JPH07123520A - 電車利用の搬送装置 - Google Patents

電車利用の搬送装置

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Publication number
JPH07123520A
JPH07123520A JP5262019A JP26201993A JPH07123520A JP H07123520 A JPH07123520 A JP H07123520A JP 5262019 A JP5262019 A JP 5262019A JP 26201993 A JP26201993 A JP 26201993A JP H07123520 A JPH07123520 A JP H07123520A
Authority
JP
Japan
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train
switch
motor
stop
stopping
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5262019A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Sakagami
達也 阪上
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to GB9325101A priority patent/GB2283001B/en
Priority to TW082110409A priority patent/TW261600B/zh
Priority to KR1019930027835A priority patent/KR960003313B1/ko
Priority to DE4343036A priority patent/DE4343036C2/de
Priority to CN93112874A priority patent/CN1044697C/zh
Priority to IT94MI000052A priority patent/IT1275614B1/it
Priority to US08/184,979 priority patent/US5450796A/en
Publication of JPH07123520A publication Critical patent/JPH07123520A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61CLOCOMOTIVES; MOTOR RAILCARS
    • B61C13/00Locomotives or motor railcars characterised by their application to special systems or purposes
    • B61C13/04Locomotives or motor railcars characterised by their application to special systems or purposes for elevated railways with rigid rails
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B3/00Elevated railway systems with suspended vehicles
    • B61B3/02Elevated railway systems with suspended vehicles with self-propelled vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L3/00Devices along the route for controlling devices on the vehicle or train, e.g. to release brake or to operate a warning signal
    • B61L3/02Devices along the route for controlling devices on the vehicle or train, e.g. to release brake or to operate a warning signal at selected places along the route, e.g. intermittent control simultaneous mechanical and electrical control
    • B61L3/14Devices along the route for controlling devices on the vehicle or train, e.g. to release brake or to operate a warning signal at selected places along the route, e.g. intermittent control simultaneous mechanical and electrical control to cut-off the power supply to traction motors of electrically-propelled vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2200/00Type of vehicles
    • B60L2200/26Rail vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキレスモータを使用して搬送用電車の
コストを下げながら、自動ストレージ作用を支障なく行
わせることが出来るようにすること。 【構成】 搬送用電車1の駆動車輪9をブレーキレスモ
ータ8により駆動するようにし、このモータ8への給電
を断つための第一第二2つのモータ停止用スイッチ1
9,20と、停止用被当接部材22と、接近する後続電
車の第二のモータ停止用スイッチ20を動作させる後続
電車停止用操作具23とを設け、電車停止位置には、停
止用被当接部材22を受け止めるストッパーと、第一の
モータ停止用スイッチ19を動作させるスイッチ操作部
材と、これら両者を作用位置と被作用退避位置とに切り
換える切り換え手段とを備えた電車停止装置を配設し、
この装置のスイッチ操作部材と電車側の後続電車停止用
操作具とには、電車走行方向に適当長さにわたって連続
するスイッチ操作部23aを設けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドレールに案内さ
れて自走する搬送用電車と、電車停止装置とから成る電
車利用の搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種の搬送装置
では、搬送用電車の駆動車輪をブレーキ付きモータで回
転駆動するように構成していた。このような構成では、
単に搬送用電車のコストが高くつくだけでなく、手押し
操作などで電車を移動させたい場合や一定区間だけ補助
コンベヤで電車を定速走行させたいような場合、その都
度、ブレーキ付きモータのブレーキを開放し、その後、
再びブレーキを入れる操作を行う必要があって、手間が
かかる欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して
示すと、ガイドレール(2) に案内されて自走する搬送用
電車(1) と、電車停止装置(24)とから成り、搬送用電車
(1) は、駆動車輪(9) と、当該駆動車輪(9) を回転駆動
するブレーキレスモータ(8) と、第一のモータ停止用ス
イッチ(19)と、第二のモータ停止用スイッチ(20)と、停
止用被当接部材(22)と、後続電車停止用操作具(23)とを
備え、第一第二両モータ停止用スイッチ(19,20) は夫々
動作時にブレーキレスモータ(8)への給電を断つもので
あり、後続電車停止用操作具(23)は、接近した後続電車
の第二のモータ停止用スイッチ(20)を動作させるもの
で、電車走行方向に適当長さにわたって連続するスイッ
チ操作部(23a) を備え、電車停止装置(24)は、停止用被
当接部材(22)を受け止めるストッパー(25)と、第一のモ
ータ停止用スイッチ(19)を動作させるスイッチ操作部材
(26)と、ストッパー(25)及びスイッチ操作部材(26)を作
用位置と被作用退避位置とに切り換える切り換え手段(2
7)とを備え、スイッチ操作部材(26)は、ストッパー(25)
と停止用被当接部材(22)とが当接するのに先立って第一
のモータ停止用スイッチ(19)を動作させるもので、電車
走行方向に適当長さにわたって連続するスイッチ操作部
(26a) を備えている点に特徴を有する。
【0004】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1及び図2に於いて、1はガイド
レール2に案内されて自走する搬送用電車である。この
搬送用電車1は、駆動トロリー3と従動トロリー4とを
ロードバー5で連結したものであり、ロードバー5の下
側に被搬送物Wを支持するハンガー6などが設けられて
いる。
【0005】駆動トロリー3は、ガイドレール2の片側
に配置されたトロリー本体7と、このトロリー本体7の
上端に搭載された減速機付きブレーキレスモータ8と、
このモータ8の出力軸8aに取付けられ且つガイドレー
ル2の上端面を転動する駆動車輪9と、ガイドレール2
の上下両端部を左右両側から挟む振れ止め用垂直軸ロー
ラ10と、ガイドレール2の一側面に敷設された給電線
11(図2参照)に摺接する集電ユニット12とを備
え、トロリー本体7の下端部にロードバー5の前端近傍
部が垂直支軸13により左右揺動自在に連結されてい
る。
【0006】従動トロリー4は、ガイドレール2の片側
に配置されたトロリー本体14と、このトロリー本体1
4の上端に搭載された軸受ユニットに水平支軸15で支
承され且つガイドレール2の上端面を転動する遊転車輪
16と、ガイドレール2の上下両端部を左右両側から挟
む振れ止め用垂直軸ローラ17とを備え、トロリー本体
14の下端部にロードバー5の後端近傍部が垂直支軸1
8により左右揺動自在に連結されている。
【0007】19は第一のモータ停止用リミットスイッ
チ(以下、第一スイッチという)であり、20は第二の
モータ停止用リミットスイッチ(以下、第二スイッチと
いう)である。第一スイッチ19は、駆動トロリー3の
直後の位置でロードバー5の横側面に付設され、上向き
に突出するアクチュエータ19aの先端には大径の検出
用ローラ19bが軸支されている。第二スイッチ20
は、駆動トロリー3に於けるトロリー本体7の下端から
前方に延設されたブラケット21の先端下側に付設さ
れ、下向きに突出するアクチュエータ20aの先端には
大径の検出用ローラ20bが軸支されている。これら両
スイッチ19,20は何れも、アクチュエータ19a,
20aが後方に蹴られたときにモータ8の電源回路を開
放して、搬送用電車1を停止させるものである。
【0008】22は停止用被当接部材であり、23は後
続電車停止用操作具である。停止用被当接部材22は、
第一スイッチ19の直前の位置でロードバー5から水平
横向きに突設された軸状体から成る。後続電車停止用操
作具23は接近した後続電車の第二スイッチ20を動作
させるもので、従動トロリー4に於けるトロリー本体1
4から後方に向けて延設され、電車走行方向に適当長さ
にわたって連続するスイッチ操作部23aを備えてい
る。
【0009】図3及び図4に示すように、搬送用電車1
の停止位置には電車停止装置24が配設されている。こ
の電車停止装置24は、停止用被当接部材22を受け止
めるストッパー25と、第一スイッチ19を動作させる
スイッチ操作部材26と、ストッパー25及びスイッチ
操作部材26を図4に実線で示す作用位置と図4に仮想
線で示す被作用退避位置とに切り換える切り換え手段2
7とを備えている。具体的に説明すると、ストッパー2
5は、電車走行方向に長いスイッチ操作部材26の前端
下向き折曲部の後側面に付設され、スイッチ操作部材2
6は、その後端部が水平支軸28で固定機枠29に上下
揺動自在に軸支され、切り換え手段27は、固定機枠2
9に水平支軸30で軸支されたシリンダユニット31か
ら成り、このシリンダユニット31の下向きに突出する
ピストンロッド31aの端部が水平支軸32でスイッチ
操作部材26の中間部に連結されている。
【0010】スイッチ操作部材26は、作用位置P1に
あるときに、ストッパー25に停止用被当接部材22が
当接するのに先立って第一スイッチ19を動作させるも
ので、電車走行方向に適当長さにわたって連続するスイ
ッチ操作部26aを備えている。
【0011】以上のように構成された搬送装置に於い
て、給電線11から集電ユニット12を介して搬送用電
車1に供給される電力によりモータ8を稼動させ、駆動
車輪9を回転駆動させることにより搬送用電車1をガイ
ドレール2に沿って自走させることが出来る。而して、
当該搬送用電車1が電車停止装置24が設けられた停止
位置に到着すると、図4に実線で示すように、作用位置
にあるスイッチ操作部材26に於けるスイッチ操作部2
6aの下側に搬送用電車1に於ける第一スイッチ19の
ローラ19bが入り込み、アクチュエータ19aが後方
下方へ蹴られて当該第一スイッチ19が動作する。この
結果、モータ8への給電が断たれて当該モータ8がフリ
ーとなり、搬送用電車1は慣性で前進走行した後、停止
用被当接部材22が作用位置にあるストッパー25に当
接して停止することになる。この間、第一スイッチ19
のアクチュエータ19a(ローラ19b)は、電車走行
方向に連続するスイッチ操作部材26のスイッチ操作部
26aによって押し下げられたままであり、モータ8の
電源回路開放状態は継続される。
【0012】換言すれば、スイッチ操作部材26で第一
スイッチ19が動作せしめられた直後に停止用被当接部
材22がストッパー25に当接するのではなく、モータ
電源開放後に搬送用電車1が或る程度慣性で走行した後
に停止用被当接部材22がストッパー25に当接するよ
うに、スイッチ操作部材26に於けるスイッチ操作部2
6aの電車走行方向の長さを設定している。勿論場合に
よっては、停止用被当接部材22がストッパー25に当
接する前に、モータ電源開放後に慣性走行する搬送用電
車1が停止してしまうこともあるように、スイッチ操作
部材26に於けるスイッチ操作部26aの長さと、当該
スイッチ操作部材26に対するストッパー25の位置を
設定しても良い。
【0013】上記のように電車停止装置24で停止せし
められた搬送用電車1に後続の搬送用電車1は、先行停
止電車1に対し一定距離以内に接近したとき、図1に示
すように第二スイッチ20のローラ20bが先行停止電
車1の後続電車停止用操作具23の上側に乗り上げ、ア
クチュエータ20aが後方上方に蹴られて当該第二スイ
ッチ20が動作する。この結果、後続電車1の駆動車輪
9を回転駆動しているモータ8への給電が断たれて当該
モータ8がフリーとなり、後続電車1は慣性で或る程度
前進走行した後、図1に示すようにロードバー5の前端
が先行停止電車1のロードバー5の後端に当接して停止
することになる。この間、第二スイッチ20のアクチュ
エータ20a(ローラ20b)は、電車走行方向に連続
する後続電車停止用操作具23のスイッチ操作部23a
に乗り上げたままであり、モータ8の電源回路開放状態
は継続される。
【0014】換言すれば、後続電車停止用操作具23で
第二スイッチ20が動作せしめられた直後にロードバー
5の前端が先行停止電車1のロードバー5の後端に当接
するのではなく、モータ電源開放後に搬送用電車1が或
る程度慣性で走行した後にロードバー5の前端が先行停
止電車1のロードバー5の後端に当接するように、後続
電車停止用操作具23に於けるスイッチ操作部23aの
電車走行方向の長さを設定している。勿論場合によって
は、ロードバー5の前端が先行停止電車1のロードバー
5の後端に当接する前に、モータ電源開放後に慣性走行
する後続電車1が停止してしまうこともあるように、後
続電車停止用操作具23に於けるスイッチ操作部23a
の長さを長くしても良い。
【0015】上記作用により、電車停止装置24を備え
た停止位置を先頭にして各電車1を自動的に順次停止さ
せてストレージすることが出来る。先頭の停止電車1を
発進させるときは、図4に示す電車停止装置24のスイ
ッチ操作部材26及びストッパー25をシリンダユニッ
ト31により水平支軸28の周りに上動させて、仮想線
で示す非作用退避位置に切り換える。この結果、第一ス
イッチ19のアクチュエータ19aが上動復帰して、先
頭停止電車1のモータ8の電源回路が閉じられ、当該モ
ータ8が稼動して駆動車輪9を回転駆動することになる
ので、先頭電車1は前進走行する。
【0016】先頭停止電車1が発進すると、直後の停止
電車1に於ける第二スイッチ20を動作させていた後続
電車停止用操作具23が前進移動し、当該停止電車1に
於ける第二スイッチ20から離れる。この結果、第二ス
イッチ20のアクチュエータ20aが下動復帰して、後
続停止電車1のモータ8の電源回路が閉じられ、当該モ
ータ8が稼動して駆動車輪9を回転駆動することになる
ので、後続電車1は前進走行する。このようにして後続
停止電車1は順次発進することになるが、後続電車1を
再び停止位置で停止させるときは、電車停止装置24の
スイッチ操作部材26及びストッパー25をシリンダユ
ニット31で図4に実線で示す作用位置に切り換えてお
けば良い。
【0017】補助コンベヤで各電車1を定速で走行させ
る区間(作業区間や上り勾配区間)では、給電線11を
無くして各電車1のモータ8への給電を断つ。この結
果、各電車1のモータ8はフリーとなり、各電車1は自
由走行可能な状態になるので、例えば停止用被当接部材
22に係合するプッシャーを備えた補助コンベヤによ
り、各電車1を定速走行させることが出来る。勿論、保
守点検作業などのために給電線11への給電を断った状
態でも、各電車1のモータ8はフリーとなり、各電車1
は自由走行可能な状態になるので、手押しなどの方法で
簡単に各電車1を移動させることが出来る。
【0018】なお、上記実施例では、モータ停止用第一
スイッチ19及びモータ停止用第二スイッチ20とし
て、スイッチ操作部材26や後続電車停止用操作具23
のスイッチ操作部26a,23aに接触して動作する接
触式のリミットスイッチを使用したが、電磁式或いは光
電式などの無接触タイプのスイッチ(センサー)を使用
することも出来る。勿論この場合、スイッチ操作部26
a,23aも、使用するスイッチ(センサー)に対応し
た構成のものとしなければならない。
【0019】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の搬送装置
によれば、搬送用電車の駆動車輪を回転駆動するモータ
にはブレーキレスモータが使用されているので、電源断
時に自動的にブレーキがかかるブレーキ付きモータを使
用する場合と比較して、単にモータコストが安くなるだ
けでなく、保守点検作業などのために搬送用電車を手動
で移動させる場合や補助コンベヤで搬送用電車を推進さ
せる区間では、単にモータへの給電を断つだけで良く、
ブレーキ開放操作やブレーキ開放手段が不要となり、こ
の点でも非常に安価に実施し得ると共に、作業も簡単容
易に行える。
【0020】しかも、電車停止位置に配設された電車停
止装置と搬送用電車側の第一のモータ停止用スイッチ及
び停止用被当接部材を利用して電車停止位置で任意の搬
送用電車を自動停止させることが出来ると共に、後続の
搬送用電車は、先行停止電車側の後続電車停止用操作具
と後続電車側の第二のモータ停止用スイッチを利用して
順次自動停止させてストレージさせることが出来る。こ
のようにブレーキレスモータを使用しているにも拘らず
問題なく自動ストレージ機能は発揮させ得るに至ったの
は、電車停止装置に於けるスイッチ操作部材に、ストッ
パーと停止用被当接部材とが当接するのに先立って第一
のモータ停止用スイッチを動作させる、電車走行方向に
適当長さにわたって連続するスイッチ操作部を設けると
共に、後続電車停止用操作具に、後続電車の第二のモー
タ停止用スイッチを動作させる、電車走行方向に適当長
さにわたって連続するスイッチ操作部を設けたことによ
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガイドレールを省略した状態の側面図であ
る。
【図2】 要部の縦断正面図である。
【図3】 電車停止装置の正面図である。
【図4】 電車停止装置と電車の要部とを示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 搬送用電車 2 ガイドレール 3 駆動トロリー 4 従動トロリー 5 ロードバー 8 減速機付きブレーキレスモータ 9 駆動車輪 19 第一モータ停止用スイッチ 20 第二モータ停止用スイッチ 22 停止用被当接部材 23 後続電車停止用操作具 23a スイッチ操作部 24 電車停止装置 25 ストッパー 26 スイッチ操作部材 26a スイッチ操作部 27 切り換え手段 31 シリンダユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電車利用の搬送装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場内などに於いてワ
ークなどを一定経路に沿って搬送するために使用される
搬送装置であって、特に、ガイドレールに案内されて自
走する搬送用電車と、電車停止装置とから成る電車利用
の搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種の搬送装置
では、搬送用電車の駆動車輪をブレーキ付きモータで回
転駆動するように構成していた。このような構成では、
単に搬送用電車のコストが高くつくだけでなく、手押し
操作などで電車を移動させたい場合や一定区間だけ補助
コンベヤで電車を定速走行させたいような場合、その都
度、ブレーキ付きモータのブレーキを開放し、その後、
再びブレーキを入れる操作を行う必要があって、手間が
かかる欠点があった。
【0003】本発明の主たる目的は、ブレーキレスモー
タを使用して搬送用電車を走行駆動するようにした搬送
装置を提供することにあるが、第二の目的は、このよう
なブレーキレスモータを使用して搬送用電車を走行駆動
するものでありながら、所定位置での電車の停止制御や
ストレージラインでの電車の自動ストレージ制御を、簡
単容易に行えるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して
示すと、ガイドレール(2) に案内されて自走する搬送用
電車(1) と、電車停止装置(24)とから成り、搬送用電車
(1) は、駆動車輪(9) と、当該駆動車輪(9) を回転駆動
するブレーキレスモータ(8) と、第一のモータ停止用ス
イッチ(19)と、第二のモータ停止用スイッチ(20)と、停
止用被当接部材(22)と、後続電車停止用操作具(23)とを
備え、第一第二両モータ停止用スイッチ(19,20) は夫々
動作時にブレーキレスモータ(8)への給電を断つもので
あり、後続電車停止用操作具(23)は、接近した後続電車
が衝突する前に当該後続電車の第二のモータ停止用スイ
ッチ(20)を動作させるもので、搬送用電車(1) の後端側
から後方へ延出され、スイッチ動作状態を継続させなが
ら当該後続電車の慣性走行を許容するために電車走行方
向に適当長さにわたって連続するスイッチ操作部(23a)
を備え、電車停止装置(24)は、停止用被当接部材(22)を
受け止めるストッパー(25)と、第一のモータ停止用スイ
ッチ(19)を動作させるスイッチ操作部材(26)と、ストッ
パー(25)及びスイッチ操作部材(26)を作用位置と作用
退避位置とに切り換える切り換え手段(27)とを備え、ス
イッチ操作部材(26)は、ストッパー(25)と停止用被当接
部材(22)とが当接する前に電車側の第一のモータ停止用
スイッチ(19)を動作させるもので、スイッチ動作状態を
継続させながら当該電車の慣性走行を許容するために電
車走行方向に適当長さにわたって連続するスイッチ操作
部(26a) を備えている点に特徴を有する。
【0005】前記第一第二両モータ停止用スイッチ(19,
20) は、アクチュエータ(19a,20a)の先端にローラ(19b,
20b) が軸支されたリミットスイッチとし、後続電車停
止用操作具(23)のスイッチ操作部(23a) と電車停止装置
(24)のスイッチ操作部材(26)に於けるスイッチ操作部(2
6a) とは、ローラ(19b,20b) を介してアクチュエータ(1
9a,20a) を倒す帯状板(23b,26b) から構成することが出
来る。
【0006】また、電車停止装置(24)のスイッチ操作部
材(26)は、その後端側が水平支軸(28)によって固定機枠
(29)に上下揺動自在に軸支すると共に、その下側にスイ
ッチ操作部(26a) を設け、且つその前端下側に前記スト
ッパー(25)を後ろ向きに設け、切り換え手段(27)は、ス
イッチ操作部材(26)を上下揺動させるシリンダユニット
(31)から構成することが出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1及び図2に於いて、1はガイド
レール2に案内されて自走する搬送用電車である。この
搬送用電車1は、駆動トロリー3と従動トロリー4とを
ロードバー5で連結したものであり、ロードバー5の下
側に被搬送物Wを支持するハンガー6などが設けられて
いる。
【0008】駆動トロリー3は、ガイドレール2の片側
に配置されたトロリー本体7と、このトロリー本体7の
上端に搭載された減速機付きブレーキレスモータ8と、
このモータ8の出力軸8aに取付けられ且つガイドレー
ル2の上端面を転動する駆動車輪9と、ガイドレール2
の上下両端部を左右両側から挟む振れ止め用垂直軸ロー
ラ10と、ガイドレール2の一側面に敷設された給電線
11(図2参照)に摺接する集電ユニット12とを備
え、トロリー本体7の下端部にロードバー5の前端近傍
部が垂直支軸13により左右揺動自在に連結されてい
る。
【0009】従動トロリー4は、ガイドレール2の片側
に配置されたトロリー本体14と、このトロリー本体1
4の上端に搭載された軸受ユニットに水平支軸15で支
承され且つガイドレール2の上端面を転動する遊転車輪
16と、ガイドレール2の上下両端部を左右両側から挟
む振れ止め用垂直軸ローラ17とを備え、トロリー本体
14の下端部にロードバー5の後端近傍部が垂直支軸1
8により左右揺動自在に連結されている。
【0010】19は第一のモータ停止用リミットスイッ
チ(以下、第一スイッチという)であり、20は第二の
モータ停止用リミットスイッチ(以下、第二スイッチと
いう)である。第一スイッチ19は、駆動トロリー3の
直後の位置でロードバー5の横側面に付設され、上向き
に突出するアクチュエータ19aの先端には大径の検出
用ローラ19bが軸支されている。第二スイッチ20
は、駆動トロリー3に於けるトロリー本体7の下端から
前方に延設されたブラケット21の先端下側に付設さ
れ、下向きに突出するアクチュエータ20aの先端には
大径の検出用ローラ20bが軸支されている。これら両
スイッチ19,20は何れも、アクチュエータ19a,
20aが後方に蹴られたときにモータ8の電源回路を開
放して、搬送用電車1を停止させるものである。
【0011】22は停止用被当接部材であり、23は後
続電車停止用操作具である。停止用被当接部材22は、
第一スイッチ19の直前の位置でロードバー5から水平
横向きに突設された軸状体から成る。後続電車停止用操
作具23は、後続電車1の第二スイッチ20を動作させ
るもので、従動トロリー4に於けるトロリー本体14か
ら後方に向けて延設され、電車走行方向に適当長さにわ
たって連続するスイッチ操作部23aを水平帯状の上面
で構成する帯状板23bを備えている。このスイッチ操
作部23aは、後続電車1の第二スイッチ20の動作状
態を継続させながら、先行停止電車1の後端(ロードバ
ー5の後端)1bに後続電車の前端(ロードバー5の前
端)1aが衝突するまでの後続電車の慣性走行を許容す
る。
【0012】図3及び図4に示すように、搬送用電車1
の停止位置には電車停止装置24が配設されている。こ
の電車停止装置24は、停止用被当接部材22を受け止
めるストッパー25と、第一スイッチ19を動作させる
スイッチ操作部材26と、ストッパー25及びスイッチ
操作部材26を図4に実線で示す作用位置と図4に仮想
線で示す非作用退避位置とに切り換える切り換え手段2
7とを備えている。具体的に説明すると、スイッチ操作
部材26は、電車走行方向に適当長さにわたって連続す
るスイッチ操作部26aを水平帯状下面で構成する帯状
板26bを備え、この帯状板26bの前端下向き折曲部
の後側面にストッパー25が付設されている。そしてこ
のスイッチ操作部材26は、その後端部が水平支軸28
で固定機枠29に上下揺動自在に軸支され、切り換え手
段27は、固定機枠29に水平支軸30で軸支されたシ
リンダユニット31から成り、このシリンダユニット3
1の下向きに突出するピストンロッド31aの端部が水
平支軸32でスイッチ操作部材26の中間部に連結され
ている。
【0013】スイッチ操作部材26のスイッチ操作部2
6aは、図4に実線で示す作用位置にあるときに、電車
側の第一スイッチ19を動作させ、そのスイッチ動作状
態を継続させながら、ストッパー25と電車側の停止用
被当接部材22とが当接するまでの電車の慣性走行を許
容する。
【0014】以上のように構成された搬送装置に於い
て、給電線11から集電ユニット12を介して搬送用電
車1に供給される電力によりモータ8を稼動させ、駆動
車輪9を回転駆動させることにより搬送用電車1をガイ
ドレール2に沿って自走させることが出来る。而して、
当該搬送用電車1が電車停止装置24のある停止位置に
到着すると、図4に実線で示すように、作用位置にある
スイッチ操作部材26に於けるスイッチ操作部26aの
下側に搬送用電車1に於ける第一スイッチ19のローラ
19bが入り込み、アクチュエータ19aが後方下方へ
蹴られて当該第一スイッチ19が動作する。この結果、
モータ8への給電が断たれて当該モータ8がフリーとな
り、搬送用電車1は慣性で前進走行した後、停止用被当
接部材22が作用位置にあるストッパー25に当接して
停止することになる。この間、第一スイッチ19のアク
チュエータ19a(ローラ19b)は、電車走行方向に
連続するスイッチ操作部材26のスイッチ操作部26a
によって押し下げられたままであり、モータ8の電源回
路開放状態は継続される。
【0015】換言すれば、スイッチ操作部材26で第一
スイッチ19が動作せしめられた直後に停止用被当接部
材22がストッパー25に当接するのではなく、モータ
電源開放後に搬送用電車1が或る程度慣性で走行した後
に停止用被当接部材22がストッパー25に当接するよ
うに、スイッチ操作部材26に於けるスイッチ操作部2
6aの電車走行方向の長さを設定している。勿論場合に
よっては、停止用被当接部材22がストッパー25に当
接する前に、モータ電源開放後に慣性走行する搬送用電
車1が自然停止してしまうこともあるように、ストッパ
ー25から後方に延びるスイッチ操作部26aの長さを
設定しても良い。
【0016】上記のように電車停止装置24で停止せし
められた搬送用電車1に後続する搬送用電車1は、先行
停止電車1に対し一定距離以内に接近したとき、図1に
示すように第二スイッチ20のローラ20bが先行停止
電車1の後続電車停止用操作具23の上側に乗り上げ、
アクチュエータ20aが後方上方に蹴られて当該第二ス
イッチ20が動作する。この結果、後続電車1の駆動車
輪9を回転駆動しているモータ8への給電が断たれて当
該モータ8がフリーとなり、後続電車1は慣性で或る程
度前進走行した後、図1に仮想線で示すように電車前端
(ロードバー5の前端)1aが先行停止電車1の後端
(ロードバー5の後端)1bに当接して停止することに
なる。この間、第二スイッチ20のアクチュエータ20
a(ローラ20b)は、電車走行方向に連続する後続電
車停止用操作具23のスイッチ操作部23aに乗り上げ
たままであり、モータ8の電源回路開放状態は継続され
る。
【0017】換言すれば、後続電車停止用操作具23で
第二スイッチ20が動作せしめられた直後に電車前端1
aが先行停止電車1の後端1bに当接するのではなく、
モータ電源開放後に搬送用電車1が或る程度慣性で走行
した後に前後の両電車端部1a,1bどうしが当接する
ように、後続電車停止用操作具23に於けるスイッチ操
作部23aの電車走行方向の長さを設定している。勿論
場合によっては、モータ電源開放後に慣性走行する後続
電車1が、その前端1aが先行停止電車1の後端1bに
当接する前に自然停止してしまうこともあるように、後
続電車停止用操作具23に於けるスイッチ操作部23a
の長さを長くしても良い。
【0018】上記作用により、電車停止装置24を備え
た停止位置を先頭にして各電車1を自動的に順次停止さ
せてストレージすることが出来る。先頭の停止電車1を
発進させるときは、図4に示す電車停止装置24のスイ
ッチ操作部材26及びストッパー25をシリンダユニッ
ト31により水平支軸28の周りに上動させて、仮想線
で示す非作用退避位置に切り換える。この結果、第一ス
イッチ19のアクチュエータ19aが上動復帰して、先
頭停止電車1のモータ8の電源回路が閉じられ、当該モ
ータ8が稼動して駆動車輪9を回転駆動することになる
ので、先頭電車1は前進走行する。
【0019】先頭停止電車1が発進すると、直後の停止
電車1に於ける第二スイッチ20を動作させていた後続
電車停止用操作具23が前進移動し、当該停止電車1に
於ける第二スイッチ20から離れる。この結果、第二ス
イッチ20のアクチュエータ20aが下動復帰して、後
続停止電車1のモータ8の電源回路が閉じられ、当該モ
ータ8が稼動して駆動車輪9を回転駆動することになる
ので、後続電車1は前進走行する。このようにして後続
停止電車1は順次発進することになるが、後続電車1を
再び停止位置で停止させるときは、電車停止装置24の
スイッチ操作部材26及びストッパー25をシリンダユ
ニット31で図4に実線で示す作用位置に切り換えてお
けば良い。
【0020】補助コンベヤで各電車1を定速で走行させ
る区間(作業区間や上り勾配区間)では、給電線11を
無くして各電車1のモータ8への給電を断つ。この結
果、各電車1のモータ8はフリーとなり、各電車1は自
由走行可能な状態になるので、例えば停止用被当接部材
22に係合するプッシャーを備えた補助コンベヤによ
り、各電車1を定速走行させることが出来る。勿論、保
守点検作業などのために給電線11への給電を断った状
態でも、各電車1のモータ8はフリーとなり、各電車1
は自由走行可能な状態になるので、手押しなどの方法で
簡単に各電車1を移動させることが出来る。
【0021】なお、上記実施例では、モータ停止用第一
スイッチ19及びモータ停止用第二スイッチ20とし
て、スイッチ操作部材26や後続電車停止用操作具23
のスイッチ操作部26a,23aに接触して動作する接
触式のリミットスイッチを使用したが、電磁式或いは光
電式などの無接触タイプのスイッチ(センサー)を使用
することも出来る。勿論この場合、スイッチ操作部26
a,23aも、使用するスイッチ(センサー)に対応し
た構成のものとしなければならない。
【0022】
【発明の作用及び効果】本発明の搬送装置によれば、搬
送用電車の駆動車輪を回転駆動するモータにはブレーキ
レスモータが使用されているので、電源断時に自動的に
ブレーキがかかるブレーキ付きモータを使用する場合と
比較して、単にモータコストが安くなるだけでなく、保
守点検作業などのために搬送用電車を手動で移動させる
場合や補助コンベヤで搬送用電車を推進させる区間で
は、単にモータへの給電を断つだけで良く、ブレーキ開
放手段やブレーキ開放操作が不要となり、この点でも非
常に安価に実施し得ると共に、作業も簡単容易に行え
る。
【0023】しかも、電車停止位置に配設された電車停
止装置と搬送用電車側の第一のモータ停止用スイッチ及
び停止用被当接部材を利用して、電車停止位置で任意の
搬送用電車を自動停止させることが出来ると共に、後続
の搬送用電車は、先行停止電車側の後続電車停止用操作
具と後続電車側の第二のモータ停止用スイッチを利用し
て順次自動停止させてストレージさせることが出来る。
【0024】この自動ストレージ作用時に於いて、電車
停止装置で停止せしめられる先頭の電車は、当該電車停
止装置に於けるスイッチ操作部材で電車側の第一のモー
タ停止用スイッチが操作されてモータへの通電が断たれ
た後、当該電車が慣性走行した後にストッパーと電車側
の停止用被当接部材とが当接して停止せしめられるかま
たは、その前に慣性走行が終了して自然停止することに
なる。この間、第一のモータ停止用スイッチは、前記ス
イッチ操作部材に於ける電車走行方向に連続したスイッ
チ操作部により、動作状態が継続する。
【0025】また、順次停止せしめられる後続電車は、
先行停止電車の後続電車停止用操作具で第二のモータ停
止用スイッチが操作されてモータへの通電が断たれた
後、慣性走行した後に先行停止電車の後端に当接して停
止せしめられるかまたは、その前に慣性走行が終了して
自然停止することになる。この間、第二のモータ停止用
スイッチは、前記後続電車停止用操作具に於ける電車走
行方向に連続したスイッチ操作部により、動作状態が継
続する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガイドレールを省略した状態の側面図であ
る。
【図2】 要部の縦断正面図である。
【図3】 電車停止装置の正面図である。
【図4】 電車停止装置と電車の要部とを示す側面図で
ある。
【符号の説明】 1 搬送用電車 2 ガイドレール 3 駆動トロリー 4 従動トロリー 5 ロードバー 8 減速機付きブレーキレスモータ 9 駆動車輪 19 第一モータ停止用スイッチ 20 第二モータ停止用スイッチ 22 停止用被当接部材 23 後続電車停止用操作具 23a スイッチ操作ブレーキ 24 電車停止装置 26 スイッチ操作部材 26a スイッチ操作部 27 切り換え手段 31 シリンダユニット
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレール(2) に案内されて自走する搬
    送用電車(1) と、電車停止装置(24)とから成り、 搬送用電車(1) は、駆動車輪(9) と、当該駆動車輪(9)
    を回転駆動するブレーキレスモータ(8) と、第一のモー
    タ停止用スイッチ(19)と、第二のモータ停止用スイッチ
    (20)と、停止用被当接部材(22)と、後続電車停止用操作
    具(23)とを備え、 第一第二両モータ停止用スイッチ(19,20) は夫々動作時
    にブレーキレスモータ(8) への給電を断つものであり、 後続電車停止用操作具(23)は、接近した後続電車の第二
    のモータ停止用スイッチ(20)を動作させるもので、電車
    走行方向に適当長さにわたって連続するスイッチ操作部
    (23a) を備え、 電車停止装置(24)は、停止用被当接部材(22)を受け止め
    るストッパー(25)と、第一のモータ停止用スイッチ(19)
    を動作させるスイッチ操作部材(26)と、ストッパー(25)
    及びスイッチ操作部材(26)を作用位置と被作用退避位置
    とに切り換える切り換え手段(27)とを備え、スイッチ操
    作部材(26)は、ストッパー(25)と停止用被当接部材(22)
    とが当接するのに先立って第一のモータ停止用スイッチ
    (19)を動作させるもので、電車走行方向に適当長さにわ
    たって連続するスイッチ操作部(26a) を備えている電車
    利用の搬送装置。
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