JPH07160159A - 像保持体からの像形成物質除去装置 - Google Patents

像保持体からの像形成物質除去装置

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JPH07160159A
JPH07160159A JP32998993A JP32998993A JPH07160159A JP H07160159 A JPH07160159 A JP H07160159A JP 32998993 A JP32998993 A JP 32998993A JP 32998993 A JP32998993 A JP 32998993A JP H07160159 A JPH07160159 A JP H07160159A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に良好な剥離性能を維持できる像保持体か
らの像形成物質除去装置を提供する。 【構成】 トナーに対して、転写紙10表面と該トナー
との付着力より大きい付着力を有し、転写紙10表面上
のトナーと接触して、該表面からトナーを剥離する剥離
ベルト36を巻き取り可能に構成する。こうすることに
より、転写紙10表面からのトナーの剥離に使用されて
トナー剥離能力が低下した部分を巻き取り、未使用部分
を引きだすことができ、常に良好なトナー剥離能力を有
する部分でトナーの転写紙10表面からの剥離を行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって像形
成物質を安定に付着した像保持体の表面から、該像形成
物質を取り除く像保持体からの像形成物質除去装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去する 例えば像形成物質除去方法及びその装置としては種々の
ものが知られている。例えば溶剤を使用するものとし
て、特開平1−101576号公報には、トナーが付着
された用紙をトナー樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超
音波振動を印加し、溶剤に溶解したトナーを紙面より遊
離させる像形成物質除去方法が開示されている。また、
特開平4−300395号公報には、廃紙の印字部分に
溶剤を浸漬、噴霧あるいは塗布等による方法で付着させ
てトナーを溶解し、溶解したトナーを洗浄、エアー吸
引、吸着剤接触、機械剥離あるいは静電気吸着等による
方法で除去し、その後乾燥・延伸などの紙の仕上げを行
う像形成物質除去方法が開示されている。
【0003】一方、溶剤を使用しないものとして、例え
ば特開平2−255195号公報には、支持体上に離型
剤を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式
で載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体に
インキ剥離体を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通
し、冷えてからインキ剥離体を剥がすことにより、該イ
ンキ剥離体の方に付着させて除去する像形成物質除去方
法が開示されている。また特開平4−64472号公報
には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエンド
レスシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及び冷
却ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブルペ
ーパ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押しつけ
る押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部から
なるイレーザが開示されている。また特開平4−829
83号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に紙を
通過させる2本の並行に設けられたローラと、該2本の
ローラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該圧接
箇所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具と、
前記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから除去
する剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、像保持体上
のトナーを該像保持体から剥離する剥離部材として、ロ
ーラ状のものや無端移動するように構成されたベルト状
のものを用いた従来の像形成物質除去装置においては、
次回のトナー剥離処理のために表面に付着したトナーを
該表面から掻き落とすなどして除去する必要があり、そ
のためのクリーニング装置や掻き落としたトナーの回収
装置などが必要になる。
【0005】ところが、上記のようにクリーニング装置
でトナーを掻き落とすなどして剥離部材表面をクリーニ
ングするようにしても、クリーニング装置による該表面
のクリーニング性は必ずしも十分でなく、該表面にトナ
ーが残留してしまい良好な剥離性能を維持できないこと
があるという問題点があった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、常に良好な剥離性能
を維持できる像保持体からの像形成物質除去装置を提供
することである。
【0007】なお、上記溶剤を使用しない方法や装置
は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記録
した記録済み転写シートから像形成物質を除去するのに
使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶融性
樹脂を主成分とする像形成物質を転写シートに融着させ
るなどして、像形成物質が転写シート表面の繊維に強固
に固着されているので、像形成物質除去の際に像形成物
質と共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷してしま
う。特に像形成物質の除去性を高めるために、上記イン
キ剥離体、エンドレスシートあるいはローラさせた上に
熱や圧力を加える場合、種々の条件によっては、逆に像
形成物質と転写シートとの間の定着性を高めてしまって
除去を困難にすることもあった。
【0008】そこで、先に本出願人は、記録済み転写シ
ートに、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して転写シートから剥離する像
形成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−25
5916号参照)。これによれば、転写シートの紙質を
比較的損傷することなく、像形成物質のみを除去するこ
とができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、表面に像形成物質が安定に付
着している像保持体から、該像形成物質を取り除く像保
持体からの像形成物質除去装置において、該像形成物質
に対して、該表面と該像形成物質との付着力より大きい
付着力を有するシート状剥離部材と、該剥離部材の表面
が該像保持体上の像形成物質に接触した後に、該像保持
体から離間するように走行させる巻き取り方式のシート
材走行手段とを設けたことを特徴とするものである。請
求項2の発明は、請求項1の像保持体からの像形成物質
除去装置において、上記表面と像形成物質との間の安定
な付着状態を不安定状態とする不安定化液を該表面に塗
布する不安定化液塗布手段と、上記表面より像形成物質
を除去する際、上記像形成物質を加熱して軟化させる軟
化手段を設け、上記剥離部材を厚み10μm以下で、通
気性を有する部材で構成したことを特徴とするものであ
る。請求項3の発明は、請求項1の像保持体からの像形
成物質除去装置において、上記表面と像形成物質との間
の安定な付着状態を不安定状態とする不安定化液を該表
面に塗布する不安定化液塗布手段と、上記表面より像形
成物質を除去する際、上記像形成物質を加熱して軟化さ
せる加熱体と、発泡体からなる部材を用いて、該加熱体
に接触した上記剥離部材と該像保持体とを密着させる押
圧手段とを設けたことを特徴とするものである。請求項
4の発明は、請求項1,2又は3の像保持体からの像形
成物質除去装置において、上記走行手段を、上記像保持
体の搬送方向上流側から下流側への正方向及び該搬送方
向下流側から上流側への逆方向に走行可能に構成したこ
とを特徴とするものである。請求項5の発明は、請求項
4の像保持体からの像形成物質除去装置において、上記
走行手段を、上記像保持体の先端が該剥離部材上に移動
してきたときに上記正方向への走行を開始するように構
成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、像保持体表面と像
形成物質との付着力より大きい付着力を有するシート状
剥離部材の表面が、該像形成物質に接触した後に、該像
保持体から離間する際に、該像形成物質を該像保持体か
ら剥離する。そして、該剥離部材はシート状に構成さ
れ、かつ、該剥離部材の表面が該像保持体上の像形成物
質に接触した後に、該像保持体から離間するように走行
させる巻き取り方式のシート材走行手段が設けられてい
るので、像保持体からの像形成物質の剥離に使用されて
像形成物質剥離能力が低下した部分を巻き取り、未使用
部分を引きだすことで、常に良好な剥離能力を有する部
分で像形成物質の剥離を行うことができる。
【0011】請求項2の発明においては、像保持体上の
像形成物質は、不安定化液塗布手段により塗布された不
安定化液により像保持体表面との間の安定な付着状態が
不安定状態とされ、軟化手段で加熱されて軟化した状態
で剥離部材により像保持体表面から剥離される。ここ
で、剥離部材は厚み10μm以下なので、軟化手段から
の熱を効率良く像形成物質に伝えることができる。ま
た、剥離部材は通気性を有するので、上記不安定化液が
上記加熱により蒸気となっても、この蒸気を発散させる
ことができる。
【0012】請求項3の発明においては、像保持体上の
像形成物質は、不安定化液塗布手段により塗布された不
安定化液により像保持体表面との間の安定な付着状態が
不安定状態とされ、加熱体で加熱されて軟化した状態で
剥離部材により像保持体表面から剥離される。ここで、
加熱体に接触した剥離部材と像保持体とを密着させる押
圧手段は発泡体からなる部材を用いて構成されているの
で、上記不安定化液が上記加熱により蒸気となっても、
この蒸気を発散させることができる。
【0013】請求項4の発明においては、上記走行手段
を、上記像保持体の搬送方向上流側から下流側への正方
向及び該搬送方向下流側から上流側への逆方向に走行可
能に構成したので、像保持体表面に接触していない剥離
部材の表面部分が、像保持体からの像形成物質の剥離処
理に伴って該方向下流側に移動しても、該表面部分を次
の像保持体表面に接触させるべく該方向上流側に移動さ
せることができる。
【0014】請求項5の発明においては、上記走行手段
は、上記像保持体の先端が該剥離部材上に移動してきた
ときに上記正方向への走行を開始する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成された像保持体としての転写紙から、像
形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナーとい
う)を取り除く像保持体からの像形成物質除去装置(以
下、トナー除去装置という)に適用した実施例について
説明する。
【0016】図1は、本実施例に係るトナー除去装置の
概略構成を示す正面図である。まず、全体の概略を説明
すると、このトナー除去装置は、トナー像が形成された
転写紙10を一枚づつ分離給送する給紙部1と、給紙部
1から送られてきた転写紙10に液を供給する給液部2
と、液が供給された転写紙10からトナーを剥離して除
去するトナー剥離部3と、トナーが除去された転写紙1
0を乾燥させる乾燥部4とを備えている。
【0017】上記給紙部1は、トナー像形成面が下に向
くようにして所定のカセット11にセットされ押えロー
ラ12によって押圧された転写紙10を、図中矢印a方
向に回転する給紙ローラ13で給紙し、図中矢印b方向
に回転するフィードローラ14とセパレートローラ15
で重送紙を分離して、一枚の転写紙10のみを給液部2
の方向に送り出すものである。その具体的な構成及び動
作は電子写真複写機における給紙機構と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0018】上記給液部2は、図中矢印c方向に回転
し、転写紙10に、転写紙10表面に安定に付着してい
るトナーと該表面との付着状態を不安定状態にする不安
定化液としての処理液20を塗布する不安定化液塗布手
段としての塗布ローラ21と、塗布ローラ21及び処理
液20を収容する液容器22と、塗布ローラ21と対向
し、塗布ローラ21との対向部に進入した転写紙10を
上方から押圧する押圧ローラ23とで構成されている。
上記塗布ローラ21は、給液性材料である例えばスポン
ジ材で構成することができる。
【0019】ここで、上記処理液20としては、水、水
溶性ポリマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、
及び水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりな
る群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を
用いることができる。また、該水又は水溶液には、所定
の有機溶剤を含有させることもできる。また、上記処理
液20として、有機溶剤のみを用いることもできる。
【0020】上記水溶性ポリマーとしては、例えば、デ
ンプン質(かんしょデンプン、ばれいしょデンプン、タ
ピオカデンプン、小麦デンプン、コーンスターチ等)、
マンナン(こんにゃく等)、海藻類(ふのり、寒天、ア
ルギン酸ナトリウム等)、植物粘質物(トロロアオイ、
トラガントゴム、アラビアゴム等)、微生物による粘質
物(デキストラン、レバン等)、タンパク質(にかわ、
ゼラチン、カゼイン、コラーゲン等)の天然ポリマー
や、セルロース系(ビスコース、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等)、デンプン系(可溶性デンプ
ン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプ
ン)の半合成ポリマーや、合成ポリマー等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0021】また、上記界面活性剤としては、例えば、
陰イオン系(カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステ
ル塩、リン酸エステル塩、ホスホン酸塩等)、陽イオン
系(アミン塩、第四級アンモニウム塩、ベンザルコニウ
ム塩、塩化ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダ
ゾリニウム塩、スルホニウム塩、ポリエチレンポリアミ
ン等)、両性系(アミノ酸、カルボキシベタイン、スル
ホベタイン、アミノ硫酸エステル、アミノカルボン酸
塩、イミダゾリン誘導体等)、非イオン系(エーテル
型、エーテルエステル型、エステル型、含窒素型、多価
アルコール、アミノアルコール、ポリエチレングリコー
ル等)の通常の界面活性剤やフッ素系界面活性剤等が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0022】また、上記水又は水溶液に含有させる有機
溶剤としては、ターペンチン、ジペンテン、ブチルアセ
テート、四塩化炭素、セロソルブアセテート、キシレ
ン、トルエン、エチルアセテート、ジアセトンアルコー
ル、メチルセロソルブアセテート、ベンゼン、メチルエ
チルケトン、メチルアセテート、メチレンクロリド、エ
チレンジクロリド、シクロヘキサン、セロソルブ、ジオ
キサン、アセトン、メチルセロソルブ、シクロヘキサノ
ール、ブタノール等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0023】また、上記単独で用いる有機溶剤として
は、炭素水素系溶剤であるヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ノナン、スピィリット、ナフサN01〜6(シェル
石油社の商品名)、アイソパーE,L,K,V(エクソ
ン社の商品名)、アイピーソルベント(出光石油社の商
品名)、シェルーゾル70,71、ソルベッソ100,
150(シェルオイル社の商品名)、アスコムOMS,
460(スピリッツ社の商品名)、ベガゾール103
0,2130,3040(モービル石油社の商品名)等
が挙げられる。更に、フッ素系溶剤であるフロリナート
FC40,43,70,77(住友3M社の商品名)、
アフルードE10,16,18等や、シリコーン系溶剤
である信越シリコーンKF96(商品名)、東レシリコ
ーンSH200,344(商品名)、東芝シリコーンT
SF431(商品名)等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0024】ここで、本実施例においては、例えば、上
記給液部2より転写紙10の搬送方向上流側に、処理液
20の転写紙10への浸透を促進させる浸透度促進剤と
しての浸透促進液を転写紙10に付与する浸透促進液供
給部を設けてもよい。この場合、浸透促進液としては、
界面活性剤を含む水溶液や水溶性ポリマーと界面活性剤
とを含む水溶液を用いることができる。
【0025】トナー剥離部3は、加熱ヒータ31を内蔵
した軟化手段あるいは加熱体としての加熱ユニット32
と、シート送り出し部33から図中矢印d方向に送り出
されてシート巻き取り部34で巻き取られるように構成
され、加熱ユニット32及びアイドルローラ35で支持
された剥離部材としての剥離シート36と、剥離シート
36を介在させて加熱ユニット32に対向し、加熱ユニ
ット32に対して剥離シート36及び転写紙10を押圧
するように配設された押圧手段としての加圧ローラ37
とで構成されている。
【0026】加熱ユニット32内の加熱ヒータ31は、
上記給液部2で処理液20が供給されて転写紙10表面
との付着状態が不安定化されているトナーを加熱して軟
化させ、これにより、トナーを転写紙10の繊維から剥
がれ易くするものである。この加熱は、トナーの軟化点
以上の温度で、転写紙10と加熱ユニット32との圧接
部において転写紙10上のトナーが溶融しない程度に行
うことが望ましい。トナーが溶融してしまうと転写紙1
0上のトナーを、紙側と剥離シート36側とに分断する
ことなく、剥離シート36側へ転写させるのが、困難に
なるためである。また、加熱し過ぎると剥離シート36
との圧接部を移動中に転写紙10が乾燥し過ぎて、トナ
ーの転写紙10に対する固着力が転写紙10が濡れてい
る場合に比して強まり、転写紙10がトナーを介して剥
離シート36に貼り付いて分離できなくなる恐れがあ
る。従って、加熱部通過後の転写紙10に多少の湿り気
が残って上記トナーの再付着を防止できる程度に加熱す
ることが望ましい。
【0027】剥離シート36は、少なくとも軟化してい
る転写紙10上のトナーに対して、転写紙10と該トナ
ーとの付着力より大きい付着力を有するものからなる剥
離材で表面が構成されており、転写紙10を加圧ローラ
37との圧接部に通してトナーを転写紙10から該表面
に転移させる。
【0028】剥離シート36の材質としては、例えば少
なくとも表面が上記トナーと同一又は類似のトナー成分
樹脂や、接着剤の成分樹脂等で構成された樹脂フィルム
が使用されており、本装置においては通気性のあるフィ
ルムが使用されている。
【0029】ここで、剥離シート36の材質としては、
上記樹脂フィルムの他にも、例えば、少なくともその表
面がアルミ系、銅系、ニッケル系、鉄系等の金属材料で
構成されたものを用いることもできる。また、上記樹脂
は、水溶性のものであっても、あるいは非水溶性のもの
であってもよい。
【0030】上記トナー成分樹脂としては、ポリスチレ
ン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン−ブ
チルアクリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
【0031】また、上記接着剤の成分樹脂としては、に
かわ、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質
系接着剤、デンプン系、セルロース系、複合多糖類系
(アラビアゴム、トラガントゴム等)等の炭水化物系接
着剤、酢酸ビニルの重合体及び共重合体、アクリル系、
エチレン共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリウ
レタン等の熱可塑性接着剤、ポリクロロプレン系、ニト
リルゴム系、再生ゴム系、SBR系、天然ゴム系等のゴ
ム系接着剤、ゴム系、アクリル系等の感圧接着剤、酸化
チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート(PE
T)、等が挙げられる。
【0032】また、本実施例のように、剥離シート36
を用い、上記樹脂を用いる場合には、テンションや熱に
よる伸び防止等の観点から、支持体と表層の少なくとも
2層以上の多層構造にすることが望ましい。即ち、支持
体としての基体シート上に上記樹脂などからなる表層を
形成して剥離部材を構成することが望ましい。
【0033】上記樹脂などを支持する支持体としては、
例えば、シート、セロハンテープ、クラフト紙粘着テー
プ、ポリ塩化ビニルテープ、アセトンテープ、フィラメ
ント補強テープ等のテープ、等も用いることができる。
【0034】また、剥離シート36の厚さは、加熱ユニ
ット32による熱効率を考慮すると10μm以下が好ま
しく、本発明者らの実験においては4μmの剥離シート
36を使用したところ効率よく加熱できた。
【0035】また、本実施例においては、上記加熱ユニ
ット32に開口部(図示せず)が形成されており、更に
加圧ローラ37は発泡体で形成されている。ここで、上
記開口部は、例えば、加熱ユニット32の剥離シート3
6が接触する面に形成された穴で構成しても良いし、ま
た、加熱ユニット32の上面から下面へ連通する連通孔
で構成しても良い。以上の構成により、加熱ユニット3
2による加熱で転写紙10から蒸気が発生しても、この
蒸気は、上記フィルムに保持されて該フィルムの移動に
より転写紙10搬送方向下流側に搬送されて該下流側で
気中に発散されたり、加熱ユニット32に形成された穴
に逃がされたり、該フィルムと上記連通孔とを通して気
中に発散されたり、ニップ部で加圧ローラ37に吸収さ
れたりする。これらのことによって、後に詳述する乾燥
部4における乾燥工程での乾燥効率を向上させることが
できる。なお、特に上記加圧ローラ37の発泡孔が連泡
状になってると、上記蒸気は該発泡孔を通して気中に吐
き出されるので効果は大きい。(以下、余白)
【0036】また、上記剥離シート36の走行は、上記
シート送り出し部33及びシート巻き取り部34それぞ
れに設けられた駆動装置(図示せず)でシート送り出し
部33及びシート巻き取り部34を回転駆動させること
で行われる。転写紙10からトナーを剥離する場合、す
なわち、転写紙10を給液部2側から乾燥部4側へ移動
させる場合は、上記矢印d方向に剥離シート36が走行
するように上記シート送り出し部33及びシート巻き取
り部34を回転駆動させる。なお、この場合の剥離シー
ト36の駆動をスタートさせるタイミングは、転写紙1
0の先端部が略アイドルローラ35上に到達した時点に
設定されている。また、剥離シート36は、トナーが剥
離された転写紙10の後端が後述するガイド板41上に
移動した時点で、上記駆動装置によりシート送り出し部
33及びシート巻き取り部34が上記トナー剥離処理時
と反対方向に回転されることで、上記矢印d方向と反対
の方向に走行され、トナー剥離処理に使用されていない
未使用部分の先端部がアイドルローラ35上に戻るよう
にされる。このような動作を実現するためには、例え
ば、転写紙10の先端部を検出するための転写紙先端検
出センサーをアイドルローラ35上方に設け、また、ト
ナーが剥離された転写紙10の後端を検出するための転
写紙後端検出センサーをガイド板41上方に設け、ま
た、トナー剥離処理に使用されていない剥離シート36
の未使用部分の先端部を検出するためのシート先端検出
センサーをアイドルローラ35上方に設け、上記転写紙
先端検出センサーにより転写紙10の先端部が検出され
た時点で上記図示しない駆動装置を回転駆動させて剥離
シート36の走行を開始させ、上記転写紙後端検出セン
サーにより転写紙10の後端が検出された時点で剥離シ
ート36を逆方向に走行させ、シート先端検出センサー
により剥離シート36の未使用部分の先端部が検出され
た時点で上記駆動装置の回転駆動を停止させるようにす
れば良い。
【0037】ところで、上記加熱ユニット32の転写紙
10搬送方向下流側端部は曲率r=10以下の曲面で構
成されており、剥離シート36は該端部側においてθ≦
90°で曲げられている。この構成によれば、簡易な構
成で転写紙10を剥離シート36から良好に分離でき
る。
【0038】乾燥部4は、転写紙10を乾燥させるもの
であり、トナー剥離部3から搬送されてきた転写紙10
をガイドするガイド板41と、加熱ランプ42内蔵の例
えばアルミからなる上乾燥ローラ43と、これに下方か
ら圧接する加熱ランプ44内蔵の下乾燥ローラ45とか
ら構成されている。この下乾燥ローラ45は給液性部材
からなる表層を備えている。また、このような乾燥ロー
ラ対43,45に代え、又は加え、シート状の部材を用
いたり、熱風ファンや赤外線ランプなどを用いたりして
も良い。
【0039】以上の構成に係るトナー除去装置において
は、転写紙10が給紙部1の給紙ローラ13及びフィー
ドローラ14により給液部2に搬送されると、塗布ロー
ラ21が回転することにより、転写紙10表面に上記処
理液20を供給する。これにより、転写紙10とトナー
との間の界面部に処理液20を浸透させる。
【0040】転写紙10の先端部が略アイドルローラ3
5上に到達すると、上記図示しない駆動装置によりシー
ト送り出し部33及びシート巻き取り部34が所定方向
に回転駆動されて剥離シート36が上記矢印d方向に走
行し、この剥離シート36の走行により転写紙10は剥
離シート36上に支持されて剥離シート36と加圧ロー
ラ37との圧接部に搬送される。
【0041】そして、上記処理液20が浸透した転写紙
10が剥離シート36と加圧ローラ37との圧接部に搬
送されると、転写紙10に絡みついているトナーは、加
熱ユニット32の加熱ヒータ31により加熱され、転写
紙10から剥離されやすいように軟化した状態で、加熱
ユニット32、剥離シート36及び加圧ローラ37で加
圧されて剥離シート36により転写紙10から剥離され
る。
【0042】上記剥離シート36の走行により上記圧接
部を通過してその全面からトナーが剥離された転写紙1
0は、ガイド板41により上乾燥ローラ43と下乾燥ロ
ーラ45との圧接部に案内され、この圧接部において残
留した処理液20が下乾燥ローラ45の給液性部材から
なる表層に吸収されるとともに、加熱ランプ42,44
の加熱で乾燥される。
【0043】ところで、転写紙10を搬送し終えた剥離
シート36は、トナーが剥離された転写紙10の後端が
ガイド板41上に移動した時点で、上記駆動装置により
シート送り出し部33及びシート巻き取り部34が上記
トナー剥離処理時と反対方向に回転されることで、上記
矢印d方向と反対の方向に走行され、トナー剥離処理に
使用されていない未使用部分の先端部がアイドルローラ
35上に戻るようにされて次回の剥離処理に備えられ
る。
【0044】以上の構成に係るトナー除去装置によれ
ば、剥離シート36の一度トナー剥離処理に使用された
部分はシート巻き取り部34に巻き取られて再びトナー
剥離処理に使用されないため、剥離シート36は常に未
使用部分で転写紙10上のトナーを剥離するので、良好
なトナー剥離能力を維持できる。また、剥離シート36
表面をクリーニングするクリーニング装置を設ける必要
がないので、装置を小型化できる。また、剥離シート3
6は通気性を有しているので、加熱ユニット32による
加熱で転写紙10から蒸気が発生しても、この蒸気を容
易に発散させることができ、次の乾燥工程での乾燥効率
を向上できる。また、加圧ローラ37は発泡体で形成さ
れているので、通気性が保たれ、上記のようにして発生
した転写紙10からの蒸気をニップ部でその発泡孔に取
り込み、容易に発散させることができ、次の乾燥工程で
の乾燥効率を向上できる。また、剥離シート36は正逆
に移動可能で、トナー剥離処理を行う転写紙10の先端
部が略アイドルローラ35上に到達した時点で走行する
ように設定されているので、先行する転写紙10と後続
の転写紙10との間があいている場合でも、未使用部分
をなくすことができ、剥離シート36の無駄をなくすこ
とができる。また、剥離シート36は、転写紙10搬送
方向下流側端部側で、θ≦90°で曲げられてので、転
写紙10を剥離シート36から良好に分離できる。加熱
ユニット32の転写紙10搬送方向下流側端部を利用し
て剥離シート36を上記角度に曲げているので、転写紙
10分離用の特別な部材を必要とせず、安価な分離機構
とすることができる。
【0045】なお、本実施例においては、上記剥離シー
ト36の同一部分を、トナー剥離能力を良好に維持でき
る所定回数だけトナー剥離処理に使用するように剥離シ
ート36の移動を制御しても良い。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、剥離部材の常
に良好な剥離能力を有する部分で像形成物質の剥離を行
うことができるので、長期にわたって良好な剥離性能を
維持でき、剥離効率の向上、剥離後の像保持体の汚れ防
止を容易に図ることができる。また、使用後の剥離部材
を巻き取ることにより、使用後は容易に破棄することが
可能であり、機構が簡素化できる。
【0047】請求項2の発明によれば、軟化手段からの
熱の伝導効率の向上を図ることができる。また、上記不
安定化液が上記加熱により蒸気となっても、この蒸気を
剥離部材を通して発散させることができるので、像形成
物質剥離後の像保持体を乾燥させるような構成の場合、
乾燥工程での効率向上を図ることができる。
【0048】請求項3の発明によれば、上記不安定化液
が上記加熱により蒸気となっても、この蒸気を押圧手段
を通して発散させることができるので、像形成物質剥離
後の像保持体を乾燥させるような構成の場合、乾燥工程
での効率向上を図ることができる。
【0049】請求項4,5の発明によれば、像保持体表
面に接触していない剥離部材の表面部分を次の像保持体
表面に接触させるべく該方向上流側に走行させることが
でき、剥離部材は、上記像保持体の先端が該剥離部材上
に移動してきたときのみ上記正方向への走行を開始する
ので、剥離部材全面を剥離処理に使用することが可能と
なり、剥離部材の使用効率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電子写真複写機の概略構成を示す
正面図。
【符号の説明】
1 給紙部 2 給液部 3 トナー剥離部 4 乾燥部 10 転写紙 20 処理液 21 塗布ローラ 22 液容器 23 押圧ローラ 31 加熱ヒータ 32 加熱ユニット 33 シート送り出し部 34 シート巻き取り部 35 アイドルローラ 36 剥離シート 37 加圧ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に像形成物質が安定に付着している像
    保持体から、該像形成物質を取り除く像保持体からの像
    形成物質除去装置において、 該像形成物質に対して、該表面と該像形成物質との付着
    力より大きい付着力を有するシート状剥離部材と、該剥
    離部材の表面が該像保持体上の像形成物質に接触した後
    に、該像保持体から離間するように走行させる巻き取り
    方式のシート材走行手段とを設けたことを特徴とする像
    保持体からの像形成物質除去装置。
  2. 【請求項2】上記表面と像形成物質との間の安定な付着
    状態を不安定状態とする不安定化液を該表面に塗布する
    不安定化液塗布手段と、上記表面より像形成物質を除去
    する際、上記像形成物質を加熱して軟化させる軟化手段
    を設け、上記剥離部材を厚み10μm以下で、通気性を
    有する部材で構成したことを特徴とする請求項1の像保
    持体からの像形成物質除去装置。
  3. 【請求項3】上記表面と像形成物質との間の安定な付着
    状態を不安定状態とする不安定化液を該表面に塗布する
    不安定化液塗布手段と、上記表面より像形成物質を除去
    する際、上記像形成物質を加熱して軟化させる加熱体
    と、発泡体からなる部材を用いて、該加熱体に接触した
    上記剥離部材と該像保持体とを密着させる押圧手段とを
    設けたことを特徴とする請求項1の像保持体からの像形
    成物質除去装置。
  4. 【請求項4】上記走行手段を、上記像保持体の搬送方向
    上流側から下流側への正方向及び該搬送方向下流側から
    上流側への逆方向に走行可能に構成したことを特徴とす
    る請求項1,2又は3の像保持体からの像形成物質除去
    装置。
  5. 【請求項5】上記走行手段を、上記像保持体の先端が該
    剥離部材上に移動してきたときに上記正方向への走行を
    開始するように構成したことを特徴とする請求項4の像
    保持体からの像形成物質除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011186505A (ja) * 2011-06-30 2011-09-22 Ricoh Co Ltd 被記録材の画像形成物質除去装置

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