JP6804402B2 - 内面材押圧装置 - Google Patents
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Description
ここで、ライニング体には第1係合部が形成される一方で、接続部材には第2係合部が形成され、第1係合部と第2係合部との係合により、隣り合うライニング体が接続部材を介して接合されている。
このライニング装置は、接続部材上を転動可能な回転部材と、回転部材を接続部材に押し付けるための推力を発生するエアシリンダと、既設管の内周面に対し反力をとる固定パッドとを備え、回転部材に設けられたフランジ状の凸部を接続部材の撓み領域に設けられた凹部に嵌め込み、既設管の内周面に対し固定パッドで反力をとりながらエアシリンダからの推力を回転部材に伝達して回転部材を接続部材に押し付けながら転動させることにより、ライニング体の第1係合部と接続部材の第2係合部とを係合させて隣り合うライニング体を接続部材を介して接合することができるように構成されている。
この場合、回転部材に設けられたフランジ状の凸部を内面材に突き当てた点接触状態で回転部材から内面材へと押圧力が加えられることになる。
このため、内面材における回転部材の凸部が突き当てられた点接触部分に局所的に強い力が作用し、これによって内面材が傷付いたり、変形したりするといった不具合が発生する恐れがある。
なお、上記回転部材として転動面に凸部等を有しない単なるローラを用いることも考えられるが、この場合、内面材に対しローラが線接触となり、内面材におけるローラの線接触部分に強い力が集中的に作用することになり、上記不具合と同様の不具合が発生する恐れがある。
(1)作業者が、内面材固定部材の位置で、その都度、内面材押圧装置を操作する必要があるため、作業性が低く、施工に時間を要する。
(2)作業者が管内に入って内面材押圧装置を操作する必要があるため、小径(呼び径:800〜1000mm以下)の管には適用できず、また、雨水による事故の危険性がある。
(3)施工の確実性が、内面材押圧装置を操作する作業者の技術力に左右される。
(4)これから内面材固定部材に係合する一方の内面材を、既に内面材固定部材に係合された他方の内面材に隣接するように配設する際、他方の内面材に対し一方の内面材を正確に位置決めしつつ内面材を押圧する必要があるが、他方の内面材に一方の内面材が隣接するように一方の内面材を正確に位置決めするのが難しい。
管軸方向に移動しながら、管軸方向に配設する内面材の表面を押圧して、管の内周面側に設置された内面材固定部材に、内面材を係合するための内面材押圧装置であって、
管軸を含む面と管周とが交わる一方の線上と、他方の線上とに端部が位置するように配置される支柱部と、
前記支柱部の端部側に設けられた一方の内面材の表面を押圧する押圧部と、
前記一方の内面材を位置決めする位置決め機構と、
前記一方の内面材に隣接する、内面材固定部材に係合した他方の内面材に沿って案内される案内機構とを具備し、
前記内面材押圧装置を管軸方向に移動しながら、前記押圧部によって一方の内面材の表面を内面材固定部材に向けて押圧することで、一方の内面材を内面材固定部材に係合するようにしたことを特徴とする(第1発明)。
図1〜図2に、本発明の内面材押圧装置の一実施例を示す。
この内面材押圧装置1は、円筒状の管Pの内表面の仕上げ等を行うに際して管Pの内部に搬入・設置され、管軸方向(管軸中心線Sが延びる方向)に移動しながら、管軸方向に配設する内面材5の表面を押圧して、管Pの内周面に設置された内面材固定部材10に、内面材5を係合して嵌着するために用いられるものである。なお、内面材押圧装置1は、円筒状の管に限らず、角筒状の管にも適用することができる。
第1の当接部11と、第2の当接部12及び第3の当接部13とは、管軸(管軸中心線S)を含む面と管周とが交わる一方の線上と、他方の線上とにそれぞれ位置するように配置され、第1の当接部11と、第2の当接部12及び/又は第3の当接部13とが、内面材5を押圧するようにしている。
ここで、管周とは、管Pの内周面に平行な仮想の周面を含み、特に、内面材固定部材10に係合して嵌着される内面材5を管Pの周方向に順次配設して形成される筒状体18(図3参照)の内周面と略面一をなす仮想の周面を含むものである。
図3(a)及び(b)に示すように、内面材5は、ファスナ21と組み合わせて用いることによって、内面材構造体20を構成するもので、管Pの長手方向に沿って延びる、例えば、合成樹脂製の帯板状部材よりなるものである。
すなわち、内面材構造体20は、内面材固定部材10に嵌着して取り付けられる内面材5と、内面材固定部材10に取り付けられた隣接する内面材5,5´同士を接続するファスナ21とからなる。
そして、図4(a)及び(b)に示すように、内面材5の表面には、ファスナ21を取り付けるための溝22が管Pの長手方向に延びるように設けられるとともに、溝22の内部には、ファスナ21と係合する係合爪23が形成されている。また、内面材5には、内面材固定部材10に形成された内面材装着部24に嵌着される嵌着部25を形成するようにする。
ここで、内面材5を取り付けるための骨格構造としては、特許文献3や本件出願人の出願である特願2016−90985号明細書に記載のものを適用することができる。
この骨格構造は、図3〜図7に示すように、管Pの長手方向に間隔をあけて、管Pの内周面に沿って設けられるリング状支持部材30と、背面側にリング状支持部材30に沿って取り付けるための嵌合部26を備え、表面側に内面材5を取り付けるための内面材装着部24を備えた内面材固定部材10と、この内面材固定部材10を介して管Pの長手方向に沿って取り付けられることによって、隣接するリング状支持部材30間の距離を規定する連結スペーサ31とからその主要部が構成されている。
なお、リング状支持部材30には、鉄製棒材や異形鉄筋を用いることが好ましいが、断面形状が四角形や多角形の棒状部材や中空体(パイプ部材)を用いることもでき、また、金属製の部材以外の合成樹脂製や複合材料製の部材も使用することができる。
ここで、内面材固定部材10の嵌合部26には、リング状支持部材30に嵌合した内面材固定部材10の嵌合部26が外れないようにするための突起26a,26bを形成するようにしている。
これにより、連結スペーサ31の内面材固定部材10への取り付けを簡易に行うことができる。
そして、連結スペーサ31に備えた連結部34を、その幅を他の部分より大きくなるように段状に形成して、内面材固定部材10の挿通空間27に挿通した連結スペーサ31がこの位置で止まるようにするとともに、連結スペーサ31の中間位置に連結スペーサ31の挿通空間27の反対側の開口縁に当接する係止爪35を形成して、連結スペーサ31の嵌着部32を構成するようにしている。
これにより、連結スペーサ31同士を連結することによって、相互に隣接するリング状支持部材30間の距離を規定することができる。
なお、連結スペーサ31を、内面材固定部材10に対して挿通方向に摺動しないように固定するための手段は、これに限定されず、例えば、嵌着部32の両側に係止爪35を形成して、連結スペーサ31をいずれの側からも内面材固定部材10に挿通できるようにしたり(この場合、連結スペーサ31に備えた連結部34の幅を他の部分と同一にする。)、内面材固定部材10側に連結スペーサ31に嵌着する嵌着部を形成するようにしたり、内面材固定部材10及び連結スペーサ31の所定位置にピン孔を形成し、ピン孔に固定ピンを挿入する等、任意の固定方式を採用することができる。
なお、係止爪35は、連結スペーサ31の中間位置の側面に形成するほか、連結スペーサ31の中間位置の上面に形成することもでき、また、係止爪35を含めて嵌着部32を形成する位置も、自由に設定することができる。
そして、連結スペーサ31を挿通しない挿通空間27には、必要に応じて、鉄製棒材や異形鉄筋等からなる補強部材(図示省略)を挿通して、管Pの長手方向に沿って取り付けることができる。
この補強部材は、管Pの内周面と内面材5によって区画された環状の隙間に充填される硬化材6中に埋設され、管Pの強度を高めることができる。
これにより、管Pの内周面に沿って設けられるリング状支持部材30を、内面材固定部材10を介して、安定して設置することができる。
ここで、内面材固定部材10は、そのすべてを管Pの内周面に接地して設ける必要はなく、内面材固定部材10を介してリング状支持部材30を安定して設置することができる限りにおいて、リング状支持部材30に沿って取り付けた内面材固定部材10のうちの任意の位置の内面材固定部材10を接地して設けるようにすればよい。
以下、図8〜図14に基づいて、管Pの内周面に設置された内面材固定部材10に、表面に管Pの長手方向に延びる溝22を備えた内面材5を嵌着するために用いられる内面材押圧装置の詳細について説明する。
図8に示す内面材押圧装置1において、第1の当接部11と、第2の当接部12及び第3の当接部13とは、管軸中心線Sを基準に管直径方向に略対称に位置するように配置され、第1の当接部11は、管軸中心線Sを基準に、管直径方向一側(図8では上側)に配置され、管軸中心線Sを基準にして、管直径方向他側(図8では下側)に、第2の当接部12及び第3の当接部13がそれぞれ配置されている。
第2の当接部12と第3の当接部13とは、管軸方向に所定間隔をあけて配置され、第2の当接部12は、第1の当接部11の管軸方向の配置位置を基準に、内面材押圧装置1の牽引方向に対して、後行する側に配置される一方、第3の当接部13は、第1の当接部11の管軸方向の配置位置を基準に、内面材押圧装置1の牽引方向に対して先行する側に配置されている。
こうして、第1の当接部11、第2の当接部12及び第3の当接部13の管軸方向の相対位置が、第2の当接部12と第3の当接部13との間に第1の当接部11が位置するような関係となるようにしている。
支柱部15は、図8において管軸中心線Sと直交する水平軸線方向から見て略三角形状の支持体であって、第1の支柱部51と第2の支柱部52と第3の支柱部53とを備え、これら支柱部51,52,53が三角形の三辺を構成するように配置されてなり、第1の支柱部51と第2の支柱部52とがピン55を介して互いに回動可能に連結され、第2の支柱部52と第3の支柱部53とがピン56を介して互いに回動可能に連結され、第3の支柱部53と第1の支柱部51とがピン57を介して互いに回動可能に連結されている。
ここで、略三角形状の支柱部15において、第1の支柱部51と第3の支柱部53とが交わる頂点に第1の当接部11が配置され、第1の支柱部51と第2の支柱部52とが交わる頂点に第2の当接部12が配置され、第2の支柱部52と第3の支柱部53とが交わる頂点の近傍に第3の当接部13が配置されている。
第1の支柱部51は、第1の支柱部材51aと第2の支柱部材51bとにより構成され、第1の支柱部材51aは、主としてプッシュロッド60及びスプリング収容体61で構成され、第2の支柱部材51bは、帯状主板部の両側部に一対の帯状側板部が支柱部15の内方に向けて突設されてなる本体部分62とこの本体部分62の他端部から突出状態でその本体部分62に固着される脚部材63とで構成されている。
なお、第2の支柱部材51bの本体部分62における帯状主板部の一端寄りの部位及び他端部寄りの部位にはそれぞれ取っ手64が取り付けられており、管Pの内部への内面材押圧装置1の搬入・設置等を取っ手64を握って操作することで容易に行うことができるようにしている。
第1の支柱部51には、この第1の支柱部51の長さを弾性伸縮可能とするための弾性伸縮機構65が設けられている。
この弾性伸縮機構65は、スプリング収容体61に、プッシュロッド60を軸方向に往復動可能に支持させるように配設するとともに、圧縮コイルスプリング66の弾性反発力によってプッシュロッド60をスプリング収容体61から押し出す方向に付勢するように圧縮コイルスプリング66をスプリング収容体61に組み込むことによって構成されている。
なお、内面材5と内面材固定部材10との係合に要する力が50N〜1500Nの際、圧縮コイルスプリング66のばね定数が2N/mm〜30N/mmであれば好適に係合することができる。
ヘッド側ブロック67及びボトム側ブロック68のそれぞれには、プッシュロッド60が挿通可能なロッド挿通孔が設けられ、これらロッド挿通孔にプッシュロッド60が挿通されて両ブロック67,68を貫通するような状態でそれらブロック67,68にプッシュロッド60が軸方向に往復動可能に支持されている。
プッシュロッド60の外周面には、プッシュロッド60の軸方向中間部よりもやや一端側寄りで、ヘッド側ブロック67とボトム側ブロック68との間に位置するように円環状の鍔部60aが形成され、この鍔部60aとボトム側ブロック68との間に、圧縮コイルスプリング66がプッシュロッド60に外嵌された状態で組み込まれている。
通常、三節リンク機構の場合、各リンク部は回り対偶を持っていても相対運動ができないので、固定連鎖となり、自由度がゼロとなってリンク機構として動かない。
本実施例では、弾性伸縮機構65により第1のリンク部(第1の支柱部51)の長さが弾性伸縮可能とされているため、三節リンク機構は自由度を持つようになり、リンク機構として動くことができる。
なお、第1の支柱部材51aを第1のリンク部材、第2の支柱部材51bを第2のリンク部材と見立てた場合、後述する距離可変機構75の操作時には、支柱部15は、四節リンク機構により構成されることになる。
図8に示すように、第1の支柱部51には、上述した弾性伸縮機構65に加え、第1の当接部11と第2の当接部12との距離を可変とする距離可変機構75が設けられている。
この距離可変機構75は、第2の支柱部材51bの断面コの字形の本体部分62における支柱部15の内方に向けて開口された開口部内に、第1の支柱部材51aの本体部分を構成するスプリング収容体61を組み込み、第2の支柱部材51bにおける本体部分62の一対の帯状側板部とスプリング収容体61における一対の連結板69(図9(a)参照)とを貫通するように組み付けられる回動軸76を介して第1の支柱部材51aと第2の支柱部材51bとを互いに回動可能に接続して構成されている。
本実施例では、距離可変機構として第1の支柱部材51aと第2の支柱部材51bとを回動軸を介して接続する構成を説明したが、例えば第1の支柱部材51aと第2の支柱部材51bとがスライド可能に接続する構成、ジャッキのようにねじを回転することで第1の支柱部51の長さが変わる構成やエアシリンダを用いた構成でもよく、第1の当接部11と第2の当接部12との距離を可変とする機構は特に限定されない。
図8に示すように、第1の支柱部材51aの本体部分を構成するスプリング収容体61と第2の支柱部材51bの本体部分62とは、それぞれの長手方向の半部程度が互いに重なり合うように組まれており、第1の支柱部51を支柱部15の内方側に向けて略への字状に屈曲させた図10に示すような状態から、図8に示すように、第1の支柱部材51aと第2の支柱部材51bとが一直線上に配されるように回動軸76を中心とするそれら支柱部材51a,51bの回動操作で第1の支柱部51が直線状の形態となるように伸展させたときに、第2の支柱部材51bの本体部分62における帯状主板部の一端部で構成されるストッパ機能板部77が、スプリング収容体61の一対の連結板69(図9(a)参照)に固定された後述する固定クランプ部材79に当接してストッパとして機能し、第1の支柱部材51aと第2の支柱部材51bとの回動を規制する役目をする。これにより第1の当接部11と第2の当接部12との相対距離を一定にすることができる。
図9(a)及び(b)に示すように、第1の支柱部51には、この第1の支柱部51が直線状の形態となるように伸展させた状態で固定するためのロック装置78が付設されている。
このロック装置78は、第2の支柱部材51bにおけるストッパ機能板部77を挟持するための固定クランプ部材79及び可動クランプ部材80と、これら固定クランプ部材79及び可動クランプ部材80を締結するノブ付ボルト81とを備えて構成されている。
固定クランプ部材79は、ストッパ機能板部77と当接する比較的肉厚の薄い薄肉板部79aと、この薄肉板部79aに対し厚み方向に凸状に段差を持たせて形成される比較的肉厚の厚い厚肉板部79bとを有し、スプリング収容体61における一対の連結板69に跨るように置かれた状態でそれら連結板69に固定されている。
可動クランプ部材80は、固定クランプ部材79における薄肉板部79aと対をなすように対向するクランプ機能板部80aと、固定クランプ部材79における厚肉板部79bが嵌り込む凹部を有する取付板部80bとを有している。
ノブ付ボルト81は、可動クランプ部材80における取付板部80bを貫通し、固定クランプ部材79における厚肉板部79bに形成した雌螺子に螺合している。
また、ノブ付ボルト81を緩めると、薄肉板部79aとクランプ機能板部80aとでストッパ機能板部77を挟持してロックした状態を解除することができ、図10に示すように、第1の支柱部51を支柱部15の内方側に向けて略への字状に屈曲させるように第1の支柱部材51aと第2の支柱部材51bとを回動軸76を中心に互いに回動させるようにすることができる。
図8に示すように、第2の支柱部52は、第2の当接部12と第3の当接部13とを結ぶ第2仮想直線72(図15(a)及び(b)参照)に対し第2の当接部12から第3の当接部13に向かって管軸中心線Sに近づく方向(図8では上方)に所定の鋭角をなして傾斜する仮想傾斜直線74に沿って延びる棒状部材52aと、この棒状部材52aにおける第2の当接部12側に向けた基端部に一体的に連設され、第1の支柱部51における脚部材63を両側から挟むクレビス形のブラケット52bとにより構成されている。
第3の支柱部53は、第1の当接部11と第3の当接部13とを結ぶ方向に沿って延在する帯状主板部の両側部に一対の帯状側板部が支柱部15の内方に向けて突設されてなる断面コの字形の部材よりなるものである。
なお、第3の支柱部53における帯状主板部の他端部には、内面材押圧装置1の牽引方向に向かって突出するようにアイボルト82が締結・固定されている。
第1の支柱部51における脚部材63と第2の支柱部52におけるブラケット52bとは、両者を貫通するように組み付けられるピン55によって回動可能に連結されている。
第2の支柱部52における棒状部材52aの先端部は、第3の支柱部53と第3の当接部13との接続部分よりも第3の支柱部53の長手方向内側の位置(第3の支柱部53の他端部近傍位置)で断面コの字形の第3の支柱部53における支柱部15の内方に向けて開口された開口部内に差し込まれている。
そして、棒状部材52aの先端部と第3の支柱部53とは、第3の支柱部53における一対の帯状側板部と棒状部材52aの先端部とを貫通するように組み付けられるピン56によって回動可能に連結されている。
第1の支柱部51におけるプッシュロッド60の先端部は、第3の支柱部53の一端部の位置で断面コの字形の第3の支柱部53における支柱部15の内方に向けて開口された開口部内に差し込まれている。
そして、プッシュロッド60の先端部と第3の支柱部53とは、第3の支柱部53における一対の帯状側板部とプッシュロッド60の先端部とを貫通するように組み付けられるピン57によって回動可能に連結されている。
図13に示すように、第1の支柱部51と第3の支柱部53とを連結するピン57は、内面材押圧装置1の牽引方向に向かって両支柱部51,53の連結部から両側(図13では左右両側)に突出される一対の突出部分を有しており、このピン57の一対の突出部分に一対の第1の当接部11が回転可能に支持されている。
図14に示すように、第1の支柱部51と第2の支柱部52とを連結するピン55は、内面材押圧装置1の牽引方向に向かって両支柱部51,52の連結部から一側(図14では右側)に突出される突出部分を有しており、このピン55の突出部分に第2の当接部12が回転可能に支持されている。
図11に示すように、第3の支柱部53の他端部には、内面材押圧装置1の牽引方向に向かって他側(図11では右側)に第3の支柱部53から突出される突出部分を有するピン83が組み付けられており、このピン83の突出部分に第3の当接部13が回転可能に支持されている。
なお、第2の当接部12を回転可能に支持するピン55における第1の支柱部51と第2の支柱部52との連結部から突出される突出部分の突出方向と、第3の当接部13を回転可能に支持するピン83における第3の支柱部53から突出される突出部分の突出方向とは、逆向きであり、図11に示すように、第2の当接部12と第3の当接部13とは管軸方向から見て管周に沿う方向に互いに逆向きに位置をずらして配置されている。特に牽引方向に対して先行する側に配置された第3の当接部13は、当接部と内面材とが当接する面積を小さくすることで内面材をより押圧しやすくするために、支柱部の連結部から一側に当接部を設けているが、第2の当接部12と第3の当接部13は両側に当接部を設けてもよい。
図11、図13及び図14に示すように、第1の当接部11、第2の当接部12及び第3の当接部13は、基本的に同構造で、いずれも管軸方向に転がるように回転可能な回転体よりなり、これから内面材固定部材10に係合して嵌着する一方の内面材5を、既に内面材固定部材10に係合されて嵌着された他方の内面材5´に隣接するように配設する際に、一方の内面材5を位置決めする位置決め機構と、他方の内面材5´に沿って案内される案内機構とを具備している。位置決め機構と案内機構は、内面材押圧装置1のどの部分に設けるかは限定されず、例えば支柱部に設けられてもよいが、内面材と当接して押圧する押圧部に一体に設けられていれば、一方の内面材の位置決めと他方の内面材での案内と内面材の押圧とが簡易な構成の一部材で行えるため好ましい。
ローラ本体部90は、一方の内面材5の表面を内面材固定部材10に向けて実質的に押圧する押圧部としての役目をする。
内側突部91及び外側突部92は、互いに隣接する一方の内面材5と他方の内面材5´との隣接部分に跨ることができるようにローラ本体部90に突設されており、この隣接部分において互いに隣り合う一方の内面材5の溝22及び他方の内面材5´の溝22にそれぞれ内側突部91及び外側突部92が入り込むことが可能となるようにローラ本体部90に配設されている。
内側突部91は、これから内面材固定部材に係合させようとする一方の内面材5の溝22内に配置されることで一方の内面材5を位置決めする位置決め機構として機能し、外側突部92は、既に内面材固定部材に係合された他方の内面材5´の溝22内に配置されることで他方の内面材5´に沿って案内される案内機構として機能する。
外側突部92にも同様に、この外側突部92が先細り形状となるようにその先端部両側に傾斜面92aを形成してテーパを設けるようにしている。
こうして、特に内側突部91及び外側突部92のテーパの先端側において、内側突部91と一方の内面材5の溝22の壁面とが所定の隙間を設けて配置され、外側突部92と他方の内面材5´の溝22の壁面とが所定の隙間を設けて配置される。
なお、本実施例では内側突部91と外側突部92の強度を保持するためにテーパを設けたが、溝22の幅よりも内側突部91と外側突部92の幅を小さく形成し、溝22の壁面と所定の隙間を設けておれば、必ずしもテーパを設けなくてもよい。
また、図示しないが、ローラ本体部90の周面に溝を、一方の内面材5及び他方の内面材5´の表面に管Pの管軸方向に伸びる突条部を設ける場合も、同様である。
このとき、弾性伸縮機構65の弾性力が強くて内面材押圧装置1を管P内に挿入するのが難しい場合、図10に示すように、ノブ付ボルト81を緩めてロック装置78によるロックを解除し、第1の支柱部51を支柱部15の内方側に向けて略への字状に屈曲させるように第1の支柱部材51aと第2の支柱部材51bとを回動軸76を中心に互いに回動させるように距離可変機構75を操作し、第1の当接部11と第2の当接部12との管直径方向の距離Lを狭めた状態にして、内面材押圧装置1を管P内に挿入し、その後、屈曲させた第1の支柱部51を支柱部15の外方側に向けて伸展させて第1の当接部11と第2の当接部12との管直径方向の距離Lを広げて使用に適した距離にする。
また、図2に示すように、管Pの長手方向下流側に配設されたウインチ95からの索条96(ロープやワイヤ)を内面材押圧装置1に取り付けられたアイボルト82のリング部に掛け止める。
こうして、管軸方向に移動しながら管Pの内周面に設置された内面材固定部材10に内面材5を係合する作業を、必ずしも作業者が管P内に入ることなく、効率よく、安全に、かつ、確実性を以て行うことができ、かつ、小径(呼び径:800〜1000mm以下)の管Pにも適用できる。
このとき、代表として、図11に示すように、互いに隣接する一方の内面材5と他方の内面材5´との隣接部分において互いに隣り合う一方の内面材5の溝22及び他方の内面材5´の溝22に第3の当接部13の内側突部91及び外側突部92をそれぞれ入り込ませて係合させる(第1の当接部11及び第2の当接部12についても同様)。
なお、弾性伸縮機構65の弾性力が強くて内面材押圧装置1を管P内に挿入するのが難しい場合、前述したように距離可変機構75を操作し、図10に示すように、第1の当接部11と第2の当接部12との管直径方向の距離Lを狭めた状態にして、内面材押圧装置1を管P内に挿入し、その後、屈曲させた第1の支柱部51を支柱部15の外方側に向けて伸展させて第1の当接部11と第2の当接部12との管直径方向の距離Lを広げて使用に適した距離にする。
内面材押圧装置1によれば、図8に示すように、第1の当接部11と、第2の当接部12及び/又は第3の当接部13とが内面材5を押圧する際、第2の当接部12及び第3の当接部13によって反力を確保しつつ第1の当接部11で内面材5を押圧するといった具合に、一の当接部が他の2つの当接部によって反力を確保して内面材5を押圧することができるので、内面材5を押圧する際に安定して反力をとることができる。
なお、内面材押圧装置1では、第1の当接部11と、第2の当接部12及び/又は第3の当接部13とが内面材5を押圧する構成であるので、内面材5に局所的に強い力が作用するようなことがなく、内面材固定部材10への係合・嵌着に必要とされる押圧力を、内面材5の傷付きや変形が生じない所定の面圧以下となるように内面材5に作用させることができ、内面材5を傷付けたり、変形させたりすることなく内面材5を押圧することができる。
また、仮想三角形70における第2の当接部12及び第3の当接部13を頂点とする夾角が90度以下とされているので、第1の当接部11、第2の当接部12及び第3の当接部13の管軸方向の相対位置が、第2の当接部12と第3の当接部13との間に第1の当接部11が位置するような関係となり、図8に示すように、第2の当接部12及び第3の当接部13によって安定的に反力を確保しつつ支柱部15を介して第1の当接部11を強固に支持することができる。
また、弾性伸縮機構65の弾性反発力が管軸方向に対し斜め方向に作用するため、斜め方向に作用した弾性反発力の管軸方向の分力が管軸方向に作用するので、管Pの段差を容易に越えることができる。
なお、以下に述べる各変形例において、上記実施例と同一又は同様のものについては図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては各変形例に特有の部分を中心に説明することとする。
各当接部101,102と案内機構103とは、支柱部100の両端に設けられるフレーム部104に備えるようにしている。
案内機構103の内面材5の溝22に沿って移動する案内部は、各当接部101,102を挟んで内面材押圧装置1Aの移動方向(牽引方向)の前後位置に設けるようにしている。
これにより、案内機構103によって、支柱部100の両端に設けられた各当接部101,102を正確に案内することができる。
各当接部101,102及び(又は)案内機構103を、前述したローラ本体部90に、内面材5の溝22に入り込む前述した内側突部91及び外側突部92と同様のフランジを形成した回転体で構成することができる。
これにより、各当接部101,102及び(又は)案内機構103によって、支柱部100の両端に設けられた各当接部101,102を円滑かつ正確に案内することができるとともに、既に内面材固定部材10に嵌着された他方の内面材5´に対しこれから内面材固定部材10に嵌着する一方の内面材5を正確に位置決めすることができる。
第1の支柱部121及び第3の支柱部123には、それぞれ弾性伸縮機構65が設けられている。
また、第1の当接部11、第2の当接部12、第3の当接部13及びこれら各当接部11,12,13と基本的に同構造の第4の当接部14は、支柱部120で形成される略四角形の頂点(又は頂点近傍)に位置するようにしている。
この四角形状の支柱部120を備えてなる内面材押圧装置1Cによれば、管Pの端部まで内面材5を内面材固定部材10に押圧・係合することができるという利点がある。
第5の支柱部125にも、弾性伸縮機構65を設けるようにすることで、平行四辺形状を保ち、各当接部の管軸方向の相対位置をずれるようにしながら、段差や管径の変動に対応できるようにしている。
5 内面材(一方の内面材)
5´ 内面材(他方の内面材)
10 内面材固定部材
11 第1の当接部
12 第2の当接部
13 第3の当接部
15 支柱部
18 筒状体
22 溝
51 第1の支柱部
51a 第1の支柱部材
51b 第2の支柱部材
52 第2の支柱部
53 第3の支柱部
60 プッシュロッド
60a 鍔部
61 スプリング収容体
65 弾性伸縮機構
66 圧縮コイルスプリング
70 仮想三角形
71 第1仮想直線
72 第2仮想直線
73 第3仮想直線
75 距離可変機構
76 回動軸
90 ローラ本体部(押圧部)
91 内側突部(位置決め機構)
91a 傾斜面
92 外側突部(案内機構)
92a 傾斜面
Claims (5)
- 管軸方向に移動しながら、管軸方向に配設する内面材の表面を押圧して、管の内周面側に設置された内面材固定部材に、内面材を係合するための内面材押圧装置であって、
管軸を含む面と管周とが交わる一方の線上と、他方の線上とに端部が位置するように配置される支柱部と、
前記支柱部の端部側に設けられた一方の内面材の表面を押圧する押圧部と、
前記一方の内面材を位置決めする位置決め機構と、
前記一方の内面材に隣接する、内面材固定部材に係合した他方の内面材に沿って案内される案内機構とを具備し、
前記内面材押圧装置を管軸方向に移動しながら、前記押圧部によって一方の内面材の表面を内面材固定部材に向けて押圧することで、一方の内面材を内面材固定部材に係合するようにしたことを特徴とする内面材押圧装置。 - 前記位置決め機構及び前記案内機構は、前記押圧部に設けた突部及び/又は溝であり、
前記一方の内面材及び他方の内面材の表面に、管軸方向に伸びる溝及び/又は突条部が形成されており、
前記押圧部の突部が前記内面材の溝内に配置されるか、及び/又は、前記内面材の突条部が前記押圧部の溝内に配置されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の内面材押圧装置。 - 前記位置決め機構及び前記案内機構は、前記押圧部に設けた突部であり、
前記一方の内面材及び他方の内面材の表面に、管軸方向に伸びる溝が形成されており、
前記押圧部の突部が、前記一方の内面材及び他方の内面材の溝内に配置されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の内面材押圧装置。 - 前記押圧部の突部及び/又は前記内面材の突条部にテーパが設けられており、
前記押圧部の突部と前記内面材の溝の壁面とは所定の隙間を設けて配置されているか、及び/又は、前記内面材の突条部と前記押圧部の溝の壁面とは所定の隙間を設けて配置されるようにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の内面材押圧装置。 - 前記押圧部は、管軸方向に回転移動可能な回転体からなり、
前記位置決め機構及び前記案内機構は、前記押圧部を構成する回転体の周面に形成された突条からなり、
前記突条は、前記一方の内面材及び他方の内面材の表面に形成された溝内に配置されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の内面材押圧装置。
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