JP2636522B2 - 自走体使用の搬送設備 - Google Patents

自走体使用の搬送設備

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JP2636522B2
JP2636522B2 JP3027609A JP2760991A JP2636522B2 JP 2636522 B2 JP2636522 B2 JP 2636522B2 JP 3027609 A JP3027609 A JP 3027609A JP 2760991 A JP2760991 A JP 2760991A JP 2636522 B2 JP2636522 B2 JP 2636522B2
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次郎 中村
和行 金田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車組み立
てラインにおいて、ボデイなどを支持搬送するのに使用
される自走体使用の搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、たとえば実開昭61−155
260号公報に見られる構成が提供されている。すなわ
ち、自走キヤリヤには電動シリンダを介してバンパーキ
ヤリヤが連設され、そして自走キヤリヤの前端に接触検
知スイツチを設けるとともに、バンパーキヤリヤの後端
に作動片を設けている。
【0003】この従来形式によると、電動シリンダを延
ばし全長を長くした状態で、長尺の物品の搬送を行って
いる。そして走行制御は、先行して停止している自走キ
ヤリヤの作動片に後続自走キヤリヤの接触検知スイツチ
が接触することで、この後続の自走キヤリヤを自動的に
停止させ、追突を防止している。また空の自走キヤリヤ
をストレージ部で停止させるときには、電動シリンダを
縮めて全長を短くし、以てストレージ効率を上げてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来形
式によると、電動シリンダの縮めストローク分しか全長
を短くできず、またストレージは直列状にしか行えない
ことから、さほどストレージ効率を上げることはできな
かった。そして各自走キヤリヤに高価な電動シリンダが
必要になり、しかも電動シリンダの伸縮を含めて全体の
制御が複雑であった。
【0005】本発明の目的とするところは、並列状にス
トレージし得、しかも安価かつ簡単な構成でありながら
追突防止の制御は確実に行える自走体使用の搬送設備を
提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の自走体使用の搬送設備は、主レールに支持案内さ
れて走行自在な自走体を、主レールに支持案内される前
後一対のトロリ装置と、これらトロリ装置間を相対的に
左右揺動自在に連結した本体と、前記トロリ装置に設け
た走行駆動装置とにより構成し、前記トロリ装置を各別
に支持案内する一対の平行レールを有するストレージ部
を設け、前記本体から、斜め前方に延びる前方杆と斜め
後方に延びる後方杆とを連設し、前記本体の前部から前
方杆の前部に亘って光電式の追突防止用検出装置を設
け、前記本体の後部と後方杆の後部とにそれぞれ被検出
体を設け、両杆は、自走体がストレージ部に位置したと
き後方杆の被検出体を追突防止用検出装置が検出すべく
傾斜させている。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、主レールに支持
案内される自走体は、走行駆動装置の作動により走行
し、所期の荷搬送を行う。そして先行し停止している自
走体に後続の自走体が接近してきたとき、先行自走体の
本体に設けた被検出体を後続自走体の検出装置が検出
し、以て後続自走体は自動的に停止して追突が防止され
る。
【0008】所期の荷搬送を行ったのち実または空の自
走体は、そのトロリ装置を平行レールに各別に支持案内
させることで、長さ方向を平行レールに対して交差させ
てストレージ部で走行し得る。このような横向きの走行
状態において、ストレージ部で停止している先行自走体
に後続自走体が接近してきたとき、先行自走体の後方杆
に設けた被検出体を後続自走体の検出装置が検出し、以
て後続自走体は自動的に停止して追突が防止されるとと
もに、各自走体は長さ方向を並列させてストレージされ
ることになる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図5、図6において、1は断面I形に形成された
主レールで、天井梁2などにブラケツト3を介して支持
され、このブラケツト3が結合する側面とは反対側の側
面には、信号・給電装置4が全長に亘って配設される。
【0010】前記主レール1に支持案内されて走行自在
な自走体5は、走行方向において前後一対のトロリ装置
6,7と、これらトロリ装置6,7間を相対的に左右揺
動自在に連結した本体8と、前部のトロリ装置6に設け
たブレーキ付きの走行駆動装置9とにより構成される。
【0011】両トロリ装置6,7は、トロリ本体10
と、これらトロリ本体10の上部に軸受け11を介して
取り付けた左右方向の軸12と、これら軸12に取り付
けられかつ前記主レール1の上面に載置自在な輪体13
と、各トロリ本体10に取り付けられかつ主レール1の
上端両側と下端両側に当接自在な横振れ防止用ローラ1
4と、各トロリ本体10の下部に上下方向の連結ピン1
5を介して取り付けた左右揺動自在なトロリブラケツト
16とによって構成され、これらトロリブラケツト16
間に前記本体8が連結される。
【0012】前部のトロリ装置6には、前記信号・給電
装置4に摺接自在な集電装置17が取り付けられる。ま
た前記本体8からは、自動車部品などを支持自在なハン
ガ装置18が下方へ連設されている。
【0013】図3〜図6において、前記本体8の前部寄
りの位置から、斜め前方に延びる第1前方杆20と斜め
後方に延びる第1後方杆21とを連設するとともに、後
部寄りの位置から、斜め前方に延びる第2前方杆22と
斜め後方に延びる第2後方杆23とを連設している。そ
して前記本体8の前部から第1前方杆20の前部に亘っ
て光電式の追突防止用の検出装置25を設けている。
【0014】すなわち検出装置25は、たとえば投光器
26と受光器27とからなり、前記本体8の前部側面か
ら前方に連設したブラケツト28に投光器26を取り付
けるとともに、前記第1前方杆20の前部側面から前方
に連設したブラケツト29に受光器27を取り付けてい
る。その際に投光器26からの光軸26Aの方向は、外
方かつ斜め後方で、しかも本体8や第1前方杆20の前
端の前方を通るように設定してある。
【0015】前記本体8の後部側面から後方に第1被検
出体30が設けられ、そして第1後方杆21の後部側面
から後方に第2被検出体31が設けられる。前記第1被
検出体30は、停止している先行自走車5の本体8の後
端に後続自走車5の本体8の前端が衝突する前に光軸2
6Aを遮り、また第2被検出体31は、先行自走車5の
第1後方杆21の後端に後続自走車5の第1前方杆20
の前端が衝突する前に光軸26Aを遮るように設定して
ある。
【0016】図1、図7において、前記主レール1によ
る搬送経路の所定の箇所には、この主レール1から一部
を分岐させた一対の平行レール35,36を有するスト
レージ部37が形成される。このストレージ部37で
は、一方の平行レール35に前部のトロリ装置6を位置
させるとともに、他方の平行レール36に後部のトロリ
装置7を位置させることで、複数の自走体5を、その本
体8を平行状としてストレージし得る。
【0017】このように自走体5がストレージ部37に
位置したとき、第1後方杆20の第2被検出体31を検
出装置25が検出すべく、本体8に対して両杆20,2
1を傾斜させている。
【0018】次に上記実施例における搬送作業を説明す
る。図5,図6に示すように、ハンガ装置18により自
動車部品などを支持している自走体5は、走行駆動装置
9を作動させて輪体13を強制回転させることにより、
複数の輪体13により主レール1に支持され、かつ複数
の横振れ防止用ローラ14により横振れを防止された状
態で走行する。自走体5への給電は、信号・給電装置4
に集電装置17が摺接することで行われる。
【0019】このような走行中において、投光器26と
受光器27との間は開放されて光軸26Aが通ってお
り、したがって検出装置25は非検出の状態にある。そ
して、先行し停止している自走体5に後続の自走体5が
接近してきたとき、図3、図4に示すように、先行自走
体5の本体8の後端に設けた第1被検出体30が、後続
自走体5の光軸26Aを遮り、これにより検出装置25
が検出動し、以て後続自走体5は自動的に停止して追突
が防止される。
【0020】上述のようにして所期の荷搬送を行ったの
ち空になった自走体5は、図7に示すように、一方の平
行レール35に前部のトロリ装置6を支持案内させると
ともに、他方の平行レール36に後部のトロリ装置7を
支持案内させることで、本体8の長さ方向を平行レール
35,36に対して交差させてストレージ部37で走行
し得る。
【0021】このような横向きの走行状態において、ス
トレージ部37で停止している先行自走車5に後続自走
車5が接近してきたとき、図1、図2に示すように、先
行自走体5の第1後方杆21の後端に設けた第2被検出
体31が、後続自走体5の光軸26Aを遮り、これによ
り検出装置25が検出動し、以て後続自走体5は自動的
に停止して追突が防止されるとともに、各自走体5を、
長さ方向を並列させてストレージし得る。
【0022】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、主レールに
支持案内される自走体は、走行駆動装置の作動により走
行し、所期の荷搬送を行うことができる。そして先行し
停止している自走体に後続の自走体が接近してきたと
き、先行自走体の本体に設けた被検出体を後続自走体の
検出装置で検出することができ、以て後続自走体を自動
的に停止できて追突を防止できる。
【0023】所期の荷搬送を行ったのち実または空の自
走体は、そのトロリ装置を平行レールに各別に支持案内
させることで、長さ方向を平行レールに対して交差させ
てストレージ部で走行できる。このような横向きの走行
状態において、ストレージ部で停止している先行自走体
に後続自走体が接近してきたとき、先行自走体の後方杆
に設けた被検出体を後続自走体の検出装置で検出するこ
とができ、以て後続自走体を自動的に停止できて追突を
防止できるこのように本発明によると、一対の杆を連設
し、一つの検出装置と二つの被検出体とを設けた安価で
かつ制御が簡単な構成でありながら、各自走体を、長さ
方向を並列させて効率よくストレージできるとともに、
追突防止の制御を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、ストレージ部の平面
図である。
【図2】同ストレージ部における要部の平面図である。
【図3】同通常走行部の平面図である。
【図4】同通常走行部における要部の平面図である。
【図5】同通常走行部の側面図である。
【図6】同通常走行部の正面図である。
【図7】同全体の概略平面図である。
【符号の説明】
1 主レール 4 信号・給電装置 5 自走体 6 トロリ装置 7 トロリ装置 8 本体 9 走行駆動装置 13 輪体 17 集電装置 20 第1前方杆 21 第1後方杆 25 検出装置 26 投光器 26A 光軸 27 受光器 30 第1被検出体 31 第2被検出体 35 平行レール 36 平行レール 37 ストレージ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主レールに支持案内されて走行自在な自
    走体を、主レールに支持案内される前後一対のトロリ装
    置と、これらトロリ装置間を相対的に左右揺動自在に連
    結した本体と、前記トロリ装置に設けた走行駆動装置と
    により構成し、前記トロリ装置を各別に支持案内する一
    対の平行レールを有するストレージ部を設け、前記本体
    から、斜め前方に延びる前方杆と斜め後方に延びる後方
    杆とを連設し、前記本体の前部から前方杆の前部に亘っ
    て光電式の追突防止用検出装置を設け、前記本体の後部
    と後方杆の後部とにそれぞれ被検出体を設け、両杆は、
    自走体がストレージ部に位置したとき後方杆の被検出体
    を追突防止用検出装置が検出すべく傾斜させたことを特
    徴とする自走体使用の搬送設備。
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JP2514076B2 (ja) * 1988-09-01 1996-07-10 株式会社ダイフク 搬送用電車の送行制御システム

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