態となる。
【0018】図2は、開閉扉8を閉じた状態で示す縦断
面図、図3は、開閉扉8を開けた状態で示す縦断面図で
ある。
【0019】同図を参照して、パネル本体7には、開閉
扉8の収納用凹部7aが形成され、その内周面はハイイ
ンパクトスチロール真空成形による枠材7bによって被
覆されている。収納用凹部7aの下端には排水管10が
接続され、機能パネル5を通り、外部の排水本管(図示
せず)に接続されている。また、収納用凹部7aの壁面
には、後述するトレー8bに向けて吐水可能なハンドス
プレータイプの水栓11を設けている。
【0020】開閉扉8は、下端を回動可能に支持され、
パネル本体7と同じ材質の扉本体8aと、この扉本体8
aに取付られたハイインパクトスチロール真空成形製の
水溜用の凹部を形成するトレー8bを備え、トレー8b
には奥側に排水口8cを形成し、さらにこの排水口8c
に排水管8dを接続している。
【0021】上記構成において、使用しない時には、図
2のように開閉扉8を閉じることによって、フロアキャ
ビネット1を通常通り使用することができる。
【0022】また、クックトップ1dで、麺類の調理を
行う際には、図3に示すように開閉扉8を水平状態まで
回転させることにより、これを第2のシンクとして使用
することができる。
【0023】すなわち、水捨ての場合には、開閉扉8裏
面のトレー8b上に水切りカゴ(図示せず)を配置し、
これに麺と湯とを流し込むことによって水切りができ
る。この排水は、排水管8dから収納用凹部7aに流れ
込み、さらに収納用凹部7aに接続された排水管10に
よって外部に排出される。また、必要に応じて、水栓1
1からトレー8bに置かれた鍋に給水したり、水栓11
を引き出すことによって、クックトップ1d上の鍋に直
接給水することもできる。また、このような第2のシン
クとしての利用に止まらず、開閉扉8裏面を水切りカゴ
等の物品載置用のカウンタとしても無論使用可能であ
る。
【0024】このように、本実施例においては、キッチ
ン用収納パネル3に給排水持たせているため、第2のシ
ンク或いはカウンターとしての利用が可能となり、従来
のような平面的な利用に止まらず、ミッドウェイ空間の
より一層の有効活用が達成される。
【0025】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0026】(1)キッチン用収納パネルに排水機能を
持たせているため、従来のような収納機能としてではな
く、第2のシンク或いはカウンターとしての利用が可能
となり、ミッドウェイ空間のより一層の利用向上が達成
される。
【0027】(2)また、給水機能を合わせ持つことに
より、トレーの清掃は勿論のこと、調理作業効率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるキッチン用収納パネル
を備えたシステムキッチンの斜視図である。
【図2】図1に示す開閉扉を閉じた状態で示す縦断面図
である。
【図3】図1に示す図1に示す開閉扉を開けた状態で示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 フロアキャビネット 2 ウォールキャビネット 3 キッチン用収納パネル 4,5 機能パネル 6 換気扇 7 パネル本体 7a 開閉蓋収納用凹部 7b 枠材 8 開閉扉 8a 扉本体 8b トレー 8c 排水口 8d 排水管 9 支持紐

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアキャビネット上部のミッドウェイ
    空間に配置されるキッチン用収納パネルであって、同キ
    ッチン用収納パネルは、裏面に水溜用凹部を形成し上下
    方向に回転可能な開閉扉と、同扉が開いたときにこれを
    支持する支持機構と、前記開閉扉の水溜用凹部に接続さ
    れた排水機構とを備えていることを特徴とするキッチン
    用収納パネル。
  2. 【請求項2】 前記水溜用凹部に吐水可能な水栓を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のキッチン用収納パネ
    ル。
JP5160981A 1993-06-30 1993-06-30 キッチン用収納パネル Pending JPH0716120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5160981A JPH0716120A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 キッチン用収納パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5160981A JPH0716120A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 キッチン用収納パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0716120A true JPH0716120A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15726306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5160981A Pending JPH0716120A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 キッチン用収納パネル

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JP (1) JPH0716120A (ja)

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