JP2001177952A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
箱の内部回路の設計変更を容易とする。 【解決手段】 ヒューズ上流の電源側回路は回路形状に
打抜加工したバスバーで形成する一方、ヒューズ下流の
負荷側回路は、多数の平行配線されたX方向の導体とY
方向の導体とを絶縁板を介して積層し、所要の交差点で
絶縁板に設けた開口を通して上下のX方向とY方向の導
体とを接続し、これらマトリクス状に配置した導体から
所要形状の回路を形成している。上記導体として単芯線
同士、短冊形状の定形化したバスバー同士あるいは、い
ずれか一方が単芯線、他方が上記短冊形状としたバスバ
ーとしている。また、電気接続箱のコネクタ収容部に嵌
合するコネクタにジョイントコネクタの機能を持たせて
いる。
Description
ネスに接続するジャンクションボックス等の電気接続箱
に関し、電気接続箱に高密度に収容する回路の汎用性お
よび自由度を高めながら、かつ、簡単な構成とするもの
である。
ンボックス内には高密度に回路が収容されているが、自
動車に搭載される電装品の急増に伴い、更に複雑化およ
び大型化すると共に重量が増大し、かつ、車種の増加に
よる回路変更に伴うコストアップも問題となっている。
図12に概略的に示すように、電源と接続した電源側回
路1A、1B、1Cにヒューズ2A、2B、2C、リレ
ー2’を介して負荷側の幹線回路3A、3B、3C、3
Dを接続し、該幹線回路3A〜3Dを多数の分岐回路4
A〜4Kに分岐し、これら分岐回路4A〜4Kを図示の
ように、インパネハーネス、フロアハーネス、ルーフハ
ーネス、ドアハーネス等の外部回路の電線と接続してい
る。なお、説明上で回路数を少数で示しているが、実際
では非常に多数の回路を備えている。
1A…、負荷側の幹線回路3A…、分岐回路4A…は全
て導電性金属板を打抜加工したバスバーで形成している
場合が多いが、ヒューズ、リレー下流側の負荷側の回路
は単芯線に圧接端子を圧接接続して構成している場合も
ある。
ス内の全ての回路をバスバーで形成すると、回路の変更
の都度にバスバー形成用の金型を作成する必要があり、
非常にコスト高になる。特に、近時は高級車、中級車、
低級車(一般車)と各車格毎にさらに多数の車種があ
り、1つの車種でもグレードの相異があるため、ジャン
クションボックス内に収容する回路構成は非常に多種類
となっている。よって、この多種類の回路をバスバーで
形成すると上記のように非常にコスト高になると共に、
製造日数も長くかかり、簡単に回路変更に対応できない
問題がある。
路を単芯線と圧接端子とで構成すると、バスバーと比較
して金型作成が不要となると共に、回路変更の自由度が
ある程度高くなる。しかしながら、単芯線と圧接端子と
で回路を構成する場合も、回路構成に応じてボックス内
に単芯線を布線する必要があるため、単芯線の配線溝を
設けた絶縁板を成形する必要があると共に、布線作業自
体複雑で手数がかかり、この場合も製造日数の短縮化が
困難であると共に、大幅なコストダウンを図ることがで
きない。
で、ジャンクションボックス等の電気接続箱の内部回路
を改良し、できるだけ回路の汎用化が図れると共に回路
変更が簡単かつ安価にできるようにすることを課題とし
ている。
め、本発明は、ヒューズ上流の電源側回路は回路形状に
打抜加工したバスバーで形成する一方、ヒューズ下流の
負荷側回路は、多数の平行配線されたX方向の導体とY
方向の導体とを絶縁板を介して積層し、所要の交差点で
絶縁板に設けた開口を通して上下のX方向とY方向の導
体とを接続し、これらマトリクス状に配置した導体から
所要形状の回路を形成していることを特徴とする電気接
続箱を提供している。
化したバスバー同士あるいは、いずれか一方が単芯線、
他方が上記短冊形状としたバスバーから形成している。
回路は、同一の車格、即ち、高級車、中級車、低級車の
グループ毎に共用する回路は金型で形成して専用の形状
としており、汎用性を持たせている。このヒューズ上流
側の電源回路では同一の車格では共用回路が大半である
ため、バスバーを車種に応じて変更する場合は少ない。
なお、回路変更がある場合は、上記共用のバスバーに回
路に対応したバスバーを溶接する等して変更に対応させ
ている。
に応じて変更される場合が多く、かつ、同一車種でもグ
レードに応じて変更される場合もあるため、単芯線を上
下マトリクス状に配線し、所要の交差点で接続すること
により回路を形成している。この方法によると接続する
交差点に位置を変えるだけで回路を簡単に変更すること
ができる。
方向に配線する導体は導体のみからなる単芯線からな
り、絶縁板の表裏両面にそれぞれ形成したX方向および
Y方向の配線溝に挿入して配線し、該配線溝の底面に穿
設した上記開口を通して、上下単芯線を溶接して接続
し、かつ、上記単芯線の所要箇所に圧接端子を圧接接続
させ、一部の圧接端子は他端に設けたタブを電気接続箱
のハウジング外面に形成したコネクタ収容部に突出さ
せ、他の圧接端子は他端に設けた端子圧入溝にヒューズ
端子を挿入して接続している。
することにより、所要の位置から外部回路の接続を図る
事ができ、かつ、ヒューズとの接続も圧接端子を用いて
簡単に行うことができる。
で構成し、単芯線は導体のみからなり、絶縁板にY方向
に平行に設けた配線溝に挿入して配線する一方、該絶縁
板の上面に上記バスバーをX方向に平行配置し、バスバ
ーの先端に外部回路と接続するタブを設け、電気接続箱
のハウジングに形成したコネクタ収容部に突出させ、か
つ、一部のバスバーの先端に設けた端子圧入溝にヒュー
ズ端子を挿入して接続している。
るのにかえて、単芯線とバスバーとからマトリクスを形
成し、所要の交差点で接続して回路を形成している。こ
の場合、上記単芯線同士の場合と同様に、接続する交差
点の位置を変えるだけで、簡単に回路変更を行うことが
できる。また、バスバーとして短冊形状の定形のものを
用いているため、金型で専用形状に打抜加工して形成す
るバスバーと比較して大幅なコストダウンを図ることが
できると共に、作成日数の短縮化を図ることができる。
回路を形成する場合、バスバーの先端に外部回路と接続
するタブを設け、ハウジングに形成したコネクタ収容部
に突出させ、かつ、一部のバスバーの先端に設けた端子
圧入溝にヒューズ端子を挿入して接続している。
バーの所要箇所に、下方に屈曲させた突出部を設け、該
突出部を単芯線との交差位置で抵抗溶接して接続してい
る。あるいは、バスバーの所要箇所の側面には、圧接ス
ロットを設けた屈折部を設け、該圧接スロットを上記単
芯線に圧接接続している。
せてバスバーを絶縁板を介在させてX方向とY方向にマ
トリクス配線して、交点位置で絶縁板に穿設した開口を
通して互いに溶接しても良いことは言うまでもない。
収容部には、ジョイントコネクタ機能を有するコネクタ
を嵌合させ、該コネクタで分岐回路を構成している。
るコネクタは、分割コネクタを積層して一体化させた構
成とし、これら各分割コネクタは横一列の端子収容室を
備え、ワイヤハーネスの電線端末と接続する端子を上記
端子収容室に挿入し、該端子に、上記ハウジング内の負
荷側回路と嵌合接続する端子部と、上下積層する分割コ
ネクタ内の端子同士を接続するオス・メス端子部とを備
えている。
する端子の少なくとも一部は連鎖状の端子とし、所要個
数の端子を連続板部を介して連続させていることが好ま
しい。
クタにジョイントコネクタの機能を持たせて、分岐回路
を該コネクタで形成する構成とすると、電気接続箱の内
部に取り込んで設けていた分岐回路をコネクタ側に設け
ることができる。よって、電気接続箱の内部回路を減少
することができ、よって、所要の回路数が従来と同一で
あれば内部回路の高密度化を抑制できる一方、電気接続
箱の内部回路の減少分だけ新たな回路を設けることが可
能となる。
は、夫々インパネハーネス、フロアハーネス、ルーフハ
ーネス等のワイヤハーネス毎に取り付けている。また、
ワイヤハーネス毎にコネクタを接続する場合には、これ
らワイヤハーネスに接続する回路をマトリクス状の回路
を介して各ヒューズと接続している。
参照して説明する。図1乃至図9は第1実施形態を示
す。図1はジャンクションボックスJ/Bの回路構成を
一部を概略的に示し、前記図12と同様な構成で、電源
と接続した電源側回路1A、1B、1Cにヒューズ2
A、2B、2Cを介して負荷側の幹線回路3A、3B、
3Cを接続している構成は前記図12と同様である。
Dを設け、該電源側回路1Dに電子デバイス(本実施形
態ではIPS=インテリジェントパワースイッチ)6の
電源入力部を接続している。これらヒューズ上流側の電
源側回路1A〜1Dは、ある車格(本実施形態では中級
車)の自動車において共用して用いる回路であり、これ
ら回路1A〜1Dは、図2に示すように、導電性金属板
を回路形状に対応して打抜加工したバスバー5を用いて
形成している。また、電源側回路に追加変更があった場
合には、バスバーで形成した付設回路5aを上記共用化
したバスバー5に溶接接続しており、回路の削除があっ
た場合にはバスバーの切除あるいはバスバーはそのまま
で通電しない回路構成として用いている。即ち、ヒュー
ズ上流側回路で且つ共用回路は専用形状としたバスバー
を用い、回路変更はバスバーの溶接、切除等で対応して
いる。
電源側回路と接続した電源入力部の回路をリード線7を
介して、ジャンクションボックス5内に搭載したプリン
ト基板8に半田接続している。上記電子デバイス6はバ
スバー5上に搭載して、その電源入力部(図示せず)を
バスバー5と直接接触させており、かつ、該電子デバイ
ス6に近接した位置のバスバー5を切り起こして放熱板
5aを形成している。
および分岐回路4A…は、図4乃至図7に示す構成と
し、マトリクス状に配線した単芯線10、11と圧接端
子12とで構成している。即ち、絶縁板14の裏面(下
面)にY方向に配線溝14aを多数平行に形成し、これ
ら配線溝14aに導体のみからなる単芯線10を挿入し
て布線している。一方、絶縁板14の表面(上面)にX
方向の配線溝14bを多数平行に形成し、これら配線溝
14bに導体のみからなる単芯線11を挿入して布線し
ている。
けた配線溝14a、14bの交差位置の底面に開口14
cを設け、上下に配線するY方向の単芯線10とX方向
の単芯線11の交差点を開口14cを通して溶接して接
続している。このように、回路構成に対応して、絶縁板
の配線溝底面に開口を設けて、上下にX,Y方向に配線
する単芯線の交差点を溶接するだけであるため、簡単に
回路変更に対応することができる。
た分岐回路4A…と外部回路との接続は、単芯線10、
11に圧接端子12を介して行っている。該圧接端子1
2は一端に単芯線10と圧接接続する圧接スロット12
aを備えると共に他端にタブ12bを備え、該タブ12
bをジャンクションボックスのハウジングに形成するこ
コネクタ収容部18に突出させている。単芯線10、1
1からなる負荷側の幹線回路3A…をヒューズ2A…と
接続する場合には、一端に圧接スロット19aを有する
と共に他端にヒューズ端子を圧入する圧入溝19bを設
けたメス端子19cを備えた圧接端子19と接続してい
る。
2のタブ12bを突出させるコネクタ収容部18(18
A、18B、18C)には、ジョイントコネクタ機能を
備えたコネクタ20(20A、20B、20B)を嵌合
して外部回路と接続する構成としている。即ち、従来、
ジャンクションボックス内で行っていた分岐接続の一部
をコネクタ20側で行うようにして、ジャンクションボ
ックス5内に収容する回路を減少させている。
に、インパネハーネスW/H−1に接続するようにして
おり、該インパネハーネスW/H−1を構成する電線群
W1、W2にそれぞれ接続した分割コネクタ200、2
10からなり、これら分割コネクタ200と210とを
上下に積層した状態でコネクタ収容部18Aに嵌合して
いる。これら分割コネクタ200、210は端子収容室
21を横一列に設けた形状であり、よってコネクタ収容
部18Aには上下2段の端子穴18aを設けて圧接端子
12のタブ12bを突出させて分割コネクタ200、2
10に挿入するようにしている。
10)の端子収容室を挿入係止する端子25は図9
(A)(B)に示すように、電線wの端末に圧着するバ
レル部25aを一端に設けていると共に他端に上記タブ
12bが内嵌するボックス状メス端子部25bを備え、
且つ、該メス端子部25bの上壁部より上下接続用タブ
25cを突設すると共に、下壁部よりタブ圧入溝25d
を備えた上下接続用メス端子部25eを備えている。さ
らに、上記端子25は多数個を連結した連鎖状とし、バ
レル部25aの先端を連結板部26で連結している。端
子25は、互いに接続する電線端末に圧着する端子25
は連結板部26で連結した状態のままとしておき、接続
しない場合には連結板部26を削除している。
を夫々電線wの端末と圧接接続した後、これら端子25
を分割コネクタ200、210の各端子収容室22に挿
入係止している。この状態で、分割コネクタ200、2
10を上下に積層することにより、下段の分割コネクタ
200側の端子25の上下接続用メス端子部25eに上
段の分割コネクタ210側の端子25の上下接続用タブ
25cを接続している。このように、分割コネクタ20
0、210を一体化した状態でジャンクションボックス
5のコネクタ収容部18Aに挿入し、所要の端子25の
メス端子部25bに回路4A…の圧接端子12のタブ1
2bを挿入して接続している。
00の端子25は、同一コネクタ内の端子25と連鎖さ
せていると、該同一の分割コネクタ200に接続する電
線に分岐接続できると共に上下に積層する分割コネクタ
210の端子25にタブ25cとメス端子部25eを介
して接続すると、他の分割コネクタ210に接続した電
線wとも分岐接続を図ることができる。
る分割コネクタ200、210からなると共に、コネク
タ20Cはルーフハーネスに接続する分割コネクタ20
0、210からなり、それぞれコネクタ収容部18B、
18Cに嵌合することにより、上記と同様にジャンクシ
ョンボックスの内部回路を接続してコネクタ20B、2
0C内で分岐接続している。また、ドアハーネス、フロ
ントハーネス等に接続するコネクタも同様な構成として
ジャンクションボックスに接続している。
に接続するコネクタ20(20A〜20C)にジョイン
トコネクタの機能を持たせることにより、コネクタ20
側で回路の分岐接続を形成することができる。このよう
に、ジャンクションボックス内に取り込んでいた分岐回
路をコネクタ側に持たせることにより、ジャンクション
ボックス5内に収容する回路数を減少でき、その結果、
ジャンクションボックス内の高密度化を抑制できると共
に小型軽量化が図れ、かつ、コネクタとジャンクション
ボックスとの結合本数が少なくなるためコネクタ挿入力
を低減でき、組み立て作業性の向上を図ることもでき
る。
クスでは、ヒューズ2A、2B、2Cに夫々圧接端子1
9を介して接続したY方向の単芯線10は、X方向の単
芯線11と交差位置で溶接接続し、さらに、Y方向の他
の単芯線11’と交差位置で溶接接続することにより、
全コネクタ収容室18A〜18Cにヒューズ2A〜2C
と接続されるタブ12bを突出させ、各ワイヤハーネス
(インパネハーネス、フロントハーネス、ルーフハーネ
ス等)と接続させるようにしている。
では、ヒューズ上流側の電源側回路では車種が相異して
も共用する回路は専用形状に加工したバスバーで形成
し、相異する回路のみバスバーを溶接あるいは切除して
形成しているため、金型で形成するバスバーの種類を削
減できる。また、ヒューズ下流の負荷側回路ではX,Y
方向のマトリクス状に配線する単芯線10、11を所要
の交差位置で溶接接続して形成しているため、回路構成
が相異すると溶接位置を変えるだけでよいため、回路変
更がコストアップにならずに容易に行える。しかも、ジ
ャンクションボックスに接続して内部回路と接続するコ
ネクタ20(20A〜20C)にはジョイントコネクタ
の機能を持たせて、この外部コネクタ20で回路を分岐
接続しているため、ジャンクションボックス内に収容す
る回路数を減少させることができる。
トリクス回路を単芯線30と短冊形状と定形化したバス
バー31とで構成している。単芯線30は絶縁板32に
Y方向に形成した複数の配線溝32a内に挿入して、Y
方向に平行配線する一方、その上面に短冊形状の複数本
のバスバー31をX方向に平行配置している。
単芯線30との交差位置のうち、接続する必要がある箇
所では、バスバー31に下方へ湾曲させた突出部31a
を設け、単芯線30に抵抗溶接している。上記ヒューズ
2A…はバスバー31と接続させるようにし、バスバー
31の一端に上向きの折り曲げ部31bを設け、先端に
溝31cを形成し、ヒューズ2A…の端子を溝31cに
圧入させて接続するようにしている。また、バスバー3
1の先端にタブ31dを形成し、該タブ31dをジャン
クションボックスに設けたコネクタ収容部に挿入するよ
うにしている。その際、タブ31を屈折させると上下に
設けるコネクタ収容部に突出させることとなり、水平状
態のままで先端にタブ31dを設けるとジャンクション
ボックスの側面に形成するコネクタ収容部に突出させる
こととなる。他の構成は第1実施形態と同様であるた
め、説明を省略する。
線とをマトリクス配置した構成としても、回路構成に応
じて抵抗溶接する交差点を変えるだけでよく、車種、さ
らにグレードに応じて回路構成が相異しても簡単に対応
することができる。
冊状のバスバー33には一定間隔をあけて圧接スロット
33aを設けた屈折部33bを側面に突出させて形成し
ている。該屈折部33bは、下側に配線する単芯線35
と接続させる必要がある部分で下向きに屈折させて単芯
線35と圧接接続させている。接続不要の部分では、下
向きに屈折させず、単芯線35と接触しないようにして
いる。
の電気接続箱によれば、回路変更の多いヒューズ下流側
の負荷側回路を、マトリクス状に配置する単芯線同士、
あるいは単芯線と短冊形状のバスバーとを、所要の交差
点で接続して構成するため、金型で専用形状にバスバー
を打ち抜いて形成する場合、あるいは、単芯線を回路形
状に対応して布線する場合と比較して、簡単かつ安価に
形成することができ、金型経費、設備経費の大幅な低減
を図ることができる。さらに、回路変更があれば、接続
する交差点の位置を変えるだけでよく、回路変更にも簡
単に対応することができ、非常に汎用性が高い。
るコネクタ収容部に嵌合するコネクタにジョイントコネ
クタの機能を持たせると、電気接続箱の内部に取り込ん
でいた分岐回路数の低減を図ることができ、その分、電
気接続箱の内部回路を簡単にでき、電気接続箱の小型軽
量化を図ることができると共に、内部回路と外部回路と
を接続するコネクタの極数を減少でき、その結果、コネ
クタの挿入力を低減して電気接続箱の組み立て作業性も
改善することができる。
態を示す斜視図、(B)は電子デバイスとプリンター基
板との接続状態を示す断面図である。
す概略図である。
態を示す概略斜視図、(B)は概略平面図である。
視図である。
態を示す斜視図、(B)は要部拡大断面図である。
コネクタの断面図である。
は斜視図、(B)は側面図である。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 ヒューズ上流の電源側回路は回路形状に
打抜加工したバスバーで形成する一方、ヒューズ下流の
負荷側回路は、多数の平行配線されたX方向の導体とY
方向の導体とを絶縁板を介して積層し、所要の交差点で
絶縁板に設けた開口を通して上下のX方向とY方向の導
体とを接続し、これらマトリクス状に配置した導体から
所要形状の回路を形成していることを特徴とする電気接
続箱。 - 【請求項2】 上記導体が単芯線同士、短冊形状の定形
化したバスバー同士あるいは、いずれか一方が単芯線、
他方が上記短冊形状としたバスバーからなる請求項1に
記載の電気接続箱。 - 【請求項3】 上記X方向およびY方向に配線する導体
は導体のみからなる単芯線からなり、絶縁板の表裏両面
にそれぞれ形成したX方向およびY方向の配線溝に挿入
して配線し、該配線溝の底面に穿設した上記開口を通し
て、上下単芯線を溶接して接続し、かつ、上記単芯線の
所要箇所に圧接端子を圧接接続させ、一部の圧接端子は
他端に設けたタブを電気接続箱のハウジング外面に形成
したコネクタ収容部に突出させ、他の圧接端子は他端に
設けた端子圧入溝にヒューズ端子を挿入して接続してい
る請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。 - 【請求項4】 上記導体は単芯線とバスバーとで構成
し、単芯線は導体のみからなり、絶縁板にY方向に平行
に設けた配線溝に挿入して配線する一方、該絶縁板の上
面に上記バスバーをX方向に平行配置し、バスバーの先
端に外部回路と接続するタブを設け、電気接続箱のハウ
ジングに形成したコネクタ収容部に突出させ、かつ、一
部のバスバーの先端に設けた端子圧入溝にヒューズ端子
を挿入して接続している請求項1または請求項2に記載
の電気接続箱。 - 【請求項5】 上記バスバーの所要箇所に、下方に屈曲
させた突出部を設け、該突出部を単芯線との交差位置で
抵抗溶接して接続している請求項4に記載の電気接続
箱。 - 【請求項6】 上記バスバーの所要箇所の側面には、圧
接スロットを設けた屈折部を設け、該圧接スロットを上
記単芯線に圧接接続している請求項4に記載の電気接続
箱。 - 【請求項7】 上記ハウジングの外面に形成したコネク
タ収容部には、ジョイントコネクタ機能を有するコネク
タを嵌合させ、該コネクタで分岐回路を構成している請
求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の電気接続
箱。 - 【請求項8】 上記コネクタ収容部に嵌合するコネクタ
は、分割コネクタを積層して一体化させた構成とし、こ
れら各分割コネクタは横一列の端子収容室を備え、ワイ
ヤハーネスの電線端末と接続する端子を上記端子収容室
に挿入し、該端子に、上記ハウジング内の負荷側回路と
嵌合接続する端子部と、上下積層する分割コネクタ内の
端子同士を接続するオス・メス端子部とを備えている請
求項7に記載の電気接続箱。 - 【請求項9】 上記横一列の端子収容室内に挿入する端
子の少なくとも一部は連鎖状の端子とし、所要個数の端
子を連続板部を介して連続させている請求項8に記載の
電気接続箱。 - 【請求項10】 上記コネクタ収容部に嵌合するコネク
タは、夫々インパネハーネス、フロアハーネス、ルーフ
ハーネス等のワイヤハーネス毎に取り付けている請求項
7乃至請求項9のいずれか1項に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35420999A JP3501056B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 電気接続箱 |
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JP35420999A JP3501056B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 電気接続箱 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001177952A true JP2001177952A (ja) | 2001-06-29 |
JP3501056B2 JP3501056B2 (ja) | 2004-02-23 |
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ID=18436028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35420999A Expired - Fee Related JP3501056B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3501056B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7414194B2 (en) * | 2002-05-22 | 2008-08-19 | Yazaki Corporation | Bus bar wiring board and method of assembling the same |
JP2021510236A (ja) * | 2018-01-10 | 2021-04-15 | フーフ・ヒュルスベック・ウント・フュルスト・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲーHuf Hulsbeck & Furst Gmbh & Co. Kg | 電気コネクタの接点ピンのマトリクスと接続するための導体路基板 |
-
1999
- 1999-12-14 JP JP35420999A patent/JP3501056B2/ja not_active Expired - Fee Related
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