JPH07135719A - バスバー材料、該バスバー材料より形成されるバスバー及び該バスバーを備えた電気接続箱 - Google Patents

バスバー材料、該バスバー材料より形成されるバスバー及び該バスバーを備えた電気接続箱

Info

Publication number
JPH07135719A
JPH07135719A JP5277066A JP27706693A JPH07135719A JP H07135719 A JPH07135719 A JP H07135719A JP 5277066 A JP5277066 A JP 5277066A JP 27706693 A JP27706693 A JP 27706693A JP H07135719 A JPH07135719 A JP H07135719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
bus bar
terminal portion
junction box
busbar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5277066A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kurata
和則 倉田
Seijitsu Kobayashi
誠実 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP5277066A priority Critical patent/JPH07135719A/ja
Priority to US08/329,827 priority patent/US5490794A/en
Priority to GB9719721A priority patent/GB2316553B/en
Priority to GB9421904A priority patent/GB2283867B/en
Publication of JPH07135719A publication Critical patent/JPH07135719A/ja
Priority to US08/557,822 priority patent/US5605465A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気接続箱に取り付けるバスバーを同一金型
から形成するバスバー材料より設けて、コストダウンを
図ると共に、該バスバー材料より形成した同一パターン
のバスバーを電気接続箱に取り付ける構成として、電気
接続箱の組立作業性を向上させる。 【構成】 長尺なキャリヤ部1より連結部2、接続部3
および端子部4、5、6を1組としたものを間隔をあけ
て配置したバスバー材料Bを設け、該バスバー材料Bを
切断して各種パターンのバスバー9を形成する。このよ
うにして形成する同一形状のバスバーを電気接続箱に取
り付けて分岐回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バスバー材料、該バス
バー材料より形成されたバスバーおよびバスバーを備え
た電気接続箱に関し、詳しくは、電気接続箱内に取り付
けるバスバーを、同一金型から形成した一種類のバスバ
ー材料より複数パターンのバスバーを形成出来るように
し、かつ、電気接続箱に上記バスバー材料より形成した
1つのパターンのバスバーを取り付けるようにして電気
接続箱の組立作業性の向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ワイヤハーネスの中間に
接続して回路を分岐する電気接続箱には、複数種類のバ
スバーを収容しており、これらバスバーは回路構成に応
じてバスバーの形状(バスバーパターン)が相異してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バスバーは、従来、パ
ターンが相異すると、異なる金型で成形しており、よっ
て、バスバーパターンが多種類あると、金型も多種類必
要となり、コスト高になる問題があった。また、バスバ
ーを電気接続箱に取り付ける作業時に、形状の相異する
バスバーを夫々所要の位置に取り付ける必要があるた
め、電気接続箱の組付作業に手数がかかる問題もあっ
た。
【0004】本発明は上記した問題に鑑みて、1つの金
型より形成したバスバー材料を適宜に切断することによ
り複数のパターンを有するバスバーを形成出来るように
してコスト低減を図ると共に、1つの電気接続箱には、
上記バスバー材料より形成した同一パターンのバスバー
を取り付ければ良いように構成して、電気接続箱の組立
作業性の向上を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第一に、1つの金型より形成するバスバ
ー材料を提供するもので、該バスバー材料は、導電性金
属板を打ち抜いて形成されるバスバー材料であって、長
尺なキャリヤ部と、該キャリヤ部の長さ方向に一定間隔
をあけてキャリヤ部の両側より直角方向に突出させた一
対の連結部と、上記各連結部の先端よりキャリヤ部と同
一方向に延在させた一定長さの接続部と、上記接続部の
連結部中心点を挟んで対称な位置より直角方向に突出さ
せた一対の第一端子部および第二端子部と、上記接続部
の第一端子部あるいは/および第二端子部より所要間隔
をあけた位置より直角方向に突出させた第三端子部を備
え、上記キャリヤ部の両側に設ける一対の連結部および
各連結部と連続する接続部および端子部を1組とし、隣
接する各組の端子部の間に所要の隙間をあけ、上記キャ
リヤ部を切断して、上記1組あるいは複数組からバスバ
ーを形成すると共に、該バスバーにおいて不要の端子部
を切断してパターンの相異するバスバーを形成可として
いる。
【0006】本発明は、第二に、上記バスバー材料より
形成するバスバーを提供するもので、該バスバーは第一
端子部および第二端子部を接続部より90度曲げて対向
させ、第三端子部は第一端子部あるいは/および第二端
子部と所要間隔をあけて並列させている。あるいは、回
路構成に応じて、上記第三端子部を切断している。
【0007】本発明は、第三に、上記バスバー材料より
形成するバスバーを取り付けた電気接続箱を提供するも
ので、該電気接続箱は、電気接続箱の対向する両面にコ
ネクタ嵌合用カプラー部を設け、該カプラー部の端子口
を同一配置で形成し、該電気接続箱に収容したバスバー
のキャリヤ部両側の端子部を上記両面のカプラー部の端
子口より突出させる構成としている。
【0008】上記電気接続箱のカプラー部に形成する端
子口は、同一パターンのバスバーを用いる事が出来るよ
うに、カプラー部の上下端子口のピッチは、上記バスバ
ー材料の第一端子部と第二端子部のピッチと同一とし、
左右端子口のピッチは第一端子部と第三端子部のピッチ
と同一としている。また、電気接続箱に複数のカプラー
部を並列に設ける場合は、カプラー部の間隔を上記バス
バー材料の連結部中心点の間隔と同一に設定している。
【0009】上記電気接続箱は同一形状のケースの一方
を裏返して180度回転させて組み合わせたもので、こ
れらケースの間にバスバーの連結部及び接続部を収容
し、同一形状の両面のカプラー部の端子口より端子部を
対称に突出させている。
【0010】
【作用】本発明のバスバー材料は、1つの金型より形成
し、キャリア部により連続させた連続部、接続部および
端子部からなる各組は、複数種類のバスバーのパターン
に対応できる形状となっているため、適宜に不要箇所を
切断することにより、異なるパターンのバスバーを、同
一の金型で形成したバスバー材料より設けることが出来
る。しかも、必要に応じて1組あるいは複数組にわけて
切断して用いると、電気接続箱にカプラー部を並列して
設けたものに対しても使用することが出来る。
【0011】さらに、バスバーを取り付ける電気接続箱
を、同一のケースを180度回転して組みつけ、対向す
る両面の端子口を同一配置としているため、上記バスバ
ー材料より形成したバスバーを、その連続部および接続
部をケースの間に配置し、連結部両側の対称に突出する
端子部を電気接続箱の両面端子口より突出させて取り付
けることができる。このように電気接続箱を構成する
と、両面同一回路となり、電気接続箱の裏表の方向性が
なくなり、電気接続箱の使用時に作業性を向上させるこ
とが出来る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。本発明のバスバー材料Bは、図1に示
すように、長尺なキャリヤ部1の長さ方向に一定間隔L
1をあけて、該キャリヤ部1の両側部より直角方向に突
出させた一対の連結部2を設けている。これら連結部2
の先端には、上記キャリヤ部1と同一方向に平行に延在
させた一定長さの接続部3を設けている。
【0013】上記接続部3には、上記連結部2を突出し
た連結部中心点Oを挟んで対称な位置より夫々距離L2
をあけた位置から直角方向に突出させた一対の第一端子
部4および第二端子部5を設けている。また、上記接続
部3には、上記第一端子部4より距離L3をあけた外側
位置より直角方向、即ち上記第一端子部4に対して並列
に突出させた第三端子部6を設けている。上記第一、第
二および第三端子部4、5、6は突出量および幅が同一
な同一形状としている。尚、該第三端子部6は、上記第
二端子部5の外側位置に設けても良い。
【0014】上記接続部3には、上記第一端子部4と第
二端子部5の基点部位を屈曲するため、この屈曲作業を
容易とするための屈曲用切欠7を設けている。
【0015】上記キャリヤ部1を挟んで対称に形成する
連結部2、接続部3および第一、第二および第三端子部
4、5、6からなる1組を、キャリヤ部1の長さ方向
に、上記したように、一定間隔L1をあけて連続的に形
成しており、各組の両側の端子部の間には所要の隙間S
をあけている。即ち、図1に示すように、第1組C1の
第三端子部6と第2組C2の第二端子部5との間に隙間
Sをあけている。
【0016】バスバー材料Bは、該バスバー材料より形
成するバスバーを取り付ける電気接続箱10(図8に示
す)の構造に応じて、キャリヤ部1を切断して、図2に
示すように、1組ずつ分離することが出来ると共に、図
5に示すように、複数組ずつ分離することが出来る。
【0017】1組ずつ切断する場合には、図1中ライン
l1で切断することにより、図2に示すようにバスバー
部材8Aを設け、該バスバー部材8Aの上記屈曲用切欠
7を起点として図2中ラインl2で同一方向に90度屈
曲させる。これにより、図3(A)(B)(C)に示すよう
に、上記第三端子部6に対して、上記第一端子部4が同
一平面上に延在させた状態となると共に上記第二端子部
5が対向したバスバー9Aを形成することが出来る。上
記バスバー9Aでは、第一端子部4と第二端子部5のピ
ッチがP1、該ピッチP1と直交方向の第一端子部4と
第三端子部6のピッチがP2(距離L3)となってい
る。
【0018】また、バスバー材料Bを図2に示すように
キャリヤ部1を切断して設けたバスバー部材8Aを、さ
らに、図4(A)に示すように、ラインl3で切断して上
記第三端子部6を切断し、図4(B)に示すバスバー部材
8Bを形成し、ラインl2で屈曲加工を施すことによ
り、図4(C)(D)(E)に示すバスバー9Bを形成するこ
とも出来る。該バスバー9Bは対向する第一端子部4と
第二端子部5とを備えている。
【0019】バスバー材料Bのキャリヤ部1を切断して
複数組からバスバーを形成する場合、図5(A)に示すよ
うに、バスバー材料Bのキャリヤ部1をラインl4で切
断して2組ずつ分離し、かつ、接続部3をラインl5で
切断して第三端子部6を切り離す。ついで、接続部3を
ラインl2に90度屈曲させることにより、図5(B)
(C)(D)に示すバスバー9Cを形成することが出来る。
【0020】上記バスバー材料Bでは、上記キャリヤ部
1の所要位置を切断すると共に、必要な場合には上記接
続部3を切断し、かつ、上記ラインl2に屈曲加工を施
すことにより、ワイヤハーネスを分岐接続するために必
要な電気接続箱10の複数のパターンでバスバー9を形
成することが出来る。このように、1つのバスバー材料
Bにより複数のパターンのバスバー9A、9B・・・を
形成することが出来るため、バスバーを形成するための
金型を1種類とすることが出来、コストダウンを図るこ
とが出来る。
【0021】尚、バスバー材料Bは上記形状に限定され
ず、図6は示す形状としても良い。該バスバー材料B'
は、上記第一端子部4および第二端子部5の両側に、距
離L3をあけて第三端子部6、6'を、上記接続部3に
対して直角方向に突設している。
【0022】上記バスバー材料B'では、切断加工を施
して、例えば、図7(A)に示すような1組のバスバー部
材8Dを形成し、該バスバー部材8Dに屈曲加工を施す
ことにより図7(B)(C)(D)に示すバスバー9Dを形成
することが出来る。上記バスバー9Dはの第一端子部4
と第二端子部5のピッチおよび第三端子部6と6’のピ
ッチは同一のP1であり、第一端子部4と第三端子部6
および第二端子部5と第三端子部6’のピッチは同一の
P2である。上記バスバー材料B'においても、バスバ
ー材料Bと同様に、更に複数パターンのバスバー9を形
成することが出来る。
【0023】本発明では、上記バスバー9を収容するた
めの電気接続箱10を、図8(A)(B)に示す構成として
いる。上記電気接続箱10のケース11は、四角箱状と
した同一形状のアッパーケース11Aとロアケース11
Bとを180度回転させて連結している。上記ケース1
1A、11Bは、一端面11aの外壁に互いに係合する
ロック部11bおよび被ロック部11cを有すると共に、
車両等の被取付パネル(図示なし)へ固定するためのブラ
ケット部11dを有している。
【0024】上記1対のケース11Aと11Bは、両端
を開口しており、互いに連結される一端面11a側を上
記バスバー9を配置するバスバー取付部12とすると共
に、他端面11eをコネクタ(図示なし)接続用のコネク
タ嵌合用カプラー部13とし、これらを仕切壁11fに
より分離している。
【0025】上記仕切壁11fはカプラー部13の端面
となり、該端面に水平方向の横方向に所要間隔をあける
と共に上下2段として、上記バスバー9の端子部4、
5、6を貫通する端子口11gを穿設している。これら
端子口11gは、上下(図8(B)では左右)の端子口
11gの間のピッチを、バスバー9の第一端子部4と第
二端子部5のピッチP1と同一のピッチP1とし、横方
向に(図8(B)では上下)隣接する端子口11gの間
のピッチをP2とし、上記第一端子部4と第三端子部6
の間のピッチP2と同一に設定している。
【0026】上記構成の電気接続箱10には、上記バス
バー材料BあるいはB’から形成する同一パターンのバ
スバーを取り付けるようにしている。例えば、図3に示
すバスバー9Aを挿入配置して、図9(A)(B)に示すよ
うに、分岐回路を形成している。尚、他のパターンのバ
スバー9、あるいは複数パターンのバスバー9を用いる
ことが出来ることもいうまでもないが、1つの電気接続
箱には1つのパターンのバスバーを用いることが好まし
い。
【0027】上記電気接続箱10へのバスバー9の組立
作業は、まず、アッパーケース11Aのバスバー取付部
12側に上記バスバー9Aを配置し、該バスバー9Aの
一方側Xの第一端子部4、第二端子部5および第三端子
部6を、アッパーケース11Aの上記端子口11gに貫
通させて、これら端子部4、5、6をアッパーケース1
1Aのカプラー部13内へ突出させる。
【0028】ついで、新たな上記バスバー9A'を用
い、該バスバー9A'の第一端子部4と第二端子部5
を、先に挿着した上記バスバー9Aの上記第一端子部4
と第二端子部5に対して、上下逆転させて端子口11g
を貫通させて配置する。この作業を繰り返して、全ての
端子口11gに端子部4、5、6を貫通させて配置す
る。
【0029】その後、ロアケース11Bを用い、アッパ
ーケース11Aのバスバー取付部12より外方へ突出す
る他方側Yの端子部4、5、6を上記ロアケース11B
の端子口11gに対応させて貫通させ、ロアケース11
Bのカプラー部13内へ端子部4、5、6を突出させ
る。最後に、ロアケース11Bのロック部11bと被ロ
ック部11cを、アッパーケース11Aの被ロック部1
1cとロック部11bに係合させて、上記バスバー9A、
9A’のキャリヤ部1をこれらケース11A、11Bの
バスバー取付部12内に収容した状態で電気接続箱10
を組み立てる。上記電気接続箱10の両側に位置するカ
プラー部13には、コネクタ(図示なし)が連結される。
尚、電気接続箱10に図4に示すバスバー9Bを取り付
けることも出来、この場合、図10に示す配置となる。
【0030】このように、電気接続箱10では、同一の
パターンのバスバー9を用いて分岐回路を形成すること
が出来、よって、バスバー9を選択する作業等の余計な
時間がかからないため、作業性の向上を図ることが出来
る。また、電気接続箱10は、同一形状のアッパーケー
ス11Aとロアケース11Bの係合により構成している
ため、両面の回路形状を一致させることが出来る。よっ
て、表裏の方向性を無くすことが出来、さらに作業性の
向上を図ることが出来る。
【0031】尚、電気接続箱は、図11(A)または図1
2(A)に示すように、上記カプラー部13を並列に多段
(図示では、上下2段で2個)配置してコネクタ(図示な
し)を複数個取付るようにしても良い。
【0032】図11(A)の電気接続箱10'では、同一
構成で端子口11gを穿設したカプラー部13を上下2
段に並設している。これらカプラー部13の隙間を上記
バスバー材料Bの隣接する連結部2の中心点Oの間隔L
1と対応させて同一にしている。上記電気接続箱10'
は、例えば、図11(B)に示すように、隣接する2組の
端子部4、5によりなるバスバー9を用いて分岐回路を
構成することが出来る。
【0033】図12(A)の電気接続箱10"では、外形
の大きさの異なるコネクタを連結するため、大小異なる
大きさのカプラー部13、13'を上下2段に並設して
いる。該電気接続箱10"は、例えば、図12(B)に示
すように、上記図3に示すバスバー9Aを用いて分岐回
路を形成することが出来る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、キャリヤ部より所定間隔をあけて両側に突出する
連結部を設けると共に、これら連結部に対して第1端子
部と第2端子部を接続部を介して対称に突設させ、か
つ、これら第1または第2端子部の外側に、あるいは、
これら第1端子部および第2端子部の両側に第3端子部
を並設してバスバー材料を形成し、所要位置のキャリヤ
部および接続部を切断すると共に、上記第1端子部と第
2端子部の基点部を屈曲させることにより、複数のパタ
ーンのバスバーを形成することが出来る。即ち、複数の
パターンのバスバーを形成するための金型は、上記バス
バー材料を形成するための一種のみで良いため、大幅な
コストダウンを図ることが出来る。
【0035】また、上記バスバー材料により形成したバ
スバーを配置する電気接続箱として、上記端子部を貫通
させる端子口を、上下のピッチを上記第1端子部と第2
端子部の間の間隔と一致させると共に、左右のピッチを
第1端子部と第3端子部の間の間隔と一致させて、左右
対称に穿設しているため、1種のパターンとしたバスバ
ーにより分岐回路を形成することが出来る。よって、バ
スバーを選択する余計な作業を無くすことが出来、作業
性の向上を図ることが出来る。
【0036】また、上記電気接続箱は、上記のように1
種のパターンのバスバーを配置できることに伴い、同一
形状としたアッパーケースとロアケースにより構成して
いるため、該電気接続箱の両側に形成される分岐回路は
同一となり、表裏の方向性が必要が無くなるため、更に
作業性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバスバー材料を示す平面図である。
【図2】 バスバー材料を切断して形成したバスバー部
材を示す平面図である。
【図3】 図2のバスバー部材により形成したバスバー
を示し、(A)は左側面図、(B)は平面図、(C)は右側面
図である。
【図4】 他のバスバーを形成する場合を示し、(A)は
バスバー材料を切断したバスバー部材を示す平面図、
(B)は(A)のバスバー部材を更に切断したバスバー部材
を示す平面図、(C)は形成したバスバーの左側面図、
(D)は(C)の平面図、(E)は(D)の右側面図である。
【図5】 他のバスバーを形成する場合を示し、(A)は
バスバー材料の切断および屈曲部位を示す平面図、(B)
は形成したバスバーの左側面図、(C)は(B)の平面図、
(D)は(C)の右側面図である。
【図6】 他のバスバー材料を示す平面図である。
【図7】 図6のバスバー材料を用いて形成するバスバ
ーの一例を示し、(A)はバスバー部材を示す平面図、
(B)は形成したバスバーを示す左側面図、(C)は(B)の
平面図、(D)は(C)の右側面図である。
【図8】 バスバーを配置する電気接続箱を示し、(A)
は平面図、(B)は正面図である。
【図9】 電気接続箱にバスバーを配置した状態を示
し、(A)は図8(B)のA−A断面図、(B)は正面図であ
る。
【図10】 電気接続箱に他のバスバーを配置した状態
を示す正面図である。
【図11】 (A)は他の電気接続箱を示す正面図、(B)
は(A)にバスバーを配置した状態を示す正面図である。
【図12】 (A)は他の電気接続箱を示す正面図、(B)
は(A)にバスバーを配置した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 キャリヤ部 2 連結部 3 接続部 4 第一端子部 5 第二端子部 6、6’第三端子部 7 屈折用切欠 9(9A、9B、9C、9D) バスバー 10 電気接続箱 11(11A、11B) ケース 12 バスバー取付部 13 カプラー部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性金属板を打ち抜いて形成されるバ
    スバー材料であって、 長尺なキャリヤ部(1)と、 上記キャリヤ部の長さ方向に一定間隔(L1)をあけて、
    キャリヤ部(1)の両側より直角方向に突出させた一対の
    連結部(2)と、 上記各連結部(2)の先端よりキャリヤ部と同一方向に延
    在させた一定長さの接続部(3)と、 上記接続部(3)の連結部中心点(O)を挟んで対称な位置
    より直角方向に突出させた一対の第一端子部(4)および
    第二端子部(5)と、 上記接続部(3)の上記第一端子部(4)あるいは第二端子
    部(5)のいずれか一方、あるいは第一および第二端子部
    の両方より所要間隔をあけた位置より直角方向に突出さ
    せた第三端子部(6)を備え、 上記キャリヤ部(1)の両側に設ける一対の連結部および
    各連結部と連続する接続部および端子部を1組とし、隣
    接する各組の端子部の間に所要の隙間をあけ、上記キャ
    リヤ部を切断して上記1組あるいは複数組からバスバー
    を形成すると共に、該バスバーにおいて不要の端子部を
    切断してパターンの相異するバスバーを形成可としてい
    るバスバー材料。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバスバー材料より形成す
    るバスバーであって、第一端子部(4)および第二端子部
    (5)を接続部(3)より90度曲げて対向させ、第三端子
    部(6)は第一端子部あるいは/および第二端子部と所要
    間隔をあけて並列させているバスバー。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のバスバー材料より形成す
    るバスバーであって、第三端子部(6)を切断し、第一端
    子部(4)および第二端子部(5)を接続部(3)より90度
    曲げて対向させているバスバー。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のバスバ
    ーを(9)収容する電気接続箱(10)であって、 上記電気接続箱の対向する両面にコネクタ嵌合用カプラ
    ー部(13)を設け、該カプラー部の端子口(11g)
    を同一配置で形成し、該電気接続箱に収容したバスバー
    のキャリヤ部両側の端子部を上記両面の端子口より突出
    させているバスバーを備えた電気接続箱。
  5. 【請求項5】 上記電気接続箱のカプラー部(13)に
    形成する上下端子口のピッチは、第一端子部(4)と第
    二端子部(5)のピッチと同一とし、左右端子口のピッ
    チは第一端子部(4)と第三端子部(6)のピッチと同
    一としている請求項4記載の電気接続箱。
  6. 【請求項6】 上記電気接続箱に複数のカプラー部(1
    3)を並列に設け、該カプラー部の間隔を請求項1記載
    のバスバー材料の連結部中心点(O)の間隔と同一に設
    定している請求項4および請求項5に記載の電気接続
    箱。
  7. 【請求項7】 上記1つの電気接続箱(10)に取り付
    けるバスバー(9)は同一パターンのバスバーとしてい
    る請求項4、5、6に記載の電気接続箱。
JP5277066A 1993-11-05 1993-11-05 バスバー材料、該バスバー材料より形成されるバスバー及び該バスバーを備えた電気接続箱 Pending JPH07135719A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5277066A JPH07135719A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 バスバー材料、該バスバー材料より形成されるバスバー及び該バスバーを備えた電気接続箱
US08/329,827 US5490794A (en) 1993-11-05 1994-10-27 Branch joint box
GB9719721A GB2316553B (en) 1993-11-05 1994-10-31 Branch joint box
GB9421904A GB2283867B (en) 1993-11-05 1994-10-31 Bus-bar blank for branch joint box
US08/557,822 US5605465A (en) 1993-11-05 1995-11-14 Branch joint box

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5277066A JPH07135719A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 バスバー材料、該バスバー材料より形成されるバスバー及び該バスバーを備えた電気接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07135719A true JPH07135719A (ja) 1995-05-23

Family

ID=17578316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5277066A Pending JPH07135719A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 バスバー材料、該バスバー材料より形成されるバスバー及び該バスバーを備えた電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07135719A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001186632A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2005228516A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Daito Electron Co Ltd バスバー
JP2009016357A (ja) * 2008-09-16 2009-01-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 連鎖端子
KR101013479B1 (ko) * 2003-10-10 2011-02-14 스미토모 덴소 가부시키가이샤 조인트 단자, 조인트 커넥터 및 이들의 제조 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001186632A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Yazaki Corp 電気接続箱
JP4674930B2 (ja) * 1999-12-24 2011-04-20 矢崎総業株式会社 電気接続箱
KR101013479B1 (ko) * 2003-10-10 2011-02-14 스미토모 덴소 가부시키가이샤 조인트 단자, 조인트 커넥터 및 이들의 제조 방법
JP2005228516A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Daito Electron Co Ltd バスバー
JP2009016357A (ja) * 2008-09-16 2009-01-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 連鎖端子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4674819A (en) Electric wire branching connector device
US4460239A (en) Connector terminal
EP0734097B1 (en) A circuit member and an electrical connection box
CN100580995C (zh) 接头连接器块
JPH02219413A (ja) 電気接続箱
JPH1012338A (ja) ジョイントコネクタ
US5655933A (en) Power distribution system
CN102017346A (zh) 电连接盒
JPH07135719A (ja) バスバー材料、該バスバー材料より形成されるバスバー及び該バスバーを備えた電気接続箱
US6179628B1 (en) Electric connection box
JPS6035911A (ja) 電気接続箱
US20030198030A1 (en) Electric connection box
JP5177801B2 (ja) 電気接続箱
CN209929907U (zh) 电气接线盒
JP3501079B2 (ja) ジャンクションボックスに収容する回路体
JPH0583828A (ja) ブスバーの回路変更方法
JP2003079027A (ja) ジャンクションボックス
US6141871A (en) Electrical connection box and a method for forming terminals
JP3144316B2 (ja) バスバー及び該バスバーを用いた分岐接続構造
JPH05260628A (ja) ピッチ変更可能なブスバー構造
JPH118006A (ja) コネクタ
JPH08124640A (ja) 連鎖型接続端子およびその製造方法
JP2003070132A (ja) ジャンクションボックス
JP2001177952A (ja) 電気接続箱
JP2003087943A (ja) ジャンクションボックス

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990525