JP2005014817A - 摩擦駆動搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送用走行体を搬送経路脇の摩擦駆動輪で推進させる摩擦駆動搬送装置を改善する。
【解決手段】各摩擦駆動輪30には、これを駆動するブレーキレスモーター29と、搬送用走行体1の摩擦面15と摩擦駆動輪30との当接状態を検出するセンサー32とが併設され、搬送経路中の少なくとも特定区間において摩擦駆動輪30が搬送用走行体1の摩擦面15の全長Lより長くない(同一か又は若干短い)等間隔で並ぶように配設され、各摩擦駆動輪30を制御する制御手段24は、前記各センサー32の検出状態に基づき、搬送用走行体1の摩擦面15と当接状態にある摩擦駆動輪30を1つ下手側の摩擦駆動輪30が空き状態になったときに駆動開始すると共に、搬送用走行体1の摩擦面15から離れた摩擦駆動輪30は駆動停止するように制御する。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送経路に沿って走行可能に支持された搬送用走行体を搬送経路脇の摩擦駆動輪で推進させる摩擦駆動搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の摩擦駆動搬送装置は、搬送経路に沿って走行可能に支持された搬送用走行体に走行方向に沿ってロードバーが設けられ、搬送経路側には、ロードバーの摩擦面に当接して回転する摩擦駆動輪を備えた駆動ユニットが配設されたものであって、例えば特許文献1に示されるように、従来周知である。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−54731号公報
【0004】
而して、特許文献1に示されるように、この種の摩擦駆動搬送装置のロードバーの端部は、摩擦駆動輪に対する進入を円滑に行わせるなどのために円弧状やV字状などの先窄まり状に形成されるものであり、従って、摩擦駆動輪が当接する走行方向と平行な直線状の摩擦面の全長はロードバーの全長より短くなる。このため、特許文献1に示されるように、前後の摩擦駆動輪間の間隔をロードバーの全長と等しい距離に設定すると、当該ロードバーの摩擦面の全長は前後の摩擦駆動輪間の間隔より短くなり、前後2つの摩擦駆動輪の何れもがロードバーの摩擦面に当接しない状態、即ち、前後2つの摩擦駆動輪の何れもがロードバーの両端先窄まり面に当接する状態となる可能性がある。係る状態では、搬送方向下手側の摩擦駆動輪の回転駆動によってロードバー(搬送用走行体)を前方に推進させようとしたとき、当該前側ロードバー(端部の先窄まり面)と摩擦駆動輪との間にスリップが生じて搬送用走行体を確実に前進駆動させることができなくなる恐れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の摩擦駆動搬送装置は、上記の問題点を解消するためにタイマー機能を付加し、ロードバーから離れる搬送方向上手側の摩擦駆動輪の停止時期を一定時間だけ遅らせるようにしたものであるが、これだけでは、ロードバーの摩擦面に当接している摩擦駆動輪を回転駆動するときのように確実強力にロードバー(搬送用走行体)を前方に推進させることができるという保証は得られず、このタイマー機構の追加によるコストアップも免れない。勿論、最初から摩擦駆動輪の間隔をロードバーの摩擦面の全長より短くしておくことも考えられるが、必ず1つのロードバーに2つ又はそれ以上の摩擦駆動輪が当接することになり、各摩擦駆動輪の駆動制御が複雑になって、摩擦駆動輪及びその駆動用モーターの台数の増加と共に大幅なコストアップにつながり、実用性が低下する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る摩擦駆動搬送装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、搬送用走行体1の走行経路側に、搬送用走行体1の摩擦面15に当接して回転する摩擦駆動輪30が配設された摩擦駆動搬送装置であって、各摩擦駆動輪30には、これを駆動するブレーキレスモーター29と、搬送用走行体1の摩擦面15と摩擦駆動輪30との当接状態を検出するセンサー32とが併設され、搬送経路中の少なくとも特定区間において摩擦駆動輪30が搬送用走行体1の摩擦面15の全長Lより長くない(同一か又は若干短い)等間隔で並ぶように配設され、各摩擦駆動輪30を制御する制御手段24は、前記各センサー32の検出状態に基づき、搬送用走行体1の摩擦面15と当接状態にある摩擦駆動輪30を1つ下手側の摩擦駆動輪30が空き状態になったときに駆動開始すると共に、搬送用走行体1の摩擦面15から離れた摩擦駆動輪30は駆動停止するように制御するように構成されている。
【0007】
上記構成の本発明を実施する場合、各摩擦駆動輪30は、搬送用走行体1の摩擦面15の全長Lとほぼ等しい等間隔で並ぶように配設することができるが、搬送用走行体1に、側面で摩擦面15を構成するロードバー3が設けられている場合、当該ロードバー3の前後両端に、片持ち状に延出する突出部13,14を上下高さを変えて突設し、前後2台の搬送用走行体1が最接近したとき、前側搬送用走行体1のロードバー後端突出部14と後側搬送用走行体1のロードバー前端突出部13とが上下に重なった状態でロードバー3どうしが互いに突き合うように構成し、各ロードバー3の摩擦面15は、前後2台の搬送用走行体1のロードバー3どうしが互いに突き合う状態のときに当該両ロードバー3の摩擦面15の端部が前後方向に関して一定長さdだけ重なるように、ロードバー前後両端の突出部13,14内にまで入り込むように形成し、各摩擦駆動輪30間の間隔Dは、ロードバー3の摩擦面15の全長Lより前記一定長さdだけ短い距離に設定するのが望ましい。
【0008】
又、前記制御手段24は、1つの摩擦駆動輪30のみを制御するように各摩擦駆動輪30ごとに独立して設け、各制御手段24間には、上手側の摩擦駆動輪30に併設のセンサー32の検出信号に基づく制御信号を下手側の制御手段24に送信するケーブル40を配設することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1〜図3において、1は床上走行台車型の搬送用走行体であって、2は当該搬送用走行体1を支持案内するガイドレールである。搬送用走行体1は、走行方向と平行なロードバー3とこのロードバー3上に設けられた被搬送物Wの支持台部4、及びロードバー3を支持案内する4つのトロリー5a〜5dを備えている。
【0010】
ロードバー3は、被搬送物Wの支持台部4の前後両端を支持する中央前後2つのロードトロリー5a,5b間をつなぐ中央ロードバー6と、前端ガイドトロリー5cと前側ロードトロリー5aとをつなぐ前側ロードバー7と、後端ガイドトロリー5dと後側ロードトロリー5bとをつなぐ後側ロードバー8とから構成され、水平カーブ経路部や垂直カーブ経路部での走行を可能にするために、各ロードバー6,7間及び6,8間に介在された水平方向折曲関節部9a,9b、中央ロードバー6の両端近傍に介在された垂直方向折曲関節部10a,10b、前側ロードバー7の両端近傍に介在された垂直方向折曲関節部11aと水平方向折曲関節部11b、及び後側ロードバー8の両端近傍に介在された垂直方向折曲関節部12aと水平方向折曲関節部12bを備えている。
【0011】
図2に示すように、上記構成のロードバー3の前端、即ち、前側ロードバー7の遊端には、その高さ方向の下部領域から前方に片持ち状に延出する前側突出部13が設けられ、ロードバー3の後端、即ち、後側ロードバー8の遊端には、その高さ方向の上部領域から後方に片持ち状に延出する後側突出部14が設けられ、前後2台の搬送用走行体1どうしが最接近したとき、図示のように後ろ側搬送用走行体1のロードバー3の前側突出部13が前側搬送用走行体1のロードバー3の後側突出部14の下側に入り込んで互いに上下に重なった状態で、ロードバー3どうしが互いに突き合うように構成されている。
【0012】
ロードバー3の前後両端突出部13,14の先端部は、平面視において先窄まり形状(図示例はほぼV字形であるが、円弧状や船首状などでも良い)に構成され、この前後両端突出部13,14の先窄まり状先端部13a,14aを除いたロードバー3の左右両側面が、直線経路部における平面視において走行方向と平行な直線状の摩擦面15を構成している。而して、ロードバー3の摩擦面15の長さLは、図2に示すように、前記のように前後2台の搬送用走行体1どうしが最接近してロードバー3どうしが互いに突き合う状態のとき、前後のロードバー3の摩擦面15の端部どうしが前後方向に関して長さdの範囲で互いに重なるように設定されている。
【0013】
尚、ロードトロリー5a,5bは、ロードバー3とは別に独立して設けられたもので、左右一対前後2組の支持用水平軸ホイール16と前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー17とを備えており、前後両端のガイドトロリー5c,5dは、ロードバー3の前後両端部(前側ロードバー7の水平方向折曲関節部11bから遊端までの部分、及び後側ロードバー8の水平方向折曲関節部12bから遊端までの部分)に、左右一対の支持用水平軸ホイール18と前後一対の振れ止め用垂直軸ローラー19とを軸支して構成したものである。
【0014】
図1及び図3に示すように、ガイドレール2は、各トロリー5a〜5dの左右一対の支持用水平軸ホイール16,18を支持案内すると共に、各トロリー5a〜5dの振れ止め用垂直軸ローラー17,19を挟む左右一対の対向溝形レールを適当間隔おきに配置されたヨーク20によって一体化したものであり、各ヨーク20を左右一対の高さ調整用アジャスターボルト21を介して床面上所定高さに支持している。そしてガイドレール2の下側には、前記ヨーク20に支持させる状態でケーブルラック22がガイドレール2の全長にわたって架設されている。而して、搬送用走行体1の走行経路中には、前記ヨーク20を介して駆動ユニット23が配設され、各駆動ユニット23ごとに制御手段(制御BOX)24が各駆動ユニット23に隣接するようにガイドレール2の側面に取り付けられている。
【0015】
駆動ユニット23は、図4〜図6に示すように、ヨーク20に取り付けられた支持部材25、この支持部材25に垂直支軸26の周りで水平揺動自在に支承され且つ揺動限規制ボルト27で揺動範囲を規制された揺動部材28、この揺動部材28に出力軸29aが垂直上向きになるように取り付けられた減速機(例えばサイクロ減速機)付きブレーキレスモーター29、その出力軸29aに取り付けられた摩擦駆動輪30、及び揺動部材28を介して摩擦駆動輪30をロードバー3の移動経路側へ付勢するように当該揺動部材27と支持部材25との間で揺動限規制ボルト27に遊嵌された圧縮コイルスプリング31から構成されている。
【0016】
従って、この駆動ユニット23の位置に搬送用走行体1のロードバー3が進入してくると、当該ロードバー3の前端側の先窄まり状先端部13aによって摩擦駆動輪30がスプリング31の付勢力に抗して外側へ押し退けられ、当該摩擦駆動輪30がロードバー3の摩擦面15にスプリング31の付勢力で圧接することになる。この状態を検出するロードバーセンサー32が、支持部材25上に取り付けられたリミットスイッチ33aと、揺動部材28に取り付けられたリミットスイッチ操作片33bとで構成されている。
【0017】
搬送用走行体1は、そのロードバー3の構成から明らかなように水平カーブ経路部や垂直カーブ経路部においても走行できる。水平カーブ経路部を搬送用走行体1が走行するときは、ロードバー3はその中間に介在されている各水平方向折曲関節部9a,9b,11b,12bにおいて水平に屈曲するので、この水平カーブ経路部に配設される駆動ユニット23の摩擦駆動輪30は、ロードバー3の移動経路に対して左右横方向に大きな範囲で揺動できるものであると共に、ロードバー3の摩擦面15に対してほぼ一定の圧接力が確保できるものでなければならない。このような水平カーブ経路部に配設される駆動ユニット23の一例を図7及び図8に基づいて説明する。
【0018】
この駆動ユニット23では、その支持部材25が、ヨーク20に取り付けられた取付部材34に垂直支軸35の周りで水平揺動自在に支承された可動アーム36に固着されると共に、当該可動アーム36からガイドレール2の下側を通ってガイドレール2の反対側に立ち上がるU型アーム37が連設され、このU型アーム37の遊端に取り付けられてロードバー3の移動経路側へ延出する軸受部材38の遊端に、摩擦駆動輪30との間でロードバー3を挟むバックアップローラー39が軸支されている。そして、このバックアップローラー39をロードバー3の移動経路から離れる方向に付勢するために、前記垂直支軸35に遊嵌される状態で支持部材25と取付部材34との間に捩じりコイルスプリング40が介装されている。41は可動アーム36に取り付けられたストッパーボルトであって、このストッパーボルト41の端部がガイドレール2の側面に当接することにより、バックアップローラー39をロードバー3の移動経路に隣接する位置に位置決めする。
【0019】
この構成の駆動ユニット23は、その摩擦駆動輪30が水平カーブ経路部のガイドレール2に対しカーブ中心側に位置するように配設される。而して、この駆動ユニット23の摩擦駆動輪30とバックアップローラー39との間に搬送用走行体1のロードバー3が進入すると、先に説明したように当該摩擦駆動輪30がスプリング31の付勢力でロードバー3の摩擦面15に圧接するが、搬送用走行体1の走行に伴って、摩擦駆動輪30が当接する位置でのロードバー3が、その水平方向の屈曲によってカーブ経路部のカーブ中心側に出っ張ってくると、この摩擦駆動輪30、揺動部材28、支持部材25、可動アーム36、U型アーム37、軸受部材38、及びバックアップローラー39の全体が捩じりコイルスプリング40の付勢力に抗して垂直支軸35の周りに、ストッパーボルト41がガイドレール2から離れる方向に揺動する。このとき、捩じりコイルスプリング40の付勢力が十分に小さくとも、バックアップローラー39が摩擦駆動輪30の反対側でロードバー3の摩擦面15に当接することにより、スプリング31の付勢力で摩擦駆動輪30をロードバー3の摩擦面15に所期通りの圧接力で当接させることができる。
【0020】
駆動ユニット23は、先に説明したようにガイドレール2の据え付け用ヨーク20に取り付けられるが、この場合、図10に示すように、等間隔で並ぶ摩擦駆動輪30間の間隔Dが搬送用走行体1のロードバー3の摩擦面15の全長Lよりも長くならない(ロードバー3の摩擦面15の全長Lと等しいか又はそれより短くなる)ように設定される。具体的には、図2に示すように前後2台の搬送用走行体1どうしが最接近してロードバー3どうしが互いに突き合う状態のときの、前後のロードバー3の摩擦面15の端部どうしが前後方向に関して互いに重なる重なり長さdだけロードバー3の摩擦面15の全長Lより短い距離(L−d)に摩擦駆動輪30の間隔Dが設定されている。換言すれば、このような間隔(D=L−d)で駆動ユニット23を等間隔で配置できるように、ヨーク20の位置が決められている。勿論、ヨーク20自体は間隔Dよりも十分に短い間隔で配置することができるものである。
【0021】
ガイドレール2は、図9に示すように前記駆動ユニット23の間隔Dとほぼ等しい長さごとに分割してガイドレールユニット42を構成し、各ガイドレールユニット42をガイドレール2の両端のヨーク20で互いに連結して搬送用走行体1の搬送経路を構成することができる。この場合、各ガイドレールユニット42に1台の駆動ユニット23と1つの制御手段24(制御BOX)とが取り付けられることになるが、当該ガイドレールユニット42のケーブルラック22には、このガイドレールユニット42の長さとほぼ等しい長さの電源ケーブル43が予め配備されている。この電源ケーブル43には、一端に雄型コネクター43aが取り付けられると共に他端には雌型コネクター43bが取り付けられ、更に中間には電源取り出し用コネクター43cが介装されている。従って、各ガイドレールユニット42をガイドレール2の両端のヨーク20で互いに連結して搬送用走行体1の搬送経路を構成すると同時に、各ガイドレールユニット42が装備する電源ケーブル43を両端のコネクター43a,43bで互いに接続することにより、搬送経路に沿って連続する電源ケーブル43の敷設が完了する。
【0022】
而して、ガイドレールユニット42内の所定のヨーク20に駆動ユニット23が取り付けられると共に、この駆動ユニット23に隣り合うように制御手段(制御BOX)24がガイドレール2の側面に取り付けられる。この制御手段24には、電源ケーブル43の電源取り出し用コネクター43cにコネクター44aを介して接続される電源取り入れ用ケーブル44と、駆動ユニット23のモーター29に接続される給電用ケーブル45と、駆動ユニット23のロードバーセンサー32(リミットスイッチ33a)に接続されるロードバーセンサーON・OFF信号取り入れ用ケーブル46と、1つ上手側の制御手段24への起動信号送信及び制御回路用DC電源供給用の制御ケーブル47とがそれぞれコネクターを介して脱着自在に接続されると共に、1つ下手側の制御手段24からの制御ケーブル47を接続するコネクター48が装備されている。
【0023】
従って、ガイドレールユニット42を互いに連結すると共に、各ガイドレールユニット42が装備する電源ケーブル43をコネクター接続し、所要箇所に駆動ユニット23及び制御手段24が取り付けられたならば、図9及び図10に示すように、各制御手段24と電源ケーブル43とを電源取り入れ用ケーブル44で接続し、各駆動ユニット23のモーター29と各制御手段24とを給電用ケーブル45で接続することにより、各駆動ユニット23のモーター29を電源ケーブル43に対しそれぞれ制御手段24を介して並列に接続する。又、駆動ユニット23のロードバーセンサー32(リミットスイッチ33a)と制御手段23とをケーブル46で接続すると共に、隣り合う各制御手段23どうしを制御ケーブル47で接続する。尚、各ケーブル44〜47は、ケーブルラック22に収納支持され、必要に応じて固定される。
【0024】
各駆動ユニット23ごとに配設された制御手段24は、それぞれに給電用ケーブル45で接続された1つの駆動ユニット23のモーター29のみを、同一駆動ユニット23におけるロードバーセンサー32のON・OFF状態と下手側に隣接する駆動ユニット23におけるロードバーセンサー32のON・OFF状態とに基づいて、ON・OFF制御するものであり、その制御回路の構成を、図11のフローチャートに基づいて説明する。
【0025】
各制御手段24は、ケーブル46で接続されているロードバーセンサー32(リミットスイッチ33a)がOFFのときのみ、ケーブル47で接続されている1つ上手側の制御手段24への起動信号をONする(当該ケーブル47を介して起動信号を1つ上手側の制御手段24へ送信する)ものである。而して、各制御手段24は、ケーブル46で接続されているロードバーセンサー32がONのとき(S1)、即ち、ロードバー3の摩擦面15に摩擦駆動輪30が圧接しているとき、ケーブル47で接続されている1つ上手側の制御手段24への起動信号をOFFし(S2)、当該ロードバーセンサー32がOFFのとき(S1)、即ち、ロードバー3が摩擦駆動輪30から離れているとき、給電用ケーブル45で接続されたモーター29への給電をOFFする(S5)と共に、ケーブル47で接続されている1つ上手側の制御手段24への起動信号をONする(S6)ものである。又、ケーブル46で接続されているロードバーセンサー32がON(S1)で且つ1つ下手側の制御手段24からの起動信号がONのとき(S3)、給電用ケーブル45で接続されたモーター29への給電をONする(S4)。
【0026】
上記の制御から明らかなように、各駆動ユニット23は、進入しているロードバー3(搬送用走行体1)が存在する場合、1つ下手側の駆動ユニット23が空いているときのみ、当該ロードバー3(搬送用走行体1)を摩擦駆動輪30で下手側へ送り出すと共に、当該ロードバー3が摩擦駆動輪30から下手側へ離れるまでの間、1つ上手側の駆動ユニット23の摩擦駆動輪30を停止状態に維持させることになる。従って、送り出されるロードバー3は、必ず1つ下手側の停止状態の摩擦駆動輪30に対して前側の突出部13が進入することになるが、ここで、先に説明したように各摩擦駆動輪30間の間隔Dがロードバー3の摩擦面15の全長Lより段落0012で説明した長さdだけ短いので、上手側から送り込まれるロードバー3は、その摩擦面15の後端部に接する回転駆動中の摩擦駆動輪30から与えられる推力で、停止状態の下手側の摩擦駆動輪30をその先窄まり状先端部13aにより強制的に押し開き、当該摩擦駆動輪30を摩擦面15に圧接する状態(ロードバーセンサー32がONする状態)に確実に切り換えることになる。
【0027】
このようにロードバー3の摩擦面15の前後両端にそれぞれ摩擦駆動輪30が当接したとき、下手側の摩擦駆動輪30の制御手段24から上手側の摩擦駆動輪30の制御手段24に送信されていた起動信号がOFFし、ロードバー3を送り出していた上手側の摩擦駆動輪30が停止する。このとき、各摩擦駆動輪30を駆動するモーター29がブレーキレスモーターであることにより、慣性でロードバー3はある程度下手側へ移動する。この慣性による移動量としては、ロードバー3の全長が3500mm程度の規模の実機において200mm〜600mm程度が認められるので、段落0012で説明した長さdを50mm程度まで、好ましくは20mm程度、とすることにより、実際には1つのロードバー3の摩擦面15の前後両端部に前後2つの駆動手段23の摩擦駆動輪30が同時に圧接した状態で停止することは回避でき、ロードバー3の摩擦面15は、今まで摩擦駆動作用を受けていた摩擦駆動輪30から下手側へ離れて停止することになる。
【0028】
上記のようにして1つ下手側の摩擦駆動輪30の位置まで送られて停止したロードバー3(搬送用走行体1)は、更に1つ下手側の摩擦駆動輪30が空き状態になったとき、当該ロードバー3の摩擦面15の前端部付近に圧接状態の摩擦駆動輪30の起動に伴って、下手側へ送り出される。以下、この作用を繰り返し受けることにより、各ロードバー3(搬送用走行体1)は、先行ロードバー3(搬送用走行体1)に衝突することなく、順次下手側へ推進される。勿論、前後2つのロードバー3(搬送用走行体1)間に各摩擦駆動輪30間の間隔Dより長い空間が存在する場合は、先行するロードバー3(搬送用走行体1)が停止しない限り、全てのロードバー3(搬送用走行体1)は、ほぼ一定速度で連続的に走行駆動される。又、停止したままのロードバー3(搬送用走行体1)があるときは、上記作用から明らかなように、各搬送用走行体1の慣性による移動量に大きな変動がないと仮定すると、後続の各ロードバー3は、図2に示すように互いに突き合った状態で順次停止し、各搬送用走行体1が前後に連なった状態でストレージされることになる。
【0029】
上記のようにロードバー3どうしが互いに突き合う状態で搬送用走行体1がストレージされた場合、各ロードバー3の摩擦面15は、その前後両端部において前後方向に関し重なり長さdで互いに重なることになるので、各ロードバー3(搬送用走行体1)ごとの有効な摩擦面15の長さはL−dとなり、摩擦駆動輪30の間隔Dと等しくなる。換言すれば、ストレージされた各搬送用走行体1のロードバー3に対しては、1つの駆動ユニット23の摩擦駆動輪30のみが圧接作用することになり、ロードバー3の摩擦面15の長さLが摩擦駆動輪30の間隔Dより重なり長さdだけ長いにもかかわらず、1つのロードバー3の摩擦面15に複数の摩擦駆動輪30が当接作用することはない。勿論、各ロードバー3の摩擦面15どうしが前後方向に関して互いに重なる箇所に摩擦駆動輪30が当接する可能性はあるが、この場合、先頭のロードバー3の摩擦面15の前端部に必ず摩擦駆動輪30が当接していることになり、この摩擦駆動輪30のみが回転駆動されて先頭のロードバー3を前方に引き出すことになるので、摩擦面15どうしの前後方向の僅かな重なり部に当接している停止状態の摩擦駆動輪30(ブレーキレスモーター29であるから逆トルクは比較的小さい)の存在に殆ど影響されずに、先頭のロードバー3を確実に推進させることができる。
【0030】
尚、搬送用走行体1は、その搬送経路の全域において駆動ユニット23の摩擦駆動輪30で摩擦駆動されるものである必要はなく、搬送経路中の特定区間においてのみ、上記のように配設された駆動ユニット23で搬送用走行体1を駆動し、他の区間では、別の駆動手段で搬送用走行体1を走行駆動させるように構成することもできる。又、上記のように駆動ユニット23が配設される区間においても、その区間の全域において各摩擦駆動輪30間の間隔Dが一定(等間隔)である必要はない。例えば、その区間の経路長さ又は搬送経路の全長が前記間隔Dの整数倍でない場合や、駆動ユニット23が取り付けられるヨーク20のピッチが狭くなる区間(例えば水平カーブ経路部など)に駆動ユニット23を配設する場合など、前後に隣り合う摩擦駆動輪30間の間隔Dが他の箇所より狭くならざるを得ない場合もある。このようなことが原因で、前後に隣り合う摩擦駆動輪30間の間隔Dがロードバー3の摩擦面15の全長Lより大巾に狭くなる箇所では、1つのロードバー3の摩擦面15に2つの摩擦駆動輪30が当接することになるが、このような状況でも、下手側の1つの摩擦駆動輪30のみが駆動されてロードバー3が引き出され、この引き出されるロードバー3に当接する上手側の停止状態の摩擦駆動輪30が当該ロードバー3によって回転させられる(ブレーキレスモーター29であるから逆トルクは小さい)ことにより、支障なくロードバー3(搬送用走行体1)を推進させることができる。
【0031】
又、前後2台の搬送用走行体1のロードバー3どうしが互いに突き合う状態のときに当該両ロードバー3の摩擦面15の端部が前後方向に関して一定長さdだけ重なるように構成したが、この構成は本発明に必須のものではなく、場合によっては、図12に示すように、ロードバー前後の突出部13,14が互いに上下に重なった状態で前後2つのロードバー3どうしが互いに突き合ったとき、両ロードバー3の摩擦面15がその端部どうし互いに前後方向に隣接するように構成しても良い。又、先の実施形態において、若しくは図12に示す実施形態において、ロードバー3の摩擦面15の全長Lと各摩擦駆動輪30間の間隔Dとをほぼ等しく構成することもできる。
【0032】
更に本発明の摩擦駆動搬送装置は、上記実施形態に示した床上走行台車型の搬送用走行体1を使用する搬送装置に限定されるものではなく、摩擦駆動形式のあらゆる搬送装置、例えば天井走行型のトロリーコンベヤ形式の摩擦駆動搬送装置としても実施することができるものである。
【0033】
【発明の効果】
本発明は以上のように実施し且つ使用することが出来るものであって、係る本発明の摩擦駆動搬送装置によれば、各摩擦駆動輪に併設の搬送用走行体検出センサー(実施形態のロードバーセンサー32)の検出状態に基づき、搬送用走行体の摩擦面と当接状態にある摩擦駆動輪を1つ下手側の摩擦駆動輪が空き状態になったときに駆動開始すると共に、搬送用走行体の摩擦面から離れた摩擦駆動輪は駆動停止するという極めて簡単な制御を行うだけで、1つ下手側の摩擦駆動輪が空いたときに搬送用走行体を前進走行させることができるのであるが、特に本発明の構成によれば、各摩擦駆動輪を駆動する手段がブレーキレスモーターであって、移動する搬送用走行体の摩擦面で停止中の摩擦駆動輪を回転させるときの逆トルクが小さく、摩擦駆動輪を停止した後の搬送用走行体の慣性による移動を容易にしていることと、各摩擦駆動輪間の間隔が搬送用走行体の摩擦面の全長より長くない(同一か又は短い)距離に設定していることとによって、先に説明した特許文献1に記載のように各摩擦駆動輪間の間隔が搬送用走行体の摩擦面の全長より長い場合に懸念される問題点、即ち、前後の摩擦駆動輪間に搬送用走行体の直線状の摩擦面領域が嵌まり込んだ状態になって、下手側の摩擦駆動輪の駆動開始に伴う搬送用走行体の起動が確実に行われなくなる恐れが生じるというような問題点が解消し、仮に搬送用走行体の慣性による移動だけでは搬送用走行体の摩擦面の後端が上手側の停止した摩擦駆動輪から下手側へ離れないような状況であっても、搬送用走行体の摩擦面(直線状の摩擦面)の前端側に確実に当接することになる下手側の摩擦駆動輪で当該搬送用走行体を確実に起動して推進させることができるのである。
【0034】
尚、請求項2に記載の構成によれば、搬送用走行体を摩擦駆動している上手側の摩擦駆動輪の停止後に生じる搬送用走行体の慣性による移動量が僅かであっても、当該上手側の摩擦駆動輪からは搬送用走行体の摩擦面を確実に下手側へ離間させ、当該搬送用走行体の摩擦面の前端部においてのみ下手側の1つの摩擦駆動輪を当接作用させることができ、搬送用走行体の摩擦駆動開始時に上手側の停止状態の摩擦駆動輪による抵抗を完全に無くし、搬送用走行体の摩擦駆動開始をより確実に行わせることができる。
【0035】
又、各摩擦駆動輪間の間隔を搬送用走行体の摩擦面の全長と等しく構成する場合、摩擦駆動輪間の間隔にプラス側の誤差が生じると、その誤差が僅かであっても、搬送用走行体がその位置で止まってしまって摩擦駆動できなくなる恐れが生じるので、各摩擦駆動輪を精度良く設置しなければならないのであるが、請求項3に記載の構成によれば、各摩擦駆動輪間の間隔がロードバーの摩擦面の全長より短い、即ち、1つのロードバーの摩擦面の前後両端部に前後2つの摩擦駆動輪がそれぞれ当接作用する状態であるから、摩擦駆動輪間の間隔にプラス側の誤差が多少生じても差し支えがなく、各摩擦駆動輪の据え付けが容易になる。しかも、各ロードバーが前後に突き合う状態で搬送用走行体がストレージされる区間が生じる場合、そのストレージされた各搬送用走行体(ロードバー)に1つの摩擦駆動輪のみを当接作用させることができ、摩擦駆動輪間の間隔をロードバーの摩擦面の全長と等しく構成したときと同様に、ストレージされた搬送用走行体を1台ずつ送り出すための各摩擦駆動輪の制御が簡単容易に行える。
【0036】
更に、本発明においては、各摩擦駆動輪の駆動用モーター(ブレーキレスモーター)を制御する制御手段は、搬送経路から離れた位置に設置されているコンピューターなどの中央制御装置を利用して構成し、少なくとも特定区間内にある全ての駆動ユニット(摩擦駆動輪とその駆動用モーター、及びセンサーなどを含む)と前記中央制御装置(1つの制御手段)とをケーブルで接続するようにして実施することもできるが、実施形態で示したように、請求項4に記載の構成によれば、リレー回路などから構成できる単純な構成の制御手段(制御BOX)を各摩擦駆動輪ごとに併設し、そして各制御手段を搬送経路に沿った1本のケーブル(制御回路用のDC電源用ケーブルを別にしても良い)で数珠つなぎに接続するだけで全体を構成することができ、配線作業が極めて簡単容易に行えるだけでなく、搬送経路のレイアウト変更などにも簡単に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A図は搬送用走行体の一例を示す側面図であり、B図はその搬送用走行体に対応した駆動ユニットを備えたガイドレール側の構成を示す側面図である。
【図2】A図は搬送用走行体が備えるロードバーの一例を示す一部切り欠き平面図であり、B図は同一部切り欠き側面図である。
【図3】搬送用走行体とこれを支持案内するガイドレールとを示す概略縦断正面図である。
【図4】駆動ユニットの一例を示す一部横断平面図である。
【図5】同駆動ユニットを示す側面図である。
【図6】同駆動ユニットとガイドレール、及びロードバーを示す縦断背面図である。
【図7】A図は駆動ユニットの変形例を示す一部横断平面図であり、B図は同駆動ユニットを示す側面図である。
【図8】同駆動ユニットとガイドレール、及びロードバーを示す縦断背面図である。
【図9】ガイドレールユニットとこれに付属される駆動ユニット、制御手段、及び配線関係を示す説明図である。
【図10】ロードバーと各駆動ユニットとの位置関係、及び各制御手段間の配線関係を説明する説明図である。
【図11】各制御手段の制御内容を説明するフローチャートである。
【図12】A図はロードバーの変形例を示す一部切り欠き平面図であり、B図は同一部切り欠き側面図である。
【符号の説明】
1 床上走行台車型の搬送用走行体
2 ガイドレール
3 ロードバー
5a〜5d トロリー
6 中央ロードバー
7 前側ロードバー
8 後側ロードバー
13,14 ロードバー前後両端の突出部
13a,14a 両端突出部の先窄まり状先端部
15 ロードバーの摩擦面
20 ヨーク
22 ケーブルラック
23 駆動ユニット
24 制御手段(制御BOX)
29 減速機(例えばサイクロ減速機)付きブレーキレスモーター
30 摩擦駆動輪
31 圧縮コイルスプリング
32 ロードバーセンサー
33a リミットスイッチ(ロードバーセンサー)
33b リミットスイッチ操作片(ロードバーセンサー)
39 バックアップローラー
40 捩じりコイルスプリング
42 ガイドレールユニット
43 電源ケーブル
44 電源取り入れ用ケーブル
45 給電用ケーブル
46 ロードバーセンサーON・OFF信号取り入れ用ケーブル
47 起動信号送信及び制御回路用DC電源供給用の制御ケーブル

Claims (4)

  1. 搬送用走行体の走行経路側に、搬送用走行体の摩擦面に当接して回転する摩擦駆動輪が配設された摩擦駆動搬送装置であって、各摩擦駆動輪には、これを駆動するブレーキレスモーターと、搬送用走行体の摩擦面と摩擦駆動輪との当接状態を検出するセンサーとが併設され、搬送経路中の少なくとも特定区間において摩擦駆動輪が搬送用走行体の摩擦面の全長より長くない等間隔で並ぶように配設され、各摩擦駆動輪を制御する制御手段は、前記各センサーの検出状態に基づき、搬送用走行体の摩擦面と当接状態にある摩擦駆動輪を1つ下手側の摩擦駆動輪が空き状態になったときに駆動開始すると共に、搬送用走行体の摩擦面から離れた摩擦駆動輪は駆動停止するように制御するように構成されている、摩擦駆動搬送装置。
  2. 各摩擦駆動輪が搬送用走行体の摩擦面の全長とほぼ等しい等間隔で並ぶように配設されている、請求項1に記載の摩擦駆動搬送装置。
  3. 搬送用走行体には、側面で摩擦面を構成するロードバーが設けられ、当該ロードバーの前後両端には、片持ち状に延出する突出部が上下高さを変えて突設され、前後2台の搬送用走行体が最接近したとき、前側搬送用走行体のロードバー後端突出部と後側搬送用走行体のロードバー前端突出部とが上下に重なった状態でロードバーどうしが互いに突き合うように構成され、各ロードバーの摩擦面は、前後2台の搬送用走行体のロードバーどうしが互いに突き合う状態のときに当該両ロードバーの摩擦面の端部が前後方向に関して一定長さdだけ重なるように、ロードバー前後両端の突出部内にまで入り込むように形成され、各駆動ユニットの摩擦駆動輪間の間隔が、ロードバーの摩擦面の全長より前記一定長さdだけ短い距離に設定されている、請求項1に記載の摩擦駆動搬送装置。
  4. 前記制御手段は、1つの摩擦駆動輪のみを制御するように各摩擦駆動輪ごとに独立して設けられ、各制御手段間には、上手側の摩擦駆動輪に併設のセンサーの検出信号に基づく制御信号を下手側の制御手段に送信するケーブルが配設されている、請求項1〜3の何れかに記載の摩擦駆動搬送装置。
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