JPH106982A - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JPH106982A
JPH106982A JP16197696A JP16197696A JPH106982A JP H106982 A JPH106982 A JP H106982A JP 16197696 A JP16197696 A JP 16197696A JP 16197696 A JP16197696 A JP 16197696A JP H106982 A JPH106982 A JP H106982A
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JP
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joint
traveling body
guide rail
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driving
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Application number
JP16197696A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Inaga
仁志 伊永
Toshihiro Matsushita
利弘 松下
Daichi Satou
大地 佐藤
Takao Koga
孝夫 古賀
Shozo Adachi
正三 足立
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下左右に湾曲した3次元経路に沿って、個
々の搬器の搬送間隔や搬送速度を自由に変えて搬送する
ことが可能であるとともに、構造が簡単で設置コストが
安く、且つ、保守が容易な物品搬送装置を提供する。 【解決手段】 ガイドレール2に案内される多数のリン
ク部材3A,3Bが上下左右両方向に屈曲自在に連結さ
れて多節走行体3が構成され、リンク部材3Aに被搬送
物を搭載する搬器4が連結されている。多節走行体3の
各リンク部材3A,3Bの被駆動面Sに摩擦接触して多
節走行体3をガイドレール2に沿って推進させる独立し
た複数の駆動装置11の回転駆動体が、それぞれ多節走
行体3の全長よりも短い間隔でガイドレール2に沿って
配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属するの技術分野】本発明は、上下左右に湾曲
した経路に沿って被搬送物を搬送可能な物品搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場の製造ライン等においては、
パワーレールに案内されて走行駆動されるチェーンに一
定間隔で設けられているプッシャに対して、前記パワー
レール下方を並行するフリーレールに案内支持された搬
器トロリーのドグを係合させて前記搬器トロリーを走行
させ、また、前記ドグをプッシャから離脱させて、搬器
トロリーを所望の作業位置や先行する搬器トロリーの後
ろに停止できる複式トロリコンベヤや、駆動モータや制
御装置を搭載して自力でレール上を自由に移動可能な自
走式トロリーを備えた自走式搬送装置等が広く用いられ
ている。
【0003】また特開平2−212262号公報に記載
されているように、走行路に案内される台車の側面に、
走行路側方に定置された駆動ローラを押し付けて摩擦駆
動して推進させ、先行する台車を前記ローラで推進され
る台車で押して、複数の台車を一斉に走行路下流側へ移
動させるようにした物品搬送装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記複式ト
ロリコンベヤでは、全ての搬器トロリーが共通のチェー
ンによって駆動されているため、通過する作業位置に応
じて搬器トロリー毎に搬送速度を変えたり、搬器トロリ
ーの搬送間隔を自由に変えることができない欠点があ
り、また、搬器トロリーを駆動しているチェーンを駆動
するための動力は、搬器トロリーを推進するためばかり
ではなく、搬器トロリーの推進に寄与しない戻り側のチ
ェーンを動かすためにも費やされ、動力ロスが大きいと
いう問題があった。
【0005】また、自走式のトロリーによって被搬送物
を搬送するものでは、搬器を支持しているトロリーを走
行駆動するモータや制御装置等をトロリーに搭載する必
要があるため、トロリーの重量が増加してそれを支える
レール等の強度を大きくする必要があるとともに、トロ
リー上のモータや制御装置へ電力や信号を供給するため
に給電レール等を設ける必要があるため、構造が複雑と
なって搬送装置の製造コストや設置後の保守のコストが
高くなる問題があった。
【0006】さらに、前記特開平2−212262号公
報に記載されているものでは、台車の側面に送りローラ
を当接させて駆動しているため、台車の走行路を上下や
左右の方向に湾曲して設けることができず、また、台車
どうしを当接して先行する台車を後続の台車で押して移
動させるようにしているため、走行路にある台車を全て
同一の速度でしか走行させることができない問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、前述したような従来技
術における問題を解決し、上下左右に湾曲した3次元経
路に沿って個々の搬器の搬送間隔や搬送速度を自由に変
えて搬送することが可能であるとともに、構造が簡単で
設置コストが安く、且つ、保守が容易な物品搬送装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の物品搬送装置は、被駆動面を有する多数の
リンク部材が前記被駆動面を同じ向きに揃えて相互に上
下左右両方向に屈曲自在に連結されてなる多節走行体
と、前記多節走行体の各リンク部材を個々に案内して多
節走行体全体を走行自在に支持するガイドレールと、前
記多節走行体のリンク部材に連結された搬器と、前記多
節走行体のリンク部材の被駆動面に摩擦接触して多節走
行体を前記ガイドレールに沿って推進させる駆動回転体
をそれぞれ有する複数の独立した駆動装置とを備えてお
り、前記各駆動装置の駆動回転体は、前記多節走行体の
全長よりも短い間隔で前記ガイドレールに沿って配置さ
れている。
【0009】前記搬器は前記多節走行体の前後に離間し
た2カ所のリンク部材にそれぞれ多節走行体の走行方向
と直交した水平軸線回りに回動自在な関節部と縦軸線回
りに回動自在な関節部とを有する2つの連結部材を介し
て支持されている連結バーと、前記連結バーと連結され
た被搬送物を搭載するハンガー部とから構成され、前記
連結部材の一方は連結バーに固定され、他方は連結バー
の軸方向にスライド自在に連結されている構成とするこ
とが望ましい。
【0010】
【作用】本発明の物品搬送装置では、各リンク部材の被
駆動面が駆動装置の駆動回転体によって推進力を与えら
れて、被搬送物が搭載された搬器を支持した多節走行体
がガイドレールに沿って走行駆動される。前記多節走行
体は多数のリンク部材から構成されているため、ガイド
レールの湾曲に沿って上下左右何れの方向にも円滑に追
従して走行する。そして、多節走行体の走行方向後端の
リンク部材の被駆動面から一つの駆動回転体が外れる前
に、走行方向先端のリンク部材の被駆動面は、前方の駆
動装置の駆動回転体に摩擦接触して推進力が与えられ、
継続して走行駆動される。
【0011】個々の多節走行体は独立しているので、ガ
イドレールの各位置に配置されている駆動装置の駆動回
転体の回転を個別に制御して、被搬送物の搬送間隔を自
由に変更したり、ガイドレール上の所定の領域にストレ
ージすることが可能となり、さらに、ガイドレールの分
岐や合流を簡単に行うことができる。
【0012】また、前記搬器が多節走行体の前後に離間
した2カ所のリンク部材に連結された2つの連結部材を
介して連結されている水平な連結バーと前記連結バーに
連結されたハンガー部で構成されているものでは、被搬
送物を搭載しているハンガー部が連結されている連結バ
ーが多節走行体の走行方向の前後2カ所で支持されてい
るため、被搬送物の搬送中の振れが少なく、また、多節
走行体に負荷される被搬送物の荷重が分散されるので重
量物の搬送が可能となる。この際、連結部材の一方は連
結バーに固定され、他方は連結バーの軸方向にスライド
自在に連結されているため、多節走行体がガイドレール
の湾曲部を通過する際に前後の連結部材間の間隔が変化
すると前記他方の連結部材が連結バーをスライドして前
記間隔の変化を吸収する。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の1実施例を説
明する。図1は、本発明の物品搬送装置の1実施例を示
す側面図、図2は正面図であって、物品搬送装置1は工
場の建物内等の高所に設置されているガイドレール2に
案内されて走行する多節走行体3を有している。
【0014】前記多節走行体3は、2種類のリンク部材
3A,3Bが交互に複数上下左右両方向に屈曲自在に連
結されて鎖状に構成され、離れた位置にある2つのリン
ク部材3A,3A間に被搬送物Wが搭載される搬器4が
懸垂支持されている。
【0015】この実施例では、前記搬器4は被搬送物W
を両側から保持するハンガー部4Aを有しており、前記
ハンガー部4Aの上部が連結バー4Bの両端付近に連結
されている。前記連結バー4Bの両端部は、ハンガー部
4Aの前後に突出しており、これらの突出部分が、前記
2つのリンク部材3A,3Aにそれぞれ連結部材5を介
して支持されている。
【0016】図3は、図1のA−A線位置における矢印
方向から見た断面図であって、同図に示すようにガイド
レール2は、その長手方向に所定間隔で配置されている
逆U字状に下方が開放されたレール支持枠6の内側に対
向して左右一対固定され、その間を前記多節走行体3が
通過できるようになっている。
【0017】多節走行体3を構成しているリンク部材3
A,3B間の屈曲部には、横向きの支持ローラ軸7と縦
向きの案内ローラ軸8とが互いに直交して設けられてい
て、前記案内ローラ軸7はリンク部材3Bの両側から突
出して一対の支持ローラ9を回転自在に支持している。
それぞれの支持ローラ9は、ガイドレール2の水平な両
側の支持面2A,2A上に支持されて多節走行体3に作
用する荷重を支持するとともに、多節走行体3をガイド
レール2の上下方向の湾曲に追従するように案内してい
る。
【0018】一方、前記縦ローラ軸8はリンク部材3A
の上下に突出し、一対の案内ローラ10を回転自在に支
持している。それぞれの案内ローラ10は、一対のガイ
ドレール2の対向した垂直な案内面2B,2B間に配置
されて、多節走行体3をガイドレール2の左右方向への
湾曲に追従するように案内している。なお、前記支持ロ
ーラ9及び案内ローラ10の少なくとも外周面を樹脂で
成形するか、または、樹脂被覆することにより、ガイド
レール2を走行する際の騒音が低減できるとともに、ガ
イドレール2との接触により金属粉が発生して落下する
問題を回避することができる。
【0019】次に、多節走行体3について詳細に説明す
る。図4は多節走行体3の側面図、図5は図4のB−B
線位置における上方から見た断面図であって、多節走行
体3を構成している各リンク部材3A,3Bはそれぞ
れ、上面が平坦な被駆動面Sとして形成されている被駆
動スラット3C,3Dを有している。前記被駆動面S
は、図1に示すガイドレール2上方に所定間隔で設置さ
れている駆動装置11から推進力を受け、多節走行体3
がガイドレール2に沿って推進駆動される。前記駆動装
置11の詳細については後述する。
【0020】図3乃至図5に示すように、互いに隣り合
っているリンク部材3Aとリンク部材3Bとは形状が相
違していて、リンク部材3Bは左右に対向する2つのプ
レート状の部分からなり、これらの部分の端部間に支持
ローラ軸7が水平に貫通して固定されている。
【0021】支持ローラ軸7の中央部分は、図3に示す
ように、リンク部材3Aの端部に形成された水平な孔3
E内を貫通しており、前記孔3Eと支持ローラ軸7の中
央部分との間には球面軸受3Fが組み込まれている。一
方、案内ローラ軸8は、リンク部材3Aの孔3Eと球面
軸受3Fとを縦に貫通して固定され、球面軸受3Fの中
心位置で支持ローラ軸7の軸線と案内ローラ軸8の軸線
とが直交するように構成されている。
【0022】このような構造によって、隣接するリンク
部材3Aとリンク部材3Bどうしは、支持ローラ軸7の
軸線回りと案内ローラ軸8の軸線回りの2方向の屈曲を
行うことが可能となっており、多節走行体3がガイドレ
ール2の上下及び左右方向の湾曲に沿って走行すること
ができる。
【0023】図4には、図1に示されている搬器4の連
結バー4Bの前後を支持している連結部材5のうち後部
の連結部材5が示されている。前記連結部材5は、多節
走行体3のリンク部材3Aから下方に延びている取付片
3Gに連結されている。
【0024】図6に示すように、前記連結部材5の上方
は二股状に形成され、その間に取付片3Gの下部が入り
込んでおり、両者の間が多節走行体3の走行方向と直交
した向きに配置された水平ピンP1で回動自在に連結さ
れて関節部K1が形成されている。また、前記関節部K
1の下方には、連結バー4Bを支持している下部5Aが
縦ピンP2で回動自在に連結されて関節部K2が形成さ
れている。
【0025】図4に示されている連結部材5の下部5A
には、連結バー4Bがその軸方向にスライド自在に挿通
されているガイド孔Hが形成されている。また、図1に
示している連結バー4Bの前部を支持している連結部材
5は、後部を支持している連結部材5とほぼ同様に構成
されているが、連結バー4Bはその下部5Aに固定され
ており、このような連結バー4Bと前後の連結部材5と
の連結構造によって、ガイドレール2の湾曲した部分を
多節走行体3が通過する際に生じる前後の連結部材5間
の間隔の変化を、後部の連結部材5の下部5Aに対して
連結バー4Bがスライドして吸収することができる。
【0026】この実施例では、後部の連結部材5の下部
5Aに対して連結バー4Bをスライド自在に支持してい
るが、後部では、連結バー4Bを連結部材5の下部5A
に固定し、前部の連結部材5の下部に対してスライド自
在に構成してもよい。なお、取付片3Gは、リンク部材
3Bに設けてもよい。また、被搬送物のサイズが小さい
かまたは軽量である場合には、一つの連結部材5だけで
搬器を支持してもよく、その場合には、前述したような
連結バー4Bは不要であり、搬器の支持構造は簡単にな
る。
【0027】次に、多節走行体3を推進駆動するための
図1に示す駆動装置11について説明する。図7は、前
記駆動装置の側面図、図8は平面図、図9は図7のD−
D線位置における矢印方向から見た断面図、図10は、
図7のE−E線位置における矢印方向から見た右半分の
断面図である。これらの図に示すように、ガイドレール
2の両外側には一対の支持フレーム12が並行して配置
されている。それぞれの支持フレーム12には取付ブラ
ケット12Aを介して軸受13が取り付けられており、
これらの軸受13間に支軸14が回動自在に支持されて
いる。
【0028】駆動装置11は、前記支軸14に固定され
て上下方向に揺動可能な揺動フレーム15を有し、前記
揺動フレーム15には、モータ16及び制動機構や減速
機構が内蔵されている伝動装置17が搭載されており、
前記伝動装置17の出力軸18に固定されている駆動回
転体19が前記モータ16によって回転駆動されるよう
に構成されている。前記駆動回転体19は、図9に示す
ように、対向したガイドレール2,2の間から上方へ露
出している多節走行体3のリンク部材の被駆動面Sの通
過位置に配置され、駆動回転体19の回転によって前記
被駆動面Sが摩擦駆動されるようになっている。
【0029】この際、揺動フレーム15に加わるモータ
16や伝動装置17の重量によって駆動回転体19は被
駆動面Sに常に一定の力で押し付けられているため、駆
動回転体19から被駆動面Sへ安定した推進力を伝達す
ることができる。
【0030】なお、駆動力の伝達効率を高め、且つ、運
転時の騒音の発生を少なくするために、前記被駆動面S
または駆動回転体19の外周面の少なくとも一方に合成
ゴム等の摩擦が大きく吸振性の高い材料を被着すること
が好ましい。
【0031】また、ガイドレール2に沿って隣り合う前
記駆動装置11の駆動回転体19間の間隔は、多節走行
体3の全長よりも短く設定されており、多節走行体3の
走行方向後端のリンク部材の被駆動面Sから駆動回転体
19が外れる前に、走行方向先端のリンク部材の被駆動
面Sは、前方の駆動装置11の駆動回転体19に摩擦接
触して推進力が与えられ、継続して走行駆動される。な
お、本実施例においては、多節走行体3の被駆動スラッ
ト3C,3Dが駆動装置11の下方に配置されている
が、これらの被駆動スラットの下面を被駆動面とし、駆
動装置の上方を被駆動スラットが通過するように構成し
てもよい。
【0032】次に、図11は、前述した本発明の物品搬
送装置1のレイアウトの一例を示すものであって、この
例では、ガイドレール2が設置されている搬送路途中に
は、被搬送物Wを搭載した搬器4を多数ストレージして
おくストレージ部20が形成されている。前記ストレー
ジ部20では、各搬器4は2列にストレージされる。
【0033】ストレージ部20の出口には、合流部21
が設けられている。前記合流部21の下流側には、ガイ
ドレール2が上向きに傾斜した上昇部22が設けられて
いる。この部分では、重力によって図示していない多節
走行体の走行方向と逆向きに作用する力に対抗するため
に、隣り合う駆動装置11間の配置間隔は狭くなってい
る。
【0034】前記上昇部22を通過した搬器4は、湾曲
部23を通過してガイドレール2が下向きに傾斜した下
降部24を通過する。前記下降部24においては、ガイ
ドレール2を走行する多節走行体には、重力によってそ
の走行方向に力が作用するので、前記上昇部22と同様
に駆動装置11の配置間隔を狭くし、多節走行体の個々
のリンク部材に作用する走行方向の圧縮力を小さくして
走行に支障をきたさないようにしている。
【0035】前記下降部24の下流側は、水平な直線搬
送部25となっており、この部分では、駆動装置11の
配置間隔は再び拡がっている。そして、直線搬送部25
を通過した搬器4は、湾曲部26を経て分岐部27に至
る。前記分岐部27には、下流側に2列になった前記ス
トレージ部20の左右何れかに振り分けるための切り替
えレールが配置されており、搬器4はここを通過してス
トレージ部20の何れかの側に侵入する。なお、前記レ
イアウトは、一つのモデルを例示したものであって、実
際に本発明の物品搬送装置を工場内等に設置する場合に
は、搬器4が通過する経路に沿って、搬器4に搭載した
被搬送物Wに様々な加工や処理を施す工程が設けられ
る。
【0036】
【発明の効果】前述したように、本発明によれば上下左
右両方向に屈曲自在に連結された多節走行体の各リンク
部材をガイドレールによって個々に案内し、ガイドレー
ルに沿って所定の間隔で配置された駆動装置の駆動回転
体をリンク部材の被駆動面に当接させて摩擦駆動するこ
とによって、多節走行体を推進させるようにしているた
め、上下左右に湾曲した経路に沿って、個々の搬器の搬
送間隔や搬送速度を自由に制御できるとともに、高速度
で搬送することができる。
【0037】また、搬器を支持してガイドレールを走行
する多節走行体には、駆動部が前記駆動部を制御するた
めの制御装置等を搭載していないため、自走式トロリー
を用いた搬送装置のように給電レールや集電子等を設置
する必要がなく、構造が簡単で設置コストを安くできる
とともに保守が容易となり、且つ、信頼性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の物品搬送装置の1実施例を示す側面
図である。
【図2】 本発明の物品搬送装置の1実施例を示す正面
図である。
【図3】 図1のA−A線位置における矢印方向から見
た断面図である。
【図4】 多節走行体の部分側面図である。
【図5】 図4のB−B線位置における矢印方向から見
た断面図である。
【図6】 図4のC−C線位置における矢印方向から見
た断面図である。
【図7】 駆動装置の側面図である。
【図8】 駆動装置の平面図である。
【図9】 図7のD−D線位置における矢印方向から見
た断面図である。
【図10】 図7のE−E線位置における矢印方向から
見た断面図である。
【図11】 本発明の物品搬送装置のレイアウトの一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 物品搬送装置 2 ガイドレール 3 多節走行体 3A,3B リンク部材 4 搬器 4A ハンガー部 4B 連結バー 5 連結部材 11 駆動装置 19 駆動回転体 S 被駆動面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 孝夫 三重県名張市すずらん台西3番町128番地 (72)発明者 足立 正三 大阪府柏原市旭ヶ丘2丁目10番37号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被駆動面を有する多数のリンク部材が前
    記被駆動面を同じ向きに揃えて相互に上下左右両方向に
    屈曲自在に連結されてなる多節走行体と、 前記多節走行体の各リンク部材を個々に案内して多節走
    行体全体を走行自在に支持するガイドレールと、 前記多節走行体のリンク部材に連結された搬器と、 前記多節走行体のリンク部材の被駆動面に摩擦接触して
    多節走行体を前記ガイドレールに沿って推進させる駆動
    回転体をそれぞれ有する複数の独立した駆動装置とを備
    え、 前記各駆動装置の駆動回転体は、前記多節走行体の全長
    よりも短い間隔で前記ガイドレールに沿って配置されて
    いることを特徴とする物品搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬器は前記多節走行体の前後に離間
    した2カ所のリンク部材にそれぞれ多節走行体の走行方
    向と直交した水平軸線回りに回動自在な関節部と縦軸線
    回りに回動自在な関節部とを有する2つの連結部材を介
    して支持されている連結バーと、 前記連結バーと連結された被搬送物を搭載するハンガー
    部とから構成され、 前記連結部材の一方は連結バーに固定され、他方は連結
    バーの軸方向にスライド自在に連結されていることを特
    徴とする請求項1の物品搬送装置。
JP16197696A 1996-06-21 1996-06-21 物品搬送装置 Pending JPH106982A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102502171A (zh) * 2011-11-18 2012-06-20 中汽昌兴(洛阳)机电设备工程有限公司 空中反向滑橇输送系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102502171A (zh) * 2011-11-18 2012-06-20 中汽昌兴(洛阳)机电设备工程有限公司 空中反向滑橇输送系统

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