JP5819567B2 - 面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法 - Google Patents

面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法 Download PDF

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Description

本発明は、面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法に関するものである。
従来、老朽化した下水道管等の既設管の補修構造として、既設管の内面を内張り材で全面的に覆う既設管の補修構造が数多く提案されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
このうち、特許文献1に記載のものは、組み立てることにより管状、角形又は馬蹄形の筒状体を構成する、内周面を構成する内面板と、該内面板の周縁に立設された外周板とをプラスチックによって一体に形成した流路施設修復用ブロック体を用いて施工されるものであり、また、特許文献2に記載のものは、既設管路内に、当該既設管路内面に略沿った中空骨組み状補強材が配置され、その補強材の内側に、既設管路の筒長方向並びに周方向にそれぞれ複数の内面部材が連続的に取り付けられて筒状に組み立てられているとともに、既設管路の筒長方向に隣接している内面部材同士は、互いの端面が当接した状態で、双方の内面部材に跨って配置された内面材連接材により相互に連結されてなり、内面部材と既設管路内面との間に硬化性充填材が充填されてなるものである。
しかしながら、特許文献1に記載のものは、合成樹脂製のブロック体を使用するために高価な金型を必要とすることから、コストがかかり、また、数多くのブロック体の組み立てに多大な手間を要するものであり、また、特許文献2に記載のものは、既設管路の補修長が長くなるに従い、内面部材及び嵌合部材を筒長方向に連続したものを使用しようとする場合の輸送上又は製造設備上、製造現場における設置スペース等の問題を解決するものの、既設管路内に中空骨組み状の補強材を配置するのに補強材が多数の部材からなり補強材を既設管路内で組み立てるのに多大な手間を要し、また、内面部材の数も多くこれを同様に数の多い嵌合部材に係止するのに多大な手間を要するものとなっている。
一方、このような実情に鑑み、経済的な部材を用い、その組み立ての手間を省いて設置作業を簡便化し、かつ、作業完了後においても長期に亘って耐久性のある既設管の補修構造として、既設管の内周面の周方向に沿って、管軸方向に所定の間隔をあけて配設した剛性リングと、これら剛性リングの内側に跨るように管軸方向に、剛性リングの周方向に所定の間隔をあけて配設した既設管の中心側に所定の間隔をあけて形成した切欠きを有する剛性直材と、該剛性直材の切欠きに対応する突条を有する帯状の合成樹脂製内面材とからなり、前記合成樹脂製内面材の突条を剛性直材の切欠きに嵌着することにより、合成樹脂製内面材を既設管の内周面の周方向に沿って、かつ、管軸方向に隙間なく順次配設し、既設管と合成樹脂製内面材との間に生じる空隙に硬化性充填材を充填したものも提案されている(例えば、特許文献3参照。)が、合成樹脂製内面材が既設管の内周面の周方向に沿って配設されるものであるため、内面材を管軸方向に凹凸を生じないように精度高く配設することができず、既設管路の補修長が長くなるに従い、内面材の配設の手数がかかるという問題があった。
このような実情に鑑みて、本件出願人は、先に、内面材の設置作業を簡便化し、かつ、作業完了後においても長期に亘って耐久性のある内面材及びその内面材を用いた管の内層構造を提案した(特願2012−217387)。
この内面材を用いた管の内層構造は、図8(a)〜(c)に示すように、(1)幅方向に並設した帯状の内面材1同士を、各内面材1の幅方向の端部に形成された溝11内に形成した面材嵌合爪12と、両方の内面材1の幅方向の端部に跨って配設される内面材連接材2に平行に形成された突条21に対向して形成した面材連接材嵌合爪22とをそれぞれ嵌合させて連接する構造、及び、図8(d)に示すように、(2)幅方向に並設した帯状の内面材1A、1B同士を、一方の内面材1Aの幅方向の端部に形成された溝11内に形成した面材嵌合爪12と、他方の内面材1Bの幅方向の端部に形成された突条13に形成した面材嵌合爪14とを嵌合させて連接する構造からなるものであるが、(1)の場合は、各内面材1の面材嵌合爪12と、内面材連接材2の面材連接材嵌合爪22とをそれぞれ嵌合させて内面材1同士を連接する作業に手数がかかるとともに、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22との嵌合作業の確実性が担保しにくいという問題があり、また、同様に、(2)の場合は、各内面材1A、1Bの面材嵌合爪12、14同士を嵌合させて内面材1A、1B同士を連接する作業に手数がかかるとともに、面材嵌合爪12、14同士の嵌合作業の確実性が担保しにくいという問題があった。
そして、同様の問題は、上記内面材を用いた管の内層構造のほか、例えば、コンクリート構造の槽の内壁面構造(例えば、特許文献4参照。)における、幅方向に並設した帯状の内面材同士を、各内面材の幅方向の端部に形成された溝内に形成した嵌合爪と、両方の内面材の幅方向の端部に跨って配設される内面材連接材に平行に形成された突条に対向して形成した嵌合爪とをそれぞれ嵌合させて連接する構造等の嵌合爪を嵌合させて面状の部材(本明細書において、上記内面材を含めて、単に、「面材」という。)同士を連接する構造のものに共通して存在するものであった。
特開2003−286742号公報 特開2002−310378号公報 特開2006−316539号公報 特開平7−150625号公報
本発明は、上記従来の嵌合爪を嵌合させて面材同士を連接する構造のものが有する問題点に鑑み、嵌合爪同士を確実に嵌合させながら、面材同士を簡易に連接することができるようにした面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本第1発明の面材の連接用スライド治具は、幅方向に並設した未連接の帯状の2つの面材の隣接する幅方向の端部に沿って、該2つの面材の長手方向にスライドさせることにより、2つの面材の幅方向の端部に形成された溝内に形成した面材嵌合爪と、両方の面材の幅方向の端部に跨って配設される面材連接材に互いに一定の間隔をあけて形成された2つの突条に対向するようにそれぞれ形成した面材連接材嵌合爪とをそれぞれ嵌合させて、前記面材同士を連接するために用いられる面材の連接用スライド治具であって、前記面材の溝内に挿入される支持部と、面材連接材の表面を押圧する押さえ部とを、接続部を介して一体に備え、前記支持部を治具のスライド方向の前方に位置するように設けるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に位置するように設けるようにしたことを特徴とする。
この場合において 前記支持部を治具のスライド方向の前方に向けて接続部から延設させるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにすることができる。
また、前記押さえ部の治具のスライド方向の後方端部が、前記支持部の治具のスライド方向の後方端部よりも後方に位置するようにすることができる。
また、前記支持部と押さえ部の間に、面材連接材に形成された突条間に挿入される突条ガイド部を設けることができる。
また、前記突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、面材の幅方向の端部に形成された溝内に入り込む方向に傾斜して設けられているようにすることができる。
また、前記突条ガイド部が、面材連接材に形成された突条間の間隔を押し広げるように制御するようにすることができる。
また、前記突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、先割れ状態に形成され、その間に両方の面材に形成された面材嵌合爪が入り込むようにされるようにすることができる。
また、本発明の面材の敷設方法は、上記連接用スライド治具を使用して、面材同士を、各面材の面材嵌合爪と、面材連接材の面材連接材嵌合爪とをそれぞれ嵌合させて連接することにより、面材を、管の内周面に敷設することを特徴とする。
また、同じ目的を達成するため、本第2発明の面材の連接用スライド治具は、幅方向に並設した未連接の帯状の2つの面材の隣接する幅方向の端部に沿って、該2つの面材の長手方向にスライドさせることにより、2つの面材のうちの一方の面材の幅方向の端部に形成された溝内に形成した面材嵌合爪と、他方の面材の幅方向の端部に形成された突条に形成した面材嵌合爪とを嵌合させて、前記面材同士を連接するために用いられる面材の連接用スライド治具であって、前記一方の面材の溝内に挿入される支持部と、他方の面材の表面を押圧する押さえ部とを、接続部を介して一体に備え、前記支持部を治具のスライド方向の前方に位置するように設けるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に位置するように設けるようにしたことを特徴とする。
この場合において 前記支持部を治具のスライド方向の前方に向けて接続部から延設させるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにすることができる。
また、前記押さえ部の治具のスライド方向の後方端部が、前記支持部の治具のスライド方向の後方端部よりも後方に位置するようにすることができる。
また、前記支持部と押さえ部の間に、他方の面材に形成された突条に当接する突条ガイド部を設けることができる。
また、前記突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、一方の面材の幅方向の端部に形成された溝内に入り込む方向に傾斜して設けられているようにすることができる。
また、前記突条ガイド部が、他方の面材に形成された突条を、該突条に形成した面材嵌合爪が、一方の面材に形成された面材嵌合爪と干渉することなく面材の溝内に入り込むように変形させるように制御するようにすることができる。
また、前記突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、先割れ状態に形成され、その間に一方の面材に形成された面材嵌合爪が入り込むようにされるようにすることができる。
また、本発明の面材の敷設方法は、上記連接用スライド治具を使用して、面材同士を、各面材の面材嵌合爪を嵌合させて連接することにより、面材を、管の内周面に敷設することを特徴とする。
本第1発明の面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法(以下、「第1発明」という。)によれば、各面材の面材嵌合爪と、面材連接材の面材連接材嵌合爪とをそれぞれ嵌合させて面材同士を連接するに際して、一方の面材の溝内に挿入される支持部と、他方の面材の表面を押圧する押さえ部とを、接続部を介して一体に備え、前記支持部を治具のスライド方向の前方に位置するように設けるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に位置するように設けるようにすることにより、例えば、前記支持部を治具のスライド方向の前方に向けて接続部から延設させるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにすることにより、嵌合爪同士を確実に嵌合させながら、面材同士を簡易に連接することができる。
また、本第2発明の面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法(以下、「第2発明」という。)によれば、各面材の面材嵌合爪を嵌合させて面材同士を連接するに際して、一方の面材の溝内に挿入される支持部と、他方の面材の表面を押圧する押さえ部とを、接続部を介して一体に備え、前記支持部を治具のスライド方向の前方に位置するように設けるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に位置するように設けるようにすることにより、例えば、前記支持部を治具のスライド方向の前方に向けて接続部から延設させるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにすることにより、面材嵌合爪同士を確実に嵌合させながら、面材同士を簡易に連接することができる。
また、第1発明及び第2発明に関して、前記押さえ部の治具のスライド方向の後方端部が、前記支持部の治具のスライド方向の後方端部よりも後方に位置するようにすることにより、嵌合爪同士が確実に嵌合される位置まで、面材連接材の突条又は面材の突条の溝内への押し込み動作を継続して行うことができる。
また、第1発明に関して、支持部と押さえ部の間に、面材連接材に形成された突条間に挿入される突条ガイド部を設けたり、第2発明に関して、支持部と押さえ部の間に、他方の面材に形成された突条に当接する突条ガイド部を設けることにより、突条の位置を安定して制御することができる。
また、第1発明に関して、突条ガイド部を、治具のスライド方向の後方に向けて、面材の幅方向の端部に形成された溝内に入り込む方向に傾斜して設けるようにしたり、第2発明に関して、突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、一方の面材の幅方向の端部に形成された溝内に入り込む方向に傾斜して設けるようにすることにより、面材連接材の突条又は他方の面材の突条を、治具のスライドに合わせて、面材の幅方向の端部に形成された溝内又は一方の面材の幅方向の端部に形成された溝内に引き込むことができる。
また、第1発明に関して、突条ガイド部が、面材連接材に形成された突条間の間隔を押し広げるように制御するようにしたり、第2発明に関して、突条ガイド部が、他方の面材に形成された突条を、該突条に形成した面材嵌合爪が、一方の面材に形成された面材嵌合爪と干渉することなく面材の溝内に入り込むように変形させるように制御するようにすることにより、嵌合爪同士をより確実に嵌合させることができる。
また、第1発明に関して、突条ガイド部を、治具のスライド方向の後方に向けて、先割れ状態に形成され、その間に両方の面材に形成された面材嵌合爪が入り込むようにしたり、第2発明に関して、突条ガイド部を、治具のスライド方向の後方に向けて、先割れ状態に形成され、その間に一方の面材に形成された面材嵌合爪が入り込むようにすることにより、突条ガイド部が、各面材に形成された面材嵌合爪又は一方の面材に形成された面材嵌合爪と干渉することを防止することができ、突条の位置を嵌合爪同士を確実に嵌合させるように制御することができる。
本発明の面材の連接用スライド治具の第1実施例を示し、(a)は正面図、(b)は治具のスライド方向の前面図、(c)は治具のスライド方向の背面図、(d)は突条ガイド部の各部位の断面図である。 同治具を用いた面材の敷設方法の説明図で、(a)は正面図、(b)は治具のスライド方向の前面図、(c)は治具のスライド方向の背面図、(d1)〜(d3)は突条ガイド部の各部位の断面図、(e)は面材及び面材連接材の断面図である。 本発明の面材の連接用スライド治具の第2実施例を示し、(a1)は第2実施例の第1態様の正面図、(a2)は同治具のスライド方向の前面図、(a3)は同治具のスライド方向の背面図、(b1)は第2実施例の第2態様の正面図、(b2)は同治具のスライド方向の前面図、(b3)は同治具のスライド方向の背面図である。 本発明の面材の連接用スライド治具の第2実施例の第2態様を模式的に示したもので、(a1)は第2実施例の第2態様の正面図、(a2)は同治具のスライド方向の前面図、(a3)は同治具のスライド方向の背面図、(b)は浮き上がり現象の説明図、(c)は牽引前の治具の説明図、(d)は牽引中の治具の説明図である。 本発明の面材の連接用スライド治具の第3実施例を模式的に示したもので、(a)は面材及び面材連接材の組み立てる前の状態を示す断面図、(b)は治具によって面材及び面材連接材を組み立てた状態を示す断面図、(c)は(b)のA−A断面図である。 面材の間に下から面材連接材を配置して面材及び面材連接材を組み立てる例を示す断面図である。 本発明の面材の連接用スライド治具の第4実施例を示し、(a)は同治具を用いた面材の敷設方法の正面図、(b)は同平面図、(c)は同背面図、(d)は治具のスライド方向の前面図、(e)は治具のスライド方向の背面図、(f1)〜(f2)は突条ガイド部の各部位の断面図、(g1)〜(g2)は面材嵌合爪の形状が異なる例の突条ガイド部の各部位の断面図である。 面材及び面材連接材を組み立てた状態を示し、(a)は管の縦断面方向の説明図、(b)は管の横断面方向の説明図(面材及び面材連接材省略)、(c)は管の縦断面方向の要部の説明図、(d)は異なる例の管の縦断面方向の要部の説明図である。 面材連接材の面材連接材嵌合爪の形状が異なる例を示す説明図である。 本発明の面材の連接用スライド治具の第5実施例を示し、(a)は正面図、(b)は治具のスライド方向の前面図、(c)は治具のスライド方向の背面図である。 本発明の面材の連接用スライド治具の第5実施例の第1変形態様を示し、(a)は正面図、(b)は治具のスライド方向の前面図、(c)は治具のスライド方向の背面図である。 本発明の面材の連接用スライド治具の第5実施例の第2変形態様を示し、(a)は正面図、(b)は治具のスライド方向の前面図、(c)は治具のスライド方向の背面図である。 本発明の面材の連接用スライド治具の第5実施例の第3変形態様を示し、(a)は正面図、(b)は治具のスライド方向の前面図、(c)は要部の底面図、(d)は同背面図である。
以下、本発明の面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明の面材の連接用スライド治具の第1実施例を示す。
この面材の連接用スライド治具3A(以下、「治具」という場合がある。)は、図8(a)〜(c)に示すように、幅方向に並設した帯状の内面材1(以下、「面材1」という。)同士を、各面材1の幅方向の端部に形成された溝11内に形成した面材嵌合爪12と、両方の面材1の幅方向の端部に跨って配設される内面材連接材2(以下、「面材連接材2」という。)に平行に形成された突条21に対向して形成した面材連接材嵌合爪22とをそれぞれ嵌合させて連接するために用いられるものであって、面材1の溝11内に挿入される支持部31と、面材連接材2の平行に形成された突条21間に挿入される突条ガイド部32と、面材連接材2の表面を押圧する押さえ部33とを、この順に接続部34を介して一体に備え、支持部31を、図1(a)に矢印で示す治具3Aのスライド方向の前方に向けて接続部34から延設させるとともに、突条ガイド部32及び押さえ部33を治具3Aのスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにしたものである。
ここで、面材連接材2に平行に形成される突条21は、互いに一定の間隔をあけて形成されるようにする限りにおいて、図9(a)に示すように、面材連接材2を構成する表面材20に対して、垂直に形成するほか、図9(b)及び(c)に示すように、傾斜させて形成することができる。
そして、この面材の連接用スライド治具3Aは、スライド方向にスライドさせた場合に面材連接材2が回転部材33a、33b、33cによって順次下方へ押されるようになっている。すなわち、図1(a)の進行方向の後方に行くに従い、回転部材33a、33b、33cが上部位置から下部位置に順次位置をずらせて設けるように構成されている。
これにより、押さえ部33の面材連接材2への摩擦抵抗を少なくして、治具3Aのスライドを円滑に行うようにすることができ、面材連接材2が下方へ押されるようにする。
また、突条ガイド部32は、面材連接材2の突条21の位置を安定して制御するためのもので、この突条ガイド部32は、治具3Aのスライド方向の後方に向けて、面材1の幅方向の端部に形成された溝11内に入り込む方向に傾斜して設けるようにしている。
これにより、面材連接材2の突条21を、治具3Aのスライドに合わせて、面材1の幅方向の端部に形成された溝11内に引き込むことができる。
また、突条ガイド部32は、面材連接材2の2つの突条21間の間隔を押し広げるように制御するように形成されている。具体的には、突条ガイド部32は、治具3Aのスライド方向の後方に向けて、先割れ状態に拡開して形成されており、突条ガイド部32の先割れした部分の間に両方の面材1に形成された面材嵌合爪12が入り込むようにしている。
これにより、突条ガイド部32が、各面材1に形成された面材嵌合爪12と干渉することを防止することができ、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22とを確実に嵌合させるように突条21の位置を制御することができる。
そして、治具3Aに備えた2つの支持部31は、並設した面材1のそれぞれの溝11内に挿入される。2つの支持部31の間の間隔(距離)が面材嵌合爪12の基部の厚みを2つ合わせた寸法と概ね合致しているので、支持部31が並設した面材1のそれぞれの溝11内に挿入されると、2つの面材嵌合爪12が隙間なく(又は所定の隙間寸法に)合わせられる。このようにして、面材嵌合爪12が隙間なく合わせられると、面材嵌合爪12の上方から面材連接材2を嵌合しやすくなる。
また、支持部31が並設した面材1のそれぞれの溝11内に挿入されると、面材嵌合爪12の拡張部の基部に支持部31が位置することとなり、支持部31は面材嵌合爪12の拡張部によって、図2(b)の上方にずれることができなくなり、これにより、治具3Aが面材連接材2を上方から下方へ押す押圧力の部材として機能させることができる。
次に、治具3Aに備えた押さえ部33は、面材連接材2を上方から下方に押圧するための部分であり、押さえ部33に設けられた回転部材33a、33b、33cを介して、面材連接材2を上方から下方に押圧するようにすることにより、押圧力が治具3Aの進行方向への抵抗(摩擦抵抗)となりにくくすることができる。そして、回転部材33a、33b、33cのうち少なくとも1つの回転部材33cは、突条ガイド部32の終端よりも後方に配設することが好ましく、これにより、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22とが確実に嵌合(係合)される位置まで、面材連接材2の突条21(面材連接材嵌合爪22)の溝11内への押し込み動作を継続して行うことができる。
また、この面材の連接用スライド治具3Aは、治具3Aのスライド方向の前部に、面材1の表面に当接して回転する回転部材35を配設するようにしている。
これにより、治具3Aの面材1への摩擦抵抗を少なくして、治具3Aのスライドを円滑に行うようにすることができる。
ところで、この面材の連接用スライド治具3Aは、作業者が手で持ってスライドするほか、治具3Aのスライド方向の前部に牽引部(図示省略)を設け、この牽引部に索条(図示省略)を接続し、治具3Aの前方から作業者又はウインチ等の作業機によって治具3Aを牽引してスライドさせるようにしたり、適宜の操作部材を介して、後部から押すことによってスライドさせるようにすることもできる。
次に、この面材の連接用スライド治具3Aを用いた面材1の敷設方法について説明する。
図2に示すように、幅方向に並設した帯状の面材1(なお、面材1は、連接が完了した状態で、幅方向に接触して配設されるもののほか、隙間を設けて配設されるものでもよい。)の間に、面材連接材2を配置する。
このとき、支持部31を面材1の溝11内に挿入し、突条ガイド部32を面材連接材2の平行に形成された突条21間に挿入する。同時に、押さえ部33によって面材連接材2の表面が押圧されるようにして治具3Aを設置するようにする。
これにより、面材連接材2は、治具3Aのスライド方向の後方に向けて、面材1内に入り込む方向に傾斜して導入される。そして、支持部31により、各面材1に形成された面材嵌合爪12同士が位置合わせされて、面材連接材嵌合爪22と嵌合しやすくすることができる。また、支持部31は、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22とを嵌合する場合の反力部材として機能する。
この状態で、治具3Aをスライドさせることにより、図2(d1)〜図2(d3)に示すように、突条ガイド部32によって面材連接材2の突条21を拡開する方向に変形させるとともに面材連接材2の突条21が溝11内に導入されて、各面材1の幅方向の端部に形成された溝11内に形成した面材嵌合爪12と、両方の面材1の幅方向の端部に跨って配設される面材連接材2に平行に形成された突条21に対向して形成した面材連接材嵌合爪22とをそれぞれ嵌合させて面材1同士を連接するようにする。
このようにして、面材の連接用スライド治具3Aを用いて、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22とを確実に嵌合させながら、面材1同士を簡易に連接することができる。
ところで、面材の連接用スライド治具3Aのスライド方向の前部に牽引部(図示省略)を設け、この牽引部に索条(図示省略)を接続し、治具3Aの前方から作業者又はウインチ等の作業機によって治具3Aを牽引してスライドさせるようにする場合において、例えば、牽引部を押さえ部33の前部に設けて押さえ部33を介して治具3Aを牽引すると、図4(b)に示すように、押さえ部33の後部が浮き上がり、押さえ部33によって面材連接材2の表面を十分に押圧できず、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22との嵌合が不確実になるおそれがある。
この浮き上がり現象を防止するために、図3〜図4に示す、本発明の面材の連接用スライド治具の第2実施例の第1態様及び第2態様のように、面材の連接用スライド治具3B、3Cに、L字状の牽引部材36の中間部を揺動可能に支持し、牽引部材36の一端側を牽引部とし、他端側をバネ37を介して押さえ部33に取り付けるようにすることができる。
これによって、治具3B、3Cを牽引する際に、図4(d)に示すように、牽引部材36の他端側が下がることによる下向きの力でバネ37を介して押さえ部33を付勢することにより、浮き上がり現象を防止することができる。
なお、本実施例の面材の連接用スライド治具3B、3Cのその他の構成及び作用は、第1実施例の面材の連接用スライド治具3Aと同様である。
図5に、本発明の面材の連接用スライド治具の第3実施例を示す。
この面材の連接用スライド治具3Dは、図8(a)〜(c)に示すように、幅方向に並設した帯状の内面材1(以下、「面材1」という。)同士を、各面材1の幅方向の端部に形成された溝11内に形成した面材嵌合爪12と、両方の面材1の幅方向の端部に跨って配設される内面材連接材2(以下、「面材連接材2」という。)に平行に形成された突条21に対向して形成した面材連接材嵌合爪22とをそれぞれ嵌合させて連接するために用いられるものであって、面材1の溝11内に挿入される支持部31と、面材連接材2の表面を押圧する押さえ部33とを、この順に接続部34を介して一体に備え、支持部31を、図5(c)に矢印で示す治具3Dのスライド方向の前方に向けて接続部34から延設させるとともに、押さえ部33を治具3Aのスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにしたものである。
なお、本実施例の面材の連接用スライド治具3Dは、第1実施例の面材の連接用スライド治具3Aの突条ガイド部32を省略すること等によって、治具の構造を簡略化したものであるが、その他の構成及び作用は、突条ガイド部32に関する点を除き、第1実施例の面材の連接用スライド治具3Aと同様である。
ところで、上記各実施例においては、幅方向に並設した帯状の面材1の間に、例えば、図5において上から、面材連接材2を配置して、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22とを嵌合させながら、面材1同士を連接するようにした例について説明したが、第3実施例に示す面材の連接用スライド治具3Dを用い、当該治具3Dを牽引してスライドさせるようにすることによって、例えば、図6に示すような、幅方向に並設した帯状の面材1の間(面材1と既設管4との間に形成された下方空間)に、例えば、図6において下から、面材連接材2を配置して、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22とを嵌合させながら、面材1同士を連接するようにすることもできる。
図7に、本発明の面材の連接用スライド治具の第4実施例を示す。
この面材の連接用スライド治具3Eは、図8(d)に示すように、幅方向に並設した帯状の内面材1A、1B(以下、「面材1A、1B」という。)同士を、一方の面材1Aの幅方向の端部に形成された溝11内に形成した面材嵌合爪12(面材嵌合爪12の形状は、片側又は両側(図7(g1)〜(g2)及び図8(d)参照)に突出部を形成したものを用いることができる。)と、他方の面材1Bの幅方向の端部に形成された突条13に形成した面材嵌合爪14(突条13及び面材嵌合爪14の形状は、面材嵌合爪12に対応して、片側又は対向する2側(図7(g1)〜図7(g2)及び図8(d)参照)に形成したものを用いることができる。)とを嵌合させて連接するために用いられるものであって、一方の面材1Aの溝11内に挿入される支持部31と、他方の面材1Bの平行に形成された突条13に当接する突条ガイド部32と、他方の面材1Bの表面を押圧する押さえ部33とを、この順に接続部34を介して一体に備え、支持部31を、図7(a)に矢印で示す治具3Eのスライド方向の前方に向けて接続部34から延設させるとともに、突条ガイド部32及び押さえ部33を治具3Eのスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにしたものである。
そして、この面材の連接用スライド治具3Eは、押さえ部33を、治具3Eのスライド方向の後方に向けて、他方の面材1Bを押し込む方向、すなわち、図7(a)の上部位置から下部位置に順次位置をずらせて設けるようにした回転部材33a、33b、33cで構成するようにしている。
これにより、押さえ部33の他方の面材1Bへの摩擦抵抗を少なくして、治具3Eのスライドを円滑に行うようにすることができる。
また、突条ガイド部32は、他方の面材1Bの突条13の位置を安定して制御するためのもので、この突条ガイド部32は、治具3Eのスライド方向の後方に向けて、一方の面材1Aの幅方向の端部に形成された溝11内に入り込む方向に傾斜して設けるようにしている。
これにより、他方の面材1Bの突条13を、治具3Eのスライドに合わせて、一方の面材1Aの幅方向の端部に形成された溝11内に引き込むことができる。
また、突条ガイド部32は、他方の面材1Bに形成された突条13を一方の面材1Aに形成された面材嵌合爪12の反対側に変位させるように制御するように、具体的には、治具3Eのスライド方向の後方に向けて、先割れ状態に拡開して形成され、その間に一方の面材1Aに形成された面材嵌合爪12が入り込むようにしている。
これにより、突条ガイド部32が、一方の面材1Aに形成された面材嵌合爪12と干渉することを防止することができ、突条13の位置を、面材嵌合爪12、14同士を確実に嵌合させるように制御することができる。
そして、治具3Eに備えた1つの支持部31は、一方の面材1Aの溝11内に挿入される。支持部31が面材1Aの溝11内に挿入されると、面材嵌合爪12の拡張部の基部に支持部31が位置することとなり、支持部31は面材嵌合爪12の拡張部によって、図7(d)の上方にずれることができなくなり、これにより、治具3Eが面材連接材2を上方から下方へ押す押圧力の部材として機能させることができる。
次に、治具3Eに備えた押さえ部33は、他方の面材1Bを上方から下方に押圧するための部分であり、押さえ部33に設けられた回転部材33a、33b、33cを介して、他方の面材1Bを上方から下方に押圧するようにすることにより、押圧力が治具3Eの進行方向への抵抗(摩擦抵抗)となりにくくすることができる。そして、回転部材33a、33b、33cのうち少なくとも1つの回転部材33cは、突条ガイド部32の終端よりも後方に配設することが好ましく、これにより、面材嵌合爪12、14同士が確実に嵌合(係合)される位置まで、他方の面材1Bの突条13(面材嵌合爪14)の溝11内への押し込み動作を継続して行うことができる。
次に、この面材の連接用スライド治具3Eを用いた面材1A、1Bの敷設方法について説明する。
図7に示すように、幅方向に並設した帯状の一方の面材1Aに沿って他方の面材1Bを配置する。
このとき、支持部31を一方の面材1Aの溝11内に、突条ガイド部32を他方の面材1Bの突条13に当接するように、それぞれ挿入するとともに、押さえ部33によって他方の面材1Bの表面が押圧されるようにして治具3Eを設置するようにする。
これにより、他方の面材1Bの突条13及び面材嵌合爪14は、治具3Eのスライド方向の後方に向けて、一方の面材1の溝11内に入り込む方向に傾斜して設置される。
この状態で、治具3Eをスライドさせることにより、図7(f1)〜図7(f2)(図7(g1)〜図7(g2))に示すように、突条ガイド部32によって他方の面材1Bの突条13を一方の面材1Aに形成された面材嵌合爪12の反対方向に変位、すなわち、突条13に形成した面材嵌合爪14が、面材嵌合爪12と干渉することなく面材1の溝11内に入り込むように変形させて、一方の面材1Aの幅方向の端部に形成された溝11内に形成した面材嵌合爪12と、他方の面材1Bに形成された突条13の面材嵌合爪14とをそれぞれ嵌合させて面材1A、1B同士を連接するようにする。
このようにして、面材の連接用スライド治具3Eを用いて、面材嵌合爪12、14同士を確実に嵌合させながら、面材1A、1B同士を簡易に連接することができる。
なお、本実施例の面材の連接用スライド治具3Eのその他の構成及び作用は、第1実施例の面材の連接用スライド治具3Aと同様である。
図10に、本発明の面材の連接用スライド治具の第5実施例を示す。
この面材の連接用スライド治具3Fは、上述の浮き上がり現象を防止するとともに、面材連接材2の突条21(面材連接材嵌合爪22)の溝11内への押し込み動作を確実に行うことができるようにするために、押さえ部33に、押さえ部33に設けられた回転部材33c1、33c2を下方に向かって付勢する押圧機構38を設けるようにしたものである。
この押圧機構38は、押さえ部33に立設した支持台38aと、支持台38aの上部に螺合され、操作部38bによって回転操作することにより昇降される昇降筒38cと、昇降筒38cから垂設された支持軸38dと、支持軸38dに遊嵌することにより昇降可能に支持される、回転部材33c1、33c2を配設した押圧部38eと、昇降筒38cと押圧部38eとの間の支持軸38dに沿って配設したバネ38fとで構成するようにしている。
そして、押圧機構38は、昇降筒38cを下降させることによって、昇降筒38cの位置変位をバネ38fを介して押圧部38eに伝達することにより、回転部材33c1、33c2の下方に向かう付勢力を増大することができるようにするとともに、押圧部38eを支持軸38dに昇降可能に支持することによって、バネ38fの伸縮により回転部材33c1、33c2の位置が調整されるようにしている。
また、回転部材33c1、33c2のうち少なくとも後方の回転部材33c2は、突条ガイド部32の終端よりも後方に配設することが好ましく、これにより、面材嵌合爪12と面材連接材嵌合爪22とが確実に嵌合(係合)される位置まで、面材連接材2の突条21(面材連接材嵌合爪22)の溝11内への押し込み動作を継続して行うことができる。
また、押圧機構38は、支持台38aを押さえ部33に立設する位置を調整できるように位置調整機構38gを設けるようにしている。
この位置調整機構38gは、本実施例においては、押さえ部33と支持台38aを固定するボルトのボルト挿通孔を長孔に形成することにより構成するようにしている。
また、この面材の連接用スライド治具3Fは、押さえ部33の治具3Eのスライド方向の前方に面材連接材2を案内、支持する回転部材33a1、33a2を設けるようにしている。
これにより、面材連接材2が治具3Fに安定して導入されるようにしている。
なお、本実施例の面材の連接用スライド治具3Fのその他の構成及び作用は、第1実施例の面材の連接用スライド治具3Aと同様である。
ところで、各実施例においては、面材1の溝11内に挿入される支持部31と、面材連接材2に形成された突条21間に挿入される突条ガイド部32と、面材連接材2の表面を押圧する押さえ部33とを、接続部34を介して一体に備え、支持部31を治具3A、3B、3C、3D、3E、3Fのスライド方向の前方に向けて接続部34から延設させるとともに、突条ガイド部32及び押さえ部33を治具3A、3B、3C、3D、3E、3Fのスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにしたが、接続部34と支持部31、突条ガイド部32及び押さえ部33の一体化構造は、上記構造に限定されるものではない。
例えば、図11に示す、本発明の面材の連接用スライド治具の第5実施例の第1変形態様の連接用スライド治具3F1のように、支持部31と接続部34とを、支持部31の治具3F1のスライド方向の前方端部まで一連に構成する(支持部31を治具3F1のスライド方向の前方に向けて接続部34から延設しないようにする。)ことができる。
これにより、支持部31の強度を向上することができる。
また、図12に示す、本発明の面材の連接用スライド治具の第5実施例の第2変形態様の連接用スライド治具3F2のように、支持部31と接続部34とを、支持部31の治具3F2のスライド方向の後方端部まで一連に構成する(支持部31を治具3F1のスライド方向の後方に向けて接続部34から延設しないようにする。)ことができる。
これにより、支持部31の強度を向上することができる。
また、図13に示す、本発明の面材の連接用スライド治具の第5実施例の第3変形態様の連接用スライド治具3F3のように、支持部31を突条ガイド部32の治具3F3のスライド方向の後方端部と一連に構成することができる。
これにより、横方向の力を受けて曲がる傾向にある突条ガイド部32が、支持部31と一体化されることにより、突条ガイド部32の曲りを防止して、治具3F3を円滑に進行方向にスライドできるようにすることができる。
なお、本実施例の面材の連接用スライド治具3F1、3F2、3F3のその他の構成及び作用は、第1実施例の面材の連接用スライド治具3Aと同様である。
以上、本発明の面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、各実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
なお、本発明の面材の敷設方法において、面材は、管の内周面に管の軸方向に沿って敷設するほか、例えば、管の内周面に螺旋状や管の軸方向に対して傾斜状等、任意の形態に敷設することもできる。
本発明の面材の連接用スライド治具及び該連接用スライド治具を使用する面材の敷設方法は、嵌合爪同士を確実に嵌合させながら、面材同士を簡易に連接することができる特性を有していることから、下水道管等の既設管の補修構造として用いられる内面材同士を連接するための用途に好適に用いることができるほか、例えば、コンクリート構造の槽の内壁面構造として用いられる内面材同士を連接するための用途等、各種の面材同士を連接するための用途に広く用いることができる。
1 面材(内面材)
11 溝
12 面材嵌合爪
14 面材嵌合爪
2 面材連接材(内面材連接材)
21 突条
22 面材連接材嵌合爪
3A、3B、3C、3D、3E、3F、3F1、3F2、3F3 面材の連接用スライド治具
31 支持部
32 突条ガイド部
33 押さえ部
38 押圧機構

Claims (16)

  1. 幅方向に並設した未連接の帯状の2つの面材の隣接する幅方向の端部に沿って、該2つの面材の長手方向にスライドさせることにより、2つの面材の幅方向の端部に形成された溝内に形成した面材嵌合爪と、両方の面材の幅方向の端部に跨って配設される面材連接材に互いに一定の間隔をあけて形成された2つの突条に対向するようにそれぞれ形成した面材連接材嵌合爪とをそれぞれ嵌合させて、前記面材同士を連接するために用いられる面材の連接用スライド治具であって、前記面材の溝内に挿入される支持部と、面材連接材の表面を押圧する押さえ部とを、接続部を介して一体に備え、前記支持部を治具のスライド方向の前方に位置するように設けるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に位置するように設けるようにしたことを特徴とする面材の連接用スライド治具。
  2. 前記支持部を治具のスライド方向の前方に向けて接続部から延設させるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の面材の連接用スライド治具。
  3. 前記押さえ部の治具のスライド方向の後方端部が、前記支持部の治具のスライド方向の後方端部よりも後方に位置するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の面材の連接用スライド治具。
  4. 前記支持部と押さえ部の間に、面材連接材に形成された突条間に挿入される突条ガイド部を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の面材の連接用スライド治具。
  5. 前記突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、面材の幅方向の端部に形成された溝内に入り込む方向に傾斜して設けられていることを特徴とする請求項4に記載の面材の連接用スライド治具。
  6. 前記突条ガイド部が、面材連接材に形成された突条間の間隔を押し広げるように制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の面材の連接用スライド治具。
  7. 前記突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、先割れ状態に形成され、その間に両方の面材に形成された面材嵌合爪が入り込むようにされていることを特徴とする請求項6に記載の面材の連接用スライド治具。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の連接用スライド治具を使用して、面材同士を、各面材の面材嵌合爪と、面材連接材の面材連接材嵌合爪とをそれぞれ嵌合させて連接することにより、面材を、管の内周面に敷設することを特徴とする面材の敷設方法。
  9. 幅方向に並設した未連接の帯状の2つの面材の隣接する幅方向の端部に沿って、該2つの面材の長手方向にスライドさせることにより、2つの面材のうちの一方の面材の幅方向の端部に形成された溝内に形成した面材嵌合爪と、他方の面材の幅方向の端部に形成された突条に形成した面材嵌合爪とを嵌合させて、前記面材同士を連接するために用いられる面材の連接用スライド治具であって、前記一方の面材の溝内に挿入される支持部と、他方の面材の表面を押圧する押さえ部とを、接続部を介して一体に備え、前記支持部を治具のスライド方向の前方に位置するように設けるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に位置するように設けるようにしたことを特徴とする面材の連接用スライド治具。
  10. 前記支持部を治具のスライド方向の前方に向けて接続部から延設させるとともに、前記押さえ部を治具のスライド方向の後方に向けて接続部から延設させるようにしたことを特徴とする請求項9に記載の面材の連接用スライド治具。
  11. 前記押さえ部の治具のスライド方向の後方端部が、前記支持部の治具のスライド方向の後方端部よりも後方に位置するようにしたことを特徴とする請求項9又は10に記載の面材の連接用スライド治具。
  12. 前記支持部と押さえ部の間に、他方の面材に形成された突条に当接する突条ガイド部を設けたことを特徴とする請求項10又は11に記載の面材の連接用スライド治具。
  13. 前記突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、一方の面材の幅方向の端部に形成された溝内に入り込む方向に傾斜して設けられていることを特徴とする請求項12に記載の面材の連接用スライド治具。
  14. 前記突条ガイド部が、他方の面材に形成された突条を、該突条に形成した面材嵌合爪が、一方の面材に形成された面材嵌合爪と干渉することなく面材の溝内に入り込むように変形させるように制御することを特徴とする請求項12又は13に記載の面材の連接用スライド治具。
  15. 前記突条ガイド部が、治具のスライド方向の後方に向けて、先割れ状態に形成され、その間に一方の面材に形成された面材嵌合爪が入り込むようにされていることを特徴とする請求項14に記載の面材の連接用スライド治具。
  16. 請求項9、10、11、12、13、14又は15に記載の連接用スライド治具を使用して、面材同士を、各面材の面材嵌合爪を嵌合させて連接することにより、面材を、管の内周面に敷設することを特徴とする面材の敷設方法。
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