JPH0728931Y2 - 噴霧容器 - Google Patents

噴霧容器

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JPH0728931Y2
JPH0728931Y2 JP1989021862U JP2186289U JPH0728931Y2 JP H0728931 Y2 JPH0728931 Y2 JP H0728931Y2 JP 1989021862 U JP1989021862 U JP 1989021862U JP 2186289 U JP2186289 U JP 2186289U JP H0728931 Y2 JPH0728931 Y2 JP H0728931Y2
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JP
Japan
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cylinder
flange
shaped wall
mouth
diameter
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JP1989021862U
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JPH02112367U (ja
Inventor
夏夫 篠崎
伸夫 山中
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、容器体内液体を吸上げかつ噴霧させる噴霧容器
に係る。
「従来の技術」 代表的なこの種噴霧容器を第6図に示してあり、該容器
では、取付け用のねじキャップ21を図示しない容器体の
口頸部に螺合させることで小径シリンダ22を容器体内に
垂下し、また、ねじキャップ21上面から立設した案内筒
23に大径シリンダ24を昇降可能に内嵌し、そして上下端
の大径ピストン25と小径ピストン26を前記大、小径シリ
ンダ24,22に内装させて、この両シリンダ24,22間にステ
ム27を昇降可能に、かつ復帰ばね28で上方へ付勢させて
設け、このステム27上部に設けた連通路29で大,小径シ
リンダ24,22間を連通し、更に、前部に噴霧孔30を開孔
した噴霧ヘッド31を大径シリンダ24へ連通固定し、また
更に、小径シリンダ22底部に吸込み弁35を、かつ、大径
シリンダ24頂部に吐出弁34を、それぞれ形成している。
この第6図で、通常は噴霧ヘッド31、大径シリンダ24お
よびステム27は復帰ばね28で上方に押上げられ、吐出弁
34は閉弁状態にあり、該状態から噴霧ヘッド31を介して
大径シリンダ24およびステム27を復帰ばね28に抗して押
下げると、小径シリンダ22内液が加圧されて、この加圧
液が上記連通路29を通って大径シリンダ24内へ流入し、
かつ両シリンダ22,24の径差に基づく圧力差によりステ
ム27が押下げられて、吐出弁34が開弁し、噴霧孔30から
噴霧される。
「考案が解決しようとする課題」 この種噴霧容器は、ねじキャップ21を螺脱させれば、小
径シリンダ24を容器体内から引き抜くことができるか
ら、容器体内の薬剤等の中身を水等に入れ換える悪戯が
行われる虞があった。
本案は、小径シリンダ外面に抜き出し防止用の逆刺係合
板を付設することによって、中身の入れ換えを防止でき
るよう設けた。
「課題を解決するための手段」 胴部上端から肩部を介して口頸部を起立する容器体と、
上記口頸部上端面へ、上端に付設した外向きフランジ状
壁を係合させて容器体内へ垂設する、底部に吸込み弁を
有するシリンダと、該シリンダ内へ嵌合させかつ上方付
勢させた筒状ピストンからステムを起立し、該ステム上
端に押下げ噴霧ヘッドを装着させた作動部材とからなる
噴霧容器において、上記口頸部2の下端或いは口頸部2
の内面上端のうちのいづれか一方にフランジ状壁6を付
設し、また、上記シリンダ4外面から斜め上外方へ複数
起立する弾性変形可能な逆刺係合板19…の上端を上記フ
ランジ状壁6下面下方へ近接ないし当接させ、更に、上
記逆刺係合板19…の上方外端円の直径をフランジ状壁6
のフランジ孔より大径に、かつ逆刺係合板19…の下方外
端円の直径をフランジ状壁6のフランジ孔より小径とし
た。
「作用」 第1図から第3図が示す第1実施例では、第1図が示す
ように、逆刺係合板19…上端をフランジ状壁6の下面下
方へ近接させたから、第3図が示すように、ねじキャッ
プ3、ステム13および押下げ噴霧ヘッド12を取り外すこ
とができるものの、シリンダ4を引き抜こうとすると、
逆刺係合板19…上端と内向きフランジ状壁6下面とが係
合することから、シリンダ4を引き抜くことができず、
また、シリンダ4内底部に吸込み弁8を付設しているか
ら、中身を水等に入れ替えることができない。
第4図、第5図が示す第2実施例では、第4図が示すよ
うに、逆刺係合板19…上端をフランジ状壁6下面に当接
させたから、上記第1実施例と同様に、シリンダ4が引
き抜かれるのを阻止でき、かつ中身を入れ替えることが
できない。
「実施例」 第1実施例(第1図〜第3図) 1は容器体であり、該容器体は、胴部上端に形成した肩
部内周縁に内向きのフランジ状壁6を付設し、該フラン
ジ状壁内周縁から口頸部2を起立している。
4はシリンダであり、該シリンダは、上端に付設した外
向きフランジ状壁14をパッキング15を介して口頸部2上
端面へ係合させると共に、下部を小径部16とし、かつ下
端から垂設した管部内面へ吸上げパイプ10の上端部を嵌
着させている。
7は抜き出し防止部材であり、該抜き出し防止部材は、
取付け筒17の下部外面から斜め上外方へ複数起立する、
弾性変形可能かつ上端を既述フランジ状壁6下面へ近接
させた逆刺係合板19…を有し、これ等逆刺係合板19は、
上方外端円の直径を既述フランジ状壁6のフランジ孔よ
り大径に、かつ下方外端円の直径をフランジ状壁6のフ
ランジ孔より小径とし、また、逆刺係合板19…下端から
斜め下内方へ補助板部を垂設しており、第2図が示すよ
うに、シリンダ4を容器体1へ取付ける前に予め既述小
径部16外面に上記取付け筒17を嵌合させておき、かつ該
状態でシリンダ4を容器体1内ヘ挿入させるが、シリン
ダ4が容器体1の口頸部2内を通過する際、逆刺係合板
19…が弾性変形することから、シリンダ4を容器体1内
へ容易に挿入させることができる。
尚、3はねじキャップ、5は、ステム13上端に押下げ噴
霧ヘッド12を装着させた作動部材、8は吸込み弁、9は
復帰ばねであり、これ等の構造は既述「従来の技術」で
述べた従来例と同様であるので説明を省略する。
第2実施例(第4図,第5図) この実施例は、逆刺係合板19…とシリンダ4とを一体成
形し、かつ逆刺係合板19…上端を、容器体1の口頸部2
上端に付設した内向きのフランジ状壁6下面へ当接させ
ている。また、第5図が示すように、逆刺係合板19…上
方の外向きフランジ状壁14部分を切欠き20し、成形時に
金型を離型し易くしている。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、シリンダ4外面から
斜め上外方へ弾性変形可能な逆刺係合板19…を起立し、
かつ逆刺係合板19…の下方外端円の直径をフランジ状壁
6のフランジ孔より小径に形成したから、逆刺係合板19
…を弾性変形させることによって、シリンダ4を容器体
1内へ容易に挿入させることができ、よって、逆刺係合
板19…が支障となって、容器の組み立てが面倒となるこ
とがない。また、底部に吸込み弁8を付設したシリンダ
4外面から斜め上外方へ複数起立する逆刺係合板19…上
方外端円の直径を、容器体口頸部2に付設したフランジ
状壁6のフランジ孔より大径とし、かつ逆刺係合板19上
端をフランジ状壁6の下面下方へ近接ないし当接させた
から、容器体1内からシリンダ4を引き抜こうとする
と、逆刺係合板19…上端がフランジ状壁6下面へ係合す
ることとなって、シリンダ4が引き抜かれるのを阻止す
ることができ、よって、シリンダ4内底部の吸込み弁8
によって中身が水等に入れ替えられるのを阻止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本案容器の第1実施例を要部を切り欠いて示
した側面図、第2図は同実施例のシリンダの斜視図、第
3図は同実施例を噴霧ヘッドを取り外した状態での縦断
面図、第4図は、第2実施例を要部を切り欠いて示した
側面図、第5図は同実施例のシリンダの斜視図、第6図
は、従来噴霧容器の半断面図である。 1……容器体、4…シリンダ、19…逆刺係合板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部上端から肩部を介して口頸部を起立す
    る容器体と、上記口頸部上端面へ、上端に付設した外向
    きフランジ状壁を係合させて容器体内へ垂設する、底部
    に吸込み弁を有するシリンダと、該シリンダ内へ嵌合さ
    せかつ上方付勢させた筒状ピストンからステムを起立
    し、該ステム上端に押下げ噴霧ヘッドを装着させた作動
    部材とからなる噴霧容器において、上記口頸部2の下端
    或いは口頸部2の内面上端のうちのいづれか一方にフラ
    ンジ状壁6を付設し、また、上記シリンダ4外面から斜
    め上外方へ複数起立する弾性変形可能な逆刺係合板19…
    の上端を上記フランジ状壁6下面下方へ近接ないし当接
    させ、更に、上記逆刺係合板19…の上方外端円の直径を
    フランジ状壁6のフランジ孔より大径に、かつ逆刺係合
    板19…の下方外端円の直径をフランジ状壁6のフランジ
    孔より小径としたことを特徴とする噴霧容器。
JP1989021862U 1989-02-27 1989-02-27 噴霧容器 Expired - Fee Related JPH0728931Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53127080A (en) * 1977-04-08 1978-11-06 Danieru Montogomerii Ando San Device for preventing refilling and discharging for bottle
JPS5926748B2 (ja) * 1981-11-04 1984-06-30 ワ−ルドロツク株式会社 軸方向ピンタンブラ錠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926748U (ja) * 1982-08-10 1984-02-18 吉田工業株式会社 逆流防止用栓付チユ−ブ容器

Patent Citations (2)

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JPS5926748B2 (ja) * 1981-11-04 1984-06-30 ワ−ルドロツク株式会社 軸方向ピンタンブラ錠

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JPH02112367U (ja) 1990-09-07

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