JP2593791B2 - 支柱の長さ調整装置 - Google Patents

支柱の長さ調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足場用のメイン支柱、
補強用の水平材又は斜材、支保工用のメイン支柱又は補
強用のブレス等の使用に適する支柱の長さ調整装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築用、土木用の足場や支保工
では、多数の縦方向メイン支柱と、各メイン支柱同志を
結合する補強用の水平材、斜材とが使用され、特に、各
メイン支柱間には長さ調整自在なサポート、ブレースと
称する支柱が架設されている。この種の長さ調整自在な
支柱として、例えば、特開昭58−123968号公
報、又は、実公昭40−917号公報に示すものが知ら
れている。例えば、上記実公昭40−917号公報に示
す支柱は、図12に示すように、アウターチューブ1と
このアウターチューブ1内に挿入したインナーチューブ
2とで支柱3を構成し、アウターチューブ1の端部外面
に楔のガイドたるハウジング4を設け、このハウジング
4内に先端内面に歯を設けた楔5をスライド自在に挿入
させたものである。この支柱3は、楔5を弛めた時イン
ナーチューブ2を出入させて全体の長さを調節し、任意
の位置で楔5を打ち込むとインナーチューブ2がロック
して所定の長さに設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の支柱の長さ
調整装置は、楔の打ち込み操作のみで長さが設定される
良さがある反面、楔の先端内面の歯をインナーチューブ
2の外面に沿ってスライドさせるために、楔の打ち込
み、引き抜き時に上記の歯がインナーチューブの外面を
損傷し、強度の低下,発錆の原因となる不具合がある。
更に、楔5による締め付け力がインナーチューブ2に対
して軸方向に沿つて斜め方向から作用する為に、その締
め付け力が弱く、大きな引張力X1又は圧縮力X2が作
用した時インナーチューブ2がすべって移動する危険が
ある。特に、インナーチューブに対して楔5の打ち込み
方向と反対方向の圧縮力X2が作用すると、この圧縮力
X2が楔5に対する抜け方向の力として作用し、楔5を
弛めてしまい引張力X1と圧縮力X2が両方作用する場
所の支柱には使用できない不具合がある。更に、楔5を
打ち込んた状態が確認しずらい為に、打ち込み忘れを生
じ、足場に利用した時危険がある。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、インナー
チューブの外面の損傷を出来るだけ少くなくして締め付
けられる支柱の長さ調整装置を提供することである。そ
して、本発明の第2の目的は、インナーチューブに対す
る締め付け力を大きくでき、且つ引張力と圧縮力の両方
向の力が作用する場所の支柱の適用に適する支柱の長さ
調整装置を提供することである。更に、本発明の第3の
目的は、楔の打ち込み忘れを防止できる支柱の長さ調整
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1、第2の目的を
達成する為、本発明の第1の構成は、アウターチューブ
とアウターチューブ内に摺動自在に挿入したインナーチ
ューブとで支柱を構成し、アウターチューブの任意の位
置に半径方向に貫通する開口部を形成し、アウターチュ
ーブにはこの開口部に対向する中空なハウジングを設
け、前記開口部内には半径方向移動自在なスペーサをイ
ンナーチューブの外面に対向して挿入し、前記ハウジン
グの上壁と前記スペーサの外面との間に当該スペーサを
インナーチューブ方向に付勢する楔を移動自在に挿入さ
せたことを特徴とする。上記第3の目的を達成するた
め、本発明の構成は、楔の外面に凹部を設け、この凹部
内にピンを介して締め付け確認用のストッパーを揺動自
在に設け、前記凹部外面とストッパーとの間に当該スト
ッパーの一端を上方に付勢するスプリングを介在させて
いる。スペーサの内周にインナーチューブの外面に対向
する一つ又は複数の歯を突設するのが好ましい。インナ
ーチューブの内端に連結板を結合し、この連結板に軸方
向に沿う長孔を設け、この長孔内にはアウターチューブ
に半径方向に向けて設けるのが好ましい。上記第1、第
2の目的を達成する本発明の他の構成は、アウターチュ
ーブとアウターチューブ内に摺動自在に挿入したインナ
ーチューブとで支柱を構成し、アウターチューブの任意
の位置に半径方向に貫通する二つの第1、第2の開口部
を相対向して形成し、アウターチューブには各開口部に
対向する中空な二つの第1、第2のハウジングを設け、
前記各開口部内には半径方向移動自在な二つの第1、第
2のスペーサをそれぞれインナーチューブの外面に対向
して挿入し、前記ハウジングの上壁と前記スペーサの外
面との間に当該スペーサをインナーチューブ方向に付勢
する二つの第1、第2の楔を移動自在にそれぞれ挿入さ
せたことを特徴とする。第1、第2のハウジングの内面
又は第1、第2のスペーサの外面に同一方向のテーパ面
を同一方向に向けて形成し、第1、第2の楔を同一方向
から挿入させるのが好ましい。第1、第2のハウジング
の内面又は第1、第2のスペーサの外面に互いに反対方
向に向くテーパ面を形成し、第1、第2の楔を互いに反
対方向から挿入するのが好ましい。
【0006】
【作用】アウターチューブに対してインナーチューブを
外方又は内方にスライドすることによりアウターチュー
ブとインナーチューブとの合計の長さが仮に設定され
る。この状態で楔を軸方向に沿って打ち込むとスペーサ
が半径方向に付勢され直角に押されてインナーチューブ
の外面に係合する。この為、インナーチューブはスペー
サとアウターチューブの内面とで挾持され抜けなくな
り、所定の長さが設定される。インナーチューブは、ス
ペーサで直角に押されるからその締め付け力が強大であ
り、更にスペーサの内面は、インナーチューブの外面を
こすらないからインナーチューブの外面を損傷しない。
締め付け確認用のストッパーは、スプリングで上方に付
勢され、このストッパーがスプリングに抗してハウジン
グ内に挿入されない限り楔の打ち込みが不安定であるこ
とを外部から視認できる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3は、本発明の一実施例に係る支
柱とその長さ調整装置を示す。支柱6は、建築、土木工
事用の枠組足場又は支保工Aの水平材又は斜材として利
用されるものである。例えば、枠組足場Aは、多数の縦
方向のメイン支柱7と、このメイン支柱7にフランジ8
とシュー9を介して任意の方向に向けて水平に架設した
水平材10とで構成され、更に隣接する二つのメイン支
柱7,7間には斜め方向に斜材たる支柱6が架設され、
この支柱6がメイン支柱7や水平材10を補強してい
る。支柱6は、フランジ8とシュー11を介してメイン
支柱7,7間に架設され、メイン支柱7,7間の巾に対
応してその長さが調整されるようになっている。支柱6
は、図2、図3に示すように、円筒状のアウターチュー
ブ12と、このアウターチューブ12内に摺動自在に挿
入したインナーチューブ13とで構成され、アウターチ
ューブ12の一端には前記シュー11に枢着されるブラ
ケット14を一体に備え、同じく、インナーチューブ1
2の外端には他方のシュー11に枢着されるブラケット
14aが一体に設けられている。インナーチューブ12
の内端には水平な連結板15を溶接等で連設させ、この
連結板15の中央には軸方向に沿って長孔16が形成さ
れている。連結板15は、インナーチューブ13の内端
に結合してもよく、図示するように、その一端をインナ
ーチューブ13の奥まで延長してインナーチューブ13
を補強させてもよい。アウターチューブ12の端部付近
には半径方向に貫通する支持軸たる連結桿17が貫通
し、この連結桿17の両外端にはストッバーたるナット
18が結合され、前記長孔16を連結桿17が貫通して
いる。これにより、インナーチューブ13は、長孔16
と連結桿17を介してアウターチューブ12に結合さ
れ、長孔16の長さの範囲に於て、いいかえれば、図2
の連結桿17の実線位置から点線の位置の範囲に亘って
軸方向に移動でき、インナーチューブ13の移動距離に
応じてアウターチューブ12とインナーチューブ13の
合計の長さが調整される。上記の長さは、次に説明する
長さ調整装置19で保持される。即ち、アウターチュー
ブ12の胴部の任意の位置に半径方向に貫通する開口部
20を形成し、アウターチューブ12の外面には、この
開口部20に対向する中空なハウジング21を設け、前
記開口部20内には半径方向移動自在なスペーサ22を
インナーチューブ13の外面に対向して挿入し、前記ハ
ウジング21の軸方向に沿う空間23内、即ち、ハウジ
ング21の上壁とスペーサ22の外面との間には、前記
スペーサ22に対向する楔24を軸方向移動自在に挿入
して長さ調整装置19を構成している。ハウジング21
と開口部20はアウターチューブ12に沿って軸方向に
向けているが、半径方向に向けて設けてもよく、この場
合は、楔24は半径方向に挿入される。ハウジング21
は、アウターチューブ12の一端を延長し、この延長部
分上に設けても良く、この場合開口部20は延長部分に
形成される。スペーサ22は、本体22aと本体22a
の下面に突設した一つ又は複数の歯22bと本体22a
の上面に形成したテーパ面22cとで構成され、通常歯
22bがインナーチューブ13の外面と係合している。
歯22bは、鋭角な突起で成形してもよく、又は、断面
三角形状の長いリブであってもよい。要は、歯22bが
インナーチューブ13に対して無接触又は線接触させる
のが好ましい。スペーサ22の本体22aの下面は、イ
ンナーチューブ13の外面に対応するように若干弯曲さ
せているのが好ましい。歯22bは、点接触用と線接触
用を組み合わせてもよい。楔24は、本体24aと、本
体24aの下面に形成されて前記スペーサ22のテーパ
面22cと摺接するテーパ面24bと、本体24aの先
端側外面に形成されて前記ハウジング19の内周面と係
合する水平面24cと、本体24aの後端側外面に形成
した凹部24dとを設けている。前記凹部24d内には
断面コ字状のストッパー25が支持軸たるピン26を介
して揺動自在に設けられ、凹部24dの外面とストッパ
ー25との間にはストッパー25の一端たる先端側を上
方に付勢するスプリング27を介在させている。ストッ
パー25は、楔24の締め付け確認用の標示部材として
利用されるものである。締め付け確認用の標示としては
楔24の本体24aの上面又は側面に線、記号等を付し
て使用してもよい。次に、支柱6の長さを調整させる場
合の作動について述べる。図2の状態は楔24が打ち込
まれていない状態を示し、この時はスペーサ22に外力
が作用していないから、アウターチューブ12に対して
インナーチューブ13を長孔16の長さ範囲に於て出入
れでき、所望の長さに設定する。次に、所望の長さにな
るまでインナーチューブ13をスライドさせた時に楔2
4を図2に於てブラケット14aの方向に打ち込む。こ
の為、テーパ面24bがスペーサ22の上側テーパ面2
2cと摺接し、楔24の軸方向の動きをスペーサ22の
半径方向たる垂直方向の動きに変換し、スペーサ22の
歯22bがインナーチューブ13の外面に押圧される。
この為、インナーチューブ13は、この歯22bを介し
てスペーサ22とアウターチューブ12の内周とで挾持
され、軸方向の動きが阻止されて所定の長さが保持され
る。楔24を打ち込む時、あらかじめ指でストッパー2
5の先端をスプリング27に抗して下方に押し、楔24
と同時にハウジング21内に挿入される。この為、スト
ッパー25がハウジング21内に挿入されているときは
楔24が確実に打ち込まれていることを確認でき、逆に
ストッパー25が外部に露出している限りは楔24が打
ち込まれていなかったり、十分に打ち込まれていないこ
とを視認できる。上記と逆方向に楔24をたたくと、楔
24が弛み、スペーサ22に対する締め付け力たる外力
が無くなるため、再びインナーチューブ13はスライド
できるようになる。図4は、本発明の他の実施例に係
り、これは、図2に示す支柱を変形したもので、実質的
な構成,作用,効果は、図2に係る支柱と同じである。
支柱6aは、断面コ字状のアウターチューブ12aと、
このアウターチューブ12a内に軸方向摺動自在に挿入
した断面正方形状のインナーチューブ13aとで構成さ
れている。その他の構造,作用は、図2の支柱6と同じ
であり、同一の部材は同一の符号を符すことで詳細は省
略する。図Aの実施例の支柱6aは、矢印×で示すよう
に軸方向に移動できると共に連結桿17を支点にして矢
印Y方向にも回動できる。このように、矢印Y方向に回
動することにより、容易にインナーチューブ13aをア
ウターチューブ12aの外方に引き出させるからインナ
ーチューブ13aの修理,交換が容易に行なえる。図5
乃至図7は、本発明の他の実施例に係る支柱を示す。図
5の支柱6bは、アウターチューブ12bとインナーチ
ューブ13bとを断面正方形状のチューブで成形したも
のである。同じく、図6の支柱6cは、アウターチュー
ブ12cとインナーチューブ13cを断面三角形状のチ
ューブで成形したものである。同じく、図7の支柱6d
は、アウターチューブ12dを一端を開放した断面コ字
状のチューブを使用し、インナーチューブ13dを断面
長方形状のチューブを使用したもので、これは、実質的
に前記図4の実施例の支柱6aと同じ作用を有する。上
記、図5乃至図7の長さ調整装置19の機構は、図2、
図4の実施例と同じであり、同一の部材には、同一の符
号を符して詳細は省略する。図8乃至図9は、本発明の
他の実施例に係る支柱の長さ調整装置を示す。これは、
長さ調整装置を二つ設けたものである。アウターチュー
ブとインナーチューブは、図2又は図5乃至図7に示す
ものと同一のものが使用されている。即ち、インナーチ
ューブ12とアウターチューブ12内に軸方向に沿って
摺動自在に挿入したインナーチューブ13とで支柱6を
構成し、アウターチューブ12の任意の位置に半径方向
に貫通する二つの第1、第2の開口部20a,20bを
相対向して形成し、アウターチューブ12の外面には各
開口部20a,20bに対向する中空な二つの第1、第
2のハウジング21a,21bを設け、各開口部20
a,20b内には半径方向移動自在な二つの第1、第2
のスペーサ22,22をそれぞれインナーチューブ13
の外面に対向して挿入し、各ハウジング21a.21b
の上壁と前記スペーサ22,22の外面との間に各スペ
ーサ22,22をインナーチューブ13の方向に付勢す
る二つの第1、第2の楔24e,24fを軸方向移動自
在にそれぞれ挿入させたものである。楔24e,24f
には、図2に示すものと同じ標示部材たるストッパー2
5を設けるのが好ましい。スペーサ22,22の上下面
は、水平であり、楔24e,24fは、内周が水平で外
面がテーパ面aとして成形され、ハウジング21a,2
1bの上壁には、互いに反対方向に傾斜するテーパ面b
1,b2が形成されている。スペーサ22,22と、楔
24e,24fと、ハウジング21a,21bにおける
各面は、図示のものに限られず、要は、楔24e,24
fを打ち込んた時、これを軸方向に案内すると共にスペ
ーサ22,22を付勢して半径方向に移動させるように
してあればよい。本実施例の特徴は、楔をどちらか一方
からしか打ち込めない場所での使用に適するものであ
る。この場合、ハウジング21a.21bのテーパ面b
1,b2が反対方向に傾斜しており、第1、第2の楔2
4e,24fを互いに反対方向から打ち込んで、スペー
サ22,22を締め付ける。従って、二つの楔24e,
24fを打ち込んだ時は、インナーチューブ13に対し
て左右どちらの方向から抜け力が作用しても必ず一方の
楔の締め付け力が作用して弛まない。しかし、一方から
しか打ち込めない場所でも一方の楔24c又は24fは
必ず打ち込みできるものである。図10、図11は、本
発明の他の実施例に係る支柱の長さ調整装置を示し、こ
れは、図7の実施例を変形したものである。これは、断
面ひし形のアウターチューブ12e内に同じひし形もし
くは正方形状のインナーチューブ13eを摺動自在に挿
入し、第1、第2のハウジング21の内周面b3,b3
を水平にし、第1、第2の楔24e,24fの外面をス
トレートにすると共に内周面をテーパ面a,aとして成
形し、更に第1、第2のスペーサ22.22の上面たる
外面をテーパ面c1,c2として構成させ、楔24e,
24fは同一方向から打ち込むようにしたものである。
この場合、同一方向から打ち込むことにより操作性が良
く、二つ設けたことにより締め付け力が強力となる。そ
の他の構成,作用,効果は図2、図7の実施例と同じで
ある。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。 1)各請求項の発明によれば、楔の打ち込み時にスペー
サがインナーチューブ方向に付勢されて移動し、インナ
ーチューブに対して半径方向たる直角に当接して締め付
けるからインナーチューブとスペーサとの間でかじり現
象や摩摺が発生せず、インナーチューブを損傷しない。
この為、インナーチューブの強度低下や発錆を防止でき
る。同じく、楔の締め付け力がスペーサを介してインナ
ーチューブに直角に作用するから締め付け力が強大とな
り、インナーチューブの移動や弛みが防止できる。同じ
く、インナーチューブは、スペーサとアウターチューブ
の内面とで挾持されるだけであるからインナーチューブ
に対する加工が不要となる。同じく、楔を打ち込むだけ
でアウターチューブにインナーチューブを定着できるか
ら操作性が向上する。 2)請求項2の発明によれば、楔の打ち込み忘れを防止
できる。 3)請求項3の発明によれば、インナーチューブが歯を
介して点又は線接触し、インナーチューブの移動や弛み
をより強く防止する。 4)請求項4の発明によれば、連結板と連結桿とでイン
ナーチューブをアウターチューブに連結するから両者が
分離されず、しかも長孔の範囲で長さを調整できる。 5)請求項5の発明によれば、調整機構が二つあるため
締め付け力が強大となる。 6)請求項6の発明によれば、楔を同一方向から打ち込
む為操作性が良い。 7)請求項7の発明によれば、テーパ面が互いに反対方
向を向き、楔を反対方向から打ち込むからインナーチュ
ーブに対する抜け力がどちらから作用しても必ず一方の
楔がこれを阻止して抜け方向の移動を防止できる。しか
も楔を片側からしか打ち込めないような場所で使用する
場合には、必ずどちらか一方の楔を打ち込みできる利点
もある。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る支柱を枠組足場に利用
した状態の斜視図である。
【図2】図1の支柱の縦断面である。
【図3】図2の支柱の分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る支柱の斜視図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例に係る支柱の横断面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例に係る支柱の横断面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例に係る支柱の横断面図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例に係る支柱の横断面図であ
る。
【図9】図8のO−O線一部縦断面図である。
【図10】本発明の他の実施例に係る支柱の横断面図で
ある。
【図11】図10のP−P線縦断面図である。
【図12】従来の支柱の正面図である。
【符号の説明】
6.6a 支柱 12,12a,12b,12c,12d アウターチュ
ーブ 13,13a,13b,13c,13d インナーチュ
ーブ 15 連結板 16 長孔 17 連結桿 20 開口部 21 ハウジング 22 スペーサ 24,24e,24f 楔 24d 凹部 25 ストッパ 26 ピン 27 スプリング

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターチューブとアウターチューブ内
    に摺動自在に挿入したインナーチューブとで支柱を構成
    し、アウターチューブの任意の位置に半径方向に貫通す
    る開口部を形成し、アウターチューブにはこの開口部に
    対向する中空なハウジングを設け、前記開口部内には半
    径方向移動自在なスペーサをインナーチューブの外面に
    対向して挿入し、前記ハウジングの上壁と前記スペーサ
    の外面との間に当該スペーサをインナーチューブ方向に
    付勢する楔を移動自在に挿入させたことを特徴とする支
    柱の長さ調整装置。
  2. 【請求項2】 楔の外面に凹部を設け、この凹部内にピ
    ンを介して締め付け確認用のストッパーを揺動自在に設
    け、前記凹部外面とストッパーとの間に当該ストッパー
    の一端を上方に付勢するスプリングを介在させている請
    求項1記載の支柱の長さ調整装置。
  3. 【請求項3】 スペーサの内周にインナーチューブの外
    面と点接触又は線接触する一つ又は複数の歯を突設して
    いる請求項1記載の支柱の長さ調整装置。
  4. 【請求項4】 インナーチューブの内端に連結板を結合
    し、この連結板に軸方向に沿う長孔を設け、この長孔内
    にはアウターチューブに半径方向に向けて設けた連結桿
    を挿入している請求項1記載の支柱の長さ調整装置。
  5. 【請求項5】 アウターチューブとアウターチューブ内
    に摺動自在に挿入したインナーチューブとで支柱を構成
    し、アウターチューブの任意の位置に半径方向に貫通す
    る二つの第1、第2の開口部を相対向して形成し、アウ
    ターチューブには各開口部に対向する中空な二つの第
    1、第2のハウジングを設け、前記各開口部内には半径
    方向移動自在な二つの第1、第2のスペーサをそれぞれ
    インナーチューブの外面に対向して挿入し、前記ハウジ
    ングの上壁と前記スペーサの外面との間に当該スペーサ
    をインナーチューブ方向に付勢する二つの第1、第2の
    楔を移動自在にそれぞれ挿入させたことを特徴とする支
    柱の長さ調整装置。
  6. 【請求項6】 第1、第2のハウジングの内面又は第
    1、第2のスペーサの外面に同一方向のテーパ面を同一
    方向に向けて形成し、第1、第2の楔を同一方向から挿
    入させる請求項5記載の支柱の長さ調整装置。
  7. 【請求項7】 第1、第2のハウジングの内面又は第
    1、第2のスペーサの外面に互いに反対方向に向くテー
    パ面を形成し、第1、第2の楔を互いに反対方向から挿
    入する請求項5記載の支柱の長さ調整装置。
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