JPH07123820A - 田植機のフロート沈下量検出構造 - Google Patents
田植機のフロート沈下量検出構造Info
- Publication number
- JPH07123820A JPH07123820A JP27917293A JP27917293A JPH07123820A JP H07123820 A JPH07123820 A JP H07123820A JP 27917293 A JP27917293 A JP 27917293A JP 27917293 A JP27917293 A JP 27917293A JP H07123820 A JPH07123820 A JP H07123820A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接地フロートの沈下量を検出する泥面接地体
に改良を加えることでフロート沈下量を検出する機能の
みならず植付け性能を向上させる機能をも発揮させるこ
とができるようにすることで、昇降制御による安定した
植付け深さと、良好な姿勢での植付け結果を得られるよ
うにする。 【構成】 苗植付け装置の固定部位に圃場の泥面に接地
追従する前上がり橇状の泥面接地体16を、前部を中心
にして上下揺動自在に設けるとともに、この泥面接地体
16の遊端部に後方に開放した切り欠き凹部18を形成
し、この切り欠き凹部18内に植付け点aを設定し、フ
ロート支持アーム12の上下揺動位置を検出する角度セ
ンサS1 と、泥面接地体16の上下揺動位置を検出する
角度センサS2 との検出結果に基づいて泥面に対する接
地フロート7の沈下量を演算するように構成する。
に改良を加えることでフロート沈下量を検出する機能の
みならず植付け性能を向上させる機能をも発揮させるこ
とができるようにすることで、昇降制御による安定した
植付け深さと、良好な姿勢での植付け結果を得られるよ
うにする。 【構成】 苗植付け装置の固定部位に圃場の泥面に接地
追従する前上がり橇状の泥面接地体16を、前部を中心
にして上下揺動自在に設けるとともに、この泥面接地体
16の遊端部に後方に開放した切り欠き凹部18を形成
し、この切り欠き凹部18内に植付け点aを設定し、フ
ロート支持アーム12の上下揺動位置を検出する角度セ
ンサS1 と、泥面接地体16の上下揺動位置を検出する
角度センサS2 との検出結果に基づいて泥面に対する接
地フロート7の沈下量を演算するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機の植付け装置昇
降制御に利用するフロート沈下量検出構造に関する。
降制御に利用するフロート沈下量検出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】田植機の植付け装置昇降制御において
は、接地フロートによって泥面に形成された溝跡の深さ
からフロート沈下量を検出し、このフロート沈下量が設
定値に維持されるように苗植付け装置を昇降制御する手
段や、フロート沈下量に応じて苗植付け装置昇降制御の
制御感度を調整する手段、のようにフロート沈下量を苗
植付け装置昇降制御に利用する技術が提案されている。
そして、フロート沈下量に応じて苗植付け装置昇降制御
の制御感度を調整する後者の技術としては、例えば、特
開平3‐292810号公報に開示されているように、
接地センサである接地フロートの上下変位を検出して、
その検出結果に基づいて苗植付け装置の昇降制御を行う
とともに、接地フロートに備えた泥面接地体の上下揺動
角からフロート沈下量を検出し、沈下量が大きくなるほ
ど苗植付け装置昇降制御の制御感度を敏感側に調整する
ように構成したものが知られている。
は、接地フロートによって泥面に形成された溝跡の深さ
からフロート沈下量を検出し、このフロート沈下量が設
定値に維持されるように苗植付け装置を昇降制御する手
段や、フロート沈下量に応じて苗植付け装置昇降制御の
制御感度を調整する手段、のようにフロート沈下量を苗
植付け装置昇降制御に利用する技術が提案されている。
そして、フロート沈下量に応じて苗植付け装置昇降制御
の制御感度を調整する後者の技術としては、例えば、特
開平3‐292810号公報に開示されているように、
接地センサである接地フロートの上下変位を検出して、
その検出結果に基づいて苗植付け装置の昇降制御を行う
とともに、接地フロートに備えた泥面接地体の上下揺動
角からフロート沈下量を検出し、沈下量が大きくなるほ
ど苗植付け装置昇降制御の制御感度を敏感側に調整する
ように構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成において
は、泥面接地体は単にフロート沈下量を検出する機能し
か備えておらず、植付け性能には何ら関与しない部材で
あった。本発明は、泥面接地体に改良を加えることでフ
ロート沈下量を検出する機能のみならず植付け性能を向
上させる機能をも発揮させることができるようにするこ
とで、昇降制御による安定した植付け深さと、良好な姿
勢での植付け結果を得られるようにすることを目的とし
ている。
は、泥面接地体は単にフロート沈下量を検出する機能し
か備えておらず、植付け性能には何ら関与しない部材で
あった。本発明は、泥面接地体に改良を加えることでフ
ロート沈下量を検出する機能のみならず植付け性能を向
上させる機能をも発揮させることができるようにするこ
とで、昇降制御による安定した植付け深さと、良好な姿
勢での植付け結果を得られるようにすることを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、走
行機体に駆動昇降可能に連結した苗植付け装置の固定部
位に上下揺動調節可能にフロート支持アームを設けると
ともに、このフロート支持アームの遊端に接地フロート
を上下揺動可能に枢支連結し、前記フロート支持アーム
の角度調節によって苗植付け装置固定部位に対する前記
接地フロートの高さを変更して植付け深さを調節するよ
う構成した田植機において、前記苗植付け装置の固定部
位に圃場の泥面に接地追従する前上がり橇状の泥面接地
体を、前部を中心にして上下揺動自在に設けるととも
に、この泥面接地体の遊端部に後方に開放した切り欠き
凹部を形成し、この切り欠き凹部内に植付け点を設定
し、前記フロート支持アームの上下揺動位置を検出する
角度センサを設けるととに、前記泥面接地体の上下揺動
位置を検出する角度センサを設け、両角度センサの検出
結果に基づいて泥面に対する接地フロートの沈下量を演
算するように構成してある点にある。
行機体に駆動昇降可能に連結した苗植付け装置の固定部
位に上下揺動調節可能にフロート支持アームを設けると
ともに、このフロート支持アームの遊端に接地フロート
を上下揺動可能に枢支連結し、前記フロート支持アーム
の角度調節によって苗植付け装置固定部位に対する前記
接地フロートの高さを変更して植付け深さを調節するよ
う構成した田植機において、前記苗植付け装置の固定部
位に圃場の泥面に接地追従する前上がり橇状の泥面接地
体を、前部を中心にして上下揺動自在に設けるととも
に、この泥面接地体の遊端部に後方に開放した切り欠き
凹部を形成し、この切り欠き凹部内に植付け点を設定
し、前記フロート支持アームの上下揺動位置を検出する
角度センサを設けるととに、前記泥面接地体の上下揺動
位置を検出する角度センサを設け、両角度センサの検出
結果に基づいて泥面に対する接地フロートの沈下量を演
算するように構成してある点にある。
【0005】
【作用】泥面に対する接地フロートの沈下量を苗植付け
装置の昇降制御の昇降用検出信号として利用した場合、
接地フロートの沈下量が設定値(不感帯を含む)より大
きくなると苗植付け装置を上昇制御し、接地フロートの
沈下量が設定値より小さくなると苗植付け装置を下降制
御することで、接地フロートの沈下量を設定値に維持
し、もって、苗植付け装置を泥面に対して設定高さに維
持して植付け深さを安定化させる。この際、フロート支
持アームの角度調節によって苗植付け装置固定部位に対
する前記接地フロートの高さを変更して植付け深さを調
節すると、これに応じた演算修正がなされて、フロート
支持アームの上下揺動位置を検出する角度センサからの
検出結果と、泥面接地体の上下揺動位置を検出する角度
センサからの検出結果とに基づいて接地フロートの沈下
量が適切に演算される。また、泥面に対する接地フロー
トの沈下量を苗植付け装置の昇降制御の制御感度の修正
に利用した場合には、溝深さが大きくなるほど制御感度
を敏感に修正することになる。そして、このように利用
する泥面接地体は泥面に接地追従することで、植付け前
の植付け点を整地するとともに、泥面接地体に形成した
切り欠き凹部内の植付け点に植付けられる苗の両側の泥
水の乱れを抑制することになり、植付け苗の植立姿勢を
安定化させる。
装置の昇降制御の昇降用検出信号として利用した場合、
接地フロートの沈下量が設定値(不感帯を含む)より大
きくなると苗植付け装置を上昇制御し、接地フロートの
沈下量が設定値より小さくなると苗植付け装置を下降制
御することで、接地フロートの沈下量を設定値に維持
し、もって、苗植付け装置を泥面に対して設定高さに維
持して植付け深さを安定化させる。この際、フロート支
持アームの角度調節によって苗植付け装置固定部位に対
する前記接地フロートの高さを変更して植付け深さを調
節すると、これに応じた演算修正がなされて、フロート
支持アームの上下揺動位置を検出する角度センサからの
検出結果と、泥面接地体の上下揺動位置を検出する角度
センサからの検出結果とに基づいて接地フロートの沈下
量が適切に演算される。また、泥面に対する接地フロー
トの沈下量を苗植付け装置の昇降制御の制御感度の修正
に利用した場合には、溝深さが大きくなるほど制御感度
を敏感に修正することになる。そして、このように利用
する泥面接地体は泥面に接地追従することで、植付け前
の植付け点を整地するとともに、泥面接地体に形成した
切り欠き凹部内の植付け点に植付けられる苗の両側の泥
水の乱れを抑制することになり、植付け苗の植立姿勢を
安定化させる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によると、泥面接地体は
接地フロートの沈下量を検知する機能のみならず、植付
け苗の植付け姿勢を安定化させる機能をも発揮させるこ
とができ、昇降制御による安定した植付け深さと、良好
な姿勢での植付け結果を得られるようになった。
接地フロートの沈下量を検知する機能のみならず、植付
け苗の植付け姿勢を安定化させる機能をも発揮させるこ
とができ、昇降制御による安定した植付け深さと、良好
な姿勢での植付け結果を得られるようになった。
【0007】
【実施例】以下、本発明を乗用型田植機に適用した実施
例を図面に基づいて説明する。図1に示すように、四輪
走行する乗用型の走行機体1の後部に、油圧シリンダ2
で駆動昇降されるリンク機構3を介して複数条植え(例
えば6条)の苗植付け装置4が連結されている。苗植付
け装置4は、植付け条数の苗を載置して一定ストローク
で往復横移動する苗のせ台5、苗のせ台5の下端から一
株分の苗を切り出して圃場に植え付ける複数条のロータ
リー式の苗植付け機構6、圃場に接地する3個の接地フ
ロート7、等を装備して構成されるとともに、この苗植
付け装置4の後部に施肥装置8が連結されている。尚、
前記施肥装置8としては、各接地フロート7に装着した
作溝器9で圃場に形成した施肥溝に、ホッパー10から
繰り出した粉粒状の肥料を設定量づつ流下供給するよう
に構成したものが採用されている。
例を図面に基づいて説明する。図1に示すように、四輪
走行する乗用型の走行機体1の後部に、油圧シリンダ2
で駆動昇降されるリンク機構3を介して複数条植え(例
えば6条)の苗植付け装置4が連結されている。苗植付
け装置4は、植付け条数の苗を載置して一定ストローク
で往復横移動する苗のせ台5、苗のせ台5の下端から一
株分の苗を切り出して圃場に植え付ける複数条のロータ
リー式の苗植付け機構6、圃場に接地する3個の接地フ
ロート7、等を装備して構成されるとともに、この苗植
付け装置4の後部に施肥装置8が連結されている。尚、
前記施肥装置8としては、各接地フロート7に装着した
作溝器9で圃場に形成した施肥溝に、ホッパー10から
繰り出した粉粒状の肥料を設定量づつ流下供給するよう
に構成したものが採用されている。
【0008】図2に示すように、苗植付け装置4の固定
部位である植え付けケース11の前部に、支点P1 を中
心に上下揺動調節可能な3組のフロート支持アーム12
が後ろ向きに装備され、各フロート支持アーム12の遊
端に夫々接地フロート7が枢支連結されている。各フロ
ート支持アーム12の前端は共通の支点軸13に固着さ
れており、支点軸13から延出した植付け深さ操作レバ
ー14を任意に揺動調節してレバーガイド15に係合固
定することで、植え付けケース11に対する全接地フロ
ート7の相対高さを変更して植付け深さを調節できるよ
うに構成されている。
部位である植え付けケース11の前部に、支点P1 を中
心に上下揺動調節可能な3組のフロート支持アーム12
が後ろ向きに装備され、各フロート支持アーム12の遊
端に夫々接地フロート7が枢支連結されている。各フロ
ート支持アーム12の前端は共通の支点軸13に固着さ
れており、支点軸13から延出した植付け深さ操作レバ
ー14を任意に揺動調節してレバーガイド15に係合固
定することで、植え付けケース11に対する全接地フロ
ート7の相対高さを変更して植付け深さを調節できるよ
うに構成されている。
【0009】前記苗植付け装置4は以下に示す昇降制御
手段によって植付け泥面に対する高さの安定化が図られ
て植え付け深さが設定値に維持されるようになってい
る。すなわち、中央の接地フロート7における左右両側
に、作溝器9より外側に位置させて広幅橇状の泥面接地
体16が後ろ向きに夫々装備されている。この泥面接地
体16は、植付けフレーム17に支点P2 を中心に上下
揺動可能に支持されており、泥面Tに追従して滑らかに
上下揺動するようになっている。そして、図3に示すよ
うに、各泥面接地体16の遊端部には後方に向けて開放
された切欠き凹部18が形成され、この切欠き凹部18
内に前記苗植付け機構6が突入する植付け点aが設定さ
れている。
手段によって植付け泥面に対する高さの安定化が図られ
て植え付け深さが設定値に維持されるようになってい
る。すなわち、中央の接地フロート7における左右両側
に、作溝器9より外側に位置させて広幅橇状の泥面接地
体16が後ろ向きに夫々装備されている。この泥面接地
体16は、植付けフレーム17に支点P2 を中心に上下
揺動可能に支持されており、泥面Tに追従して滑らかに
上下揺動するようになっている。そして、図3に示すよ
うに、各泥面接地体16の遊端部には後方に向けて開放
された切欠き凹部18が形成され、この切欠き凹部18
内に前記苗植付け機構6が突入する植付け点aが設定さ
れている。
【0010】また、前記フロート支持アーム12の回動
角度を検出する角度センサS1 と、泥面接地体16の回
動角度を検出する角度センサS2 とが装備され、これら
角度センサS1 およびS2 からの信号は制御装置20に
入力されて、左右の角度センサS2 からの信号の平均値
に基づいて泥面Tに対する接地フロート7の平均的な沈
下量dが演算されるようになっており、この沈下量dに
よって前記油圧シリンダ2の制御バルブ21が以下のよ
うに作動されるようになっている。つまり、演算された
沈下量dが予め入力されている設定値(不感帯を含む)
より大きくなると、油圧シリンダ2が駆動伸長されて苗
植付け装置4が上昇制御され、前記沈下量dが設定値よ
り小さくなると、油圧シリンダ2が短縮されて苗植付け
装置4が下降制御され、走行機体1が耕盤の凹凸等によ
って浮沈あるいは前後傾斜しても、苗植付け装置4の泥
面Tに対する高さが設定範囲に維持されて、植付け深さ
を安定させる昇降制御が行われるのである。尚、植付け
深さ操作レバー14を揺動操作して植付けケース11に
対する全接地フロート7の相対高さを変更して植付け深
さを調節すると、これが角度センサS1 で検知されて、
接地フロート7の沈下量dが正しく演算されるように演
算修正がなされる。
角度を検出する角度センサS1 と、泥面接地体16の回
動角度を検出する角度センサS2 とが装備され、これら
角度センサS1 およびS2 からの信号は制御装置20に
入力されて、左右の角度センサS2 からの信号の平均値
に基づいて泥面Tに対する接地フロート7の平均的な沈
下量dが演算されるようになっており、この沈下量dに
よって前記油圧シリンダ2の制御バルブ21が以下のよ
うに作動されるようになっている。つまり、演算された
沈下量dが予め入力されている設定値(不感帯を含む)
より大きくなると、油圧シリンダ2が駆動伸長されて苗
植付け装置4が上昇制御され、前記沈下量dが設定値よ
り小さくなると、油圧シリンダ2が短縮されて苗植付け
装置4が下降制御され、走行機体1が耕盤の凹凸等によ
って浮沈あるいは前後傾斜しても、苗植付け装置4の泥
面Tに対する高さが設定範囲に維持されて、植付け深さ
を安定させる昇降制御が行われるのである。尚、植付け
深さ操作レバー14を揺動操作して植付けケース11に
対する全接地フロート7の相対高さを変更して植付け深
さを調節すると、これが角度センサS1 で検知されて、
接地フロート7の沈下量dが正しく演算されるように演
算修正がなされる。
【0011】〔別実施例〕 図4に、接地フロート7の沈下量dを検出する別実
施例が示されている。この場合、中央の接地フロート7
は左右に張出しのないものに構成されるとともに、左右
の泥面接地体16だけで植付け点aの整地を行うものと
なっており、その他の構成および機能は上記実施例と同
様である。 上記両実施例では、検出演算した接地フロート7の
沈下量dに基づいて、苗植付け装置4の昇降制御を行う
場合を示したが、周知のように中央の接地フロート7の
上下変位を別のセンサで検出して苗植付け装置4の昇降
制御を行うとともに、検出演算した接地フロート7の沈
下量dに基づいて上記昇降制御の感度調整を行うことも
可能である。つまり、沈下量dが大きくなるほど軟弱な
圃場であると判断して制御感度を敏感に調整するのであ
る。
施例が示されている。この場合、中央の接地フロート7
は左右に張出しのないものに構成されるとともに、左右
の泥面接地体16だけで植付け点aの整地を行うものと
なっており、その他の構成および機能は上記実施例と同
様である。 上記両実施例では、検出演算した接地フロート7の
沈下量dに基づいて、苗植付け装置4の昇降制御を行う
場合を示したが、周知のように中央の接地フロート7の
上下変位を別のセンサで検出して苗植付け装置4の昇降
制御を行うとともに、検出演算した接地フロート7の沈
下量dに基づいて上記昇降制御の感度調整を行うことも
可能である。つまり、沈下量dが大きくなるほど軟弱な
圃場であると判断して制御感度を敏感に調整するのであ
る。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】田植機の全体側面図
【図2】要部の側面図
【図3】要部の平面図
【図4】別実施例の要部の平面図
1 走行機体 4 苗植付け装置 7 接地フロート 12 フロート支持アーム 16 泥面接地体 18 切欠き凹部 a 植付け点 d フロート沈下量 S1 角度センサ(フロート支持アームの) S2 角度センサ(泥面接地体の) T 泥面
Claims (1)
- 【請求項1】 走行機体(1)に駆動昇降可能に連結し
た苗植付け装置(4)の固定部位に上下揺動調節可能に
フロート支持アーム(12)を設けるとともに、このフ
ロート支持アーム(12)の遊端に接地フロート(7)
を上下揺動可能に枢支連結し、前記フロート支持アーム
(12)の角度調節によって苗植付け装置固定部位に対
する前記接地フロート(7)の高さを変更して植付け深
さを調節するよう構成した田植機において、 前記苗植付け装置(4)の固定部位に圃場の泥面(T)
に接地追従する前上がり橇状の泥面接地体(16)を、
前部を中心にして上下揺動自在に設けるとともに、この
泥面接地体(16)の遊端部に後方に開放した切り欠き
凹部(18)を形成し、この切り欠き凹部(18)内に
植付け点(a)を設定し、前記フロート支持アーム(1
2)の上下揺動位置を検出する角度センサ(S1 )を設
けるととに、前記泥面接地体(16)の上下揺動位置を
検出する角度センサ(S2 )を設け、両角度センサ(S
1 ),(S2 )の検出結果に基づいて泥面(T)に対す
る接地フロート(7)の沈下量(d)を演算するように
構成してあることを特徴とする田植機のフロート沈下量
検出構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27917293A JPH07123820A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 田植機のフロート沈下量検出構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27917293A JPH07123820A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 田植機のフロート沈下量検出構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123820A true JPH07123820A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17607455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27917293A Pending JPH07123820A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 田植機のフロート沈下量検出構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07123820A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014183782A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
JP2014183781A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
JP2015000004A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | ヤンマー株式会社 | 田植機 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27917293A patent/JPH07123820A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014183782A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
JP2014183781A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
JP2015000004A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | ヤンマー株式会社 | 田植機 |
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