JPH07150625A - コンクリート構造の槽の内壁面の補修構造と補修方法 - Google Patents

コンクリート構造の槽の内壁面の補修構造と補修方法

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JPH07150625A
JPH07150625A JP5300539A JP30053993A JPH07150625A JP H07150625 A JPH07150625 A JP H07150625A JP 5300539 A JP5300539 A JP 5300539A JP 30053993 A JP30053993 A JP 30053993A JP H07150625 A JPH07150625 A JP H07150625A
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wall surface
lining plate
plate
tank
lining
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繁治 田口
Hiroshi Seto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下水道施設等の汚水等により腐食し損傷した
槽のコンクリート内壁面を容易に補修しライニング板に
て被覆させ確実に腐食などの再発を防ぐ。 【構成】 先端に膨出部3aを有する多数のリブ片3が
槽Tのコンクリート内壁面Wと対向する一方の面2aに
互いに平行となって一体に形成された硬質プラスチック
製のライニング板2と、両側縁に差込溝7が形成され、
ライニング板2の上下縁部が差し込まれるとともに、ラ
イニング板2同士を接続する接続板6と、内壁面Wに所
定間隔毎に複数植設されるアンカーボルト12と、この
アンカーボルト12に装着されライニング板2を内壁面
Wから所定距離あけて支持させる支持駒13とで構成さ
れる支持部材10と、支持部材10によって形成される
内壁面Wとライニング板2との間隙に充填されるモルタ
ル等の充填材14と、を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水道施設などのコン
クリート構造の槽の内壁面をライニング板にて被覆させ
る補修構造と補修方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下水道施設などの汚水処理槽や浄化槽な
どの槽は、一般にコンクリートで造られている。そし
て、これらの槽は、槽内の汚水などより発生するガス等
が漏れ出ないように密閉構造となっている。ところが、
汚水や下水汚泥中の細菌による化学変化により、槽内壁
面のコンクリートは腐食を起こし、損傷してしまうとい
う不具合が発生する。そのため、槽内壁面の再形成のた
めに、この槽内壁面にプラスチック製のライニング板を
展張する補修工事を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のライニング板を展張させた補修構造では、略短
冊形状の板を多数使用し、これらを縁部分で接着などに
よって接合し内壁前面を被覆するが、各板の接合部分
や、槽内の梁などによる出隅や入隅部分などの接合部分
は間隙を有する目地部分となるため、この目地部分を覆
うために樹脂などの充填材などにて塞がなければなら
ず、その作業は煩雑であり、施工時間を要するという欠
点があった。
【0004】また、コンクリート内壁面にライニング板
を展張させる際に、コンクリート内壁面に予め打ち込ま
れるアンカーボルトにこのライニング板を仮固定させる
が、ライニング板と内壁面との間隔は、このアンカーボ
ルトに螺着されるナットによって設定されるため、各ア
ンカーボルトに螺着されるナットの位置が一定でないと
ライニング板による被覆状態が平滑にならない場合があ
り、上述した目地部分の処理などに手間がかかるという
欠点がある。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、下水道施設などの汚水等により腐食し損傷した槽
のコンクリート内壁面を容易に補修しライニング板にて
被覆させる方法を提供するとともに、確実に腐食などの
再発を防ぐことのできるコンクリート構造の槽の内壁面
の補修構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明のコンクリート構造の槽の内壁面の補
修構造1は、先端に膨出部3aを有する多数のリブ片3
がコンクリート構造の槽Tの内壁面Wと対向する一方の
面2aに互いに平行となって一体に形成されたプラスチ
ック製のライニング板2と、少なくとも対向する両側縁
に差込溝7が形成され、前記ライニング板2の縁部が差
し込まれるとともに、前記ライニング板2同士を接続す
る接続板6と、前記内壁面Wに所定間隔毎に複数植設さ
れるアンカーボルト12と、該アンカーボルト12に装
着され前記ライニング板2を内壁面Wから所定距離あけ
て支持する支持駒13とで構成される支持部材10と、
該支持部材10によって形成される前記内壁面Wとライ
ニング板2との間隙に充填される充填材14と、を具備
したことを特徴としている。
【0007】なお、前記ライニング板2は有色又は透明
な樹脂で成形されていてもよく、また前記接続板6の前
記内壁面Wと対向する一方の面6aに、先端に膨出部8
aを有するリブ片8が一体に形成されていてもよく、さ
らに、前記接続板6は、平板状の平面接続板6Aと中央
部分が所定角度に折曲形成されている隅部接続板6Bと
で構成されてもよい。また、前記接続板6の差込溝7の
前記内壁面Wと対向する一方の面6a側の縁端部には、
該縁端部に連続して受片9が一体に延出形成されていて
もよい。
【0008】また、この発明のコンクリート構造の槽の
内壁面Wの補修方法は、コンクリート構造の槽Tの内壁
面Wに支持部材10を所定間隔毎に多数植設し、先端に
膨出部3aを有する多数のリブ片3が一方の面2aに互
いに平行となって一体に形成されたプラスチック製のラ
イニング板2を、前記内壁面Wに前記リブ片3を対向さ
せ該内壁面Wの下部側に展張して前記支持部材10に仮
固定し、該支持部材10による前記内壁面Wとライニン
グ板2との間隙に該ライニング板2の上縁側から充填材
14を充填し前記リブ片3を埋没させた後、前記ライニ
ング板2の上縁に接続板6を差し込むとともに、該接続
板6にさらにライニング板2を接続して、前記内壁面W
の上部側に前記リブ片3を対向させて展張させ前記支持
部材10に仮固定した後、該支持部材10による前記内
壁面Wとライニング板2との間隙に充填材14を充填し
前記リブ片3を埋没させ、順次接続板6の差し込み及び
ライニング板2の接続を行いつつ充填材14の充填を繰
り返して、前記内壁全面を前記ライニング板2にて被覆
させるとともに、前記充填材14を硬化させることで前
記コンクリート内壁面Wを補修することを特徴としてい
る。
【0009】さらに、この補修方法は、コンクリート構
造の槽Tの内壁面Wに支持部材10を所定間隔毎に多数
植設し、先端に膨出部3aを有する多数のリブ片3が一
方の面2aに互いに平行となって一体に形成されたプラ
スチック製のライニング板2の上縁に接続板6を差し込
み取り付けた後、該ライニング板2を前記内壁面Wに前
記リブ片3を対向させ該内壁面Wの下部側に展張して前
記支持部材10に仮固定し、該支持部材10による前記
内壁面Wとライニング板2との間隙に該ライニング板2
の上縁側から充填材14を充填し前記リブ片3を埋没さ
せた後、前記接続板6にさらにリブ片3を有したライニ
ング板2を接続して、前記内壁面Wの上部側に前記リブ
片3を対向させて展張させ前記支持部材10に仮固定し
た後、該支持部材10による前記内壁面Wとライニング
板2との間隙に充填材14を充填し前記リブ片3を埋没
させ、順次接続板6の差し込み及びライニング板2の接
続を行いつつ充填材14の充填を繰り返して、前記槽T
の内壁全面を前記ライニング板2にて被覆させるととも
に、前記充填材14を硬化させることで前記コンクリー
ト内壁面Wを補修することを特徴としてもよい。
【0010】
【作用】まず、コンクリート構造の槽Tの内壁面Wに
は、支持部材10を構成するアンカーボルト12が所定
間隔毎に多数植設され、これらアンカーボルト12に支
持駒13が装着される。次に、これら支持部材10に、
先端に膨出部3aを有する多数のリブ片3が一方の面2
aに互いに平行となって一体に形成されたプラスチック
製のライニング板2を仮固定させるように、前記内壁面
Wに前記リブ片3を対向させてこの内壁面Wの下部側に
展張する。そして、支持部材10によって形成される前
記内壁面Wとライニング板2との間隙にライニング板2
の上縁側から充填材14を充填し前記リブ片3を埋没さ
せる。
【0011】次に、前記ライニング板2の上縁には、接
続板6が差し込まれ、この接続板6にさらにライニング
板2を接続して前記内壁面Wの上部側に前記リブ片3を
対向させてこのライニング板2を展張し、前記支持部材
10に仮固定させる。その後、この支持部材10によっ
て形成される前記内壁面Wとライニング板2との間隙に
充填材14を充填し前記リブ片3を埋没させる。
【0012】そして、順次接続板6の差し込み及びライ
ニング板2の接続を行いつつ充填材14の充填を繰り返
して、前記コンクリート内壁全面を前記ライニング板2
にて被覆させるとともに、前記充填材14を硬化させる
ことで前記内壁面Wを補修が完了する。
【0013】なお、上述した施工手順において、ライニ
ング板2の展張の以前に接続板6を予めライニング板2
の上縁に差し込み取り付けた後に、コンクリート内壁面
Wへ展張を行う手順としてもよい。
【0014】また、中央部分が折曲形成されている隅部
接続板6Bを用いて、槽Tのコンクリート内壁面Wにあ
る梁などの凹凸部分に対応させる。
【0015】
【実施例】図1は本発明による槽のコンクリート内壁面
の補修構造の一実施例を示す概略側断面図である。この
発明の補修構造1は、ライニング板2と、接続板6と、
支持部材10と、充填材14と、で構成されている。
【0016】まず、ライニング板2は、塩化ビニル樹脂
などの硬質なプラスチックにより例えば300mm×1
960mmの略短冊状に形成され、図2に示すように、
一方の面2aに互いに平行な多数のリブ片3が一体に形
成されている。各リブ片3の形成方向は、板面の長手方
向に沿って形成され、各リブ片3の先端は、断面略楕円
形状の膨出部3aが形成されている。
【0017】また、このライニング板2の左右縁となる
両端縁は、図2に示すように、リブ片3が形成されてい
る方向と同方向に折曲形成され、その外側面に先端が鉤
形状に形成された接続片4が他方の面側2bに延出形成
されている。そして、このライニング板2は、図3に示
すように両端縁の接続片4によって他のライニング板2
と接続される。
【0018】接続には、図3に示すような奥広がりの溝
を有するとともに内部にシール材5aが装着された断面
略コ字形状のジョイント部材5に接続片4を嵌挿するこ
とで、ライニング板2を幅方向に接続し、所望の幅のラ
イニング板2を得るようになっている。このジョイント
部材5によれば、ライニング板2の表面となる面側から
接続が行えるようになっている。
【0019】なお、このライニング板2の左右縁となる
両端縁の形状は、図4に示すように、リブ片3が形成さ
れている方向と同方向に折曲形成し、その先端を鉤形状
に形成させた接続片4’としてもよい。この接続片4’
の場合では、図5に示すように、奥広がりの溝を有する
とともに内部にシール材5a’が装着された断面略コ字
状のジョイント部材5’を用い、このジョイント部材
5’に接続する各ライニング板2のそれぞれの接続片
4’を嵌入させることでライニング板2同士を幅方向に
接続させる。
【0020】次に、接続板6は、前記ライニング板2と
同様に塩化ビニル樹脂などのプラスチックより形成され
ており、平面接続板6Aと、隅部接続板6Bとで構成さ
れている。平面接続板6Aは、平板状に形成され、図6
に示すように、略帯状に形成されている。この平面接続
板6Aは、長手方向の両側縁に断面略コ字状に形成され
た差込溝7がそれぞれ形成されている。この差込溝7
は、溝内に段部が形成され、その溝幅が、前記ライニン
グ板2の厚さとほぼ同等若しくはやや小さく設定されて
いる。
【0021】また、この平面接続板6Aのコンクリート
内壁面Wと対向する一方の面6Aaには前記ライニング
板2と同様の先端に膨出部8aを有するリブ片8が一体
に形成されている。このリブ片8は、平面接続板6Aの
長手方向に沿って形成される。
【0022】隅部接続板6Bは、図7に示すように、幅
方向の中央部分の2か所をそれぞれ45°折曲形成し、
両差込溝7の方向を90°に設定した断面形状とされ、
この断面形状が連続した略帯状に形成されているこの折
曲方向は、リブ片8が形成される一方の面6Ba側とし
た場合では、出隅部接続板6B1とされ、リブ片8が形
成されていない他方の面6Bb側に折曲形成した場合で
は、入隅部接続板6B2とされる。なお、これら出隅
部,入隅部接続板は、リブ片8が形成されていなけれ
ば、出隅,入隅兼用の接続板となる。
【0023】なお、これら接続板6A,6Bは、図1及
び図7に示すように、コンクリート内壁面Wと対向する
一方の面側6Aa,6Baの両差込溝7または一方の差
込溝の縁端部に連続して、受片9が一体に延出形成され
ている形状としてもよい。
【0024】次に、支持部材10は、埋込ナット11
と、アンカーボルト12と、支持駒13と、で構成され
ている。埋込ナット11は、槽Tのコンクリート内壁面
Wに所定間隔毎に打ち込まれ、埋設される。アンカーボ
ルト12は、全長にわたってネジ溝が形成されており、
埋込ナット11に螺着され、コンクリート内壁面Wに対
し略垂直に延出するように固定される。また、支持駒1
3は、両端にフランジ部13aが形成された略円筒形状
に形成され、中央を貫通する孔は雌ネジが形成されてい
る。そして、アンカーボルトに螺着され、一端のフラン
ジ部13aがコンクリート内壁面Wに当接する。なお、
この支持駒13の長さは、後述する充填材14の厚さと
なる長さに設定される。
【0025】また、充填材14は、槽Tの内壁面Wであ
るコンクリートとの接着性が良好なモルタルやセメント
ミルクなど低粘度のものを用いる。
【0026】次に、上記構成による補修構造1の補修方
法、すなわちコンクリート構造の槽Tの内壁面Wの補修
の施工手順を説明する。
【0027】まず、槽Tのコンクリート内壁表面を削
り、腐食した部分などを取り除き、略平坦に成形させ
る。
【0028】次に、このコンクリート内壁面Wに、支持
部材10の埋込ナット11を打ち込み、埋設させる。こ
の埋込ナット11は、互いが略等間隔、例えば縦横30
0mm毎などとなるように連続して多数個を内壁面Wに
埋設する。
【0029】次に、この埋込ナット11にはアンカーボ
ルト12が螺着され、このアンカーボルト12をコンク
リート内壁面Wに対して略垂直に植設させる。そして、
アンカーボルト12には、支持駒13が螺着される。な
お、この支持駒13は、アンカーボルト12を埋込ナッ
ト11に螺着させる以前に、予めこのアンカーボルト1
2に螺着させてもよい。
【0030】支持駒13は、一端のフランジ部13aが
コンクリート内壁面Wに当接するように取り付けられ
る。
【0031】次に、ライニング板2は、ジョイント部材
5にて、端縁の接続片4によって他のライニング板2と
幅方向に接続し、所望の幅長、すなわち槽Tの内壁面W
の略幅長に形成させる。
【0032】そして、ライニング板2には、前記支持部
材10の位置に対応した箇所に貫通孔2cが穿設され
る。
【0033】次に、接続されたライニング板2を各リブ
片8が垂直方向となるようにコンクリート内壁面Wの下
部側から展張させる。展張の際は、ライニング板2に穿
設された貫通孔2cに支持部材10のアンカーボルト1
2を貫通させ、支持部材10の各支持駒13に当接させ
るように展張する。
【0034】次に、図8に示すように、このライニング
板2の表面側である他方の面2b側に、支持材20を適
宜配設し、仮固定部材21をアンカーボルト12に螺着
させて、この支持材20にてライニング板2を仮固定さ
せる。
【0035】次に、支持部材10の支持駒13によるコ
ンクリート内壁面Wとライニング板2との間隙に、ライ
ニング板2の上縁側からモルタルなどの充填材14を注
入して充填させる。この注入時では、ライニング板2に
形成されているリブ片8によって充填材14がこのリブ
片8に沿い、流入しやすくなっており、空隙部分のない
充填が行われる。充填された状態ではライニング板2の
リブ片8が全て埋没される。
【0036】次に、ライニング板2の上縁に接続板の平
面接続板6Aを取り付ける。取り付けの際、平面接続板
6Aはリブ片8が形成されている面6Aaをコンクリー
ト内壁面W側とし、この接続板6Aの差込溝7内にライ
ニング板2の上縁を差し込むことで行う。
【0037】次に、前述したライニング板2と同様に幅
方向にジョイント部材5にて接続し、支持部材10の位
置に対応した箇所に貫通孔2cを穿設させたライニング
板2を、平面接続板6Aに接続させるとともに、コンク
リート内壁面Wの上部側に展張させる。このライニング
板2の展張では、ライニング板2の下縁を平面接続板6
Aの差込溝7内に差し込んで接続させるとともに、前述
した下部側のライニング板2の展張と同様に、ライニン
グ板2に穿設された貫通孔2cに支持部材10のアンカ
ーボルト12を貫通させ、各支持駒13に当接させるよ
うに展張する。
【0038】次に、前述した下部側ライニング板2と同
様に、図8に示すように、このライニング板2の表面側
である他方の面2b側に、支持材20を適宜配設し、仮
固定部材21をアンカーボルト12に螺着させて、この
支持材20にてライニング板2を仮固定させる。
【0039】次に、支持部材10の支持駒13によるコ
ンクリート内壁面Wとライニング板2との間隙に、ライ
ニング板2の上縁側からモルタルなどの充填材14を注
入して充填させる。この注入により、ライニング板2に
形成されているリブ片8によって充填材がスムーズに流
入するとともに、前記下部側に充填された充填材14に
連続して充填形成される。なお、充填材14が充填され
た状態ではライニング板2のリブ片8が全て埋没され
る。
【0040】そして、上記の手順を槽Tの他の内壁面W
に順次施し、図9に示すように、この槽Tのコンクリー
ト内壁面Wの全面をライニング板2にて被覆させるとと
もに、このライニング板2と内壁面Wとの間隙に充填材
14を充填させ、充填材14を硬化させる。
【0041】なお、槽T内の四隅部分や天井面に形成さ
れている梁部分などは、ライニング板2を図10に示す
ように加熱によって屈曲変形させ対応させるか、また、
入隅部,出隅部の接続板6Bを用い、図7に示すよう
に、各ライニング板2を接続させる。また、各接続板6
が交差する箇所や、各ライニング板2同士を接続するジ
ョイント部材5と接続板6とが交差する箇所では、接続
板6の一部を切除し、互いが噛み合うように接続させ
る。さらに、ライニング板2をジョイント部材5にて接
続して内壁幅と同等に形成させる際に、個々のライニン
グ板2の幅長の倍数では不足する場合、すなわち、複数
のライニング板を接続しても幅方向の長さが内壁幅に達
しない場合は、図11に示すような調整板15を接続板
6にて接続し、調整を行う。なお、この場合、接合部分
に帯状のシール材16を貼着し被覆させる。
【0042】そして、充填材14が硬化した後、支持部
材10のアンカーボルト12に螺着された仮固定部材2
1を取り外し、ライニング板2を支持する支持材20を
取り除いて、ライニング板2の表面(他方の面2b)よ
り突出している各アンカーボルト12を切断する。
【0043】切断されたアンカーボルト12には、雌ね
じ部17aが裏面中央に形成され、表面が球面状に形成
されたキャップ17が螺着され、このアンカーボルト1
2の切断端面を覆い隠し、補修工事が完了する。なお、
このキャップ17は接着固定が好ましい。
【0044】なお、上述した本実施例では、接続板6の
形状を帯状に形成した例について述べたが、この接続板
6は帯状に限定されることはない。また、この接続板6
は、長手方向の両側縁に断面略コ字状に形成された差込
溝7がそれぞれ形成されているが、長手方向両端の側縁
に差込溝を形成してもよい。
【0045】さらに、上記実施例での施工手順では、ラ
イニング板2を展張し充填材14を充填した後に、この
ライニング板2の上縁に接続板6(6A)を差し込み接
続する例について述べたが、ライニング板2を展張する
以前に、予め接続板6を上縁に取り付けて、展張し充填
作業を行う手順としてもよい。この場合、予め接続され
る接続板6を、図1に示すようなコンクリート内壁面と
対向する一方の面6Aa,6Ba側の両差込溝7または
一方の差込溝7の縁端部に連続して受片9が一体に延出
形成されている形状の接続板6とすれば、ライニング板
2に対してこの受片9が案内となることから接続板6の
接続が容易に行え、また、この接続板6に対しても支持
部材10による支持と仮固定及び固定が行われるので、
確実にライニング板2の固定が行われるとともに、施工
性も向上する。
【0046】また、上記実施例では、ライニング板2の
左右縁となる両端縁を、リブ片8が形成されている方向
と同方向に折曲形成し、その外側面に先端が鉤形状に形
成された接続片4を他方の面2b側に延出形成し、ライ
ニング板2同士の幅方向の接続を断面略コ字形状のジョ
イント部材5を用いた構成の例について述べたが、図1
2に示すように、ライニング板2の一方の端縁をリブ片
8と同方向に折曲して、その外側面に鉤形状の接続片4
を他方の面2b側へ延出形成し、他方の端縁をリブ片8
と同方向に折曲するとともに先端に鉤形状の接続凸片4
Aを形成し、これら接続片4と接続凸片4Aとを嵌合さ
せ接続する構成としてもよい。この場合、ジョイント部
材5が必要なくなるので、構成部品点数を減らせる。な
お、接続片の凹部内には、シール材4aを装着させる。
【0047】また、上記実施例では、ライニング板2の
材質を硬質な塩化ビニル樹脂とした例について述べた
が、アクリル樹脂などの硬質プラスチックを材質として
もよい。アクリル樹脂を材質とする場合では、このライ
ニング板2を透明に成形させることが可能となり、これ
により充填材が再び腐食を起こしたか否かを、視認でき
る。
【0048】さらに、上記実施例では、隅部接続板6B
の形状を両差込溝7の方向を90°に設定した例につい
て述べたが、この角度に限定されることはなく、例えば
図13に示すように135°に折曲形成させてもよい。
なお、この場合もリブ片8や受片9を形成させることが
好ましい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるコンク
リート構造の槽の内壁面の補修構造では、リブ片を有し
たライニング板を用いたことにより、充填材の充填の際
に、充填材がリブ片に沿ってスムーズに流入し空隙を形
成させず充填できるとともに、このリブ片の先端に膨出
部が形成されていることから確実に充填材に対して固着
されるという効果がある。また、ライニング板同士の接
続を差込溝が形成された接続板によって行うので、各々
を接続する作業が容易に行え、このライニング板の展張
作業が容易になるという効果がある。さらに、支持部材
にてライニング板を支持させるので、ライニング板は展
張されるコンクリート内壁面に対し常に一定の距離をお
いて支持されることとなり、コンクリート内壁面を被覆
した状態で凹凸面となることがなく、平滑に形成するこ
とができるという効果がある。これにより、槽内のコン
クリート内壁面はライニング板にて隙間無く被覆され補
修が行われるので、汚水などによる内壁面の腐食が確実
に防止されるという効果がある。
【0050】また、ライニング板同士を接続する前記接
続板のコンクリート内壁面と対向する一方の面に、先端
に膨出部を有するリブ片を一体に形成すれば、この接続
板もライニング板と同様に充填材に対して強固に固着さ
れるという効果がある。
【0051】また、ライニング板を透明な樹脂で成形し
た場合では、補修工事後に、充填材が腐食した際に、そ
の腐食箇所を容易に視認でき、再補修などの施工箇所を
最小限に抑えることが可能となる。
【0052】さらに、この接続板を中央部分にて所定角
度に折曲形成させた隅部接続板を平面接続板とともに構
成すれば、ライニング板が展張される槽内の形状が梁等
によって凹凸し、出隅部分や入隅部分などを有していて
も、これら隅部分にてこの接続板を用いることで、ライ
ニング板を容易に展張させることができるとともに完全
にライニング板によってこの槽内のコンクリート内壁面
を被覆させることができるという効果がある。
【0053】また、接続板の差込溝の一方の面側の縁端
部に受片を一体に延出形成させれば、この受片がライニ
ング板への取り付けの案内となり、この取り付け作業が
容易にかつ確実に行えるとともに、この受片により接続
板に対しても支持部材による支持を行うことが可能とな
るので、施工性が向上するという効果がある。
【0054】さらに、この発明によるコンクリート構造
の槽の内壁面の補修方法によれば、槽内のコンクリート
内壁面の下部側からライニング板の展張及び充填材の充
填を行い、その後に、接続板を介してコンクリート内壁
面の上部側へライニング板を接続し展張させ充填材の充
填を行う手順としたので、充填材の充填作業が数回に分
けられるとともに充填範囲が限られていることになり、
その充填部分内を確実に充填材で充填させることが可能
となり、また、ライニング板の各リブ片が確実に埋没さ
れるので、充填材の硬化後にライニング板が強固に固着
されるという効果がある。
【0055】また、この補修方法を、ライニング板の上
縁に予め接続板を差し込み取り付けた後、槽内のコンク
リート内壁面の下部側からこのライニング板の展張及び
充填材の充填を行い、その後に、コンクリート内壁面の
上部側へライニング板を接続し展張させ充填材の充填を
行う手順とすれば、ライニング板の展張時に既に接続板
が取り付けられているので、次のライニング板の接続の
ための作業が簡略化され、施工が容易になるとともに、
上記した方法と同様に、充填材の充填作業が数回に分け
られる充填範囲が限られていることになり、その充填部
分内を確実に充填材で充填させることが可能となり、ま
た、ライニング板の各リブ片が確実に埋没されるので、
充填材の硬化後にライニング板が強固に固着されるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による槽のコンクリート内壁面の補修構
造の一実施例を示す概略側断面図
【図2】同実施例による補修構造を構成するライニング
板の斜視図
【図3】同ライニング板の平断面図
【図4】同実施例による補修構造を構成する他の形状の
ライニング板の斜視図
【図5】同他の形状のライニング板の平断面図
【図6】同実施例による接続板の平面接続板の斜視図
【図7】同実施例による接続板の隅部接続板取付状態を
示す側断面図
【図8】同実施例による補修構造の施工方法を説明する
側断面図
【図9】同実施例によるコンクリート内壁面の補修構造
の正面図
【図10】同実施例による補修構造の施工方法を説明す
る側断面図
【図11】同実施例による補修構造の施工方法を説明す
る側断面図
【図12】同実施例による補修構造の施工方法を説明す
る側断面図
【図13】他の実施例による接続板の隅部接続板取付状
態を示す側断面図
【符号の説明】
1…コンクリート内壁面の補修構造 2…ライニング板 2a…一方の面 3…リブ板 3a…膨出部 6…接続板 6A…平面接続板 6B…隅部接続板 6a(6Aa,6Ba)…一方の面 7…差込溝 8…リブ片 8a…膨出部 9…受片 10…支持部材 12…アンカーボルト 13…支持駒 14…充填材 T…槽 W…コンクリート内壁面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に膨出部を有する多数のリブ片がコ
    ンクリート構造の槽の内壁面と対向する一方の面に互い
    に平行となって一体に形成されたプラスチック製のライ
    ニング板と、 少なくとも対向する両側縁に差込溝が形成され、前記ラ
    イニング板の縁部が差し込まれるとともに、前記ライニ
    ング板同士を接続する接続板と、 前記内壁面に所定間隔毎に複数植設されるアンカーボル
    トと、該アンカーボルトに装着され前記ライニング板を
    内壁面から所定距離あけて支持する支持駒とで構成され
    る支持部材と、 該支持部材によって形成される前記内壁面とライニング
    板との間隙に充填される充填材と、 を具備したことを特徴とするコンクリート構造の槽の内
    壁面の補修構造。
  2. 【請求項2】 前記ライニング板は有色又は透明な樹脂
    で成形されていることを特徴とする請求項1記載のコン
    クリート構造の槽の内壁面の補修構造。
  3. 【請求項3】 前記接続板の前記内壁面と対向する一方
    の面には、先端に膨出部を有するリブ片が一体に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンク
    リート構造の槽の内壁面の補修構造。
  4. 【請求項4】 前記接続板は、平板状の平面接続板と中
    央部分が所定角度に折曲形成されている隅部接続板とで
    構成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3
    記載のコンクリート構造の槽の内壁面の補修構造。
  5. 【請求項5】 前記接続板の差込溝の前記コンクリート
    内壁面と対向する一方の面側の縁端部には、該縁端部に
    連続して受片が一体に延出形成されていることを特徴と
    する請求項1又は2又は3又は4記載のコンクリート構
    造の槽の内壁面の補修構造。
  6. 【請求項6】 コンクリート構造の槽の内壁面に支持部
    材を所定間隔毎に多数植設し、先端に膨出部を有する多
    数のリブ片が一方の面に互いに平行となって一体に形成
    されたプラスチック製のライニング板を、前記内壁面に
    前記リブ片を対向させ該内壁面の下部側に展張して前記
    支持部材に仮固定し、該支持部材による前記内壁面とラ
    イニング板との間隙に該ライニング板の上縁側から充填
    材を充填し前記リブ片を埋没させた後、前記ライニング
    板の上縁に接続板を差し込むとともに、該接続板にさら
    にライニング板を接続して、前記内壁面の上部側に前記
    リブ片を対向させて展張させ前記支持部材に仮固定した
    後、該支持部材による前記内壁面とライニング板との間
    隙に充填材を充填し前記リブ片を埋没させ、順次接続板
    の差し込み及びライニング板の接続を行いつつ充填材の
    充填を繰り返して、前記内壁全面を前記ライニング板に
    て被覆させるとともに、前記充填材を硬化させることで
    前記内壁面を補修することを特徴とするコンクリート構
    造の槽の内壁面の補修方法。
  7. 【請求項7】 コンクリート構造の槽の内壁面に支持部
    材を所定間隔毎に多数植設し、先端に膨出部を有する多
    数のリブ片が一方の面に互いに平行となって一体に形成
    されたプラスチック製のライニング板の上縁に接続板を
    差し込み取り付けた後、該ライニング板を前記内壁面に
    前記リブ片を対向させ該内壁面の下部側に展張して前記
    支持部材に仮固定し、該支持部材による前記内壁面とラ
    イニング板との間隙に該ライニング板の上縁側から充填
    材を充填し前記リブ片を埋没させた後、前記接続板にさ
    らにリブ片を有したライニング板を接続して、前記内壁
    面の上部側に前記リブ片を対向させて展張させ前記支持
    部材に仮固定した後、該支持部材による前記内壁面とラ
    イニング板との間隙に充填材を充填し前記リブ片を埋没
    させ、順次接続板の差し込み及びライニング板の接続を
    行いつつ充填材の充填を繰り返して、前記槽の内壁全面
    を前記ライニング板にて被覆させるとともに、前記充填
    材を硬化させることで前記内壁面を補修することを特徴
    とするコンクリート構造の槽の内壁面の補修方法。
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