JPH0714227Y2 - クリーム状物注出容器 - Google Patents

クリーム状物注出容器

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JPH0714227Y2
JPH0714227Y2 JP13764788U JP13764788U JPH0714227Y2 JP H0714227 Y2 JPH0714227 Y2 JP H0714227Y2 JP 13764788 U JP13764788 U JP 13764788U JP 13764788 U JP13764788 U JP 13764788U JP H0714227 Y2 JPH0714227 Y2 JP H0714227Y2
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JP
Japan
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cylinder
piston
push
nozzle
base plate
Prior art date
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JP13764788U
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JPH0259181U (ja
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岸  隆生
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はクリーム状物注出容器に係る。
「従来の技術」 例えば実開昭62-182278号が示すように、容器体上部に
吸込み弁と吐出弁とを有するポンプ部を設け、該ポンプ
部操作により容器体内クリーム状物が注出されると容器
体内底部に水密に嵌合された摺動底板が上昇してクリー
ム状物減少に伴う容器体内の負圧化を防止するよう設け
たものが知られている。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来のクリーム状物注出容器は、ポンプ部を有し、
その構造が複雑化するため比較的高価となる。
本案は、シリンダ内へピストンを手動により押込むこと
で、そのシリンダ内クリーム状物を注出するよう設け、
その構造を簡易化して廉価に製作できるようにすると共
に、ピストンの押込みを防止する筒を付設し、併せて該
筒にいわゆる封印機能を持たせることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のために、本案においてはノズル2を起立
する頂壁3の外周から、第一シリンダ4を垂下する主筒
部材1と、上記第一シリンダ4の下部内へピストン8を
嵌合させて、該ピストンから垂下するピストン棒9下端
に台板10を付設した押上げ部材7と、上記ピストン棒9
を囲む筒壁13の上下両端面を、上記第一シリンダ4の下
端面と台板10の外周部上面とに当接させ、かつその筒壁
一部に破断帯14を縦設した押込み防止筒12とからなり、
上記押上げ部材7の一部に付設した第二係合突条11を、
上記第一シリンダ4の下端内縁に周設した第一係合突条
6上面へ、下方への抜出しが不能に係合させた。又ノズ
ル2を起立する頂壁3の外周から第一シリンダ4を垂下
した主筒部材1と、上記ノズル2と連通して第一シリン
ダ下端部まで垂下する流出管20下端へ、外向きフランジ
状の第二ピストン21を付設した第二ピストン付設部材22
と、上記流出管20を水密に貫通させて上記第一シリンダ
下部内へ嵌合させた鍔形の第一ピストン24と、上記第二
ピストン21を、台板10から起立する第二シリンダ25の上
部内へ嵌合させ、かつ該第二シリンダ上端で上記第一ピ
ストン24を支持する押上げ部材7と、上記第二シリンダ
25を囲む筒壁13の上下両端面を、上記第一シリンダ下端
面と台板7の外周部上面とに当接させ、かつその筒壁一
部に破断帯14を縦設した押込み防止筒12とからなり、上
記ノズル2の下端部に、該ノズル内と第一シリンダ内と
を連通する流出孔27を穿設すると共に上記押上げ部材の
一部に付設した第二係合突条11を、上記第一シリンダ4
の下端内縁に周設した第一係合突条6上面へ、下方への
抜出しが不能に係合させた。
「作用」 図示状態で押込み防止筒12が主筒部材1内への押上げ部
材7の上昇を防止し、その押込み防止筒12を破断帯14除
去により外さない限り、クリーム状物30の注出が不能で
ある。従って破断帯14が封印機能を達成することとな
る。
押込み防止筒12取外し後、口キャップ5を外し、主筒部
材1に対して押上げ部材7を押込むことで、第1図容器
においては第一シリンダ4内クリーム状物が、又第2図
容器にあっては第一シリンダ4内および第二シリンダ25
内クリーム状物が、ノズル2を介して注出される。
「実施例」 先ず第1図容器について説明すると、1はノズル2を起
立する頂壁3の外周から、第一シリンダ4を垂下する主
筒部材である。ノズル2先端部は横向きに突出させ、か
つその先端に口キャップ5を着脱自在に嵌着し、第一シ
リンダ4下端内縁に第一係合突条6を周設している。
7は押上げ部材で、上記第一シリンダ4下部内へ嵌合さ
せたピストン8から筒状のピストン棒9を垂下し、該ピ
ストン棒下端に台板10を付設する。ピストン棒は図示の
ように複数の筒部で形成してもよく、図示例では内筒9a
と外筒9bとで形成して内筒上端部をピストン下面から垂
下する短筒8aに嵌合させ、外筒上端外縁に周設した第二
係合突条11を既述第一係合突条6上面へ係合させて、第
一シリンダ4からの押上げ部材7の下方抜出しを防止し
ている。
12は押込み防止筒で、その筒壁13内にピストン棒9を挿
通させ、かつその筒壁の上下両端面を、第一シリンダ4
の下端面と、台板10の外周部上面とに当接させ、更にそ
の筒壁13一部に破断帯14を縦設させている。その破断帯
はその左右両側を複数の連結片15…で連結する破断線1
6,16とし、その破断帯の側面一部を摘み片17として形成
すればよい。
第2図が示す容器は、既述構成の主筒部材1のノズル2
と連通して、第一シリンダ4下端部まで垂下する流出管
20下端へ、外向きフランジ状の第二ピストン21を付設し
た第二ピストン付設部材22を設けている。
又上記流出管20を、中央部に穿設した透孔23へ水密に貫
通させて、上記第一シリンダ下部内へ鍔形の第一ピスト
ン24を嵌合させている。
7は押上げ部材で、台板10上面から第二シリンダ25を起
立して、その第二シリンダ上部内へ第二ピストン21を嵌
合させると共に、その第二シリンダ上端で第一ピストン
24下面を支持させている。又第二シリンダ25を囲んで台
板10上面から外筒26を起立させ、その外筒上端外縁に周
設した第二係合突条11を、第一シリンダ4下端内縁の第
一係合突条6上面に係合させてその抜出しを防止する。
押込み防止筒12は、第1図の場合と同様に形成すればよ
い。
既述ノズル2の下端部と、流出管20の上端面との間に
は、第一シリンダ4内とノズル2内とを連通する流出孔
27を穿設させておく。それ等ノズル下端と流出管20上端
とはノズル下端部内へ流出管上端部を嵌合させることで
連結させてもよく、又図示のように、凹凸のテーパ面と
して面接触させてもよい。
「考案の効果」 本案は既述構成としたから、第一、第二係合突条6,11の
係合と、押込み防止筒12上端面と第一シリンダ下端面と
の、又押込み防止筒12下端面と押上げ部材7の台板10外
周部上面との当接で、押込み防止筒12を外さない限り、
第一シリンダ内へ押上げ部材7が押込まれて、クリーム
状物が注出されるようなことは全くなく、又押込み防止
筒12の筒壁には破断帯14を縦設したから、該破断帯除去
により押込み防止筒12を外すことが容易であり、更にそ
の破断帯を除去しない限り押込み防止筒を外すことが出
来ないから、又除去した破断帯を、元通り押込み防止筒
に付設することは出来ないから、その破断帯がいわゆる
封印機能を有することとなる。更に押込み防止筒取外し
後は、主筒部材1に対して押上げ部材7を押上げるだけ
で、単数又は上下シリンダ内のクリーム状物をノズル2
から注出させることが出来る便利がある。又請求項2の
ように、二つのシリンダを設けてそれ等内部に異色のク
リーム状物を収納し、それ等を注出することでストライ
ブ模様付きのクリーム状物を注出させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、請求項1に係る本案容器の断面図、第2図
は、請求項2に係る本案容器の断面図である。 1……主筒部材、7……押上げ部材 12……押込み防止筒、22……第二ピストン付設部材 24……第一ピストン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズル2を起立する頂壁3の外周から、第
    一シリンダ4を垂下する主筒部材1と、上記第一シリン
    ダ4の下部内へピストン8を嵌合させて、該ピストンか
    ら垂下するピストン棒9下端に台板10を付設した押上げ
    部材7と、上記ピストン棒9を囲む筒壁13の上下両端面
    を、上記第一シリンダ4の下端面と台板10の外周部上面
    とに当接させ、かつその筒壁一部に破断帯14を縦設した
    押込み防止筒12とからなり、上記押上げ部材7の一部に
    付設した第二係合突条11を、上記第一シリンダ4の下端
    内縁に周設した第一係合突条6上面へ、下方への抜出し
    が不能に係合させたことを特徴とするクリーム状物注出
    容器。
  2. 【請求項2】ノズル2を起立する頂壁3の外周から第一
    シリンダ4を垂下した主筒部材1と、上記ノズル2と連
    通して第一シリンダ下端部まで垂下する流出管20下端
    へ、外向きフランジ状の第二ピストン21を付設した第二
    ピストン付設部材22と、上記流出管20を水密に貫通させ
    て上記第一シリンダ下部内へ嵌合させた鍔形の第一ピス
    トン24と、上記第二ピストン21を、台板10から起立する
    第二シリンダ25の上部内へ嵌合させ、かつ該第二シリン
    ダ上端で上記第一ピストン24を支持する押上げ部材7
    と、上記第二シリンダ25を囲む筒壁13の上下両端面を、
    上記第一シリンダ下端面と台板7の外周部上面とに当接
    させ、かつその筒壁一部に破断帯14を縦設した押込み防
    止筒12とからなり、上記ノズル2の下端部に、該ノズル
    内と第一シリンダ内とを連通する流出孔27を穿設すると
    共に上記押上げ部材の一部に付設した第二係合突条11
    を、上記第一シリンダ4の下端内縁に周設した第一係合
    突条6上面へ、下方への抜出しが不能に係合させたこと
    を特徴とするクリーム状物注出容器。
JP13764788U 1988-10-21 1988-10-21 クリーム状物注出容器 Expired - Lifetime JPH0714227Y2 (ja)

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JP13764788U JPH0714227Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 クリーム状物注出容器

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Publication Number Publication Date
JPH0259181U JPH0259181U (ja) 1990-04-27
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ID=31399260

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2595746Y2 (ja) * 1992-04-28 1999-06-02 株式会社吉野工業所 クリーム状物吐出容器
JP4626958B2 (ja) * 2004-10-29 2011-02-09 株式会社吉野工業所 粘稠性物質の注出容器

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JPH0259181U (ja) 1990-04-27

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