JPH07158715A - ボールねじのボール溝形状 - Google Patents

ボールねじのボール溝形状

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボールねじのねじ軸におけるボール溝形状を改
良することにより、高速運転時でも上記ボール溝の損傷
が発生しないボール溝形状を提供する。 【構成】ねじ軸1の外径部4とボール溝1aのほぼ半円
形のボール転動部5との間を円弧部11で連結するとと
もに、その円弧部11の曲率半径Rをボール7の半径の
1/2以上で2倍以下とし、少なくともボール転動部5
とは滑らかな曲線で連続的につなげた。なお、ねじ軸1
の外径をねじ軸1の外径に設けたボール溝1aに嵌合す
るボール7の中心円径と等しいかまたはこれより僅かに
小さく、その差をボール7の直径の10%以下とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールねじのボール溝
形状の改良に係り、特にボールねじの耐久性を向上させ
ることが可能なボールねじ軸のボール溝形状に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボールねじのねじ軸のボール溝の
溝直角断面形状としては、例えば図5に示すようなもの
がある。これは、図6に示すような、ねじ軸1に多数の
ボールを介して螺合したナット2にボール循環チューブ
3を設けたいわゆるチューブ式ボールねじにおいて、ね
じ軸1のボール溝1aの溝直角断面形状を拡大して表し
たものであり、ねじ軸1に螺旋状に形成してあるボール
溝1aは、ねじ軸の円筒状の外径部であるランド部4と
半径rの円弧形状を有するボール転動部5との間(すな
わちランド肩口部)が直線状傾斜面からなる面取部6で
連結されている。
【0003】一般にボールねじの軸方向荷重に対する剛
性を高めて位置精度を確保するためボールねじに予圧を
与える。その手段として、例えば図7に示すようなもの
がある(米国特許第4177690)。これは、ねじ軸
1のボール溝1aに対してナット2のボール溝2aのリ
ードを僅かにシフトさせている。ボール7はこのシフト
した両溝1a,2a内を転動した後、ボール循環チュー
ブ3の掬い上げ端部3aに掬いあげられてボール循環チ
ューブ3内に移り、再び両溝1a,2a内に戻される。
前記従来例では、その際、前記の面取部6が両溝1a,
2a内で予圧されているボール7を僅かに軸方向に逃が
して上方への移動を助けることにより、ボール循環チュ
ーブの掬い上げ端部3aにおけるボール7の詰まりを防
止すると共にボールがボール循環チューブ3内から再び
両溝1a,2a内に戻される時のひっかかりを防止して
いる。この従来の例では、面取部6は、図5に示す角度
αが30°〜60°の直線面取りとするのが良く、理想
的には45°〜50°に規制されていた。これにより、
ねじ軸のボール溝1aの面取部6と円弧形状のボール転
動部5との交点P1は突起状になっている。
【0004】また、このような直線状の面取部6の代わ
りに、図8に示すように、円弧状面取部8としたものが
知られている。この円弧状面取部8は、図9に示すよう
な循環こま9を有するいわゆるこま(駒)循環式ボール
ねじに主として採用されている。このものは、ねじ軸1
の円筒状の外径部(ランド部)4と半径rの円弧形状を
有するボール転動部5との間を曲率半径Rの円弧状面取
部8で連結したもので、両部4,5と面取部8とを各々
ほぼ連続的に連結するためにその円弧の曲率半径Rの大
きさはボール7の半径rの40%以下と小さくしてあ
る。また、この場合のねじ軸のボール溝1aの円弧状面
取部8と円弧形状のボール転動部5との交点P1も、図
5に比べるとより鈍角ではあるが、やはり突起状になっ
ている。
【0005】なお、図5のY1 /2及び図8のY2 /2
は、いずれもねじ軸1の外径とボール溝1a内のボール
7の中心Oを通るボール中心円の径との差の1/2を表
し、従来のボール溝形状のものの場合は、Y1 ,Y2
もボール7の直径の10%以上と比較的大きく設定され
ている。また、θは、ボール転動部5と直線状の面取部
6との交点P1またはボール転動部5と円弧状面取部8
との交点P1の位置を示す角度であり、一般的には65
〜70°程度とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ボールねじが作動する
と、ボール7は、ねじ軸のボール溝1aとこれに対向す
るナットのボール溝2aとからなる螺旋状の負荷ボール
転動路内を転動し、ボール循環チューブ3や循環こま9
などのボール循環部に掬いあげられて前記負荷ボール転
動路を跨いで乗り越え、再び負荷ボール転動路に送りこ
まれる循環を繰り返す。その際のボール循環運動の軌跡
にはある範囲でのバラツキが存在する。その軌跡のバラ
ツキは、ボールねじの加工・組立誤差や作動速度その他
の使用条件の違いにより必然的に存在するものであっ
て、避けられないものである。
【0007】このボール循環運動の軌跡のバラツキのた
め、ボール循環部内のボール7は、図5または図8のP
1点の近傍に衝突した後に負荷ボール転動路に送りこま
れることが多い。しかしながら、図5,図8に示したよ
うな従来のボールねじのねじ軸のボール溝形状にあって
は、P1点が突起状であるため(また、図8の場合は面
取部8が円弧状ではあってもその曲率半径が小さいこと
もあって)、これらの点もしくはその近傍にボール7が
衝突した場合の応力が大きい。特に、最近のボールねじ
では運転の高速化に伴って衝撃力が増大し、ボールねじ
軸のランド肩口であるP1点近傍の損傷が生じて、要求
を寿命を満足できるボールねじを提供する上で一つの問
題となっていた。
【0008】そこで本発明は、上記従来の問題点に着目
してなされたものであり、ボールねじのねじ軸における
ボール溝形状を改良することにより、高速運転時でも上
記ボール溝の損傷が発生せず要求寿命を満足できるボー
ルねじを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、ボールねじのねじ軸のボール溝の溝直角断面形
状において、前記ねじ軸の外径部と前記ボール溝のほぼ
半円形のボール転動部との間を円弧部で連結するととも
に、該円弧部の曲率半径を前記ボール溝を転動するボー
ルの半径の1/2以上で2倍以下とし、少なくとも前記
円弧部と前記ボール転動部とは滑らかな曲線で連続的に
つなげたことを特徴とするものである。
【0010】ここで、前記ねじ軸の外径を該ねじ軸の外
径に設けたボール溝に嵌合するボールの中心円径と等し
いかまたはこれより僅かに小さく、その差を前記ボール
の直径の10%以下とすることができる。
【0011】
【作用】ボールねじのねじ軸のランド肩口を円弧状にし
てその曲率半径をボールの半径の1/2〜2倍と大きく
とりボール転動部の円弧面に連続して滑らかに接続する
ことにより、従来のP1点のような突起状の接続にはな
らない。これにより、ボールの衝突の衝撃力が作用して
も応力集中が緩和されるから、高速運転してもランド肩
口の損傷が生じない。
【0012】また、ねじ軸の外径を、該ねじ軸の外径に
設けたボール溝に嵌合するボールの中心円径と等しいか
またはこれより僅かに小さく、その差をボールの直径の
10%以下とすることによって、円弧部の曲率半径を大
きくしても円弧部とランド部との交点P2へのボールの
衝突を防ぐことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。この実施例は、ねじ軸径40mm,リード25m
m,ボール径 7.1438 mmのチューブ式ボールねじに対
して適用したものである。図1は、そのねじ軸1のボー
ル溝1aの溝直角断面形状を表している。ねじ軸1の外
径部(ランド部)4とボール溝1aのほぼ半円形のボー
ル転動部5との間を円弧状に面取りした円弧部11で連
結している。その円弧部11の曲率半径Rは、この実施
例ではボール7の半径r=3.57mmとほぼ等しくしてあ
り、ボール転動部5の曲線とP点において滑らかに連続
してつながれている。なお、ボール転動部5の溝底部に
は、研削加工時の逃げ部12が形成してある。
【0014】円弧部11の上部は、ねじ軸1の外径をな
すランド部4に連結して突起状の交点であるP2点を形
成している。また、この実施例では、ねじ軸1のボール
溝1a内にあるボール7の中心Oを通るボール中心円径
と、ねじ軸1の外径との差であるYの大きさは、ボール
7の直径の10%より小さくしてある。ボール衝突の衝
撃による応力集中を低減するには、円弧部11の曲率半
径Rはできるだけ大きく取ることが望ましい。が、反面
で曲率半径Rが大きくなる程、円弧部11とランド部4
との交点P2の位置が溝中心に近づくとともにその形状
が鋭い突起状になってくる。そして、曲率半径Rが限度
を越えて過大になると、P2点近傍へのボール衝突の機
会がますと同時に衝突時の応力集中も増大して、ランド
部肩口の損傷の危険性が増す。そこで、円弧部11の曲
率半径Rの大きさに上限を設けてその危険性を回避する
必要がある。
【0015】本発明者は、ボール7がボールねじのボー
ル循環チューブ内を通過してねじ軸1のボール溝1aに
向かって送りこまれる時の、ボール7がボール溝1aの
面と最初に衝突する位置をプロットし、得られる線図を
解析して、円弧部11の曲率半径Rの上限を規定するこ
ととした。図2ないし図4は、上記ボール衝突位置を連
続的にプロットした結果を図1の上から矢符号Aのよう
に見下ろした場合の線図である。各図において、最も上
にある点E1 の高さにボール中心位置がきたとき、ボー
ルはE1 の真下に示した点E2 でボール溝1aの面と衝
突することを示している。
【0016】図2は、ボールがボール溝1aに送りこま
れる軌跡が理想的でかつバラツキがないと仮定した場合
である。この場合には、ボールが円弧部11の曲率半径
Rの大きさには無関係にボール転動部5にのみ衝突す
る。したがって円弧部11の曲率半径Rの上限は問題に
ならない。しかし実際の場合は、ボールねじの加工・組
立誤差や運転速度等の使用条件により、ボールの軌跡は
ある範囲で必然的にバラツキが出る。図3,図4は、ボ
ールねじの寸法精度や実験結果から推定されるボール軌
跡の偏りを考慮したときの解析結果を示したものであ
る。
【0017】図3は、図1に示す本実施例のボール溝形
状の場合で、ボールがボール溝1aの面と衝突するE2
点は円弧部11内にある。その円弧部11の曲率半径R
はボール半径とほぼ等しい大きさに形成されているた
め、そこから損傷が発生する可能性は極めて小さい。更
に円弧部11の曲率半径Rを大きくすると、ボール衝突
位置は円弧部11とねじ軸外径部(ランド部)4との突
起状の境界線Lに近づく。そして曲率半径Rが所定値を
越えると、その境界線Lにボールが衝突してランド肩口
損傷を招く危険が生じる。本発明者は、上記の解析を、
円弧部11の曲率半径Rを種々変えたものについて行
い、その結果に基づいてボールが円弧部11とランド部
4との境界線Lに衝突しないような円弧部11の曲率半
径Rの上限値を求めることができた。その値はボールの
半径の2倍以下とすれば良い。
【0018】一方、円弧部11の曲率半径Rがボールの
半径の1/2未満の場合は、その円弧部11にボール衝
突による損傷が発生することが認められた。図4は、図
5に示した従来のボール溝形状の場合(ランド肩口部が
傾斜面からなる面取部6で連結されているもの)を参考
に示したものである。この場合、ボールがボール溝1a
の面と衝突するE2 点が、ボール転動部5と面取部6と
の境界線上にあり、その境界線は突起状になっているた
め、そこから損傷が発生することが認められた。
【0019】また、ねじ軸1のYの大きさ(ボール溝1
a内にあるボール7の中心Oを通るボール中心円径と、
ねじ軸1の外径との差となる)を、0またはボール直径
の10%未満と小さくする、すなわちねじ軸1の外径を
ボール中心円径に対して相対的に大きくするボール溝形
状にあっては、円弧部11の曲率半径Rをより大きくと
っても円弧部11とランド部4との境界線L上へのボー
ル衝突を防ぐことができるから、衝突時の応力集中をさ
らに緩和することが可能である。
【0020】なお、上記実施例は、チューブ循環式ボー
ルねじの場合を説明したが、その他のこま循環方式のボ
ールねじにたいしても、同様に本発明を適用することが
できる。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ボールねじのねじ軸のボール溝の溝直角断面形状に
おいて、ねじ軸の外径部とボール溝のほぼ半円形のボー
ル転動部との間を円弧部で連結するとともに、その円弧
部の曲率半径を前記ボール溝を転動するボールの半径の
1/2以上2倍以下とし、少なくともボール転動部とは
滑らかな曲線で連続的につなげたものとした。これによ
り、上記円弧部近傍にボールの衝突の衝撃力が作用して
も応力集中が緩和されて、高速運転でもねじ軸のランド
肩口の損傷が防止でき、また、ねじ軸の外径を該ねじ軸
の外径に設けたボール溝に嵌合するボールの中心円径と
等しいかまたはこれより僅かに小さく、その差を前記ボ
ールの直径の10%以下としたものにあっては、円弧部
の曲率半径を大きくしても円弧部とランド部との交点へ
のボールの衝突を防ぐことができるため、ボールねじの
長寿命化が達成できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のねじ軸のボール溝の直角断
面図である。
【図2】図1のA矢視で示すボール溝へのボール衝突位
置の連続プロット図で、ボール運動軌跡が理想的な場合
である。
【図3】同じく図1のボール溝へのボール衝突位置の連
続プロット図で、ボール運動軌跡が現実的な場合であ
る。
【図4】従来のボールねじにおけるボール溝へのボール
衝突位置の連続プロット図で、ボール運動軌跡が現実的
な場合である。
【図5】従来のねじ軸のボール溝の直角断面図である。
【図6】チューブ式ボールねじの外形平面図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】従来の他のねじ軸のボール溝の直角断面図であ
る。
【図9】こま循環式ボールねじの外形平面図である。
【符号の説明】
1 ねじ軸 1a ボール溝 4 外径部(ランド部) 5 ボール転動部 7 ボール 11 円弧部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールねじのねじ軸のボール溝の溝直角
    断面形状において、前記ねじ軸の外径部と前記ボール溝
    のほぼ半円形のボール転動部との間を円弧部で連結する
    とともに、該円弧部の曲率半径を前記ボール溝を転動す
    るボールの半径の1/2以上で2倍以下とし、少なくと
    も前記円弧部と前記ボール転動部とは滑らかな曲線で連
    続的につなげたことを特徴とするボールねじのボール溝
    形状。
  2. 【請求項2】 前記ねじ軸の外径を該ねじ軸の外径に設
    けたボール溝に嵌合するボールの中心円径と等しいかま
    たはこれより僅かに小さく、その差を前記ボールの直径
    の10%以下とした請求項1記載のボールねじのボール
    溝形状。
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